JP2007090037A - 真空掃除機用ブラシ組立体およびそれを備えた真空掃除機 - Google Patents

真空掃除機用ブラシ組立体およびそれを備えた真空掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、カーペットのような柔らかい表面を掃除する時、大きい力がかからず、且つ操作の便利な真空掃除機用ブラシ組立体を提供することにある。
【解決手段】 本発明による真空掃除機用ブラシ組立体1は、真空掃除機本体110に連通される吸入路11が形成されたブラシ胴体10と、ブラシ胴体10の吸入路11に連通される吸入口21を備え、ブラシ胴体10の一端に回転できるよう設けられたブラシ20と、ブラシ20が前記ブラシ胴体10に対して回転できるよう吸入路11と吸入口21との間をシーリングし、ブラシ20が前記ブラシ胴体10に対して回転すると、外部空気がブラシ胴体10の吸入路11に引入れられる空間が形成されるシーリング部30と、を含む 。
【選択図】 図2

Description

本発明は、家庭用および産業用の真空掃除機に関し、詳細には真空掃除機用ブラシの組立体およびそれを備えた真空掃除機に関する。
一般に、真空掃除機は、被掃除面に近接し空気と共にゴミやほこり(以下、ゴミと称する)を吸込むことのできる吸入口を有するブラシ組立体と、吸込まれたゴミを流入させ前記ブラシ組立体に連通される延長管と、ユーザが掃除の際に把持する取っ手部と、延長管から流入されたゴミの含まれた空気を真空掃除機本体に流入させる吸入ホース、吸入力を発生させる真空発生装置を備えた真空掃除機本体と、を含む。
このような真空掃除機は、真空掃除機本体に設けられた真空発生装置のモータにより吸入力が発生される。係る吸入力により、前記ブラシ組立体に形成された吸入口を介して空気と共に被掃除面のゴミを吸込む。前記吸入口から吸入されたゴミを含んだ空気は、延長管および吸入ホースを介して真空掃除機本体に引入れられる。真空掃除機本体に引入れられたゴミは、ゴミ回収装置により空気から分離、回収される。従って、ゴミの含まれた空気は、ブラシ組立体、延長管、吸入ホース、真空掃除機本体を介して移動する。
ユーザがこのような真空掃除機で掃除を行うとき、取っ手部を把持しブラシ組立体を前後に動かす。ところで、ブラシ組立体を前方に押す時は、押す力によりブラシ組立体の吸入口が被掃除面と密着され、その吸入力により大きい負圧がかかってしまう。従って、ユーザは、大きい力を用いて取っ手部を前方に押すことによりブラシ組立体を前進させることとなる。一方、ブラシ組立体を引っ張る時は、その引っ張る力によりブラシ組立体の吸入口が被掃除面から離れようとする力を受けることから、その力と吸入力が相殺され吸入口にそれほどの大きい負圧がかからない。よって、ユーザが取っ手部を小さい力で引っ張ってもスムーズに後方に移動させることができる。つまり、ユーザが取っ手部をもってブラシ組立体を前後に動かす時、ユーザが取っ手部に加える力(以下、操作力と称する)は相異なる。ブラシ組立体を前に動かすときには、引っ張るときより大きい力を要する。このことにより、ブラシ組立体を前方に動かしながら掃除を行う場合、ユーザはその不便さを感じざるを得ない。特に、カーペットのような柔らかい被掃除面を掃除するとき、被掃除面がブラシに吸着されるためブラシ組立体を前方に動かし難いという問題を抱えている。
本発明は、前述した問題点を解決するために案出されたもので、本発明の目的は、従来に比べて小さい力でブラシ組立体を前方に移動させることのできる真空掃除機用ブラシ組立体およびそれを備えた真空掃除機を提供することにある。
前述した目的を達成するための本発明の目的は、真空掃除機の本体に連通される吸入路が形成されたブラシ胴体と、前記ブラシ胴体の吸入路に連通される吸入口を備え、前記ブラシ胴体の一端に回転できるよう設けられたブラシと、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して回転できるよう前記吸入路と吸入口との間をシーリングし、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して回転すると外部空気が前記ブラシ胴体の吸入路に引入れられる空間が形成されるシーリング部と、を含む真空掃除機用ブラシ組立体を提供することによって達成される。
