JP2010075471A - 電気掃除機 - Google Patents

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隆志 福村
Keiichi Fujimori
恵一 藤森
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Abstract

【課題】電気掃除機を収納する際に、ホースを掃除機本体から垂れ下がることなく巻き付けることができる電気掃除機を提供すること。
【解決手段】電気掃除機1は、吸引用電動機3および集塵部4を有すると共に、ホース接続部21を備えた掃除機本体2と、基端部51にホース接続部21に嵌合するホース継手部52を備え、先端部53にフック54を有するホース手元部55を備えたホース5と、を備えている。電気掃除機1の不使用時には、掃除機本体2は、後面部2aを床面に対向配置して起立配置し、ホース5は、ホース継手部52をホース接続部21に接続し、フック54をホース継手部52に設けた係止部6に係止させて収納する。掃除機本体2は、外周面2bに沿って延設されたホース係合溝2cを有する。ホース5は、ホース係合溝2cに係合させ掃除機本体2の外周面2bに巻き付けて支持させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気掃除機に関し、特に、ホースおよび延長管を掃除機本体に装着した状態で縦置きに起立配置した状態に収納できる電気掃除機に関する。
近年、掃除作業の簡略化や、狭い住居スペース等の理由から、電気掃除機を収納する際に、電気掃除機を押入れに収納せずに、室内の見える場所に縦置き状態で起立配置させておく使用者が増えている。このような室内に収納して置く電気掃除機としては、例えば、掃除機本体にホースを巻き付けた状態で、掃除機本体を縦置きにして置くことが可能な電気掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されているような電気掃除機では、ゴミや塵埃等を吸い込む吸込口がある吸込口体を装着した延長管と、ホースと一体の手元操作管とを分離して、延長管を垂直に立てた状態で起立配置の掃除機本体に係止し、ホースを掃除機本体の周囲に巻き付けるようにして、その先端部の係合フックを基端部の係止溝に係止させている。ホースは、掃除機本体に巻き付ける際に、ホースの中間部を、掃除機本体の外周面から突出したホース押え部と、床面との間に挟持されるように巻き受けている。
特開2007−202789号公報(請求項1、図2および図4参照)
しかしながら、前記特許文献1に記載された電気掃除機では、ホースの先端部のフックを、掃除機本体に固定されたホースの基端部側の係止溝に引っ掛ける際に、係止溝が一点に限定されているので、フックを多方向から係止溝に引っ掛けることができない。このため、このような電気掃除機では、ホースの先端部のフックを掃除機本体側に係止する際に、そのフックを、常に、限定された1つ方向から同じ状態で係止溝に引っ掛けることが要求されて、必ず同じ動作で係止させなければならず、自由度がなく、引っ掛け難いという問題点があった。
このため、フックが取り付けられたホースは、常に、定められた一定の方向からしか掃除機本体に巻き付けることしかできず、巻き付ける際に、自由度がなく、使い勝手が悪いという問題点があった。
その結果、従来の電気掃除機のホースは、捩れたときにはフックを係止溝に係止し難いという問題点があった。
また、前記電気掃除機のホースは、ゆったりと円を描くように弛ませた状態で、ホースの中間部を掃除機本体から突出したホース押えに一点支持させているので、外れ易いという問題点があった。
さらに、ホースがホース押えから外れた電気掃除機や、ホースが弛んだ状態の電気掃除機は、ホースが垂れ下がった状態で収納されるため、見た目が悪いという問題点があった。
そこで、本発明は、前記従来技術の問題点を解消すべく創案されたものであり、電気掃除機を収納する際に、ホースを掃除機本体から垂れ下がることなく巻き付けることができる電気掃除機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る電気掃除機は、吸引用電動機および集塵部を内設し、ホース接続部を有する掃除機本体と、基端部に、前記ホース接続部に嵌合するホース継手部を備え、先端部に、フックを有するホース手元部を備えたホースと、を具備し、電気掃除機の不使用時に、前記掃除機本体は、後面部を床面に対向配置して当該掃除機本体を起立配置し、前記ホースは、前記ホース継手部を前記ホース接続部に接続し、前記フックを前記ホース継手部に設けた係止部に係止させて収納する電気掃除機であって、前記掃除機本体は、この掃除機本体の外周面に沿って延設されたホース係合溝を有し、前記ホースは、前記ホース係合溝に係合させ前記掃除機本体の外周面に巻き付けて支持させることを特徴とする。
