JP3445364B2 - 常温硬化性塗膜防水材の製造方法 - Google Patents

常温硬化性塗膜防水材の製造方法

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JP3445364B2 JP15172894A JP15172894A JP3445364B2 JP 3445364 B2 JP3445364 B2 JP 3445364B2 JP 15172894 A JP15172894 A JP 15172894A JP 15172894 A JP15172894 A JP 15172894A JP 3445364 B2 JP3445364 B2 JP 3445364B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常温硬化性ポリウレタ
ン塗膜防水材、塗り床材などの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタン塗膜防水材、塗り床材は現
在ビルディングの屋上、ベランダ、廊下などの防水、ス
ポーツ施設の弾性舗装などの用途に大量に使用されてい
る。この方法は、ポリプロピレンエーテルポリオールな
どのポリオールとトリレンジイソシアネート(以下TD
Iとする)などの芳香族ジイソシアネートとの反応によ
り製造されるイソシアネート末端プレポリマーを主剤と
し、ポリオールおよび4,4’−メチレン−ビス(2−
クロロアニリン)(以下MOCAとする)をイソシアネ
ート反応成分(架橋剤)とする2液型の手作業現場混合
塗布方式による常温硬化性ポリウレタンウレア防水材、
塗り床材が主流を占めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この方式で硬化剤の主
成分として使用されるMOCAは常温で固体であり、硬
化剤の組成に組み込むためにはこれの溶解工程が必要で
ある。ところがMOCAは溶剤または可塑剤に対する溶
解性が悪く、この分野の用途にはこれらの溶媒は一定限
度以上の使用を避けねばならない。さらにこれらに一旦
溶解しても経時するとMOCAの結晶が析出して来る場
合が多く、硬化剤の貯蔵安定性に欠ける。MOCAはポ
リアルキレンエーテルポリオールに対してある程度の溶
解性があるので現在はほとんどこれに所要量を溶解した
形で使用されている。
【0004】しかしながら主剤のイソシアネート成分と
の反応性がMOCAとポリオールとでは異るのでこれら
の反応を常温で円滑に進行させ完結させるために有機金
属鉛などの触媒が必須とされている。このように硬化剤
の組成を組み立てても、冬場(低温時)にはみかけ上硬
化が進行するが塗膜表面にタックがいつまでも残る場合
が多く、この不具合を避けるために触媒の添加量を多く
すると硬化塗膜の耐熱性が低下する。夏場(高温時)に
は可使時間(主剤と硬化剤とを混合した後、これを支障
なく塗布できる限度の時間、通常混合後粘度が10万セ
ンチポイズに達するまでの時間)と硬化性のバランスが
とりにくく、高温多湿の条件下では湿分の影響のために
発泡する場合が多く、表面の仕上りが悪くフクレの原因
ともなる。このように従来技術には改善を要する種種な
課題があり、年間を通じて安定した施工が出来るような
処方が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来技術
のかかえている上記のような困難を解決するために、検
討を重ねた結果、本発明に到達した。すなわち、本発明
は、 1 トリレンジイソシアネートとポリオールとの反応に
よって得られるイソシアネート末端プレポリマーを主成
分とする主剤と、芳香族ポリアミン架橋剤を含有する硬
化剤とからなる2液型常温硬化性塗膜防水材の製造方法
において、 (1)前記イソシアネート末端プレポリマーのイソシア
ネート含有率を1.5〜8重量%とし、 (2)前記硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋剤として、
ジエチルトルエンジアミンと一般式(1)で表される芳
