JP2003033305A - 電気掃除機用床用吸込具 - Google Patents

電気掃除機用床用吸込具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床用吸込具本来の性能を損なうことなく、壁
際掃除の性能向上が図れる床用吸込具を提供する。 【解決手段】 吸込具本体1の前壁をバンパー20で形
成すると共に、回転ブラシ11をバンパー20側に寄せ
て配置した。さらに、前記バンパー20は、被掃除面に
向けて垂下された弾性体から成るひれ部21を有し、前
記回転ブラシ11は、その回転軌跡がバンパー20のひ
れ部21に当接もしくは近接する位置に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電気掃除機用の
床用吸込具に係わり、特に回転ブラシを備えた床用吸込
具における壁際掃除の性能向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機用の床用吸込具は、内部に電
動送風機や集塵室を有する掃除機本体にホースや延長管
を介して着脱自在に接続される。
【0003】従来の一般的な回転ブラシ付き床用吸込具
には、例えば実公平2−10971号公報(A47L
9/04)に示されているように、吸込具本体の前部両
側に前車輪が設けられている。また、吸込具本体内に収
納された回転ブラシが臨む吸込口の前縁から吸込具本体
の前壁にかけては10〜15mmの橇形状を成し、この
部分が絨毯等の吸い付き時の滑り効果を上げたり、吸込
具本体ケースそのものの強度を向上させる役割を果たし
ている。さらに、吸込具本体の前壁の外周には、室内の
壁面や家具などの傷付き等を防止するためのバンパーが
取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような床用吸込具では、壁際の掃除を考えた場合、壁面
から上述した前壁の橇形状部分までの間のごみは吸い込
むことができなかった。すなわち、壁面と回転ブラシと
の間に上述したような前壁の橇形状部分や前車輪やバン
パー等が介在するため、回転ブラシが壁際近くまで届か
ず、絨毯などに絡み付いた糸くず等のごみの吸い残しが
発生するという課題があった。なお、床用吸込具の前面
側を開放すれば回転ブラシを壁際に最も近づけることが
できるが、それでは吸引力が著しく低下して床用吸込具
本来の性能が損なわれる。
【0005】そこで、本願発明はこのような課題を解決
するためになされたものであり、床用吸込具本来の性能
を損なうことなく、壁際掃除の性能向上が図れる床用吸
込具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本願発明は、下面に吸込口を有する吸込具
本体と、前記吸込口に臨ませて吸込具本体内に収納され
る回転ブラシとを備え、前記吸込具本体の前壁を弾性体
で形成すると共に、前記回転ブラシを前記弾性体側に寄
せて配置したことを特徴とするものである。
【0007】また、前記弾性体として、バンパーを利用
したことを特徴とするものである。
【0008】さらに、前記バンパーは、被掃除面に向け
て垂下された弾性体から成るひれ部を有し、前記回転ブ
ラシは、その回転軌跡が前記バンパーのひれ部に当接も
しくは近接する位置に配置されて成ることを特徴とする
ものである。
【0009】また、前記回転ブラシのブラシ体やブレー
ドを螺旋状に形成したことを特徴とするものである。
【0010】また、前記バンパーのひれ部に溝状の薄肉
部を形成したことを特徴とするものである。
【0011】また、前記回転ブラシの回転中心より上に
位置して、前記バンパーのひれ部の付け根部分を支持す
る支持部材を備えたことを特徴とするものである。
【0012】また、前記回転ブラシは、その回転方向が
前記バンパーのひれ部に対して先端部が上から下に向け
て回転するように設定されて成ることを特徴とするもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0014】図1〜図9は、本願発明の一実施形態に係
