JP5117965B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、着脱可能な延長管および吸込口体を備えた電気掃除機に関する。
電気掃除機は、延長ホースと一体の手元管、延長管および吸込口体を備えている。通常の使用時には、掃除機本体に手元管が接続され、手元管に延長管が接続され、延長管に吸込口体が接続される。これらは着脱可能とされ、外れないようにするための係止部が設けられている。手元管から延長管を外すとき、ユーザは、一方の手で延長管を持ち、他方の手で係止部を操作して、係止を解除しながら延長管を抜く。
掃除する場所に応じて、手元管に吸込口体が接続されたり、あるいは他の延長管が追加されたりする。また、狭い場所や部屋の隅を掃除するときには、吸込口体の代わりに、隙間ノズルやブラシノズルといったアタッチメントが接続される。
このとき、ユーザは、延長管から吸込口体を取り外し、代わりにアタッチメントを取り付ける。このような交換を掃除中に行うとき、ユーザは、手元管から手を離して、延長管を持ち、吸込口体を外す。ユーザは、交換のために手を持ち替えなければならない。そのため、ユーザにとって、使用性がよくない。
特許文献1に、使用性を良好にした電気掃除機が記載されている。すなわち、手元管の接続部に、延長管に対する係止部が設けられ、延長管の接続部に、吸込口体に対する係止部が設けられる。手元管の接続部に吸込口体の接続部が挿入可能とされるが、手元管の係止部と吸込口体の被係止部とは一致しない。手元管に吸込口体を接続すれば、吸込口体を使用できる。吸込口体を手元管から取り外すには、ユーザは、手元管を持ったまま、他方の手で吸込口体を持って、引き抜くだけでよく、容易に吸込口体を外すことができる。
特開平2000−262447号公報
上記の電気掃除機では、簡単に吸込口体を手元管から取り外せる構造となっている。しかし、アタッチメントを装着するとき、手元管から延長管を取り外したり、あるいは延長管から吸込口体を取り外すが、一方の手で係止部を操作しながら、他方の手で延長管あるいは吸込口体を引き抜かなければならない。依然として、片手だけでは操作できず、使い勝手がよくない。
本発明は、上記に鑑み、片手だけで容易に吸込口体や延長管を取り外すことができ、さらにアタッチメントを容易に取り付けることができる電気掃除機の提供を目的とする。
本発明は、掃除機本体に着脱可能に接続された手元管と、手元管の先端側に着脱可能に接続された延長管と、延長管の先端側に着脱可能に接続された吸込口体とを備え、手元管の先端側に雄型接続部が設けられ、延長管の後端側に雌型接続部、先端側に雄型接続部が設けられ、吸込口体の後端側に雌型接続部が設けられたものである。雌型接続部に雄型接続部が差し込まれて両者が係止され、雌型接続部に、この係止を解除する操作体が設けられ、操作体が操作されると、雄型接続部と雌型接続部とが離脱可能とされる。
延長管あるいは吸込口体を取り外すとき、延長管あるいは吸込口体を持ちながら、操作体を操作することができる。すなわち、掃除中、片手で手元管を持ちながら、もう一方の手で延長管あるいは吸込口体を取り外す操作を行える。このように、楽に延長管あるいは吸込口体の着脱を行うことができる。
手元管あるいは延長管に接続されるアタッチメントを備え、アタッチメントの後端側に操作体を有する雌型接続部が設けられ、アタッチメントは、手元管あるいは延長管に嵌められる。同様に、アタッチメントの着脱も片手で行える。アタッチメントの先端側は、後端側よりも小径とされ、先端側に、他の小径アタッチメントが差し込まれる。
雌型接続部は、外パイプと内パイプを有する2重管とされ、雄型接続部は、外パイプと内パイプとの間に嵌め込まれる。雄型接続部は、雌型接続部の外パイプよりも小径となるが、雌型接続部に雄型接続部を差し込んだとき、雌型接続部の内部では、雄型接続部は内パイプに被さるので、吸い込んだ空気が雄型接続部と雌型接続部との隙間から洩れることはない。
手元管の先端側および延長管の先端側が伸縮可能とされる。手元管、延長管および吸込口体を1本に接続したとき、先端側に設けられた伸縮させるための伸縮部と、後端側に設けられる操作体とが近接する。各管を接続して、1本の吸込管として見たとき、操作する部分がまとまって配置されることにない、美観がよくなる。また、取り外すときや伸ばすとき、手元管から手を離さずに、延長管や吸込口体を持って操作することになり、操作性がよくなる。
