JP4545045B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は電気掃除機に関する。
電気掃除機本体に取り付けられたホースの一端とは反対側の他端に操作部が取り付けられた電気掃除機において、操作部に備えられたグリップを捻ると、ホースの他端が操作部に対して軸方向に回動自在しうるよう、ホースの端部を保持している回動機構が知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
また、グリップを把持したときに、ホースを、湾曲させることなく、グリップの下側に折れ曲げさせる折れ曲げ機構が知られている(たとえば、特許文献2参照。)。
特開平7−67817号公報 特開平5−161580号公報
しかし、従来の回動機構では、ホースの重心の、回動機構の回動軸からの半径方向における距離が近い為、操作部に備えられているグリップを捻る力が、回動機構の回動にあまり働かず、回動機構が所望の回動角度を得るためには、ホースを一緒に回動させるための力も必要であった。
また、従来の折れ曲げ機構では、折れ曲げ用の回動支軸がホースと同軸にあるため、掃除機本体を引っ張る場合においては、回動支軸の強度を向上する必要があり、ホースの肉厚を増加させる場合には外観悪化および重量増加が問題となり、ホース径を減少させる場合には仕事率悪化が問題となる。
本発明の目的は、簡易な構成により、ホースの重心を制御することで操作性を向上させ、そして、外観悪化、重量増加および仕事率低下を抑制する、回動機構ならびに折れ曲げ機構を備えた電気掃除機を提供することにある。
上記目的と達成するため、請求項1に記載の発明による電気掃除機は、一端が掃除機本体に連結されるホースと、 前記ホースの一端とは反対側の他端に取り付けられた操作部と、前記ホースの他端と操作部との間に設けられ、前記操作部に対して、前記ホースの中心軸回りに前記ホースを回動自在に保持している回動機構と、前記操作部に対して、前記ホースが取り付けられた側と反対側に取り付けられるパイプと、前記パイプに対して、前記操作部に取り付けられた側と反対側に取り付けられる吸引具と、を備えている電気掃除機において、前記ホースの前記他端側にて、前記ホースが折れ曲がり可能な折れ曲げ機構が備えられ、前記折れ曲げ機構には、前記ホースの径外に折れ曲げ用の回動支軸が備えられ、前記折れ曲げ機構の前記回動支軸は、前記ホースの下側に備えられていることを特徴としている。
このような構成によると、ホースが折れ曲げ機構を備えているので、ホースは自重で鉛直下側に折れ曲がり、ホースの重心は、回動機構の回動軸から半径方向において十分距離を取った位置にくるため、操作部に備えられているグリップを捻る力が、ホースを動かすことなく、回動機構の回動に効率的に働き、操作性が向上する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記折れ
曲げ機構には、前記ホースの径外に折れ曲げ用の回動支軸が備えられているこ
とを特徴としている。
また、折れ曲げ機構には、ホースの径外に折れ曲げ用の回動支軸を備えているので、外観悪化および重量増加を引き起こす、ホースの肉厚を厚くすることによる対応、および、仕事率の低下を引き起こす、ホース径を小さくすることによる対応を必要とせずに、折れ曲げ用の回動支軸において、掃除機本体を引っ張ることができるための強度を確保することができる。
さらに、回動支軸は、ホースの下側に備えられているので、ホースは確実に下側へ折れ曲がることができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記折れ曲げ機構には、前記ホースの操作部側に位置し、前記ホースの外周を囲む円筒形状の第1部材と、前記第1部材に隣接し、前記第1部材から前記掃除機本体方向へ伸び出ているホースの外周を囲む円筒形状の第2部材と、前記第1部材と前記第2部材とを円筒形状の外側において回動自在に連結する回動支軸とが備えられていることを特徴としている。
