JP2000237102A - 電気掃除機の吸口 - Google Patents

電気掃除機の吸口

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JP2000237102A
JP2000237102A JP11045305A JP4530599A JP2000237102A JP 2000237102 A JP2000237102 A JP 2000237102A JP 11045305 A JP11045305 A JP 11045305A JP 4530599 A JP4530599 A JP 4530599A JP 2000237102 A JP2000237102 A JP 2000237102A
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suction
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rolling
vacuum cleaner
suction port
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Taiji Tajima
泰治 田島
Masaro Sunakawa
正郎 砂川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】木板床面に対して転動音を発生したり、傷付け
ることがなく、また、絨毯床面に対しても走行性が良い
走行支援手段を得る。 【解決手段】吸口ベース1の底面の前縁部の幅方向両端
部および後縁部に設けた走行支援手段8〜10における
前後方向に回転する転動輪を、転動部材の表面を軟質部
材である起毛部材で覆って構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機の吸口
に関する。
【0002】
【従来の技術】吸引式電気掃除機は、基本的には、電動
送風機の吸引力を吸口の吸口ベースの底面に開口した吸
い込み開口に伝えて空気と共に床面の塵埃を吸い込んで
捕集する構成である。
【0003】吸口には、吸い込み開口の奥にブラシ室を
設け、このブラシ室に前記吸い込み開口から突出するよ
うに設けた回転ブラシで床面を摺擦することにより、床
面の塵埃を浮上させて吸塵効率を高めるようにしてい
る。
【0004】このような電気掃除機の吸口は、その底面
を床面に沿わせて移動させるために、この底面に、走行
支援手段として転動輪や摺動部材を設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】転動輪は、比較的硬質
のプラスチック成形品で構成した転動部材を使用するた
めに、この転動輪を木板床面に当接して転動させると、
転動音を発生したり、床面を傷付ける問題がある。ま
た、転動輪と支持軸の間の嵌め合い間隙や支持軸の取り
付け間隙が比較的大きいことから、吸口を床面に置いた
り持ち上げたりするときに、これらの部品の相対移動に
よりカチャカチャという部品衝突音が発生する。
【0006】また、摺動部材は、一般には、起毛部材を
使用するが、絨毯床面に当接して摺動させると、摺動抵
抗が大きくなって走行性が低下する。
【0007】従って、本発明の1つの目的は、木板床面
に対して転動音を発生したり、傷付けることがなく、ま
た、絨毯床面に対しても走行性が良い電気掃除機の吸口
を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、吸口を床面に置いた
り持ち上げたりするときに、走行支援手段を構成する部
品の相対移動によって発生する部品衝突音を低減するこ
とにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、電気掃除機の吸
口の塵埃吸い込み効率を向上することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸口ベースの
底面の前縁部の幅方向両端部および後縁部に前後方向に
回転する転動輪を備えた走行支援手段を設けた電気掃除
機の吸口において、前縁部走行支援手段の転動輪を転動
部材の表面を軟質部材で覆って構成することにより、木
板床面に対して転動音を発生したり、傷付けることがな
く、また、絨毯床面に対しても走行性を良くするもので
ある。
【0011】転動部材を覆う軟質部材は、吸口の幅方向
の内側に傾いて起立するように起毛した起毛部材とする
ことにより、吸口を幅方向に移動させるときにこの起毛
部材で塵埃を掻き集めて吸い込むことができるようにす
る。
【0012】また、後縁部走行支援手段の幅方向の外側
にも幅方向に回転する転動輪を備えた補助走行支援手段
