JPH0432137Y2 - - Google Patents

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JPH0432137Y2
JPH0432137Y2 JP1984170259U JP17025984U JPH0432137Y2 JP H0432137 Y2 JPH0432137 Y2 JP H0432137Y2 JP 1984170259 U JP1984170259 U JP 1984170259U JP 17025984 U JP17025984 U JP 17025984U JP H0432137 Y2 JPH0432137 Y2 JP H0432137Y2
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pachinko ball
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はパチンコ遊技店に配置されるパチンコ
遊技機の賞球排出装置や自動玉貸し機等に使用さ
れるパチンコ球排出装置に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
周知の通り、遊技店内に配置されるパチンコ遊
技機の賞球排出装置や自動玉貸し機等のパチンコ
球排出装置は入賞球1個あたりにつき予め決定さ
れた数の賞品球、あるいは遊技客によつて指定さ
れた購入金額に対応した数のパチンコ球を排出す
ることが要求される。
そしてこの種のパチンコ球排出装置は遊技客に
対して排出するパチンコ球数を計数する計数機能
と、所定数のパチンコ球を排出した時にパチンコ
球の排出を停止するストツパ機能とを備えること
が要求される。
従来より慣用的に用いられている玉計数排出装
置としては、島設備の一部をなす補給シユートか
らパチンコ球排出口にいたるパチンコ球の通過経
路の途中に、流下するパチンコ球の自重によつて
1ピツチずつ回転する爪車を臨ませ、上記爪車が
所定ピツチ回転した時にその回転を停止するよう
にしたものや、装置の上部に所定数のパチンコ球
を収納できる揺動可能な玉鞘を配置し、コインを
投入する毎にあるいは遊技球が入賞する毎に上記
玉鞘を揺動させて玉鞘内に収納されたパチンコ球
を排出するようにしたもの等が知られている。
この種の従来のパチンコ球排出装置は、その計
数機能のみを見た場合には十分に高い精度を備え
ているが、メカニカル部品の点数が多いため、そ
の収納スペースが大きくなるという問題があり、
又、近年特に普及しつつある島単位あるいは店内
単位での集中管理を行おうとした場合に、管理シ
ステムのケーブルに機械部品の作動回数等を伝達
するためのイターフエース回路が複雑なものにな
るという問題もあることが指摘されている。
更に、この種のパチンコ球排出装置の場合、作
動回数一回あたりの排出球数が機構的に限定され
るので、賞球排出装置において連続的に入賞球が
発生した場合や自動玉貸し機において遊技客が指
定した購入金額が高い場合等においてたとえ連続
してパチンコ球を排出しても全パチンコ球を排出
するのに時間がかかるという問題もある。
又、特に、入賞領域毎に賞品球数が異なるよう
に設定されたパチンコ遊技機の賞球排出装置の場
合や紙幣識別装置を備え投入金額の範囲で遊技客
が指定した金額に対応した数のパチンコ球を貸し
出す自動玉貸し機の場合は、1動作で排出される
パチンコ球数を変化させるために複雑な連動機構
が必要になり、又、金額あたりの貸出玉数や入賞
球あたりの賞品球数が変更された場合もその調整
が複雑なものとなる問題点をもつ。
ところで、このような問題点は基本的には上記
パチンコ球排出装置がその基本的機能である計数
機能とストツパ機能をメカニカルな機構に依存し
ていることに起因しており、電気的な計数手段と
電磁的に作動するストツパとを組み合わせれば、
このような問題の大半は解決される。
例えば、パチンコ球の流下経路の途中にパチン
コ球の通過を検出するセンサを配設し、該センサ
のオン・オフ動作によつて排出玉数を計数すると
ともに、前記センサの直後にソレノイドのオン・
オフに連動して上記パチンコ球の流下経路中に侵
入する阻止部材を配置し、上記センサが所定数の
パチンコ球の通過を検出すると上記阻止部材によ
つてパチンコ球の流路を遮断するようにしたパチ
ンコ球排出装置が各種案出されている。
先ず、第8図は従来の該種玉排出装置のセンサ
及び阻止部材の構造を原理的に示すものであり、
図中1はパチンコ球の流路を示し、1aはパチン
