JP4194471B2 - 床用吸込具 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機の床用吸込具に係わり、特に壁際などに溜まった塵埃を効率良く吸い込むことができる床用吸込具に関する。
壁際などの掃除が可能な床用吸込具として、本願出願人は特願2002−312383号において提案している。この床用吸込具は、吸込口が吸込具本体ケースの下面から前面の少なくとも一部まで開口され、吸込具本体ケースの前壁を構成するカバーが吸込具本体ケースに上下方向に回動自在に取り付けられ、カバーが下方回動位置で吸込口の前面部分を閉塞し、且つ壁面などに当接して回動する上方回動位置で吸込口の前面部分を開放するように構成されている。そして、カバーの壁面との当接部分に水平軸に対して回動自在なローラを配設すると共に、ローラの外周面に起毛布を装着して、壁面や家具などの傷付きを防止すると共に、カバーの上下方向の回動性を向上させている。(例えば、特許文献1参照)
特願2002−312383号
しかしながら、吸込具本体ケースの前面のローラを壁面に当接させた状態で、吸込具本体ケースを横方向に移動させた際、ローラは回転しないため、ローラの外周面を覆う起毛布に小石等の硬い物が挟み込まれていた場合には、小石により壁面を傷付ける虞があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、壁際などに溜まった塵埃を効率良く吸引することができると共に、床用吸込具を横方向に移動させた場合でも、壁面や家具などの傷付きを防止することができる床用吸込具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、吸込口が下面から前面の少なくとも一部まで開口された吸込具本体ケースと、該吸込具本体ケースに上下方向に回動自在に形成され、前記吸込具本体ケース前面の吸込口を閉塞する前壁を構成するカバーとを備え、前記カバーは、吸込口の前側部分を閉塞する下方回動位置と、吸込口の前側部分を開放する上方回動位置との間を回動自在に形成され、前記カバーの壁面等への当接により下方回動位置から上方回動位置に回動させるよう構成すると共に、前記カバーには、カバーの上方回動位置で略垂直方向に向き、カバーの下方回動位置で斜め前方に傾斜する軸を有する補助ローラを設け、前記補助ローラを、外周が前記カバーの上方回動位置でカバー先端より前方に突出し、前記カバーの下方回動位置で略球状に形成された先端部がカバー先端より後方に位置するよう形成したことを特徴とする。
上記課題を解決するための第1の手段において、前記カバーの壁面等への当接部分には水平軸に回動自在なローラが設けられ、ローラーの外周面には、柔らかくて滑りやすい当接部材が装着されることが好ましい。
また、前記補助ローラは、左右一対配設されてもよい。
また、前記補助ローラは、柔らかくて滑りやすい材料で形成されてもよい。
また、前記補助ローラは、ポリエチレン樹脂で形成されてもよい。
また、前記補助ローラは、カバーの回動位置に関係なく、吸込具本体ケースの側面より側方に突出してもよい。
また、前記当接部材は、繊維質部材により構成されてもよい。
また、前記当接部材は、起毛布により構成されてもよい。
また、前記カバーは、カバーを下方へ回動させる方向に付勢する付勢手段を備えてもよい。
本発明の請求項1の構成によれば、壁面等への当接によりカバーを上方へ回動させて吸込口の前面側を開放させることにより、壁際などに溜まった塵埃を効率よく吸引することができると共に、カバーの上方回動位置では補助ローラの外周が壁面に当接することにより、床用吸込具を壁面に沿って横方向に移動させる際に、円滑に回転させることができ、床用吸込具の横方向への移動性を向上させることができる。また、補助ローラの先端を略球状に形成しているので、カバーが壁面等に当接して上方へ回動する際に、カバーの回動に支障が生じることがない。
本発明の請求項2の構成によれば、カバーの上下方向への回動性を向上させることができると共に、壁面や家具等の傷付きを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項の構成によれば、床用吸込具の前面を左右のバランスよく壁面に当接させることができ、床用吸込具の横方向への移動性を向上させることができる等の効果を奏する。
