JP2006340739A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電動送風機を内蔵する掃除機本体1と、一端側に掃除機本体1に接続される本体側接続管3を有するホース2と、ホース2他端側の手元側接続管4に接続される延長管5と、延長管5に接続される床用吸込具6とを備え、ホース2の手元側接続管4には、上方に把持部7を形成すると共に、下方に取っ手部11を形成する。または、手元側接続管4と延長管5との間に取っ手部31を有する補助パイプ32を接続する。
【選択図】 図2
Description
掃除に際して、壁際を掃除する際には、床用吸込具を壁面に押しつけた状態で、壁面に沿って横方向へ移動させる場合がある。この際、把持部を把持しただけでは、操作が重く、操作性が悪い問題がある。
前記補助接続管を、取っ手部が上方側に位置するように接続することが好ましい。
前記補助接続管を、取っ手部が下方側に位置する状態と、取っ手部が上方側に位置する状態とに選択的に接続可能に形成することが好ましい。
本発明の第3の電気掃除機は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、一端側に前記掃除機本体に接続される本体側接続管を有すると共に、把持部を形成した手元側接続管を他端側に有するホースと、該ホースの手元側接続管に接続される延長管と、該延長管に接続される床用吸込具とを備え、前記手元側接続管に取っ手部を着脱自在に装着したことを特徴とする。
前記取っ手部を、手元側接続管の上方側に位置するように装着することが好ましい。
前記取っ手部を、手元側接続管の下方側に位置する状態と、手元側接続管の上方側に位置する状態とに選択的に装着可能に形成することが好ましい。
本発明の第4の電気掃除機は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、一端側に前記掃除機本体に接続される本体側接続管を有すると共に、把持部を形成した手元側接続管を他端側に有するホースと、該ホースの手元側接続管に接続される延長管と、該延長管に接続される床用吸込具とを備え、前記延長管に取っ手部を着脱自在に装着したことを特徴とする。
前記取っ手部を、延長管の上方側に位置するように装着することが好ましい。
前記取っ手部を、延長管の下方側に位置する状態と、接続管の上方側に位置する状態とに選択的に装着可能に形成することが好ましい。
前記取っ手部を、手元側接続管と延長管とに選択的に装着可能に形成することが好ましい。
また、前記第1〜第4の各電気掃除機において、取っ手部には、床用吸込具に対向する側に、少なくとも手元側接続管および延長管の連結体を任意の部所に仮置きするための係止凹部が形成されていてもよい。
さらに、前記係止凹部には、仮置き時に任意の部材を係止凹部との間で挟むためのクリップが備えられていてもよい。
また、前記第1および第3の電気掃除機において、取っ手部は、その一部が手元側接続管からホース側へ突出するように配置されていてもよい。
さらに、この発明に係る各電気掃除機において、取っ手部には、当該取っ手部を握ったことにより切り換わるスイッチが設けられていてもよい。
前記スイッチは、床用吸込具に設けられた回転ブラシの回転状態を切り換えるためのスイッチであることが好ましい。
前記手元側接続管4は、ホース2に対して回転可能に形成されており、掃除に伴って手元側接続管4をひねるなどの操作を行った際に、ホース2がねじれにくいように形成されている。
前記本体ケース14底面には、第1回動管15より後方位置に後車輪21が回動自在に軸支されると共に、前部両側位置に、底面から前面にわたって起毛布22が貼着されており、床用吸込具6は、後車輪21と起毛布22により被掃除面上を移動するようになっている。尚、本実施形態では、起毛布22を用いたが、前車輪を用いてもよく、他の滑動手段を用いても良い。
26は前記膨出部25の略延長線上の本体ケース14幅方向両側位置に、カバー体23に回動自在に支持されるローラで、カバー体23が上方に回動した状態で、ローラ26の回転軸がほぼ垂直になるように、カバー体23の閉塞状態では、ローラ26の回転軸が傾斜するように支持されている。前記ローラ26は、外周部が前記膨出部25よりも前方に位置するようになっている。
そして、壁面Wに床用吸込具6の前面を押し当てた状態で、床用吸込具6を横方向に移動させて壁際を掃除する。その際、起毛布22とローラ26が壁面Wに当接するため、床用吸込具6を横方向へ操作性よく移動させることができる。
次に、壁面と家具、或いは家具と家具等との隙間を掃除する場合の操作を説明する。手元側接続管4の把持部7及び取っ手部11をそれぞれ手で把持し、取っ手部11が上方に位置するように上下反転するように回転させる。
上記実施の形態では、手元側接続管4とは別体に形成した取っ手部11を手元側接続管4にねじ等にて固定したが、手元側接続管4に取っ手部11を一体形成してもよい。
本実施形態においては、上記第1の実施形態と同様の作用効果に加え、取っ手部31が不要な場合には、必要に応じて補助パイプ32を取り外すことにより、取っ手部31が邪魔にならないようにすることができると共に、上記第1の実施形態に比べ、把持部7と取っ手部31との間隔を広くとることができるので、力を入れやすくなり、一層使用勝手を向上することができる。
