JP5557154B2 - 作業工具 - Google Patents

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Description

本発明は作業工具に関し、特に送風を行うときと吸引を行うときとでユーザが持ち方を変えて把持される作業工具に関する。
従来より送風と吸引とを行うことができる作業工具が知られている。図10に示すように作業工具1001は、ハンドル部1010Aを有するハウジング1010と、ハウジング1010に支持されたエンジン1030と、ハウジング1010に回転可能に支承され、エンジン1030において発生する回転力により回転するファン1013と、を備えている。
ハンドル部1010Aにはトリガ1010Eが設けられており、トリガ1010Eを操作することによりエンジン1030を駆動可能である。ファン1013は遠心ファンにより構成されている。ファン1013と同軸的な位置関係で筒状のエア吸引筒1090をハウジング1010に固定可能である。また、ハウジング1010内であってファン1013の周縁部に対向する位置には空気圧縮室が画成されている。空気圧縮室を画成するハウジング1010の部分には、ハウジング1010外方へ延出するノズル接続部1010Fが設けられている。ノズル接続部1010Fには、ノズル部80又は集塵袋83を接続可能である。
エンジン1030が駆動してファン1013が回転することにより、エア吸引筒1090を通してエアがハウジング1010内に吸引される。ファン1013を通してエアは空気圧縮室へ流れて圧縮され、ノズル接続部1010Fを通してノズル部80からノズル部80外へ吹き出される。
送風装置として使用する際には、ユーザはハンドル部1010Aを把持し、指でトリガ1010Eを操作して送風を行う。吸引装置として使用する際には、図12に示すように、ユーザはハンドル部1010Aを持ち換えて送風装置の際とは異なる指でトリガ1010Eを操作して吸引を行う。このような作業工具は、例えば特開2009−264296号公報(特許公報1)に記載されている。
特開2009−264296号公報
しかし、従来の作業工具では、前述のように、送風装置として使用するときと、吸引装置として使用するときとでハンドル部を持ち換えており、吸引装置として使用する際には異なる指でトリガを操作していたため、微妙なトリガ操作を行うことができず、操作性が悪かった。
そこで、本発明は、ハンドル部を持ち換えてもユーザの所望の指でトリガの操作を行うことができる作業工具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ハンドル部を有するハウジングと、該ハウジングに支持された動力発生源と、該ハウジングに回転可能に支承され、該動力発生源により発生した動力により回転する回転部材と、を備え、第一の方向から該ハンドル部を把持する第一の作業位置と、該第一の方向とは異なる第二の方向から該ハンドル部を把持する第二の作業位置とで使用される作業工具であって、該ハンドル部は回転可能な回転部を有し、該回転部には該回転部から一方向に突出し、その突出量を調整することで該動力発生源において発生される動力を調整可能なトリガが設けられ、該回転部を回転させることで、該トリガの突出方向を該第一の方向に対応した方向と該第二の方向に対応した方向とで変更可能である作業工具を提供している。
回転部は回転可能であるため、回転部の軸心を中心とする様々な角度位置で回転部を把持した場合であっても、トリガをユーザの所望の指で把持して操作できるように回転部を回転させることができる。このため、送風装置として用いる場合であっても、吸引装置として用いる場合であっても、常にトリガをユーザの所望の指で操作できるため、ユーザの所望の指で微妙なトリガ操作を行うことができ、操作性を向上させることができる。
