JP2001120472A - 電気掃除機用吸込具 - Google Patents
電気掃除機用吸込具Info
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- JP2001120472A JP2001120472A JP30294099A JP30294099A JP2001120472A JP 2001120472 A JP2001120472 A JP 2001120472A JP 30294099 A JP30294099 A JP 30294099A JP 30294099 A JP30294099 A JP 30294099A JP 2001120472 A JP2001120472 A JP 2001120472A
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- suction tool
- rotating brush
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- pile
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/02—Nozzles
- A47L9/04—Nozzles with driven brushes or agitators
- A47L9/0405—Driving means for the brushes or agitators
- A47L9/0416—Driving means for the brushes or agitators driven by fluid pressure, e.g. by means of an air turbine
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L5/00—Structural features of suction cleaners
- A47L5/12—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum
- A47L5/22—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum with rotary fans
- A47L5/36—Suction cleaners with hose between nozzle and casing; Suction cleaners for fixing on staircases; Suction cleaners for carrying on the back
- A47L5/362—Suction cleaners with hose between nozzle and casing; Suction cleaners for fixing on staircases; Suction cleaners for carrying on the back of the horizontal type, e.g. canister or sledge type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 集塵力を向上させることができる電気掃除機
用吸込具を提供する。 【解決手段】 下面に吸込口を形成した吸込本体ケース
に回転自在に支持される回転ブラシを有する電気掃除機
の吸込具であって、前記回転ブラシが、外周の長手方向
に溝を刻設した回転軸と、少なくとも前記溝に沿って埋
め込まれたパイル材とを備えており、該パイル材がパイ
ル地の中にフィルムを固着している。
用吸込具を提供する。 【解決手段】 下面に吸込口を形成した吸込本体ケース
に回転自在に支持される回転ブラシを有する電気掃除機
の吸込具であって、前記回転ブラシが、外周の長手方向
に溝を刻設した回転軸と、少なくとも前記溝に沿って埋
め込まれたパイル材とを備えており、該パイル材がパイ
ル地の中にフィルムを固着している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機用吸込具
に関する。さらに詳しくは、集塵力を向上させることが
できる電気掃除機用吸込具に関する。
に関する。さらに詳しくは、集塵力を向上させることが
できる電気掃除機用吸込具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、下面に吸込口を形成した吸込
