JP3445371B2 - 常温硬化性塗膜防水材の製造方法 - Google Patents

常温硬化性塗膜防水材の製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常温硬化性ポリウレタ
ン塗膜防水材、塗り床材などの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタン塗膜防水材、塗り床材は現
在ビルディングの屋上、ベランダ、廊下などの防水、ス
ポーツ施設の弾性舗装などの用途に大量に使用されてい
る。この方法は、ポリプロピレンエーテルポリオールな
どのポリオールとトリレンジイソシアネート(以下TD
Iとする)などの芳香族ジイソシアネートとの反応によ
り製造されるイソシアネート末端プレポリマーを主剤と
し、ポリオールおよび4,4’−メチレン−ビス(2−
クロロアニリン)(以下MOCAとする)をイソシアネ
ート反応成分(架橋剤)とする2液型の手作業現場混合
塗布方式による常温硬化性ポリウレタンウレア防水材、
塗り床材が主流を占めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来方法において
硬化剤中のイソシアネ一ト反応成分の主成分として使用
するMOCAは、常温では固体であり、可塑剤等の溶媒
に対する溶解安定性が悪く取り扱い難いものであるにも
かかわらず、イソシアネートとの反応が比較的ゆるやか
で、防水材として必要とされる可使時間(主剤と硬化剤
とを混合した後、これを支障なく塗布できる限度の時
間、通常混合後粘度が10万センチポイズに達するまで
の時間)を確保し易く、更に硬化塗膜がウレタン塗膜防
水材のJIS規格(JISA−6021)に規定された
各種物性を保持できるのでこの種の分野で使用可能な殆
ど唯一の芳香族ポリアミン架橋剤となっている。MOC
Aは硬化剤中で通常比較的溶解性のよいポリアルキレン
エーテルポリオールに溶解した形で使用されているが、
主剤のプレポリマーとの反応性がMOCAとポリオール
とでは異なるのでこれらの反応を常温で円滑に進行させ
完結させるために有機金属鉛などの触媒の添加が必須と
なっている。このように硬化剤の組成を組み立てても、
冬場(低温時)にはみかけ上硬化が進行するが塗膜表面
にいつまでもタックが残りトップコートなどの次工程に
移れない場合がある。この不具合を避けるために触媒の
添加量を多くすると硬化塗膜の耐熱性が低下する。夏場
(高温時)には可使時間と硬化性のバランスがとりにく
く、高温多湿の条件下では湿分の影響のために発泡する
場合が多く表面の仕上りが悪くフクレの原因ともなる。
【0004】一方、高反応性のジエチルトルエンジアミ
ン(以下DETDAとする)を芳香族ポリアミン架橋剤
の主成分として含有する硬化剤と、4,4’−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート系のイソシアネート成分を含
有する主剤とからなる高反応性2液型ウレタン材料を、
高圧衝突混合機により瞬時に混合して型内に吐出し、型
内で2液を硬化反応させて成型するいわゆるRIM成型
が自動車部品等の製造に採用されている。また最近では
この高反応性2液型ウレタン材料をスプレーで塗工し、
瞬間的に硬化反応させてポリウレタン塗膜防水材を製造
する方法も普及してきている。かような高反応性の2液
型ウレタン材料は、2液混合からゲル化まで10秒前後
と超速硬化性のものである。この方法では、スプレー塗
工時にミストが飛散し、塗工面のレベリング性がなく、
さらには手塗り塗工に望ましい可使時間が得られないと
いう欠点がある。このように従来技術には改善を要する
種々な課題があり、防水材塗工当日中に次工程であるト
ップコート塗布が可能になるように数時間で硬化し、工
期の短縮、合理化ができ、しかも年間を通して安定な施
工ができるような処方が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々検討
