JP2732199B2 - メダル遊技機のメダルセレクター - Google Patents
メダル遊技機のメダルセレクターInfo
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Description
ルを連続投入して遊技を行うスロットマシン等の遊技機
に関し、特に予め定めた一遊技あたりの最大投入数及び
クレジットの最大貯留数以上のメダルの投入を阻止する
ようにしたメダルセレクターに関する。
ては、予め定めた一遊技あたりの最大投入数及びクレジ
ットの最大貯留数以上のメダルを投入しようとした場
合、最大投入メダル数を超えて投入されたメダルはメダ
ルセレクターにより流下経路を変更して返却されてい
た。
図5に示す。図5は、メダルセレクター200を遊技機内
部から見た状態の正面図である。このメダルセレクター
200は、遊技機の前面パネルに設けたメダル投入口210か
ら樋部材220を経て遊技機内部に設けたメダル払出装置
(図示せず)へメダルを流下させるようにしたものであ
り、樋部材220の途中に、メダルが予め設定した規定値
(例えば直径や厚みなど)に合致しない場合に該メダル
を選別して遊技機外へ排出するメダル選別装置240と、
メダルの通過を検出して投入メダル数を計数するメダル
カウントセンサー250とを設けるとともに、メダル選別
装置240とメダルカウントセンサー250との間のメダル流
下路260に、メダルカウントセンサー250が予め定めた一
遊技あたりの最大投入数及びクレジットの最大貯留数を
カウントした場合にメダル流下路260から退避して、メ
ダル流下路260を流下するメダルを遊技機外へ排出する
メダルブロッカー270とが設けてある。
流下経路の変更方法を説明する。メダル投入口210から
投入されたメダルは、樋部材220内をメダル払出装置に
向かって流下する。このメダルが予め設定された規定値
に合致しない場合、例えば規定の直径よりも小さいメダ
ルは、メダル選別装置240により遊技機の前面パネルの
下部に設けたメダル受皿(図示せず)へ返却する。
ル流下路260を流下してメダル払出装置内に取り込まれ
るが、メダル払出装置内に取り込まれるメダル数は、メ
ダルカウントセンサー250によりカウントされる。そし
て、メダルカウントセンサー250により予め定めた一遊
技あたりの最大投入数及びクレジットの最大貯留数、例
えば50個のメダルが検出されると、メダルブロッカー
270を作動させて、メダル流下路260を流下するメダルを
遊技機の前面パネルの下部に設けたメダル受皿へ返却す
る。
のメダルセレクター200では、メダルカウントセンサー2
50が予め定めた一遊技あたりの最大投入数及びクレジッ
トの最大貯留数、例えば50個のメダルを検出した後
に、メダルブロッカー270を作動させている。すなわ
ち、メダルカウントセンサー250が規定数のメダルをカ
ウントしてから、メダルブロッカー270を作動させるま
での間に若干のタイムラグが生じることとなる。
では、メダルが連続状態で投入された場合において、メ
ダルをメダル払出装置へ流下させる受け入れ状態から、
メダルを遊技機外へ排出する返却状態に切り替わる際
に、メダルブロッカー270が作動する以前に規定数を超
えるメダル、例えば51個目のメダルがメダルブロッカ
ー270を通過してしまい、カウントされないメダルが遊
技機内に取り込まれてしまう、いわゆる呑み込み現象が
発生するおそれがある。
であっても、規定数以上のメダルが遊技機内に取り込ま
れてしまう、いわゆる呑み込み現象を確実に阻止できる
メダルセレクターの開発が望まれていた。
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、メダル流下部材(30)には、メダル投入口(20)とメダ
ル選別装置(100)との間に位置し、メダル流下部材(30)
を流下するメダルをカウントする投入メダルカウント装
置(80)と、この投入メダルカウント装置(80)とメダル選
別装置(100)との間に位置し、前記投入メダルカウント
装置(80)が予め定めた一定数のメダルをカウントした場
合に作動して、投入したメダルの流下を一時的に阻止す
るメダル流下阻止装置(90)とを備えたことを特徴とす
る。
ば、メダル投入口(20)から投入されたメダルは、先ず投
入メダルカウント装置(80)により計数される。そして、
予め定めた一遊技あたりの最大投入数及びクレジットの
最大貯留数を超えるメダル、例えば規定メダル数が50
個の場合には51個目のメダルを検出すると、メダル流
下阻止装置(90)を作動して該51個目のメダルの流下を