本体ケースに回転自在に支持される回転ブラシを有する
吸込具が吸込管およびホースを介して掃除機本体に接続
される電気掃除機がある。
本体ケースに回転自在に支持される回転ブラシを有する
吸込具が吸込管およびホースを介して掃除機本体に接続
される電気掃除機がある。
【０００３】前記回転ブラシとして、細長の軸部材の外
周面にゴムブレードとシート状の起毛を有する布帛から
形成されるブラシ体とを軸部材の９０°間隔をおいて螺
旋状に突設されており、清掃時には、この回転ブラシを
吸込具から吸引される空気で回転駆動するものがある。
周面にゴムブレードとシート状の起毛を有する布帛から
形成されるブラシ体とを軸部材の９０°間隔をおいて螺
旋状に突設されており、清掃時には、この回転ブラシを
吸込具から吸引される空気で回転駆動するものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の回転ブラシ
を有する吸込具では、空気を受けるためのゴムブレード
が必要なため、清掃のためのブラシ体の数に制限があ
り、拭き効果が充分得られないとともに、回転数を増や
すために、ゴムブレードの数を増やすと重量が増大する
問題があり、集塵効果の向上が図りにくいという問題が
ある。
を有する吸込具では、空気を受けるためのゴムブレード
が必要なため、清掃のためのブラシ体の数に制限があ
り、拭き効果が充分得られないとともに、回転数を増や
すために、ゴムブレードの数を増やすと重量が増大する
問題があり、集塵効果の向上が図りにくいという問題が
ある。
【０００５】本発明は、叙上の事情に鑑み、集塵力を向
上させることができる電気掃除機用吸込具を提供するこ
とを目的とする。
上させることができる電気掃除機用吸込具を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機用吸
込具は、下面に吸込口を形成する吸込本体ケースに回転
自在に支持される回転ブラシを有する電気掃除機の吸込
具であって、前記回転ブラシが、外周の長手方向に溝を
刻設した回転軸と、少なくとも前記溝に沿って埋め込ま
れたパイル材とを備えており、該パイル材がパイル地の
中にフィルムを固着してなることを特徴とする。
込具は、下面に吸込口を形成する吸込本体ケースに回転
自在に支持される回転ブラシを有する電気掃除機の吸込
具であって、前記回転ブラシが、外周の長手方向に溝を
刻設した回転軸と、少なくとも前記溝に沿って埋め込ま
れたパイル材とを備えており、該パイル材がパイル地の
中にフィルムを固着してなることを特徴とする。
【０００７】なお、本発明におけるパイル地とは、基布
にループ状の繊維糸が複数植毛されたものではなく、１
本の繊維毛を複数植毛したものである。
にループ状の繊維糸が複数植毛されたものではなく、１
本の繊維毛を複数植毛したものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の電気掃除機用吸込具を説明する。
の電気掃除機用吸込具を説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施の形態にかかわる吸
込具を備えた電気掃除機を示す側面図、図２は図１にお
ける吸込具の拡大平面図、図３は図１における吸込具の
拡大側面図、図４は図１における吸込具の拡大底面図、
図５は図３における吸込具の縦断面図、図６は回転ブラ
シの拡大正面図、図７はパイル材の拡大図、図８は図６
のＡ−Ａ断面図、図９は回転ブラシの他の実施の形態を
示す断面図、図１０は回転ブラシのさらに他の実施の形
態を示す断面図、図１１は回転ブラシのさらなる他の実
施の形態を示す断面図である。
込具を備えた電気掃除機を示す側面図、図２は図１にお
ける吸込具の拡大平面図、図３は図１における吸込具の
拡大側面図、図４は図１における吸込具の拡大底面図、
図５は図３における吸込具の縦断面図、図６は回転ブラ
シの拡大正面図、図７はパイル材の拡大図、図８は図６
のＡ−Ａ断面図、図９は回転ブラシの他の実施の形態を
示す断面図、図１０は回転ブラシのさらに他の実施の形
態を示す断面図、図１１は回転ブラシのさらなる他の実
施の形態を示す断面図である。
【００１０】図１に示されるように、本実施の形態の吸
込具を備えた電気掃除機は、キャニスター型であって、
掃除機本体１と、該掃除機本体１の吸込口に一端が接続
されるホース２と、該ホース２の他端が接続される手元
操作部の接続管３と、該接続管３に一端が接続される延
長管などの吸込管４と、該吸込管４の他端が接続される
吸込具５とから構成されている。なお、本発明の吸込具