本実施形態では、把持部7及び取っ手部33を共に上面側に位置させることにより、毛足の長い絨毯等を掃除する際などの大きな力を要する掃除等においても、把持部7及び取っ手部33をそれぞれ手で把持して両手で操作できるので、操作性よく掃除を行うことができる。
まず、図16Aを参照して、補助パイプ32には取っ手部31が下面側に位置するように一体的に形成されている。そして補助パイプ32の手元側接続管4と接続される側には接続部42が突出形成されている。接続部42は補助パイプ32の外形よりも一回り小さな外形を有し、その先端寄り(図16Aにおいて右寄り)にシール用のOリング43が周方向に嵌められている。手元側接続管4の先端側(図16Aにおいて左側)にはこの接続部42が内嵌する孔が形成されている。
補助パイプ32の他端側(図16Aにおいて左側)には、図示しないが、接続される延長管5に備えられている上記接続部42と同様の構成のものを受け入れる接続孔が設けられている。
この実施形態では、接続ピン44等が存在することから、取っ手部31が下面側に位置する補助パイプ32と、取っ手部33が上面側に位置する補助パイプ34とをそれぞれ例示したが、接続ピン44の配置や形状等を工夫することにより、前述したように、補助パイプから突出する取っ手部の位置を任意の位置にして接続可能な補助パイプを構成することもできる。
尚、本実施形態では、取っ手部が延長管の下面側に位置するように構成したが、延長管の上面側に位置する状態と、下面側に位置する状態とに選択的に装着できるようにしても良い。また、取っ手部を、延長管の側面側に装着できるように構成しても良い。
図21は、本発明の第6の実施形態を示す側面図で、手元側接続管4部分のみを図示したものである。本実施形態に係る手元側接続管4には、下面側に取っ手部45が突出形成されている。そして取っ手部45の先端側(手元側接続管4に延長管が接続される側)にはクリップ46が備えられている。クリップ46は支点47を中心に回動し、支点47を中心に図において右回りに図示しないばねで弾力付勢されている。それゆえクリップ46はその操作片48を図において左方向に回動させ、挟持片49と手元側接続管4の下面側との間を開いて、その開いた隙間を机の天板50等に差し込むことにより、手元側接続管4とクリップ46とによって天板50を挟持することができる。そして図21に示すように、延長管5を取り外した手元側接続管4を仮保持させることができる。
図23は、本発明の第8の実施形態を示す。図23に示す実施形態の特徴は、図22に示した第7の実施形態に加えて、クリップ56が備えられていることである。クリップ56は支点57を中心に回動可能で、図示しないばねによって常時図23において左回りに弾力付勢されている。そして操作片58を操作し、挟持片59と係止凹部52の第2面55との間で、天板50を挟むことができる。よって第7の実施形態に比べて、手元側接続管4および延長管5の連結体を仮置きした場合に、その仮置きが安定するという利点がある。
本実施形態の特徴は、取っ手部60は、その後端61(ホース2に臨む側)が、手元側接続管4の後端41(ホース2が取り付けられた側)よりも後方(ホース2側)へ突出していることである。さらに、取っ手部60の後端61は、丸みを帯びた湾曲面とされ、ホース2が接する際にホース2を受け止めてガイドするホースガイドとして機能するようにされている。
さらに、取っ手部60の後端61はホースガイドとして機能し、ホース2が手元側接続管4の後端41から直交方向に折れ曲がるのを防止することができる。すなわち、手元側接続管4の後端41から延び出したホース2は、経年変化に伴い後端41から下方へ折れ曲がり、ホース2の破れが発生することがある。この実施形態では、取っ手部60の後端61が下方へ折れ曲がろうとするホース2の折れ曲がりを阻止し、ホース2と後端41との接続部分において、経年変化によってもホースが劣化しにくい構成とすることができる。
図25Bも、図25Aと同様の構成であるが、スイッチ63が取っ手部62の内周面側に配置された例が示されている。いずれの場合も、取っ手部62を握ったとき、その握る行為に伴ってスイッチ63がオンされるものである。
電気掃除機には、掃除機本体1に内蔵された制御基板64が備えられており、制御基板64にはプラグ65を商用電源に接続することにより、電源が供給される。制御基板64には床用吸込具6に設けられた回転ブラシ18(図10参照)を回転させるための電動機19が内蔵されていて、電動機19には安全スイッチとしてのマイクロスイッチ66が直列に接続されている。
そして図25に示す実施形態では、操作基板67に接続されたスイッチ63が、取っ手部62を握ることによりオンするように構成されている。このスイッチ63はたとえば取っ手部60を握ったときに、床用吸込具6の電動機19の回転を禁止するための安全スイッチとして機能する構成になっている。あるいは、スイッチ63がオンすることにより、床用吸込具6の電動機19の回転速度が低速になるように切り換わるスイッチであってもよい。
2 ホース
4 手元側接続管
5 延長管
6 床用吸込具
7 把持部
11 取っ手部
14 本体ケース
15 第1回動管
16 第2回動管
17 吸込口
18 回転ブラシ
22 起毛布
23 カバー体