一時的に阻止する。その後、適宜の時間、例えば400
〜1000msecが経過した後、メダルブロッカー(1
30)を作動させて、メダルをメダル流下部材(30)から排
除させる。
規定値に合致しないメダルが流下してくると、該メダル
をメダル流下路(50)から排除する。具体的には、例えば
遊技機の前面パネルに設けたメダル受皿に排出したり、
また、規定値よりも厚いメダルの流下を止めたりする。
また、取込メダルカウント装置(80)では、遊技機内のメ
ダル収納部、例えばメダル払出装置へ取り込まれるメダ
ル数を計数する。そして、予め定めた一遊技あたりの最
大投入数及びクレジットの最大貯留数、例えば50個目
のメダルを検出すると、メダルブロッカー(130)を作動
してメダルの流下経路を切り替え、以後に流下してくる
メダルを遊技機の前面パネルに設けたメダル受皿に排出
する。
め定めた一遊技あたりの最大投入数及びクレジットの最
大貯留数のメダルを遊技機内に取り込んだら、メダルブ
ロッカー(130)を作動させて、それ以上のメダルを遊技
機内に取り込まないようにするのであるが、規定数以上
のメダルは、メダル流下阻止装置(90)により一時的に流
下を阻止される。
た場合であっても、規定数以上のメダル、例えば51個
目のメダルは、規定数のメダル、例えば50個目のメダ
ルに連続して流下しない。すなわち、メダルブロッカー
(130)が作動して、メダルをメダル収納部へ流下させる
受け入れ状態から、メダルを遊技機外へ排出する返却状
態に切り替わる間は、メダル流下阻止装置(90)によっ
て、メダルがメダル流下路(50)を流下しないので、メダ
ルブロッカー(130)が確実に作動する。このため、カウ
ントされないメダルが遊技機内に取り込まれてしまう、
いわゆる呑み込み現象が発生することがない。
あり、図1はメダルセレクターを遊技機内部からみた状
態の正面図、図2はメダル流下阻止部材の側断面図、図
3はメダル流下阻止装置の斜視図、図4はメダル流下阻
止装置の他の実施例の正面図を各々示す。
た一遊技あたりの最大投入数及びクレジットの最大貯留
数のメダルを50個として説明する。本発明に係るメダ
ルセレクター10は、遊技機の前面パネルに設けたメダル
投入口20から樋状のメダル流下部材30を経て遊技機内部
に設けたメダル収納部であるメダル払出装置(図示せ
ず)へメダルMを流下させるようにしたものである。
厚さよりも若干広い幅を有し、内部をメダルMがころが
りながら流下する。このメダル流下部材30には、メダル
流下路50の上端側にメダル投入口20に連通するようにメ
ダル取入口60が設けてあり、下端側にメダル払出装置に
向かう流下路(図示せず)に連通するようにメダル取出
口70が設けてある。また、メダル流下部材30は、メダル
取入口60からメダル取出口70に向かってメダル流下路50
が下り傾斜するとともに、メダル流下部材30の上辺が下
辺よりも遊技機の内側に位置するように傾斜して遊技機
に取り付けられている。すなわち、メダル取入口60から
流入したメダルMは、上部を遊技機内部に向けて傾けた
状態でメダル取出口70に向かってころがり落ち、メダル
取出口70からメダル払出装置に向かって流下する。
入口60から、その流下方向に沿って、メダル取出口70ま
での間に、メダル取入口60を通過したメダルMを検出し
て投入されたメダル数を計数する投入メダルカウント装
置80と、メダル取入口60から流下してきたメダルの流下
を阻止するメダル流下阻止装置90と、メダルが予め設定
した規定値に合致しない場合に、該メダルを選別して遊
技機外へ排除するためのメダル選別装置100と、メダル
を機外に返却するためのメダル排出口110と、メダル払
出装置に取り込まれるメダル数を計数する取込メダルカ
ウント装置120とが配設されている。
流下部材30のメダル取入口60近傍に設けられ、2個の近
接センサーを上下に並設して構成され、メダル取入口60
を通過したメダルMを検出して投入されたメダル数を計
数する。上記メダル流下阻止装置90は、メダル流下部材
30のメダル流下路50内に出没する円筒状のソレノイド91
と、このソレノイド91の円筒中心内に位置して、ソレノ
イド91を摺動可能に支える鉄芯92とからなる。
ネからなる付勢部材133の付勢により、ソレノイド91の
先端部がメダル流下部材30内から退避するように位置し
ている(図2実線)。この状態では、メダル流下部材30
のメダル流下路50をメダルMが自由に流下することがで
きる。そして、上記した投入メダルカウント装置80が、
予め定めた一遊技あたりの最大投入数及びクレジットの
最大貯留数以上のメダルM(51個目のメダル)を検出