る床用吸込具の構成を示す図であり、本実施形態の吸込
具本体1は、上ケース2、下ケース3、これら上下ケー
ス2,3間に周方向に回動自在に支持された回動管4、
この回動管4に上下方向に回動自在に支持された接続管
5等から構成され、この接続管5が図示しない掃除機本
体に連結されたホースや延長管に接続されて使用され
る。
【0015】上記吸込具本体1の下面前側には長手方向
に開口する吸込口7が形成され、その上方に回転ブラシ
収納室8が形成されている。この回転ブラシ収納室8内
には、長短2種のブラシ体(又はブレード)9a,9b
が芯体10に螺旋状に取り付けられた回転ブラシ11が
前記吸込口7に臨ませた状態で回転可能に収納されてい
る。
【0016】また、吸込具本体1の上記回転ブラシ収納
室8の後ろ側には、図5,図6に示すように、回転ブラ
シ11を回転駆動するためのモータ12及びその制御部
13等が内蔵されている。回転ブラシ11は上記モータ
12に伝達ベルト14を介して連結されて、図1の矢印
Xで示す反時計廻り方向(床用吸込具の前進方向に対し
て正回転)に回転駆動されるようになっている。
【0017】また、図7に示すように、上記回転ブラシ
11の回転軸両端部15には、軸受部16が取り付けら
れており、両軸受部16は、下ケース3の両側に形成さ
れた装着部17に装着されるように構成されている。
【0018】また、吸込口7の後ろ側底面には、吸込口
7の長手方向にわって床磨きブラシ18が取り付けられ
ており、この床磨きブラシ18はフローリング床等の磨
き効果の他に、吸込口7に後ろ側から空気が多量に吸い
込まれて吸引力が低下するのを抑えるシール機能や前進
時に吸い込めなかったごみが後ろ側に漏れるのを防ぐ機
能等を有する。
【0019】そして、本実施形態においては、床用吸込
具本来の性能を損なうことなく回転ブラシ11を可能な
限り前方に配置するため、上ケース2と下ケース3から
成る本体ケースには従来のような橇形状を有する前壁が
設けられてなく、その代わりとなる前壁をバンパー20
で形成している。このバンパー20は、前面から両側面
にわたって取り付けられているが、前面側には被掃除面
に向けて垂下された弾性体(軟質塩ビ等)から成るひれ
部21を有している。また、回転ブラシ11は、その長
い方のブラシ体9aの回転軌跡が前記バンパー20のひ
れ部21に当接する位置に配置されている。これによ
り、回転ブラシ11が回転すると、ブラシ体9aはバン
パー20のひれ部21に接触して、ひれ部21を振動さ
せるようになっている。なお、本実施形態では、ひれ部
21をバンパー20に一体形成したが、弾性体から成る
別部品で形成してもよい。
【0020】さらに、上記バンパー20のひれ部21に
は、横方向に溝状に伸びる複数の肉盗み部(薄肉部)2
2が形成されており、これにより、弾性度を増して振動
しやすくなるように構成されている。
【0021】また、上記回転ブラシ11の回転中心より
上に位置して、バンパー20のひれ部21の付け根部分
を内側より支持する支持部材23が備えられており、回
転ブラシ11の負荷を増大することなく、バンパー20
のひれ部21が内側へ倒れ込むのを防ぐことができるよ
うになっている。
【0022】また、本実施形態の吸込具本体1の底面側
には、接続管5の下部側に位置して従来と同様な後車輪
25が備えられているが、吸込具本体1の前部両側には
上述した構成によるスペースの関係で前車輪は備えられ
てなく、その代わりに起毛布26が取り付けられてい
る。
【0023】また、吸込具本体1の上ケース2上面に
は、回動管4に対応する位置に突出する凸部27が形成
されている。
【0024】以上の構成において、壁際を掃除する際に
は、図10,図12に示すように床用吸込具をバンパー
20が壁面に接するように押し付けた時に、壁面と回転
ブラシ11先端との距離(A寸法)及び壁面と回転ブラ
シ11の接地点間の距離(B寸法)が最小となるため、
壁際掃除の性能が向上する。
【0025】これに対して、従来技術を適用した場合に