ここで、前記シーリング部は、前記吸入路に形成された上部シーリングと、前記ブラシの吸入口の上端から延び、前記上部シーリングに対して滑り接触するよう形成された下部シーリングと、を更に含み、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して一定の角度以上に回転すると、前記上部シーリングと前記下部シーリングとの間に外部空気が前記吸入路へ引入れられる空間が形成される。
また、前記ブラシは、前記吸入口の一方に設けられたヒンジにより回転し、前記吸入口を隔てて前記ヒンジと向かい合う前記下部シーリング部分に外部空気孔が形成されることが好ましい。
なお、前記外部空気孔は、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して下向きに約2度以上傾斜させると、外部空気が引入れられるよう形成することができる。
また、前記上部シーリングおよび下部シーリングは、それぞれ略長方形の管状で成型され、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して一定の角度以上に回転すると、前記下部シーリングのうち一壁の上端と前記上部シーリングの下端との間に外部空気が吸入される空間が形成されることが好ましい。
なお、前記下部シーリングのうちの一壁は、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して回転する回転中心から最も遠くににある壁であることが好ましい。
また、前記下部シーリングのうちの一壁は、前記ブラシが前記回転中心を中心に前記ブラシ胴体に対して下向きに2度以上傾斜させると、その上端と前記上部シーリングの下端との間に空間が形成されることが好ましい。
そして、前記下部シーリングは、前記回転中心を中心にして湾曲していることが好ましい。
また、真空掃除機用ブラシ組立体は、前記ブラシ組立体を一方向に移動させると、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して回転し、前記シーリング部に外部空気が前記ブラシ胴体の吸入路に引入れられる空間が形成され、逆方向に移動させると前記空間が閉じられることが好ましい。
本発明の他の側面から見ると、前述のような本発明の目的は、吸入力を発生させる真空掃除機本体と、前記真空掃除機本体に連通し、吸入されたゴミが移動する通路をなす延長管組立体と、前記延長管組立体に連通し、ゴミを吸入するブラシ組立体と、を含み、前記ブラシ組立体は、前記延長管組立体に連通する吸入路が形成されたブラシ胴体と、前記ブラシ胴体の吸入路に連通される吸入口を備え、前記ブラシ胴体の一端に対して回転できるよう設けられたブラシと、前記ブラシ組立体を一方向に移動させると外部空気が前記ブラシ胴体の吸入路に直接引入れられるようにし、前記ブラシ組立体を逆方向に移動させると外部空気が前記ブラシ胴体の吸入路に引入れられないようにするシーリング部と、を含む真空掃除機を提供することによって達成される。
なお、前記シーリング部は、前記吸入路に形成された上部シーリングと、前記ブラシの吸入口の上端から延び、前記上部シーリングに対して滑り接触するよう形成された下部シーリングと、を含み、前記ブラシ組立体が一方向に移動すると、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して一定の角度回転し、前記上部シーリングの下端と前記下部シーリングの上端との間に外部空気が前記吸入路に引入れられる空間が形成される。
本発明に係る真空掃除機用ブラシ組立体およびそれを備えた真空掃除機によると、カーペットのような柔らかい被掃除面を掃除するとき、カーペットがブラシ組立体に吸着されず、また従来の真空掃除機に比べてブラシ組立体を前方に押すときの力の最小化を図ることができる。従って、本発明に係る真空掃除機用ブラシ組立体を備えた真空掃除機は、従来の真空掃除機より容易に掃除を行うことができる。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施例を詳述する。
図1ないし図3に基づくと、本発明の一実施の形態にかかる真空掃除機用ブラシ組立体1は、ブラシ胴体10、ブラシ20、シーリング部30を含んでなる。