すると、ソレノイド91を励磁してバネ93の付勢に抗して
ソレノイド91の先端部をメダル流下部材30内に突出さ
せ、ソレノイド91の先端部でメダル流下部材30のメダル
流下路50を流下する51個目のメダルMを押さえつけ
て、メダルMの流下を阻止する(図2破線)。
技機内部に取り込んだメダル数が、予め定めた一遊技あ
たりの最大投入数及びクレジットの最大貯留数未満(5
0個未満)となった場合には、ソレノイド91を消磁す
る。ソレノイド91を消磁すると、ソレノイド91はバネ93
の付勢によりメダル流下部材30の外に向かって引っ張ら
れ、ソレノイド91の先端部はメダル流下部材30内から退
避して、メダル流下部材30のメダル流下路50をメダルM
が自由に流下する状態に戻る。
設定した規定値に合致しない場合に、該メダルを選別し
て遊技機外へ排除するための装置であって、例えばメダ
ルの直径が規定値に達しない場合には、該メダルを遊技
機外に排出し、また、メダルの厚みが規定値を越える場
合には、該メダルの流下を阻止させることでメダルの選
別を行い、メダル流下部材30の遊技機内側に位置する側
面に開口した選別開口部を備える。
下辺101はメダル流下部材30のメダル流下路50の底面よ
り若干上方に位置し、上辺102はメダル流下路50を流下
する正規メダルMの高さ(直径)よりも若干下方に位置
している。この上辺102の位置を調整することにより、
選別するメダルMの直径を調節することができる。すな
わち、上辺102の位置をメダル流下路50の底面に近づけ
れば近づけるほど、選別するメダルMの直径を小さくす
ることができる。
に、メダル流下部材30の上辺が下辺よりも遊技機の内側
に位置するように傾斜して遊技機に取り付けられてい
る。したがって、メダル流下部材30のメダル流下路50を
流下する正規のメダルMは、メダル流下部材30の遊技機
内側の側面に支えられて、メダル選別装置100を通過す
る。一方、例えば正規のメダルMよりも小さい直径を有
するメダルは、メダル選別装置100を通過する際に、メ
ダルの上方を支えるメダル流下部材30の側面が存在しな
いため、遊技機の内側に向かって倒れ込み、メダル排出
路(図示せず)を経由して前面パネルの下方に設けたメ
ダル受皿に排出される。
するメダルは、上記したメダル選別装置100により選別
するが、正規のメダルMよりも大きい直径を有するメダ
ルは、メダル投入口20の大きさを正規のメダルMよりも
若干大きくすることで選別することができる。すなわ
ち、メダル投入口20よりも大きい直径を有するメダル
は、そもそもメダル投入口20に投入できない。
例えばメダル選別装置100の通路内の溝幅よりも厚いメ
ダルは、メダル選別装置100を通過することができな
い。上記メダル排出口110には、メダル排出口110を塞ぐ
ようにメダルブロッカー130が取り付けてある。このメ
ダルブロッカー130は、メダル流下部材30の幅方向に揺
動可能に取り付けてあり、一側面にメダルブロッカー13
0を揺動させるための駆動装置131が取り付けてある。こ
の駆動装置131は、ソレノイドからなり、プランジャの
先端部をメダルブロッカー130の一側面に取り付けであ
る。そして、常には、バネ等の付勢部材(図示せず)の
付勢によりプランジャが突出した状態となっており、メ
ダルブロッカー130はメダル排出口110を塞いでいる。ソ
レノイドが励磁すると、付勢部材の付勢に抗してプラン
ジャが吸引され、プランジャに連結したメダルブロッカ
ー130が遊技機前面に向かって揺動してメダル流下路50
から退避し、メダル排出口110が開口する。一方、ソレ
ノイドが消磁すると、プランジャが付勢部材の付勢によ
り突出し、メダルブロッカー130がメダル排出口110を塞
ぐ状態に戻る。
に、常には、メダル排出口110を塞いで、メダル流下部
材30のメダル流下路50をメダルMが流下する状態となっ
ている。そして、投入メダルカウント装置80が、予め定
めた一遊技あたりの最大投入数及びクレジットの最大貯
留数(50個)のメダルMを計数すると、所定時間経過
後(例えば400〜1000mec)にソレノイドを励磁
してプランジャを吸引し、メダルブロッカー130がメダ
ル排出口110から外れて、メダル流下路50を流下してき
たメダルMはメダル排出口110から、前面パネルの下方
に設けたメダル受皿(図示せず)に排出される。その
後、メダルMが遊技に使用されて、遊技機内部に取り込
んだメダル数が、予め定めた一遊技あたりの最大投入数
及びクレジットの最大貯留数未満(50個未満)となっ
た場合には、ソレノイドを消磁してプランジャを突出さ
せ、メダルブロッカー130がメダル排出口110を塞いで、