このような構成によると、ホースの径外に備えられている、第1部材、第2部材および回動支軸が、掃除機本体を引っ張ることができるための強度を確保することができることにより、外観悪化および重量増加を引き起こす、ホースの肉厚を厚くすることによる対応、および、仕事率の低下を引き起こす、ホース径を小さくすることによる対応を必要とせずに済む。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記回動支軸が、前記ホースの下側に備えられていることを特徴としている。
このような構成によると、ホースの径外に備えられている、第1部材、第2部材および回動支軸が備えられた折れ曲げ機構において、掃除機本体側に位置する第2部材が自重により、回動支軸を中心として鉛直下側に折れ曲がるため、ホースの鉛直下側への折れ曲がりを助長し、ホースは確実に鉛直下側へ折れ曲がることができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記操作部には、グリップが備えられており、前記回動支軸は、前記ホースの前記一端から前記他端への方向において、前記グリップより前方に備えられていることを特徴としている。
このような構成によると、ホースが鉛直下側に折れたときのホースの重心がグリップの鉛直下側にくるため、グリップにかかるホースの重量には、ホースのモーメントが加わらなくなり、グリップの操作性が向上する。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記回動機構には、前記操作部に対して、前記ホースを任意の角度に回動させて係止するクランプが備えられていることを特徴としている。
このような構成によると、回動機構が自由な角度で係止されることにより、ホースを任意の位置まで回動させて係止できるため、操作者の体から遠ざかる位置までホースを回動させて係止した場合には、ホースが体にあたりにくくなることから、操作者の不快感が軽減される。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記回動機構が、前記ホースの外周面に外嵌されて前記ホースと一体的に回動するリングと、前記リングに、円周方向に配列形成された複数の凹部と、前記リングが回動することにより、複数の前記凹部のいずれかに対向し、対向した前記凹部に嵌り込んで前記リングの回動を阻止する係止体および、前記係止体を前記凹部に対して入出させる制御部を含む前記クランプとを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、クランプに含まれる係止体が、回動機構のリングに形成された凹部に、制御部により入出されることでリングの回動が係止される、または係止が解除されるという、簡易な機構により、回動機構の係止、および回動機構の係止の解除を確実に行うことができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜6に記載の発明において、前記ホースは、軸方向に伸縮しない疎のホース部と、前記疎のホース部の前記操作部に取り付けられる側の近傍に挿入されている、軸方向に伸縮する密のホース部とが一体化されたホースであることを特徴としている。
このような構成によると、ホースが折れ曲がるときには十分な屈曲性を備えている密のホース部が効果的に働き、疎のホース部は掃除機の吸引力で縮まないので操作性の低下を抑制できる。さらに、密のホース部と疎のホース部とは一体であることにより、密のホース部と疎のホース部との間を結合する部材が不要となり、製作コストを削減でき、密のホース部と疎のホース部と間には結合部がないため、ホース内の完全真空を確保することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記伸縮する密のホース部が折れ曲がるように、前記折れ曲げ機構の前記回動支軸が配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、ホースは確実に折れ曲がることができる。
図1は、この発明の一実施形態に係る電気掃除機1の右側面部分断面図である。以下では、電気掃除機1およびその構成要素(構成部品)の説明に関し、便宜上、図1における左側を正面(先端)側、右側を背面(後端)側、上側を上面(上)側、下側を底面(下)側、手前を右側、奥を左側として説明する。電気掃除機1には、電気掃除機本体2、ホース3、操作部4、パイプ6および吸引具7が含まれている。電気掃除機本体2には電気送風機(図示せず)が内蔵されていて、この電動送風機により吸引力が発生する。