本発明によると、延長管を持ちながら手元管から取り外したり、吸込口体を持ちながら延長管から取り外すことができ、片手で容易に取り外せる。同様に、アタッチメントも片手で延長管などに着脱することができる。したがって、掃除しながら着脱することができ、着脱する度に掃除を中断する必要がなくなり、使い勝手がよくなる。
本実施形態の電気掃除機の吸込管を図1〜3に示す。吸込管は、図示しない掃除機本体に接続され、手元管1、延長管2、吸込口体3から構成される。手元管1は、掃除機本体に延長ホースを介して着脱可能に接続され、延長管2は、手元管1に着脱可能に接続され、吸込口体3は、延長管2に着脱可能に接続される。また、電気掃除機は、手元管1あるいは延長管2に接続可能なアタッチメント4を備えている。使用していないアタッチメント4は、手元管1に着脱可能に取り付けられる。なお、手元管1に直接吸込口体3を接続することも可能である。
移動自在な掃除機本体には、ファンやモータ等を有する負圧発生機、サイクロン式等の集塵機などが内装される。負圧発生機により発生した負圧により、塵埃は、吸込口体3から吸引され、吸込管を通って、集塵機に溜められる。
手元管1は、図4、5に示すように、把持パイプ10と、先端パイプ11とからなる。真っ直ぐな筒状の把持パイプ10には、自在パイプ12が内装され、自在パイプ12にフレキシブルな延長ホースが接続される。把持パイプ10の外面には、操作スイッチ13を備えたハンドル部14が設けられる。ハンドル部14は、後端寄りに位置して、後端側に向かって突出して形成される。
先端パイプ11は、把持パイプ10の先端側に設けられ、先端パイプ11の外径は、把持パイプ10の先端側の内径より小とされる。先端パイプ11は、把持パイプ10に挿入され、把持パイプ10に対してスライド自在とされる。したがって、手元管1は伸縮可能とされる。また、先端パイプ11の先端は斜めにカットされ、吸込用のノズルとして利用できる。
手元管1には、先端パイプ11の突出長さを調整する伸縮部15が設けられる。伸縮部15は、先端パイプ11の外周に形成された凹み16と、この凹み16に係合する係合体17とから構成される。複数の凹み16が先端パイプ11の軸方向に等間隔に形成される。軸方向は、吸込管を構成する各管の中心軸と平行な方向である。
係合体17は、把持パイプ10の外周に設けられ、揺動自在に支持される。把持パイプ10に貫通孔が形成され、係合体17の先端が、貫通孔を通じて把持パイプ10の内面側に出没して、先端パイプ11の外周に当接可能とされる。係合体17が先端パイプ11に当接するように、係合体17はばねによって付勢される。ばねの付勢力により、係合体17が凹み16に係合して、先端パイプ11のスライドが規制される。
係合体17の後端側に、伸縮ボタン18が一体的に形成される。係合体17は、手元カバー19によって覆われているが、伸縮ボタン18は、手元カバー19から外部に露出している。伸縮ボタン18は、ばねの付勢力により、常に持ち上げられている。
ユーザが伸縮ボタン18を押すと、係合体17が回動して、係合体17が凹み16から離れ、先端パイプ11はスライド可能となる。先端パイプ11の位置を変えることにより、多段階に先端パイプ11の突出長さを調整できる。先端パイプ11の先端側に、ストッパ20が突出して形成され、先端パイプ11を縮めたとき、把持パイプ10の先端にストッパ20が当接する。これにより、先端パイプ11が把持パイプ10に入り込むことが阻止される。
なお、先端パイプ11の外周面に、軸線方向に平行な複数の突条21が形成され、把持パイプ10の内周面に溝が形成される。突条21が溝に嵌りながら、先端パイプ11はスライドする。そのため、先端パイプ11は回転することはなく、係合体17が確実に凹み16に嵌り込む。
延長管2は、図6,7に示すように、接続パイプ25とこれより先端側に位置する先端パイプ26とからなる。この先端パイプ26は、手元管1の先端パイプ11と同じ構造である。接続パイプ25の内径は、先端パイプ26の外径より大とされ、先端パイプ26が接続パイプ25に挿入され、先端パイプ26は接続パイプ25に対してスライド自在とされる。したがって、延長管2は伸縮可能とされる。
延長管2にも、上記と同様の伸縮部15が設けられる。接続パイプ25に設けられた係合体17が先端パイプ26の凹み16に係合され、先端パイプ26が伸びた状態あるいは縮んだ状態で保持される。伸縮ボタン18の操作により、先端パイプ26はスライド可能となり、突出長さを調整できる。