ここで、該回転部を回転させた際に所定の回転位置で機能し、該回転部の回転を規制する規制手段を有することが好ましい。回転部を回転させた際に所定の回転位置で機能し、回転部の回転を規制する規制手段を有するため、不必要に回転部が大きく回転してしまうことを防止することができる。このため、トリガと動力発生源とがワイヤ等で接続されている場合には、ワイヤが極端にねじれてしまうことを防止することができる。
また、該ハンドル部は該回転部を回転可能に支承する回転部支承部を有し、該回転部は、該回転部支承部に回転支承される回転支承部を有し、該規制手段は、該回転支承部及び該回転部支承部に、該回転部の回転軸に対する半径方向に向かって設けられた突起部を有し、該回転部が所定の回転位置に位置した際に該突起部同士が当接することで該回転部の回転を規制することが好ましい。
ハンドル部は回転部を回転可能に支承する回転部支承部を有し、回転部は、回転部支承部に回転支承される回転支承部を有し、規制手段は、回転支承部及び回転部支承部に、回転部の回転軸に対する半径方向に向かって設けられた突起部を有し、回転部が所定の回転位置に位置した際に突起部同士が当接することで回転部の回転を規制するため、比較的簡単な構成で回転部の回転を所定の回転角度範囲内に規制することができる。
また、該ハンドル部は該回転部を回転可能に支承する回転部支承部を有し、該回転部は、該回転部支承部に回転支承される回転支承部を有し、該規制手段は、該回転部の周方向に沿って該回転部に設けられた嵌合部と、該回転支承部に設けられ該嵌合部に嵌合可能な係止部材とを有し、該回転部が所定の回転位置に位置した際に該嵌合部と該係部材とが嵌合することで該回転部の回転を係止することが好ましい。
ハンドル部は回転部を回転可能に支承する回転部支承部を有し、回転部は、回転部支承部に回転支承される回転支承部を有し、規制手段は、回転部の周方向に沿って回転部に設けられた嵌合部と、回転支承部に設けられ嵌合部に嵌合可能な係止部材とを有し、回転部が所定の回転位置に位置した際に嵌合部と係合部材とが嵌合することで回転部の回転を係止するため、回転部の回転が規制される所定の回転角度範囲を柔軟に変更することができる。
また、該嵌合部はラチェットの歯からなることが好ましい。嵌合部はラチェットの歯からなるため、回転部の回転が規制される所定の回転角度範囲を細かく柔軟に変更することができる。
また、該回転部を該ハンドル部に対して回転させた後に、作業者が操作することによって該回転部を該ハンドル部に固定する回転固定手段を有することが好ましい。
該回転部を該ハンドル部に対して回転させた後に、作業者が操作することによって該回転部を該ハンドル部に固定する回転固定手段を有するため、回転部が不意に回転してしまうことを防止することができる。
また、該回転固定手段は、該回転部支承部に対して該回転部の回転を可能にする固定解除位置と該回転部支承部に対して該回転部の回転を固定状態とする固定位置とに移動可能であるストッパピンと、該ストッパピンを常時固定位置に移動するよう付勢する弾性体とを備えることが好ましい。
回転固定手段は、該回転部支承部に対して該回転部の回転を可能にする固定解除位置と該回転部支承部に対して該回転部の回転を固定状態とする固定位置とに移動可能であるストッパピンと、該ストッパピンを常時固定位置に移動するよう付勢する弾性体とを備えるため、回転部を所定の回転角度に回転させることで自動的にストッパピンを回転部に係合させることができる。このため、所定の回動角度で回転部の固定を容易に行うことができる。
以上より本発明は、ハンドル部を持ち換えてもユーザの所望の指でトリガの操作を行うことができる作業工具を提供することができる。
本発明の実施の形態による作業工具がブロワ装置として用いられるときの様子を示す右側方部分断面図。 本発明の実施の形態による作業工具が吸引装置として用いられるときの様子を示す右側方部分断面図。 本発明の実施の形態による作業工具が吸引装置として用いられるときの様子を示す部分断面背面図。 本発明の実施の形態による作業工具の変形例の把持部を示す要部断面図。 本発明の実施の形態による作業工具の変形例の把持部を示す要部断面図。 本発明の実施の形態による作業工具の他の変形例の把持部を示す要部断面図。 本発明の実施の形態による作業工具の他の変形例の把持部を示す要部断面図。 本発明の実施の形態による作業工具の他の変形例の把持部を示す要部断面図。 本発明の実施の形態による作業工具の他の変形例の把持部を示す要部断面図。 従来の作業工具がブロワ装置として用いられるときの様子を示す右側方部分断面図。 従来の作業工具を示す左側面図。 従来の作業工具が吸引装置として用いられるときの様子を示す部分断面背面図。 従来の作業工具がブロワ装置として用いられているときの様子を示す斜視図。 従来の作業工具が吸引装置として用いられているときの様子を示す斜視図。
