JPS61136512A - ポリウレタンプレポリマ−組成物 - Google Patents

ポリウレタンプレポリマ−組成物

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JPS61136512A
JPS61136512A JP59257495A JP25749584A JPS61136512A JP S61136512 A JPS61136512 A JP S61136512A JP 59257495 A JP59257495 A JP 59257495A JP 25749584 A JP25749584 A JP 25749584A JP S61136512 A JPS61136512 A JP S61136512A
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JP
Japan
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isocyanate
polyurethane prepolymer
polyalkylene ether
ether diol
prepolymer composition
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JP59257495A
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Mitsuharu Iwakura
岩倉 光春
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野〕 本発明はポリウレタンプレポリマー組成物に関し、詳し
くはポリジオールの一部または全部をビニル基を有する
モノマーを特定フグラフトさせたポリオール(以下、ポ
リマーポリオール成分という)を特定量含有する2官能
のポリオール成分とポリトリオール成分とからなるポリ
オール混合物を原料として用い、これとポリイソシアネ
ート化合物を反応させることにより得られる、耐候性を
大幅に向上したポリウレタンプレポリマー組成物に関す
る。
[従来の技術] 末端にイソシアネート基を有するポリウレタンプレポリ
マー組成物は、エラストマー等のコーテイング材、塗料
、シーラント(シーリング材)、接着剤、床材、壁材等
の建築材料や土木材料等の広範な分野で利用されている
従来、この種の組成物は、ポリアルキレンエーテルジオ
ールとポリアルキレンエーテルトリオールからなるポリ
オール混合物をポリイソシアネート化合物とイソシアネ
ート過剰の条件で反応させて調製されている。一般には
このようにして得られたポリウレタンプレポリマー組成
物にはタルク、カーボンブラック等の充填剤や可塑剤、
接着付与剤、硬化触媒、着色剤等の各種配合剤が用途に
応じて配合されている。
このポリウレタンプレポリマー組成物においては、その
用途から耐候性が要求されるが、従来の配合においては
この耐候性が所望の水準に達し得ないという問題がある
。耐候性を向上させる一つの方法としてカーボンブラッ
クを配合することが考えられるが、通常これらポリウレ
タンプレポリマー組成物は顔料を配合して色調を有する
製品とするが、カーボンブラックの着色性により、色調
を有する製品が得られないという問題があり、またカー
ボンブラックの配合によって作業性が損われるという欠
点がある。従って、カーボンブラックの配合は耐候性を
向上させるが、色調を有する製品の場合は上記の理由に
よって配合されていないのが実状である。
[発明の目的1 本発明は、上述の従来技術の欠点を解決すべくなされた
もので、作業性等の諸特性を損うことなく、耐候性を著
しく向上させるポリウレタンプレポリマー組成物を提供
することを目的とする。
本発明者らは、上記目的に沿って鋭意検討した結果、ポ
リジオールの一部または全部にビニル基。
を有するモノマーを特定量グラフトさせたポリマーポリ
オール成分を特定量含むポリオール混合物に、イソシア