香族2級アミンとの混合物を使用し、
【0006】
【化2】
【0007】(ただし、R=C1〜Cのアルキル基、n
=0〜2) 該芳香族ポリアミンの30〜90モル%がジエチルトル
エンジアミンであり、10〜70モル%が一般式(1)
で表される芳香族2級アミンであり、 (3)前記硬化剤中に、イソシアネート末端プレポリマ
ー100重量部に対して、0〜130重量部の可塑剤を
使用し、 (4)前記硬化剤中に、イソシアネート末端プレポリマ
ー100重量部に対して、0〜35重量部のポリオール
を使用し、 (5)主剤と硬化剤とを施工現場で主剤のイソシアネー
ト基と硬化剤の芳香族ポリアミンのアミノ基との当量比
が0.8〜2.0となるように混合し、塗工し硬化せし
めることを特徴とする常温硬化性塗膜防水材の製造方法
である。
【0008】また、本発明は、 2.イソシアネート末端プレポリマーに使用するポリオ
ールは分子量400〜8000のポリプロピレンエーテ
ルポリオールまたはポリエチレン−プロピレンエーテル
ポリオールである前記1記載の常温硬化性塗膜防水材の
製造方法。 3.トリレンジイソシアネートが2,4−異性体含有率
が80重量%以上のトリレンジイソシアネートである前
記1又は2記載の常温硬化性塗膜防水材の製造方法。 4.トリレンジイソシアネートが2,4−異性体含有率
が85重量%以上のトリレンジイソシアネートである前
記1又は2記載の常温硬化性塗膜防水材の製造方法。 5.硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋剤の60〜90モ
ル%がジエチルトルエンジアミンであり、10〜40モ
ル%が一般式(1)で表される芳香族2級アミンである
前記1〜4のいずれか1記載の常温硬化性塗膜防水材の
製造方法である。
【0009】本発明の方法において主剤の主成分として
使用されるイソシアネート末端プレポリマーは、TDI
とポリオールとの反応によって製造する。この場合得ら
れたプレポリマー中に遊離の状態で残存するTDIの量
をできるだけ少なくするために仕込TDIとポリオール
とは、NCO/OHの当量比で2.1を超えないように
仕込で反応させることが望ましい。本願に係るプレポリ
マーを製造する際に用いるTDIとしては、市販の2,
4ー異性体含有率が65〜100重量%のものが使用で
きるが、2,4ー異性体含有率の低いTDIを使用した
プレポリマーは可使時間を短くする傾向があるため可使
時間を得るためには2,4ー異性体含有率80重量%以
上のTDIを使用するのが好ましく、85重量%以上の
ものが最適である。本発明で得られる防水材は従来のよ
りも速硬化性となり、補修用あるいは小面積施工用とし
ても適したものとなるため、可使時間は施工温度下で1
5分以上を保持できることが望ましい。イソシアネート
末端プレポリマーの原料であるポリオールは、通常のウ
レタンプレポリマー用に使用されるポリエーテルポリオ
ール、ポリエステエルポリオール、ポリカプロラクトン
ポリオールなどはいづれも使用できるが、本発明の塗膜
防水材用途には常温液状で低粘度である分子量400〜
8000のポリアルキレンエーテルポリオールが好まし
く、最も好ましいポリオールは、ポリプロピレンエーテ
ルポリオールまたはポリエチレンープロピレンエーテル
ポリオールである。イソシアネート末端プレポリマーの
イソシアネート含有率は1.5〜8重量%の範囲である
ことが好ましい。8重量%を超えると得られる塗膜は硬
くなりすぎ伸びがでにくくなり、1.5重量%未満では
塗膜の機械的強度が弱くなり本発明用途に必要とされる
物性が保持できなくなる。
【0010】本発明の方法において硬化剤の必須成分と
して使用するDETDAは3,5−ジエチルトルエン−
2,4および2,6−ジアミンの混合物で、常温液状で
あり、たとえばエタキュア#100(エチルコーポレー
ション社製)などが市販されている。
【0011】DETDAと共に使用する前記一般式
(1)で表わされる芳香族2級アミンとしては、4,
4’−ビス−(セカンダリーブチルアミノ)ジフェニル