は、図11に示すように、回転ブラシ11の前に前壁の
橇形状部分30や前車輪31を設けているので、A寸法
は10〜15mmとなり、それより大きなB寸法間は回
転ブラシ11のブラシ体(又はブレード)9が被掃除面
に当たらないため、絨毯などに絡み付いた糸くず等のご
みを吸い込むことができない構造になっていたが、本実
施形態ではA寸法及びB寸法が最小となるため、絨毯に
絡み付いた糸くず等のごみを壁際まで掻き出して吸い込
むことができる。
【0026】さらに、この時、バンパー20のひれ部2
1が回転ブラシ11の長い方のブラシ体9aと接触する
ことにより、バンパー20のひれ部21が振動して、あ
たかも回転ブラシのように作用し、絨毯に絡み付いた糸
くず等のごみを壁際の隅まで掻き出す特有の効果が得ら
れる。
【0027】また、バンパー20のひれ部21に当たる
回転ブラシ11のブラシ体9aが螺旋状を成しているの
で、バンパー20のひれ部21に常時部分的に接触し
て、ひれ部21を波状に振動させると共に、回転ブラシ
11に一度に大きな負荷がかからないことにより回転速
度の低下を防ぐことができるため、回転ブラシ11自体
の性能を損なうこともなく、バンパー20のひれ部21
の安定した振動によって絨毯上のごみを隅々まで効率良
く掻き出すことができる。
【0028】また、バンパー20のひれ部21に、横方
向に伸びる溝状の肉盗み部22を形成したことにより、
ひれ部21の振動をより大きくすることができ、ひれ部
21による絨毯上のごみの掻き出し作用が大きくなっ
て、壁際掃除の効率がさらに向上する。
【0029】また、回転ブラシ11の回転中心より上に
位置して、バンパー20のひれ部21の付け根部分を内
側より支持する支持部材23を備えたことにより、回転
ブラシ11は主に弾性を有するバンパー20のひれ部2
1に当たるため、回転ブラシ11にかかる負荷が低減す
る。
【0030】さらに、通常の絨毯上を掃除する時には、
図13に示すように、吸引力により絨毯が吸込口7の中
に持ち上がり、バンパー20のひれ部21の先端が絨毯
に接触して、掃除しようと床用吸込具を前に押すと、ひ
れ部21が回転ブラシ11の方に倒れ込もうとするた
め、回転ブラシ11の負荷が増大する虞があるが、本実
施形態では、上述した支持部材23でひれ部21の付け
根部分を内側から支持することで、ひれ部21が付け根
部分から内側へ倒れ込むのを規制することができるた
め、回転ブラシ11の負荷がさらに低減される。
【0031】ところで、上記において、回転ブラシ11
が前進方向に対して逆回転(図13の時計廻り)である
と、内側に倒れ込もうとするバンパー20のひれ部21
を下から上に掻き上げるように回転することになるの
で、ひれ部21と接触するときの抵抗が大きくなり、本
実施形態のようなモータ12によって駆動される回転ブ
ラシ11,すなわちパワーブラシであっても、抵抗が大
きくなることによって電流値が大きくなり、電気代の無
駄や回転ブラシ11のモータ12の負荷が大きくなっ
て、耐久性や温度上昇などの問題が生じてくる。また、
モータを用いないタービンブラシや取り込まれる外気を
ブレード等で受けて回転する方式の回転ブラシであれ
ば、十分な回転力を得ることができなくなるので、ごみ
取り性能が低下する。
【0032】これに対して、本実施形態では、床用吸込
具の前進方向に対して回転ブラシ11が図13の矢印X
で示すように正回転するように設定されているので、本
実施形態のようなパワーブラシにおいても、バンパー2
0のひれ部21との接触抵抗が小さくなることにより、
回転ブラシ11のモータ12の電流値を下げることがで
きて電気代の無駄が防げ、また、モータ12の負荷が軽
減することにより、耐久性の低下や、温度上昇を抑える
ことができる。また、タービンブラシや取り込まれる外
気をブレード等で受けて回転する方式の回転ブラシであ
れば、正回転とすることにより、回転ブラシの回転がス
ムーズとなり、ごみ取り性能が向上する。
【0033】さらに、逆回転であると、ごみを前に飛ば