ネート化合物を反応させることにより、カーボンブラッ
クを配合しなくても耐候性を十分向上し得るポリウレタ
ンプレポリマー組成物が得られるこ与を見い出し本発明
に到達した。
[発明の構成] すなわち本発明は、(A)平均分子量が1,000〜4
 、000のポリアルキレンエーテルジオールの一部ま
たは全部にビニル基を有するモノマーを10%以上グラ
フトさせた2官能のポリオール成分と(B)平均分子量
が3,000〜6.000のポリアルキレンエーテルト
リオールの総量に対して、該ポリアルキレンエーテルジ
オールにビニル基を有するモノマーをグラフトさせたポ
リジオールを10重量%以上含有するポリオール混合物
とポリイソシアネート化合物とを、イソシアネート過剰
の条件で反応させて得られるイソシアネート基を末端に
有するポリウレタンプレポリマー組成物である。
本発明に使用する平均分子量が1,000〜4,000
のポリアルキレンエーテルジオールとしては、水1酸暴
を2IIIil有するもので、例えばポリプロピレン・
(77エーテルジオール等が挙げられる。平均分子量が
この範囲外では、シーラント等として用いる場合に伸び
が低くなったり、硬化が遅くなったりして好ましくない
本発明においては、このポリアルキレンエーテルジオー
ルの一部または全部にビニ、ル基を有する七ツマ−をグ
ラフトさせる。従って、本発明においては、ポリアルキ
レンエーテルジオールが全部グラフトされた場合にはポ
リアルキレンエーテルジオールは全く含まれないことと
なる。ここで用いられるビニル基を有するモノマーは特
に制限されることはないが、例えば、アクリロニトリル
、スチレン等が好適に用いられる。(qられるポリウレ
タンプレポリマー組成物に十分な耐候性を付与するため
には、ポリジオール中にビニル基七ツマ−を10%以上
グラフトさせることが必要であり、10%未満では十分
な耐候性が得られない。
本発明に使用する平均分子量が3,000〜6,000
であるポリアルキレンエーテルトリオールとしては、水
酸基を3個有するもので一般に市販されているものでよ
く、例えばポリオキシプロピレントリオールやグリセリ
ン系、トリメチロール系、プロパン系のものが挙げられ
る。平均分子mがこの範囲外では、やはりシーラント等
として用いる場合に伸びが低くなったり硬化が遅くなっ
たりして好ましくない。
本発明においては、上記2官能のポリオール成分とポリ
トリオール成分を混合したポリオール混合物中には、上
記ビニル基を有するモノマーをグラフトさせたポリマー
ポリオール成分が10重量%以上混合されることが必要
であり、10重但%未満では耐候性が十分に向上できな
い。
次に、本発明のポリウレタンプレポリマー組成物は、上
記ポリオール混合物と種々のポリイソシアネート化合物
とを、インシアネート化合物過剰の条件で反応させるこ
とにより製造される。
ポリイソシアネート化合物としては、例えばトリレンジ
イソシアネート(TD [) 、バラジフェニルメタン
ジイソシアネート(p−MDI)、その他の単独あるい
は組合せ、または変性したものを用いることができる。
また本発明のポリウレタンプレポリマー組成物において
は、用途に応じて充填剤、可塑剤、硬化促進剤、接着性
付与剤、硬化触媒、容色剤等を適m配合することもでき
る。
以下、本発明を実施例および比較例に基づき詳細に説明
する。なお、第1表の配合数値はすべて重塁部基準であ
る。
[実施例1] 平均分子量約3,000のポリプロピレンエーテルジオ
ール(水酸基価37) 65重量部、平均分子量約3.
000のポリプロピレンエーテルトリオール(水酸基価
56) 25重9部および平均分子量約3 、000の
ポリプロピレンエーテルジオールに7クリロニトリルと
スチレンを30%グラフトさせたポリマーポリオール(
水酸基価29) 10重湯部を配合してポリオール混合
物を調製した。
このポリオール混合物にジオクチルフタレート<DOP
>50重量部を添加した後、バラジフェニルメタンジイ
ソシアネート(p−MD I ) 1s垂量部を加えて
80℃で8時間反応させ、遊離イソシアネート基を1.