メタン(一般式(1)のR=C,n=0、商品名:ユ
ニリンク#4200,UOP社製)、4,4’−ビス−
(メチルアミノ)ジフェニルメタン(一般式(1)のR
=C,n=0〜1、商品名:カヤボンドC−110
0,日本化薬(株)社製)として市販されており、いず
れも常温液状である。
【0012】このように硬化剤の必須成分である本発明
に使用する芳香族ポリアミンは常温で液状であり、可塑
剤などの稀釈剤とは自由に相溶するので従来技術のMO
CAの溶解という工程が不要で、これに由来する種々の
困難は解消される。DETDAを硬化剤中の芳香族ポリ
アミンの90モル%以上使用すると主剤のイソシアネー
ト成分との反応が速いため高温(夏場)には所望の可使
時間がとりにくくなる。
【0013】前記一般式(1)の芳香族2級アミンを硬
化剤中の芳香族ポリアミンの70モル%以上使用すると
主剤との反応が遅くなり過ぎ、低温時の硬化性が悪くな
り、得られた硬化塗膜の機械的強度も弱いので本発明の
用途には不適なものとなる。従って本発明の方法では、
硬化剤中のDETDAと一般式(1)の芳香族2級アミ
ンとは上述の範囲で組合わせて使用される。このことに
より低温時(冬場)はもちろん、高温時(夏場)におい
ても可使時間と硬化性のバランスが良好な、すなわち年
間を通して安定な施工の可能な処方を組み立てることが
できる。速硬化で防水材、塗り床材用途に好適な機械的
物性を有する硬化塗膜とするため最も好ましいDETD
Aの使用量は硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋剤の60
〜90モル%である。
【0014】硬化剤中にDETDAを使用することによ
りMOCAを使用する場合よりも硬化剤中あるいは施工
環境からもたらされる湿分による影響が小さくなるか
ら、発泡によるフクレあるいは仕上り性の悪さなどの従
来技術のかかえていた困難が防止できる。しかも本発明
の方法による硬化塗膜は従来技術によるよりも塗膜表面
にベタつきが残り難く、短時間のうちにタックのとれた
良好な仕上りとなる。
【0015】本発明の方法において硬化剤の主成分とし
て使用する芳香族ポリアミン架橋剤は、上述のように常
温で液状のものが主体であるから、特に可塑剤などの希
釈剤または溶剤に溶解する必要はないが硬化剤の組成を
組み立てるときに主剤との量的なバランスを考慮して、
あるいは主剤との反応性を勘案して可塑剤で希釈するの
が好ましい。可塑剤としては、フタル酸ジオクチル(D
OP)、アジピン酸ジオクチル(DOA)、リン酸トリ
クレジル(TCP)、塩素化パラフィンなどの通常の可
塑剤が使用できる。可塑剤は硬化剤中に主として加えら
れるが場合により主剤に一部添加することがある。可塑
剤の使用量は主剤のプレポリマー100部に対し130
部以下の量が好ましい。130部を超えると硬化塗膜表
面から可塑剤がブリードしたり塗膜の機械的強度が弱く
なって不適である。
【0016】本発明の方法では、硬化剤中の架橋剤にD
ETDAというかなり高活性な芳香族アミンを必須成分
として使用するので、この使用量により反応速度(可使
時間と硬化性)を調整することができる。従って、有機
金属鉛などのような触媒の添加は必須ではないが場合に
より鉛オクトェート(鉛含有量20重量%)などのよう
な触媒を硬化剤中に2重量%以下の量で添加することが
できる。この程度の使用量であれば塗膜の耐熱性を低下
することがない。
【0017】従来技術で硬化剤中にMOCAの溶解用兼
イソシアネート反応成分として使用されていたポリオー
ルは本発明では、不可欠成分ではないがポリオールはD
ETDAよりもイソシアネートとの反応性がかなり低
く、可塑剤と同様の効果をもたらすため場合によりこれ
を可塑剤的に硬化剤中に配合することができる。可塑剤
的に使用することができるポリオールとしては、ポリエ
ーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカプ
ロラクトンポリオールなどがあげられるが、常温液状
で、低粘度である分子量400〜8000のポリプロピ
