JPS61140552A - N↑2−ホルミルリジンの製造方法 - Google Patents
N↑2−ホルミルリジンの製造方法Info
- Publication number
- JPS61140552A JPS61140552A JP59262913A JP26291384A JPS61140552A JP S61140552 A JPS61140552 A JP S61140552A JP 59262913 A JP59262913 A JP 59262913A JP 26291384 A JP26291384 A JP 26291384A JP S61140552 A JPS61140552 A JP S61140552A
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- Japan
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- lysine
- acetic
- formic
- organic acid
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はN2−ホルミルリジンの製造方法に関するもの
である。
である。
従来、N2−ホルミルリジンの製造方法として、リジン
−ギ酸塩を大過剰のギ酸に溶解した後、無水酢酸lO当
量と反応させる方法が公知である〔ジャーナル オプ
アメリカン ケミカル ソサイアティ (Journa
l ofAmerican Chemical
5ociety )第82巻第3727ページ(196
0))。
−ギ酸塩を大過剰のギ酸に溶解した後、無水酢酸lO当
量と反応させる方法が公知である〔ジャーナル オプ
アメリカン ケミカル ソサイアティ (Journa
l ofAmerican Chemical
5ociety )第82巻第3727ページ(196
0))。
この方法はリジンに二つ存在するアミ7基の内、2位に
存在するアミノ基だけを選択的に反応せしめたN2−ホ
ルミルリジンを得る方法としては有用な方法ではあるが
、98%以上の高い濃度のギ酸を使用しなければならな
いこと、しかも大過剰に使用しなければならないこと、
無水酢酸の使用層が多いことならびに原料のりジン−ギ
酸塩そのものの入手が困雉で、従って原料としては高価
であること等の問題がある。
存在するアミノ基だけを選択的に反応せしめたN2−ホ
ルミルリジンを得る方法としては有用な方法ではあるが
、98%以上の高い濃度のギ酸を使用しなければならな
いこと、しかも大過剰に使用しなければならないこと、
無水酢酸の使用層が多いことならびに原料のりジン−ギ
酸塩そのものの入手が困雉で、従って原料としては高価
であること等の問題がある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕そこで本発
明者らは前記問題の解消を目的に検討した結果、有ia
酸のアルカリ金属塩およびギ酸の存在下で、リジン塩酸
塩と無水酢酸および酢酸ギ酸無水物から選ばれる有線O
無水物とを0〜20℃で反応させることにより目的が達
成され、効率よ<N2−ホルミルリジンが製造できるこ
とを見いだし、本発明を完成した。
明者らは前記問題の解消を目的に検討した結果、有ia
酸のアルカリ金属塩およびギ酸の存在下で、リジン塩酸
塩と無水酢酸および酢酸ギ酸無水物から選ばれる有線O
無水物とを0〜20℃で反応させることにより目的が達
成され、効率よ<N2−ホルミルリジンが製造できるこ
とを見いだし、本発明を完成した。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に使用されるリジン塩酸塩とは、リジン−塩酸塩
、リジンニ塩酸塩のいずれでもよいが、好ましくはりジ
ン−塩酸塩である。
、リジンニ塩酸塩のいずれでもよいが、好ましくはりジ
ン−塩酸塩である。
またそれらはD体、L体またはラセミ体のいずれでも使
用できる。
用できる。
本発明において使用される有機酸のアルカリ金属塩の好
ましい具体例は、ギ酸すl−IJウム、ギ酸カリウム、
ギ酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムであり、
特に好ましくは、ギ酸ナトリウムとギ酸カリウムである
。
ましい具体例は、ギ酸すl−IJウム、ギ酸カリウム、
ギ酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムであり、
特に好ましくは、ギ酸ナトリウムとギ酸カリウムである
。
有機酸のアルカリ金属塩の使用量はリジン塩酸塩を中和
するのに足りる量であればよく、例えばりジン−塩酸塩
ならば1当量であり、リジンニ塩酸塩であれば2当盪あ
ればよい。
するのに足りる量であればよく、例えばりジン−塩酸塩
ならば1当量であり、リジンニ塩酸塩であれば2当盪あ
ればよい。
ギ酸の使用量はリジンに対して5〜20当量、好ましく
は8〜11当量である。ギ酸使用量が5当量未満である
と、リジン塩酸塩や有機酸のアルカリ金属塩が溶解せず
反応収率が低くなる。また20当量を趣えると、反応に
は影響がないが、必要以上の原料を使用することになる
。なお、反応終了後に反応系に残る未反応のギ酸は減圧
蒸留して回収し、再度使用することができる。
は8〜11当量である。ギ酸使用量が5当量未満である
と、リジン塩酸塩や有機酸のアルカリ金属塩が溶解せず
反応収率が低くなる。また20当量を趣えると、反応に
は影響がないが、必要以上の原料を使用することになる
。なお、反応終了後に反応系に残る未反応のギ酸は減圧
蒸留して回収し、再度使用することができる。
無水酢酸の使用量はリジンに対して、1〜5倍モル、好
ましくはL2〜3倍モルである。
ましくはL2〜3倍モルである。
酢酸ギ酸無水物の使用量はリジンに対して1〜4倍モル
、好ましくは11〜2倍モルである。
、好ましくは11〜2倍モルである。
反応時間は実質的に反応が終了するに十分な時間をかけ
ればよいのであるが、通常は0.5〜2.0時間である
。
ればよいのであるが、通常は0.5〜2.0時間である
。
反応温度は0〜20℃である。
反応が終了したら、反応液に水を加えて、無水酢酸また
は酢酸ギ酸無水物を分解して酢酸、ギ酸にしだ後(、−
これらの酸を減圧下で濃縮するか、そのまま減圧濃縮し
てN2−ホルミルリジンを取得する。
は酢酸ギ酸無水物を分解して酢酸、ギ酸にしだ後(、−
