JPS6113261Y2 - - Google Patents

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JPS6113261Y2
JPS6113261Y2 JP12641681U JP12641681U JPS6113261Y2 JP S6113261 Y2 JPS6113261 Y2 JP S6113261Y2 JP 12641681 U JP12641681 U JP 12641681U JP 12641681 U JP12641681 U JP 12641681U JP S6113261 Y2 JPS6113261 Y2 JP S6113261Y2
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JP
Japan
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bolt
reduction gear
tightening
handle portion
tightening machine
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JP12641681U
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JPS5831966U (ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はナツトソケツトの軸方向と直交する
向きに取り付けたハンドル部を含む駆動装置を旋
回自在に支承すると共に、所望する旋回自在に固
定できるようにしたボルト締付機に関するもので
ある。
H型鋼、特に軽量H型鋼は両側の内法寸法が小
さいので、継手個所のボルトを締付ける締付機は
著しく長手方向寸法の制約を受ける。
このため、軽量H型鋼の上記継手個所のボルト
を締結するには、第1図に示すナツトソケツト1
の軸方向と直交する向きに駆動装置2を取り付
け、全長寸法を短くしたボルト締付機を用いる。
ところが、上記形態のボルト締付機であつても中
小型のH型鋼の上記継手個所を締結する場合には
ハンドル部3が干渉し、このため締付が不可能と
なる。
或いは、複数の軽量H型鋼が交叉する角部の継
手個所では、ボルト締付機は更に全長寸法の制約
を受けると共に、ボルト締付機を上記形態のまま
で使用すると作業姿勢が不自然で締付作業に危険
を伴うと共に、ボルト締付機を破損する恐れがあ
る。
これ等を解決する方法として、ハンドル部3に
旋回機能を持たせ、ボルト締付機の全長寸法を締
結個所に応じて調整することが考えられる。しか
し、ハンドル部3を所望する旋回位置に固定する
のにスパナ、ドライバー等を用いなければならな
いのでは、締付作業が常に高所で行われるのを考
えに入れるとはなはだ面倒であり非能率的であ
る。
そこでこの考案は、ボルト締付機の全長寸法が
制約を受ける上記継手個所の締付作業を可能とす
るため、ワンタツチでハンドルを所望する旋回位
置に固定できるようにしたボルト締付機を提供せ
んとするもので、以下この考案の実施例をトルク
セツトボルトを締付ける締付機に適用した場合に
ついて説明すると次の通りである。
第2図に於いて、トルクセツトボルト4は螺装
部の先端に形成した破断溝5と、この破断溝5に
次いて形成したボルト握り部6を有し、螺合させ
たナツト7の締付トルクの反力をボルト握り部6
で受け、所定の締付トルクに達すると破断溝5が
破断するようになつており、自己に締付トルクの
設定機能を有する。このためトルクセツトボルト
4は締結後のトルクチエツクが不要で、且つボル
ト握り部6の破断を確認するだけで締め忘れを防
止できるという利点を有し、近年、このトルクセ
ツトボルト5が従来の高力摩擦接合ボルト(六角
頭ボルト)に代つて橋架建築に多用され、一般家
庭建築にも使用されるようになつてきている。
第3図は本考案に係るボルト締付機の概略図を
示す。このボルト締付機はナツトソケツト13と
ボルト握り部ソケツト14が出力側に連結された
減速装置Aと、上記減速装置Aを駆動する駆動装
置Bと、上記駆動装置Bに平行する如く固設した
ハンドル部8と、上記減速装置Aを回転自在に支
承すると共に上記駆動装置Bを上記減速装置と直
交する如く旋回自在に支承する継手部材Cと、上
記ハンドル部を所望する旋回位置に固定する係合
装置Dとで構成したものである。
減速装置Aの出力側は遊星歯車機構9で構成さ
れており、この出力端である内歯車10と遊星歯
車11の支持枠12には夫々ナツトソケツト13
とボルト握り部ソケツト14が連結されている。
そして減速装置Aの入力側を駆動装置Bで駆動回
転することによつてナツトソケツト13とボルト
握り部ソケツト14に差動回転を行わせ、この差
動回転によつて上記トルクセツトボルト4を締結