コ球の流入口、1bはパチンコ球の排出口を各々
示している。当然のことながら流路1はパチンコ
球2が通過し得るのに必要・十分な内径を持つて
おり、流入口1aから流入したパチンコ球2は流
路1を通過して流出口1bから図示せぬ排出口に
至る。
図示する従来のパチンコ球排出装置の場合、流
路1の途中にスリツト1cが形成され、このスリ
ツト1cから流路1内に臨む様に、パチンコ球の
通過を検出するセンサ3及び阻止部材4が配置さ
れる。
先ず、センサ3はパチンコ球が通過する毎にパ
ルスを発生するものであり、このパルスは制御装
置5に加えられ、制御装置5はこのパルスにより
排出されたパチンコ球数をカウントする。
一方、軸4aに枢支された阻止部材4はスプリ
ング6によつて矢示A方向に付勢されるととも
に、ソレノイド7を励磁すると、ソレノイド7の
作動杆7aに軸8aで連結された連結杆8によつ
て矢示B方向にスプリング6の付勢力以上の付勢
力で付勢される。
従つて、ソレノイド7が消磁された初期状態に
おいてソレノイド7を励磁すれば、阻止部材4は
スプリング6の付勢力に抗して軸4aを中心に時
計廻りに回動し、パチンコ球2は流路2を通過し
て排出口1bから排出される。
そして、排出されるパチンコ球がセンサ3を通
過する毎にセンサ3が発生するパルスをカウント
することにより制御装置5は排出されたパチンコ
球数を知り、所定数のパチンコ球が排出されると
ソレノイド7を消磁する。従つて、阻止部材4は
スプリング6による付勢力により軸4aを中心に
して反時計廻りに回動し、その先端が流路1内に
侵入することにより、パチンコ球2の通過を停止
する。
ところでこの種のパチンコ球排出装置の場合、
カウント機能のみを見た場合、近時のセンサ技術
や電子工学の進歩のために極めて高精度なものを
得ることが比較的に容易であるが、そのストツパ
機能に関して見た場合、必ずしも上記カウント機
能に対しての十分な応答性を保証し得るものでは
なかつた。
そこで、以下においてストツパ機能に関して十
分な応答性を保証し得ない要因を具体的に説明し
よう。
先ず、機構的な制約からセンサ3の位置と阻止
部材4の位置を物理的に一致させることは不可能
であり、あるパチンコ球がセンサ3の位置を通過
してから阻止部材4による停止位置に到達するま
でには若干の時間がかかる。
従つて、パチンコ球の排出中に、センサ3があ
るパチンコ球の通過を検出してから若干のタイミ
ングをおいてソレノイド7を消磁しなければなら
ない。
しかしながら、このように若干のタイミングを
おいて阻止部材4を作動させながら、常に所定数
のパチンコ球のみを排出するためには、流路1内
を通過するパチンコ球の流下速度が一定してお
り、センサ3の位置を通過したパチンコ球が阻止
部材4による停止位置に到達する時間が常に一定
していなければならず、且つ、阻止部材4の応答
性も極めて優れていなければならない。
しかるに、現実には流路1内を流下するパチン
コ球の流速や流下間隔は様々な要因のために大き
なバラツキを持つており、パチンコ球の流速に対
して阻止部材4の相対的な作動タイミングが僅か
に早くても所定数のパチンコ球が排出されない可
能性があり、又、パチンコ球の流速に対して阻止
部材4の相対的な作動タイミングが僅かに遅くて
も所定数以上のパチンコ球が排出される可能性も
あるので、所定数のパチンコ球のみを確実に排出
できることは保証されていない。
更に、図示する排出装置の場合、図示の如く阻
止部材4が流路1内に侵入してパチンコ球2の流
下を阻止している状態では、阻止部材4の軸4a
の軸心とパチンコ球の当接点を結ぶ直線に対して
パチンコ球の流下方向後方にパチンコ球の重心が
位置するので、ソレノイド7を励磁して阻止部材
4を流路1外に脱出させる時に阻止部材4はスプ
リング6の張力のみならず、滞留したパチンコ球
2の自重にも抗して回動しなければならない。
従つて、阻止部材4の当接部は著しく摩耗する
問題があるばかりか、ソレノイド7はスプリング
6の張力及び滞留したパチンコ球の自重に抗し得
るのに十分な容量も持たねばならず、ソレノイド
7が大型化するという問題がある。
又、このようにしてソレノイド7を大型化した
場合、ソレノイド7を消磁して阻止部材4を流路
1内に侵入させる時にスプリング6は阻止部材4
とともに慣性重量の大きなソレノイド7を引き寄
せなければならず、そのその応答性はどうしても
低くなり、正確な排出動作が尚更困難になる。
〔問題点を解決するための手段及びその作用〕
本考案はのような問題を解決するためになされ
たものであり、パチンコ球の流路外に退避するこ
