JP2003265380A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2003265380A
JP2003265380A JP2002077180A JP2002077180A JP2003265380A JP 2003265380 A JP2003265380 A JP 2003265380A JP 2002077180 A JP2002077180 A JP 2002077180A JP 2002077180 A JP2002077180 A JP 2002077180A JP 2003265380 A JP2003265380 A JP 2003265380A
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vacuum cleaner
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dust
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Application number
JP2002077180A
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Inventor
Kosuke Takahashi
孝輔 高橋
Ritsuo Takemoto
律雄 竹本
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】延長管を用いて掃除機本体を手軽に被清掃面に
対して起立した状態で保持することができ、しかも、掃
除の際に清掃者の腕にかかる負担を低減できる電気掃除
機を得ることにある。 【解決手段】一端部7aが掃除機本体主部3と連結した
吸塵管7の他端部7bと、一端部8aが吸込み口体6と
連結した延長管8の他端部8bとを、これらの軸線
,a同士のなす角度θが変えられるように連通ホ
ース14を介して連通する。両側部に車輪4が回転自在
に設けられた本体主部3の重心Gを、車輪4の回転軸A
よりも後端面3dに寄せて設定する。車輪4の周部は本
体主部3の腹面3b及び後端面3dより突出し、これら
一対の車輪4は掃除機本体2を本体2の外壁面と被清掃
面Mとの間に空間sを設けた状態で移動自在に支持して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動送風機を有す
る電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機には、電動送風機を有
する掃除機本体と、塵埃を取込む吸込み口体と、掃除機
本体と吸込み口体とを連通するための吸塵ホース及び延
長管とを備えたものがある。一般に、吸塵ホースが掃除
機本体側、延長管が吸込み口体側に配置されており、吸
込み下流側から、掃除機本体、吸塵ホース、延長管、吸
込み口体の順で連通して形成されている。
【0003】掃除機本体には、その両側部に一対の車輪
が枢支されているとともに、腹面に旋回輪が設けられて
おり、これら一対の車輪及び旋回輪により、掃除機本体
は被清掃面上を自在に移動できる。この電気掃除機で
は、延長管を握り、可撓性の吸塵ホースを介して掃除機
本体を牽引することで、この掃除機本体を移動させなが
ら被清掃面の清掃を行なう。
【0004】しかし、この電気掃除機は、掃除機本体が
敷居等の段差や障害物を通過する際、旋回輪が段差や障
害物に引掛って、掃除機本体がはね上がることがある。
更には、このはね上がりに伴って、旋回輪で段差、障害
物、床面等を傷つけてしまうおそれがあった。
【0005】この課題を解決するために、特開平5−9
5859号公報では、電動送風機を有する本体ケース
と、この本体ケースに設けられて、本体ケースを移動可
能、且つ、停止時も移動時も常に床面から離間して支持
する一対の大車輪とを具備した電気掃除機が開示されて
いる。この電気掃除機は、本体ケースの重心の位置を大
車輪の回転軸よりも本体ケースの後端面に寄せて設定す
ることで、本体ケースを吸塵ホースが連結している前側
を上方に向けた姿勢に起きるようにしている。そのた
め、吸塵ホースを介して本体ケースを牽引することで、
この本体ケースは一対の車輪により自立走行し、被清掃
面を傷つけること無く段差や障害物を良好に乗り越える
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公開公報
で開示されている電気掃除機は、上述のように、本体ケ
ースは吸塵ホースが連結している前側を上方に向けた状