そして、手元管1の先端側が、延長管2の後端側に嵌め込まれ、両管1,2は抜けないように接続される。すなわち、図8に示すように、手元管1の先端側に、雄型接続部30が設けられ、延長管2の後端側に、雌型接続部31が設けられ、雄型接続部30が雌型接続部31に差し込まれる。そして、雄型接続部30と雌型接続部31とを係止する係止部32が設けられる。
先端パイプ11のストッパ20よりも先端側に、リブ33が円周方向に突設される。このリブ33から先端までが雄型接続部30とされる。雄型接続部30における先端パイプ11の外周面に、1つの凹み34が形成される。
接続パイプ25の後端側は先端側に比べて少し大径に形成され、この大径部分が雌型接続部31とされる。雌型接続部31は、2重管構造とされ、大径の外パイプ35と、外パイプ35の内側に位置する内パイプ36とを有する。内パイプ36は、接続パイプ25の先端側よりも小径とされる。内パイプ36の後端は、外パイプ35の後端よりも先端寄りに位置して、内パイプ36は、接続パイプ25の内周面と連なる。
そして、雌型接続部31は雄型接続部30よりも大径とされ、雄型接続部30が雌型接続部31に挿入可能となる。すなわち、先端パイプ11の外径は、外パイプ35の内径より小とされ、かつ先端パイプ11の内径は内パイプ36の外径より大とされる。これにより、先端パイプ11の先端は、外パイプ35と内パイプ36との間に挿入可能となる。雄型接続部30が雌型接続部31に嵌め込まれたとき、雄型接続部30は内パイプ36の外周を覆うので、吸い込まれた空気が通過するとき、この接続箇所から漏れることはない。
外パイプ35の外周に、係止体37が設けられ、係止体37は揺動自在に支持される。外パイプ35に貫通孔が形成され、係止体37の先端が、貫通孔を通じて外パイプ35の内面側に出没して、先端パイプ11の外周に当接可能とされる。係止体37が先端パイプ11に当接するように、係止体37はばねによって付勢される。この付勢力により、係止体37が先端パイプ11の凹み34に係合して、先端パイプ11の抜け止めとなる。
係止体37の後端側に、操作ボタン38が一体的に形成される。係止体37は、カバーによって覆われているが、操作ボタン38は、カバー39から外部に露出している。操作ボタン38は、ばねの付勢力により、常に持ち上げられている。係止体37および凹み34によって、係止部32が構成される。そして、操作ボタン38が、雄型接続部30と雌型接続部31との係止を解除する操作体である。係止体37は、雌型接続部31に組み込まれている。
ユーザが操作ボタン38を押すと、係止体37が回動して、係止体37が凹み34から離れ、先端パイプ11に対する係止が解除される。先端パイプ11は離脱可能となり、延長管2から手元管1の先端パイプ11を抜くことができる。
先端パイプ11の先端側の外周面に、軸線方向に平行な複数の突条40が形成され、外パイプ35の内周面に、各突条40に対応して複数の溝が形成される。突条40が溝に嵌りながら、先端パイプ11はスライドするので、先端パイプ11の回転が規制される。複数の突条40のうち、1つの中央突条41は、係止体37の延長線上に位置して、先端パイプ11の先端からリブ33まで長くかつ幅広に形成される。中央突条41の一部が切り欠かれて、凹み34とされる。
手元管1の先端パイプ11を延長管2の接続パイプ25に差し込んだとき、中央突条41が係止体37の先端に当接して、中央突条41が係止体37を押し上げる。先端パイプ11のリブ33が接続パイプ26の後端に当接したとき、係止体37が凹み34に入り込む。
また、先端パイプ11のリブ33の先端側に、立壁42が形成され、延長管2の接続パイプ25の後端に、受壁43が形成される。受壁43は、凹んでおり、立壁42が嵌るようになっている。先端パイプ11が接続パイプ25に係止されたとき、立壁42が受壁43に当接して嵌り込む。これにより、延長管2と手元管1とを接続したとき、両管1,2の回転が規制され、使用時における両管1,2のがたつきを防止できる。
延長管2の先端側には、手元管1と同様の雄型接続部30が設けられている。すなわち、延長管2の先端パイプ26の構造は、手元管1の先端パイプ11と同じ構造であり、吸込口体3の後端側に雌型接続部31が設けられ、先端パイプ26が差し込まれる。
吸込口体3は、図9に示すように、吸込口本体50と、回動パイプ51と、連結パイプ52とを有する。吸込口本体50の底面に吸込口53が形成され、吸込口本体50に回転ブラシ54が内装される。回動パイプ51は、吸込口本体50に回動自在に支持され、床面に対する角度が可変される。連結パイプ52は、回動パイプ51に回動自在に支持され、軸線周りに連結パイプ52は回転する。