本発明による作業工具の実施の形態について図1乃至図3を参照しながら説明する。図1に示すように、作業工具1は送風・吸引を行うことができる装置であり、メインハウジング11と、メインハウジング11に設けられたエンジン30と、後述の図示せぬファンを収納するファンハウジング12(図3)と、ノズル部80(図13)と、エア吸引筒90と、を有している。メインハウジング11とファンハウジング12とでハウジング10が構成されている。
以下の説明では図1における左側を作業工具1の後端側、右側を作業工具1の先端側と定義し、図1における上側を作業工具1の上側、下側を作業工具1の下側と定義し、また、図1の紙面の裏側から表側へ向かう方向を右方向と定義し、図1の紙面の表側から裏側へ向かう方向を左方向と定義して説明する。
エンジン30は、主としてハウジング10の右側を構成するメインハウジング11に固定されている。エンジン30は2サイクルエンジンにより構成されており、動力発生源に相当する。主としてハウジング10の左側を構成するファンハウジング12内には図示せぬファンが収容されており、図示せぬファンはエンジン30の図示せぬクランク軸に固定されクランク軸と同軸的に一体回転可能である。従って図示せぬファンは、エンジン30を介してハウジング10に支承されている。また、ファンハウジング12の内周面は、図示せぬファンにより生成されたエアの流れを図示せぬファンの円周方向に案内する空気圧縮室を画成している。
ハウジング10には、ハウジング10外方であって前方へ延出するノズル接続部10Fが設けられている。ノズル接続部10Fは略筒状をなしており、その軸心を含む平面で二分割可能であり、その一方はメインハウジング11と一体で構成され、他方はファンハウジング12と一体で構成されている。ノズル接続部10Fの内部の空間は空気圧縮室に連通する。ノズル接続部10Fには、後述のノズル部80の管部81又は集塵袋83を接続可能である。
ノズル部80は、従来の作業工具に装着されるノズル部80と同一であり、図13に示すように筒状をした管部81とノズル82とを有している。管部81の一端部はノズル接続部10Fに接続可能であり、管部81の他端部にはノズル82を接続可能である。ブロワ装置(送風装置)として作業工具1を使用する際には、管部81の一端部がノズル接続部10Fに接続され、管部81の他端部にノズル82が接続される。吸引装置として作業工具1を使用する際には、ノズル部80に代えて集塵袋83(図14)がノズル接続部10Fに接続される。
図示せぬファンに対向するファンハウジング12の部分には略円形の開口が形成されており、開口の周囲には、当該周囲から開口と同軸的な位置関係で左方へ延出する図示せぬ筒状のエア吸引筒接続部が設けられている。図示せぬエア吸引筒接続部には、略筒状をしたエア吸引筒90、又は図示せぬ防塵カバーを取り付け可能である。ブロワ装置として作業工具1を使用する際には、図示せぬエア吸引筒接続部に防塵カバーが取り付けられ、吸引装置として作業工具1を使用する際には、防塵カバーに代えてエア吸引筒90が図示せぬエア吸引筒接続部に同軸的に接続されて取り付けられる。
ハウジング10の上部及び下部は、作業工具1を運搬したり作業中に保持するためのハンドル部10A、10M(図3)をそれぞれ有している。ハンドル部10Mは略環状をしており、当該略環状の軸方向が上下方向に指向する位置関係をなしている。