態で支持されているため、この本体ケースは前後方向に
揺動し易く、本体ケースに延長管を立て掛けられない。
そのため、清掃の一時的に中断する場合、或いは掃除終
了後に収納する場合等、延長管を被清掃面に対して起立
した状態で本体ケースに保持させる必要がある時には、
その都度、延長管に設けられた係合爪を本体ケースの上
部に設けられた係合穴に係合させなければならない不便
がある。
【0007】また、前記公開公報で開示されている電気
掃除機は、従来の電気掃除機と同様、吸込み下流側か
ら、掃除機本体、吸塵ホース、延長管、吸込み口体の順
で連通して使用されるため、清掃作業中においては、自
重でU字状に撓んだ吸塵ホースにより延長管の吸込み下
流側の端部が常に下向きに引張られた状態となる。した
がって、延長管を操作する清掃者の腕にかかる負担が大
きい。
【0008】この発明が解決しようとする課題は、延長
管を用いて掃除機本体を手軽に被清掃面に対して起立し
た状態で保持することができ、しかも、掃除の際に清掃
者の腕にかかる負担を低減できる電気掃除機を得ること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明の電気掃除機は、掃除機本体の
掃除機本体主部の両側面に、周部を掃除機本体主部の腹
面及び後端面より突出させて回転自在の一対の車輪を設
け、掃除機本体主部の重心の位置を車輪の回転軸よりも
後端面に寄せて設定するとともに、一端部を掃除機本体
主部の前端部に連結して掃除機本体主部の前方に突出さ
れる硬質な吸塵管の他端部と、一端部が吸込み口体と連
結される硬質な延長管の他端部とを、これらの軸線同士
のなす角度が変えられるように連通部材を介して連通し
ている。
【0010】この発明では、吸塵管の軸線と延長管の軸
線とのなす角度を小さくするのに伴って、車輪の回転軸
を中心とする掃除機本体主部に働くモーメント、すなわ
ち掃除機本体主部が前後方向に揺動しようとする力が小
さくなる。そのため、吸塵管の軸線と延長管の軸線との
なす角度を所定の角度よりも小さくすることで、延長管
を被清掃面に対して起立した状態で保持できるととも
に、この延長管で掃除機本体を上向きに起こして支持で
きる。
【0011】また、この発明では、掃除機本体と延長管
とを吸塵管を介して連通しているため、連通部材のたる
みが無く、延長管の吸込み下流側の端部を下向きに引張
る力を小さくすることができる。
【0012】前記課題を解決するために、請求項2に係
る発明の電気掃除機は、掃除機本体の掃除機本体主部の
両側面に、周部を掃除機本体主部の腹面及び後端面より
突出させて回転自在の一対の車輪を設け、掃除機本体主
部の重心の位置を車輪の回転軸よりも後端面に寄せて設
定するとともに、掃除機本体主部の前端面と、一端部が
吸込み口体と連結される硬質な延長管の他端部とを、吸
塵ホースにより連通し、延長管の他端部に一端部を回動
自在且つ脱着自在に連結し、掃除機本体主部の前端部に
他端部を着脱自在に連結して、硬質なホースカバーを設
けている。
【0013】この発明では、ホースカバーの軸線と延長
管の軸線とのなす角度を小さくするのに伴って、掃除機
本体が前後方向に揺動しようとする力が小さくなる。そ
のため、ホースカバーの軸線と延長管の軸線とのなす角
度を所定の角度よりも小さくことで、延長管を被清掃面
に対して起立した状態で保持できる。
【0014】また、吸塵ホースをホースカバーで支持し
ているため、吸塵ホースのたるみが無く、延長管の吸込
み下流側の端部を下向きに引張る力を小さくすることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して本
発明の第1の実施形態を説明する。
【0016】この電気掃除機1aは、掃除機本体主部3
と一対の車輪4とを有する掃除機本体2、吸込み口体
6、吸塵管7、延長管8、連通部材としての連通ホース
14、リンク部材15等を備えている。
【0017】掃除機本体主部3の内部には、この本体主
部3の後端に寄せて設置された送風室5、及びこの送風
室5の吸込み上流側である前側に位置された図示しない
集塵室が夫々設けられている。集塵室の開口は、掃除機
本体主部3の一部をなす開閉可能な蓋3aによって気密
に閉じられており、集塵室には蓋3aを開けた状態で出
し入れ可能な集塵袋等で形成された図示しない集塵フィ
ルタが収容されている。送風室5には塵埃を吸込むため
の電動送風機5aが収容されている。電動送風機5aは
重いため、その配置によって、図1(A)及び図1
(B)に示したように、掃除機本体主部3の重心Gは、