電気掃除機本体2の正面側にはホース3の後端側に備えられた接続部9が着脱可能に連結されている。ホース3は可撓性を有し、任意の形態に曲げることができる。
ホース3の先端側には操作部4が取り付けられている。操作部4は、ホース3の軸方向に延びるパイプ部17と、パイプ部17から軸方向と交差方向外側へ延び出したグリップ15とを具備している。
また、ホース3の先端側と操作部4との間には回動機構5が介在されていて、操作部4とホース3とは、互いに軸回りに回動自在に連結されている。
さらに、ホース3の先端側には、折り曲げ機構8が備えられている。折れ曲げ機構8は、ホース3の先端側から後端側に向かって、ホース3の外周を囲む円筒形状の第1部材42および第1部材と同形状の第2部材43を備えており、第1部材42と第2部材43とは、回動支軸44により回動自在に連結されている。
操作部4の先端にはパイプ6が連結されている。パイプ6は、操作部4と吸引具7との間を連結する長手の、たとえば樹脂製のパイプである。パイプ6は、その長さ方向ほぼ中央部を境に、先端側(吸引具7が取り付けられた側)パイプ36が後端側(操作部4が接続された側)パイプ35内に同軸上に収納され、長さが可変できるように構成されている。
パイプ6の後端側パイプ35には、上方へ突出するように半円環形状のハンドル37が設けられており、吸引具7を横滑りさせる場合、または高い場所を掃除する場合のために両手を使う際には、グリップ15を把持する手とは反対の手で、後端側パイプ35に備えられた、つまり、グリップ15と近い位置にあるハンドル37を把持することにより、腰を大きくかがめることなく、快適に両手を使った掃除ができる。
吸引具7には、ハウジング39と、接続筒40と、接続筒40をハウジング39に対して取り付けている連結機構50とが含まれている。
なお、パイプ6の後端側パイプ35は、操作部4から取り外し可能であり、操作部4を、吸引具7の接続筒40と直接連結することも可能である。
この実施形態に係る電気掃除機1の特徴は、回動機構5および折れ曲げ機構8を備えていることであり、以下にて詳述する。
図2は、図1に示す電気掃除機において、ホース3および折れ曲げ機構8が折れ曲がっていないときの、回動機構5および折れ曲げ機構8を説明するための、実施形態の要部の右側断面図である。
回動機構5には、図2に示すように、操作部4側のベース20と、ホース3側のリング21とが備えられている。
ベース20およびリング21は円筒形状であり、リング21の外周を囲むようにベース20が配置されており、ベース20の内周面とリング21の外周面とは摺接しているため、ベース20およびリング21は互いに軸回りに回動自在に連結されている。
回動機構5とホース3とは、回動機構5のリング21の後端側と、ホース3の先端側とを介して接続されており、回動機構5と操作部4とは、回動機構5のベース20の先端側と、操作部4のパイプ部17の後端側とを介して接続されており、前述したように、回動機構5のベース20とリング21とが、互いに軸回りに回動自在に連結されていることから、ホース3および操作部4も、回動機構5を介して、互いに軸回りに回動自在に連結される。
折れ曲げ機構8には、図2に示すように、第1部材42と第2部材43と回動支軸44とが備えられており、折れ曲げ機構8は、第1部材42の先端側と回動機構5のリング21の後端側とを介して、回動機構5に連結されている。前述したように、回動機構5のベース20とリング21とが、互いに軸回りに回動自在に連結されていることから、折れ曲げ機構8と、ベース20に接続されている操作部4とは、回動機構5を介して、互いに軸回りに回動自在に連結される。
回動機構5に連結された第1部材42と、第1部材42から後端側へ向かって第1部材42に隣接する第2部材43とは、ホース3より大径の円筒形状であり、第1部材42の外周面の後端側下部に設けられた第1接続部46と、第2部材43の外周面の先端側下部に設けられた第2接続部47とが、回動支軸44によって連結されることにより、ホース3の外周を囲む第1部材42と第2部材43とは、ホース3の径外かつ下側に備えられる回動支軸44回りに、回動自在に連結される。