す虞があるが、正回転であればこのような不具合も生じ
ない。
【0034】なお、橇形状の前壁を無くした上記のよう
な構成のものにおいて、注意を要するのは、回転ブラシ
11の破損や変形である。すなわち、掃除の途中などで
一時的に床用吸込具を裏返しに置いている時に、不注意
で踏んでしまった場合、回転ブラシ11に図14に示す
ような力が加わって、破損又は変形してしまうと、使用
できなくなってしまうため問題となる。
【0035】この対策として、本実施形態では、図15
に示すように、床用吸込具を裏返して置いた時、回転ブ
ラシ11側が確実に低くなって十分な傾斜ができるよう
に吸込具本体1の上面側に凸部27を形成し、また回転
ブラシ11のブラシ体9aが吸込具本体1底面より突出
する構成とすることで、足で踏もうとした時、足は先ず
突出したブラシ体9aに当たり、底面の傾斜に沿って前
側に滑っていき、回転ブラシ11が矢印Yの方向に回転
するため、回転ブラシ11の芯体10に直接力が加わら
ず、破損や変形を防止することができる。
【0036】さらに、芯体10を発泡ABS樹脂等の弾
性を有し塑性変形し難い材料で形成すると共に、図15
に示したように裏返したときの芯体10の外周下部とそ
の直下の回転ブラシ収納室8天面間のC寸法を、芯体1
0の弾性変形量以内に制限することで、破損や変形を確
実に防ぐことができる。
【0037】なお、上記実施形態では、回転ブラシ11
をその先端部がバンパー20のひれ部21に当接するよ
うに配置した場合について説明したが、掃除の時のみ、
吸引力により内側に倒れ込もうとするひれ部21に当接
する程度に近接させれば、前記実施形態とほぼ同様な作
用効果が得られる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、吸込具
本体の前壁を弾性体で形成すると共に、回転ブラシを前
記弾性体側に寄せて配置したことにより、床用吸込具本
来の性能を損なうことなく回転ブラシを従来よりも前に
配置することができるので、壁際掃除の性能が向上す
る。上記弾性体としては、バンパーを有効利用すること
ができる。
【0039】さらに、前記バンパーは、被掃除面に向け
て垂下された弾性体から成るひれ部を有し、回転ブラシ
は、その回転軌跡が前記バンパーのひれ部に当接もしく
は近接する位置に配置することにより、バンパーのひれ
部を振動させて、あたかも回転ブラシのように作用させ
ることができるので、絨毯に絡み付いた糸くず等のごみ
を壁際の隅まで掻き出す特有の効果が得られる。
【0040】また、回転ブラシのブラシ体やブレードを
螺旋状に形成したことにより、バンパーのひれ部に常時
部分的に接触して、ひれ部を波状に振動させると共に、
回転ブラシに一度に大きな負荷がかからないことにより
回転速度の低下を防ぐことができるため、バンパーのひ
れ部の安定した振動によって絨毯上のごみを隅々まで効
率良く掻き出すことができる。
【0041】また、前記バンパーのひれ部に溝状の薄肉
部を形成したことにより、ひれ部の振動をより大きくす
ることができ、ひれ部によるごみの掻き出し作用が大き
くなって、壁際掃除の効率がさらに向上する。
【0042】また、回転ブラシの回転中心より上に位置
して、バンパーのひれ部の付け根部分を支持する支持部
材を備えたことにより、回転ブラシは主に弾性を有する
バンパーのひれ部に当たるため、回転ブラシにかかる負
荷が低減すると共に、バンパーのひれ部が付け根部分か
ら内側へ倒れ込むのを規制することができるため、回転
ブラシの負荷がさらに低減される。
【0043】また、前記回転ブラシは、その回転方向が
前記バンパーのひれ部に対して先端部が上から下に向け
て回転するように設定されて成るものであるから、吸引
によって内側に倒れ込もうとするひれ部に対して、下か
ら上に掻き上げるのではなく、上から下に向けて回転す
ることにより、ひれ部との接触抵抗が小さくなり、パワ
ーブラシであればそのモータの電流値を下げることがで
きて電気代の無駄が防げ、また、モータの負荷が軽減す
ることにより、耐久性の低下や、温度上昇を抑えること