の結果、芳香族ポリアミン架橋剤として高反応性のDE
TDAと従来技術のMOCAとを所定の割合で混合した
硬化剤を使用し、従来から用いられていたTDIプレポ
リマーを主成分とする主剤と施工現場で混合、塗工する
ことによって低温においても短時間のうちにタックがと
れ、高温においても発泡せず、仕上がり性の良好な、防
水材として好適な物性を有する硬化塗膜が得られること
を見出した。すなわち本発明は、 1 トリレンジイソシアネートとポリオールとの反応に
よって得られるイソシアネート末端プレポリマーを主成
分とする主剤と、芳香族ポリアミン架橋剤を含有する硬
化剤とからなる2液型常温硬化性塗膜防水材の製造方法
において、 (1)前記イソシアネート末端プレポリマーのイソシア
ネート含有率を1.5〜8重量%とし、 (2)前記硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋剤として、
ジエチルトルエンジアミンと4,4’−メチレン−ビス
(2−クロロアニリン)との混合物を使用し、該芳香族
ポリアミンの30〜90モル%がジエチルトルエンジア
ミンであり、10〜70モル%が4,4’−メチレン−
ビス(2−クロロアニリン)であり、 (3)前記硬化剤中に、イソシアネート末端プレポリマ
ー100重量部に対して、0〜130重量部の可塑剤を
使用し、 (4)前記硬化剤中に、イソシアネート末端プレポリマ
ー100重量部に対して、0〜35重量部のポリオール
を使用し、 (5)主剤と硬化剤とを施工現場で主剤のイソシアネー
ト基と硬化剤の芳香族ポリアミンのアミノ基との当量比
が0.8〜2.0となるように混合し、塗工し硬化せし
めることを特徴とする常温硬化性塗膜防水材の製造方法
である。
【0006】また、本発明は、 2.前記硬化剤中に、イソシアネート末端プレポリマー
100重量部に対して、35.5〜130重量部の可塑
剤を使用することを特徴とする前記1記載の常温硬化性
塗膜防水材の製造方法。 3.イソシアネート末端プレポリマーに使用するポリオ
ールが分子量400〜8000のポリプロピレンエーテ
ルポリオールまたはポリエチレン−プロピレンエーテル
ポリオールである前記1又は2に記載の常温硬化性塗膜
防水材の製造方法。 4.トリレンジイソシアネートが2,4−異性体含有率
が80重量%以上のトリレンジイソシアネートである前
記1〜3のいずれか1項記載の常温硬化性塗膜防水材の
製造方法。 5.トリレンジイソシアネートが2,4−異性体含有率
が85重量%以上のトリレンジイソシアネートである前
記1〜3のいずれか1項記載の常温硬化性塗膜防水材の
製造方法。 6.硬化剤中の芳香族ポリアミンの60〜90モル%が
ジエチルトルエンジアミンであり、10〜40モル%が
4,4’−メチレン−ビス(2−クロロアニリン)であ
る前記1〜5のいずれか1記載の常温硬化性塗膜防水材
の製造方法である。
【0007】本発明の方法において主剤の主成分として
使用されるイソシアネート末端プレポリマーは、TDI
とポリオールとの反応によって製造する。この場合得ら
れたプレポリマー中に遊離の状態で残存するTDIの量
をできるだけ少なくするために仕込TDIとポリオール
とは、NCO/OHの当量比で2.1を超えないように
仕込で反応させることが望ましい。本願に係るプレポリ
マーを製造する際に用いるTDIとしては、市販の2,
4ー異性体含有率が65〜100重量%のものが使用で
きるが、2,4ー異性体含有率の低いTDIを使用した
プレポリマーは可使時間を短くする傾向があるため所望
の可使時間を得るためには2,4ー異性体含有率80重
量%以上のTDIを使用するのが好ましく、85重量%
以上のものが最適である。本発明で得られる防水材は従
来のMOCAーポリオール使用系のものよりも速硬化性
となり、補修用あるいは小面積施工用としても適したも
のとなるため、可使時間は施工温度下で15分以上を保