ブラシ胴体10は、真空掃除機本体110(図10参照)と連通される吸入路11を備える。吸入路11は、吸入された空気とゴミが移動する通路であって、ブラシ胴体10の内側に形成される。ブラシ胴体10の一方には、吸入路11と連通する延長管121の一端が連結されている。吸入路11の他端には、後述するブラシ20がブラシ胴体10に対して一定の角度範囲内で回転できるよう設けられている。また、ブラシ胴体10の両側には、ブラシ胴体10を被掃除面にて移動させることのできる一対の車輪5が設けられている。
ブラシ20は、被掃除面からゴミやほこり(以下、ゴミと称する)を吸込み、ブラシ胴体10の吸入路11に連通される吸入口21を備える。ブラシ20は、ブラシ胴体10に回転できるよう設けられている。本実施の形態の場合、ブラシ20は、吸入口21上端の一方に設けられたヒンジ40により、ブラシ胴体10に対して一定の角度範囲内で回転できるよう設けられる。なお、ブラシ20は、ブラシ胴体10に対して略15〜20度内で回転することが好ましい。また、ブラシ20には、外観のためのカバー29が組み付けられる。
シーリング部30は、ブラシ20がブラシ胴体10に対して回転するとき、吸入口21に吸入された空気とゴミが吸入路11に移動できるよう、吸入路11と吸入口21との間をシーリングする。また、シーリング部30は、ブラシ20がブラシ胴体10に対して一定の角度以上回転すると、外部空気がブラシ胴体10の吸入路11に直接引入れられる空間G(図5参照)を形成する。このようなシーリング部30は、吸入路11に形成された上部シーリング31と、ブラシ20の吸入口21上端から上方に延長され、上部シーリング31に対して滑り接触するよう形成された下部シーリング32とから構成されている。
本実施の形態の場合、図3および図4に示したように、上部シーリング31と下部シーリング32は、それぞれ長方形の管状に成型されている。下部シーリング32をなしている4つの壁33,34,35,36のうち、ブラシ20がブラシ胴体10に対して回転する回転中心(C)、つまりヒンジ40から最も遠くにある下部シーリング32の前壁33は、その両側にある側壁34、35よりその高さが低く形成される。また、ブラシ20がブラシ胴体10に対して回転するとき、下部シーリング32が上部シーリング31の内側にて円滑に滑り移動できるよう、下部シーリング32は、ヒンジ40を中心に一定の曲率に湾曲している(図8および図9参照)。従って、ブラシ20がブラシ胴体10に対してヒンジ40を中心に一定の角度(θ)以上に回転すると、図5に示すように、下部シーリング32の前壁33の上端33aと上部シーリング31の下端31aとの間には外部空気が吸入される空間(G)が形成される。このとき、ブラシ20がヒンジ40を中心にブラシ胴体10に対して下向きに約2度以上に傾斜していると、下部シーリング32の前壁の上端33aと上部シーリング31の下端31aとの間には空間(G)が発生し始め、ブラシ20がブラシ胴体10に対して最大に回転した時、最大の大きさの空間(G)が形成される。即ち、本実施の形態の場合には、ブラシ20がブラシ胴体10に対して15〜20度回転すると、シーリング部30が形成する空間(G)の大きさは最大となる。
また、シーリング部30に空間を形成する方法として、下部シーリング32の前壁33を、前述した通りに、側壁34,35より低く形成する方法以外に、図6に示したように、下部シーリング32の前壁33’に外部空気が吸入される外部空気孔39を形成することもできる。ここで、下部シーリング32の前壁33’は、吸入口21を挟んでヒンジ40と向かいあう壁を指す。この場合、ブラシ20がブラシ胴体10に対して回転することによって、外部空気孔39が上部シーリング31の下端31aにより開閉される。
以下、添付の図に基づいて、本発明にかかる真空掃除機用ブラシ組立体1の作用について説明する。この際、真空掃除機の操作力に問題となる柔らかい被掃除面の一例としてカーペットを掃除する場合について説明する。
ユーザが延長管組立体120(図10参照)の取っ手部123(図10参照)を把持し前方に押すと、ブラシ組立体1は、一対の車輪5によりカーペット上を図7における矢印Aの方向に移動する。