とによりパチンコ球の通過を許容するとともに、
パチンコ球の流路内に侵入することによりパチン
コ球の通過を阻止する阻止部材を適宜作動させる
ことにより任意数のパチンコ球を排出できるよう
にしたパチンコ球排出装置において、阻止部材の
作動タイミングが多少前後にずれても、通過させ
なければならない最後のパチンコ球は確実に通過
させ、且つ、停止しなければならない最初のパチ
ンコ球は確実に停止させることができるととも
に、パチンコ球の流路内に侵入した初期状態から
パチンコ球の流路外に退避する時に流路内に滞留
したパチンコ球を押し上げながら退避する必要が
ないようにした阻止部材を有する新規なパチンコ
球排出装置を提供することを目的とする。
要約すれば、本考案のパチンコ球排出装置は、
パチンコ球の流下経路外に退避することによりパ
チンコ球を流下させるとともに、パチンコ球が流
下している流下経路内に任意のタイミングで侵入
することによりパチンコ球の通過を阻止するよう
にされた阻止部材を具備するパチンコ球排出装置
を前提とするものである。本考案において、該阻
止部材は、その当接面上の任意の点が流下するパ
チンコ球と当接することにより前記パチンコ球の
流下を阻止する阻止部材が、前記当接面がパチン
コ球の流下経路に開口された窓から前記流下経路
内に出没可能に、該流下経路の流下方向の前方で
あつて且つ該流下経路から前記阻止部材が侵入す
る側にオフセツトされた回動軸に軸支されてい
る。
更に、該阻止部材の前記当接面は前記回動軸を
中心とした円弧状に形成されるとともに、前記円
弧状の当接面の半径をRと、前記回動軸から前記
流下経路の前記阻止部材が侵入する開口が形成さ
れた側と反対側の内壁面までの距離をLと、パチ
ンコ球の半径をrと各々定義した場合に、次の、
L>R>L−2rの関係が成立する。
従つて、本考案によれば、パチンコ球の流下速
度に対する前記阻止部材の相対的な侵入タイミン
グが若干ずれても、円弧状の阻止部材上に存在す
る全ての点がパチンコ球の流下を停止させるため
の当接点となり得るので、流下が阻止されるパチ
ンコ球の中心、パチンコ球と阻止部材との当接点
及び阻止部材自身の回動軸が直線状に位置する状
態でパチンコ球の流下が阻止されるとともに、阻
止部材が退避する場合にも阻止部材の後方に滞留
する多くのパチンコ球の自重は阻止部材に対して
実質的に負荷として作用しないので、阻止部材は
極めて軽負荷状態で作動することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案を自動玉貸し機に適
用した実施例を詳細に説明する。
先ず、第1図は本考案の1実施例に係るパチン
コ球排出装置を使用した玉貸し機の概略を示して
おり、本体10に蝶番11によつて枢支されたド
ア部12を開いた状態を示している。
本体10の上部には玉貸し機全体の動作を制御
する制御装置13が配置され、制御装置13には
玉貸し機自体を島設備あるいは店内管理室の制御
装置と接続するための端子盤14及び売上表示用
のカウンタ15が設けられている。
又、制御装置13の下方には、遊技客が投入し
たコインを釣銭排出機構16に供給するための漏
斗状のコインホツパ17が配設され、コインホツ
パ17の吐出口は釣銭排出機構16に臨む。そし
てこの釣銭排出機構16の下方には釣銭排出樋1
8が固着されている。
尚、18′は識別された紙幣を図示せぬ紙幣収
納箱に導く紙幣誘導板を示す。
次ぎに、19は遊技客がコインを投入するため
のコイン投入溝を示し、20は公知のコイン選別
機を示す。尚、コイン投入溝19及びコイン選別
機20の位置関係を示すと、先ず、コイン選別機
20はドア部12を締めた時にその下側開口部が
コインホツパ17の上側開口部に臨む位置に配置
され、コイン投入溝19は前記コイン選別機20
の上側開口部の真上になるように配置される。
又、21は釣銭導出路を示し、釣銭導出路21
はドア部12を締めた時にその上側開口部が釣銭
排出樋18の下部開口部に臨む位置に配置され、
釣銭導出路21の下端は釣銭払出口22に臨む。
又、図中23は公知の紙幣識別機を、24,2
5は各々玉貸し中及び玉貸し停止中に点灯する状
態表示ランプを示す。
そして、図中30は本考案の特徴となるパチン
コ球排出装置を示し、このパチンコ球排出装置は
後述の様にコンパクトに構成されるので、ドア部
12の内側の僅かなスペースに収納することが可
能である。
このパチンコ球排出装置30には図示せぬ店内
補給設備の導出シユートに連結された蛇腹状の玉
案内路31の一部をなす曲折した調速路32を介