持できることが望ましい。イソシアネート末端プレポリ
マーの原料であるポリオールは、通常のウレタンプレポ
リマー用に使用されるポリエーテルポリオール、ポリエ
ステエルポリオール、ポリカプロラクトンポリオールな
どはいづれも使用できるが、本発明の塗膜防水材用途に
は常温液状で低粘度である分子量400〜8000のポ
リアルキレンエーテルポリオールが好ましく、最も好ま
しいポリオールは、ポリプロピレンエーテルポリオール
またはポリエチレンープロピレンエーテルポリオール、
またはこれらの混合物である。イソシアネート末端プレ
ポリマーのイソシアネート含有率は1.5〜8重量%の
範囲であることが好ましい。8重量%を超えると得られ
る塗膜は硬くなりすぎ伸びがでにくくなり、1.5重量
%未満では塗膜の機械的強度が弱くなり本発明用途に必
要とされる物性が保持できなくなる。
【0008】本発明の方法において硬化剤の必須成分と
して使用するDETDAは3,5−ジエチルトルエン−
2,4および2,6−ジアミンの混合物で、常温液状で
あり、たとえばエタキュア100(エチルコーポレーシ
ョン社製)などが市販されている。
【0009】DETDAと共に混合して使用する4,
4’−メチレン−ビス(2−クロロアニリン)は、2ー
クロルアニリンとホルマリンの縮合物で、一般にMOC
Aと略称されるものである。2ークロロアニリンの他に
若干のアニリンで変性したいわゆる変性MOCAも使用
することができる。
【0010】DETDAを硬化剤中の芳香族ポリアミン
の90モル%以上使用すると主剤のイソシアネート成分
との反応が速いため高温(夏場)には所望の可使時間が
とりにくくなる。MOCAを芳香族ポリアミンの70モ
ル%以上使用すると主剤との反応性が遅くなり、低温時
の硬化性が悪くなるので、本発明の目的の速硬化を達成
することができなくなる。従って本発明では、硬化剤中
のDETDAとMOCAとは上述の範囲で組み合わせて
使用される。このことにより低温時(冬場)はもちろん
高温時(夏場)においても可使時間と硬化性のバランス
が良好な、すなわち年間を通して安定な施工の可能な処
方を組み立てることができる。速硬化で防水材、塗り床
材用途に好適な機械的物性を有する硬化塗膜とするため
最も好ましいDETDAのの使用量は硬化剤中の芳香族
ポリアミンの60〜90モル%である。
【0011】硬化剤中にDETDAを使用することによ
り、MOCAのみを使用する場合よりも硬化剤中あるい
は施工環境からもたらされる湿分による悪影響が小さく
なるから、発泡によるフクレあるいは仕上がり性の悪さ
などの従来技術のかかえていた困難が防止できる。しか
も本発明の方法による硬化塗膜は従来技術によるよりも
塗膜表面にベタつきが残りにくく、短時間のうちにタッ
クのとれた良好な仕上がりとなる。
【0012】本発明の方法において硬化剤中にDETD
Aとともに混合して使用されるMOCAは、常温におい
て固体のものが主体であるから、従来技術と同様にあら
かじめ可塑剤またはポリアルキレンエーテルポリオール
に溶解して使用するのが好ましい。可塑剤はMOCAの
溶解用として用いる他に硬化剤中に主剤との反応の希釈
剤として使用することもできる。可塑剤としては、フタ
ル酸ジオクチル(DOP),アジピン酸ジオクチル(D
OA),リン酸トリクレジル(TCP),塩素化パラフ
ィンなどの通常の可塑剤が使用できる。可塑剤の使用量
は主剤のプレポリマー100部に対し130部以下の量
が好ましい。130部を越えると硬化塗膜表面から可塑
剤がブリードしたり塗膜の機械的強度が弱くなって不適
である。
【0013】本発明の方法では、硬化剤中の架橋剤にD
ETDAというかなり高活性な芳香族アミンを必須成分
として使用するので、この使用量により反応速度(可使
時間と硬化性)を調整することができる。従って、有機
金属鉛などのような触媒の添加は必須ではないが場合に
より鉛オクトェート(鉛含有量20重量%)などのよう
な触媒を硬化剤中に2重量%以下の量で添加することが