を設け、この補助走行支援手段の転動輪も転動部材の表
面を軟質部材で覆って構成することにより、木板床面に
対して転動音を発生したり、傷付けたりすることがない
ようにする。この補助走行支援手段は、前記転動輪を吸
口ベースの底面に対して進退するように設け、吸口を幅
方向に移動させようとするときに床面に当接させて移動
抵抗を軽減するようにする。
【0013】この補助走行支援手段の転動部材の表面を
覆う軟質部材も起毛部材とする。
【0014】また、本発明は、吸口ベースの底面の前後
縁部の幅方向端部に走行支援手段を設けた電気掃除機の
吸口において、前縁部走行支援手段には、転動部材の表
面を軟質部材で覆った転動輪を設け、後縁部走行支援手
段は、滑り易い素材で球面状摺動面を形成した球面摺動
部材の前記球面状摺動面の頂上部分に軟質摺動部材を設
け、この球面摺動部材を球面状摺動面を下向きにして弾
性的に首振り可能に吸口ベースに取り付けた構成とす
る。
【0015】この後縁部走行支援手段は、木板床面に対
しては、軟質摺動部材が当接して摺動し、絨毯床面に対
しては、球面摺動部材の球状摺動面が当接して摺動する
ように首振りする。
【0016】この吸口においても、軟質部材は、内側に
傾くように起立した起毛部材とする。そして、前記軟質
摺動部材は、起毛部材とする。
【0017】また、前記転動部材は、軸部と胴部を一体
的に構成し、軸部を回転自在に取り付けるようにするこ
とにより、構成部品の間の間隙を少なくして衝突音を減
少させる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図6は、本発明の電気掃除
機の吸口の第1の実施形態を示している。図1および図
2は、この第1の実施形態における吸口の縦断側面図で
あり、図1は延長管継ぎ手を水平に倒した状態を示し、
図2は延長管継ぎ手を直立させた状態を示している。図
3は、この吸口の底面図である。図4〜図6は、転動輪
を示すものであり、図4は転動部材の表面を軟質部材で
ある起毛部材で覆った転動輪の斜視図、図5は起毛状態
を示す転動輪の正面図、図6は転動輪取り付け状態を示
す斜視図である。
【0019】この吸口は、吸口ベース1の前側部に形成
した幅(横)方向に長い横長のブラシ室1aに回転自在
に収容した回転ブラシ2の下部領域を吸い込み開口1b
の外側に僅かに突出させる。ブラシ室1aの上側は、着
脱可能な吸口カバー3によって覆う。
【0020】回転ブラシ2は、回転軸の外周にナイロン
等の化学繊維または豚等の動物毛を起立させた複数条の
刷毛を螺旋状に設けて構成する。刷毛は、撥水加工処理
を行って防水性にする。
【0021】この回転ブラシ2は、回転軸の端部にエア
ータービン羽根車4を嵌着し、吸い込み空気を利用して
このエアータービン羽根車4に回転力を発生させて回転
駆動するようにする。
【0022】吸口ベース1の後側部には、横(幅)方向
の中央部に位置して延長管継ぎ手部1cを突設し、後方
に水平な状態から垂直状態まで起伏するように回動可能
に継ぎ手管5を取り付ける。この継ぎ手管5は、その先
端を延長管継ぎ手部1cの室内1dに開口させる。この
継ぎ手管5の後端には、横(幅)方向に180度の範囲
で揺動可能に延長管接続管6を接続する。延長管継ぎ手
部室1dとブラシ室1aは連通路1eによって連通す
る。
【0023】掃除機本体で発生した吸引力は、接続ホー
スと延長管(図示省略)と延長管接続管6と継ぎ手管5
を介して延長管継ぎ手部室1d内に伝達し、連通路1e
を介してブラシ室1a内の含塵空気を吸い込むと共にエ
アータービン羽根車4に作用させる空気を吸い込んで該
羽根車4に回転力を発生させる。
【0024】吸口ベース1の底面には、吸い込み開口1
bの前後位置に該吸い込み開口1bと平行に吸い込み規
制ブレード7a,7bを垂下するように取り付け、その
先端を床面に軽く接触するようにする。
【0025】また、吸口ベース1の底面には、前縁側の
吸い込み規制ブレード7aの両外側に位置するように前
後方向に回転する前縁部走行支援手段8,9を設け、後
側部に突出した延長管継ぎ手部1cの後縁部の幅方向中
央部に位置するように前後方向に回転する後縁部走行支
援手段10を設け、更に、延長管継ぎ手部1cの付け根
部に位置するように横方向に回転する補助走行支援手段
11,12を設ける。これらの走行支援手段は、吸口を
床面に沿って走行させるときに転動輪が該吸口の荷重を
支えて床面を転動して走行抵抗を軽減すると共に吸口ベ
ース1の底面と床面との間に所定の対面関係を確保する
ように機能する。
【0026】前縁部走行支援手段8の転動輪8aは、図
4および図5に示すように、軸部8bと胴部8cを一体
化した転動部材における前記胴部8cの表面を軟質部材
8dである起毛部材で覆って構成し、図6に示すよう
に、吸口ベース1の底面に起立させて形成した1対の軸
