JP2003062320A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003062320A
JP2003062320A JP2001252376A JP2001252376A JP2003062320A JP 2003062320 A JP2003062320 A JP 2003062320A JP 2001252376 A JP2001252376 A JP 2001252376A JP 2001252376 A JP2001252376 A JP 2001252376A JP 2003062320 A JP2003062320 A JP 2003062320A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メダル投入口から行われる不正を防止するこ
と。 【解決手段】 本発明は、投入されたメダルの真偽を判
定するセレクタ4を備えている遊技機であり、このセレ
クタ4として、複数枚のメダルを投入できる投入口22
と、投入口22から投入された複数枚のメダルを一枚ず
つ整列して略直立状態にして方向転換しながら送出する
整列部41と、整列部41から略直立状態で送出された
メダルをベルトによって押圧搬送し、搬送経路途中でメ
ダルの大きさに応じた分別を行う分別部42とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチスロ機やスロ
ットマシン、その他アミューズメントゲーム機のよう
に、投入されたメダルの真偽を判定し、真性メダルの枚
数をカウントして遊技を開始できる状態にする遊技機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技機としては、スロットマシ
ンやパチスロ機等のように、予め定められた所定の条件
の成立を契機として、複数の図柄列の可変表示およびそ
の停止を行わせしめ、可変表示の停止した際の表示態様
により一遊技の結果を決定するとともに、決定した結果
に応じて遊技者に遊技価値を付与するものが広く知られ
ている。
【0003】このような遊技機では、正面パネルの内側
に、メダルの投入口と連通する通路が斜め下方へ設けら
れており、投入口から投入されたメダルが通路を自然落
下してメダル払い出し装置へ貯まるようになっている。
【0004】また、通路の途中にはセンサが設けられて
おり、通過するメダルの大きさを検知して、真性メダル
より小さいメダルや大きいメダルが通過してきた場合に
は経路を変更して、そのメダルを受け皿等へ戻すように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな遊技機においては、メダルの投入口から通路のセン
サまでの経路が単純であり、例えば薄板や糸の付いたメ
ダルを投入口から入れてセンサを不正に動作させたりす
ることで、実際には正当なメダルを投入していないにも
かかわらずメダルの計数機能を働かせるといった不正行
為を十分に防止できないという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成されたものである。すなわち、本
発明は、投入されたメダルの真偽を判定するセレクタを
備えている遊技機であり、このセレクタとして、複数枚
のメダルを投入できる投入口と、投入口から投入された
複数枚のメダルを一枚ずつ整列して略直立状態にして方
向転換しながら送出する整列部と、整列部から略直立状
態で送出されたメダルをベルトによって押圧搬送し、搬
送経路途中でメダルの大きさに応じた分別を行う分別部
とを備えている。
【0007】このような本発明では、投入口から投入し
た複数枚のメダルを整列部にて一枚ずつ整列させ、略直
立状態にして方向転換しながら送出する。このような方
向転換によって投入口からメダル払い出し装置までの経
路が長く、しかも曲がりを持つことから、不正を行いに
くくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。ただし、ここでは、本発明の遊技機
としてパチスロ機を例として説明を行う。
