JP2009066351A - 掃除機用の吸入口体 - Google Patents

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Abstract

【課題】壁際や床面の段差部分にあるゴミを残さず収集する掃除機用の吸入口体、を提供する。
【解決手段】掃除機用の吸入口体は、本体ケース21と、バンパー31とを備える。本体ケース21は、被掃除面99に向い合って開口する集塵開口部48と、集塵開口部48よりも前方に配置される前壁41とを含む。バンパー31は、本体ケース21に設けられ、前壁41から本体ケース21の前方に突出する。バンパー31には、被掃除面99側からバンパー31に対して被掃除面99の反対側に貫通する吸気孔35が形成される。
【選択図】図6

Description

この発明は、一般的には、掃除機用の吸入口体に関し、より特定的には、本体ケースの前壁にバンパーが設けられた掃除機用の吸入口体に関する。
従来の掃除機用の吸入口体に関して、たとえば、特開2003−33305号公報には、床用吸込具の本来の性能を損なうことなく、壁際掃除の性能向上を図ることを目的とした床用吸込具が開示されている(特許文献1)。特許文献1では、上ケースと下ケースとからなる本体ケースに、従来の前壁に替えてバンパーが設けられている。バンパーは、本体ケースの前面から両側面にわたって取り付けられている。前面側には、被掃除面に向けて垂下された弾性体からなる、ひれ部が設けられている。
特開2003−33305号公報
上述の特許文献に開示されるように、掃除機用の吸入口体の本体ケースには、部屋の壁などとの衝突時に受ける衝撃を和らげるためバンパーが設けられる。しかしながら、掃除機を用いて壁際を掃除する場合を想定すると、吸入口体に設けられた吸込み口の前方でバンパーと壁とが当接する。このため、吸込み口を壁際に十分に近接させることができず、壁際にゴミが残るおそれが生じる。このような事態は、壁際に限らず、たとえば敷居などの床面の段差部分においても起こり得る。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、壁際や床面の段差部分にあるゴミを残さず収集する掃除機用の吸入口体を提供することである。
この発明に従った掃除機用の吸入口体は、本体ケースとバンパーとを備える。本体ケースは、被掃除面に向い合って開口する集塵開口部と、集塵開口部よりも前方に配置される前壁とを含む。バンパーは、本体ケースに設けられ、前壁から本体ケースの前方に突出する。バンパーには、被掃除面側からバンパーに対して被掃除面の反対側に貫通する吸気孔が形成される。
このように構成された掃除機用の吸入口体によれば、バンパーと、壁や床面の段差部分とが当接した場合に、吸気孔から集塵開口部に向かう吸気流れが形成される。これにより、壁際や床面の段差部分にあるゴミを、その吸気流れに乗せて集塵開口部に向かわせることができる。
また好ましくは、掃除機用の吸入口体は、集塵開口部に連通する本体ケース内の空間に配置され、回転する回転ブラシをさらに備える。このように構成された掃除機用の吸入口体によれば、被掃除面上のゴミを掻き出す回転ブラシを備えるタイプの掃除機であっても、上述の効果を同様に得ることができる。
また好ましくは、前壁は、前壁が被掃除面に近づくに従って前壁と集塵開口部との前後方向の距離が減少するように曲がる前記第1曲がり部を含む。このように構成された掃除機用の吸入口体によれば、吸気孔から導入された吸気を円滑に集塵開口部に導くことが可能となる。これにより、壁際や床面の段差部分にあるゴミを、より確実に集塵開口部に向かわせることができる。
また好ましくは、バンパーは、吸気孔が形成される基部と、基部から被掃除面に向かって延びる延伸部とを含む。延伸部と前壁との間には、吸気孔が連通し、被掃除面に向かって延びる通路が形成される。このように構成された掃除機用の吸入口体によれば、床面の段差部分の高さが基部に満たない場合であっても、段差部分と延伸部とを当接させることができる。これにより、吸気孔から通路を通り集塵開口部に向かう吸気流れを形成することができる。
また好ましくは、延伸部は、被掃除面に向かって延びる先において、集塵開口部に近接する方向に曲がる第2曲がり部を含む。このように構成された掃除機用の吸入口体によれば、吸気孔から導入され、延伸部と前壁との間の通路を流通する吸気を円滑に被掃除面に向けて導くことが可能となる。これにより、壁際や床面の段差部分にあるゴミを、より確実に集塵開口部に向かわせることができる。