かかる構成によれば、掃除機本体は、この掃除機本体の外周面に沿って延設されたホース係合溝を有し、ホースが、そのホース係合溝に係合されて掃除機本体の外周面に巻き付けて支持されることによって、電気掃除機を収納する際に、ホースを掃除機本体から垂れ下がることなく巻き付けることができる。このため、電気掃除機を立てた状態に部屋内等に収納した場合に、ホースが、掃除機本体の外周面に密着するように沿って巻き付けられて、ぐら付くことなく係止されるので、見映えを向上させることができる。
また、前記係止部は、前記ホース継手部の外周部に取り付けられる取付部と、前記取付部の外周側に空間を介して設置されて前記フックが掛止される掛止部と、前記取付部と前記掛止部を連結した連結部と、を有することが好ましい。
かかる構成によれば、ホースの先端のフックを掃除機本体の全周方向から係止部に係止させることが可能となる。
なお、前記取付部は、略C字状に形成されて、その一端部に凸部、その他端部に前記凸部が係合する連結溝を有すると共に、内面側に、前記ホース継手部の外周部に形成されたストッパに係合する移動防止部を有することが好ましい。
また、前記ホース係合溝内には、吸引用電動機によって吸引した外気が排出される排気孔が穿設されていることが好ましい。
前記掃除機本体は、この掃除機本体を起立させたときに、床面に当接して起立状態を維持すると共に、前記ホースを支持する支持突起が、前記ホース係合溝に隣接して設置されていることが好ましい。
さらにまた、前記掃除機本体には、前記ホース係合溝の縁に沿って略半円状に形成された取手が回動可能に配置され、前記ホース係合溝の前記縁には、隣接した前記取手に指を掛けることが可能な切欠部が形成されていることが好ましい。
本発明に係る電気掃除機によれば、電気掃除機を収納する際に、ホースを掃除機本体から垂れ下がることなく巻き付けることができる。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の収納状態を示す正面図である。図2は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体を示す正面図である。図3は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体を示す後部斜視図である。図4は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体の後部を示す背面図である。
なお、掃除機本体2は、配置状態によって上下左右方向の向きが変化するが、便宜上、ホース接続部21がある側を前、その反対側を後、蓋体23がある側を上、車輪25,25がある側を左右として説明する。
≪電気掃除機の構成≫
図1に示すように、電気掃除機1は、ゴミや塵埃等(以下、単に「塵埃」という。)を、掃除機本体2内に設けた吸引用電動機3による送風を利用した吸引力で吸込口体(図示省略)から延長管7およびホース5を介して掃除機本体2内の集塵部4に収集する装置である。この電気掃除機1は、それぞれ後記する掃除機本体2と、吸引用電動機3と、集塵部4と、ホース5と、フック54と、係止部6と、延長管7と、吸込口体(図示省略)と、を主に備えている。電気掃除機1は、この電気掃除機1の不使用時に、掃除機本体2の後面部2aを床面に対向配置して掃除機本体2を起立配置して、ホース5が、基端部51のホース継手部52をホース接続部21に接続した状態で、掃除機本体2の外周面2bに巻き付けて、先端部53のフック54をホース継手部52に設けた係止部6に係止させた状態に収納することができるようになっている。
≪掃除機本体の構成≫
図1に示すように、掃除機本体2は、吸引用電動機3および集塵部4を内設して、ホース5の基端部51が取り付けられるホース継手部52と、ホース5が巻き付けられる外周面2bと、を有する本体ケース2Aから主に形成されている。掃除機本体2には、それぞれ後記する本体ケース2Aと、ホース接続部21と、支持突起22(図3参照)と、蓋体23と、取手24と、車輪25,25と、電源コード(図示省略)と、が備えられている。この掃除機本体2は、後面部2aを床面に対向配置させて起立した状態に配置させることが可能になっている。つまり、掃除機本体2は、その起立状態にした際に、床面に当接して起立状態を維持するための支持突起22と、左右一対の車輪25,25とで三点支持されるようになっている。