これらの酸を減圧下で濃縮するか、そのまま減圧濃縮し
てN2−ホルミルリジンを取得する。
本発明法で得られたN2−ホルミルリジンはペプチドを
合、成するための原料として有効に利用される。
合、成するための原料として有効に利用される。
次に本発明の実施例を述べる。
実施例1
滴下ロート、温度計および攪拌器を装着した500mZ
の3つロフラスコにギ酸230.1F(5モル)および
L−リジン−塩酸塩9L3y(0,5モル)を仕込み、
5〜10℃に冷却した。ギ酸ナトリウム34.0f(0
,5モル)を10分間5〜10℃で加え、更1こ30分
間攪拌した。
の3つロフラスコにギ酸230.1F(5モル)および
L−リジン−塩酸塩9L3y(0,5モル)を仕込み、
5〜10℃に冷却した。ギ酸ナトリウム34.0f(0
,5モル)を10分間5〜10℃で加え、更1こ30分
間攪拌した。
次いで無水酢酸1011f(10モル)を5〜10℃に
て30分間で滴下し、更に1時間、10〜20℃で撹拌
した。反応終了後、水10m1を加えてから室温で1時
間攪拌した。次いでエバポレータで減圧濃縮した。湿縮
物にエタノールを200譚/加えて攪拌した後、冷蔵庫
に一晩静置して結晶を析出させた。得られた結晶をシ濾
過分離して乾燥し、粗N2−ホルミル−し一リジン80
.2Fを得た。収率は92.1%であった。エタノール
で再結晶して精製されたN’−ホルミA−−L−リジン
(mp=189〜191’c)を得た。
て30分間で滴下し、更に1時間、10〜20℃で撹拌
した。反応終了後、水10m1を加えてから室温で1時
間攪拌した。次いでエバポレータで減圧濃縮した。湿縮
物にエタノールを200譚/加えて攪拌した後、冷蔵庫
に一晩静置して結晶を析出させた。得られた結晶をシ濾
過分離して乾燥し、粗N2−ホルミル−し一リジン80
.2Fを得た。収率は92.1%であった。エタノール
で再結晶して精製されたN’−ホルミA−−L−リジン
(mp=189〜191’c)を得た。
実施例2
実施例1と同様の装置にギ酸276.11 (6モル)
およびL IJレジン塩酸塩9L3F(0,5モル)
を仕込み、5〜10℃に冷却した。ギ酸カリウム42.
1y(0,5モル)を10分間かけて加え、更に30分
間5〜10℃で攪拌した。
およびL IJレジン塩酸塩9L3F(0,5モル)
を仕込み、5〜10℃に冷却した。ギ酸カリウム42.
1y(0,5モル)を10分間かけて加え、更に30分
間5〜10℃で攪拌した。
次いで酢酸ギ酸無水物57.2F(0,65モル)を5
〜10℃にて30分間で滴下し、更に1時間lO〜20
℃で攪拌した。反応終了後、水LOdを加えてから室温
で1時間撹拌した後、実施例1と同様にして粗N2−ホ
ルミルし一リジンを8Ll F取得した。収率は93.
1%であった。
〜10℃にて30分間で滴下し、更に1時間lO〜20
℃で攪拌した。反応終了後、水LOdを加えてから室温
で1時間撹拌した後、実施例1と同様にして粗N2−ホ
ルミルし一リジンを8Ll F取得した。収率は93.
1%であった。
本発明は次の効果を発揮する。
(1) 安価な原料であるL +、1ジン塩酸塩を
そのまま使用しているので安価に本発明に係る化合物を
得ることができる。
そのまま使用しているので安価に本発明に係る化合物を
得ることができる。
(2) ギ酸や無水酢酸の使用量が少なくてよい。
(3) 酢酸・ギ酸無水物を使用した場合は更に安価
に本発明に係る化合物を得ることができる。
に本発明に係る化合物を得ることができる。
特許出臥東し株式会社
Claims (1)
- 有機酸のアルカリ金属塩およびギ酸の存在下で、リジン
塩酸塩と無水酢酸および酢酸ギ酸無水物から選ばれる有
機酸無水物とを0〜20℃で反応させることを特徴とす
るN^2−ホルミルリジンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59262913A JPS61140552A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | N↑2−ホルミルリジンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59262913A JPS61140552A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | N↑2−ホルミルリジンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140552A true JPS61140552A (ja) | 1986-06-27 |
JPH0510338B2 JPH0510338B2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=17382345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59262913A Granted JPS61140552A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | N↑2−ホルミルリジンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61140552A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100377336B1 (ko) * | 2000-11-17 | 2003-03-26 | 학교법인 카톨릭학원 | 엔-포밀-리신의 제조방법 및 이를 이용한 글리케이션화단백질의 분석방법 |
-
1984
- 1984-12-14 JP JP59262913A patent/JPS61140552A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100377336B1 (ko) * | 2000-11-17 | 2003-03-26 | 학교법인 카톨릭학원 | 엔-포밀-리신의 제조방법 및 이를 이용한 글리케이션화단백질의 분석방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0510338B2 (ja) | 1993-02-09 |
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