してパチンコ球を供給され、同じく蛇腹状の玉排
出路33を介して投入金額に対応した個数のパチ
ンコ球をパチンコ球貸出口34から排出する。
次ぎに、その基本的な作用を説明すると、遊技
客がコイン投入溝19に投入したコインはコイン
選別機20で選別されて、コインホツパ17に収
納される。又、遊技客が図示せぬ紙幣挿入溝に挿
入した紙幣は、紙幣識別機23で識別され、紙幣
誘導板18を介して図示せぬ紙幣収納箱に収納さ
れる。
その後遊技客が投入した金額の範囲内で図示せ
ぬ価格指定ボタンを押すと、指定された貸出金額
は制御装置13に伝達され、釣銭がある場合は制
御装置13は釣銭排出機構16を作動させてコイ
ンホツパ17内に収納されているコインを釣銭相
当額排出させる。そしてこの排出されたコインは
釣銭排出樋18・釣銭導出路21を介して釣銭払
出口22から払い戻される。
又、この時同時に制御装置13はカウンタ15
を遊技客によつて指定された金額に対応した回数
カウントさせるので、その日の売上金額がカウン
タ15に表示される。又、この時カウンタ15に
与える出力を端子盤14を介して遊技店の管理シ
ステムに与えるようにしてもよい。
上記のようにして指定金額が決定され、遊技客
に対しての釣銭の払い戻しが行われると、制御装
置13は本考案の特徴となるパチンコ球排出装置
30を作動させて、指定金額に対応した個数のパ
チンコ球を排出させ、このパチンコ球は玉排出路
33を介してパチンコ球貸出口34から遊技客に
対して貸し出される。
それでは次ぎに第2図乃至第7図を参照して本
考案の1実施例にかかるパチンコ球排出装置30
の構造をより具体的に説明しよう。
先ず、第2図は本考案の1実施例にかかるパチ
ンコ球排出装置30の斜視図であり、又、第3図
はパチンコ球排出装置30の表面カバー35を外
した状態で内部構造を示した機構図である。
パチンコ球排出装置の各部材は玉貸し機のドア
部13の裏側に若干傾斜して取り付けられた基板
36上に載置されており、又、32及び33は第
1図にも示した調速路及び玉排出路を各々示して
いる。
尚、ここで調速路32とは流下するパチンコ球
の流速や流下間隔のバラツキを一定の範囲内に調
えるためのものである。即ち、玉案内路31は殆
ど垂直にパチンコ球を流下させるので、玉案内路
31内のパチンコ球の流れが良い場合は流下する
パチンコ球は著しく加速される一方、玉案内路3
1内のパチンコ球の流れが悪い場合は流下するパ
チンコ球は殆ど加速されず、玉案内路31内を流
下するパチンコ球の流速や流下間隔が微妙に変化
するし、図示せぬ上部シユートの詰まり具合や連
続的な払い出し回数や流下するパチンコ球の汚れ
具合等の理由によつてパチンコ球の流速や流下間
隔には極めて大きなバラツキが発生する。
そこで、本実施例では玉案内路31の一部をパ
チンコ球排出装置30の入口付近で概ね水平にな
るように、ドア部13に固着された曲げ金具37
により、大きく曲折させて調速路32となし、玉
案内路31内を流下してきたパチンコ球がパチン
コ球排出装置30内に流入する時点では、その流
下速度や流下間隔のバラツキが極めて僅かのもの
となるようにしている。
即ち、玉案内路31内を流下してきたパチンコ
球は調速路32内に流下した時に大きくリバウン
ドして減速され、調速路32内で水平方向に流れ
の向きを変えられてパチンコ球排出装置30内に
流れ込む。そして調速路32内におけるリバウン
ドによるパチンコ球に対する減速作用は、調速路
32内への侵入速度が速いパチンコ球程大きいの
で、調速路32からパチンコ球排出装置内に流下
するパチンコ球の流下速度や流下間隔のバラツキ
は極めて微細な範囲内に収まるようになされてい
る。
そして、このようにして調速路32で流下速度
及び流下間隔を調整されてパチンコ球排出装置3
0内に流入したパチンコ球は下側誘導壁38及び
上側誘導壁39によつて形成された流下経路31
0を経由して玉排出路33に至るようになされて
いる。
より具体的には、下側誘導壁38及び上側誘導
壁39は基板36に対してビス留めされており、
流下経路310は水平面に対して若干(図示する
実施例では概ね5度)傾斜している。そして流下
経路310の上部開口部311が調速路32に接
続されるとともに、下部開口部312が玉排出路
33に接続されており、調速路32で減速された
パチンコ球は上部開口部311から流下経路31
0内に流れ込み、流下経路310を通過して、下
部開口部312から玉排出路33に流出するよう
になされている。
そして本実施例では、上側誘導壁39はその概