<本体ケースの構成>
前記本体ケース2Aには、後面部2aの外周面2bに、切欠部2e(図3参照)を有するホース係合溝2c(図3および図4参照)と、支持突起22と、が形成され、後面部2a寄りの左右側面に車輪25,25が配置され、前面部2fに、ホース接続部21が形成されている。さらに、本体ケース2Aの平面側には、集塵部4を開閉する蓋体23と取手24とが、それぞれ回動可能に設けられている。
<ホース係合溝の構成>
図1に示すように、前記ホース係合溝2cは、ホース5の基端部51のホース継手部52をホース接続部21に接続し、ホース5の先端部53のフック54をホース継手部52に設けた係止部6に係止させて電気掃除機1を収納する際に、ホース5を掃除機本体2の外周面2bに巻き付けた状態に保持するための溝である。図2〜図4に示すように、ホース係合溝2cは、掃除機本体2の右側側面中央部から後面部2aを介して左側側面中央部にわたって、平面視して略U字状に形成された断面円弧状の溝である。換言すると、ホース係合溝2cは、掃除機本体2の外周面2bに沿って延設されて、ホース5が掃除機本体2の外周面2bに巻き付いた状態に支持されるように、ガイドする溝である。
<排気孔の構成>
図2〜図4に示すように、排気孔2gは、吸引用電動機3によって掃除機本体2内に吸引した外気が、掃除機本体2外に排出される孔であり、前記ホース係合溝2c内に網状に多数穿設されている。なお、排気孔2gは、電気掃除機1を使用しない場合に、ホース5がホース係合溝2cに係合されることによって、排気孔2gが隠蔽されて、掃除機本体2の見映えをよくすることができるようになっている。
また、図3および図4に示すように、第2排気孔2hは、例えば、その排気孔2gから支持突起22を間にして掃除機本体2の底面側方向の位置に配置されている。この第2排気孔2hは、掃除機本体2を起立状態にした際に、隠れる位置に配置されている(図2参照)。
<取手の構成>
図3および図4に示すように、取手24は、使用者が掃除機本体2を水平状態にして持ち運んだり、起立状態にさせたりする際に、手で掴むためのものである。この取手24は、ホース係合溝2cの上側の縁2dに沿って平面視して略半円状に形成されて、その両端部に設けた支軸24a,24a(図2参照)が掃除機本体2に軸支されて回動可能になっている。
<切欠部の構成>
図3および図4に示すように、切欠部2eは、使用者が、取手24を掴む際に、指を掛け易くするために形成されたものであって、ホース係合溝2cの上側の縁2dの中央部に、例えば、円弧状に切欠形成されている。使用者は、取手24を掴む際に、指先をその切欠部2eに入れて引き上げれば、掃除機本体2に被着するように設けられている取手24を容易に掴んで引き上げることが可能になっている。
<支持突起の構成>
図2〜図4に示すように、前記支持突起22は、ホース係合溝2cの底面側に隣接して設置され、ホース係合溝2cに係合したホース5をホース係合溝2cから離脱しないように支持するための突起である。さらに、この支持突起22は、掃除機本体2の後面部2aの平面側中央部から後方向に向けて突設され、掃除機本体2を起立状態に配置した際に、床面に先端面が当接して、左右の車輪25,25とで掃除機本体2の起立状態を保持する役目も果たす(図2参照)。
<車輪および車輪カバーの構成>
図2〜図4に示すように、車輪25,25は、掃除機本体2の左右側面の後部側に配置されて、回転することによって、掃除機本体2が床面上を移動し易くするためのものであり、掃除機本体2に回転自在に設けられている。
車輪カバー2iは、その車輪25,25の左右外側に配置されて、その車輪25,25を回転自在に覆うための保護部であり、本体ケース2Aに一体に形成されている。
<ホース接続部の構成>
図5は、本発明の実施形態に係る電気掃除機のホース継手部を示す前部拡大斜視図である。
図5に示すように、ホース接続部21は、ホース5の基端部51のホース継手部52が接続される部位であり、掃除機本体2の前面部2fに形成されている。
≪吸引用電動機および集塵部の構成≫
図1に戻って、吸引用電動機3は、塵埃を吸引する風を発生させるための送風機であり、掃除機本体2の後半部に内設されている。
集塵部4は、前記吸引用電動機3の吸引風によって吸い込んだ塵埃が収集される部位であり、掃除機本体2の前半部の蓋体23内に配置されている。蓋体23内は、ゴミ収集用の紙パック(図示省略)が収納されている。
