JP2003093285A - 電気掃除機用吸込具 - Google Patents

電気掃除機用吸込具

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JP2003093285A
JP2003093285A JP2001291922A JP2001291922A JP2003093285A JP 2003093285 A JP2003093285 A JP 2003093285A JP 2001291922 A JP2001291922 A JP 2001291922A JP 2001291922 A JP2001291922 A JP 2001291922A JP 2003093285 A JP2003093285 A JP 2003093285A
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JP
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suction
body case
vacuum cleaner
ventilation hole
cover
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JP2001291922A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Doi
憲一郎 土肥
Toshizo Kobayashi
利造 小林
Akihiro Morita
明宏 森田
Yoshihiro Mori
好弘 森
Chizuyo Matsumoto
千寿代 松本
Hiromichi Matsuhashi
弘道 松橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁際などにたまるごみを効率よく除去するこ
とができる電気掃除機用吸込具を提供する。 【解決手段】 吸込本体ケース2には、回転ブラシ3を
正回転させる風を導入するための正回転用通風孔、およ
び回転ブラシ3を逆回転させる風を導入するための逆回
転用通風孔がそれぞれ少なくとも1つ形成され、正回転
用通風孔および逆回転用通風孔のうちのいずれか一方を
選択的に閉鎖することができるシャッタを少なくとも1
つ備えてなる電気掃除機用吸込具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機用吸込具
に関する。さらに詳しくは、外気からの風を用いて回転
する回転ブラシを有する床用吸込具であって、壁際など
にたまるごみを効果的に除去することができる電気掃除
機用吸込具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気掃除機本体の電動送風機
からの吸引力を利用して回転する回転ブラシを有する床
用吸込具がある。この吸込具は、吸込本体ケース上面の
通風孔などを通して外気を吸込本体ケース内部に導入
し、このときに発生する風を所定の方向から回転ブラシ
に当てることにより、掃除機使用時において回転ブラシ
を正回転または逆回転のいずれか一方の所定の回転方向
に回転させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】回転ブラシのごみの除
去性能を考えた場合、床面を掃除する際には、吸込具を
前進させたときには逆回転、すなわち回転ブラシの下側
が床面に対して前方に進行する方向に回転させれば、床
やじゅうたんのごみをかき上げながら吸い込むので効率
よく掃除ができる。一方、壁際を掃除する際には吸込具
を正回転、すなわち回転ブラシの前側が壁に対して下方
に進行する方向に回転させれば、壁際のごみをかき降ろ
し、さらに後方にかき上げながら吸い込むので効率よく
掃除ができる。
【0004】しかし、従来の吸込具は、正回転または逆
回転のいずれか一方の所定の回転方向しか回転ブラシを
回転させることができないので、回転ブラシの回転を床
面掃除に適した逆回転に設定した場合、壁際の掃除にお
けるごみの除去性能を向上させることができなかった。
【0005】本発明は、かかる問題を解消するためにな
されたものであり、外気からの風を用いて回転する回転
ブラシを有する床用吸込具であって、壁際などにたまる
ごみを効率よく除去することができる電気掃除機用吸込
具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機用吸
込具は、少なくとも吸込本体ケースの下面に吸込口が形
成され、回転ブラシが前記吸込本体ケース内部に回転自
在に支持され、前記回転ブラシが、外気を前記吸込本体
ケース内部に導入することにより発生する風によって回
転する電気掃除機用吸込具であって、前記吸込本体ケー
スには、前記回転ブラシを正回転させる風を導入するた
めの正回転用通風孔、および前記回転ブラシを逆回転さ
せる風を導入するための逆回転用通風孔がそれぞれ少な
くとも1つ形成され、前記正回転用通風孔および逆回転
用通風孔のうちのいずれか一方を選択的に閉鎖すること
ができるシャッタを少なくとも1つ備えてなることを特
徴とする。
【0007】前記吸込口が、前記吸込本体ケースの下面
から前面の少なくとも一部まで開口され、前記吸込本体
ケースの前壁を構成するカバーが、前記吸込本体ケース
に上下方向に回動自在に取り付けられ、前記シャッタ
が、前記カバーに設けられてなるのが好ましい。
【0008】なお、本明細書において「壁面」とは、建
物の壁面だけでなく、家具や電化製品などの垂直に延び