なお、ブラシ組立体1は、ユーザが前方に押す力により下方に向かって作用する第1下向き力と、ブラシ20の吸入口21に作用する吸入力により下方に向って作用する第2下向き力を同時に受けている。従って、ユーザが取っ手部123を前方に押すと、ブラシ組立体1のブラシ20がヒンジ40を中心にしてブラシ胴体10に対して下向き回転し、シーリング部30に外部空気(D)がブラシ胴体10の吸入路11に引入れられる空間を形成する。即ち、ブラシ20がブラシ胴体10に対して回転すると、図7および図8に示すように、ブラシ20の下部シーリング32がブラシ胴体10の上部シーリング31から離れて、下部シーリング32の前壁上端33aと上部シーリング32の下端31aとの間に空間(G)が形成される。すると、外部空気(D)が下部シーリング32と上部シーリング31との間の空間(G)を介して吸入路11に引入れられるので、吸入口21にかかる負圧は減少される。よって、ユーザがブラシ組立体1を押す力が従来に比べて減少することから、カーペットのような柔らかい被掃除面における掃除が容易になる。
反対に、ユーザが取っ手部123を引っ張ると、ブラシ組立体1は、一対の車輪5によりカーペット上を図3の矢印B方向に向って移動する。なお、ブラシ組立体1は、ユーザが後方に引っ張る力により上方向に作用する上向き力と、ブラシ20の吸入口21に作用する吸入力によって下方に作用する下向き力の影響を受ける。すると、ブラシ組立体1を引っ張る時、ブラシ組立体1に作用する上向き力と下向き力とが互いに相殺することによって、ブラシ組立体1を前方に押すときより少ない力が作用する。従って、ブラシ組立体1を引っ張る場合、ブラシ20はブラシ胴体10に対して回転せず、図3に示したように、被掃除面に対して平行な状態を保つ。なお、図9に示したように、シーリング部30の下部シーリング32と上部シーリング31とが重なっていることから、外部の空気がシーリング部30に吸入されない。また、ユーザにもブラシ組立体1を引っ張るのに大きい力を必要とさせない。
以下、本発明の他の側面から、前述のような真空掃除機用ブラシ組立体1を備えた真空掃除機の一実施の形態について詳説する。
図10に示したように、本発明の一実施の形態に係る真空掃除機100は、真空掃除機本体110、延長管組立体120、ブラシ組立体1を含んでなる。
真空掃除機本体110は、ゴミを吸込む吸入力を発生させる。従って、真空掃除機本体110は、吸入力を発生させる真空発生装置(図示せず)を含む。また、真空掃除機本体110は、ブラシ組立体1と延長管組立体120を介して空気と共に吸入されたゴミを分離し収集するゴミ回収装置(図示せず)と、を含む。
延長管組立体120は、真空掃除機本体110とブラシ組立体1を連通させる。延長管組立体120は、吸入されたゴミを流入させブラシ組立体1に連通される延長管121と、ユーザが掃除時に把持しているブラシ組立体1を前後に動かす取っ手部123と、延長管121へ流入されたゴミを含んでいる空気を真空掃除機本体110に流入させる吸入ホース122と、から構成されている。
ブラシ組立体1は、延長管組立体120の延長管121と連通し、被掃除面のゴミを吸込む。係るブラシ組立体1は、ブラシ胴体10、ブラシ20、シーリング部30から構成される。ブラシ胴体10には、延長管121に連通される吸入路11が形成される。ブラシ20は、ブラシ胴体10の吸入路11に連通される吸入口21を備え、ブラシ胴体10の一端に対して一定の角度回転できるよう設けられている。シーリング部30は、ブラシ組立体1が一方向に移動すると、ブラシ20がブラシ胴体10に対し回転して外部空気がブラシ胴体10の吸入路11に引入れられる空間(G)を形成し、ブラシ組立体1が逆方向に移動すると前記空間(G)を閉鎖する。シーリング部30は、吸入路11に形成された上部シーリング31と、ブラシ20の吸入口21の上端から延長され、上部シーリング31に対して滑り接触するよう形成された下部シーリング32と、から構成される。ブラシ組立体1が一方向に移動すると、ブラシ20がブラシ胴体10に対して一定の角度回転し、上部シーリング31の下端31aと下部シーリング32の上端33aとの間に、外部空気が吸入路11に引入れられる空間(G)が形成される。本実施形態の場合には、取っ手部123を前に押してブラシ組立体1が前方に移動すると、シーリング部30の空間(G)が開き、取っ手部123を引っ張ってブラシ組立体1が後方に移動すると、シーリング部30の空間(G)が閉鎖されるよう形成されている。係るブラシ組立体1を構成するブラシ胴体10、ブラシ20、シーリング部30についての詳説は前述の真空掃除機用ブラシ組立体1と同一であるため、その説明は省略する。