掃除機本体主部3の後端面3dに寄せて位置している。
【0018】掃除機本体主部3の後部両側面には、一対
の車輪4が設けられている(一方の側部に枢支された車
輪のみ図示)。これら一対の車輪4の回転軸Aは掃除機
本体主部3の重心Gよりも前側に位置している。一対の
車輪4は掃除機本体主部3の厚みよりも大径であって、
その周部は掃除機本体主部3の腹部3d及び後端面3d
からはみ出している。そのため、掃除機本体主部3は、
一対の車輪4により、掃除機本体主部3の外壁面と被清
掃面Mとの間に空間sを設けた状態で移動自在に支持さ
れている。
【0019】吸込み口体6は、その下面6bに塵埃を取
込む吸込み開口(図示せず)を有している。この吸込み
口体6には、吸込み開口に臨んで配置される回転清掃体
及びこの清掃体を回転駆動する清掃体モータを内蔵して
もよい。
【0020】吸塵管7は硬質な管からなり、その一端部
7aが掃除機本体主部3の前端面3cに設けた吸塵口3
eと取外し可能に連結されている。延長管8は硬質な複
数の管9,10を伸縮可能に組み合わせて形成したもの
であり、その一端部8aが吸込み口体6の接続管6aと
取外し可能に連結されている。
【0021】吸塵管7の他端部(先端部)7bの外径R
と延長管8の他端部8bの外径R とは同程度の大き
さに設定されている。吸塵管7の他端部7bの外壁及び
延長管8の他端部8bの外壁には夫々凹部11,12
(図2参照)が形成されている。吸塵管7の他端部7b
と延長管8の他端部8bとは、これらの長手方向に沿っ
た軸線a,a同士のなす角度θが変えられるように
連通する連通部材、例えば可撓性を有する連通ホース1
4で連通されている。
【0022】リンク部材15は、図2に示したように、
断面が長円状のリング状に形成されており、その一端部
15aにはハンドル16が一体に設けられている。この
リンク部材15の内壁間の幅Wは、吸塵管7の外径R
及び延長管8の外径Rと同程度又はそれよりも若干大
きく設定されている。リンク部材15の両端部15a,
15bの両側には、夫々前記ピン13を貫通させる貫通
孔17,18が形成されている。貫通孔18の中心から
他端部15b側の内壁面までの長さLは吸塵管7の他
端部7aの外径Rよりも大きく設定されている。ま
た、貫通孔17の中心から一端部15a側の内壁面まで
の長さLは延長管8の他端部8bの外径Rよりも大
きく設定されている。
【0023】そして、リンク部材15の内部に吸塵管7
の他端部7bを挿通し、リンク部材15の他端部15b
側の貫通孔18と凹部11とを重ね合わせ、ピン13を
リンク部材15の外部から挿入することで、吸塵管7と
リンク部材15とがピン13を中心として回動自在に連
結される。同様に、リンク部材15の内部に延長管8の
他端部8bを挿通し、リンク部材15の一端部15a側
の貫通孔17と凹部12とを重ね合わせ、ピン13をリ
ンク部材15の外部から挿入することで、延長管8とリ
ンク部材15とがピン13を中心として回動自在に連結
される。
【0024】このリンク部材15により、吸塵管7の軸
線aと延長管8の軸線aとのなす角度θの可変範囲
が制限される。つまり、吸塵管7の軸線aと延長管8
の軸線aとのなす角度θを大きくしていくと、所定の
角度で吸塵管7及び延長管8の外壁面がリンク部材15
に内壁面に接触し、それ以上には開かない。なお、長さ
と吸塵管7の外径Rとの差、及び、長さLと延
長管8の外径Rとの差を大きくするほど、角度θの可
変範囲を大きく設定することができる。
【0025】前記構成を備える電気掃除機1aは、吸塵
管7を介して掃除機本体主部3を牽引することで、掃除
機本体2を移動させながら被清掃面Mの清掃を行なうも
のであり、以下のようにして被清掃面Mの清掃を行な
う。
【0026】まず、電動送風機5aを駆動させて、この
電動送風機5aに吸込まれる気流を形成する。図1
(A)に示した状態で、リンク部材15に設けられたハ
ンドル16を前方斜め下側に押出すことにより、吸込み
口体6の下面6bは被清掃面M上を滑りながら前方に移
動する。このとき、図1(B)に示したように、吸塵管
7の軸線aと延長管8の軸線aとのなす角度θは所
定の角度にまで開かれるとともに、掃除機本体主部3の
前端面3cが上方から斜め前方に傾く。なお、吸塵管7
及び延長管8は夫々リンク部材15と回動自在に連結し
ているため、角度θが不用意に大きくなり過ぎることは
ない。
【0027】上記図1(B)に示した状態で、さらにハ
ンドル16を操作し、吸塵管7を介して掃除機本体主部
3を牽引しながら、吸込み口体6を被清掃面M上で前後