レンエーテルポリオールまたはポリエチレンープロピレ
ンエーテルポリオールが好ましく、プレポリマーの使用
量100部に対して35部以下の量で使用するのが好ま
しい。これ以上の量で配合すると硬化塗膜表面にポリオ
ールがブリードし易くなり、かつ塗膜の機械的強度が低
くなる。
【0018】本発明の硬化剤には場合により炭酸カルシ
ウム、タルク、カオリン、ゼオライト、硅ソウ土などの
無機充填剤、酸化クロム、酸化チタン、ベンガラ、カー
ボンブラック、酸化鉄などの顔料、またはヒンダードア
ミン系、ヒンダードフェノール系、ベンゾチアゾール系
などの安定剤を添加することができる。
【0019】本発明を実施するには、TDIとポリオー
ルとの反応によって得られるイソシアネート末端プレポ
リマーを主成分とする主剤と、DETDAおよび4,4
´−ビス−(セカンダリ−ブチルアミノ)ジフェニルメ
タンなどの芳香族2級アミンを特定の範囲で配合した硬
化剤(場合により可塑剤、ポリオール、充填剤、触媒な
どを含む)とを施工現場において主剤のイソシアネート
基と硬化剤の芳香族ポリアミンのアミノ基との当量比が
0.8〜2.0となるように混合して被塗物上に塗工
し、硬化せしめるのである。主剤のイソシアネート基と
硬化剤中のアミノ基との当量比が0.8未満では、未反
応のアミンが塗膜表面にブリードしてきて変色の原因と
なり、2.0を越えると硬化性が遅くなりすぎ塗膜の機
械的強度も低下するので、いずれも本発明の目的を達成
することができない。
【0020】本発明の方法により、年間を通して安定し
た常温施工ができ、短時間のうちにベタつきのない仕上
り性の良好な、耐熱性および耐候性に優れた塗膜防水
材、塗り床材などの用途に好適な硬化塗膜が得られる。
本発明の方法は手作業による混合、塗工に主として用い
られるが、可使時間およびレベリング可能時間が長くと
れるため、スタチックミキサー、あるいは、ダイナミッ
クミキサー等の自動混合装置を使用した機械施工にも使
用することができる。
【0021】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて、本発明
を具体的に説明する。実施例において使用される各記号
はそれぞれ下記の意味を有する。表中の”←”は左欄の
数値と同じ値であることを示す。 [主剤] D−2000:ポリプロピレンエーテルジオール 分子
量 2000(武田薬品工業社製) D−3000:ポリプロピレンエーテルジオール 分子
量 3000(武田薬品工業社製) D−400:ポリプロピレンエーテルジオール 分子量
400(武田薬品工業社製) T−3000:ポリプロピレンエーテルトリオール 分
子量 3000(武田薬品工業社製) T−5000:ポリプロピレンエーテルトリオール 分
子量 5000(武田薬品工業社製)
【0022】[硬化剤] DETDA:ジエチルトルエンジアミン(エタキュア1
00、エチルコーポレーション社製) ユニリンク4200:4,4´−ビス−(セカンダリー
ブチルアミノ)ジフェニルメタン(UOP社製) MOCA:4,4´−メチレン−ビス(2−クロロアニ
リン)(イハラケミカル社製) DOP:フタル酸ジオクチル(可塑剤、大八化学工業所
製) ポリオール:ポリプロピレンエーテルジオール D−2
000 炭酸カルシウム:無機充填材(丸尾カルシウム社製) 鉛オクトエート:触媒、鉛含有率20重量%、(日本化
学産業社製) NCO/NH2(NH)当量比:プレポリマー(主剤)
のNCO基と硬化剤の芳香族ポリアミン架橋剤のアミノ
基との当量比(但し比較例8のみNCO基/(NH2
OH)基の当量比)
【0023】[可使時間と硬化性] 可使時間:主剤と硬化剤とを混合した後、支障なく塗工
できる限度の時間(分)(混合後の粘度が10万センチ
ポイズに達するまでの時間) タックフリータイム:塗膜表面にベトつきがなくなるま
での時間(時間)(塗工後塗膜上に人が乗れるようにな
るまでの時間)
【0024】[硬化塗膜の物性] 基礎物性:塗工後塗膜を20℃、7日硬化させた後JI
SA−6021に準じて行う塗膜物性試験結果(JIS