以下、前述の構成を有する真空掃除機100でカーペットを掃除する場合について詳説する。
ユーザは真空掃除機100の電源を入れ、延長管組立体120の取っ手部123を把持し、ブラシ組立体1を前後に動かしてカーペットの掃除を行う。
ユーザが取っ手部123を握って前方に動かすと、ブラシ組立体1が前方に押される。すると、ブラシ20が、図7に示したように、ブラシ10に対して回転しブラシ胴体10に対して下向き傾斜をなす。すると、ブラシ20の下部シーリング32とブラシ胴体10の上部シーリング31との間に空間(G)が形成される(図8参照)。下部シーリング32と上部シーリング31との間に空間(G)が生じると、外部空気(D)が、図8に示したように、空間(G)を介して直接吸入路11に引入れられる。外部空気(D)が吸入路11に引入れられると、吸入口21にかかる負圧が低くなるためユーザがブラシ組立体1を前方に押す力は減少される。従って、ユーザは従来の真空掃除機に比べて容易にカーペットの掃除を行うことができる。
逆に、ユーザが取っ手部123を引っ張ると、ブラシ組立体1が後方に移動する。このとき、ブラシ20は、図3に示すように、ブラシ胴体10と平行な状態を保つ。係るブラシ組立体1が後方に移動する場合は、前述したように、吸入口21に作用する負圧が小さいので、ユーザがブラシ組立体1を引っ張る力も小さくなる。
即ち、本発明における一実施の形態に係る真空掃除機100を用いてカーペット掃除を行う場合、ユーザはブラシ組立体1を前方に押す場合は、従来より小さい力で掃除を行うことができ、ブラシ組立体1を後方に引っ張る場合は、従来と同一な力で掃除を行うことができる。よって、従来に比べてユーザがカーペット掃除をより便利に行うことができる。
以上、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を図示および説明してきたが、本発明の保護範囲は、前述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。

本発明に係る真空掃除機用ブラシ組立体を示す斜視図である。 図1の真空掃除機用ブラシ組立体の断面図である。 図1の真空掃除機用ブラシ組立体のブラシ胴体に組み付けられたブラシを示す一部切断斜視図である。 図2のIV−IV線に沿って切断した部分断面図である。 図1の真空掃除機用ブラシ組立体の下部シーリングの一例を示す図である。 図1の真空掃除機用ブラシ組立体の下部シーリングの他の例を示す図である。 図1の真空掃除機用ブラシ組立体を前方に押す場合にブラシがブラシ胴体に対して傾斜された状態を示す一部切断斜視図である。 図1の真空掃除機用ブラシ組立体を前方に押す場合の上部シーリングと下部シーリングの状態を示す部分断面図である。 図1の真空掃除機用ブラシ組立体を引っ張る場合の上部シーリングと下部シーリングの状態を示す部分断面図である。 本発明に係る真空掃除機用ブラシ組立体を備えた真空掃除機を示す斜視図である。
符号の説明
1 真空掃除機用ブラシ組立体
5 車輪
10 ブラシ胴体
11 吸入路
20 ブラシ
21 吸入口
29 カバー
30 シーリング部
31 上部シーリング
31a 上部シーリングの下端
32 下部シーリング
33,34,35、36 下部シーリングの壁
40 ヒンジ
100 真空掃除機
110 真空掃除機本体
120 延長管組立体
121 延長管


G 空間
θ ブラシの回転角度
D 外部空気
C ブラシの回転中心

Claims (10)

  1. 真空掃除機本体に連通される吸入路が形成されたブラシ胴体と、
    前記ブラシ胴体の吸入路に連通される吸入口を備え、前記ブラシ胴体の一端に対して回転できるよう設けられたブラシと、
    前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して回転できるよう前記吸入路と吸入口との間をシーリングし、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して回転すると外部空気が前記ブラシ胴体の吸入路に引入れられる空間が形成されるシーリング部と、
