JPS6143368B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6143368B2 JPS6143368B2 JP52067815A JP6781577A JPS6143368B2 JP S6143368 B2 JPS6143368 B2 JP S6143368B2 JP 52067815 A JP52067815 A JP 52067815A JP 6781577 A JP6781577 A JP 6781577A JP S6143368 B2 JPS6143368 B2 JP S6143368B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- curing agent
- curing
- urethane prepolymer
- reacting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Description
本発明は現場施工性に優れた二液性常温硬化型
ポリウレタン樹脂による床の施工方法に関する。 近年、ポリウレタンの用途は多岐にわたり、特
に二液性常温硬化型ポリウレタン樹脂は、現場施
工が可能であること、取扱いが容易なこと及び耐
薬品性や弾性に優れていること等により、防水
剤、シーラント剤、床材に広く用いられている。
二液性常温硬化型ウレタン樹脂は、特に適度の弾
性を有し、有好な耐化学薬品性またはシームレス
に仕上がる等の点で、従来の床仕上げ用として用
いられている塩化ビニルタイル等よりも優れてい
る。 この二液性常温硬化型ウレタン樹脂を製造する
ためには、ポリオキシアルキレンポリオールとジ
イソシアネートとから得られる末端イソシアネー
ト基を有するウレタンプリポリマーと、該ウレタ
ンプレポリマーと反応する硬化剤が必要であり、
ウレタンプレポリマーと反応する硬化剤として
は、従来、ポリオキシアルキレンポリオールを単
独で、もしくは混合して用いるポリオール型架橋
剤あるいはポリアミンをポリオールと併用するポ
リアミン型硬化剤を使用することが知られてい
る。 しかしながら、ポリオール型硬化剤を使用した
場合、伸びは非常に大きくなるが、硬度及び強度
は低い、耐熱性も悪く、また水分との反応で発生
する炭酸ガスの影響で発泡する欠点があつた。ポ
リアミン型硬化剤を使用した場合は、上記ポリオ
ール型硬化剤を使用した場合に比較して硬度、強
度は高くなり耐熱性も向上するが、ポリアミンと
併用しているポリオールは、ポリアミン型硬化剤
に比較してウレタンプレポリマーとの反応速度が
極端に遅いため、ポリアミンの反応だけが先に進
行してしまい、樹脂内にひずみを生じ、ふくれた
り、またポリオールとポリアミンの相溶性が悪い
ためにポリオールが樹脂表面にプリードしたりす
る原因となつた。そこでポリオールを使用せずポ
リアミンのみを硬化剤として用いれば上記欠点を
除去できると推量できるが、ポリアミンは固体で
ありウレタンポリマーと相溶性が悪く、また、ウ
レタンポリマーとの相溶性のよいものがあつたと
してもポリアミンのみによる硬化剤では反応速度
が大きすぎる。また、ウレタンプレポリマーと反
応する他の硬化剤として、エポキシ樹脂にポリア
ミンを反応させて得られる遊離のアミノ基をもつ
ものがあり、特開昭48―25792号明細書には、こ
の硬化剤を用いたエポキシ変性ウレタン樹脂の製
法が記載されているが、前記明細書に記載された
硬化剤にては、ウレタンプレポリマーとの反応速
度が大きすぎ、また物性の面から塗料としては使
用できる可能性があるが、床用樹脂として用いる
ことはできない。 そこで本発明者らは、床用樹脂としての物性の
有好な樹脂につき鋭意研究した結果、本発明を完
成したものである。 すなわち、本発明はポリヒドロキシル化合物と
ポリイソシアネート化合物とを反応させて得られ
る末端イソシアネート基を有するウレタンプレポ
リマーと、エポキシ樹脂に過剰の4,4―メチレ
ンビス(2―クロロアニリン)を反応させて得ら
れる遊離のアミノ基を有する硬化剤の少なくとも
一方に無機充填剤および必要に応じて着色剤、触
媒、可塑剤が配合されてなり、上記ウレタンプレ
ポリマーと上記硬化剤とを所定量混合した後、塗
工、硬化せしめてなる床の施工方法である。 本発明によれば、接着性、復元性、耐汚染性、
耐摩耗性、耐候性、耐化学薬品性、耐熱性等が良