【0009】〔概略構成の説明〕先ず、標準的なパチス
ロ機の構成について説明する。図1は、パチスロ機の一
例の外観構成を示す正面図である。図例のように、パチ
スロ機1は、前面パネル部2と、これを開閉自在に支持
する箱型のキャビネット部3とから構成される。
【0010】前面パネル部2には、各リールの図柄を3
コマ分ずつ表示可能な図柄表示窓21と、遊技媒体であ
るメダルを投入するためのメダル投入口22と、図柄表
示窓21の左側に位置するランプ部23(1枚賭けラン
プ部23a、2枚賭けランプ部23b、3枚賭けランプ
部23c)と、図柄表示窓21の右側に位置するランプ
部24(インサートメダルランプ部24a、ウィンラン
プ部24b、ボーナスゲームランプ部24c、ビッグボ
ーナスゲームランプ部24d、ゲームオーバーランプ部
24e、リプレーランプ部24f)と、図柄表示窓21
の下側に位置する表示部25(クレジット表示部25
a、ペイアウト表示部25b、ボーナスゲーム回数表示
部25c)と、図柄表示窓21の上方に位置する液晶パ
ネル部26と、遊技者が操作する操作ボタン(MAXベ
ットボタン27c、スタートレバー27d、リール毎に
設けられたストップボタン27e)と、メダルを排出す
るためのメダル払い出し口28と、そのメダルが排出さ
れるメダル受け皿29と、が設けられている。また、前
面パネル部2の裏側には、メダル投入口22に接続さ
れ、投入されたメダルの真偽や枚数を判別するメダル判
別装置(ただし不図示)が設けられている。
【0011】図2は、パチスロ機の一例の内部構成を示
す概略図である。キャビネット部3の内部には、外周面
上に複数の図柄がプリントされた3個のリール31a〜
31cと、各リール31a〜31cの回転制御をはじめ
とした各種制御に必要な回路基板32と、多数枚(例え
ば2000枚)のメダルを貯留および払い出し可能なメ
ダル払い出し装置34と、各種効果音を出力するスピー
カ35と、各部への電源供給を行う電源ボックス36
と、が組み込まれている。
【0012】〔遊技の概要の説明〕次に、以上のように
構成されたパチスロ機1を使用した遊技の手順およびそ
の際のパチスロ機1での動作の概要について説明する。
パチスロ機1を使用して遊技する場合、遊技者は、先
ず、メダル投入口22にメダルを投入する。このとき、
前面パネル部2では、遊技者にメダル投入を促すべく、
インサートメダルランプ部24aが点灯している。
【0013】メダルの投入があると、メダル投入口22
に接続するメダル判別装置は、投入されたメダルが有効
なものであるか否かを判別する。そして、メダル判別装
置で所定の条件に照らし合格と判別されたメダルは、有
効なメダルとしてカウントされ、メダル払い出し装置3
4へと送られる。一方、不合格のメダルは、カウントさ
れずにメダル払い出し口28から返却される。
【0014】有効なメダルがカウントされると、前面パ
ネル部2では、そのカウント枚数に応じてランプ部23
が点灯する。例えば、カウント枚数が1枚であれば、1
枚賭けランプ部23aが点灯し、賭数が1枚に設定され
たことおよび入賞ラインが1本であることを遊技者に報
知する。カウント枚数が2枚であれば、1枚賭けランプ
部23aおよび2つの2枚賭けランプ部23bが点灯
し、賭数が2枚に設定されたことおよび入賞ラインが3
本であることを遊技者に報知する。カウント枚数が3枚
であれば、1枚賭けランプ部23a、2つの2枚賭けラ
ンプ部23bおよび2つの3枚賭けランプ部23cが全
て点灯し、賭数が3枚に設定されたことおよび入賞ライ
ンが5本であることを遊技者に報知する。このように、
ランプ部23は、3個のリール31a〜31c上におけ
る有効ラインを表示する役割も兼ねている。
【0015】また、カウント枚数が4枚以上であれば、
前面パネル部2では、3枚を超えた枚数分をクレジット
表示部25aがデジタル表示する。クレジット表示部2
5aによる表示(クレジット表示)は、メダルの投入毎
に1ずつ加算更新される。なお、クレジット数が予め設
定された制限数(例えば50)に達した等の理由によっ
て、インサートメダルランプ部24aが消灯していると
きにメダル投入があると、そのメダルはカウントされず
にメダル払い出し口28から返却される。