る面を含む広い概念である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の電気掃除機用吸込具について説明する。
【0010】図1は本発明の電気掃除機用吸込具の一実
施の形態を示す平面図、図2は図1の吸込具の側面図、
図3は図1の吸込具のカバーが閉じている状態を示す断
面説明図、図4は図1の吸込具のカバーが開いた状態を
示す断面説明図および図5は図1の吸込具のカバーが開
いた状態を示す平面図である。
【0011】図1〜5に示される吸込具1は、下面から
前面かけて広範囲に開口された吸込口6が形成された吸
込本体ケース2と、吸込本体ケース2内部の両端に軸受
部(図示せず)を介して回転自在に支持された回転ブラ
シ3と、吸込本体ケース2の後面に回転および揺動自在
に接続されたベンド4と、吸込本体ケース2の吸込口6
の前側部分6bを閉じるための、吸込本体ケース2の前
壁を構成するカバー5とから構成されている。
【0012】吸込本体ケース2上面には、前記回転ブラ
シ3を正回転(図4の矢印Aの方向の回転)させる風を
導入するための一対の正回転用通風孔21、および前記
回転ブラシ3を逆回転(図3の矢印Bの方向の回転)さ
せる風を導入するための一対の逆回転用通風孔22が形
成されている。さらに、前記カバー5の後縁には、正回
転用通風孔21および逆回転用通風孔22のうちのいず
れか一方を選択的に閉鎖することができる一対のシャッ
タ24が設けられている。一対のシャッタ24のあいだ
には、カバー5開放時(図4参照)にカバー5内部に外
気を導入するためのスリット25が形成されている。
【0013】図1に示されるように、正回転用通風孔2
1、逆回転用通風孔22およびシャッタ24は、吸込本
体ケース2の幅方向に沿って左右一対設けられている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、位置、形
状、数などの種々の条件については適宜変更することが
できる。
【0014】図3に示されるように、正回転用通風孔2
1は、逆回転用通風孔22よりも前方に位置し、しか
も、これらの通風孔21、22のあいだには、回転ブラ
シ3の回転軸11が位置している。
【0015】シャッタ24は、カバー5とともに回動で
きるように合成樹脂などでカバー5と一体成形により作
製されているが、シャッタ24とカバー5とを別々に作
製したのち、互いに結合させてもよい。
【0016】カバー5は、合成樹脂などで作製された中
空体からなり、図1に示されるように、両側にアーム部
分8が突設され、両側のアーム部分8が吸込本体ケース
2の両端に突設された軸部9にそれぞれ上下方向に回動
自在に支持されている。
【0017】カバー5の形状は、本発明ではとくに限定
しておらず、いかなる形状でもよいが、たとえば、図4
に示されるように、カバー5が壁Wなどに押圧されたと
きに上方向に回転できるように、少なくとも最も前方に
位置する前端部分5aが、カバー5の回動中心である前
記軸部9よりも上に位置しているのが好ましい。
【0018】図3〜4に示される回転ブラシ3は、吸込
口6の下側部分6aおよび前側部分6bの両方から若干
突出する位置に、吸込本体ケース2内部に回転自在に支
持されている。
【0019】回転ブラシ3は、図3〜4に示されるよう
に、従来から用いられている回転ブラシを採用すればよ
く、外周の長手方向に4つの溝10を90°間隔おき
に、かつ螺旋状に刻設した回転軸11と、前記溝10に
沿ってそれぞれ埋め込まれた帯状のパイル材12を備え
ている。
【0020】以上のように構成された吸込具1は、床や
じゅうたんなどの床面掃除を行なう場合には、図1およ
び図3に示されるように、カバー5およびシャッタ24
が下方回動位置にあるため、正回転用通風孔21はシャ
ッタ24によって閉塞され、逆回転用通風孔22は開放
されている。それにより、掃除機本体(図示せず)の吸
引力により、逆回転用通風孔22を通して外気が吸込本
体ケース2の後方内部へ導入され、このとき発生する風
が回転ブラシ3のパイル材12に当って回転ブラシ3を
矢印B方向で示されるように逆回転させる。その結果、
回転ブラシ3の下側が床面Fに対して前方に進行して床
やじゅうたんのごみをかき上げながら吸い込むので効率
よく掃除ができる。
【0021】一方、壁際を掃除する場合には、図4〜5
に示されるように、壁Wに吸込具1を押しつける。それ
により、まず、カバー5の前端部分5aが壁Wに当接し
てカバー5が上方へ持ち上げられ、さらに、円弧状部分
5bが壁面を滑りながら、カバー5は前記軸部9を支点
として吸込具1の上方へ回転し、その結果、吸込口6の
前側部分6bを開口する。
【0022】このとき、カバー5およびシャッタ24
は、上方回動位置にあるため、逆回転用通風孔22はシ
ャッタ24によって閉塞され、正回転用通風孔21は開
放されている。それにより、掃除機本体の吸引力によ
り、スリット25および正回転用通風孔21を通して外
気が吸込本体ケース2の前方内部へ導入され、このとき
発生する風が回転ブラシ3のパイル材12に当って回転
ブラシ3を矢印A方向で示されるように正回転させる。
その結果、回転ブラシ3の前側が壁Wに対して下方に進
行して壁際のごみをかき降ろすとともに床面のごみを後
方へかき上げながら吸い込むので効率よく掃除ができ
る。
【0023】なお、以上の実施の形態では、シャッタ2
4を吸込口6の前側部分6bを閉じるためのカバー5に
設けられた例をあげて説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、カバー5をもたない吸込具につい