受突起1fに前記軸部8bを着脱自在に挟持するように
嵌着して回転自在に取り付けて支持する。軟質部材8d
としての起毛部材は、吸口の幅(横)方向の内側に傾い
て起立するような起毛状態とする。軟質部材8dは、胴
部8cの表面に対する静電植毛で構成することもでき
る。他側の前縁部走行支援手段9も同様に構成する。
【0027】後縁部走行支援手段10は、詳細な図示説
明は省略するが、前縁部走行支援手段8,9と同様に構
成する。転動輪は、軸部と長めの胴部を一体化した転動
部材における胴部の表面を軟質部材である起毛部材で覆
って構成し、吸口ベース1の底面に起立するように形成
した軸受突起に前記軸部を着脱可能に挟持するように嵌
着して回転自在に取り付ける。
【0028】各転動部材の胴部は、中央部を太くした鼓
胴形にして横滑りし易いようにすると良い。
【0029】補助走行支援手段11は、転動輪11aを
前述した前縁部走行支援手段8,9の転動輪と同様に構
成する。この補助走行支援手段11は、延長管継ぎ手部
室1d内に起伏可能に取り付けた転動輪取り付けレバー
11eに形成した軸受溝に軸部を回転自在に挟持するよ
うに嵌着して転動輪11aを支持し、転動輪取り付けレ
バー11eを起伏することによって、吸口ベース1の底
面に形成した転動輪進退窓1gから前記転動輪11aを
進退させるようにする。
【0030】転動輪取り付けレバー11eは、後退ばね
11fによって付勢して延長管継ぎ手部室1d内に起立
するようにすることにより転動輪11aを転動輪進退窓
1gから後退させて該延長管継ぎ手部室1d内に収容す
るようにする(図1に示す状態)。そして、継ぎ手管5
の起伏回動と連動するカム5aを設け、継ぎ手管5を略
垂直に起立させた状態では、転動輪取り付けレバー11
eをカム5aによって後退ばね11fに逆らって俯伏さ
せ、転動輪11aを転動輪進退窓1gから床面に向けて
前進させて該床面に当接することにより吸口ベース1を
持ち上げて後部走行支援手段10を床面から浮上させる
ようにする(図2に示す状態)。他側の補助走行支援手
段12も同様に構成する。
【0031】このような電気掃除機の吸口は、掃除機本
体に連なる延長管を延長管接続管6に接続して使用する
ことにより、掃除機本体で発生した吸引力を吸口の延長
管継ぎ手部室1dに伝え、ブラシ室1aおよびエアータ
ービン羽根車4に作用する空気を吸い込んで吸い込み開
口1bから空気と共に塵埃を吸い込む。そして、エアー
タービン羽根車4が回転すると回転ブラシ2が回転して
床面を摺擦するので該床面に付着した塵埃が浮上して吸
塵効率が向上する。
【0032】広い床面を清掃するときには、吸口を前後
方向に走行させる。このような吸口の走行操作は、延長
管を斜めに倒した状態で該延長管を握って行うので、カ
ム5aは、補助走行支援手段11,12の転動輪取り付
けレバー11eを解放する。従って、後退ばね11fに
付勢された転動輪取り付けレバー11eは延長管継ぎ手
部室1d内に起立するために、転動輪11aが床面から
離れて車輪進退窓1gから延長管継ぎ手部室1d内に収
まるように後退し、前縁部走行支援手段8,9と後縁部
走行支援手段10の各転動輪が床面に当接して転動する
ことにより、吸口の前後方向の走行抵抗を軽減する。
【0033】各転動輪は、図示説明した転動輪8aのよ
うに、軟質部材8dである起毛部材によって覆われてい
るので、木板床面を転動しても転動音を発生することが
なく、また、床面を傷付けることもない。そして、絨毯
床面に対しても、転動輪が転動するので、吸口の走行抵
抗の増加が軽減する。
【0034】また、各転動輪は、軸部と胴部を一体化し
た転動部材を使用しているので、吸口を床面に置いたり
持ち上げたりするときに部品の相対移動により発生する
部品衝突音が低減する。
【0035】吸口を幅(横)方向に走行させるような使
用状態では、延長管を垂直に起立させることにより、継
ぎ手管5を略垂直起立状態にして補助走行支援手段1
1,12の転動輪取り付けレバー11eをカム5aによ
って後退ばね11fに逆らって俯伏させ、転動輪11a
を転動輪進退窓1gから床面に向けて前進させて該床面
に当接することにより吸口ベース1を持ち上げて後縁部
走行支援手段10を床面から浮上させるようにする(図
2に示す状態)。この状態では、吸口は、補助走行支援
手段11,12に支持されて横方向に走行し易くなる。
そこで、延長管を延長管接続管6を回動させて横方向に
斜めに倒して吸口の横方向に押したり引いたりすること
により、補助走行支援手段11,12の転動輪が転動す
ることにより吸口の横方向の走行抵抗が小さくなり、操
作が容易になる。このとき、前縁部走行支援手段8,9
の各転動輪は、軸方向の移動となるので床面を摺動す
る。
【0036】前縁部走行支援手段8,9の転動輪の表面