ができる。また、タービンブラシであれば、回転がスム
ーズとなり、ごみ取り性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態に係る床用吸込具の中央縦
断面図。
【図2】同じく、斜視図。
【図3】同じく、底面図。
【図4】同じく、上面図
【図5】同じく、上ケースを取り外して見た上面図。
【図6】同じく、上ケースを取り外して回転ブラシが見
えるように図示した上面図。
【図7】同じく、正面側から見た縦断面図。
【図8】上記実施形態のバンパー単体の斜視図。
【図9】上記実施形態の回転ブラシ単体の正面図。
【図10】上記実施形態による床用吸込具を用いた壁際
掃除時を示す中央縦断面図。
【図11】従来技術による床用吸込具を用いた壁際掃除
時を示す中央縦断面図。
【図12】上記図10の要部拡大断面図。
【図13】上記実施形態による床用吸込具を用いた通常
掃除時を示す中央縦断面図。
【図14】裏返して置かれた上記実施形態の床用吸込具
が踏まれた場合に回転ブラシに加わる力を説明するため
の図。
【図15】同じく、裏返して置かれた上記実施形態の床
用吸込具を示す中央縦断面図。
【符号の説明】
1 吸込具本体 2 上ケース 3 下ケース 4 回動管 5 接続管 7 吸込口 8 回転ブラシ収納室 9a,9b ブラシ体(又はブレード) 10 芯体 11 回転ブラシ 12 モータ 13 制御部 14 伝達ベルト 18 床磨きブラシ 20 バンパー 21 ひれ部 22 肉盗み部(薄肉部) 23 支持部材 25 後車輪 26 起毛布 27 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松橋 弘道 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B061 AA06 AA14 AA26 AA57 AB02 AB09 AD03 AD05 AD13 AE02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に吸込口を有する吸込具本体と、前
    記吸込口に臨ませて吸込具本体内に収納される回転ブラ
    シとを備え、 前記吸込具本体の前壁を弾性体で形成すると共に、前記
    回転ブラシを前記弾性体側に寄せて配置したことを特徴
    とする電気掃除機用床用吸込具。
  2. 【請求項2】 前記弾性体として、バンパーを利用した
    ことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機用床用吸込
    具。
  3. 【請求項3】 前記バンパーは、被掃除面に向けて垂下
    された弾性体から成るひれ部を有し、前記回転ブラシ
    は、その回転軌跡が前記バンパーのひれ部に当接もしく
    は近接する位置に配置されて成ることを特徴とする請求
    項2記載の電気掃除機用床用吸込具。
  4. 【請求項4】 前記回転ブラシのブラシ体やブレードを
    螺旋状に形成したことを特徴とする請求項3記載の電気
    掃除機用床用吸込具。
  5. 【請求項5】 前記バンパーのひれ部に溝状の薄肉部を
    形成したことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の
    電気掃除機用床用吸込具。
  6. 【請求項6】 前記回転ブラシの回転中心より上に位置
    して、前記バンパーのひれ部の付け根部分を支持する支
    持部材を備えたことを特徴とする請求項3ないし請求項
    5のいずれかに記載の電気掃除機用床用吸込具。
  7. 【請求項7】 前記回転ブラシは、その回転方向が前記
    バンパーのひれ部に対して先端部が上から下に向けて回
    転するように設定されて成ることを特徴とする請求項3
    ないし請求項6のいずれかに記載の電気掃除機用床用吸
    込具。
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