規格では破断伸びは450%以上、引張強度は25kg
f/cm2以上) 耐熱性:20℃、7日間硬化後、80℃のオーブンで7
日間加熱した後の塗膜物性試験結果 引張強度保持率:耐熱性試験後の引張強度と基礎物性の
それとの強度比(百分率)(JIS規格では80以上1
50以下)
【0025】主剤(イソシアネート末端プレポリマー)
の調製 2リットルのガラスコルベンに表1,表2,表3の配合
表に従ってそれぞれ2,4−異性体対2,6−異性体含
有率(重量比)が65対35、80対20、85/15
または100対0のTDIを仕込み、窒素気流下にD−
2000、D−3000、D−400、T−3000ま
たはT−5000のポリプロピレンエーテルポリオール
をそれぞれの仕込NCO基対OH基の当量比に従って徐
々に加え、80〜105℃で4〜8時間加熱攪拌し反応
を完結させ、イソシアネート末端プレポリマー(主剤)
を調製した。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】硬化剤の調製 2リツトルの円筒型開放容器に表1,表2,表3の配合
表に従ってDETDA、ユニリンク4200、DOP、
場合によりポリオール、炭酸カルシウム、場合により鉛
オクトエートを仕込み、室温でデイゾルバーを用いて1
5分間攪拌し、それぞれの硬化剤を調製した。但し比較
例8の硬化剤のみはあらかじめMOCAをポリオール
(D−2000)に加熱溶解したものを使用した。
【0030】実施例1 2リットルのガラスコルベンに2,4−異性体/2,6
−異性体重量比が65/35のTDIを148.2g仕
込み、681.4gのD−2000と170.4gのT
−3000(D−2000/T−3000=80/20
重量比)を徐々に加え、窒素気流下に80℃に加熱し攪
拌しながら90〜100℃に昇温しこの温度で5時間保
ち反応を完結させ、NCO含有率3.5重量%のプレポ
リマー1000gを調製した。これとは別に、2リット
ルの円筒型開放容器に49gのDETDA、21gのユ
ニリンク4200(硬化剤中の芳香族ポリアミン中に、
DETDAが80モル%およびユニリンクが20モル%
含有)、830gのDOPおよび900gの炭酸カルシ
ウムを仕込み、室温でデイゾルバーにて15分間攪拌し
1800gの硬化剤を調整した。上記で調整した主剤と
硬化剤とを3分し、10℃(冬場を想定)、20℃およ
び35℃(夏場を想定)の雰囲気に2時間以上静置した
後、それぞれの雰囲気で主剤と硬化剤を重量比1/1.
8(主剤のNCO基/硬化剤のNH2 およびNH基当量
比=1.2)の割合に混合し、可使時間をチェックしな
がらプライマー処理したスレート板にコテまたはヘラを
用いて厚さ1.5〜2mmになるように塗布した。20
℃で混合したものの1部をガラス板上に厚さ1.5〜2
mmになるように流延し、このまま20℃で硬化させ塗
膜物性(基礎物性および耐熱性)測定用の試験片とし
た。
【0031】
【表4】
【0032】その結果表4のように10℃、20℃およ
び35℃の可使時間はそれぞれ45分、33分および2
0分であり高温時(夏場)においても所望の可使時間が
保持でき、タックフリータイムはそれぞれ5時間、3時
間および2時間と低温においても硬化性が良好であり、
発泡もなく良好な仕上り性を示した。20℃、7日後の
塗膜の基礎物性および耐熱性は表の通りであり塗膜防水
材のJIS規格を充分に満足する性能を示した。
【0033】実施例2〜5 実施例2〜4は、主剤の原料TDIとして2,4−異性
体/2,6−異性体の重量比が80/20、85/15
または100/0のものを用いて調製したプレポリマー
を使用し、硬化剤は可塑剤DOPを実施例1より減じ
(それに伴って炭酸カルシウム量も減じ)た硬化剤を使
用し、主剤と硬化剤の重量比1/1(主剤のNCO基/
硬化剤のNHおよびNH基の当量比=1.2)の割合
に混合し実施例2および3は20℃で、実施例4は10
℃および35℃のテストも実施した。結果は表4の通り
である。すなわち2,4−異性体含有率の多いものほど
可使時間が長くなり所望の可使時間を保持し易くなる