また好ましくは、バンパーは、可撓性を有する材料から形成される。このように構成された掃除機用の吸入口体によれば、バンパーと、壁や床面の段差部分とが当接した場合に、バンパーをより積極的に変形させ、吸気孔の開口面積を減少させる。これにより、吸気孔から集塵開口部に向かう吸気流れの流速を増大させることができる。
また好ましくは、集塵開口部は、帯状に延在する開口面を有する。複数の吸気孔が、開口面の延在方向に並び、互いに間隔を隔てて形成される。このように構成された掃除機用の吸入口体によれば、吸気孔を開口面の延在方向に分割して形成することにより、各吸気孔の開口面積を小さく設定する。これにより、吸気孔から集塵開口部に向かう吸気流れの流速を増大させることができる。
また好ましくは、バンパーは、隣接する複数の吸気孔の間に、バンパーの肉が部分的に取り除かれる肉薄部を含む。このように構成された掃除機用の吸入口体によれば、肉薄部を設けることによって、隣接する複数の吸気孔の間でバンパーの剛性を低減させる。これにより、バンパーと、壁や床面の段差部分とが当接した場合に、バンパーをより積極的に変形させ、吸気孔の開口面積を減少させる。これにより、吸気孔から集塵開口部に向かう吸気流れの流速を増大させることができる。
また好ましくは、前壁は、被掃除面に向い合い、集塵開口部に連なる底部分を含む。底部分には、被掃除面からの距離が相対的に小さくなる突出部と、被掃除面からの距離が相対的に大きくなる溝部とが形成される。溝部は、吸気孔から集塵開口部に向かう吸気流れの最短経路上に配置される。このように構成された掃除機用の吸入口体によれば、バンパーと、壁や床面の段差部分とが当接した場合に、吸気孔から溝部を通り、集塵開口部に至る吸気流れを形成することができる。
以上説明したように、この発明に従えば、壁際や床面の段差部分にあるゴミを残さず収集する掃除機用の吸入口体を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
図1は、電気掃除機を示す斜視図である。図1を参照して、電気掃除機100は、縦型の掃除機である。電気掃除機100は、ゴミの収集方式がサイクロン方式の掃除機である。電気掃除機100は、掃除機本体101と、操作部102と、ホース103と、直管部104と、本実施の形態における掃除機用の吸入口体10とを含む。
吸入口体10は、掃除機本体101の下部に接続されている。床面を掃除する場合、電気掃除機100を操作する人は、まず、吸入口体10を床面上に残したまま掃除機本体101から先の部分を図中の矢印110に示す方向に倒した状態とする。そして、操作部102を把持して吸入口体10を床面上で移動させることにより掃除を行なう。また、直管部104は、掃除機本体101に対して着脱可能となっている。たとえば、高い所やカーテン、家具の隙間などを掃除する場合には、直管部104を掃除機本体101から取り外した状態で、直管部104の先端を直接、掃除対象箇所に当てて掃除を行なうことも可能である。
図2は、この発明の実施の形態における掃除機用の吸入口体を示す斜視図である。図3は、図2中に示す吸入口体の前面図である。図4は、図2中に示す吸入口体の底面図である。
図2から図4を参照して、掃除機用の吸入口体10は、本体ケース21と、バンパー31と、回転ブラシ46とを含む。本体ケース21は、吸入口体10の外観の主要部をなす。回転ブラシ46は、本体ケース21に収容されている。回転ブラシ46は、回転しながら床面上のゴミを掻き出す機能を有する。バンパー31は、部屋の壁際などを掃除するときに本体ケース21が壁に当たった場合に、その衝撃を吸収するために設けられている。
本体ケース21は、前端部22、中間部23および後端部24を含んで構成されている。前端部22、中間部23および後端部24は、本体ケース21の前方から後方に向けて順に並んで配置されている。
本体ケース21は、集塵開口部48を含む。集塵開口部48は、前端部22に形成されている。集塵開口部48は、被掃除面99と向い合って開口する。集塵開口部48を通じてゴミが本体ケース21内に収集されていく。集塵開口部48は、図4中の矢印96に示す方向に帯状に延在する開口面を有する(以下、図4中の矢印96に示す方向を集塵開口部48の延在方向という)。集塵開口部48は、略矩形の開口面を有する。その略矩形の長手方向と、集塵開口部48の開口面が帯状に延在する方向とが一致する。なお、集塵開口部48は、略矩形の開口面に限られず、矢印96に示す方向が長手方向となる長円や矩形、そのほかの形状の開口面を有してもよい。