できる。この程度の使用量であれば塗膜の耐熱性を低下
することがない。
【0014】従来技術で硬化剤中にMOCAの溶解用兼
イソシアネート反応成分として使用されていたポリオー
ルは本発明では不可欠成分ではないが、ポリオールはD
ETDAよりもイソシアネートとの反応性がかなり低
く、可塑剤と同様の効果をもたらすため場合によりこれ
をMOCAの溶解用として用いる他に可塑剤的に硬化剤
中に配合することができる。可塑剤的に使用することが
できるポリオールとしては、ポリエーテルポリオール、
ポリエステルポリオール、ポリカプロラクトンポリオー
ルなどがあげられるが、常温液状で、低粘度である分子
量400〜8000のポリプロピレンエーテルポリオー
ルまたはポリエチレンープロピレンエーテルポリオール
が好ましく、プレポリマーの使用量100部に対して3
5部以下の量で使用するのが好ましい。これ以上の量で
配合すると硬化塗膜表面にポリオールがブリードし易く
なり、かつ塗膜の機械的強度が低くなる。
【0015】本発明の硬化剤には場合により炭酸カルシ
ウム、タルク、カオリン、ゼオライト、硅ソウ土などの
無機充填剤、酸化クロム、酸化チタン、ベンガラ、カー
ボンブラック、酸化鉄などの顔料、またはヒンダードア
ミン系、ヒンダードフェノール系、ベンゾチアゾール系
などの安定剤を添加することができる。
【0016】本発明を実施するには、TDIとポリオー
ルとの反応によって得られるイソシアネート末端プレポ
リマーを主成分とする主剤と、DETDAおよびMOC
Aを所定の割合で配合した硬化剤(場合により可塑剤、
ポリオール、充填剤、触媒などを含む)とを施工現場に
おいて主剤のイソシアネート基と硬化剤の芳香族ポリア
ミンのアミノ基との当量比が0.8〜2.0となるよう
に混合して被塗物上に塗工し、硬化せしめるのである。
主剤のイソシアネート基と硬化剤中のアミノ基との当量
比が0.8未満では、未反応のアミンが塗膜表面にブリ
ードしてきて変色の原因となり、2.0を越えると硬化
性が遅くなりすぎ塗膜の機械的強度も低下するので、い
ずれも本発明の目的を達成することができない。
【0017】本発明の方法により、年間を通して安定し
た常温施工ができ、短時間のうちにベタつきのない仕上
り性の良好な、耐熱性に優れた塗膜防水材、塗り床材な
どの用途に好適な硬化塗膜が得られる。本発明の方法は
手作業による混合、塗工に主として用いられるが、可使
時間およびレベリング可能時間が長くとれるため、スタ
チックミキサー、あるいは、ダイナミックミキサー等の
自動混合装置を使用した機械施工にも使用することがで
きる。
【0018】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて、本発明
を具体的に説明する。実施例において使用される各記号
はそれぞれ下記の意味を有する。表中の”←”は左欄の
数値と同じ値であることを示す。 [主剤] D−2000:ポリプロピレンエーテルジオール 分子
量 2000(武田薬品工業社製 商品名:アクトコー
ルP−2020) D−3000:ポリプロピレンエーテルジオール 分子
量 3000(武田薬品工業社製 商品名:アクトコー
ルP−23) D−400:ポリプロピレンエーテルジオール 分子量
400(武田薬品工業社製 商品名:アクトコールP
−400) T−3000:ポリプロピレンエーテルトリオール 分
子量 3000(武田薬品工業社製 商品名:アクトコ
ールP−3030) T−5000:ポリプロピレンエーテルトリオール 分
子量 5000(武田薬品工業社製 商品名:アクトコ
ール 35−34)
【0019】[硬化剤] DETDA:ジエチルトルエンジアミン(エタキュア1
00、エチルコーポレーション社製) MOCA:4,4´−メチレン−ビス(2−クロロアニ
リン)(イハラケミカル社製) DOP:フタル酸ジオクチル(可塑剤、大八化学工業所
製) ポリオール:ポリプロピレンエーテルジオール D−2