方向に滑らせる。この過程で、吸込み口体6の吸込み開
口から被清掃面Mの塵を空気とともに取り込み、それを
延長管8及び吸塵管7で掃除機本体主部3の集塵室に導
いて、この集塵室内の集塵フィルタで塵を捕捉する。集
塵室の集塵フィルタを通過した空気は、電動送風機5a
に吸込まれてこの送風機から排出された後、掃除機本体
主部3に設けた排気口(図示せず)を通して掃除機本体
主部3の外部に排出される。以上により被清掃面Mを掃
除できる。
【0028】また、清掃を一時的に中断する場合、或い
は清掃終了後は、掃除機本体主部3の前端面3cを上方
に向けるとともに、吸塵管7の軸線aと延長管8の軸
線a とのなす角度θを所定の角度よりも小さくする。
これにより、図1(a)に示したように、延長管8を被
清掃面Mに対して起立した状態で保持できるとともに、
この延長管8で掃除機本体2を上向きに起こして支持で
きるため、この電気掃除機1aを、場所をとらない形態
とすることができる。
【0029】この電気掃除機1aでは、掃除機本体主部
3の重心Gの位置を、車輪4の回転軸Aよりも後端面3
dに寄せて設定しているため、清掃作業中は、重心Gが
安定な位置に戻ろうとする力が図1(B)の矢印X方向
にかかっている。すなわち、掃除機本体主部3の前端面
3cが斜め上方に起き上がろうとする力が図1(B)の
矢印Y方向にかかっている。したがって、この電気掃除
機1aは、延長管8の他端部8b(ハンドル16)にか
かる荷重が軽く、延長管8を操作する清掃者の腕にかか
る負担を低減できる。
【0030】しかも、掃除機本体主部3と延長管8とを
硬質の吸塵管7を介して連通しているため、重力でU字
状に撓んでしまうホース等と比べて、延長管8の他端部
8bを下向きに引張る力が小さい。したがって、この電
気掃除機1aは、従来の電気掃除機と比べて、延長管8
の他端部8b(ハンドル16)にかかる荷重を軽くし、
延長管8を操作する清掃者の腕にかかる負担を低減でき
る。
【0031】また、この電気掃除機1aは、掃除機本体
主部3の重心Gの位置を車輪4の回転軸Aよりも後端面
3dに寄せて設定することで、掃除機本体主部3を一対
の車輪4により、吸塵管7が連通している前端面3cを
上方に向けた状態で支持している。そのため、吸塵管7
を介して掃除機本体主部3を牽引することで、この掃除
機本体主部3を一対の車輪4により自立走行させること
ができる。したがって、掃除機本体2は、被清掃面M等
を傷つけることなく、被清掃面M上の段差や障害物を良
好に乗り越えることができる。
【0032】さらに、図1(a)に示したように、吸塵
管7の軸線aと延長管8の軸線a とのなす角度θを
小さくするのに伴って、車輪4の回転軸Aを中心とする
吸塵管7と延長管8との荷重によるモーメント、すなわ
ち車輪4の回転軸Aを中心とする掃除機本体主部3に働
くモーメントが小さくなる。これにより、掃除機本体主
部3の前後方向の揺動が抑制され、延長管8を被清掃面
Mに対して起立した状態で保持させることができる。
【0033】また、図1(a)に示した形態では、延長
管8の自重のほとんどが吸込み口体6の下面6bにかか
る。すなわち、延長管8は吸込み口体6の下面6bを被
清掃面Mに押しつけた状態で、この吸込み口体6に支持
されて起立している。一方、延長管8は吸込み口体6を
介して被清掃面Mから反作用を受けている。そのため、
延長管8は吸塵管7の他端部7bを斜め上方に押し上げ
て、掃除機本体2を上向きに起こして支持できる。した
がって、この電気掃除機1aは、吸塵管7の軸線a
延長管8の軸線aとのなす角度θを所定の角度よりも
小さくすることで、延長管8を用いて掃除機本体2を手
軽に被清掃面Mに対して起立した状態で保持することが
できる。
【0034】また、この電気掃除機1aでは、吸塵管7
及び延長管8を夫々リンク部材15と回動自在に連結し
ているため、清掃作業中、図1(B)に示した形態にお
いて、角度θが不用意に開き過ぎることはない。
【0035】なお、この電気掃除機1aでは、吸塵管7
と延長管8とを連通する連通部材として可撓性を有する
連通ホース14を用いたが、連通部材はこれに限定され
るものではない。連通部材は、吸塵管7と延長管8と
を、これらの長手方向に沿った軸線a,a同士のな
す角度θが変えられるように連通する連通部材であれば
よく、例えば、吸塵管7と延長管8とを回動自在に連通
する連通部材を用いてもよい。また、リンク部材15は
無くともよい。
【0036】以下、図3〜図5を参照して本発明の第2
の実施形態を説明する。
【0037】この電気掃除機1bは、掃除機本体主部3