【0016】ところで、メダルの賭数がない状態でクレ
ジット表示部25aの表示が既に3以上となっている場
合に、遊技者がMAXベットボタン27cを押下する
と、クレジット表示が3減算更新されるとともに、ラン
プ部23が全て点灯し、賭数が3枚に設定される。この
ように、賭数の設定は、メダル投入のみならず、MAX
ベットボタン27cの押下によって行うことも可能であ
る。ただし、クレジット表示部25aの表示が1または
2の場合には、MAXベットボタン27cの押下によっ
て、そのクレジット数に応じた賭数(1枚または2枚)
が設定されることになる。
【0017】メダル投入口22へのメダル投入またはM
AXベットボタン27cの押下によって、遊技者はスタ
ートレバー27dの操作が可能となる。このとき、前面
パネル部2では、ランプ点灯等によりその旨を遊技者に
報知するようにしてもよい。3枚の賭数の設定後、遊技
者が遊技開始を要求するためスタートレバー27dを操
作すると、3個のリール31a〜31cは、ステッピン
グモータの駆動によって回転し、図柄の可変表示を開始
する。その後、遊技者がストップボタン27eを押下す
ると、各ストップボタン27eに対応するリール31a
〜31cがそれぞれ個別に停止する。ただし、遊技者が
ストップボタン27eを押下しない場合には、所定時間
の経過後に各リール31a〜31cが自動的に停止す
る。
【0018】全てのリール31a〜31cが止まると、
一遊技が終了するとともに、そのときの図柄表示窓21
の有効ライン(入賞判定ライン)上に揃った図柄の組み
合わせが予め定められた「当選役」と比較され、遊技の
結果、すなわち入賞の有無が判定される。このとき、図
柄表示窓21に表示される横3列と斜め対角線上2列の
合計5列が入賞判定ラインとなる。なお、図柄の比較及
び判定は、回路基板32上に実現される後述の制御機能
によって行われる。
【0019】遊技結果には、大別すると、「当たり」と
「はずれ」と「再遊技」がある。また、「当たり」の例
としては、「小当たり(小役)」と「中当たり(レギュ
ラーボーナス)」と「大当たり(ビッグボーナス)」と
がある。
【0020】例えば、後述する以外の図柄である小役図
柄が入賞判定ライン上に揃うと、遊技結果は、「当た
り」の中の「小役」となり、揃った図柄の種類に応じて
予め定められた枚数(例えば2枚〜15枚)分だけメダ
ルが払い出され、クレジット表示の加算またはメダル払
い出し口28からの払い出しが行われる。この場合、遊
技者には、前面パネル部2のウィンランプ部24bの点
灯によって遊技結果が小役入賞であることが報知され
る。さらには、ペイアウト表示部25bによるデジタル
表示によって、メダルの払い出し枚数が報知される。
【0021】また、レギュラーボーナス図柄(例えば
「BAR」)が入賞判定ライン上に揃うと、遊技結果
は、「当たり」の中の「レギュラーボーナス」となり、
所定枚数(例えば15枚)のメダル払い出しに加えて、
「レギュラーボーナスゲーム」と呼ばれる特別遊技を所
定遊技数だけ行うことが可能となる。この場合、遊技者
には、前面パネル部2のボーナスゲームランプ部24c
の点灯によって遊技結果がレギュラーボーナス入賞であ
ることが報知される。
【0022】レギュラーボーナスゲーム時には、遊技者
にとって有利な特別遊技が所定遊技数(例えば最大12
回)だけ続く。レギュラーボーナスゲームでは、遊技毎
の賭数が1枚しか認められないが、入賞判定ライン上に
所定図柄(例えば「JAC」)を揃えることにより(以
下、これを「JAC入賞」という)、所定枚数(例えば
15枚)のメダル払い出しが得られる。そして、所定遊
技数が終了するか、またはJAC入賞が所定回数(例え
ば8回)発生すると、レギュラーボーナスゲームは終了
し通常の遊技状態に戻る。
【0023】ビッグボーナス図柄(例えば「7」または
「A」)が入賞判定ライン上に揃った場合には、遊技結
果は「当たり」の中の「ビッグボーナス」となり、所定
枚数(例えば15枚)のメダル払い出しに加えて、「ビ
ッグボーナスゲーム」と呼ばれる特別遊技を所定条件が
満了するまで行うことが可能となる。この場合、遊技者