000 炭酸カルシウム:無機充填材(丸尾カルシウム社製) 鉛オクトエート:触媒、鉛含有率20重量%、(日本化
学産業社製) NCO/NH2当量比:プレポリマー(主剤)のNCO
基と硬化剤の芳香族ポリアミン架橋剤のアミノ基との当
量比(但し比較例8のみNCO基/(NH2+OH)基
の当量比)
【0020】[可使時間と硬化性] 可使時間:主剤と硬化剤とを混合した後、支障なく塗工
できる限度の時間(分)(混合後の粘度が10万センチ
ポイズに達するまでの時間) タックフリータイム:塗膜表面にベトつきがなくなるま
での時間(時間)(塗工後塗膜上に人が乗れるようにな
るまでの時間)
【0021】[硬化塗膜の物性] 基礎物性:塗工後塗膜を20℃、7日硬化させた後JI
SA−6021に準じて行う塗膜物性試験結果(JIS
規格では破断伸びは450%以上、引張強度は25kg
f/cm2以上) 耐熱性:20℃、7日間硬化後、80℃のオーブンで7
日間加熱した後の塗膜物性試験結果 引張強度保持率:耐熱性試験後の引張強度と基礎物性の
それとの強度比(百分率)(JIS規格では80以上1
50以下)
【0022】主剤(イソシアネート末端プレポリマー)
の調製 2リットルのガラスコルベンに表1,表2,表3の配合
表に従ってそれぞれ2,4−異性体対2,6−異性体含
有率(重量比)が65対35、80対20、85/15
または100対0のTDIを仕込み、窒素気流下にD−
2000、D−3000、D−400、T−3000ま
たはT−5000のポリプロピレンエーテルポリオール
をそれぞれの仕込NCO基対OH基の当量比に従って徐
々に加え、80〜105℃で4〜8時間加熱攪拌し反応
を完結させ、イソシアネート末端プレポリマー(主剤)
を調製した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】硬化剤の調製 2リツトルの円筒型開放容器に表1,表2,表3の配合
表に従ってDETDA、あらかじめDOPに溶解したM
OCAの溶液(比較例3および8ではMOCAはポリオ
ールとDOPに溶解した),場合によりポリオール、炭
酸カルシウム、場合により鉛オクトエートを仕込み、室
温でディゾルバーを用いて15分間攪拌しそれぞれの硬
化剤を調製した。
【0027】実施例1 2リットルのガラスコルベンに2,4−異性体/2,6
−異性体重量比が65/35のTDIを148.2g仕
込み、681.4gのD−2000と170.4gのT
−3000(D−2000/T−3000=80/20
重量比)を徐々に加え、窒素気流下に80℃に加熱し攪
拌しながら90〜100℃に昇温しこの温度で5時間保
ち反応を完結させ、NCO含有率3.5重量%のプレポ
リマー1000gを調製した。これとは別に、2リット
ルの円筒型開放容器に49gのDETDA、あらかじめ
432gのDOPに19gのMOCAを溶解した溶液
(硬化剤中の芳香族ポリアミン中にDETDAが80モ
ル%およびMOCAが20モル%含有)および炭酸カル
シウム500gを仕込み、室温でディゾルバーにて15
分間攪拌し1000gの硬化剤を調製した。上記で調整
した主剤と硬化剤とを3分し、10℃(冬場を想定)、
20℃および35℃(夏場を想定)の雰囲気に2時間以
上静置した後、それぞれの雰囲気で主剤と硬化剤を重量
比1/1(主剤のNCO基/硬化剤のNH2 基当量比=
1.2)の割合に混合し、可使時間をチェックしながら
プライマー処理したスレート板にコテまたはヘラを用い
て厚さ1.5〜2mmになるように塗布した。20℃で
混合したものの1部をガラス板上に厚さ1.5〜2mm
になるように流延し、このまま20℃で硬化させ塗膜物
性(基礎物性および耐熱性)測定用の試験片とした。
【0028】
【表4】
【0029】その結果表4のように10℃、20℃およ
び35℃の可使時間はそれぞれ42分、25分および1
5分であり高温時(夏場)においても所望の可使時間が
保持でき、タックフリータイムはそれぞれ5時間、2.