を適用する電気掃除機は、キャニスター型の電気掃除機
に限定されるものではなく、把手部を連結する本体が吸
込具に対して起倒自在に接続されたアップライト型の電
気掃除機とすることもできる。
込具を備えた電気掃除機は、キャニスター型であって、
掃除機本体１と、該掃除機本体１の吸込口に一端が接続
されるホース２と、該ホース２の他端が接続される手元
操作部の接続管３と、該接続管３に一端が接続される延
長管などの吸込管４と、該吸込管４の他端が接続される
吸込具５とから構成されている。なお、本発明の吸込具
を適用する電気掃除機は、キャニスター型の電気掃除機
に限定されるものではなく、把手部を連結する本体が吸
込具に対して起倒自在に接続されたアップライト型の電
気掃除機とすることもできる。
【００１１】前記吸込具５は、図２〜５に示されるよう
に、下面に吸込口６を形成した吸込本体ケース７に両端
の軸受部８を介して回転自在に支持される一対の回転ブ
ラシである前側および後側回転ブラシ９ａ、９ｂを並設
している。前記吸込本体ケース７の前端および後端付近
には、吸込具５が床面などを円滑に走行できるように、
走行方向に対して前車輪１０と後車輪１１とが回転自在
に軸支されている。また前記吸込本体ケース７の上壁の
両側前後には、前記前側および後側回転ブラシ９ａ、９
ｂに向けて空気の取入口１２、１３が形成されている。
本実施の形態では、たとえばこの取入口１２は前側回転
ブラシ９ａの回転軸１５より前方および取入口１３は後
側回転ブラシ９ｂの回転軸１５より後方にそれぞれ対向
しており、前側回転ブラシ９ａが図５中左回転および後
側回転ブラシ９ｂが右回転するように設けられている。
清掃時、吸込具５を床面に接地させると、掃除機本体１
からの空気の吸引力により、吸込本体ケース７の内部が
負圧になり、取入口１２、１３から空気が吸込本体ケー
ス１の内部に導入される。この導入された空気が後述す
るゴムブレード１７およびパイル材１６によって、前記
前側回転ブラシ９ａおよび後側回転ブラシ９ｂを回転さ
せることができる。
に、下面に吸込口６を形成した吸込本体ケース７に両端
の軸受部８を介して回転自在に支持される一対の回転ブ
ラシである前側および後側回転ブラシ９ａ、９ｂを並設
している。前記吸込本体ケース７の前端および後端付近
には、吸込具５が床面などを円滑に走行できるように、
走行方向に対して前車輪１０と後車輪１１とが回転自在
に軸支されている。また前記吸込本体ケース７の上壁の
両側前後には、前記前側および後側回転ブラシ９ａ、９
ｂに向けて空気の取入口１２、１３が形成されている。
本実施の形態では、たとえばこの取入口１２は前側回転
ブラシ９ａの回転軸１５より前方および取入口１３は後
側回転ブラシ９ｂの回転軸１５より後方にそれぞれ対向
しており、前側回転ブラシ９ａが図５中左回転および後
側回転ブラシ９ｂが右回転するように設けられている。
清掃時、吸込具５を床面に接地させると、掃除機本体１
からの空気の吸引力により、吸込本体ケース７の内部が
負圧になり、取入口１２、１３から空気が吸込本体ケー
ス１の内部に導入される。この導入された空気が後述す
るゴムブレード１７およびパイル材１６によって、前記
前側回転ブラシ９ａおよび後側回転ブラシ９ｂを回転さ
せることができる。
【００１２】前記前側回転ブラシ９ａおよび後側回転ブ
ラシ９ｂは、図６〜８に示されるように、外周の長手方
向に４つの溝１４を９０°間隔おきに、かつ螺旋状に刻
設した回転軸１５と、前記対向する溝１４に沿ってそれ
ぞれ埋め込まれた帯状のパイル材１６およびゴムブレー
ド１７とを備えている。このゴムブレード１７の材質の
例としては、たとえば軟質の塩化ビニル樹脂などをあげ
ることができる。そして前記パイル材１６は、帯状の基
布の幅方向および長手方向に植え付けられたパイル糸１
８の複合体であるパイル地１９と、このパイル地１９を
固定するために前記基布の裏面を樹脂で被覆した基材２
０とからなり、該基材２０に立毛されているパイル地１
９の中、たとえば幅方向の中間部位に薄い断面略Ｕ字状
を呈するフィルム２１を固着している。前記パイル糸１
８の材質としては、耐摩耗性や復元性などに優れた繊維
であれば、とくに限定されるものではないが、たとえば
ポリプロピレン系繊維またはポリアミド系繊維などを用
いることができる。また前記フィルムの材質としては、
たとえばポリプロピレンなどを用いることができる。そ
して前記フィルム２１の固着は、接着剤を用いたり、ま
たは溶着などにより行なうことができる。前記フイルム