には、前面パネル部2のビッグボーナスゲームランプ部
24dの点灯によって遊技結果がビッグボーナス入賞で
あることが報知される。
【0024】ビッグボーナスゲーム時には、遊技者にと
ってレギュラーボーナスゲーム時よりも一層有利な特別
遊技が最大所定遊技数(通常は、例えば30回)だけ続
く。ビッグボーナスゲームでは、通常の遊技の場合と同
様に小役入賞またはレギュラーボーナス入賞の発生によ
ってメダル払い出しが得られるが、その入賞確率が通常
よりも高くなる。そして、所定遊技数が終了するか、ま
たはレギュラーボーナス入賞が所定回数(通常は、例え
ば3回)発生すると、ビッグボーナスゲームは終了し通
常の遊技状態に戻る。
【0025】なお、レギュラーボーナスゲームおよびビ
ッグボーナスゲームの消化回数は、前面パネル部2のボ
ーナスゲーム回数表示部25cによる表示を通じて、遊
技者に報知される。また、レギュラーボーナスゲーム時
およびビッグボーナスゲーム時も、メダルの払い出し枚
数については、小役入賞の場合と同様に、ペイアウト表
示部25bにデジタル表示される。
【0026】入賞判定ライン上に同一図柄が全く揃わな
かった場合には、遊技結果が「はずれ」となり、遊技者
に対して何らの遊技上の特典も与えられない。
【0027】また、入賞判定ライン上に揃った図柄が再
遊技図柄であると、遊技結果は、いわゆる引き分けに相
当する「再遊技」となり、メダルの払い出しは行われな
いが、遊技者は新たなメダルの投入またはベット動作を
行わずに、再び「再遊技」となった遊技と同一条件で遊
技を行うことが可能になる。この場合、遊技結果が「再
遊技」である旨は、前面パネル部2のリプレーランプ部
24fの点灯によって遊技者に報知される。
【0028】このようにして、一遊技が終了し、遊技結
果が決定し、その遊技結果が報知されると、遊技者は、
報知された遊技結果に対応しつつ、引き続き次の遊技を
行うことになる。
【0029】なお、遊技結果の報知は、上述したような
ランプ部24の点灯ではなく、ランプ部24の点滅やス
ピーカ35からの効果音の出力等と組み合わせて行うよ
うにしてもよい。
【0030】次に、本発明のパチスロ機で用いられるメ
ダルのセレクタについて説明する。図3は、セレクタを
説明する断面図、図4は、図3に示す矢印A方向の矢視
図、図5は、図3に示す矢印B方向の矢視図、図6は、
図4に示す矢印C方向の矢視図である。
【0031】このセレクタ4は、投入口22から投入さ
れた複数枚のメダルを一枚ずつ整列させて送出するもの
で、複数枚のメダルを例えば一括投入できる投入口22
と、メダルを一枚ずつ整列させて略直立状態にするとと
もに方向転換しながら送出する整列部41と、整列部4
1から略直立状態で送出されたメダルをベルトによって
押圧搬送し、搬送経路途中でメダルの大きさに応じた分
別を行う分別部42とを備えている。
【0032】投入口22は、複数枚のメダルを一括投入
できる大きさの開口および受け皿が設けられており、受
け皿に入れられたメダルは斜め下方へ延設されるスロー
プに沿って自然落下していく。スロープに沿って落下し
たメダルは整列部41に達する。
【0033】整列部41は、モータ41aの駆動によっ
て回転するロータ41bと、ロータ41bの下側に配置
される可動片41cと、ロータ41bと同軸で下方に設
けられるスロープ付き円錐盤41dとを備えている。
【0034】モータ41aの駆動で回転するロータ41
bには、複数箇所にメダルより大きい開口が設けられて
いる。したがって、投入口22から投入されたメダルは
ロータ41bの開口に落下することになる。
【0035】可動片41cは、ロータ41bの開口に対
応して設けられており、ロータ41bに設けられた可動
片軸sを中心として揺動可能に取り付けられている。こ
の可動片41cにもロータ41bと同様な開口が設けら
れており、通常状態ではロータ41bの開口と可動片4
1cの開口とが一致しないようになっている。
【0036】ロータ41bが回転して、開口がスロープ
付き円錐盤41dのスロープの位置まで達すると、磁石
によって可動片41cの外周端が引き付けられ、この状
態でロータ41bの回転が続くと、やがてロータ41b