5時間および1.5時間と低温においても硬化性が良好
であり、発泡もなく良好な仕上り性を示した。20℃、
7日後の塗膜の基礎物性および耐熱性は表の通りであり
塗膜防水材のJIS規格を充分に満足する性能を示し
た。
【0030】実施例2〜5 実施例2〜4は、主剤の原料TDIとして2,4−異性
体/2,6−異性体の重量比が80/20、85/15
または100/0のものを用いて調製したプレポリマー
を使用し、主剤と硬化剤の重量比1/1(主剤のNCO
基/硬化剤のNH基の当量比=1.2)の割合に混合
し実施例2および3は20℃で、実施例4は10℃およ
び35℃のテストも実施した。結果は表4の通りであ
る。すなわち2,4−異性体含有率の多いものほど可使
時間が長くなり所望の可使時間を保持し易くなるが、硬
化性はやや遅くなる傾向を示す。しかしながら実施例4
にみられるように、硬化が遅いものであっても低温(1
0℃)においてさえ8時間でタックフリーとなり速硬化
性であり(比較例8の従来法ではこれが30〜40時
間)、また高温(35℃)においても30分の可使時間
が保持でき、発泡もなく仕上り性良好な塗膜となった。
これらの硬化塗膜はいづれも防水材として好適な物性を
示した。すなわち年間を通して支障なく施工が可能であ
ることが示された。実施例5は実施例4の組成で硬化剤
に触媒を小量添加した例であるが、実施例4より速硬化
性となり、この程度の触媒の添加量であれば所望の可使
時間を保持しながら耐熱性が低下しないことを示してい
る。
【0031】実施例6〜7 主剤のプレポリマーは実施例4と同一のものを使用し、
硬化剤の芳香族ポリアミン架橋剤中のDETDAとMO
CAの使用割合を実施例1〜5の場合と異り実施例6お
よび7ではDETDA/MOCA=65/35または4
0/60モル%として実施例4と同様にテストした。
結果は表4からわかるように実施例4に比較してMOC
Aの使用割合が増加する(実施例6および7)に従って
可使時間が長くなり、それに伴って硬化性が遅くなりか
つ塗膜がやや軟く強度が低下する傾向を示すが実施例7
のように20℃におけるタックフリータイムが12時間
とやや遅くなってもなお比較例8の従来法に比べて速硬
化性であり、硬化塗膜の物性も防水材として好適な性能
を保持することが示された。
【0032】実施例8 主剤のプレポリマーとして実施例4〜7と同一のものを
使用し、硬化剤中のDETDAとMOCAの混合割合が
80/20モル比のものを使用し、これにポリオールD
−2000を可塑剤的に配合した場合の例である。結果
は表4のように可使時間と硬化性は所望の範囲内であ
り、硬化塗膜も防水材として好適な物性をもつことを示
し、硬化剤中にポリオールを可塑剤的にこの程度配合し
ても本発明の目的を保持できることが示された。
【0033】実施例9 主剤のプレポリマーのNCO含有率が2.4重量%と実
施例1〜8(NCO含有率3.5重量%)より小さいも
のを使用し、硬化剤中のDETDAとMOCAの混合割
合が80/20モル比と実施例1〜4と同じ比率のもの
を使用した場合の例である。結果は、表5のように可使
時間が60分(20℃)および35分(35℃)、タツ
クフリータイムが7時間(20℃)、3〜4時間(35
℃)と実施例4に比較して硬化性はやや遅くなるがいず
れも所望の範囲内にあり速硬化性である。硬化塗膜は軟
らかくなるが、防水材としては好適な物性であることが
示された。
【0034】
【表5】
【0035】実施例10 主剤のプレポリマーのNCO含有率が7重量%と実施例
1〜8(NCO含有率3.5重量%)よりも大きいもの
を使用し、硬化剤中のDETDAとMOCAの混合割合
が実施例6と同様に65/35モル比のものを使用した
場合の例である。 結果は表5のように可使時間が45
分(10℃)、28分(20℃)または15分(35
℃)と実施例4または6と比較して短くなるがいづれも
所望の範囲内であり、それに伴ってタックフリータイム
は速くなり実施例4または6よりはさらに速硬化性とな
り、硬化塗膜は防水材として好適な物性であることが示
された
【0036】実施例11および12 主剤としてNCO含有率3.5重量%と実施例4〜8と
同一のものを使用し、硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋
剤の使用量を増減し、主剤のNCO基/硬化剤のNH2
基の当量比を0.9または1.7と実施例6(NCO/