と一対の車輪4とを有する掃除機本体2、吸込み口体
6、吸塵ホース19、延長管8、ホースカバー22、操
作部21等を備えている。なお、第1実施形態で備えら
れていた吸塵管7は省略されている。
【0038】吸塵ホース19は可撓性を有しており、掃
除機本体主部3の吸塵口3e(図5(b)参照)と延長
管8の他端部8bとを連通して設けられている。延長管
8は、第1の実施形態と同様に、硬質な複数の管9,1
0を伸縮可能に組み合わせて形成したものであり、延長
管8の他端部8bには、一対の凸部20が設けられてい
る。
【0039】操作部21は、図3等に示したように、リ
ング状のベース部21aにハンドル21bが一体に形成
されたものである。この操作部21は、ベース部21a
を延長管8の他端部8bに取り付けることで、延長管8
の他端部8bに固定されている。
【0040】ホースカバー22は、その内部に吸塵ホー
ス19を収容することにより、吸塵ホース19が撓まな
いように支持するものである。このホースカバー22
は、例えば、図4に示したように、硬質な管を長手方向
に沿って半割り状に分割した第1部材23と第2部材2
4とを備えている。
【0041】第1部材23の一端部23aの両側には、
図4に示したように、切欠部25,26が形成されてい
る。また、第2部材24の一端部24aの両端には、図
4に示したように、切欠部25,26と夫々対応する切
欠部27,28が形成されている。
【0042】第1部材23及び第2部材24の一端部2
3a,24aには、夫々延長管8の他端部8bに設けら
れた一対の凸部20と嵌合する孔部29が形成されてい
る。また、第1部材23の縁部(図示せず)には複数の
突起(図示せず)が設けられており、第2部材24の縁
部24bには前記突起と嵌合する複数の凹部30が設け
られている。この嵌合により、ホースカバー22が筒状
に保持される。なお、第1部材23の縁部に複数の孔部
を設けるとともに、第2部材24の縁部24bに複数の
突起を設けてもよい。
【0043】また、図示しないが、第1部材23及び第
2部材24の他端部には、略L字状の係止部が設けられ
ているとともに、掃除機本体主部3の前端面3cには、
これら係止部を係止する凹状の受け部が形成されてい
る。なお、他の構成は上述した第1の実施形態と同じで
あるから、重複する説明は図3〜図5に同符号を付して
省略する。
【0044】この電気掃除機1bにおいて、ホースカバ
ー22は以下のようにして装着する。図4に示したよう
に、吸塵ホース19をホースカバー22の第1部材23
と第2部材24との間に配置し、延長管8の凸部20を
第1部材23及び第2部材24の孔部29に嵌合させる
とともに、第1部材23の縁部の突起と第2部材24の
縁部24bの凹部30とを嵌合させて、ホースカバー2
2を筒状に保持する。また、凸部20が孔部30から抜
けてしまわないように、凸部20の先端部に第1部材2
3及び第2部材24の外部からナット(図示せず)を着
脱自在に設けて固定する。
【0045】このとき、吸塵ホース19の延長管8側の
一端部19aを湾曲させることで、延長管8を第1部材
23の切欠部25と第2部材24の切欠部27とが合わ
さって形成された開口部31から外部に延出させる(図
3及び図5(A)参照)。なお、第1部材23の切欠部
26と第2部材24の切欠部28とが合わさって形成さ
れた開口部32は、湾曲した吸塵ホース19の一端部1
9aが湾曲したときに、この吸塵ホース19が圧迫され
ないようにするためのものである。これにより、ホース
カバー22の一端部22aは、延長管8の他端部8bと
回動自在且つ着脱自在に連結する。ホースカバー22の
他端部22bは、第1部材23と第2部材24を嵌め合
わせて筒状にした後、第1部材及び第2部材の他端部に
設けられた係止部を掃除機本体主部3に設けられた受け
部に引掛けることで、掃除機本体主部3に着脱自在に取
り付ける。以上により、ホースカバー22を装着するこ
とができる。
【0046】この電気掃除機1bは、ホースカバー22
を装着した形態(図5(A)参照)で使用する場合、ホ
ースカバー22の長手方向に沿った軸線aと延長管8
の長手方向に沿った軸線aとのなす角度θを小さくす
ることにより、掃除機本体主部3が前後方向に揺動しよ
うとする力を小さくして、延長管8を被清掃面Mに対し
て起立した状態で保持することができる。これは、ホー
スカバー22の軸線a と延長管8の軸線aとのなす
角度θを小さくするのに伴って、車輪4の回転軸Aを中
心とするホースカバー22及びこのホースカバー22に
支持された吸塵ホース19と延長管8との荷重によるモ