２１を固着するパイル材１６は、連続して加工される長
いパイル材を回転ブラシの所定の長さ毎に切断して作製
することができるため、回転ブラシの製造費を低減させ
ることができる。
ラシ９ｂは、図６〜８に示されるように、外周の長手方
向に４つの溝１４を９０°間隔おきに、かつ螺旋状に刻
設した回転軸１５と、前記対向する溝１４に沿ってそれ
ぞれ埋め込まれた帯状のパイル材１６およびゴムブレー
ド１７とを備えている。このゴムブレード１７の材質の
例としては、たとえば軟質の塩化ビニル樹脂などをあげ
ることができる。そして前記パイル材１６は、帯状の基
布の幅方向および長手方向に植え付けられたパイル糸１
８の複合体であるパイル地１９と、このパイル地１９を
固定するために前記基布の裏面を樹脂で被覆した基材２
０とからなり、該基材２０に立毛されているパイル地１
９の中、たとえば幅方向の中間部位に薄い断面略Ｕ字状
を呈するフィルム２１を固着している。前記パイル糸１
８の材質としては、耐摩耗性や復元性などに優れた繊維
であれば、とくに限定されるものではないが、たとえば
ポリプロピレン系繊維またはポリアミド系繊維などを用
いることができる。また前記フィルムの材質としては、
たとえばポリプロピレンなどを用いることができる。そ
して前記フィルム２１の固着は、接着剤を用いたり、ま
たは溶着などにより行なうことができる。前記フイルム
２１を固着するパイル材１６は、連続して加工される長
いパイル材を回転ブラシの所定の長さ毎に切断して作製
することができるため、回転ブラシの製造費を低減させ
ることができる。
【００１３】前記吸込具５を床面または絨毯に接地させ
て掃除を行なう際、掃除機本体１内のファンの吸引力に
より、外気が吸込具５の吸込本体ケース７の上壁に形成
される空気取入口１２、１３から吸引される。これによ
り、前側回転ブラシ９ａは、吸引エアがゴムブレード１
７およびパイル材１６にあたり回転力を得て、図５中左
回転方向に回転する。一方、後側回転ブラシ９ｂは、吸
引エアがゴムブレード１７およびパイル材１６にあたり
回転力を得て、前記前側回転ブラシ９ａの回転方向とは
逆方向である図５中右回転方向に回転する。
て掃除を行なう際、掃除機本体１内のファンの吸引力に
より、外気が吸込具５の吸込本体ケース７の上壁に形成
される空気取入口１２、１３から吸引される。これによ
り、前側回転ブラシ９ａは、吸引エアがゴムブレード１
７およびパイル材１６にあたり回転力を得て、図５中左
回転方向に回転する。一方、後側回転ブラシ９ｂは、吸
引エアがゴムブレード１７およびパイル材１６にあたり
回転力を得て、前記前側回転ブラシ９ａの回転方向とは
逆方向である図５中右回転方向に回転する。
【００１４】本実施の形態では、パイル材１６が非通気
性のフィルム２１を固着しているため、風を受けやすく
なる。このため、ゴムブレード１７とパイル材１６とが
同様に吸引エアを受けて、大きな回転力と回転数とが得
られるので、塵埃の拭き効果および掻き出し作用が向上
し、回転ブラシを重量化することなく集塵力を向上させ
ることができる。
性のフィルム２１を固着しているため、風を受けやすく
なる。このため、ゴムブレード１７とパイル材１６とが
同様に吸引エアを受けて、大きな回転力と回転数とが得
られるので、塵埃の拭き効果および掻き出し作用が向上
し、回転ブラシを重量化することなく集塵力を向上させ
ることができる。
【００１５】また本実施の形態では、前記走行方向に対
して前側回転ブラシ９ａと後側回転ブラシ９ｂは、床面
からの高低差をもたせて支持されており、前側回転ブラ
シ９ａが床や畳用として使用され、後側回転ブラシ９ｂ
が絨毯用として使用される。たとえば後側回転ブラシ９
ｂが前側回転ブラシ９ａよりも高い位置に支持させるこ
とにより、絨毯などの毛羽立った面を清掃するとき、前
側回転ブラシ９ａは絨毯の奥の部分まで接触して回転を
停止させるが、前側回転ブラシ９ａよりも高い位置にあ
る後側回転ブラシ９ｂは絨毯の表面に近い部分に接触す
る。これにより、絨毯に付着するゴミやほこりを回転ブ
ラシ９ｂによって効率良く掻き上げたのち、ベンド２２
を介して掃除機本体１に吸い込むことができる。
して前側回転ブラシ９ａと後側回転ブラシ９ｂは、床面
からの高低差をもたせて支持されており、前側回転ブラ
シ９ａが床や畳用として使用され、後側回転ブラシ９ｂ
が絨毯用として使用される。たとえば後側回転ブラシ９
ｂが前側回転ブラシ９ａよりも高い位置に支持させるこ
とにより、絨毯などの毛羽立った面を清掃するとき、前
側回転ブラシ９ａは絨毯の奥の部分まで接触して回転を