そのため、ホース3の径外に折れ曲げ用の回動支軸44が備えられていることにより、ホース3の径外に備えられている、第1部材42、第2部材43および回動支軸44が、掃除機本体2を引っ張ることができるための強度を確保することができ、外観悪化および重量増加を引き起こす、ホース3の肉厚を厚くすることによる対応、および、仕事率の低下を引き起こす、ホース3のホース径を小さくすることによる対応を必要とせずに済む。
また、回動支軸44が、ホース3の下側に備えられていることにより、折れ曲げ機構8の第2部材43が、その自重により回動支軸44を中心として鉛直下側に折れ曲がり、ホース3の鉛直下側への折れ曲がりを助長するため、ホース3は確実に鉛直下側へ折れ曲がることができる。
ホース3は、図10に示すように、伸縮しない疎のホース部14を主体に、疎のホース部14の先端側の途中に、伸縮する密のホース部13を一体的に備えた、可変伸縮ホースである。疎のホース部14は、掃除機本体2による吸引力が負荷されても縮まず、ホース長を一定に保つが、密のホース部13は、吸引力が負荷された場合には縮むが、軸に対して垂直な外力が負荷された場合には、伸びて屈曲する。
そのため、ホース3が折れ曲がるときには十分な屈曲性を備えている密のホース部13が効果的に働き、疎のホース部14は掃除機の吸引力で縮まないので操作性の低下を抑制できる。さらに、密のホース部13と疎のホース部14とは一体であることにより、密のホース部13と疎のホース部14との間を結合する部材が不要となり、製作コストを削減でき、密のホース部13と疎のホース部14と間に結合部がないため、ホース内の完全真空を確保することができる。
ホース3の径外かつ下側に配置される、折れ曲げ機構8の回動支軸44は、図2に示すように、ホース3の軸上において、十分な屈曲性を備えている密のホース部13の途中に位置するように配置されている。そのため、ホース3は確実に折れ曲がることができる。
また、折れ曲げ機構8の回動支軸44と密のホース部13とは、ホース3の軸上において、操作部4のグリップ15よりも前方に配置されている。そのため、ホース3が鉛直下側に折れたときのホース3の重心がグリップ15の鉛直下側にくるため、グリップ15にかかるホース3の重量には、ホース3のモーメントが加わらなくなり、グリップ15の操作性が向上する。
次に、操作部4のパイプ部17の軸が水平になるように、操作部4のグリップ15を把持したとき、図3に示すように、ホース3の自重により、ホース3および折れ曲げ機構8は、折れ曲げ機構8の回動支軸44回りに折れ曲がり、図2における、ホース3の、折れ曲げ機構8の回動支軸44より後端側と、折れ曲げ機構8の第2部材43とは、鉛直下側に垂れ下がる。
図5は、ホース3および折れ曲げ機構8が鉛直下側に折れ曲がった状態(図3)の背面図であり、次に、図6および図7は、ホース3および折れ曲げ機構8が鉛直下側に折れ曲がった状態(図3および図5)において、操作部4のパイプ部17の軸回りに、操作部4のグリップ15を、背面視、図6では反時計回りの方向(図示矢印方向)へ90°捻った状態、図7では時計回りの方向(図示矢印方向)へ90°捻った状態の背面図である。
前述したように、ホース3および折り曲げ機構8と、操作部4との間には回動機構5が介在されていて、ホース3および折り曲げ機構8と、操作部4とは、互いに軸回りに回動自在に連結されているので、図6および図7に示すように、操作部4のパイプ部17の軸回りの任意の角度に、操作部4のグリップ15を捻っても、ホース3および折り曲げ機構8は、操作部4のグリップ15に追従せず、図5に示す位置まで、操作部4に対して自在に回動する。
また、前述したように、ホース3および折れ曲げ機構8が、折れ曲げ機構8の回動支軸44回りに鉛直下側へ折れ曲がることにより、ホース3の重心は、回動機構5の回動軸から半径方向下側において十分距離を取った位置にくるため、操作部4のグリップ15を捻る力が、ホース3を動かすことなく、回動機構5の回動に効率的に働き、操作性が向上する。
図4−aおよび図4−bに示すように、回動機構5のベース20の外周面の周上下側かつ、先端側と後端側の途中には、ベース20の外周面および内周面を貫通するガイド孔29が1箇所設けられており、ガイド孔29に隣接してクランプ22が備えられている。
また、図4−aおよび図4−bに示すように、回動機構5のリング21の外周面の周上かつ、先端側と後端側との途中には、複数の凹部25が、リング21の円周方向に配列して設けられている。