26 ローラ
45 取っ手部
47 クリップ
52 係止凹部
53 取っ手部
56 クリップ
60 取っ手部
62 取っ手部
63 スイッチ
Claims (22)
- 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、一端側に前記掃除機本体に接続される本体側接続管を有し、他端側に手元側接続管を有するホースと、該ホースの手元側接続管に接続される延長管と、該延長管に接続される床用吸込具とを備え、前記ホースの手元側接続管には、上方側に把持部を形成すると共に、下方側に取っ手部を形成したことを特徴とする電気掃除機。
- 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、一端側に前記掃除機本体に接続される本体側接続管を有すると共に、把持部を形成した手元側接続管を他端側に有するホースと、該ホースの手元側接続管に接続される延長管と、該延長管に接続される床用吸込具とを備え、前記手元側接続管と延長管との間に着脱自在に接続される補助接続管を設け、該補助接続管に取っ手部を形成したことを特徴とする電気掃除機。
- 前記補助接続管を、取っ手部が下方側に位置するように接続したことを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
- 前記補助接続管を、取っ手部が上方側に位置するように接続したことを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
- 前記補助接続管を、取っ手部が下方側に位置する状態と、取っ手部が上方側に位置する状態とに選択的に接続可能に形成したことを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
- 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、一端側に前記掃除機本体に接続される本体側接続管を有すると共に、把持部を形成した手元側接続管を他端側に有するホースと、該ホースの手元側接続管に接続される延長管と、該延長管に接続される床用吸込具とを備え、前記手元側接続管に取っ手部を着脱自在に装着したことを特徴とする電気掃除機。
- 前記取っ手部を、手元側接続管の下方側に位置するように装着したことを特徴とする請求項6記載の電気掃除機。
- 前記取っ手部を、手元側接続管の上方側に位置するように装着したことを特徴とする請求項6記載の電気掃除機。
- 前記取っ手部を、手元側接続管の下方側に位置する状態と、手元側接続管の上方側に位置する状態とに選択的に装着可能に形成したことを特徴とする請求項6記載の電気掃除機。
- 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、一端側に前記掃除機本体に接続される本体側接続管を有すると共に、把持部を形成した手元側接続管を他端側に有するホースと、該ホースの手元側接続管に接続される延長管と、該延長管に接続される床用吸込具とを備え、前記延長管に取っ手部を着脱自在に装着したことを特徴とする電気掃除機。
- 前記取っ手部を、延長管の下方側に位置するように装着したことを特徴とする請求項10記載の電気掃除機。
- 前記取っ手部を、延長管の上方側に位置するように装着したことを特徴とする請求項10記載の電気掃除機。
- 前記取っ手部を、延長管の下方側に位置する状態と、接続管の上方側に位置する状態とに選択的に装着可能に形成したことを特徴とする請求項10記載の電気掃除機。
- 前記取っ手部を、手元側接続管と延長管とに選択的に装着可能に形成したことを特徴とする請求項6又は10記載の電気掃除機。
- 前記取っ手部には、前記延長管が接続される側に、手元側接続管と協働して、手元側接続管を任意の部所に仮保持するためのクリップが設けられていることを特徴とする請求項1、6または7記載の電気掃除機。
- 前記取っ手部には、前記床用吸込具に対向する側に、少なくとも手元側接続管および延長管の連結体を任意の部所に仮置きするための係止凹部が形成されていることを特徴とする請求項1、2、3、6、7、10、11または14記載の電気掃除機。
- 前記係止凹部は互いに90°に交差する2面を含むことを特徴とする請求項16記載の電気掃除機。
- 前記係止凹部には、仮置き時に任意の部材を前記係止凹部との間で挟むためのクリップが備えられていることを特徴とする請求項16または17記載の電気掃除機。
- 前記取っ手部は、その一部が前記手元側接続管からホース側へ突出するように配置されていることを特徴とする請求項1、6または7記載の電気掃除機。
- 前記取っ手部の突出する部分には、ホースガイドが設けられていることを特徴とする請求項19記載の電気掃除機。
- 前記取っ手部には、当該取っ手部を握ったことにより切り換わるスイッチが設けられていることを特徴とする請求項1〜20のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記スイッチは、床用吸込具に設けられた回転ブラシの回転状態を切り換えるためのスイッチであることを特徴とする請求項21記載の電気掃除機。
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