メダル流下部材30のメダル流下路50をメダルMが流下す
る状態に戻る。
ル流下部材30のメダル取出口70近傍に設けられ、メダル
流下方向に並設した2個の光センサーから構成されてい
る。また、この取込メダルカウント装置120は、メダル
流下部材30のメダル流下路50を流下してメダル取出口70
からメダル払出装置に取り込まれるメダル数を計数す
る。
ル流下方向に並設した2個の光センサーにより構成した
のは、流下するメダル数を計数するほかに、メダルMが
通過する方向を検知して不正行為を防止するためであ
る。すなわち、メダル流下路50の上流側から下流側に向
かって流下するメダルMを検出した場合には、計数値に
「1」を加算し、反対にメダル流下路50の下流側から上
流側に向かうメダルMを検出した場合には、計数値から
「1」を減算することにより、正規に投入されたメダル
Mのみを計数するようにしたものである。
ダル取入口60から取り入れられたメダルは、まず、投入
メダルカウント装置80によりカウントされる。そして、
取り入れられたメダル数が、予め定めた一遊技あたりの
最大投入数及びクレジットの最大貯留数以上のメダルM
(51個目のメダル)を検出すると、メダル流下阻止装
置90が作動し、ソレノイド91の先端部でメダル流下部材
30のメダル流下路50を流下する51個目のメダルMを押
さえつけて、以降のメダルMの流下を阻止する(図2破
線)。
50枚目のメダルがカウントされると、投入メダルカウ
ント装置80から取込メダルカウント装置120まで、50
枚目のメダルが流下する時間(例えば300〜500m
sec)が経過した後(例えば400〜1000mse
c)に、メダルブロッカー130を作動させ、メダル排出
口110を開放させる。
が、50枚目のメダルをカウントした後にオフ状態とな
っても、メダル払出装置へ取り込まれながらも、取込メ
ダルカウント装置120でカウントされない、いわゆる呑
み込み現象が生じることがない。また、上記したメダル
流下阻止装置90及びメダルブロッカー130の動作によれ
ば、例えば規定数のメダルM(50個目のメダル)が正
規のメダルMの直径よりも小さいメダルであった場合に
は、このメダルは投入メダルカウント装置80により計数
されたにもかかわらず取込メダルカウント装置120によ
り計数されない。このため、実際には50個目のメダル
Mの流下をメダル流下阻止装置90により阻止することと
なる。したがって、この場合、取込メダルカウント装置
100において、50枚目のメダルをカウントした後、投
入メダルカウント装置80から取込メダルカウント装置12
0まで、50枚目のメダルが流下する時間(例えば30
0〜500msec)が経過しても、取込メダルカウン
ト装置120により50枚目のメダルがカウントされない
場合には、メダルブロッカー130を作動させず、メダル
流下阻止装置90のソレノイド91を消磁し、メダル流下部
材30のメダル流下路50をメダルMが自由に流下する状態
に戻して、50枚目のメダルを1枚だけ流下させ、その
後、再びソレノイド91を励磁させて51枚目以降のメダ
ルMの流下を阻止する。この処理を行うことで、この流
下したメダルが取込メダルカウント装置120により50
枚目のメダルとしてカウントされることになる。
に連続して次のメダルMが流下し、メダル流下阻止装置
90の役目を果たさないように思われる。しかし、メダル
流下阻止装置90はメダル流下路50の上端部に設けられて
いるので、メダル流下阻止装置90によりメダルMの流下
を阻止している状態では、次のメダルMをメダル投入口
20に投入することができない。したがって、一定時間経
過後にメダル流下阻止装置90の作動が解除され、メダル
Mの流下を再開した場合であっても、次のメダルMを投
入するまでに若干の時間を要し、特に問題とはならな
い。
ウント装置80を上下に2個並設した近接センサーにより
構成した。これは、センサーを1個とし、このセンサー
がメダルの中央部を検出するように配置すると、連続し
てメダルMが投入された場合にメダルMとメダルMとの
間隔を検出することができず、投入メダルMの検出が不
安定となるためである。このため、連続して投入したメ
ダルMを確実に検出できる場合にはセンサーが1個であ
っても一向に差し支えない。また、メダル流下阻止装置
90の動作を更に確実にするために、2個の近接センサー
を直列に結線したり、両近接センサーの検出出力をAN
D処理し、2個の近接センサーの両方が投入メダルを検
出した場合にのみメダル流下阻止装置90が作動するよう
にすることもできる。
装置80を近接センサーにより構成したが、投入メダルカ