連結パイプ52の構造は、図10に示すように、接続パイプ25の後端側の構造と同じである。すなわち、連結パイプ52に、雌型接続部31が設けられる。連結パイプ52は、内パイプ36を備えた外パイプ35とされ、係止部32の係止体37を有する。内パイプ36は回動パイプ51に連通される。連結パイプ52に、延長管2の先端パイプ26あるいは手元管1の先端パイプ11が差し込まれると、先端パイプ11,26が連結パイプ52に係止される。操作ボタン38の操作により、この係止が解除され、吸込口体3から延長管2あるいは手元管1を引き抜くことができる。
電気掃除機の使用時において、図1に示すように、ハンドル部14は上側に出っ張った状態となる。そして、ハンドル部14の延長線に沿って、手元管1の伸縮ボタン18、延長管2の操作ボタン38および伸縮ボタン18、吸込口体3の操作ボタン38が一列に並び、各ボタン18,38は、ユーザから見える上側に位置する。
本電気掃除機において使用されるアタッチメント4は、他のアタッチメントを延長管2あるいは手元管1に接続するために用いられる。他のアタッチメントは、延長管2や手元管1の先端パイプ11,26よりも小径の隙間ノズル、ブラシノズル、延長管といった小径アタッチメントである。
本アタッチメント4は、図11〜14に示すように、短いパイプである。アタッチメント4の先端側は2重管とされ、内パイプ60が形成される。アタッチメント4の後端側の内径は、延長管2の接続パイプ25の内径と同じである。内パイプ60の外径は、先端パイプ11,26の内径より小とされる。したがって、内パイプ60に小径アタッチメントを差し込むことができる。
アタッチメント4の後端側には、雌型接続部31が設けられ、アタッチメント4の外周面に係止体37が設けられる。係止体37は、上側に位置する。係止体37を組み込んだ雌型接続部31の構造は上記のものと同じである。
ただし、係止体37は、カバーに覆われず、外部に露出している。そして、係止体37は、アタッチメント4の外周面において、上側に位置し、軸61周りに回動自在に支持される。係止体37の先端が、アタッチメント4の貫通孔を通じて内面側に出没し、係止体37が先端パイプ11,26に当接するように、係止体37はばねによって付勢される。この付勢力により、係止体37が先端パイプ11,26の凹み34に係合して、先端パイプ11,26の抜け止めとなる。
延長管2あるいは手元管1の先端パイプ11,26がアタッチメント4に差し込まれると、係止体37により先端パイプ11,26が係止され、アタッチメント4が延長管2あるいは手元管1に接続される。そして、アタッチメント4の先端側に小径アタッチメントが差し込まれて接続される。これにより、小径アタッチメントが本電気掃除機で使用可能となる。操作ボタン38が押されると、係止が解除され、アタッチメント4を抜くことができる。
図11,14に示すように、アタッチメント4の先端には、円周方向に多数の孔62が形成されている。これらの孔62に、図示しない毛が植えられ、アタッチメント4の先端側がブラシノズルとなる。したがって、このアタッチメント4は、他のアタッチメントを接続するだけでなく、吸込用のノズルとしても兼用できる。
アタッチメント4は、図15に示すように、手元管1の軸方向に対してハンドル部14よりも先端側に着脱可能に取り付けられる。アタッチメント4が取り付けられたとき、アタッチメント4の後端がハンドル部14に対向する。手元管1に、アタッチメント4を固定するための取付部70が設けられ、アタッチメント4に、取付部70に固定されるガイド部71が設けられる。
取付部70は、把持パイプ10を覆う手元カバー19上に設けられ、ハンドル部14の立ち上がり部分の先端側に位置する。取付部70は、図4,5に示すように、手元カバー19から一段盛り上がって形成されたレール72によって構成される。レール72は、手元管1の軸方向に沿って形成される。レール72は、ハンドル部14の延長線上に位置する。レール72の後端側および先端側に、スライドしてきたアタッチメント4に当接する突起がそれぞれ形成される。後端側の突起が位置決め用のストッパ73とされる。先端側の突起が抜け止め用のブロック74とされる。
図12に示すように、アタッチメント4の後端側の一部が切り欠かれている。切欠75は、後端側の外周面の下側を内パイプ60に達する位置まで切り欠いて形成される。この切欠75に連なるように、ガイド部71が下側の外周面に形成される。ガイド部71は、下側の外周面を先端側まで切り欠いた溝状に形成される。レール72に溝が嵌るように、ガイド部71は取付部70に対してスライドする。