好、施工及び保守管理が容易、無溶剤である、カ
ラフルな彩色に富み、また価格の安価な床材を提
供できる等の利点がある。従つて床への塗工が最
適である。 本発明に使用するポリヒドロキシル化合物とし
てはポリエステル、ポリエーテルポリオール、ア
クリルポリオール、ヒマシ油誘導体、トール油誘
導体、その他の含水酸基化合物及びこれらの混合
物等があげられる。 本発明に使用するポリイソシアネート化合物と
してはトリレンジイソシアネート、4,4′―ジフ
エニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、1,5―ナフタレンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、リジン
ジイソシアネート、イソフオロンジイソシアネー
ト、トリフエニルメタントリイソシアネート、ト
リメチロールプロパンのトリレンジイソシアネー
ト3モル付加物等があげられる。 本発明に使用するエポキシ樹脂としてはシエル
社のエピコート、ダウケミカル社のDER、チバ
ガイギー社のアラルダイト等の商品名で知られる
ようなビスフエノールAまたはポリエーテル等と
エピクロルヒドリンとの反応により得られるも
の、またチツソ社のチツソノツクスのような環状
エポキシ樹脂、植物油をエポキシ化したもののそ
の他の含エポキシ基化合物を使用することができ
る。 本発明に係わる硬化剤は前記各種エポキシ樹脂
の1種もしくは2種以上に、該エポキシ樹脂のエ
ポキシ当量に対し4,4―メチレンビス(2―ク
ロロアニリン)を過剰量反応させて得られる。必
要に応じてこの硬化剤と共にポリヒドロキシル化
合物を併用した硬化剤を用いることもできる。 本発明に係わる無機充填剤は炭酸カルシウム、
タルク、クレー等があり、床剤に耐摩耗性を与え
るために配合される。上記無機充填剤の他、必要
に応じて着色剤、オレイン酸錫、ラウリン酸錫、
オクテン酸錫、オクテン酸亜鉛等の触媒、ジブチ
ルフタレート、ジオクチルフタレート等の可塑剤
を配合することができる。上記配合剤はウレタン
プレポリマーもしくは硬化剤のいずれかに配合す
ればよい。 本発明に係わる床材は施工現場においてウレタ
ンプレポリマーと硬化剤とを配合し、ミキサーな
どの撹拌機を用いて均一に混合した後、必要に応
じて予めプライマー処理を施したコンクリート、
モルタルなどの建築下地上に塗工する。配合量は
ウレタンプレポリマー中の末端イソシアネート基
に対して硬化剤中の遊離のアミノ基がほぼ当量か
らイソシアネート基に対して当量より10%程度過
剰になるような範囲にすれば良い。硬化剤として
ポリヒドロキシル化合物を併用した場合には、ポ
リヒドロキシル化合物中の水酸基も考慮して配合
量を決定する。 塗工厚さは、通常、床用として塗工される厚
さ、すなわち1mm〜2cm程度が適当である。ウレ
タンプレポリマーと硬化剤を混合してから塗工可
能な時間(ポツトライフ)は気温によつて異なる
が、夏期で平均15〜20分間、冬期で平均40〜50分
間である。硬化に要する時間は、通常、一昼夜程
度、完全硬化にはさらに数日間を要する。 本発明ではウレタンプレポリマーの硬化剤とし
て、エポキシ樹脂に過剰の4,4―メチレンビス
(2―クロロアニリン)を反応させて得られる遊
離のアミノ基を有する化合物を使用しているの
で、施工に必要な長時間のポツトライフが確保で
き、床用として必要な条件であるレベリング性に
優れている。また、硬化反応がゆるやかなので、
硬化樹脂の強度、伸び率などの物性に優れてお
り、とくに床材として好ましい性質である反撥弾
性に富んだものが得られ、耐摩耗性、耐薬品性、
下地接着力にも優れた床が得られるという特長が
ある。 以下の実施例では床用樹脂をシート状に成型し
たものを用いて樹脂の物性を測定し、他の硬化剤
を使用して得られる樹脂シートと比較した。例中
「部」とあるのは重量部を示す。 実施例 1 分子量約3000のポリオキシプロピレントリオー
ル2530部とトリレンジイソシアネート(2.4体/
2.6体=80/20)465部を窒素気流中90℃で3時間
反応させ、末端イソシアネート含有率8%のプレ
ポリマーを製造した。 別に4,4―メチレンビス(2―クロロアニリ
ン)400部、エピコート828(シエル石油製エポキ
シ樹脂)180部、ジブチルフタレート420部を混合
し、窒素気流中で130℃で3時間反応させて得ら
れた硬化剤483部に、更に炭酸カルシウム312部、