NH2=1.2)に比較して増減させた。硬化剤中のD
ETDAとMOCAの混合割合は65/35モル比と実
施例6と同じ混合比で実施した。結果は表5からわかる
ようにNCO基/NH2基当量比が0.9( 実施例1
1)と実施例6より小さくすると可使時間は35分と短
くなり、一方タックフリータイムは3時間と硬化性は速
くなる。NCO基/NH2 基の当量比が1.7(実施例
12)と大きくすると可使時間は65分と長くなり、一
方タックフリータイムは8時間とやや硬化性は遅くなる
がいづれも所望の可使時間と硬化性の範囲内にある。塗
膜物性はいづれも防水材のJIS規格に合格する良好な
性能を示した
【0037】比較例1 主剤のプレポリマーの原料TDIとして2,4−異性体
/2,6−異性体の重量比が80/20のもの(実施例
2と同じ)を使用し、硬化剤中のDETDAとMOCA
のモル比が25/75と実施例の諸例(実施例2、4、
6および7)と比較してDETDAの使用割合を少く
し、MOCAの使用割合を多くした場合をテストし結果
を表6に示した。
【0038】
【表6】
【0039】結果は表6のように可使時間は85分と長
くなる一方タックフリータイムは24時間と遅くなり施
工当日にトップコート塗布などの次工程に移れない程度
にまで硬化性は遅くなる。さらに硬化塗膜は機械的強度
が弱く、耐熱性にも劣り、総じて防水材のJIS規格を
満足しないものとなることが示された。すなわち実施例
1から7の結果を勘案すると、本発明の目的を達成する
ためには硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋剤であるDE
TDAとMOCAの使用混合割合には限界的な所定の範
囲が存在し、比較例1はその限界外であることを示して
いる。
【0040】比較例2および3 主剤として実施例4〜8、10、11および12と同じ
プレポリマーを使用し、比較例2は硬化剤中の可塑剤量
が多い場合、比較例3は硬化剤中に可塑剤的に使用する
ポリオールの配合量が多い場合をそれぞれテストした。
いづれも硬化剤中のDETDAとMOCAの混合割合と
して80/20モル比のものを使用した。比較例2は可
塑剤量が多いので主剤と硬化剤との重量混合比を1/
2.5とし、比較例2、3は両方とも主剤のNCO基/
硬化剤のNH2 基の当量比が1.2となるように調整し
た。結果は表6のように比較例2では可塑剤が、比較例
3では未反応ポリオールが硬化塗膜表面にブリードして
しまい、いづれも本発明の目的とする防水材とすること
ができないことが示された。
【0041】比較例4および5 比較例4および5は、主材のNCO基/硬化剤中のNH
2基の当量 比が小さい場合と大きい場合の例である。結
果は表6に示すようにNCO基/NH2 基の当量比を
0.7(比較例4)と小さくすると塗膜表面に未反応ア
ミンがブリードして変色が大となり、当量比を2.4
(比較例5)と大きくすると可使時間が80分と長くな
り硬化性が遅くなる上、塗膜が発泡してしまい、いづれ
も本発明の目的の防水材を得ることができなくなる。す
なわち実施例4〜7、11および12の結果を勘案する
と、本発明の目的を達成するためには、主剤のNCO基
/硬化剤のNH2 基の当量比は限界的な所定の範囲が存
在することを示している。
【0042】比較例6および7 比較例6および7は主剤のNCO含有率が実施例より低
い場合と高い場合であり、硬化剤中の芳香族ポリアミン
架橋剤であるDETDAとMOCAの混合割合を80/
20モル比と一定にしてその使用量を増減し、主剤のN
CO基/硬化剤のNH2 の当量比がいづれも1.2とな
るように調整して実施した。結果は表6からわかるよう
に主剤のNCO含有率が1.2重量%(比較例6)まで
低くなると、可使時間は75分と充分長くなるがタック
フリータイムが20時間と実施例4および9に比較して
遅くなる上、硬化塗膜は機械的強度が弱く、耐熱性も劣
るものとなる。主剤のNCO含有率が9重量%(比較例
7)と高くなると、タックフリータイムは1時間と速硬
化性ではあるが可使時間は7分と短く手塗り塗工が困難
となり、硬化塗膜も堅く脆くなり弾性に欠け防水材とし
ては不向きな性能となることが示された。
【0043】比較例8 比較例8は従来技術のMOCA−ポリオール併用硬化剤
を使用した例である。主剤の原料TDIとして2,4−
異性体/2,6−異性体の重量比が80/20のものを