ね中間付近で開口しており、この開口部313か
ら流下経路310に臨む様にセンサ314及び阻
止部材315が配置される。
先ず、センサ314はパチンコ球がその直下を
通過した時にパルス状の信号を発生するものであ
り、パチンコ球の通過をパルス状の信号として検
出できるものである限り、従来より周知の近接セ
ンサや光電センサ等を任意に選択使用することが
できる。
又、阻止部材315は本実施例の特徴的な構成
をなすものであり、回動軸316の軸心を中心と
する円板を概ね1/4に切断した形状であり、回動
軸316に対して回動自在に支持されている。
更に、本考案の特徴点として阻止部材315の
回動軸316は、流下経路310の流下方向の前
方であつて且つ流下経路315から阻止部材31
5が流下経路310内に侵入するための開口部3
13の側にオフセツトされた位置に設けられてい
る。
この阻止部材315に植設されたピン317は
その一端をビス318に係止されたスプリング3
19の他の一端に係止されてビス318方向への
引張力を受けるとともに、阻止部材315に植設
されたピン320は連結杆321を介してソレノ
イド322の作動杆323と連結されている。
従つて、ソレノイド322を消磁した時は、阻
止部材315はスプリング319の引張力によつ
て反時計廻りに回動し、パチンコ球の流下経路3
10内に侵入してパチンコ球の通過を遮断すると
ともに、ソレノイド322を励磁すると、阻止部
材315はスプリング319の引張力に抗して時
計廻りに回動し、流下経路310外に脱出してパ
チンコ球を通過させるようになされている。
又、本考案の特徴的な点としては、阻止部材3
15の当接面315aは軸316の軸心を中心と
した円弧状に形成されている。
更に、本考案の特徴点として第4図に示す様に
円弧状の当接面315aの半径をRと、回動軸3
16から下側誘導壁38の内側面までの距離をL
と、パチンコ球の半径をrと各々定義した場合
に、L>R>L−2rの関係が成立している。
それでは、次ぎに上記事項を参照して本実施例
の動作を説明しよう。
先ず、初期状態においてソレノイド322は消
磁されている。
従つて、阻止部材315はスプリング319の
引張力によつて反時計廻りに回動した状態にあ
り、第4図に示す様にその当接面315aが流下
経路310内に滞留している先頭のパチンコ球に
当接して、パチンコ球の流下を妨げている。
遊技客が正規のコインをコイン投入溝19から
投入するとこのコインはコイン選別機20に受け
付けられ、又、遊技客が正規の紙幣を挿入すると
この紙幣は紙幣識別機23に受け付けられる。そ
してコイン選別機20及び紙幣識別機23は受け
付けた貨幣の額を制御装置13に伝達する。
続いて、遊技客が図示せぬ価格指定ボタンを押
して希望する金額を指定すると、遊技客により指
定された価格も制御装置13に伝達される。
応じて、制御装置13は受け付けた貨幣の額と
指定された金額との差額を算出し、釣銭排出機構
16に釣銭を排出させるとともに、遊技客によつ
て指定された金額に応じてカウンタ15をカウン
タアツプさせる。同時に遊技客によつて指定され
た金額に応じた数値は端子盤14から島設備ある
いは店内管理室の集中管理装置に伝達され、売上
集計の資料として供せられる。
又、これと同時に制御装置13は遊技客によつ
て指定された金額に応じて遊技客に対して貸し出
すパチンコ球数を算出して、パチンコ球の貸し出
し動作を実行する。
具体的には、制御装置13はソレノイド322
を励磁し、ソレノイド322は励磁されることに
より、連結杆321を介して阻止部材315に対
して軸316を中心とした時計廻りの回動力を加
える。
ところで、第4図を参照して既に説明したよう
に、初期状態においては、阻止部材315はその
当接面315aが流下経路310内に滞留してい
る先頭のパチンコ球に当接して、パチンコ球が流
下することを妨げている。本考案において阻止部
材315は軸316の軸心を中心とした扇形状に
形成されているので、阻止部材315のパチンコ
球との当接面315aは軸316の軸心を中心と
した円弧状にある。
従つて、第4図にも示す様に、阻止部材315
はパチンコ球の流下を妨げている初期状態におい
ては、その時の阻止部材315の回動角度が一定
の範囲内に収まつている限り、パチンコ球の中心
P1及びパチンコ球と阻止部材の接点P2及び阻止
部材315の回動軸316の軸心P3が全て一直
線上に並んでいることになり、パチンコ球の中心
P1及びパチンコ球と阻止部材の接点P2を結ぶ直