顔料ペースト200部、ジブチルチンジラウレート
5部を配合した。 上記プレポリマー1000部と硬化剤1000部を撹拌
混合し、シート状に成形し、硬化せしめた。この
シートの成形1週間後の物性は第1表に示すとお
りである。 比較例 1 4,4′―メチレンビス(2―クロロアニリン)
300部をアデカポリエーテルP―2000(旭電化製
ポリエーテルポリオール)700部に溶解して得ら
れた硬化剤640部に、炭酸カルシウム250部、顔料
ペースト105部、オクチル酸錫5部を配合して硬
化剤とし、この硬化剤1000部と実施例1で使用し
たプレポリマー1000部を撹拌混合し、シート状に
成形し、硬化せしめた。このシートの成形1週間
後の物性は第1表に示すとおりである。 比較例 2 ジフエニルメタンジアミン295部、エピコート
828 180部、ジブチルフタレート525部を混合し、
窒素気流中で130℃で3時間反応させて得られた
硬化剤483部に、更に炭酸カルシウム312部、顔料
ペースト200部、ジブチルチンジラウレート5部
を配合して硬化剤とした。この硬化剤1000部と実
施例1で使用したプレポリマー1000部を撹拌混合
し、シート状に成形し、硬化せしめた。このシー
トの成形1週間後の物性は第1表に示すとおりで
ある。
ポリウレタン樹脂による床の施工方法に関する。 近年、ポリウレタンの用途は多岐にわたり、特
に二液性常温硬化型ポリウレタン樹脂は、現場施
工が可能であること、取扱いが容易なこと及び耐
薬品性や弾性に優れていること等により、防水
剤、シーラント剤、床材に広く用いられている。
二液性常温硬化型ウレタン樹脂は、特に適度の弾
性を有し、有好な耐化学薬品性またはシームレス
に仕上がる等の点で、従来の床仕上げ用として用
いられている塩化ビニルタイル等よりも優れてい
る。 この二液性常温硬化型ウレタン樹脂を製造する
ためには、ポリオキシアルキレンポリオールとジ
イソシアネートとから得られる末端イソシアネー
ト基を有するウレタンプリポリマーと、該ウレタ
ンプレポリマーと反応する硬化剤が必要であり、
ウレタンプレポリマーと反応する硬化剤として
は、従来、ポリオキシアルキレンポリオールを単
独で、もしくは混合して用いるポリオール型架橋
剤あるいはポリアミンをポリオールと併用するポ
リアミン型硬化剤を使用することが知られてい
る。 しかしながら、ポリオール型硬化剤を使用した
場合、伸びは非常に大きくなるが、硬度及び強度
は低い、耐熱性も悪く、また水分との反応で発生
する炭酸ガスの影響で発泡する欠点があつた。ポ
リアミン型硬化剤を使用した場合は、上記ポリオ
ール型硬化剤を使用した場合に比較して硬度、強
度は高くなり耐熱性も向上するが、ポリアミンと
併用しているポリオールは、ポリアミン型硬化剤
に比較してウレタンプレポリマーとの反応速度が
極端に遅いため、ポリアミンの反応だけが先に進
行してしまい、樹脂内にひずみを生じ、ふくれた
り、またポリオールとポリアミンの相溶性が悪い
ためにポリオールが樹脂表面にプリードしたりす
る原因となつた。そこでポリオールを使用せずポ
リアミンのみを硬化剤として用いれば上記欠点を
除去できると推量できるが、ポリアミンは固体で
ありウレタンポリマーと相溶性が悪く、また、ウ
レタンポリマーとの相溶性のよいものがあつたと
してもポリアミンのみによる硬化剤では反応速度
が大きすぎる。また、ウレタンプレポリマーと反
応する他の硬化剤として、エポキシ樹脂にポリア
ミンを反応させて得られる遊離のアミノ基をもつ
ものがあり、特開昭48―25792号明細書には、こ
の硬化剤を用いたエポキシ変性ウレタン樹脂の製
法が記載されているが、前記明細書に記載された
硬化剤にては、ウレタンプレポリマーとの反応速
度が大きすぎ、また物性の面から塗料としては使
用できる可能性があるが、床用樹脂として用いる
ことはできない。 そこで本発明者らは、床用樹脂としての物性の
有好な樹脂につき鋭意研究した結果、本発明を完
成したものである。 すなわち、本発明はポリヒドロキシル化合物と
ポリイソシアネート化合物とを反応させて得られ
る末端イソシアネート基を有するウレタンプレポ
リマーと、エポキシ樹脂に過剰の4,4―メチレ
ンビス(2―クロロアニリン)を反応させて得ら
れる遊離のアミノ基を有する硬化剤の少なくとも
一方に無機充填剤および必要に応じて着色剤、触
媒、可塑剤が配合されてなり、上記ウレタンプレ