≪ホースの構成≫
図1に示すように、前記ホース5は、掃除機本体2と延長管7とを接続するための管であり、例えば、伸縮性および可撓性を有する蛇腹状のものからなる。このホース5は、基端部51に、ホース接続部21に嵌合するホース継手部52および第2取手部56を備え、先端部53に、フック54を有するホース手元部55を備えている。ホース5は、前記したように、電気掃除機1の収納時に、ホース係合溝2cに係合させ掃除機本体2の外周面2bに巻き付けて支持される。
なお、ホース5の長さは、例えば、使用者がホース5の先端部53のホース手元部55を持って掃除する際に、長すぎず、短すぎない長さであって、掃除し易い適切な長さとする。
<ホース継手部の構成>
図5に示すように、ホース継手部52は、ホース5の基端部51に固定されて、その基端部51を掃除機本体2のホース接続部21に連結したり、離脱したりするための着脱部位である。ホース継手部52は、例えば、略円筒状の樹脂製部材からなる。ホース継手部52の外周部52aには、第2取手部56と、係止部6とが装着される。
ホース継手部52の外周部52aには、嵌合された前記第2取手部56をロックするためのロック部52cと、後記する係止部6の取付部61に設けた移動防止部61c(図6参照)が係合するストッパ52b(図6参照)と、が形成されている。
ロック部52cは、ホース継手部52の外周部52aに一体形成された係止爪(図示省略)を有する弾性係止片からなる。
ストッパ52b(図6参照)は、後記する取付部61の内面に突設された移動防止部61c(図6参照)が嵌合する嵌合溝からなる。
<第2取手部の構成>
図5に示すように、第2取手部56は、掃除機本体2を垂直に立てた状態で持ち運ぶ際に、手で掴む部位である。この第2取手部56は、掃除機本体2の後部に配置された前記取手24に対して反対側の位置であるホース継手部52に配置されている。第2取手部56は、ホース継手部52に嵌着される嵌着部56aと、指を挿入して掴むための長円形の把持部56bとを一体形成してなる。
<ホース手元部およびフックの構成>
図5に示すように、ホース手元部55は、電気掃除機1で掃除する際に、手で持って吸込口部を操作するための部位であり、ホース5の先端部53に設けられている。このホース手元部55には、先端に固定されたフック54と、吸引用電動機3を制御するための制御操作部(図示省略)とが設けられている。
フック54は、ホース手元部55を、後記する係止部6の掛止部62に係止させるための部材であり、側面視してコ字状に折曲形成された鉤状部材からなる。なお、この鉤状部材は、ホース手元部55とは別体に形成して、ホース手元部55に固定したものであってもよく、または、ホース手元部55に一体形成したものであってもよい。
≪係止部の構成≫
図6は、本発明の実施形態に係る電気掃除機の係止部を示す一部断面を有する平面図である。
図6に示すように、係止部6は、前記フック54が係止される掛止部62を備えた部材であり、ホース継手部52の外周部52aに嵌着される。係止部6には、それぞれ後記するバンド状の取付部61と、C字形リング状の掛止部62と、連結部63と、凸部61aと、連結溝61bと、移動防止部61cと、係止爪61d,61dとが合成樹脂によって一体形成されている。係止部6は、掛止部62がC字形リング状に形成されていることによって、前記フック54が四方八方から掛止部62に係止できるようになっている。
<取付部の構成>
図5および図6に示すように、取付部61は、係止部6をホース継手部52の外周部52aに取り付けるための部位であり、平面視して略C字状に形成されている。取付部61には、それぞれ後記する凸部61aと、連結溝61bと、移動防止部61c,61cと、係止爪61d,61dとが一体成形されている。この取付部61は、移動防止部61cをホース継手部52のストッパ52bに係合させ、係止爪61dをホース継手部52の端部に係止させた状態で、さらに、ホース継手部52の外周部52aに嵌合して、凸部61aを連結溝61bに係合することによって、ホース継手部52を抱持した状態に取り付けられる。
<凸部および連結溝の構成>
図6に示すように、前記凸部61aは、略C字状の取付部61の一端部の外面に形成された突起である。
連結溝61bは、その凸部61aに係合する溝であり、略C字状の取付部61の他端部に形成されている。
前記移動防止部61cは、ホース継手部52の外周部52aに形成されたストッパ52bに係合されて、係止部6が移動するのを防止するための部位である。移動防止部61cは、例えば、取付部61の内面の両端部寄りにそれぞれ形成された複数の突起からなる。