本体ケース21の内部には、空間49が形成されている。空間49は、集塵開口部48に連通する。空間49には、回転ブラシ46が配置されている。回転ブラシ46は、前端部22に収容されている。回転ブラシ46は、集塵開口部48の延在方向に延びる回転軸を有する。回転ブラシ46は、集塵開口部48の開口面に重なるように配置されている。
中間部23には、吸気の力によって回転する図示しないターボファンが収容されている。このターボファンの回転が回転ブラシ46に伝達されることによって、回転ブラシ46が回転する。後端部24は、図1中の掃除機本体101側に接続される。後端部24には、一対の車輪26が取り付けられている。
本体ケース21は、前壁41および側壁47を含む。前壁41および側壁47は、前端部22の一部を構成する。前壁41は、集塵開口部48よりも前方に配置されている。前壁41は、集塵開口部48に対して後端部24の反対側に配置されている。前壁41の縁部が、集塵開口部48の前端を規定する。前壁41は、底部分42を含む。底部分42は、被掃除面99と向い合って延在する。底部分42は、集塵開口部48に連なる。底部分42は、集塵開口部48に隣接して配置されている。底部分42には、一対の車輪27が取り付けられている。
底部分42には、溝部44および突出部43が形成されている。溝部44および突出部43は、溝部44と被掃除面99との間の距離が相対的に大きくなり、突出部43と被掃除面99との間の距離が相対的に小さくなるように形成されている。溝部44と突出部43とは、集塵開口部48の延在方向に沿って交互に繰り返し形成されている。このような段差構造を底部分42に設けることにより、吸入口体10が電気掃除機100の吸引力によって絨毯などに強く吸着することを防ぐ。また、床面に比較的大きいゴミが落ちている場合であっても、そのゴミが底部分42に引っ掛かって集塵開口部48に吸引されないことを防ぐ。
図5は、図3中のV−V線上に沿った吸入口体の断面図である。図3から図5を参照して、バンパー31は、可撓性を有する材料から形成されている。バンパー31は、たとえばエラストマーから形成されている。
バンパー31は、本体ケース21に固定されている。バンパー31は、本体ケース21の外側に配置されている。バンパー31は、前壁41から本体ケース21の前方に突出するように設けられている。バンパー31は、吸入口体10の中で最も前方に配置されている。バンパー31は、被掃除面99から所定の高さだけ離れた位置に設けられている。バンパー31は、集塵開口部48の延在方向において、前壁41の全体に渡って設けられている。バンパー31は、前壁41から側壁47にまで延びるように設けられている。
バンパー31には、吸気孔35が形成されている。吸気孔35は、前壁41を覆うバンパー31の部位に形成されている。吸気孔35は、前壁41に加えて側壁47を覆うバンパー31の部位に形成されてもよい。吸気孔35は、被掃除面99側からバンパー31に対して被掃除面99の反対側に貫通する。バンパー31は、被掃除面99に向い合う下面31aと、下面31aの裏側に配置される上面31bとを含む。吸気孔35は、その下面31aと上面31bとの間で貫通する。吸気孔35は、バンパー31の上下方向に貫通する。吸気孔35は、全周が閉じた形状の開口面を有する。吸気孔35は、バンパー31に対して前壁41の反対側に開放された形状を有さない。
吸気孔35は、集塵開口部48の延在方向に長辺を有し、本体ケース21の前後方向に短辺を有する略矩形の開口面を有する。この本体ケース21の前後方向における吸気孔35の開口長さは、たとえば、1mm以上3mm以下の範囲である。吸気孔35の開口面は、このような形状に限られず、たとえば円形や長円、矩形以外の多角形などの形状を有してもよい。
バンパー31には、複数の吸気孔35が形成されている。複数の吸気孔35は、集塵開口部48の延在方向に並び、互いに間隔を隔てて形成されている。溝部44は、吸気孔35と集塵開口部48とを結ぶ最短経路上に配置されている。吸気孔35と溝部44とは、本体ケース21の前後方向に並んで配置されている。
バンパー31は、基部34と、延伸部としてのひれ部33とを含む。基部34には、吸気孔35が形成されている。ひれ部33は、基部34から被掃除面99に向かって延びている。ひれ部33は、基部34と被掃除面99との間で集塵開口部48の延在方向に帯状に延在する。ひれ部33は、前壁41から距離を隔てた位置に設けられている。ひれ部33と前壁41との間には、通路としての吸気通路37が形成されている。吸気通路37には、吸気孔35が連通する。