を覆っている軟質部材の起毛は、吸口ベース1の幅方向
内側を向くように傾けて起立させているので、このよう
に転動輪を摺動させると、床面の塵埃が起毛に掻き集め
られ、吸口ベース1の底面の外周から吸い込み開口1b
に向かって該底面に沿って流れ込む吸い込み空気に乗っ
て該吸い込み開口1bに吸い込まれる。
【0037】特に、吸口ベース1の前縁部側の吸い込み
規制ブレード7aの両外側部に位置する前縁部走行支援
手段8,9の取り付け部周囲の吸口ベース1の底面を凹
ませて吸い込み開口1bから該吸口ベース1の外周縁に
連なる吸い込み風路を形成するように構成することによ
り、前縁部走行支援手段8,9の転動輪はこの吸い込み
風路内に突出するように位置することになるので、吸口
を横方向に走行させることにより床面を摺動する転動輪
に内側方向に傾いて起立した起毛で掻き集めた塵埃をこ
の吸い込み風路を流れる吸い込み空気によって効率良く
吸い込み開口1bに吸い込むことができるようになる。
【0038】従って、吸口の前縁を壁際に沿わせて横方
向に移動させることにより、壁際まで効率良く清掃する
ことができるようになる。
【0039】図7〜図10は、本発明の電気掃除機の吸
口の第2の実施形態を示している。図7は、この第2の
実施形態における吸口の底面図である。図8〜図10
は、後縁両端部の走行支援手段を示すもので、図8は底
面図、図9は縦断側面図、図10は木板床面走行状態説
明図(a)と絨毯床面走行状態説明図(b)である。な
お、前述した第1の実施形態における吸口の構成部品に
相応する部品には同一参照符号を付して重複する説明を
省略し、または、図示説明を省略する。
【0040】この吸口は、吸口ベース1の底面に取り付
けて該吸口ベース1の走行抵抗を軽減するように支援す
る走行支援手段として、前縁両端部の前縁部走行支援手
段8,9は、第1の実施形態と同様に、転動部材の表面
を軟質部材で覆った転動輪を使用する。そして、後縁両
端部の後縁部走行支援手段13,14は、滑り易い素材
で半球面状の摺動面を形成した球面摺動部材13aと、
この球面摺動部材13aの半球面状摺動面の頂上部分に
設けた軟質摺動部材13bと、前記球面摺動部材13b
を半球面状摺動面を下向きにして弾性的に首振り可能に
吸口ベース1の底面に取り付ける弾性部材13cと取り
付け具13dによって構成する。球面摺動部材13a
は、摺動面が略同心軌道に沿って移動するような首振り
を行うように弾性部材13cに取り付け、この球面摺動
部材13aの首振り動作によって吸口ベース1の支持高
さが変動するのを軽減する。
【0041】軟質摺動部材13bにはフェルト等の起毛
部材を使用し、弾性部材13cにはゴムやばねを使用す
る。また、取り付け具13dは、吸口ベース1の底面に
起立するように接着やねじ止めによって固着する。
【0042】このような吸口は、木板床面上を走行させ
るときには、後縁部走行支援手段13,14は、図10
(a)に示すように、球面摺動部材13aの半球面状摺
動面の頂上部分に設けた軟質摺動部材13bが床面を小
さい摺動抵抗で摺動して走行を支援する。しかしなが
ら、絨毯床面を走行させるときには、軟質摺動部材13
bと床面の摺動抵抗が大きくなるので、図10(b)に
示すように、弾性部材13cが屈曲して球面摺動部材1
3aが首振りすることにより滑り易い半球形状摺動面が
床面を摺動するように傾くので、摺動(走行)抵抗の増
加が抑制される。しかも、球面摺動部材13aは、半球
面状摺動面が略同心軌道に沿って移動するような首振り
を行うようにしているので、球面摺動部材13aの首振
り動作によって吸口ベース1の支持高さが変動するのを
抑制する。
【0043】
【発明の効果】本発明は、吸口ベースの底面の前縁部の
幅方向両端部に設けた前縁部走行支援手段の前後方向に
回転する転動輪を転動部材の表面を軟質部材で覆って構
成したことにより、木板床面に対して転動音を発生した
り、傷付けることなく、また、絨毯床面に対しても走行
性が良い電気掃除機の吸口とすることができる。
【0044】また、本発明は、軸部と胴部を一体化した
転動部材における前記胴部の表面を軟質部材で覆って構
成した転動輪の前記軸部を回転自在に取り付けるように
したので、吸口を床面に置いたり持ち上げたりするとき
に、構成部品の相対移動によって発生する部品衝突音を
低減することができる。
【0045】また、本発明は、転動輪の表面を構成する
軟質部材を内側に傾くように起立した起毛部材としたこ
とにより、吸口を幅方向に移動させるときに摺動して塵
埃を掻き集めて吸い込み開口に吸い込ませて塵埃吸い込
み効率を向上させることができる。
【0046】また、本発明は、滑り易い素材で球面状摺
動面を形成した球面摺動部材の球面状摺動面の頂上部分
に軟質摺動部材を設け、球面状摺動面を下向きにして弾