ハンドル部10Aは上方へ突出する略環状をなしており、その最上部は前後方向へ延出する略円筒状をした把持部10Bと、把持部10Bの軸方向の両端において把持部10Bを支承する把持部支承部10Cとを有している。把持部10Bは回転部に相当する。また、把持部支承部10Cは回転部支承部に相当する。把持部10Bの軸方向における一端、他端に対向する把持部支承部10Cの部分には、略フランジ状をした凹部たるフランジ部収容凹部10a、10aがそれぞれ形成されている。
把持部10Bは作業工具1のユーザが指を巻回するようにして把持する部分であり、把持部10Bの軸方向における一端、他端はそれぞれフランジ部10D、10Dを有している。フランジ部10Dは、フランジ部収容凹部10aに収容されており、この構成により把持部10Bは、その軸心を中心として把持部支承部10Cによって、把持部10Bを把持するユーザの指の巻回方向及び反巻回方向へ回転可能に支承されている。
把持部10Bの略中央から先端に至るまでの部分にはトリガ10Eが設けられており、トリガ10Eは回動軸10Iを中心として回動可能に把持部10Bに支承されている。トリガ10Eが設けられている位置は、作業工具1のユーザの所望の指に対向する位置であり、ユーザの所望の指によってトリガ10Eを操作可能である。トリガ10Eの一部には、エンジン30のキャブレターに一端が接続されたワイヤ31の他端が固定されている。トリガ10Eの回動によりワイヤ31をその長手方向へ引くことができるように構成されており、このように引くことにより、エンジン30の図示せぬキャブレターの図示せぬスロットルバルブの開閉度を調整可能である。
ワイヤ31の他端部よりも一端寄りの部分はチューブ32により覆われており、把持部10B内においてチューブ32の端部にはリブ33が固定されている。リブ33は図示せぬビス等により把持部10Bの内周面に固定されている。リブ33が固定されている位置は、図1、図2に示すように把持部10Bの軸心I上に配置されている。また、リブ33からワイヤ31の他端までの距離は、図1に示す状態に把持部10Bが回転したときと、図2に示す状態に把持部10Bが回転したときとで同一となっている。このため、把持部10Bが図1に示す状態に回転しているときにトリガ10Eを引いた量と、図2に示す状態に回転しているときにトリガ10Eを引いた量とが同一であれば、図示せぬキャブレターのスロットルバルブの開閉度を同一とすることができるように構成されている。
図1に示す状態に把持部10Bを回転させて、ハンドル部10Aを片手で把持することによって、図13に示すように作業工具1をブロワ装置として使用することができる。また、図2に示す状態に把持部10Bを回転させて、図3に示すように、作業工具1を横に倒して右手でハンドル部10Aを把持し、ハンドル部10を左手で把持することによって、図14に示すように作業工具1を吸引装置として使用することができるように構成されている。これらいずれの場合であっても、トリガ10Eをユーザの所望の指で操作することができる。このため、ユーザの所望の指で微妙なトリガ操作を行うことができ、操作性を向上させることができる。
本発明の作業工具は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、回転部たる把持部の回転を所定の回転角度範囲内に規制する規制手段を有していてもよい。
例えば、回転部は、回転部支承部に回転支承される回転支承部を有し、規制手段は、回転支承部及び回転部に、回転部の回転軸に対する半径方向に向かって設けられた突起部を有し、回転部が所定の回転位置に位置した際に突起部同士が当接することで回転部の回転を規制するようにしてもよい。
より具体的には、例えば図4、図5に示すように、把持部110Bの回転方向へ延出する溝110bが把持部支承部110Cに形成され、把持部110Bには、把持部支承部110Cの溝110bに常時係合し溝110b内で移動可能な凸部110Gを有する構成とする。また、溝110b内にはリブ110Hが設けられている。溝110bが形成されている把持部支承部110Cの部分は回転支承部に相当し、凸部110Gが設けられている把持部110Bの部分は回転支承部に相当する。凸部110G、及び把持部110Bの回転方向における溝110bの端部を画成している把持部支承部110Cのリブ110Hは突起部に相当する。