クランプ22には、制御部を構成する、スイッチ30、レバー31および連結軸32と、係止体33とが備えられている。
係止体33は、立方体形状であり、ベース20のガイド孔29およびリング21の凹部25に収まるように、ガイド孔29および凹部25よりも小さい形状となっている。
図4−bに示すように、クランプ22の係止体33は、ベース20のガイド孔29に一致するように、かつ、リング21の外周面より、半径方向に僅かに距離を隔てて配置され、クランプ22は、回動機構5の回動軸に対して垂直に交差するように、係止体33を基準として、レバー31、連結軸32、スイッチ30の順番で、ベース20の外周面上に連結して配置される。
前述したように、回動機構5において、摺接された、リング21およびベース20は、通常、回動自在であるが、任意の回動角度において、図4−aおよび図4−bに示すように、クランプ22のスイッチ30を、図4−bでの位置から図4−aでの位置まで移動させることにより、連結軸32を中心として、レバー31が揺動し、レバー31に連結された係止体33が、ベース20のガイド孔29を貫通し、リング21に設けられた、複数の凹部25の内でガイド孔29に対向する凹部25に嵌合することにより、リング21およびベース20は、任意の回動角度にて係止され、回動しなくなる。同時に、回動機構5に接続された操作部4および、回動機構5に接続されたホース3も係止され、回動しなくなる。
逆に、クランプ22のスイッチ30を、図4−aでの位置から図4−bでの位置まで移動させることにより、回動機構5の係止は解除され、リング21およびベース20は自在に回動し、同時に、回動機構5に接続された操作部4および、回動機構5に接続されたホース3も自在に回動する。
このような簡易な機構により、回動機構5の係止、および回動機構5の係止の解除を確実に行うことができる。
また、図8および図9は、ホース3および折れ曲げ機構8が鉛直下側に折れ曲がった状態(右側断面図では図3、背面図では図5)において、回動機構5の回動軸回りに、ホース3および折れ曲げ機構8を、背面視、図8では反時計回りの方向へ回動させ、回動角度が90°のときに回動機構5のクランプ22により係止した状態を、図9では時計回りの方向へ回動させ、回動角度が90°のときに回動機構5のクランプ22により係止した状態を、夫々上方から見た上面図である。
たとえば、操作者が、電気掃除機1と同様に正面に向かって立った状態で、右手で操作部4のグリップ15を把持した場合、図9に示すように、ホース3および折れ曲げ機構8を、背面視、時計回りの方向へ回動させ、回動角度が90°のときに回動機構5のクランプ22により係止した状態では、ホース3が操作者に接触する。
逆に、図8に示すように、吸引ホース3および折れ曲げ機構8を、背面視、反時計回りの方向へ回動させ、回動角度が90°のときに回動機構5のクランプ22により係止した状態では、ホース3が操作者の体に接触しにくくなることから、操作者の不快感が軽減される。
本発明による電気掃除機1の一実施形態を示す右側面部分断面図である。 図1に示す電気掃除機1において、ホース3および折れ曲げ機構8が折れ曲がっていないときの、回動機構5および折れ曲げ機構8を説明するための、実施形態の要部の右側断面図である。 図1に示す電気掃除機1において、ホース3および折れ曲げ機構8が鉛直下側に折れ曲がっているときの、回動機構5および折れ曲げ機構8を説明するための、実施形態の要部の右側断面図である。 図4において、図4−aは、クランプ22により回動機構5が係止されている状態を、図3のA−Aに沿って見たときの断面図であり、図4−bは、クランプ22による回動機構5の係止が解除されている状態を、図3のA−Aに沿って見たときの断面図である。 図3の背面図である。 図3および図5の、ホース3および折れ曲げ機構8が鉛直下側に折れ曲がっている状態において、操作部4のパイプ部17の軸回りに、操作部4のグリップ15を、背面視、反時計回りの方向(図示矢印方向)へ90°捻った状態の背面図である。 図3および図5の、ホース3および折れ曲げ機構8が鉛直下側に折れ曲がっている状態において、操作部4のパイプ部17の軸回りに、操作部4のグリップ15を、背面視、時計回りの方向(図示矢印方向)へ90°捻った状態の背面図である。 