図6は、図2中の吸気口体を用いて部屋の壁際を掃除する様子を示す断面図である。図6を参照して、壁際を掃除する場合、壁81とバンパー31とが当接する。このとき、ひれ部33下端と被掃除面99との間の経路に作用していた電気掃除機100の吸引力が、壁81と前壁41との間の空間に作用することになり、吸気孔35から集塵開口部48に向かう吸気流れが形成される。この吸気流れが被掃除面99の壁際にあるゴミ98に作用することにより、ゴミ98を集塵開口部48に向かわせることができる。
この際、本実施の形態では、溝部44が吸気孔35から集塵開口部48に向かう吸気流れの最短経路上に配置されるため、絨毯などを掃除する場合のように吸入口体10が被掃除面99に沈み込むことがあっても、被掃除面99上に達した吸気を効率良く集塵開口部48に導くことができる。また、吸気孔35が集塵開口部48の延在方向に分割して形成されているため、各吸気孔35の開口面積が小さくなる。これにより、吸気孔35を通過して集塵開口部48に向かう吸気流れの流速を増大させることができる。結果、壁際にあるゴミ98を効率良く収集することができる。
前壁41は、第1曲がり部としてのソリ状部41pを含む。ソリ状部41pは、前壁41が被掃除面99に近づくに従って前壁41と集塵開口部48との前後方向の距離が減少するように曲がる。ソリ状部41pは、被掃除面99に対して略直角方向に延在する前壁41が、被掃除面99に向い合って開口する集塵開口部48へと連なるコーナ部分に設けられている。
ひれ部33は、第2曲がり部としてのソリ状部33pを含む。ソリ状部33pは、ひれ部33が被掃除面99に向かって延びる先で、集塵開口部48に近接する方向に曲がって形成されている。ソリ状部33pは、ソリ状部41pの形状に沿うように曲がって形成されている。ソリ状部41pおよび33pは、集塵開口部48に向けて湾曲しながら延在してもよいし、屈曲しながら延在してもよい。
このような構成により、ソリ状部41pおよびソリ状部33pがガイドとなって、吸気孔35から導入された吸気を円滑に集塵開口部48に向かわせることができる。結果、壁際にあるゴミ98を効率良く収集することができる。
図7は、図3中のVII−VII線上に沿った吸入口体の断面図である。図7を参照して、バンパー31は、薄肉部36を含む。薄肉部36は、集塵開口部48の延在方向において隣接する複数の吸気孔35の間に形成されている。薄肉部36では、バンパー31の肉が部分的に取り除かれている。基部34は、薄肉部36において、上面31bが閉じられた中空形状に形成されている。
図8は、図2中の吸入口体の変形を示す断面図である。図8を参照して、本実施の形態では、バンパー31が可撓性の材料から形成されている。また、バンパー31に薄肉部36を設けることによって、バンパー31の強度が低減されている。このような構成により、バンパー31が壁81に当接した時に、バンパー31を積極的に変形させる。これにより、吸気孔35の開口面積を小さくし、吸気孔35を通過して集塵開口部48に向かう吸気流れの流速を増大させる。結果、壁際にあるゴミ98を効率良く収集することができる。
図9は、図2中の吸気口体を用いて段差部分を掃除する様子を示す断面図である。図9を参照して、ふすまや障子の敷居など、部屋の床面上に段差部分82が形成されることがある。この段差部分82の高さが低い場合、バンパーを段差部分82に当接させることができないことがある。これに対して、本実施の形態では、バンパー31に被掃除面99に向かって延びるひれ部33が設けられている。このような構成により、段差部分82とひれ部33とを当接させ、吸気孔35から集塵開口部48に向かう吸気流れを形成することができる。
このように構成された、この発明の実施の形態における掃除機用の吸入口体10は、本体ケース21と、バンパー31とを備える。本体ケース21は、被掃除面99に向い合って開口する集塵開口部48と、集塵開口部48よりも前方に配置される前壁41とを含む。バンパー31は、本体ケース21に設けられ、前壁41から本体ケース21の前方に突出する。バンパー31には、被掃除面99側からバンパー31に対して被掃除面99の反対側に貫通する吸気孔35が形成される。
このように構成された、この発明の実施の形態における掃除機用の吸入口体10によれば、壁際や段差部分にあるゴミを残すことなく集塵開口部48に収集することができる。本実施の形態では、吸気孔35がバンパー31に形成されている。このような構成により、吸気孔35から集塵開口部48に向かう吸気流れを、壁や段差部分により近い位置に形成することができる。