性的に首振り可能に吸口ベースに取り付けて後縁部走行
支援手段としたことにより、木板床面に対して転動音を
発生したり、傷付けることなく、また、絨毯床面に対し
ても走行性が良い電気掃除機の吸口とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における電気掃除機の
吸口の縦断側面図であり、延長管継ぎ手を水平に倒した
状態を示す。
【図2】本発明の第1の実施形態における電気掃除機の
吸口の縦断側面図であり、延長管継ぎ手を直立させた状
態を示す。
【図3】本発明の第1の実施形態における電気掃除機の
吸口の底面図である。
【図4】第1の実施形態における走行支援手段の転動輪
の斜視図である。
【図5】第1の実施形態における走行支援手段の転動輪
の起毛状態を示す正面図である。
【図6】第1の実施形態における走行支援手段の転動輪
取り付け状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における電気掃除機の
吸口の底面図である。
【図8】第2の実施形態における走行支援手段の底面図
である。
【図9】第2の実施形態における走行支援手段の縦断側
面図である。
【図10】第2の実施形態における走行支援手段の木板
床面走行状態説明図(a)と絨毯床面走行状態説明図
(b)である。
【符号の説明】
1…吸口ベース、1a…ブラシ室、1b…吸い込み開
口、2…回転ブラシ、4…エアータービン羽根車、8,
9…前縁部走行支援手段、8a…転動輪、8b…軸部、
8c…胴部、8d…軟質部材、10…後縁部走行支援手
段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸口ベースの底面の前縁部の幅方向両端部
    および後縁部に前後方向に回転する転動輪を備えた走行
    支援手段を設けた電気掃除機の吸口において、 前縁部走行支援手段の転動輪は、転動部材の表面を軟質
    部材で覆って構成したことを特徴とする電気掃除機の吸
    口。
  2. 【請求項2】請求項1において、転動部材を覆う軟質部
    材は、吸口の幅方向の内側に傾いて起立するように起毛
    した起毛部材としたことを特徴とする電気掃除機の吸
    口。
  3. 【請求項3】請求項1において、後縁部走行支援手段の
    幅方向の外側に幅方向に回転する転動輪を備えた補助走
    行支援手段を設け、この補助走行支援手段の転動輪も転
    動部材の表面を軟質部材で覆って構成したことを特徴と
    する電気掃除機の吸口。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記補助走行支援手段
    は、前記転動輪を吸口ベースの底面に対して進退するよ
    うに設けたことを特徴とする電気掃除機の吸口。
  5. 【請求項5】請求項3または4において、前記補助走行
    支援手段の転動部材の表面を覆う軟質部材を起毛部材と
    したことを特徴とする電気掃除機の吸口。
  6. 【請求項6】吸口ベースの底面の前後縁部の幅方向端部
    に走行支援手段を設けた電気掃除機の吸口において、 前縁部走行支援手段は、転動部材の表面を軟質部材で覆
    った転動輪を備え、 後縁部走行支援手段は、滑り易い素材で球面状摺動面を
    形成した球面摺動部材と、この球面摺動部材の球面状摺
    動面の頂上部分に設けた軟質摺動部材を備え、前記球面
    摺動部材は球面状摺動面を下向きにして弾性的に首振り
    可能に吸口ベースに取り付けたことを特徴とする電気掃
    除機の吸口。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記軟質部材は、内側
    に傾くように起立した起毛部材としたことを特徴とする
    電気掃除機の吸口。
  8. 【請求項8】請求項6において、前記軟質摺動部材は、
    起毛部材としたことを特徴とする電気掃除機の吸口。
  9. 【請求項9】請求項1〜8の1項において、前記転動部
    材は、軸部と胴部を一体的に構成し、軸部を回転自在に
    取り付けるようにしたことを特徴とする電気掃除機の吸
    口。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2469459A (en) * 2009-04-14 2010-10-20 Dyson Technology Ltd A cleaner head for a cleaning appliance with hemispherical support members
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