ても本発明を適用することができることはいうまでもな
い。この場合、シャッタの開閉は手動でもよいし、モー
タなど他の動力源を用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の床用吸込
具では、吸込本体ケース上面に正回転用および逆回転用
の通風孔をそれぞれ設け、これら2つの通風孔のいずれ
か一方を選択的に閉鎖するシャッタを設けているため、
回転ブラシに当る風の位置を変えることができ、回転ブ
ラシの回転方向を制御することができる。
【0025】したがって、床面および壁際の掃除を行な
う際には、床面を掃除する際には、回転ブラシを逆回転
させて床やじゅうたんのごみをかき上げながら吸い込む
ので効率よく掃除ができ、壁際を掃除する際には、回転
ブラシを正回転させて壁際のごみをかき降ろしながら吸
い込むので効率よく掃除ができる。
【0026】また、壁際の掃除の際には、吸込具を前壁
を構成するカバーと吸込口の前側部分との水平距離を非
常に近接させることができ、壁際のごみに対して充分な
清掃能力を得ることができる。しかも、掃除機の吸引力
および回転ブラシのかき取り効果の両方を利用すること
ができるので、壁際などにたまるごみを効率よく除去す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸込具の一実施の形態にかかわる電気
掃除機を示す平面図である。
【図2】図1における吸込具の側面図である。
【図3】図1の吸込具のカバーが閉じている状態を示す
断面説明図である。
【図4】図1の吸込具のカバーが開いた状態を示す断面
説明図である。
【図5】図1の吸込具のカバーが開いた状態を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 吸込具 2 吸込本体ケース 3 回転ブラシ 4 ベンド 5 カバー 6 吸込口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 明宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 森 好弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 千寿代 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松橋 弘道 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B061 AA06 AD03 AE01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも吸込本体ケースの下面に吸込
    口が形成され、回転ブラシが前記吸込本体ケース内部に
    回転自在に支持され、前記回転ブラシが、外気を前記吸
    込本体ケース内部に導入することにより発生する風によ
    って回転する電気掃除機用吸込具であって、前記吸込本
    体ケースには、前記回転ブラシを正回転させる風を導入
    するための正回転用通風孔、および前記回転ブラシを逆
    回転させる風を導入するための逆回転用通風孔がそれぞ
    れ少なくとも1つ形成され、前記正回転用通風孔および
    逆回転用通風孔のうちのいずれか一方を選択的に閉鎖す
    ることができるシャッタを少なくとも1つ備えてなる電
    気掃除機用吸込具。
  2. 【請求項2】 前記吸込口が、前記吸込本体ケースの下
    面から前面の少なくとも一部まで開口され、前記吸込本
    体ケースの前壁を構成するカバーが、前記吸込本体ケー
    スに上下方向に回動自在に取り付けられ、前記シャッタ
    が、前記カバーに設けられてなる請求項1記載の電気掃
    除機用吸込具。
JP2001291922A 2001-09-25 2001-09-25 電気掃除機用吸込具 Pending JP2003093285A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2006201518B2 (en) * 2005-09-27 2008-06-26 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Brush assembly for vacuum cleaner and vacuum cleaner employing the same
JP2011072671A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Toshiba Corp 吸込口体および電気掃除機
JP2011244915A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Panasonic Corp 掃除機用吸込具および電気掃除機

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AU2006201518B2 (en) * 2005-09-27 2008-06-26 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Brush assembly for vacuum cleaner and vacuum cleaner employing the same
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