図3および図5の、ホース3および折れ曲げ機構8が鉛直下側に折れ曲がっている状態において、回動機構5の回動軸回りに、吸引ホース3および折れ曲げ機構8を、背面視、反時計回りの方向へ回動させ、回動角度が90°のときに回動機構5のクランプ22により係止した状態を上方から見た上面図である。 図3および図5の、ホース3および折れ曲げ機構8が鉛直下側に折れ曲がっている状態において、回動機構5の回動軸回りに、吸引ホース3および折れ曲げ機構8を、背面視、時計回りの方向へ回動させ、回動角度を90°のときに回動機構5のクランプ22により係止した状態を上方から見た上面図である。 図2における、ホース3の先端側の拡大図である。
符号の説明
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 ホース
4 操作部
5 回動機構
6 パイプ
7 吸引具
8 折れ曲げ機構
13 密のホース部
14 疎のホース部
15 グリップ
21 リング
22 クランプ
25 凹部
33 係止体
42 第1部材
43 第2部材
44 回動支軸

Claims (8)

  1. 一端が掃除機本体に連結されるホースと、
    前記ホースの一端とは反対側の他端に取り付けられた操作部と、
    前記ホースの他端と操作部との間に設けられ、前記操作部に対して、前記ホースの中心軸回りに前記ホースを回動自在に保持している回動機構と、
    前記操作部に対して、前記ホースが取り付けられた側と反対側に取り付けられるパイプと、
    前記パイプに対して、前記操作部に取り付けられた側と反対側に取り付けられる吸引具と、
    を備えている電気掃除機において、
    前記ホースの前記他端側にて、前記ホースが折れ曲がり可能な折れ曲げ機構が備えられ
    前記折れ曲げ機構には、前記ホースの径外に折れ曲げ用の回動支軸が備えられ、
    前記折れ曲げ機構の前記回動支軸は、前記ホースの下側に備えられていることを特徴とする、電気掃除機。
  2. 前記折れ曲げ機構には、
    前記ホースの操作部側に位置し、前記ホースの外周を囲む円筒形状の第1部材と、
    前記第1部材に隣接し、前記第1部材から前記掃除機本体方向へ伸び出ているホースの外周を囲む円筒形状の第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材とを円筒形状の外側において回動自在に連結する回動支軸と、
    が備えられていることを特徴とする、請求項に記載の電気掃除機。
  3. 前記折れ曲げ機構の前記回動支軸は、前記ホースの下側に備えられていることを特徴とする、請求項に記載の電気掃除機。
  4. 前記操作部には、グリップが備えられており、前記回動支軸は、前記ホースの前記一端から前記他端への方向において、前記グリップより前方に備えられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の電気掃除機。
  5. 前記回動機構は、前記操作部に対して、前記ホースを任意の角度に回動させて係止するクランプを備えていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の電気掃除機。
  6. 前記回動機構は、
    前記ホースの外周面に外嵌され、前記ホースと一体的に回動するリングと、
    前記リングに、円周方向に配列形成された複数の凹部と、
    前記リングが回動することにより、複数の前記凹部のいずれかに対向し、対向した前記凹部に嵌り込んで前記リングの回動を阻止する係止体および、前記係止体を前記凹部に対して入出させる制御部を含む前記クランプと、
    を備えていることを特徴とする、請求項に記載の電気掃除機。
  7. 前記ホースは、
    軸方向に伸縮しない疎のホース部と、
    前記疎のホース部の前記操作部に取り付けられる側の近傍に挿入されている、軸方向に伸縮する密のホース部と、
    が一体化されたホースであることを特徴とする、請求項1〜6に記載の電気掃除機。
  8. 前記伸縮する密のホース部が折れ曲がるように、前記折れ曲げ機構の前記回動支軸が配置されていることを特徴とする、請求項に記載の電気掃除機。
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