本発明の請求項の構成によれば、壁面や家具等の傷付きを防止することができる等の効果を奏する
本発明の請求項の構成によれば、簡単な構成により壁面や家具等の傷付きを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項6の構成によれば、床用吸込具の側面を壁面に沿わせて掃除している際にも、床用吸込具の側面が壁面に当接して移動することによる壁面や家具等の傷付きを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項7の構成によれば、カバーの上下方向への回動性を向上させることができると共に、壁面や家具等の傷付きを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項8の構成によれば、壁面や家具等の傷付きを防止することができる等の効果を奏する。
本発明の請求項9の構成によれば、カバーの回動部に多少の塵埃が付着しても確実に吸込口の前側部分を閉じることができる等の効果を奏する。
(第1実施形態)
本発明に係る床用吸込具の第1実施形態を図1乃至図13に基づいて説明する。
第1実施形態の床用吸込具1は、上ケース2aと下ケース2bからなって下面から前面にかけて広範囲に開口された吸込口3が形成された横長の吸込具本体ケース2と、吸込具本体ケース2内の長手方向両端に図示しない軸受部を介して回転自在に支持された回転ブラシ4と、吸込具本体ケース2の後面側に上下左右方向に回動自在に取付けられ、吸込口3に連通するベンド5と、吸込具本体ケース2の前壁を構成すると共に、吸込口3の前側部分3bを開閉するカバー6とから構成されている(図1参照)。そして、ベンド5が延長管7やホース8を介して掃除機本体9に接続されるようになっている(図2参照)。
カバー6は、断面形状が略くの字状をしており、その上部側が円弧状に形成されている。略くの字状の前側突出部に両端が軸受部10によって回動自在且つ水平方向に支持されたローラ11が取り付けられている。ローラ11の両側のカバー6には、斜め前方に傾斜した図示しない軸を回転中心として回転自在な一対の補助ローラ12が取り付けられている(図3、図6参照)。
カバー6は、両端に形成された図示しないアーム部が水平方向に指示されることにより、上下方向に回動自在に支持されている。ローラ11は、回動軸13を有するローラ芯体14外周面が、柔らかくて滑りやすい当接部材として、繊維質部材である起毛布15によって覆われて形成されている。補助ローラ12は、その先端部は略球状に形成され、比較的柔らかくて滑りやすい樹脂であるポリエチレン樹脂によって形成されている(図4及び図5参照)。
カバー6の最前部にあるローラ11が壁面W等に押し当てられた時には、ローラ11が反時計方向に回転しながらカバー6が上方に回動する。カバー6が上方に回動すると補助ローラ12の図示しない軸は床面に対して略垂直方向を向くと共に、補助ローラ12はローラ11より前方に位置して、壁面W等に当接して壁面W等上を回動自在となる。カバー6が下方位置においては、補助ローラ12の図示しない軸は斜め前方に傾斜すると共に、補助ローラ12はローラ11より後方に位置して、ローラ11が壁面W等に当接可能となる。従って、カバー6に設けられたローラ11が吸込具本体ケース2の前側のバンパーとして機能している。カバー6が下方位置と上方に回動した位置との間の中間位置においては、補助ローラ12が壁面W等に当接可能であるが図示しない回動中心軸が斜めの状態になっている。この状態では補助ローラ12の先端部が壁面W等に当接するするが、補助ローラ12の先端部は略球状に形成されているため、補助ローラ12の回動に支障が生じることはない(図5乃至図8参照)。
カバー6は、ローラ11が壁面W等に当接してカバー6が上に回動する時、吸込具本体ケース2に形成されたカバー収納部16内にカバー6が収納される方向に回動するように構成されている(図6、図8参照)。また、カバー6には、カバー6を下方へ回動する方向へ付勢する図示しない捻りバネ等の付勢手段が装着されている。