が、硬化性はやや遅くなる傾向を示す。しかしながら実
施例4にみられるように、硬化が遅いものであっても低
温(10℃)においてさえ7〜8時間でタックフリーと
なり速硬化性であり(比較例8の従来法ではこれが30
〜40時間)、また高温(35℃)においても30分の
可使時間が保持でき、発泡もなく仕上り性良好な塗膜と
なった。これらの硬化塗膜はいずれも防水材として好適
な物性を示した。すなわち年間を通して支障なく施工が
可能であることが示された。実施例5は実施例4の組成
で硬化剤に触媒を小量添加した例であるが、実施例4よ
り速硬化性となり、この程度の触媒の添加量であれば所
望の可使時間を保持しながら耐熱性が低下しないことを
示している。
【0034】実施例6〜7 主剤のプレポリマーは実施例4と同一のものを使用し、
硬化剤の芳香族ポリアミン架橋剤中のDETDAとユニ
リンク4200の芳香族2級アミンの使用割合を実施例
1〜5の場合と異り実施例6および7ではDETDA/
ユニリンク4200=65/35または40/60モル
%として実施例4と同様にテストした。結果は表4から
わかるように実施例4に比較して芳香族2級アミンの使
用割合が増加する(実施例6および7)に従って可使時
間が長くなり、それに伴って硬化性が遅くなりかつ塗膜
がやや軟く強度が低下する傾向を示すが実施例7のよう
に20℃におけるタックフリータイムが8〜9時間とや
や遅くなってもなお比較例8の従来法に比べて速硬化性
であり、硬化塗膜の物性も防水材として好適な性能を保
持することが示された。
【0035】実施例8 主剤のプレポリマーとして実施例4〜7と同一のものを
使用し、硬化剤中のDETDAと芳香族2級アミン(ユ
ニリンク4200)の混合割合が85/15モル比のも
のを使用し、これにポリオールD−2000を可塑剤的
に配合した場合の例である。結果は表5のように可使時
間と硬化性は所望の範囲内であり、硬化塗膜も防水材と
して好適な物性をもつことを示し、硬化剤中にポリオー
ルを可塑剤的にこの程度配合しても本発明の目的を保持
できることが示された。
【0036】
【表5】
【0037】実施例9 主剤のプレポリマーのNCO含有率が7重量%と実施例
1〜8(NCO含有率3.5重量%)よりも大きいもの
を使用し、硬化剤中のDETDAとユニリンク4200
の混合割合が実施例6と同様に65/35モル比のもの
を使用した場合の例である。結果は表5のように可使時
間が40分(10℃)、25分(20℃)または15分
(35℃)と実施例4または6と比較して短くなるがい
づれも所望の範囲内であり、それに伴ってタックフリー
タイムは速くなり実施例4または6よりはさらに速硬化
性となり、硬化塗膜は防水材として好適な物性であるこ
とが示された
【0038】実施例10および11 主剤としてNCO含有率3.5重量%と実施例4〜8と
同一のものを使用し、硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋
剤の使用量を増減し、主剤のNCO基/硬化剤のNH2
およびNH基の当量比を0.9または1.6と実施例6
(NCO/NH2+NH=1.2)に比較して増減させ
た。硬化剤中のDETDAとユニリンク4200の混合
割合は65/35モル比と実施例6と同じ混合比で実施
した。結果は表5からわかるようにNCO基/NH2
よびNH基当量比が0.9(実施例10)と実施例6よ
り小さくすると可使時間は40分と短くなり、一方タッ
クフリータイムは4時間と硬化性は速くなる。NCO基
/NH2およびNH基当量比が1.6(実施例11)と
大きくすると可使時間は80分と長くなり、一方タック
フリータイムは10時間とやや硬化性は遅くなるがいづ
れも所望の可使時間と硬化性の範囲内にある。塗膜物性
はいづれも防水材のJIS規格に合格する良好な性能を
示した。実施例1〜11に使用した芳香族ポリアミン
は、いずれも日本において、既存化学物質に登録されて
あり、従来技術で述べたMOCAとは異なり、製造また
は使用に際しての制約がない。
【0039】比較例1 主剤のプレポリマーの原料TDIとして2,4−異性体