このような構成とすることで、リブ110Hに凸部110Gが当接するため、略360°よりも大きく不必要に把持部110Bが大きく回転してしまうことを防止することができる。このため、ワイヤ31(図1等)が極端にねじれてしまうことを防止することができる。また、比較的簡単な構成で把持部110Bの回転を所定の回転角度範囲内に規制することができる。また、この変形例においては、リブ110Hは1つであるが、この構成に限定されず、例えば2つ設けて回転可能な角度の範囲を略360°よりも小さい範囲としてもよいし、周方向に長いリブを設けて回転可能な角度の範囲を略360°よりも小さい範囲としてもよい。
更に、把持部は規制手段によって、基準となる回転位置を中心として時計方向及び反時計方向へそれぞれ同一の回転角度範囲内で回転可能に規制されていてもよい。具体的には例えば、図1に示す状態と図2に示す状態との間で、把持部10Bの回転可能な角度の範囲を180°とする。
このような構成とすることで、図1に示す状態から図2に示す状態へ向けて90°回転した回転位置を基準として、当該基準となる回転位置から時計方向へ最大回転角度である90°回転させた場合のワイヤ31(図1等)のねじれ具合と、当該基準となる回転位置から反時計方向へ最大回転角度である90°回転させた場合のワイヤ31のねじれ具合とを同一とすることができる。このため、ねじれ具合の差によるトリガ操作の差が生ずることを確実に防止することができる。
また、規制手段は上述した構成に限定されない。例えば、規制手段は、回転部の周方向に沿って回転部に設けられた嵌合部と、回転支承部に設けられ嵌合部に嵌合可能な係止部材とを有し、回転部が所定の回転位置に位置した際に嵌合部と係合部材とが嵌合することで回転部の回転を係止する構成としてもよい。更に嵌合部は、図8に示すようにラチェットの歯310Hからなり、係止部はラチェット310Hに係合可能な歯310Gからなる構成であってもよい。このような構成とすることで、回転部たる把持部310Bの回転が規制される所定の回転角度範囲を柔軟に細かく変更することができる。
また、図9に示すように、回転部たる把持部410Bの周面において、把持部410Bの周方向へ等間隔で4つの凹部410bが形成され、凹部410bに係合可能なボール410Gが把持部支承部410Bに設けられてもよい。
また、把持部を所定の回転角度に固定可能な回転固定手段を有する構成としてもよい。具体的には、例えば、図6、図7に示すように、把持部支承部210Cにストッパピン215が設けられている。ストッパピン215は、その軸心方向が把持部210Bの軸方向へ指向しており、同方向へ移動可能である。ストッパピン215の軸方向における中央部は拡径部215Aを有しており、拡径部215Aには弾性体たるスプリング216の一端が当接している。スプリング216の他端は、把持部支承部210Cの一部に当接しており、スプリング216によりストッパピン215は把持部210Bの方向へ付勢されている。
把持部10Bの軸方向端面には貫通孔210cが形成されている。貫通孔210cは把持部210Bの端面において直径位置に2つ形成されている。貫通孔210cにはストッパピン215の先端部を挿入可能である。
貫通孔210cがストッパピン215の先端部に対向する位置に把持部210Bが回転したときに、ストッパピン215に外部から力が作用していない場合には、スプリング216の付勢力によりストッパピン215の先端部が挿入されるように構成されている。このとき、把持部210Bは一時的に回転不能の状態に固定されている。把持部210Bを回転させたいときには、ストッパピン215をその軸方向であって把持部210Bから離間する方向へスプリング216の付勢力に抗して引き、ストッパピン215の先端部が貫通孔210cに挿入されていない状態とする。この状態を維持したまま把持部210Bを回転させ、ストッパピン215を開放し、更に把持部210Bを回転させてゆく。