吸込具本体ケース2の吸込口3に回動自在に支持された回転ブラシ4は、回転ブラシ芯体17の外周面にブラシ体18が等分間隔で長手方向に複数本装着されている。ブラシ体
18は、ブラシ体18の根元部18aを回転ブラシ芯体17の外周面に形成した溝19に嵌め込むことで装着できるようになっている(図6、図8参照)。また、回転ブラシ4は、吸込具本体ケース2に配設された図示しない電動機により、その駆動力が図示しない伝動ベルトを介して伝達されて回転駆動するようになっている。この回転ブラシ4が回転することで被掃除面のごみが掻き取られ、吸込口3から効果的に吸込まれることにより効率よく掃除できる。
このように構成された床用吸込具1は、通常の床面(フローリング床や畳や絨毯等)の掃除の場合には、カバー6は付勢手段により下方回動位置に位置しているので、吸込口3の前側部分3はカバー6により閉じられ、吸込口3の下側部分3aだけが開口している。従って、風量の損失が生じないので、吸込口3の下側部分3aでは所望の風量が得られ、且つ回転ブラシ4の掻き取り効果も加わるため、床面の掃除を効率良く行うことができる(図5及び図6参照)。
一方、壁際を掃除する場合には、壁面Wに吸込具本体ケース2の前面を押し当てる。それにより、まず、カバー6に取り付けられたローラ11が壁面Wに当接して反時計方向に回転しながらカバー6が上方に持ち上げられ、吸込具本体ケース2のカバー収納部16に収納される方向に回動し、吸込口3の前側部分3が開放される。この時カバー6に配設された一対の補助ローラ12が壁面Wに当接して、カバー6と壁面Wとの間には隙間が生じる(図7乃至図9参照)。
この状態では、吸込口3を壁際に非常に近接させることができ、壁際の塵埃に対して充分な清掃能力を得ることができる。しかも、一対の補助ローラ12により形成された隙間を介して前側部分3bからも壁際の塵埃を吸い込むことができるため、壁際の塵埃を効率良く吸引することができる。
そして、壁面Wにはカバー6自身ではなく外周面が起毛布15で覆われたローラ11が当接するため、壁面Wや家具等の傷付きを確実に防止することができる。また、カバー6が上方に回動した状態では補助ローラ12が壁面Wに当接するため、吸込具本体ケース2前面が壁面Wに当接した状態で横方向に掃除する場合の左右方向の動きを向上させることができると共に、ローラ11の起毛布15に挟み込まれた小石等による壁面Wの傷付きを防止することができる。
ローラ11は吸込具本体ケース2の前面側の先端部分に設けているため、吸込具本体ケース2の前面側が障害物に当接した場合の衝撃吸収というバンパーの役割も果たしている。さらに、カバー6は吸込具本体ケース2の内側に形成されたカバー収納部16内に収納される方向に回動するため、吸込具本体ケース2の外側に回動する場合に比べて、吸込具本体ケース2の高さを低くでき、ベッドの下等の高さの低いところを掃除する場合でも、カバー6が障害物に当接してカバー6が開かないといった不具合も生ずることはなく、また、外力に対しても強い構造となる。
上述したように壁際の掃除をして通常の床面の掃除に戻る時には、吸込具本体ケース2を壁面Wから離すだけで、カバー6は付勢手段の付勢力により下方に回動して吸込口3の前側部分3bを閉じるので、特別な操作をすることなく通常の床面の掃除を行うことができる。カバー6は、自重だけでも下方に回動して吸込口3の前側部分3bを閉じることはできるが、付勢手段を設けることによりカバー6の回動部分に多少の塵埃が付着しても確実に吸込口3の前側部分3bを閉じることができる(図6参照)。
床用吸込具1から吸引された塵埃を含んだ空気は、延長管7、ホース8を介して掃除機本体9内に送られる。掃除機本体9内に送られた塵埃は、図示しない集塵部により捕捉さ
れ、塵埃を除去された空気は掃除機本体9外に排気される。この掃除機本体9外に排気される空気により床面の塵埃を巻き上げる虞があるため、排気の風速を低下させる必要がある。第1実施形態では、掃除機本体9後面上方の第1排気口20と、掃除機本体9移動用の車輪21に形成された第2排気口22とから分散させて排気することにより排気の風速を低下させて床面の塵埃巻き上げを防止している(図10参照)。