ーメント、すなわち掃除機本体主部3が前後方向に揺動
しようとする力が小さくなるためである。
【0047】また、図5(A)の使用形態では、ホース
カバー22により、吸塵ホース19が自重でU字状にた
るまないように支持されているため、清掃作業中、延長
管8の他端部8b(操作部21)を下向きに引張る力を
小さくすることができる。したがって、第1の実施形態
と同様にして使用することができるので、同様の効果を
得ることができる。
【0048】さらに、この電気掃除機1bでは、必要に
応じて、図5(B)に示したようにホースカバー22を
外して使用することもできる。その場合、上述した装着
方向と逆の操作を行なってホースカバー22を外せばよ
い。図5(B)の使用形態では、吸塵ホース19を湾曲
させて使用することができるため、机や棚の上面等も容
易に掃除をすることができる。この電気掃除機1bで
は、用途に応じて、図5(A)及び図5(B)に示した
2通りの形態で使用することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、延長管を用いて掃除機
本体を被清掃面に対して起立した状態に保持するのに、
延長管を掃除機本体に係合させる手間を要さないので、
手軽に扱うことができ、しかも、掃除の際に、延長管を
操作する清掃者の腕にかかる負担を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施形態に係る電気掃
除機全体を収納に適した形態で示す側面図。(B)は図
1(A)の電気掃除機を使用している形態で示す側面
図。
【図2】図1(A)中I−I線に沿って示す断面図。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る電気掃除機全体
を収納に適した形態で示す側面図。
【図4】図3の電気掃除機の延長管とホースカバーとの
連結部付近を示す分解斜視図。
【図5】(A)は図3の電気掃除機をホースカバーを装
着した使用形態で示す側面図。(B)は図3の電気掃除
機をホースカバーを外した使用形態で示す側面図。
【符号の説明】
1…電気掃除機 2…掃除機本体 3…掃除機本体主部 3b…掃除機本体主部腹面 3d…掃除機本体主部後端面 4…車輪 5a…電動送風機 6…吸込み口体 7…吸塵管 7a…吸塵管一端部 7b…吸塵管他端部 8…延長管 8a…延長管一端部 8b…延長管他端部 14…連通部材(連通ホース) 19…吸塵ホース 22…ホースカバー a…吸塵管の軸線 a…延長管の軸線 A…車輪の回転軸 G…重心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B006 PA00 PA01 3B057 BA09 BA10 BA21 BA22 BA26 BA29

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機を有する掃除機本体主部、及
    び、周部を前記掃除機本体主部の腹面及び後端面より突
    出させて前記掃除機本体主部の両側面に設けられた回転
    自在の一対の車輪を備え、且つ、前記掃除機本体主部の
    重心の位置が前記車輪の回転軸よりも後端面に寄せて設
    定された掃除機本体と、 塵埃を取込む吸込み口体と、 一端部を前記掃除機本体主部の前端部に連結して前記掃
    除機本体主部の前方に突出される硬質な吸塵管と、 一端部が前記吸込み口体と連結される硬質な延長管と、 前記吸塵管の他端部と前記延長管の他端部とを、これら
    の長手方向に沿った軸線同士のなす角度を変えられるよ
    うに連通する連通部材と、を具備している電気掃除機。
  2. 【請求項2】電動送風機を有する掃除機本体主部、及
    び、周部を前記掃除機本体主部の腹面及び後端面より突
    出させて前記掃除機本体主部の両側面に設けられた回転
    自在の一対の車輪を備え、且つ、前記掃除機本体主部の
    重心の位置が前記車輪の回転軸よりも後端面に寄せて設
    定された掃除機本体と、 塵埃を取込む吸込み口体と、 一端部が前記吸込み口体と連結される硬質な延長管と、 前記掃除機本体主部の前端面と前記延長管の他端部とを
    連通する吸塵ホースと、 一端部が前記延長管の他端部と回動自在且つ脱着自在に
    連結されて、且つ、他端部が前記掃除機本体主部の前端
    部に着脱自在に連結される硬質なホースカバーと、を具
    備している電気掃除機。
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