ポリマーと上記硬化剤とを所定量混合した後、塗
工、硬化せしめてなる床の施工方法である。 本発明によれば、接着性、復元性、耐汚染性、
耐摩耗性、耐候性、耐化学薬品性、耐熱性等が良
好、施工及び保守管理が容易、無溶剤である、カ
ラフルな彩色に富み、また価格の安価な床材を提
供できる等の利点がある。従つて床への塗工が最
適である。 本発明に使用するポリヒドロキシル化合物とし
てはポリエステル、ポリエーテルポリオール、ア
クリルポリオール、ヒマシ油誘導体、トール油誘
導体、その他の含水酸基化合物及びこれらの混合
物等があげられる。 本発明に使用するポリイソシアネート化合物と
してはトリレンジイソシアネート、4,4′―ジフ
エニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、1,5―ナフタレンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、リジン
ジイソシアネート、イソフオロンジイソシアネー
ト、トリフエニルメタントリイソシアネート、ト
リメチロールプロパンのトリレンジイソシアネー
ト3モル付加物等があげられる。 本発明に使用するエポキシ樹脂としてはシエル
社のエピコート、ダウケミカル社のDER、チバ
ガイギー社のアラルダイト等の商品名で知られる
ようなビスフエノールAまたはポリエーテル等と
エピクロルヒドリンとの反応により得られるも
の、またチツソ社のチツソノツクスのような環状
エポキシ樹脂、植物油をエポキシ化したもののそ
の他の含エポキシ基化合物を使用することができ
る。 本発明に係わる硬化剤は前記各種エポキシ樹脂
の1種もしくは2種以上に、該エポキシ樹脂のエ
ポキシ当量に対し4,4―メチレンビス(2―ク
ロロアニリン)を過剰量反応させて得られる。必
要に応じてこの硬化剤と共にポリヒドロキシル化
合物を併用した硬化剤を用いることもできる。 本発明に係わる無機充填剤は炭酸カルシウム、
タルク、クレー等があり、床剤に耐摩耗性を与え
るために配合される。上記無機充填剤の他、必要
に応じて着色剤、オレイン酸錫、ラウリン酸錫、
オクテン酸錫、オクテン酸亜鉛等の触媒、ジブチ
ルフタレート、ジオクチルフタレート等の可塑剤
を配合することができる。上記配合剤はウレタン
プレポリマーもしくは硬化剤のいずれかに配合す
ればよい。 本発明に係わる床材は施工現場においてウレタ
ンプレポリマーと硬化剤とを配合し、ミキサーな
どの撹拌機を用いて均一に混合した後、必要に応
じて予めプライマー処理を施したコンクリート、
モルタルなどの建築下地上に塗工する。配合量は
ウレタンプレポリマー中の末端イソシアネート基
に対して硬化剤中の遊離のアミノ基がほぼ当量か
らイソシアネート基に対して当量より10%程度過
剰になるような範囲にすれば良い。硬化剤として
ポリヒドロキシル化合物を併用した場合には、ポ
リヒドロキシル化合物中の水酸基も考慮して配合
量を決定する。 塗工厚さは、通常、床用として塗工される厚
さ、すなわち1mm〜2cm程度が適当である。ウレ
タンプレポリマーと硬化剤を混合してから塗工可
能な時間(ポツトライフ)は気温によつて異なる
が、夏期で平均15〜20分間、冬期で平均40〜50分
間である。硬化に要する時間は、通常、一昼夜程
度、完全硬化にはさらに数日間を要する。 本発明ではウレタンプレポリマーの硬化剤とし
て、エポキシ樹脂に過剰の4,4―メチレンビス
(2―クロロアニリン)を反応させて得られる遊
離のアミノ基を有する化合物を使用しているの
で、施工に必要な長時間のポツトライフが確保で
き、床用として必要な条件であるレベリング性に
優れている。また、硬化反応がゆるやかなので、
硬化樹脂の強度、伸び率などの物性に優れてお
り、とくに床材として好ましい性質である反撥弾
性に富んだものが得られ、耐摩耗性、耐薬品性、
下地接着力にも優れた床が得られるという特長が
ある。 以下の実施例では床用樹脂をシート状に成型し
たものを用いて樹脂の物性を測定し、他の硬化剤
を使用して得られる樹脂シートと比較した。例中
「部」とあるのは重量部を示す。 実施例 1 分子量約3000のポリオキシプロピレントリオー
ル2530部とトリレンジイソシアネート(2.4体/
2.6体=80/20)465部を窒素気流中90℃で3時間
反応させ、末端イソシアネート含有率8%のプレ
ポリマーを製造した。 別に4,4―メチレンビス(2―クロロアニリ