第2排気口22からは、図11において矢印で示すように電動送風機23により吸引され、図示しない集塵部により塵埃が捕捉された空気の一部が電動送風機23の下流に配設された第1フィルター24及び第2排気口22に配設されたスポンジ等の多孔質な部材で構成された第2フィルター25を介して掃除機本体9外に排気される。
車輪21に配設された第2排気口22は、比較的床面に近接しているため特に排気の風速を低下させる必要がある。そこで、第1実施形態では、第2フィルター25の下流側の端面にディンプル26を形成することにより第2フィルター25の下流側の端面の断面積を多くして排気の風速をさらに低下させている。この結果、第2排気口22から排気される空気により床面の塵埃が巻き上げられるのを防止している。
尚、第2排気口22から排気される空気の風速を低下させる方法としては、図12及び図13に示すように、第2フィルター25aの下流側の端面をプリーツ状に形成してもよい。このようにしても、ディンプル26を形成した場合と同様に第2フィルター25aの下流側の端面の断面積を多くすることができるため、排気の風速をさらに低下させて第2排気口22から排気される空気により床面の塵埃が巻き上げられるのを防止できる。
(第2実施形態)
図14及び図15は第2実施形態を示している。尚、第1実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の床用吸込具1aは、カバー6の回動位置に関係なく補助ローラ12が吸込具本体ケース2の側面より突出する位置に配設されている。
このように構成された第2実施形態の床用吸込具1aは、吸込具本体ケース2の側面が壁面Wに沿った方向に向けて掃除する際、補助ローラ12が壁面Wに当接して吸込具本体ケース2の側面は壁面Wにしないため、、吸込具本体ケース2の側面が壁面Wに当接することによる壁面Wの傷付きを防止している。
吸込具本体ケース2の前面が壁面Wに当接した場合は、第1実施形態と同様にカバー6が上方に回動すると共に、補助ローラ12が壁面Wに当接するようになっている。
(第3実施形態)
図16乃至図19は第3実施形態を示している。尚、第1実施形態及び第2実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。
第3実施形態の床用吸込具1bは、床用吸込具1b内に吸込まれる空気により回転ブラシ4を直接回転させるための開口孔27がカバー6に形成されている。下ケース2bの下面には、開口穴28が形成されている。開口穴28と回転ブラシ4とをバイパス流路29を介して連通させる連通穴30が下ケース2bの垂直壁31に形成されている。
開口穴28から床用吸込具1b内に吸引される空気により回転ブラシ4が図18において反時計方向に回転する位置に開口孔27は形成されている。また、開口穴28からバイパス流路29を介して連通穴30から回転ブラシ4に向けて吹出される空気により回転ブ
ラシ4が図18において時計方向に回転するような位置に連通穴30は形成されている。開口孔27は連通穴30より大きく形成されており、回転ブラシ4は図18において常に反時計方向に回転するようになっている。
絨毯等の毛足の長いところを掃除する際には、図18に示すように開口穴28が絨毯等により閉塞されるため、開口孔27から床用吸込具1b内に吸引される空気により回転ブラシ4は図18において反時計方向に勢いよく回転する。この結果、絨毯のごみの掻き上げ効果が向上するため、絨毯における集塵効率を向上させることができる。
フローリングを掃除する際には、図19に示すように開口穴28とフローリングとの間に隙間ができるため、開口孔27から床用吸込具1b内に空気が吸引されると共に、開口穴28を介して連通穴30から床用吸込具1b内に空気が吸引される。開口孔27は連通穴30より大きく形成されているため、回転ブラシ4は図19において反時計方向に低速で回転する。この結果、回転ブラシ4の床面への摩擦負荷が減少するため、回転ブラシ4の耐久性を向上させることができると共に、回転ブラシ4が床面に接触することによる騒音を低減させることができる。
(第4実施形態)