の開口と可動片41cの開口とがスロープ上で一致する
ようになる。
【0037】これにより、開口に落とされていたメダル
は可動片41cの開口からスロープ付き円錐盤41dの
スロープへ落ちていくことになる。可動片41cの厚さ
はメダルの厚さよりも僅かに厚くなっているため、複数
枚のメダルが開口にあってもスロープへ落ちるメダルは
一枚ずつとなる。
【0038】メダルがスロープへ落ちた後、さらにロー
タ41bが回転することで可動片41cが図示しない爪
にかかり、磁石の吸引力を振り切って元の位置(ロータ
41bの開口と可動片41cの開口とが一致しない位
置)に復帰することになる。
【0039】このようなロータ41bの回転および可動
片41cの動きによって、スロープへ一枚ずつメダルが
落ちていくことになる。
【0040】スロープ付き円錐盤41dには、複数箇所
にスロープが設けられており、そのスロープの下方端側
にレールが配置されている。すなわち、スロープを滑り
落ちてきたメダルは、レールの溝に入り込むことで略直
立状態となる。このレールはスロープ付き円錐盤41d
の外周に沿って設けられ、レールに入ったメダルは回転
するベルトと接触してレールに沿って搬送されることに
なる。
【0041】スロープ付き円錐盤41dの円周に沿って
設けられるレールおよびベルトは、分別部42の方へ延
設されている。したがって、整列部41で一枚ずつ略直
立にされたメダルは順次分別部42の方へ搬送される。
【0042】分別部42には、メダルの搬送方向をガイ
ドするメダルガイド42aが設けられている。さらに、
このメダルガイド42aには、メダルの搬送方向に沿っ
て、真性のメダルの大きさより小さい開口高さを持つ第
1開口H1、真性のメダルの大きさとほぼ等しい開口高
さを持つ第2開口H2、真性のメダルの大きさより大き
い開口高さを持つ第3開口H3の順に分別開口が設けら
れている。
【0043】例えば、真性のメダルより小さなメダル
(第1開口H1より小さい径のメダル)が投入された場
合、そのメダルが分別部42へ搬送され、第1開口H1
に達した際にベルトの押圧力によって第1開口H1から
外方へ放出されることになる。
【0044】一方、真性のメダルよりも大きなメダル
(第2開口H2より大きい径のメダル)が投入された場
合、そのメダルが分別部42へ搬送され、第1開口H1
および第2開口H2に達した際にはそのまま通過し、第
3開口H3に達した際にベルトの押圧力によって第3開
口H3から外方へ放出されることになる。
【0045】また、真性のメダル(第1開口H1より大
きく、第3開口H3よりも小さい径のメダル)が投入さ
れた場合、そのメダルが分別部42へ搬送され、第1開
口H1に達した際にはそのまま通過し、第2開口H2に
達した際にベルトの押圧力によって第2開口H2から外
方へ放出されることになる。
【0046】本実施形態では、第1開口H1としてφ2
5mmより小さいメダルを放出できる大きさ、第2開口
H2としてφ25mmのメダルを放出できる大きさ、第
3開口H3としてφ25mmより大きいメダルを放出で
きる大きさに設定している。
【0047】また、分別部42の第1開口H1と第2開
口H2との間には第1センサS1が設けられ、第2開口
H2と第3開口H3との間には第2センサS2が設けら
れている。
【0048】上述のように、開口の大きさによって放出
されるメダルの大きさを分別できるため、第1開口H1
と第2開口H2との間に設けられる第1センサS1と、
第2開口H2と第3開口H3との間に設けられる第2セ
ンサS2との計数に基づき、第2開口H2から放出され
るメダルの数、すなわち真性のメダルの数を計数できる
ようになる。
【0049】つまり、第1センサS1および第2センサ
S2の出力信号は図示しない演算部へ送られる。演算部
では、第1センサS1の計数値から第2センサS2の計
数値を差し引く演算を行っている。すなわち、第1セン
サS1を通過するメダルの枚数は真性メダルとそれより
大きいメダルの合計であり、第2センサS2を通過する
メダルの枚数は真性メダルより大きいメダルの数である
ため、第1センサS1の計数値から第2センサS2の計
数値を差し引くことで真性のメダルの枚数を算出できる