する。つまり、締付中はナツトソケツト13が回
転し、ボルト握り部ソケツト14が締付反力を吸
収したまま静止する。一方締付が完了してから
は、即ち破断溝5が破断してからは、上記とは反
対にナツトソケツト13が静止し、ボルト握り部
ソケツト14が空転する。15は破断したボルト
握り部6を排出するために設けた排出杆であつ
て、減速装置Aの回転軸を穿設して設けた貫通孔
に嵌挿される。
継手部材Cは案内部材16とこれに螺着される
取付部材17とによつて構成される。案内部材1
6は互いに夫々の軸芯が直交する遊嵌穴18と旋
回軸部19を有し、遊嵌穴18には減速装置Aの
入力側が嵌合し、旋回軸部19には駆動装置Bに
取付けられたハンドル部8の基部20が嵌合す
る。そして遊嵌穴18の内周面によつて減速装置
Aを回転自在に支承し、一方、旋回軸部19の外
周面によつて駆動装置Bと一体構造のハンドル部
8を旋回自在に支承する。
駆動装置Bは駆動源、例えばモータを内蔵した
外枠体21と上記外枠体21と平行するハンドル
部8とからなり、モータ外枠体21とハンドル部
8とはハンドル部8の基部20を介して一体に連
結され、上述した様に継手部材Cの旋回軸部19
に旋回自在に取り付けられると共に、駆動軸23
が上記旋回軸部19の内部を貫通し、その先端に
固着した傘歯車24が遊嵌穴18内にある減速装
置Aの大傘歯車25と噛合する。
係合装置Dはハンドル部8を所望する旋回位置
に固定させるため次の構成を有する。即ち、係合
装置Dは第4図に示すように、前記ハンドル部8
の基部20の旋回端面の円周方向の所望する旋回
位置に応じて複数個所に形成した凹部26と、昇
降自在に保持され凹部26に係合する係合部材2
7と、この係合部材27の下降位置を規制する回
転カム28と、係合部材27の他端を常時回転カ
ム28に当接するために設けた弾機29とで構成
される。
係合部材27は上記凹部26に係合する鋼球3
5と、取付部材17の案内穴に嵌挿した係合杆3
0および押杆31とからなる。上記係合杆30の
下端面は第5図に示すように下降端位置で、凹部
26に係合した鋼球35に当接、若しくは近接し
た位置にあり、この下降端位置を保持することに
よつて上記係合状態を維持し、ハンドル部8を所
望する旋回位置に固定することができる。また、
上昇端位置にて上記係合杆30の下端面は第6図
に示す様に鋼球35との間に凹部26の深さより
大きい隙間δが形成され、これによつてハンドル
部8の固定状態が解除される。
回転カム28は回転自在に取付部材17の側面
に取り付けられ、その円周面部と円周面部の一部
を切り欠いた平面部とからなる案内面が上記押杆
31と当接する。そしてこの回転カム28の側面
の突出部には切欠溝32が設けられており、この
切欠溝32に適当な物、例えばコイン等を差し込
み回転カム28を回すことによつて押杆31を案
内面に沿つて上昇下降させることができ、この押
杆31を介して係合杆30の下端面に上述した下
降位置と上昇位置を規制すると共に維持する。
弾機29は上記押杆31の上端と下端の夫々に
回転カム28の案内面と係合杆30の上端面とを
常時押圧当接させるため、鋼球35と係合杆30
の間に設ける。
尚、係合部材27は押杆31、係合杆30及び
鋼球35によつて構成したが、三者を一体形成し
ても良いし、又は押杆31と係合杆30、或には
係合杆30と鋼球35を一体成形したものであつ
ても良い。更に回転カム28には切欠溝32を形
成したが、これを摘みにし、コイン等を用いずに
回転カム28を回転させるようにしても良い。
次に上記構成としたボルト締付機を用いた締付
作業について説明する。
第2図に示すH型鋼の両側にある継手個所のト
ルクセツトボルト4を締付ける場合、先ず回転カ
ム28を回し、押杆31の先端と平面部を当接さ
せハンドル部8の固定状態を解除する。次にH型
鋼の両側の内法寸法に応じて、ハンドル部8を継
手部材Cの軸部19の回りに旋回させ、ボルト締
付機の全長寸法を調整する。
そして上記内法寸法より全長寸法が短くなるハ
ンドル部8の旋回位置にて、つまり弾機29に押
圧された鋼球35が凹部26に係合した時のカチ
カチという音がきこえる旋回位置にて、再び回転
カム28を回し、押杆31の先端と円周部を当接
させると共に係合杆30を下降端位置に降下さ
せ、係合状態を保持する即ちハンドル部8を所望
する旋回位置に固定する。
後は、このボルト締付機のナツトソケツト13
とボルト握り部ソケツト14の夫々をナツト7及
びボルト握り部6に嵌合させ、駆動装置Bを駆動
し、前述した減速装置Aの出力側に連結した遊星
歯車機構9の差動回転によつてトルクセツトボル
ト4を締付ける。
そして、締付が完了し、ボルト握り部ソケツト
14内に残つたボルト握り部6を、図示しない係
合装置によつて弾機35に抗して後退したまま係
止した排出杆15を排出レバー34を操作するこ