使用し、MOCA−ポリオール併用系の硬化剤と触媒を
使用した。結果は表6からわかるように可使時間は充分
長いが、タックフリータイムは20℃でも20時間と遅
く、10℃の低温においては30〜40時間となり、施
工翌日になっても次工程(トップコート塗布など)に移
れない場合がある程に硬化が遅いことを示した。
【0044】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明によ
れば、TDIとポリオールとの反応によって得られるイ
ソシアネート末端プレポリマーを主成分とする主剤と、
DETDAとMOCAとの所定混合割合の芳香族ポリア
ミン架橋剤を含有する硬化剤を、主剤のイソシアネート
基と硬化剤中のアミノ基との当量比が所定範囲内となる
ように施工現場で混合し、手塗り塗工して硬化させるこ
とによって、年間を通じて安定した常温施工ができ、短
時間のうちに発泡せず、表面タックを残さず、仕上り性
がよくかつ耐熱性にすぐれたポリウレタン硬化塗膜を得
ることができる。したがって本発明の方法は、常温施工
の塗膜防水材や塗り床材などに効果的に適用できるもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87 C09D 175/04 - 175/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリレンジイソシアネートとポリオール
    との反応によって得られるイソシアネート末端プレポリ
    マーを主成分とする主剤と、芳香族ポリアミン架橋剤を
    含有する硬化剤とからなる2液型常温硬化性塗膜防水材
    の製造方法において、 (1)前記イソシアネート末端プレポリマーのイソシア
    ネート含有率を1.5〜8重量%とし、 (2)前記硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋剤として、
    ジエチルトルエンジアミンと4,4’−メチレン−ビス
    (2−クロロアニリン)との混合物を使用し、該芳香族
    ポリアミンの30〜90モル%がジエチルトルエンジア
    ミンであり、10〜70モル%が4,4’−メチレン−
    ビス(2−クロロアニリン)であり、 (3)前記硬化剤中に、イソシアネート末端プレポリマ
    ー100重量部に対して、0〜130重量部の可塑剤を
    使用し、 (4)前記硬化剤中に、イソシアネート末端プレポリマ
    ー100重量部に対して、0〜35重量部のポリオール
    を使用し、 (5)主剤と硬化剤とを施工現場で主剤のイソシアネー
    ト基と硬化剤の芳香族ポリアミンのアミノ基との当量比
    が0.8〜2.0となるように混合し、塗工し硬化せし
    めることを特徴とする常温硬化性塗膜防水材の製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記硬化剤中に、イソシアネート末端プレ
    ポリマー100重量部に対して、35.5〜130重量
    部の可塑剤を使用することを特徴とする請求項1記載の
    常温硬化性塗膜防水材の製造方法。
  3. 【請求項3】 イソシアネート末端プレポリマーに使用
    するポリオールが分子量400〜8000のポリプロピ
    レンエーテルポリオールまたはポリエチレン−プロピレ
    ンエーテルポリオールである請求項1又は2記載の常温
    硬化性塗膜防水材の製造方法。
  4. 【請求項4】 トリレンジイソシアネートが2,4−異
    性体含有率が80重量%以上のトリレンジイソシアネー
    トである請求項1〜3のいずれか1項記載の常温硬化性
    塗膜防水材の製造方法。
  5. 【請求項5】 トリレンジイソシアネートが2,4−異
    性体含有率が85重量%以上のトリレンジイソシアネー
    トである請求項1〜3のいずれか1項記載の常温硬化性
    塗膜防水材の製造方法。
  6. 【請求項6】 硬化剤中の芳香族ポリアミン架橋剤の6
    0〜90モル%がジエチルトルエンジアミンであり、1
    0〜40モル%が4,4’−メチレン−ビス(2−クロ
    ロアニリン)である請求項1〜5のいずれか1項記載の
    常温硬化性塗膜防水材の製造方法。
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