/2,6−異性体の重量比が80/20のもの(実施例
2と同じ)を使用し、硬化剤中のDETDAと芳香族2
級アミンのモル比が20/80と実施例の諸例(実施例
2、4、6および7)と比較してDETDAの使用割合
を少くし、芳香族2級アミンの使用割合を多くした場合
をテストし結果を表6に示した。
【0040】
【表6】
【0041】結果は表6のように可使時間は100分と
長くなる一方タックフリータイムは20時間と遅くなり
施工当日にトップコート塗布などの次工程に移れない程
度にまで硬化性は遅くなる。さらに硬化塗膜は機械的強
度が弱く、耐熱性にも劣り、総じて防水材のJIS規格
を満足しないものとなることが示された。すなわち実施
例1から7の結果を勘案すると、本発明の目的を達成す
るためには硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋剤であるD
ETDAとユニリンク4200で代表される芳香族2級
アミンの使用混合割合には限界的な所定の範囲が存在
し、比較例1はその限界外であることを示している。
【0042】比較例2および3 主剤として実施例4〜8、10、11と同じプレポリマ
ーを使用し、比較例2は硬化剤中の可塑剤量が多い場
合、比較例3は硬化剤中に可塑剤的に使用するポリオー
ルの配合量が多い場合をそれぞれテストした。いづれも
硬化剤中のDETDAと芳香族2級アミンの混合割合と
して80/20モル比のものを使用した。比較例2は可
塑剤量が多いので主剤と硬化剤との重量混合比を1/
2.5とし、比較例2、3は両方とも主剤のNCO基/
硬化剤のNH2 およびNH基の当量比が1.2となるよ
うに調整した。結果は表6のように比較例2では可塑剤
が、比較例3では未反応ポリオールが硬化塗膜表面にブ
リードしてしまい、いづれも本発明の目的とする防水材
とすることができないことが示された。
【0043】比較例4および5 比較例4および5は、主材のNCO基/硬化剤中のNH
2およびNH基の当量比が小さい場合と大きい場合の例
である。結果は表6に示すようにNCO基/NH2 およ
びNH基の当量比を0.7(比較例4)と小さくすると
塗膜表面に未反応アミンがブリードして変色が大とな
り、当量比を2.4(比較例5)と大きくすると可使時
間が110分と長くなり硬化性が遅くなる上、塗膜が発
泡してしまい、いづれも本発明の目的の防水材を得るこ
とができなくなる。すなわち実施例4〜7、10および
11の結果を勘案すると、本発明の目的を達成するため
には、主剤のNCO基/硬化剤のNH2 およびNH基の
当量比は限界的な所定の範囲が存在することを示してい
る。
【0044】比較例6および7 比較例6および7は主剤のNCO含有率が実施例より低
い場合と高い場合であり、硬化剤中の芳香族ポリアミン
架橋剤であるDETDAとユニリンク4200の芳香族
2級アミンの混合割合を80/20モル比と一定にして
その使用量を増減し、主剤のNCO基/硬化剤のNH2
およびNH基の当量比がいづれも1.2となるように調
整して実施した。結果は表6からわかるように主剤のN
CO含有率が1.2重量%(比較例6)まで低くなる
と、可使時間は90分と充分長くなるがタックフリータ
イムが12時間と実施例4に比較して遅くなる上、硬化
塗膜は機械的強度が弱く、耐熱性も劣るものとなる。主
剤のNCO含有率が9重量%(比較例7)と高くなる
と、タックフリータイムは1時間と速硬化性ではあるが
可使時間は7分と短く手塗り塗工が困難となり、硬化塗
膜も堅く脆くなり弾性に欠け防水材としては不向きな性
能となることが示された。
【0045】比較例8 比較例8は従来技術のMOCA−ポリオール併用硬化剤
を使用した例である。主剤の原料TDIとして2,4−
異性体/2,6−異性体の重量比が80/20のものを
使用し、MOCA−ポリオール併用系の硬化剤と触媒を
使用した。結果は表6からわかるように可使時間は充分
長いが、タックフリータイムは20℃でも20時間と遅
く、10℃の低温においては30〜40時間となり、施
工翌日になっても次工程(トップコート塗布など)に移