図10は、図1中の電気掃除機の変形例を示す斜視図である。図10を参照して、本変形例では、掃除機用の吸入口体10が、キャニスタ型の電気掃除機202に適用される。「キャニスタ型」は、「床置き型」とも呼ばれ、掃除機本体が吸入口体10とは離れた場所に位置し、ホースを介して牽引されて走行するタイプである。電気掃除機202は、掃除機本体221と、操作部222と、ホース223と、直管部224と、本実施の形態における掃除機用の吸入口体10とを含む。吸入口体10は、直管部224の先端に接続されている。直管部224の他端と掃除機本体221との間は、ホース223によって互いに接続されている。掃除機本体221には車輪が備わっている。
また、本発明は、図1および図10中に示したタイプ以外の掃除機にも適用可能である。ゴミの収集方式は、サイクロン方式に限られず、紙袋方式であってもよい。回転ブラシが設けられないタイプや、回転ブラシをモータによって回転させるパワーブラシタイプの掃除機にも本発明は適用される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
電気掃除機を示す斜視図である。 この発明の実施の形態における掃除機用の吸入口体を示す斜視図である。 図2中に示す吸入口体の前面図である。 図2中に示す吸入口体の底面図である。 図3中のV−V線上に沿った吸入口体の断面図である。 図2中の吸気口体を用いて部屋の壁際を掃除する様子を示す断面図である。 図3中のVII−VII線上に沿った吸入口体の断面図である。 図2中の吸入口体の変形を示す断面図である。 図2中の吸気口体を用いて段差部分を掃除する様子を示す断面図である。 図1中の電気掃除機の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
10 吸入口体、21 本体ケース、31 バンパー、33 ひれ部、33p,41p ソリ状部、34 基部、35 吸気孔、36 薄肉部、37 吸気通路、41 前壁、42 底部分、43 突出部、44 溝部、46 回転ブラシ、48 集塵開口部、49 空間、99 被掃除面。

Claims (9)

  1. 被掃除面に向い合って開口する集塵開口部と、前記集塵開口部よりも前方に配置される前壁とを含む本体ケースと、
    前記本体ケースに設けられ、前記前壁から前記本体ケースの前方に突出するバンパーとを備え、
    前記バンパーには、被掃除面側から前記バンパーに対して被掃除面の反対側に貫通する吸気孔が形成される、掃除機用の吸入口体。
  2. 前記集塵開口部に連通する前記本体ケース内の空間に配置され、回転する回転ブラシをさらに備える、請求項1に記載の掃除機用の吸入口体。
  3. 前記前壁は、前記前壁が被掃除面に近づくに従って前記前壁と前記集塵開口部との前後方向の距離が減少するように曲がる前記第1曲がり部を含む、請求項1または2に記載の掃除機用の吸入口体。
  4. 前記バンパーは、前記吸気孔が形成される基部と、前記基部から被掃除面に向かって延びる延伸部とを含み、
    前記延伸部と前記前壁との間には、前記吸気孔が連通し、被掃除面に向かって延びる通路が形成される、請求項1から3のいずれか1項に記載の掃除機用の吸入口体。
  5. 前記延伸部は、被掃除面に向かって延びる先において、前記集塵開口部に近接する方向に曲がる第2曲がり部を含む、請求項4に記載の掃除機用の吸入口体。
  6. 前記バンパーは、可撓性を有する材料から形成される、請求項1から5のいずれか1項に記載の掃除機用の吸入口体。
  7. 前記集塵開口部は、帯状に延在する開口面を有し、
    複数の前記吸気孔が、前記開口面の延在方向に並び、互いに間隔を隔てて形成される、請求項1から6のいずれか1項に記載の掃除機用の吸入口体。
  8. 前記バンパーは、隣接する複数の前記吸気孔の間に、前記バンパーの肉が部分的に取り除かれる肉薄部を含む、請求項7に記載の掃除機用の吸入口体。
  9. 前記前壁は、被掃除面に向い合い、前記集塵開口部に連なる底部分を含み、
    前記底部分には、被掃除面からの距離が相対的に小さくなる突出部と、被掃除面からの距離が相対的に大きくなる溝部とが形成され、
    前記溝部は、前記吸気孔から前記集塵開口部に向かう吸気流れの最短経路上に配置される、請求項1から8のいずれか1項に記載の掃除機用の吸入口体。
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