線の流下方向との間に流下圧力が作用して阻止部
材315を上方へ押し上げることがなく、スプリ
ング319の引張力も小さいものですむ。
従つて、ソレノイド322を励磁して、阻止部
材315に対して時計廻りの回動力を加えた場合
に、阻止部材315の時計廻りの回動の妨げとな
る外力は阻止部材315がパチンコ球との当接面
315aから受ける摩擦力のみであるので、阻止
部材315は流下経路310内に滞留したパチン
コ球を押し上げながら時計廻りに回動する必要が
ないので、スプリング319と関連して、ソレノ
イド322の容量が必要最小限のものであつて
も、阻止部材315は速やかに流下経路310外
に退避して、流下経路310内に滞留しているパ
チンコ球を通過させる。
この様にして阻止部材315の箇所を通過した
パチンコ球は流下経路310の下部開口部312
から玉排出路33を通過してパチンコ球排出口3
4から遊技客に払い出される。
そしてセンサ314が遊技客が指定した金額に
対応した数のパチンコ球が通過したことを検出す
ると、制御装置13はパチンコ球の貸出動作を終
了する。
具体的には、制御装置13はセンサ314が遊
技客が指定した金額に対応した数のパチンコ球が
通過したことを検出してからあるタイミングをお
いてソレノイド322の通電を断ち、ソレノイド
322を消磁する。
ソレノイド322が消磁されると、阻止部材3
15はスプリング319の張力によつて軸316
を中心に反時計廻りに回動し、阻止部材315は
流下経路310内に侵入してパチンコ球の流下を
停止する。
ところで、図示する自動玉貸し機は遊技客によ
つて指定された金額に対応した数のパチンコ球を
払い出すものであるので、一回の作動あたりの貸
出玉数は遊技客の指定によつて異なる。
そして玉案内路312には図示せぬ上部の玉供
給装置からパチンコ球が補給され、玉案内路31
内にはパチンコ球が滞留している。従つて、一回
の作動あたりの貸出玉数が少ない場合は、玉案内
路31内に滞留しているパチンコ球がパチンコ球
排出装置30を介してパチンコ球排出口34から
貸し出されるので、玉案内路31からパチンコ球
排出装置30の流下経路310に流入するパチン
コ球の流速は一般的に遅い。
一方、一回の作動あたりの貸出玉数が多い為あ
るいは自動玉貸し機の作動頻度が高いために、玉
案内路31内に滞留していたパチンコ球が全て排
出され尽くした場合は、図示せぬ上部の玉供給装
置から玉案内路31内に補給されたパチンコ球が
玉案内路31・パチンコ球排出装置・玉排出路3
3・パチンコ球排出口34を介して滞留すること
なく貸し出されることになるが、このようにして
図示せぬ上部の玉供給装置から玉案内路31に補
給されたパチンコ球が玉案内路31内を滞留する
ことなく通過する場合、その流下速度は一般的に
速くなる。
しかしながら、本実施例では玉案内路31を流
下したパチンコ球は、玉案内路31から調速路3
2に流下した時のリバウンド作用によつて減速さ
れた後にパチンコ球排出装置30の流下通路31
0に流入するようになされており、しかも、調速
路32への流入速度の速いパチンコ球ほど調速路
32におけるリバウンド作用が大きく、調速路3
2における減速量が多いので、調速路32からパ
チンコ球排出装置30の流下経路310に流入す
るパチンコ球の流下速度のバラツキの幅は極めて
小さいものとなつている。
しかも、本実施例ではパチンコ球排出装置30
内の流下経路310は僅か5度傾斜しているのみ
であるので、流下経路310を流下するパチンコ
球がセンサ314の直下を通過してから阻止部材
315の停止地点に至る迄に要する時間の誤差は
極めて僅かなものとなつている。
そして、本考案では阻止部材315の当接面3
15aは軸316の軸心を中心とした円弧状に形
成され、この円弧上の当接面315a上に存在す
る全ての点がパチンコ球の流下を阻止する点にな
り得るので、上記の様にパチンコ球がセンサ31
4の直下を通過してから阻止部材315の停止地
点に至る迄に要する時間に若干の誤差があつて
も、確実に遊技客によつて指定された金額に相当
する数のパチンコ球を排出することができる。
そこで、次ぎに図面を参照して、パチンコ球が
センサ314の直下を通過してから阻止部材31
5の停止地点に至る迄に要する時間に若干の誤差
があつた場合の、阻止部材315の作用を、(1)予
定通りのタイミングでパチンコ球が阻止部材31
5の停止位置に到達した場合。(2)パチンコ球が阻
止部材315の停止位置に到達したタイミングが
若干早い場合。(3)パチンコ球が阻止部材315の
停止位置に到達したタイミングが若干遅い場合。