ことになる。
【0050】このようなセレクタ4では、分別部42の
第2開口H2から放出されたメダルは真性のメダルとし
てメダル払い出し装置34(図2参照)へ送られ、第1
開口H1および第3開口H3から放出されたメダルは真
性のメダルではないとしてメダル払い出し口28(図1
参照)から払い戻される。
【0051】したがって、本実施形態のセレクタ4で
は、投入されたメダルを略直立に整列した状態で曲線を
描く搬送経路上を搬送した後、メダルの真偽を判別して
真性のメダルの枚数を計数している。これにより、メダ
ルの投入口から自然落下によってメダル払い出し装置3
4まで到達する従来のセレクタに比べて搬送経路を長
く、しかも曲がりを持たせることができ、不正防止効果
を得ることができるようになる。
【0052】なお、上記実施形態では、遊技機としてパ
チスロ機を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定
されるものではない。つまり、本発明は、パチスロ機以
外にも、例えばコインを投入して遊技するスロットマシ
ンをはじめとした他のアミューズメント機器に適用する
ことが考えられる。したがって、本発明における可変表
示手段は、本実施形態で説明した3個のリール31a〜
31cによる回胴式のものに限らず、例えばCRT(Ca
thode Ray Tube)等からなるビデオ表示タイプのもので
あってもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。すなわち、メダルの投入口からメ
ダル払い出し装置までの経路を長くするとともに、メダ
ルの搬送経路に曲がりを持たせることによって投入口か
ら真性のメダル以外のものを挿入して行う不正を効果的
に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の一例の外観構成を示す正
面図である。
【図2】本発明に係る遊技機の一例の内部構成を示す概
略図である。
【図3】セレクタを説明する断面図である。
【図4】図3に示す矢印A方向の矢視図である。
【図5】図3に示す矢印B方向の矢視図である。
【図6】図4に示す矢印C方向の矢視図である。
【符号の説明】
1…パチスロ機、4…セレクタ、32…回路基板、41
…整列部、41a…モータ、41b…ロータ、41c…
可動片、41d…スロープ付き円錐盤、42…分別部、
42a…メダルガイド、H1…第1開口、H2…第2開
口、H3…第3開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入されたメダルの真偽を判定するセレ
    クタを備えている遊技機において、 前記セレクタは、 複数枚のメダルを投入できる投入口と、 前記投入口から投入された複数枚のメダルを一枚ずつ整
    列して略直立状態にして方向転換しながら送出する整列
    部と、 前記整列部から略直立状態で送出されたメダルをベルト
    によって押圧搬送し、搬送経路途中でメダルの大きさに
    応じた分別を行う分別部とを備えることを特徴とする遊
    技機。
  2. 【請求項2】 前記分別部は、前記メダルの搬送方向に
    沿って、真性のメダルの大きさより小さい第1開口、真
    性のメダルの大きさとほぼ等しい第2開口、真性のメダ
    ルの大きさより大きい第3開口の順に分別開口を備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記第1開口と前記第2開口との間の搬
    送経路上に設けられる第1センサと、 前記第2開口と前記第3開口との間の搬送経路上に設け
    られる第2センサと、 前記第1センサでのカウント数から前記第2センサでの
    カウント数を差し引く演算を行う演算部とを備えること
    を特徴とする請求項2記載の遊技機。
JP2001252376A 2001-08-23 2001-08-23 遊技機 Expired - Fee Related JP3648181B2 (ja)

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