図20及び図21は第4実施形態を示している。尚、第1実施形態乃至第3実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。
第4実施形態の床用吸込具1cは、床用吸込具1c内に吸込まれる空気により回転ブラシ4を直接回転させるための吸気口32が上ケース2aに形成されている。下ケース2bには、吸気口32から床用吸込具1c内に吸込まれた空気の向きを変更する風向変更部33が回動自在に配設されている。通常の風向変更部33は図20において回転ブラシ4を時計方向に回転させる方向に向くように図示しない付勢手段により付勢されている。風向変更部33には、カバー収納部16内に突出する突出部34が形成されている。カバー6のカバー収納部16側には、突出部34に当接可能な突部35が形成されている。
このように構成された第4実施形態の床用吸込具1cで床面を掃除する際、風向変更部33は付勢手段によって図20において回転ブラシ4を時計方向に回転させる方向に向いているため、回転ブラシ4は図20において時計方向に回転する。この結果、床用吸込具1cを前方に押した時に床面の塵埃を掻き上げる方向に回転ブラシ4が回転するため、集塵効率を向上させることができる。
カバー6の最前部にあるローラ11が壁面W等に押し当てられた時には、ローラ11が反時計方向に回転しながらカバー6が上方に回動する。カバー6が上方に回動するに伴いカバー6の突部35が風向変更部33の突出部34に当接し、突部35が風向変更部33の図示しない付勢手段に抗して風向変更部33を回動させることにより、図21に示すように風向変更部33は回転ブラシ4を反時計方向に回転させる方向に向けて回動する。この結果、壁際の塵埃を手前に掻き集める方向に回転ブラシ4が回転するため、壁際の塵埃を効率良く集塵することができる。
(第5実施形態)
図22及び図23は第5実施形態を示している。尚、第1実施形態乃至第4実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。
第5実施形態の床用吸込具1dの下ケース2bには、図22において回転ブラシ4を反時計方向に回転させる方向に風を送るための第1吹出孔36が形成されていると共に、図22において回転ブラシ4を時計方向に回転させる方向に風を送るための第2吹出孔37
が形成されている。また、床用吸込具1dの上ケース2aには、第1流路38を介して第1吹出孔36に連通する第1吸気孔39が形成されていると共に、第2流路40を介して第2吹出孔37に連通する第2吸気孔41が形成されている。
第1吸気孔39と第1吹出孔36とを連通する第1流路38及び第2吸気孔41と第2吹出孔37とを連通する第2流路40は、上下自在に回動するカバー6aにより閉塞されている。カバー6aには1箇所連通孔42が形成されており、カバー6aが下方位置において連通孔42が第2流路40に臨んだ際には、第2吸気孔41と第2吹出孔37とが連通し(図22参照)、カバー6aが上方に回動した位置において連通孔42が第1流路38に臨んだ際には、第1吸気孔39と第1吹出孔36とが連通するようになっている(図23参照)。
このように構成された第5実施形態の床用吸込具1dで床面を掃除する際は、図22に示すようにカバー6aが下方位置にあるため、第1流路38は閉塞されると共に、連通孔42を介して第2吸気孔41と第2吹出孔37とが連通する。この結果、回転ブラシ4は図22において時計方向に回転するため、床用吸込具1dを前方に押した時に床面の塵埃を掻き上げる方向に回転ブラシ4が回転し集塵効率が向上する。
カバー6の最前部にあるローラ11が壁面W等に押し当てられた時には、ローラ11が反時計方向に回転しながらカバー6が上方に回動する。そして、カバー6が上方に回動するに伴い第2流路40は閉塞されると共に、連通孔42を介して第1吸気孔39と第1吹出孔36とが連通する。この結果、回転ブラシ4は図23において反時計方向に回転するため、壁際の塵埃を手前に掻き集める方向に回転ブラシ4が回転し壁際の塵埃を効率良く集塵することができる。
(第6実施形態)
図24及び図25は第6実施形態を示している。尚、第1実施形態乃至第5実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。