係止爪61dは、円筒状のホース継手部52の開口縁に係止する爪であり、略C字状のベルト状の上端の左右から中心方向に向けて、平面視して円弧状に突出形成されている。
<掛止部および連結部の構成>
掛止部62は、前記フック54が掛止される部位であり、取付部61の外周側に、連結部63および空間64を介して略C字状に配置される。
連結部63は、略円環状の取付部61と、略C字状の掛止部62とを空間64を介して等間隔に連結するための部位であり、取付部61の外周面から掛止部62の両端部と、取付部61の外周面から掛止部62の内壁面との複数個所に向けて放射状に形成されている。
≪延長管の構成≫
図1に戻って、延長管7は、ホース手元部55に連結される樹脂製の管状部材であり、先端側に、塵埃を吸引する吸い込み口となる吸込口体(図示省略)が連結される。この延長管7は、掃除機本体2の底面側に設けた係合部(図示省略)に係止フック(図示省略)を係止することによって、掃除機本体2に垂直に立てた状態で係止される。
≪電気掃除機の作用≫
次に、図1〜図6を参照して本発明の実施形態に係る電気掃除機1の作用を説明する。
例えば、電気掃除機1を利用して掃除を行った後に、その電気掃除機1を部屋の隅等に起立状態に収納する場合は、図1に示すように、まず、延長管7をホース手元部55から分離する。
次に、ホース5の基端部51のホース継手部52を、掃除機本体2のホース接続部21に接続したままの状態で、そのホース5の中間部分を掃除機本体2のホース係合溝2cに係合させて、例えば、掃除機本体2の外周面2bに右回り(時計方向回り)に巻き付けて支持させる。そして、ホース5を若干延ばすように引っ張って、フック54を係止部6の掛止部62に係止させる。
このようにして、掃除機本体2に巻き付けたホース5は、掃除機本体2の外周面2bのホース係合溝2cに係合していることによって、ホース5が揺動することなく掃除機本体2に巻き付けられて保持される。さらに、ホース5は、ホース係合溝2cに係合させると、ホース係合溝2cに隣設された支持突起22に支持されるので、掃除機本体2の底面側に離脱することが抑制される。このため、取手24を把持して掃除機本体2を移動させたり、第2取手部56を把持して、掃除機本体2を直立状態に体勢を変えたりしても、ホース5がホース係合溝2cに係合された状態に維持され、ホース5がホース係合溝2cから離脱することがない。
次に、第2取手部56に手を掛けて、掃除機本体2を図1に示す状態の起立状態にする。そして、延長管7は、吸込口体(図示省略)を下側にして、係止フックを掃除機本体2の係合部に係合させて立てた状態に支持させる。掃除機本体2を直立状態にすると、掃除機本体2は、左右の車輪25,25と、支持突起22とによって床面に三点支持されるため、安定した状態に立てることができる(図2参照)。
このとき、ホース5は、円弧状のホース係合溝2cと、支持突起22とによって支持されるので、ホース係合溝2cに係合された状態を維持することができる。
なお、掛止部62は、略円環状に形成されて四方八方の全周方向からフック54を掛止することが可能になっている。図1では、ホース5を掃除機本体2に巻き付ける1例として、ホース5を掃除機本体2の外周面2bに右回りに巻き付けた状態を示すが、図5に示すように、ホース5を左回り(反時計方向回り)に掃除機本体2の外周面2bに巻き付けても、ホース5は前記同様に保持される。つまり、フック54を掛止部62に自由な方向から掛止できることによって、ホース5を掃除機本体2に巻き付ける方向も、左右方向のどちらの方向からでも巻き付けることが可能となった。このため、ホース5を掃除機本体2の外周面2bに巻き付ける際に、左右どちらの方向からでもホース5を巻き付けて、フック54を掛止部62に掛止させることができる。
このようにして、掃除機本体2に巻き付けた状態に保持されたホース5は、図1に示す状態に部屋の隅に収納される。このように、電気掃除機1を立てた起立状態に部屋内等に収納した場合には、ホース5が掃除機本体2の外周面2bのホース係合溝2cに揺動することなく係止されると共に、さらに、ホース5を若干延ばすようにして巻き付けることによってホース5自体の伸縮する弾性力でホース係合溝2cに係合されるため、ホース5が垂れ下がることがない。このため、ホース5は、掃除機本体2の外周面2bを取り囲む長円形を描くように巻き付かられるため、電気掃除機1の見映えや外観性を向上させることができる。