停止させるが、前側回転ブラシ９ａよりも高い位置にあ
る後側回転ブラシ９ｂは絨毯の表面に近い部分に接触す
る。これにより、絨毯に付着するゴミやほこりを回転ブ
ラシ９ｂによって効率良く掻き上げたのち、ベンド２２
を介して掃除機本体１に吸い込むことができる。
【００１６】この場合、後側回転ブラシ９ｂは前側回転
ブラシ９ａよりも高い位置にあるため、後側回転ブラシ
９ｂの絨毯に対する接触抵抗が同じ高さに支持される２
本の回転ブラシの場合と比較して大幅に小さくなる。ま
た、床または畳などの平坦面を清掃する場合、後側回転
ブラシ９ｂが床面から離間した状態で、前側回転ブラシ
９ａだけ床面に接触し、床面のゴミやほこりを掻き上げ
て清掃することができる。
ブラシ９ａよりも高い位置にあるため、後側回転ブラシ
９ｂの絨毯に対する接触抵抗が同じ高さに支持される２
本の回転ブラシの場合と比較して大幅に小さくなる。ま
た、床または畳などの平坦面を清掃する場合、後側回転
ブラシ９ｂが床面から離間した状態で、前側回転ブラシ
９ａだけ床面に接触し、床面のゴミやほこりを掻き上げ
て清掃することができる。
【００１７】つぎに本発明の吸込具の他の実施の形態を
説明する。本実施の形態における回転ブラシは、図９に
示されるように、一対のゴムブレードに代えてパイル材
１６を用いている。これにより、パイル材のブラシの数
が４枚に増えるため、回転ブラシ３１の重量が軽くな
り、回転ブラシ３１の回転数を上げることができ、さら
に集塵力を向上させることができる。また本実施の形態
の回転ブラシでは、回転ブラシに合わせて単品毎に作製
されるゴムブレードを使用していないため、回転ブラシ
の製造費を低減させることができる。なお、本発明にお
いては、前記４枚のパイル材に限定されるものではな
く、たとえば回転軸に６個の溝を形成し、該溝にパイル
材を埋め込むこともできる。
説明する。本実施の形態における回転ブラシは、図９に
示されるように、一対のゴムブレードに代えてパイル材
１６を用いている。これにより、パイル材のブラシの数
が４枚に増えるため、回転ブラシ３１の重量が軽くな
り、回転ブラシ３１の回転数を上げることができ、さら
に集塵力を向上させることができる。また本実施の形態
の回転ブラシでは、回転ブラシに合わせて単品毎に作製
されるゴムブレードを使用していないため、回転ブラシ
の製造費を低減させることができる。なお、本発明にお
いては、前記４枚のパイル材に限定されるものではな
く、たとえば回転軸に６個の溝を形成し、該溝にパイル
材を埋め込むこともできる。
【００１８】つぎにさらに他の実施の形態を説明する。
本実施の形態の回転ブラシは、図１０に示されるよう
に、４枚のパイル材のうち対向する一対のパイル材を省
き、回転軸４１の溝４２に一対のパイル材１６だけを埋
め込んだ回転ブラシ４３とされている。これにより、回
転ブラシをさらに軽量化できるため、さらに高い回転数
が発生し、集塵力を向上させることができる。なお、図
示していないが、フィルムを挟んだタイプのパイル材１
６のみを４枚以上採用することもできる。
本実施の形態の回転ブラシは、図１０に示されるよう
に、４枚のパイル材のうち対向する一対のパイル材を省
き、回転軸４１の溝４２に一対のパイル材１６だけを埋
め込んだ回転ブラシ４３とされている。これにより、回
転ブラシをさらに軽量化できるため、さらに高い回転数
が発生し、集塵力を向上させることができる。なお、図
示していないが、フィルムを挟んだタイプのパイル材１
６のみを４枚以上採用することもできる。
【００１９】つぎにさらなる他の実施の形態を説明す
る。本実施の形態の回転ブラシは、図１１に示されるよ
うに、予め断面が略Ｌ字状に成形されたゴムブレード５
１が回転軸５２の溝５３に埋め込まれている。この略Ｌ
字状の折曲ゴムブレード５１を埋め込んでおくことによ
り、吸引エアにより折曲ゴムブレード４１が風を受けて
伸びる方向に曲がったり、床面や絨毯などからの接触抵
抗を受けて伸びる方向に曲がったりしても、確実に空気
を受け止めることができる。これにより、回転ブラシ５
４にはさらに高い回転力および回転数が発生し、集塵力
を向上させることができる。
る。本実施の形態の回転ブラシは、図１１に示されるよ
うに、予め断面が略Ｌ字状に成形されたゴムブレード５
１が回転軸５２の溝５３に埋め込まれている。この略Ｌ
字状の折曲ゴムブレード５１を埋め込んでおくことによ
り、吸引エアにより折曲ゴムブレード４１が風を受けて
伸びる方向に曲がったり、床面や絨毯などからの接触抵
抗を受けて伸びる方向に曲がったりしても、確実に空気