ン)400部、エピコート828(シエル石油製エポキ
シ樹脂)180部、ジブチルフタレート420部を混合
し、窒素気流中で130℃で3時間反応させて得ら
れた硬化剤483部に、更に炭酸カルシウム312部、
顔料ペースト200部、ジブチルチンジラウレート
5部を配合した。 上記プレポリマー1000部と硬化剤1000部を撹拌
混合し、シート状に成形し、硬化せしめた。この
シートの成形1週間後の物性は第1表に示すとお
りである。 比較例 1 4,4′―メチレンビス(2―クロロアニリン)
300部をアデカポリエーテルP―2000(旭電化製
ポリエーテルポリオール)700部に溶解して得ら
れた硬化剤640部に、炭酸カルシウム250部、顔料
ペースト105部、オクチル酸錫5部を配合して硬
化剤とし、この硬化剤1000部と実施例1で使用し
たプレポリマー1000部を撹拌混合し、シート状に
成形し、硬化せしめた。このシートの成形1週間
後の物性は第1表に示すとおりである。 比較例 2 ジフエニルメタンジアミン295部、エピコート
828 180部、ジブチルフタレート525部を混合し、
窒素気流中で130℃で3時間反応させて得られた
硬化剤483部に、更に炭酸カルシウム312部、顔料
ペースト200部、ジブチルチンジラウレート5部
を配合して硬化剤とした。この硬化剤1000部と実
施例1で使用したプレポリマー1000部を撹拌混合
し、シート状に成形し、硬化せしめた。このシー
トの成形1週間後の物性は第1表に示すとおりで
ある。
【表】
但し、 表中〓−〓は測定不能を示す。
実施例 2 分子量約2000のポリオキシプロピレンジオール
1350部とトリレンジイソシアネート(2.4体/2.6
体=80/20)245部を窒素気流中85℃で4時間反
応させ、イソシアネート基含有率5%のプレポリ
マーを製造した。別に4,4′―メチレンビス(2
―クロロアニリン)420部、チツソノツクス221
(チツソ社エポキシ樹脂)120部、ジオクチルフタ
レート460部を混合、窒素気流中で150℃、1時間
反応させ、得られた硬化剤297部に、更に炭酸カ
ルシウム495部、顔料ペースト200部、オクチル酸
錫8部を配合して硬化剤とした。上記プレポリマ
ー1000部と硬化剤1000部を撹拌混合し、シート状
に成形し、硬化せしめた。このシートの成形1週
間後の物性は第2表に示したとおりである。 比較例 3 4,4′―メチレンビス(2―クロロアニリン)
300部をアデカポリエーテルT―2500(旭電化製
ポリエーテルポリオール)700部に溶解して得ら
れた硬化剤410部に、炭酸カルシウム450部、顔料
ペースト134部、オクチル酸錫6部を配合して硬
化剤とし、この硬化剤1000部と実施例2で使用し
たプレポリマー1000部を撹拌混合し、シート状に
成形し、硬化せしめた。このシートの成形1週間
後の物性は第2表に示すとおりである。
実施例 2 分子量約2000のポリオキシプロピレンジオール
1350部とトリレンジイソシアネート(2.4体/2.6
体=80/20)245部を窒素気流中85℃で4時間反
応させ、イソシアネート基含有率5%のプレポリ
マーを製造した。別に4,4′―メチレンビス(2
―クロロアニリン)420部、チツソノツクス221
(チツソ社エポキシ樹脂)120部、ジオクチルフタ
レート460部を混合、窒素気流中で150℃、1時間
反応させ、得られた硬化剤297部に、更に炭酸カ
ルシウム495部、顔料ペースト200部、オクチル酸
錫8部を配合して硬化剤とした。上記プレポリマ
ー1000部と硬化剤1000部を撹拌混合し、シート状
に成形し、硬化せしめた。このシートの成形1週
間後の物性は第2表に示したとおりである。 比較例 3 4,4′―メチレンビス(2―クロロアニリン)
300部をアデカポリエーテルT―2500(旭電化製
ポリエーテルポリオール)700部に溶解して得ら
れた硬化剤410部に、炭酸カルシウム450部、顔料
ペースト134部、オクチル酸錫6部を配合して硬
化剤とし、この硬化剤1000部と実施例2で使用し
たプレポリマー1000部を撹拌混合し、シート状に
成形し、硬化せしめた。このシートの成形1週間
後の物性は第2表に示すとおりである。
Claims (1)
- 1 ポリヒドロキシル化合物とポリイソシアネー
ト化合物とを反応させて得られる末端イソシアネ
ート基を有するウレタンプレポリマーと、エポキ
シ樹脂に過剰の4,4―メチレンビス(2―クロ