の順に説明しよう。
先ず、第5図は(1)の〔予定通りのタイミングで
パチンコ球が阻止部材315の停止位置に到達し
た場合。〕を示している。
予定通りのタイミングでパチンコ球が阻止部材
315の停止位置に到達した場合は、そのパチン
コ球は阻止部材315と当接点Pa付近で接触す
る。そしてこの時パチンコ球の中心P1と当接点
Paと軸316の軸心P3とは一直線上に並ぶので
パチンコ球はこれ以上を流下することができなく
なり、その位置で停止する。そして阻止部材31
5は惰力によつて更に若干回動するが、阻止部材
316の当接面上のいずれの点も軸316の軸心
から等距離にあるので、阻止部材315はパチン
コ球との当接面がパチンコ球と摺動しながら回動
するのみであり、パチンコ球の停止位置に変動を
与えることはない。
又、この場合パチンコ球の中心P1がパチンコ
球と阻止部材315の当接点Paと軸316の軸
心P3とを結ぶ直線の流下方向前方に位置するこ
とはないので、阻止部材315がパチンコ球を噛
み込むこともなく、又、パチンコ球の中心P1
パチンコ球と阻止部材315の当接点Paと軸3
16の軸心P3とを結ぶ直線の流下方向後方に位
置することもないので、パチンコ球が阻止部材3
15に乗り上げることもない。
次ぎに第6図は(2)の〔パチンコ球が阻止部材3
15の停止位置に到達したタイミングが若干早い
場合。〕を示している。
パチンコ球が阻止部材315の停止位置に到達
したタイミングが若干早い場合は、上記(1)の場合
と比較して阻止部材315の回動角度が少ない内
にパチンコ球と阻止部材315が当接することに
なり、パチンコ球は阻止部材315と当接点Pb
付近で接触することになる。
そしてこの時も、パチンコ球の中心P1と当接
点Pbと軸316の軸心P3とは一直線上に並ぶの
でパチンコ球はこれ以上流下することができなく
なり、その位置で停止する。そして阻止部材31
5は惰力によつて更に若干回動するが、阻止部材
316の当接面上のいずれの点も軸316の軸心
から等距離にあるので、阻止部材315はパチン
コ球との当接面がパチンコ球と摺動しながら回動
するのみであり、パチンコ球の停止位置に変動を
与えることはない。
又、この場合もパチンコ球の中心P1がパチン
コ球と阻止部材315の当接点Pbと軸316の
軸心P3とを結ぶ直線の流下方向前方に位置する
ことはないので、阻止部材315がパチンコ球を
噛み込むこともなく、又、パチンコ球の中心P1
がパチンコ球と阻止部材315の当接点Pbと軸
316の軸心P3とを結ぶ直線の流下方向後方に
位置することもないので、パチンコ球が阻止部材
315に乗り上げることもない。
最後に第7図は(3)の〔パチンコ球が阻止部材3
15の停止位置に到達したタイミングが若干遅い
場合。〕を示している。
パチンコ球が阻止部材315の停止位置に到達
したタイミングが若干遅い場合は、上記(1)の場合
と比較して阻止部材315の回動角度が多くなつ
てからパチンコ球と阻止部材315が当接するこ
とになり、パチンコ球は阻止部材315と当接点
Pc付近で接触することになる。
そしてこの時も、パチンコ球の中心P1と当接
点Pcと軸316の軸心P3とは一直線上に並ぶの
でパチンコ球はこれ以上流下することができなく
なり、その位置で停止する。そして阻止部材31
5は惰力によつて更に若干回動するが、阻止部材
316の当接面上のいずれの点も軸316の軸心
から等距離にあるので、阻止部材315はパチン
コ球との当接面がパチンコ球と摺動しながら回動
するのみであり、パチンコ球の停止位置に変動を
与えることはない。
又、この場合もパチンコ球の中心P1がパチン
コ球と阻止部材315の当接点Pbと軸316の
軸心P3とを結ぶ直線の流下方向前方に位置する
ことはないので、阻止部材315がパチンコ球を
噛み込むこともなく、又、パチンコ球の中心P1
がパチンコ球と阻止部材315の当接点Pcと軸
316の軸心P3とを結ぶ直線の流下方向後方に
位置することもないので、パチンコ球が阻止部材
315に乗り上げることもない。
尚、上記においては、遊技客が指定した金額に
対応した数のパチンコ球が通過したことを検出し
てからあるタイミングにおいてソレノイド322
を消磁するようにした例を示したが、遊技客が指
定した金額に対応した数の次のパチンコ球が通過
したことを検出してからあるタイミングをおいて
ソレノイド322を消磁するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明した様に、本考案によれば、阻止部材
