JP2001120475A - 電気掃除機用吸込具 - Google Patents
電気掃除機用吸込具Info
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Abstract
転ブラシの回転を停止させることができる吸込具を提供
する。 【解決手段】 回転ブラシ3が、吸込具本体1に形成さ
れた空気取入口を通して外部から導入される空気によっ
て、所定の方向に回転され、吸込具本体1において、回
転ブラシ3を前記所定の方向と逆方向に回転付勢させる
空気を通すもらし孔13が形成され、かつ当該もらし孔
13を含む空気の導入路の少なくとも一部が、じゅうた
んの毛により、閉塞され得る位置に形成されてなる吸込
具25。
Description
(以下、吸込具という)に関する。さらに詳しくは吸込
具本体外部から導入される空気によって回転ブラシを回
転させる吸込具に関する。
るが、電気掃除機の集塵性能を向上させるために、回転
ブラシを備えた吸込具がある。また、回転ブラシを有す
る吸込具には、吸込具の小型化および部品点数の削減な
どを達成できる吸込具として、吸込具本体の空気取入口
を通して外部から導入される空気によって回転ブラシを
回転させる吸込具がある。
気導入タイプの吸込具の場合、床面の種類が、フローリ
ングやたたみであるか、あるいはじゅうたんであるかに
関係なく、回転ブラシが回転してしまうので、回転ブラ
シの回転が不要なフローリングやたたみを清掃する場合
でも回転してしまうので、振動や騒音が発生していた。
れたものであり、吸込具本体外部から導入される空気に
よって回転ブラシを回転させる吸込具であって、フロー
リングやたたみを清掃する場合には回転ブラシの回転を
停止させることができる吸込具を提供することを目的と
する。
具本体内部に、少なくとも1個の回転ブラシが回転自在
に設けられ、当該回転ブラシが、前記吸込具本体に形成
された空気取入口を通して外部から導入される空気によ
って、所定の方向に回転される電気掃除機用吸込具であ
って、前記吸込具本体において、前記回転ブラシを前記
所定の方向と逆方向に回転付勢させる空気を通すもらし
孔が形成され、かつ当該もらし孔を含む空気の導入路の
少なくとも一部が、じゅうたんの毛により、閉塞され得
る位置に形成されてなることを特徴とする。
に形成されてなるのが好ましい。
近に形成されてなるのが好ましい。
前記吸込具本体から下方へのびてなるのが好ましい。
の吸込具をさらに詳細に説明する。図1は本発明の一実
施の形態にかかわる吸込具を備えた電気掃除機を示す側
面図、図2は図1の吸込具の平面説明図、図3は図2の
吸込具を下方から見た図、図4は図3の吸込具のIV−IV
線断面図、図5は図3の吸込具のV−V線断面図、図6
は本発明の吸込具の他の実施の形態であって、2本の回
転ブラシを備えた吸込具の平面説明図、図7は図6の吸
込具の側面図、図8は図6の吸込具の下方から見た図、
図9は図8の吸込具のIX−IX線断面図および図10は図
8の吸込具のX−X線断面図である。
込具を備えた電気掃除機は、キャニスター型であって、
掃除機本体21と、該掃除機本体21の吸込口に一端が
接続されるホース22と、該ホース22の他端が接続さ
れる手元操作部の接続管23と、該接続管23に一端が
接続される延長管などの吸込管24と、該吸込管24の
他端が接続される吸込具25とから構成されている。な
お、本発明の吸込具を適用する電気掃除機は、キャニス
ター型の電気掃除機に限定されるものではなく、把手部
を連結する本体が吸込具に対して起倒自在に接続された
アップライト型の電気掃除機とすることもできる。
内部に、じゅうたん用の回転ブラシ3が回転自在に取り
付けられている。
中空体で、内部を回転ブラシ収納室としており、後端に
ベンド4が3軸方向に回転自在に連結されている。ベン
ド4は、前記吸込管(図1参照)に接続されている。
うに、前記回転ブラシ3の回転軸6を回転自在に支持す
るための軸受部7が設けられている。
に、本体1の上面の回転ブラシ3の回転6より前半分に
対向する位置には、空気取入口としてスリット8が形成
されている。このスリット8を介して、清掃時に負圧に
なっている本体1内部に、外部からの空気を導入し、こ
の導入された空気によって前記回転ブラシ3を所定の方
向(たとえば図4〜5における反時計回りの方向)に回
転させることができる。
構成するリブ14には、回転ブラシ3を前記所定の方向
と逆の方向(図4〜5における時計回りの方向)に回転
付勢させる空気を外部から導入するもらし孔13が開口
されている。
1の下面であって、吸込口1aの後方側には、前記もら
し孔13に連通する溝15が形成されている。
て、後段で詳述するブラシ16が配設されているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、ブラシ16は省
略してもよい。
間を通して後方および側方から外部に連通している。さ
らに、本体1の両側面には溝15へ外気が導入されやす
いように側方開口17が形成されている。
プロピレンなどからなるブラシ9を少なくとも2枚以上
螺旋状に固着することにより構成されている。また、隣
接する2枚のブラシ9のあいだには、前記スリット8を
通って本体1内部に導入された空気を多く受けて回転ブ
ラシ3に回転力を与えることができるように、ゴムブレ
ード10が設けられている。
には、吸込具が床面を円滑に走行できるように、前車輪
11および後車輪12が設けられている。