れない場合がある程に硬化が遅いことを示した。
【0046】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明によ
れば、TDIとポリオールとの反応によって得られるイ
ソシアネート末端プレポリマーを主成分とする主剤と、
DETDAとユニリンク4200等で表わされる芳香族
2級アミンとの所定混合割合の芳香族ポリアミン架橋剤
を含有する硬化剤を、主剤のイソシアネート基と硬化剤
中のアミノ基との当量比が所定範囲内となるように施工
現場で混合し、手塗り塗工して硬化させることによっ
て、年間を通じて安定した常温施工ができ、短時間のう
ちに発泡せず、表面タックを残さず、仕上り性がよくか
つ耐熱性にすぐれたポリウレタン硬化塗膜を得ることが
できる。したがって本発明の方法は、常温施工の塗膜防
水材や塗り床材などに効果的に適用できるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87 C09D 175/04 - 175/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリレンジイソシアネートとポリオール
    との反応によって得られるイソシアネート末端プレポリ
    マーを主成分とする主剤と、芳香族ポリアミン架橋剤を
    含有する硬化剤とからなる2液型常温硬化性塗膜防水材
    の製造方法において、 (1)前記イソシアネート末端プレポリマーのイソシア
    ネート含有率を1.5〜8重量%とし、 (2)前記硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋剤として、
    ジエチルトルエンジアミンと一般式(1)で表される芳
    香族2級アミンとの混合物を使用し、 【化1】 (ただし、R=C1〜Cのアルキル基、n=0〜2)該
    芳香族ポリアミン架橋剤の30〜90モル%がジエチル
    トルエンジアミンであり、10〜70モル%が一般式
    (1)で表される芳香族2級アミンであり、 (3)前記硬化剤中に、イソシアネート末端プレポリマ
    ー100重量部に対して、0〜130重量部の可塑剤を
    使用し、 (4)前記硬化剤中に、イソシアネート末端プレポリマ
    ー100重量部に対して、0〜35重量部のポリオール
    を使用し、 (5)主剤と硬化剤とを施工現場で主剤のイソシアネー
    ト基と硬化剤の芳香族ポリアミンのアミノ基との当量比
    が0.8〜2.0となるように混合し、塗工し硬化せし
    めることを特徴とする常温硬化性塗膜防水材の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 イソシアネート末端プレポリマーに使用
    するポリオールは分子量400〜8000のポリプロピ
    レンエーテルポリオールまたはポリエチレン−プロピレ
    ンエーテルポリオールである請求項1記載の常温硬化性
    塗膜防水材の製造方法。
  3. 【請求項3】 トリレンジイソシアネートが2,4−異
    性体含有率が80重量%以上のトリレンジイソシアネー
    トである請求項1又は2記載の常温硬化性塗膜防水材の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 トリレンジイソシアネートが2,4−異
    性体含有率が85重量%以上のトリレンジイソシアネー
    トである請求項1又は2記載の常温硬化性塗膜防水材の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋剤の6
    0〜90モル%がジエチルトルエンジアミンであり、1
    0〜40モル%が一般式(1)で表される芳香族2級ア
    ミンである請求項1〜4のいずれか1項記載の常温硬化
    性塗膜防水材の製造方法。
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