第6実施形態の床用吸込具1eの下ケース2bには、図24において回転ブラシ4を反時計方向に回転させる方向に風を送るための第1吹出孔36が形成されていると共に、図24において回転ブラシ4を時計方向に回転させる方向に風を送るための第2吹出孔37が形成されている。また、床用吸込具1eの上ケース2aには、第1流路38を介して第1吹出孔36に連通する第1吸気孔39が形成されていると共に、第2流路40を介して第2吹出孔37に連通する第2吸気孔41が形成されている。
第1吸気孔39と第1吹出孔36とを連通する第1流路38及び第2吸気孔41と第2吹出孔37とを連通する第2流路40は、上下自在に回動するカバー6のカバー収納部16側に装着されているフィルム体43より閉塞されている。フィルム体43には1箇所連通部44が形成されており、カバー6が下方位置において連通部44が第2流路40に臨んだ際には、第2吸気孔41と第2吹出孔37とが連通し(図24参照)、カバー6が上方に回動した位置において連通部44が第1流路38に臨んだ際には、第1吸気孔39と第1吹出孔36とが連通するようになっている(図25参照)。
このように構成された第6実施形態の床用吸込具1eで床面を掃除する際は、図25に示すようにカバー6が下方位置にあるため、第1流路38は閉塞されると共に、連通部44を介して第2吸気孔41と第2吹出孔37とが連通する。この結果、回転ブラシ4は図25において時計方向に回転するため、床用吸込具1eを前方に押した時に床面の塵埃を掻き上げる方向に回転ブラシ4が回転し集塵効率が向上する。
カバー6の最前部にあるローラ11が壁面W等に押し当てられた時には、ローラ11が反時計方向に回転しながらカバー6が上方に回動する。そして、カバー6が上方に回動するに伴い第2流路40は閉塞されると共に、連通部44を介して第1吸気孔39と第1吹出孔36とが連通する。この結果、回転ブラシ4は図25において反時計方向に回転するため、壁際の塵埃を手前に掻き集める方向に回転ブラシ4が回転し壁際の塵埃を効率良く集塵することができる。
(第7実施形態)
図26及び図27は第7実施形態を示している。尚、第1実施形態乃至第6実施形態と同一部品については同一符号を付して説明を省略する。
第7実施形態の床用吸込具1fの下ケース2bには、図26において回転ブラシ4を反時計方向に回転させる方向に風を送るための吹出孔45が形成されている。また、床用吸込具1fの上ケース2aには、流路46を介して吹出孔45に連通する吸気孔47が形成されている。
吸気孔47と吹出孔45とを連通する流路46は、上下自在に回動するカバー6により開閉自在に閉塞されるようになっている。カバー6が下方位置において、流路46を介して吸気孔47と吹出孔45とが連通し、カバー6が上方に回動した位置において流路46は閉塞され、カバー6の前方側から図27において回転ブラシ4を反時計方向に回転させる方向に風を送るようになっている。
このように構成された第7実施形態の床用吸込具1fで床面を掃除する際は、図26に示すようにカバー6が下方位置にあるため、流路46を介して吸気孔47と吹出孔45とが連通する。この結果、回転ブラシ4は図26において時計方向に回転するため、床用吸込具1fを前方に押した時に床面の塵埃を掻き上げる方向に回転ブラシ4が回転し集塵効率が向上する。
カバー6の最前部にあるローラ11が壁面W等に押し当てられた時には、ローラ11が反時計方向に回転しながらカバー6が上方に回動する。そして、カバー6が上方に回動するに伴い流路46は閉塞されると共に、カバー6の前方側から図27において回転ブラシ4を反時計方向に回転させる方向に風が送られる。この結果、回転ブラシ4は図27において反時計方向に回転するため、壁際の塵埃を手前に掻き集める方向に回転ブラシ4が回転し壁際の塵埃を効率良く集塵することができる。