もらし孔13が、当該もらし孔13を通して本体1内部
に導入される空気が回転ブラシ3のブレーキとして機能
し得る位置に配設されている。すなわち、図5に示され
るように、もらし孔13は、回転ブラシ3の回転軸6に
対してスリット8と反対側の位置にある。さらに具体的
にいえば、もらし孔13は、回転ブラシ3の下半分に対
して後方から対向しており、一方、スリット8は回転ブ
ラシ3の前半分に対して上方から対向している。
は、図3〜4に示されるように、本体1の後方からの空
気Aおよび側方からの空気Bが、前記溝15およびもら
し孔13を通って回転ブラシ3に吹き付けられ、前記ス
リット8から導入された空気Dによる回転駆動力と相殺
される。したがって、回転ブラシ3を所定の方向(反時
計回りの方向)に回転させないように停止させることが
できる。
るように、じゅうたんの毛Cによって溝15周辺におけ
る本体1と床面との隙間とともにもらし孔13が閉塞さ
れるため、後方からの空気Aおよび側方からの空気B
は、溝15およびもらし孔13に導入されなくなる。し
たがって、回転ブラシ3に吹き付けられる空気は、スリ
ット8から導入される空気Dのみとなり、回転ブラシ3
を所定の方向(反時計回りの方向)に回転させることが
できる。それにより、じゅうたんの毛Cに付着するゴミ
やほこりを回転ブラシ3によって効率よくかき上げて清
掃することができる。
は、下方にのびるブラシ16が前記もらし孔13に対向
するように配設されている。ブラシ16を配設すること
により、もらし孔13から取り入れられる空気を遮断す
ることなく、本体1の回転ブラシ収納室内の真空圧を保
ち、吸込力の極端な低下を防止できる(いわゆるサクシ
ョンキーパーの役割)。
16として、空気Aが通りやすいように通気性のよい材
料または構造のものを採用するのが好ましい。なお、ブ
ラシ16によって空気Aの流量が低下した分は、前記本
体1の側面の側方開口17から導入する空気Bで充分補
うことができる。したがって、フローリングやたたみ上
において回転ブラシ3を停止させるのに充分な空気をも
らし孔13から導入させることができる。
6〜10に示されるように、フローリングおよびたたみ
用の第1回転ブラシ2、ならびにじゅうたん用の第2回
転ブラシ3を備えた吸込具25の場合でも、吸込具25
がフローリングやたたみの上にきたときに第1回転ブラ
シ2を回転させた状態で第2回転ブラシ3を停止させる
ことができる。
25は、本体1の内部に、フローリングおよびたたみ用
の第1回転ブラシ2、ならびにじゅうたん用の第2回転
ブラシ3が前後に並んで回転自在に取り付けられてい
る。
回転ブラシ2は、前車輪11および後車輪12が床に接
地した状態で同時に床に接する高さに回転軸5を配置す
ることにより、ゴミをかき取り、磨き効果を向上させて
いる。また、じゅうたん用の第2回転ブラシ3は、第1
回転ブラシ2に比較して回転軸6を高く配置し、じゅう
たんの毛をからみつきにくくしている。
は、本体1の上面の前端および後端付近にそれぞれ空気
取入れ用のスリット8が形成されている。さらに具体的
にいえば、図10に示されるように、本体1前側のスリ
ット8は、第1回転ブラシ2の回転軸5より前方に対し
て上方から対向する位置に形成され、一方、本体1後側
のスリット8は、第2回転ブラシ3の回転軸6より後方
に対して上方から対向する位置に形成されている。した
がって、図10に示されるように、第1回転ブラシ2
は、前側のスリット8から導入される空気D1によって
反時計回りの方向に回転し、一方、第2回転ブラシ3は
後側のスリット8から導入される空気D2によって時計
回りに回転することができる。
2と第2回転ブラシ3とのあいだを仕切るための中央リ
ブ18が設けられている。中央リブ18の下端は、じゅ
うたんの毛Cで閉塞される程度に床面から若干離間して
おり、該中央リブ18下端と床面とのあいだでもらし孔
19が形成されている。
とくに限定しておらず、図10に示されるように、床面
すれすれにもらし孔19を形成するだけでなく、中央リ
ブ18を床面近くまで延長し、もらし孔19として中央
リブ18の下部に貫通孔を形成してもよい。
記図1〜5の吸込具の構成と共通している。
れる2本の回転ブラシを有する吸込具25では、フロー
リングやたたみの上では、本体1の上面のスリット8か
ら空気D1、D2が導入される。第1回転ブラシ2は、空
気D1によって回転され、フローリングやたたみの拭き
掃除をすることができる。
央リブ18下端のもらし孔19を通って第2回転ブラシ
3へ流れる。そのため、第2回転ブラシ3に対して空気
D2および空気Eが相反する方向に吹き付けることによ
り、空気D2および空気Eによる回転付勢力はほぼ相殺
される。その結果、第2回転ブラシ3は回転しなくなる
ため、騒音や振動が発生しない。
5がじゅうたん上にきた場合、第1回転ブラシ2は、回
転軸5が下にずれているため、第1回転ブラシ2の一部
がじゅうたんの毛Cに埋もれ、回転することができなく
なる。一方、第2回転ブラシ3は、前記もらし孔19に
じゅうたんの毛Cが吸引されて閉塞されるため、スリッ
ト8からの空気D2のみが吹き付けられる。その結果、
第2回転ブラシ3は、図10中、時計回りに回転してじ
ゅうたんの毛Cに付着するゴミやほこりを効率よくかき
上げて清掃することができる。
有する吸込具25の中央リブ18にもらし孔19を形成
することにより、フローリングおよびたたみ用の第1回
転ブラシ2、ならびにじゅうたん用の第2回転ブラシ3
の役割分担が可能になる。また、回転ブラシの無駄な回