また、掃除機本体2に多数設けられた排気孔2gは、電気掃除機1を収納する際に、ホース5をホース係合溝2cに係合させるより、ホース5によって隠蔽されるため、さらに、電気掃除機1の見映えや外観性を向上させることができる。
また、掛止部62は、フック54等の鉤状部材を四方八方から掛止できるので、掃除機本体2を起立配置して収納した際に、電気掃除機1以外のハタキ等のその他の掃除用具をこの掛止部62に掛けて置くこともできる。
≪変形例≫
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。
前記実施形態では、係止部6をホース継手部52に、着脱可能な状態に取り付ける場合を説明したが、係止部6は、フック54を全周方向から掛止部62に掛止できればよく、ホース継手部52に一体形成したものであっても構わない。つまり、取付部61は、ホース継手部52の外周部52aに一体に形成してもよい。
本発明の実施形態に係る電気掃除機の収納状態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体を示す後部斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体の後部を示す背面図である。 本発明の実施形態に係る電気掃除機のホース継手部を示す前部拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気掃除機の係止部を示す一部断面を有する平面図である。
符号の説明
1 電気掃除機
2 掃除機本体
2a 後面部
2b 外周面
2c ホース係合溝
2d 縁
2e 切欠部
2g 排気孔
3 吸引用電動機
4 集塵部
5 ホース
6 係止部
21 ホース接続部
22 支持突起
24 取手
51 基端部
52 ホース継手部
52a 外周部
52b ストッパ
53 先端部
54 フック
55 ホース手元部
61 取付部
61a 凸部
61b 連結溝
61c 移動防止部
62 掛止部
63 連結部
64 空間

Claims (6)

  1. 吸引用電動機および集塵部を内設し、ホース接続部を有する掃除機本体と、
    基端部に、前記ホース接続部に嵌合するホース継手部を備え、先端部に、フックを有するホース手元部を備えたホースと、を具備し、
    電気掃除機の不使用時に、前記掃除機本体は、後面部を床面に対向配置して起立配置し、
    前記ホースは、前記ホース継手部を前記ホース接続部に接続し、前記フックを前記ホース継手部に設けた係止部に係止させて収納する電気掃除機であって、
    前記掃除機本体は、この掃除機本体の外周面に沿って延設されたホース係合溝を有し、
    前記ホースは、前記ホース係合溝に係合させ前記掃除機本体の外周面に巻き付けて支持させることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記係止部は、前記ホース継手部の外周部に取り付けられる取付部と、
    前記取付部の外周側に空間を介して設置されて前記フックが掛止される掛止部と、
    前記取付部と前記掛止部を連結した連結部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記取付部は、略C字状に形成されて、その一端部に凸部を有し、その他端部に前記凸部が係合する連結溝を有すると共に、
    内面側に、前記ホース継手部の外周部に形成されたストッパに係合する移動防止部を有することを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記ホース係合溝内には、吸引用電動機によって吸引した外気が排出される排気孔が穿設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 前記掃除機本体は、この掃除機本体を起立配置させたときに床面に当接して起立状態を維持すると共に、前記ホースを支持する支持突起が、前記ホース係合溝に隣接して設置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 前記掃除機本体には、前記ホース係合溝の縁に沿って略半円状に形成された取手が回動可能に配置され、
    前記ホース係合溝の前記縁には、隣接した前記取手に指を掛けることが可能な切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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