がパチンコ球の流下を停止した時に、阻止部材の
回転中心・阻止部材とパチンコ球の当接点・パチ
ンコ球の中心が一直線上に並ぶので、阻止部材を
戻り回動させて流下経路外に退避させる時に、阻
止部材がパチンコ球を押し戻しながら回動する必
要がなくなり、阻止部材の当接面の摩耗が著しく
減少するとともに、滞留するパチンコ球の流下圧
力が阻止部材を押し上げる力として作用しないの
で、スプリングを弱いものですませることがで
き、ソレノイドの容量を少ないものとすることが
できる。
又、このようにソレノイドの容量を低減できる
ことに伴い、ソレノイドの慣性重量も低減される
ので、ソレノイドの消磁時における動作系全体と
しての応答性が向上し、計数及び排出精度が向上
し、小型にして任意のパチンコ球数を高速に排出
することが可能となる。
又、本考案によれば、阻止部材の当接面は流下
経路の流下方向の前方であつて且つ流下経路から
阻止部材が侵入する側にオフセツトされた回動軸
を中心とした円弧状に形成されるとともに、円弧
状の当接面の半径Rと、回動軸から前記流下経路
の前記阻止部材が侵入する開口が形成された側と
反対側の内壁面までの距離Lと、パチンコ球の半
径rとの間にL>R>L−2rの関係が成立するた
め、阻止部材の侵入時において、阻止部材の回動
角度に誤差が生じても円弧状の当接面の中心角の
範囲内の誤差である限り、パチンコ球は円弧状の
当接面上の何れかの点と接触して停止することに
なる。即ち、本件考案ではパチンコ球を停止させ
るための当接点が阻止部材の回動軸を中心とした
円弧状の当接面上に無限に存在することになるた
め、阻止部材が流下経路内に侵入するタイミング
が、パチンコ球の流下速度に対して相対的に前後
に若干ずれても、確実な停止動作を行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例にかかるパチンコ球
排出装置を適用した自動玉貸し機の概略図、第2
図は本考案の1実施例にかかるパチンコ球排出装
置の斜視図、第3図は本考案の1実施例にかかる
パチンコ球排出装置の機構図、第4図・第5図・
第6図・第7図は各々本考案の1実施例にかかる
パチンコ球排出装置がパチンコ球の通過を阻止し
た状態を示す図、第8図は従来の該種パチンコ球
排出装置の機構図。 30……パチンコ球排出装置、31……玉案内
路、32……調速路、33……玉排出路、310
……流下経路、315……阻止部材、315a…
…当接面、322……ソレノイド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ソレノイドと連結され、該ソレノイドが一方に
    作動した時にパチンコ球の流下経路から退避する
    ことによりパチンコ球を流下させるとともに、前
    記ソレノイドが他方に作動した時にパチンコ球が
    流下している流下経路に侵入することによりパチ
    ンコ球の通過を阻止するようにされた阻止部材を
    具備するパチンコ球排出装置において、 その当接面上の任意の点で流下するパチンコ球
    と当接することにより前記パチンコ球の流下を阻
    止する阻止部材が、前記当接面がパチンコ球の流
    下経路に開口された窓から前記流下経路に出没可
    能に、該流下経路の流下方向の前方であつて且つ
    該流下経路から前記阻止部材が侵入する側にオフ
    セツトされた回動軸に軸支され、 前記阻止部材の前記当接面は前記回動軸を中心
    とした円弧状に形成されるとともに、 前記円弧状の当接面の半径をRと、前記回動軸
    から前記流下経路の前記阻止部材が侵入する開口
    が形成された側と反対側の内壁面までの距離をL
    と、パチンコ球の半径をrと各々定義した場合
    に、L>R>L−2rの関係が成立することを特徴
    とするパチンコ球排出装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238306U (ja) * 1975-06-10 1977-03-18
JPS5822783U (ja) * 1981-08-05 1983-02-12 三菱電機株式会社 スピ−カシステムのネツトワ−ク

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238306U (ja) * 1975-06-10 1977-03-18
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