2%含有するポリウレタンプレポリマー組成物を調製し
た。
このようにして得られたポリウレタンプレポリマー組成
物100重量部に、炭酸カルシウム40重向部、エアロ
ジル3重量部を加え十分混練した。この後、脱水したト
ルエン8重量部とジブチル錫ジラウレート0.3重量部
の混合物をざらに添加し十分混練してシーラントを調製
した。
このポリウレタン組成物をJISA14?5に11!M
したサンシャインウエザオメータを用いて耐候性試験を
行なった。耐候性試験は経時(0時間、500時間、1
000時間)における硬さとクラック性で評価した。な
お、クラック性の評価において、○はクラックが全く発
生しなかったこと、Δはクラックが少し発生したがシー
ラントとして使用できること、×はクラックが多く発生
したためシーラントとして使用できないことをそれぞれ
示す。
結果を第1表に示す。
[実施例2〜3および比較例1〜2] ポリオ一ル混合物の各成分の種類および配合量と、p−
ジフェニルメタンジイソシアネート、ジオクチルフタレ
ートの配合量を第1表に示すように変えた以外は実施例
1と同様にしてウレタンプレポリマー組成物を調製し、
実施例1に従って、シーラントを調製し、経時(0時間
、500時間、1000時間)における硬さとクラック
性で耐候性を評価した。結果を第1表に示す。
* 1:ポリアルキレンエーテルジオール、平均分子量
約2 、000、水酸基価56、*2:ポリアルキレン
エーテルジオール、平均分子量約3,000.水酸基価
31、*3:ポリアルキレンエーテルトリオール、平均
分子量約3,000、水III基価56、*4:ポリア
ルキレンエーテルトリオール、平均分子量約s、ooo
、水酸基価34、*5:ポリアルキレンエーテルジオー
ルに7クリロニトリルとスチレンを30%グラフトさせ
たポリマーポリオール成分、平均分子型3,900、水
酸基(lli29、*6zパラジフェニルメタンジイソ
シアネート。
第1表の結果から明らかなように、ビニル基を有するモ
ノマーをグラフトさせたポリマーポリオール成分を本発
明の範囲内で混合したポリオール混合物にイソシアネー
ト化合物を反応させて得られたウレタンプレポリマー組
成物(実施例1〜3)は、ポリマーポリオール成分を配
合しないポリオール混合物にイソシアネート化合物を反
応ざ往て得られたポリウレタンプレポリマー組成物(比
較例1および2)に比較して、耐候性の点で優れている
ことが判る。
[発明の効果] 以上説明したように、ポリジオールにビニル基を有する
七ツマ−を特定量グラフトさせたポリマーポリオール成
分を特定量含有するポリオール混合物とイソシアネート
化合物を反応させることにより得られる本発明のポリウ
レタンプレポリマー組成物は、作業性等の諸特性を頑う
ことなく、耐候性を従来のものと比較して2〜3倍程度
向上させることができる。
従って、本発明のポリウレタンプレポリマー組成物はプ
ライマー処理された金属、コンクリート、モルタル、木
材、プラスチック等の基材と強力に接着するため、シー
リング材、目止め材、接着剤等の用途に有効に利用され
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、(A)平均分子量が1,000〜4,000のポリ
    アルキレンエーテルジオールの一部または全部にビニル
    基を有するモノマーを10%以上グラフトさせた2官能
    のポリオール成分と(B)平均分子量が3,000〜6
    ,000のポリアルキレンエーテルトリオールの総量に
    対して、該ポリアルキレンエーテルジオールにビニル基
    を有するモノマーをグラフトさせたポリジオールを10
    重量%以上含有するポリオール混合物とポリイソシアネ
    ート化合物とを、イソシアネート過剰の条件で反応させ
    て得られるイソシアネート基を末端に有するポリウレタ
    ンプレポリマー組成物。
JP59257495A 1984-12-07 1984-12-07 ポリウレタンプレポリマ−組成物 Granted JPS61136512A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997015606A1 (en) * 1995-10-23 1997-05-01 The Dow Chemical Company Polyurethane foam formulations having improved flowability and flexible polyurethane foams prepared therewith

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3304273A (en) * 1963-02-06 1967-02-14 Stamberger Paul Method of preparing polyurethanes from liquid, stable, reactive, filmforming polymer/polyol mixtures formed by polymerizing an ethylenically unsaturated monomer in a polyol
JPS57139165A (en) * 1981-02-24 1982-08-27 Toyo Tire & Rubber Co Ltd One-pack urethane sealant
JPS582314A (ja) * 1981-12-22 1983-01-07 Sanyo Chem Ind Ltd 重合体ポリオ−ルの製法
JPS591522A (ja) * 1982-06-29 1984-01-06 Yokohama Rubber Co Ltd:The 一液性湿気硬化型ウレタンプレポリマ−

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