転がなくなるため、軸受部が過熱することもなくなり、
耐久性が向上する。しかも、2本の回転ブラシのいずれ
か1本のみが回転するため、回転音は、1本だけですむ
ため、非常に静かになる。
入される空気によって回転ブラシを回転させる吸込具に
おいて、フローリングやたたみを清掃する場合には回転
ブラシの回転を停止させることができ、振動や騒音の発
生を防止することができる。また、回転ブラシの無駄な
回転も防止できるため、軸受部の過熱も防止でき、耐久
性が向上する。
ラシ、ならびにじゅうたん用回転ブラシの2本を有する
吸込具の場合、フローリングやたたみを清掃する場合に
はじゅうたん用回転ブラシだけ回転を停止させることが
できる。
た電気掃除機を示す側面図である。
形態を示す平面説明図である。
本の回転ブラシを備えた吸込具の平面説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 吸込具本体内部に、少なくとも1個の回
転ブラシが回転自在に設けられ、当該回転ブラシが、前
記吸込具本体に形成された空気取入口を通して外部から
導入される空気によって、所定の方向に回転される電気
掃除機用吸込具であって、前記吸込具本体において、前
記回転ブラシを前記所定の方向と逆方向に回転付勢させ
る空気を通すもらし孔が形成され、かつ当該もらし孔を
含む空気の導入路の少なくとも一部が、じゅうたんの毛
により、閉塞され得る位置に形成されてなる電気掃除機
用吸込具。 - 【請求項2】 前記空気取入口が、前記吸込具本体の上
面に形成されてなる請求項1記載の電気掃除機用吸込
具。 - 【請求項3】 前記もらし孔が、前記吸込具本体の下端
付近に形成されてなる請求項1または2記載の電気掃除
機用吸込具。 - 【請求項4】 前記もらし孔に対向するように、ブラシ
が前記吸込具本体から下方へのびてなる請求項1、2ま
たは3記載の電気掃除機用吸込具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30747999A JP2001120475A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 電気掃除機用吸込具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30747999A JP2001120475A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 電気掃除機用吸込具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001120475A true JP2001120475A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17969587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30747999A Pending JP2001120475A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 電気掃除機用吸込具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001120475A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2520549A (en) * | 2013-11-25 | 2015-05-27 | Hoover Ltd | Vacuum cleaner head |
-
1999
- 1999-10-28 JP JP30747999A patent/JP2001120475A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2520549A (en) * | 2013-11-25 | 2015-05-27 | Hoover Ltd | Vacuum cleaner head |
GB2530931A (en) * | 2013-11-25 | 2016-04-06 | Hoover Ltd | Vacuum cleaner head |
GB2530933A (en) * | 2013-11-25 | 2016-04-06 | Hoover Ltd | Vacuum cleaner head |
GB2530932A (en) * | 2013-11-25 | 2016-04-06 | Hoover Ltd | Vacuum cleaner head |
GB2530933B (en) * | 2013-11-25 | 2017-06-07 | Hoover Ltd | Vacuum cleaner head |
GB2520549B (en) * | 2013-11-25 | 2017-06-14 | Hoover Ltd | Vacuum cleaner head |
GB2530931B (en) * | 2013-11-25 | 2017-12-13 | Hoover Ltd | Vacuum cleaner head |
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A521 | Written amendment |
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