本発明の第1実施形態の床用吸込具の斜視図である。 同床用吸込具を使用した電気掃除機全体の側面図である。 同床用吸込具の上面図である。 同床用吸込具の前面図である。 同床用吸込具の側面図である。 同床用吸込具の側断面図である。 同床用吸込具の前面が壁面に当接した状態の側面図である。 同床用吸込具の前面が壁面に当接した状態の側断面図である。 同床用吸込具の前面が壁面に当接した状態の上面図である。 同床用吸込具に連通する掃除機本体の側面図である。 同床用吸込具に連通する掃除機本体の排気流路を示す断面図である。 同床用吸込具に連通する他の形態の掃除機本体の側面図である。 同床用吸込具に連通する他の形態の掃除機本体の排気流路を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の床用吸込具の側面が壁面に沿って移動する状態を示す上面図である。 同床用吸込具の前面が壁面に当接した状態の上面図である。 本発明の第3実施形態の床用吸込具の上面図である。 同床用吸込具の裏面図である。 同床用吸込具の側断面図で、絨毯等を掃除している状態を示す。 同床用吸込具の側断面図で、フローリングを掃除している状態を示す。 本発明の第4実施形態の床用吸込具の側断面図で、回転ブラシが時計方向に回転する状態を示す。 同床用吸込具の前面が壁面に当接した状態の側断面図で、回転ブラシが反時計方向に回転する状態を示す。 本発明の第5実施形態の床用吸込具の側断面図で、回転ブラシが時計方向に回転する状態を示す。 同床用吸込具の前面が壁面に当接した状態の側断面図で、回転ブラシが反時計方向に回転する状態を示す。 本発明の第6実施形態の床用吸込具の側断面図で、回転ブラシが時計方向に回転する状態を示す。 同床用吸込具の前面が壁面に当接した状態の側断面図で、回転ブラシが反時計方向に回転する状態を示す。 本発明の第7実施形態の床用吸込具の側断面図で、回転ブラシが時計方向に回転する状態を示す。 同床用吸込具の前面が壁面に当接した状態の側断面図で、回転ブラシが反時計方向に回転する状態を示す。
符号の説明
1 床用吸込具
2 吸込具本体ケース
3 吸込口
6 カバー
11 ローラ
12 補助ローラ

Claims (9)

  1. 吸込口が下面から前面の少なくとも一部まで開口された吸込具本体ケースと、該吸込具本体ケースに上下方向に回動自在に形成され、前記吸込具本体ケース前面の吸込口を閉塞する前壁を構成するカバーとを備え、
    前記カバーは、吸込口の前側部分を閉塞する下方回動位置と、吸込口の前側部分を開放する上方回動位置との間を回動自在に形成され、前記カバーの壁面等への当接により下方回動位置から上方回動位置に回動させるよう構成すると共に、
    前記カバーには、カバーの上方回動位置で略垂直方向に向き、カバーの下方回動位置で斜め前方に傾斜する軸を有する補助ローラを設け、前記補助ローラを、外周が前記カバーの上方回動位置でカバー先端より前方に突出し、前記カバーの下方回動位置で略球状に形成された先端部がカバー先端より後方に位置するよう形成したことを特徴とする床用吸込具。
  2. 前記カバーの壁面等への当接部分には水平軸に回動自在なローラが設けられ、ローラの外周面には、柔らかくて滑りやすい当接部材が装着されていることを特徴とする請求項1記載の床用吸込具。
  3. 前記補助ローラは、左右一対配設されていることを特徴とする請求項1または2記載の床用吸込具。
  4. 前記補助ローラは、柔らかくて滑りやすい材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の床用吸込具。
  5. 前記補助ローラは、ポリエチレン樹脂で形成されていることを特徴とする請求項記載の床用吸込具。
  6. 前記補助ローラは、カバーの回動位置に関係なく、吸込具本体ケースの側面より側方に突出していることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の床用吸込具。
  7. 前記当接部材は、繊維質部材により構成されていることを特徴とする請求項2記載の床用吸込具。
  8. 前記当接部材は、起毛布により構成されていることを特徴とする請求項記載の床用吸込具。
  9. 前記カバーは、カバーを下方へ回動させる方向に付勢する付勢手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の床用吸込具。
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