そして貫通孔210cがストッパピン215の先端部に対向したときに、スプリング216の付勢力によりストッパピン215の先端部は貫通孔210c内に自動的に挿入されて、再び把持部210Bが回転不能の状態となる。このような構成とすることにより、把持部210Bが不意に回転してしまうことを防止することができる。貫通孔210cにストッパピン215の先端部が挿入されている状態のときのストッパピン215の位置は固定位置に相当し、貫通孔210cにストッパピン215の先端部が挿入されていない状態のときのストッパピン215の位置は固定解除位置に相当する。
また、スプリング216で付勢していなくてもよい。例えば、ストッパピンの周面に雄ねじが設けられ、ネジを把持部支承部に対して螺進退させることにより、貫通孔にネジの先端部を挿入したり貫通孔に挿入されていない状態としたりする。
本発明の作業工具は、ハンドル部を持ち換えて使用される作業工具の分野において特に有用である。
1・・・作業工具 30・・・エンジン 10・・・ハウジング10 10A・・・ハンドル部 10B、110B、210B・・・把持部 10C、110C、210C・・・把持部支承部 10E・・・トリガ 110b・・・溝 110G・・・凸部 215・・・ストッパピン 216・・・スプリング

Claims (7)

  1. ハンドル部を有するハウジングと、
    該ハウジングに支持された動力発生源と、
    該ハウジングに回転可能に支承され、該動力発生源により発生した動力により回転する回転部材と、を備え、
    第一の方向から該ハンドル部を把持する第一の作業位置と、該第一の方向とは異なる第二の方向から該ハンドル部を把持する第二の作業位置とで使用される作業工具であって、
    該ハンドル部は回転可能な回転部を有し、該回転部には該回転部から一方向に突出し、その突出量を調整することで該動力発生源において発生される動力を調整可能なトリガが設けられ、該回転部を回転させることで、該トリガの突出方向を該第一の方向に対応した方向と該第二の方向に対応した方向とで変更可能であることを特徴とする作業工具。
  2. 該回転部を回転させた際に所定の回転位置で機能し、該回転部の回転を規制する規制手段を有することを特徴とする請求項1記載の作業工具。
  3. 該ハンドル部は該回転部を回転可能に支承する回転部支承部を有し、該回転部は、該回転部支承部に回転支承される回転支承部を有し、該規制手段は、該回転支承部及び該回転部支承部に、該回転部の回転軸に対する半径方向に向かって設けられた突起部を有し、該回転部が所定の回転位置に位置した際に該突起部同士が当接することで該回転部の回転を規制することを特徴とする請求項2記載の作業工具。
  4. 該ハンドル部は該回転部を回転可能に支承する回転部支承部を有し、該回転部は、該回転部支承部に回転支承される回転支承部を有し、該規制手段は、該回転部の周方向に沿って該回転部に設けられた嵌合部と、該回転支承部に設けられ該嵌合部に嵌合可能な係止部材とを有し、該回転部が所定の回転位置に位置した際に該嵌合部と該係部材とが嵌合することで該回転部の回転を係止することを特徴とする請求項2記載の作業工具。
  5. 該嵌合部はラチェットの歯からなることを特徴とする請求項4記載の作業工具。
  6. 該回転部を該ハンドル部に対して回転させた後に、作業者が操作することによって該回転部を該ハンドル部に固定する回転固定手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一記載の作業工具。
  7. 該回転固定手段は、該回転部支承部に対して該回転部の回転を可能にする固定解除位置と該回転部支承部に対して該回転部の回転を固定状態とする固定位置とに移動可能であるストッパピンと、該ストッパピンを常時固定位置に移動するよう付勢する弾性体とを備えることを特徴とする請求項6記載の作業工具。
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