    を含むことを特徴とする真空掃除機用ブラシ組立体。
  2. 前記シーリング部は、
    前記吸入路に形成された上部シーリングと、
    前記ブラシの吸入口の上端から延び、前記上部シーリングに対して滑り接触するよう形成された下部シーリングと、を更に含み、
    前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して一定の角度以上に回転すると、前記上部シーリングと前記下部シーリングとの間に外部空気が前記吸入路へ引入れられる空間が形成されることを特徴とする請求項1に記載の真空掃除機用ブラシ組立体。
  3. 前記ブラシは、前記吸入口の一方に設けられたヒンジにより回転し、前記吸入口を隔てて前記ヒンジと向かい合う前記下部シーリング部分に外部空気孔が形成されることを特徴とする請求項2に記載の真空掃除機用ブラシ組立体。
  4. 前記上部シーリングおよび下部シーリングは、それぞれ略長方形の管状に成型され、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して一定の角度以上に回転すると、前記下部シーリングのうち一壁の上端と前記上部シーリングの下端との間に外部空気が吸入される空間が形成されることを特徴とする請求項2に記載の真空掃除機用ブラシ組立体。
  5. 前記下部シーリングのうちの一壁は、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して回転する回転中心から最も遠くにある壁であることを特徴とする請求項4に記載の真空掃除機用ブラシ組立体。
  6. 前記下部シーリングのうちの一壁は、前記ブラシが前記回転中心を中心に前記ブラシ胴体に対して下向きに2度以上傾斜させると、その上端と前記上部シーリングの下端との間に空間が形成されることを特徴とする請求項5に記載の真空掃除機用ブラシ組立体。
  7. 前記下部シーリングは、前記回転中心を中心にして湾曲していることを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載の真空掃除機用ブラシ組立体。
  8. 前記ブラシ組立体を一方向に移動させると、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して回転し、前記シーリング部に外部空気が前記ブラシ胴体の吸入路に引入れられる空間が形成され、逆方向に移動させると前記空間が閉じられることを特徴とする請求項1に記載の真空掃除機用ブラシ組立体。
  9. 吸入力を発生させる真空掃除機本体と、
    前記真空掃除機本体に連通し、吸入されたゴミが移動する通路をなす延長管組立体と、
    前記延長管組立体に連通し、ゴミを吸入するブラシ組立体と、を含み、
    前記ブラシ組立体は、
    前記延長管組立体に連通する吸入路が形成されたブラシ胴体と、
    前記ブラシ胴体の吸入路に連通される吸入口を備え、前記ブラシ胴体の一端に対して回転できるよう設けられたブラシと、
    前記ブラシ組立体を一方向に移動させると外部空気が前記ブラシ胴体の吸入路に直接引入れられるようにし、前記ブラシ組立体を逆方向に移動させると外部空気が前記ブラシ胴体の吸入路に引入れられないようにするシーリング部と、
    を含むことを特徴とする真空掃除機。
  10. 前記シーリング部は、
    前記吸入路に形成された上部シーリングと、
    前記ブラシの吸入口の上端から延び、前記上部シーリングに対して滑り接触するよう形成された下部シーリングと、を更に含み、
    前記ブラシ組立体が一方向に移動すると、前記ブラシが前記ブラシ胴体に対して一定の角度回転し、前記上部シーリングの下端と前記下部シーリングの上端との間に外部空気が前記吸入路に引入れられる空間が形成されることを特徴とする請求項9に記載の真空掃除機。
JP2006050598A 2005-09-27 2006-02-27 真空掃除機用ブラシ組立体およびそれを備えた真空掃除機 Withdrawn JP2007090037A (ja)

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