とによつて前進させ、排出杆15の打撃作用によ
つて排出する。
尚、実施例では、このボルト締付機をトルクセ
ツトボルト4に適用したが、ナツトソケツト13
を隣接するボルトに当接する反力受けに、またボ
ルト握り部ソケツト14をナツトソケツト13に
交換することによつて、一般の高力摩擦接合ボル
ト13に交換することによつて、一般の高力摩擦
接合ボルトの締付機に用いることも可能である。
以上説明したようにこの考案は、ナツトソケツ
トとボルト握り部ソケツトが出力側に連結された
減速装置と、上記減速装置を駆動する駆動装置
と、上記駆動装置に平行する如く固設したハンド
ル部と、上記減速装置を回転自在に支承すると共
に上記駆動装置を上記減速装置と直交する如く旋
回自在に支承する継手部材と、上記ハンドル部を
所望する旋回位置に固定する係合装置とで構成し
たボルト締付機であつて、全長寸法の制約を受け
る締付個所において、回転カムを回転させるだけ
でワンタツチ動作でもつてハンドル部を所望する
旋回位置に固定し、これによつてボルト締付機の
全長寸法を、その締付個所に応じて調整できるか
ら非常に便利であり、ハンドル部が干渉して締付
けが不能となる継手個所を大巾に減少させること
ができる。更にワンタツチ動作によつて作業者に
適した旋回位置にハンドル部を固定できるから締
付作業を高能率で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はボルト締付機のハンドル部が部材に干
渉し締付けが不能な状態を示す図、第2図乃至第
6図は本考案に係るボルト締付機の実施例を示
し、第2図はその締付作業を示し、第3図はボル
ト締付機の概略図を示す。また、第4図は係合装
置の拡大図を示し、第5図及び第6図は係合装置
の動作状態を説明するための図である。 8……ハンドル部、13……ナツトソケツト、
26……凹部、27……係合部材、28……回転
カム、29……弾機、A……減速装置、B……駆
動装置、C……係合部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ナツトソケツトとボルト握り部ソケツトが出力
    側に連結された減速装置と、上記減速装置を駆動
    する駆動装置と、上記駆動装置に平行する如く固
    設したハンドル部と、上記減速装置を回転自在に
    支承すると共に上記駆動装置を上記減速装置と直
    交する如く旋回自在に支承する継手部材と、上記
    ハンドル部を所望する継手位置に固定する係合装
    置とで構成したことを特徴とするボルト締付機。
JP12641681U 1981-08-25 1981-08-25 ボルト締付機 Granted JPS5831966U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12641681U JPS5831966U (ja) 1981-08-25 1981-08-25 ボルト締付機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12641681U JPS5831966U (ja) 1981-08-25 1981-08-25 ボルト締付機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5831966U JPS5831966U (ja) 1983-03-02
JPS6113261Y2 true JPS6113261Y2 (ja) 1986-04-24

Family

ID=29920204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12641681U Granted JPS5831966U (ja) 1981-08-25 1981-08-25 ボルト締付機

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JP (1) JPS5831966U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59105384U (ja) * 1982-12-28 1984-07-16 前田金属工業株式会社 動力回転工具
JPS62135778U (ja) * 1986-02-20 1987-08-26
JPH0440867Y2 (ja) * 1986-05-09 1992-09-25
JP5557154B2 (ja) * 2010-03-30 2014-07-23 日立工機株式会社 作業工具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5831966U (ja) 1983-03-02

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