ロアニリン)を反応させて得られる遊離のアミノ
基を有する硬化剤の少なくとも一方に無機充填剤
および必要に応じて着色剤、触媒、可塑剤が配合
されてなり、上記ウレタンプレポリマーと上記硬
化剤とを所定量混合した後、塗工、硬化せしめて
なる床の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6781577A JPS543197A (en) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | Preparation of flooring resin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6781577A JPS543197A (en) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | Preparation of flooring resin |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS543197A JPS543197A (en) | 1979-01-11 |
| JPS6143368B2 true JPS6143368B2 (ja) | 1986-09-27 |
Family
ID=13355812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6781577A Granted JPS543197A (en) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | Preparation of flooring resin |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS543197A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2248715B2 (de) * | 1971-11-08 | 1979-06-13 | Rhone-Progil S.A., Paris | Weitere Ausbildung des Verfahrens zur Herstellung von im festen Zustand wasserlöslichen Acrylpolymerisaten und -copolymerisaten |
| JPS52137482A (en) * | 1976-05-14 | 1977-11-16 | Kyoritsu Yuki Kogyo Kenkyusho:Kk | Preparation of acrylamide polymer |
| US4357271A (en) * | 1980-12-31 | 1982-11-02 | General Electric Company | Thermoplastic polycarbonate resins reinforced with silane treated fillers |
| JPS57177008A (en) * | 1981-04-24 | 1982-10-30 | Nitto Chem Ind Co Ltd | Polymerization of aqueous solution |
| JP4974401B2 (ja) * | 1998-07-28 | 2012-07-11 | 保土谷化学工業株式会社 | ポリウレタンウレアノンスリップ材用組成物及びその塗工方法 |
| JP4834139B2 (ja) * | 2009-11-16 | 2011-12-14 | 保土谷化学工業株式会社 | ポリウレタンウレアノンスリップ材用組成物 |
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1977
- 1977-06-10 JP JP6781577A patent/JPS543197A/ja active Granted
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| Publication number | Publication date |
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