ウント装置80は投入したメダルMを計数できればどのよ
うな装置でもよく、例えば、光センサーであってもよ
い。図4は、メダル流下阻止装置90の他の実施例であ
る。このメダル流下阻止装置130は、メダル流下部材30
のメダル流下路50内に出没するプランジャ141と、この
プランジャ141を駆動するソレノイド142からなる。
ランジャ141がバネからなる付勢部材としてのバネ143の
付勢によりソレノイド142内に没入しており、プランジ
ャ141の先端部はメダル流下部材30の外に位置している
(図4実線)。この状態では、メダル流下部材30のメダ
ル流下路50をメダルMが自由に流下することができる。
一方、上記した投入メダルカウント装置80が、予め定め
た一遊技あたりの最大投入数及びクレジットの最大貯留
数以上のメダルM(51個目のメダル)を検出すると、
ソレノイド142を励磁してバネ143の付勢に抗してプラン
ジャ141の先端部をメダル流下部材30内に突出させ、プ
ランジャ141の先端部でメダル流下部材30のメダル流下
路50を流下する51個目のメダルMを押さえつけて、メ
ダルMの流下を阻止する(図4破線)。
ンジャ141はバネ143の付勢によりソレノイド142内に没
入し、プランジャ141の先端部はメダル流下部材30の外
に位置して、メダル流下部材30のメダル流下路50をメダ
ルMが自由に落下する状態に戻る。
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
に記載の発明によれば、予め定めた一遊技あたりの最大
投入数及びクレジットの最大貯留数のメダルが投入され
ると、メダル流下阻止装置が作動し、それ以上のメダル
がメダル流下部材を流下するのを一時的に阻止される。
一方、メダルブロッカーは、メダル流下阻止装置が作動
してから所定時間経過後に、作動し、メダルを機外へ返
却する状態となる。
た場合であっても、規定数以上のメダルは、規定数のメ
ダルに連続して流下しない。そこで、メダルブロッカー
が作動するまでの間、すなわちメダルをメダル収納部へ
流下させる受け入れ状態から、メダルを遊技機外へ排出
する返却状態に切り替わる間は、メダル流下阻止装置に
より、一遊技あたりの最大投入数及びクレジットの最大
貯留数を越えたメダルは、メダル流下路を流下しないの
で、取込メダルカウント装置でカウントされないメダル
が遊技機内に取り込まれてしまう、いわゆる呑み込み現
象の発生を確実に防止することができる。
正面図である。
る。
状態の正面図である。
口 30 メダル流下部材 50 メダル流下
路 60 メダル取入口 70 メダル取出
口 80 投入メダルカウント装置 90 メダル流下
阻止装置 91 ソレノイド 92 鉄芯 93 バネ 100 メダル選別
装置 101 下辺 102 上辺 110 メダル排出口 120 取込メダ
ルカウント装置 130 メダルブロッカー 131 駆動装置 140 メダル流下阻止装置 141 プランジ
ャー 142 ソレノイド 143 バネ 200 メダルセレクター 210 メダル投
入口 220 樋部材 240 メダル選
別装置 250 メダルカウントセンサー 260 メダル流
下路 270 メダルブロッカー M メダル
Claims (1)
- 【請求項1】 メダル投入口から投入したメダルを遊技
機内部に設けたメダル収納部に流下させるメダル流下部
材と、 このメダル流下部材の長さの途中に設けられ、メダル流
下部材を流下するメダルをカウントする取込メダルカウ
ント装置と、 この取込メダルカウント装置とメダル投入口との間に位
置し、前記メダル流下部材を流下するメダルが予め設定
した規定値に合致しない場合には、該メダルをメダル流
下部材から排除させるメダル選別装置と、 このメダル選別装置と取込メダルカウント装置との間に
位置し、取込メダルカウント装置が予め定めた一定数の
メダルをカウントした場合に作動して、メダル流下部材
を流下するメダルをメダル流下部材から排除させるメダ
ルブロッカーとを備えたメダル遊技機のメダルセレクタ
ーにおいて、 上記メダル流下部材には、メダル投入口とメダル選別装
置との間に位置し、メダル流下部材を流下するメダルを
カウントする投入メダルカウント装置と、この投入メダ
ルカウント装置とメダル選別装置との間に位置し、前記
投入メダルカウント装置が予め定めた一定数のメダルを
カウントした場合に作動して、投入したメダルの流下を
一時的に阻止するメダル流下阻止装置とを備えたことを
特徴とするメダル遊技機のメダルセレクター。
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