を受け止めることができる。これにより、回転ブラシ５
４にはさらに高い回転力および回転数が発生し、集塵力
を向上させることができる。
【００２０】なお、本実施の形態では、回転ブラシを並
設した二軸回転ブラシを支持する吸込具について説明し
たが、本発明においては、これに限定されるものではな
く、一軸回転ブラシを支持する吸込具とすることもでき
る。
設した二軸回転ブラシを支持する吸込具について説明し
たが、本発明においては、これに限定されるものではな
く、一軸回転ブラシを支持する吸込具とすることもでき
る。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
パイル地の中にフィルムを固着してなるパイル材を回転
ブラシに使用することにより、集塵力を向上させること
ができる。
パイル地の中にフィルムを固着してなるパイル材を回転
ブラシに使用することにより、集塵力を向上させること
ができる。
【図１】本発明の一実施の形態にかかわる吸込具を備え
た電気掃除機を示す側面図である。
た電気掃除機を示す側面図である。
【図２】図１における吸込具の拡大平面図である。
【図３】図１における吸込具の拡大側面図である。
【図４】図１における吸込具の拡大底面図である。
【図５】図３における吸込具の縦断面図である。
【図６】回転ブラシの拡大正面図である。
【図７】パイル材の拡大図である。
【図８】図６のＡ−Ａ断面図である。
【図９】回転ブラシの他の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図１０】回転ブラシのさらに他の実施の形態を示す断
面図である。
面図である。
【図１１】回転ブラシのさらなる他の実施の形態を示す
断面図である。
断面図である。
１ 掃除機本体 ２ ホース ３ 接続管 ４ 吸込管 ５ 吸込具 ６ 吸込口 ７ 吸込本体ケース ８ 軸受部 ９ａ 前側回転ブラシ ９ｂ 後側回転ブラシ １２、１３ 取入口 １４ 溝 １５ 回転軸 １６ パイル材 １７ ゴムブレード １８ パイル糸 １９ パイル地 ２０ 基材 ２１ フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 一広 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 森 好弘 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 Ｆターム(参考） 3B061 AA06 AD05 AD12
Claims (2)
- 【請求項１】 下面に吸込口を形成した吸込本体ケース
に回転自在に支持される回転ブラシを有する電気掃除機
の吸込具であって、前記回転ブラシが、外周の長手方向
に溝を刻設した回転軸と、少なくとも前記溝に沿って埋
め込まれたパイル材とを備えており、該パイル材がパイ
ル地の中にフィルムを固着してなる電気掃除機用吸込
具。 - 【請求項２】 前記フィルムが、前記回転ブラシの軸方
向に垂直な断面において略Ｕ字状を呈してなる請求項１
記載の吸込具。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30294099A JP2001120472A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 電気掃除機用吸込具 |
| TW091215624U TW567827U (en) | 1999-10-25 | 2000-09-28 | Suction tool for electric vacuum cleaner |
| KR10-2000-0062321A KR100382237B1 (ko) | 1999-10-25 | 2000-10-23 | 전기 청소기용 흡입구 |
| CNB001298836A CN1141057C (zh) | 1999-10-25 | 2000-10-24 | 电动吸尘器用吸尘部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30294099A JP2001120472A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 電気掃除機用吸込具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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