アタッチメント4の切欠75の先端側の端面がストッパ73に当接し、アタッチメント4が位置決めされる。このとき、ガイド部71の先端側、すなわちアタッチメント4の先端側の端面がブロック74に当接する。ガイド部71は、取付部70のレール72を両側から挟み込むとともに、ストッパ73とブロック74との間に嵌り込む。ガイド部71は、レール72により上下方向に、かつブロック74により手元管1の軸方向に保持される。アタッチメント4を手元管1から取り外すには、アタッチメント4の先端側に上方向の力を掛けつつ、手元管1の軸方向の先端側に向けてスライドさせる。したがって、アタッチメント4は簡単に離れないように手元管1に固定されることになる。
また、アタッチメント4を取り付けるとき、レール72にガイド部71が嵌るように軸線方向の後端側に向かってアタッチメント4をスライドさせる。このとき、ガイド部71の外周面がブロック74に接触して、アタッチメント4が少し持ち上げられながらスライドする。ガイド部71がブロック74を通り過ぎたとき、アタッチメント4が下がり、ガイド部71がストッパ73とブロック74との間に嵌る。このとき、アタッチメント4がレール72やストッパ73に当接するので、カチッという音が発生する。この音によって、ユーザは、アタッチメント4が固定されたことを確認することができる。
上記の電気掃除機を使用しているとき、掃除する箇所に応じて、ユーザが吸込口体3を他のアタッチメントに変えることがある。そのために、ユーザは、延長管2から吸込口体4を抜く、あるいは手元管1から延長管2を抜く。このとき、ユーザは、一方の手で手元管1を持ったまま、他方の手で操作ボタン38を押しながら、吸込口体3あるいは延長管2を引き抜く。そして、ユーザは、代わりのアタッチメント4を延長管2あるいは手元管1に差し込む。このように、ユーザは片手で吸込口体3、延長管2、アタッチメント4を着脱することができる。したがって、着脱のために掃除を中断する時間を短くでき、使い勝手がよくなり、電気掃除機の使用性が良好となる。
掃除中、アタッチメント4を使用していないとき、アタッチメント4は手元管1に取り付けられている。ハンドル部14と同じ上側に出っ張っているので、床や家具に当たることはない。そのため、掃除中、アタッチメント4は邪魔にならない。
アタッチメント4を使用する場合、ユーザは、手元管1に取り付けられたアタッチメント4を外す。ユーザは、一方の手で手元管1のハンドル部14を持ちながら、他方の手でアタッチメント4を手元管1の軸方向の先端側に向かって引っ張る。両手を左右に広げるように引っ張ることにより、自然な力でアタッチメントを手元管1から外すことができる。無理にアタッチメント4を引き離す必要がなく、手間がかからない。
アタッチメント4を使用した後、収納する場合、ユーザは、手元管1のレール72にアタッチメント4のガイド部71を合わせて、ハンドル部14に向けてアタッチメント4をスライドさせる。アタッチメント4がカチッと嵌ると、アタッチメント4は手元管1に固定される。このとき、アタッチメント4の後端側に切欠75が形成されているので、図15に示すように、ハンドル部14が切欠75に入り込む。アタッチメント4の後端がハンドル部14を覆う。
これによって、アタッチメント4は、ハンドル部14に当たらないよう、できるだけハンドル部14に近づけることができ、その分、アタッチメント4による出っ張りを少なくできる。手元管1の軸方向に対してアタッチメント4はハンドル部14と同じ方向に突出するが、ハンドル部14よりも突出量は少ない。したがって、掃除中、アタッチメント4を手元管1に取り付けても、アタッチメント4は邪魔にならない。また、アタッチメント4が手元にあるので、掃除中に必要になったときに、すぐに使用でき、紛失のおそれもなくなる。
電気掃除機を使用しないとき、電気掃除機は収納される。図16に示すように、収納状態では、掃除機本体80が縦置きされ、吸込管は2分割されて、掃除機本体80に取り付けられる。延長管2には、吸込口体3が接続され、手元管1には、アタッチメント4が取り付けられている。このとき、延長管2および手元管1は縮めた状態である。
吸込口体3付の延長管2とアタッチメント4付の手元管1とは、左右の横方向に並べて掃除機本体80に対して取り付けられる。このとき、延長管2は、掃除機本体80に対向して配され、手元管1は掃除機本体80に対して横向きに配される。ハンドル部14が横方向に突出する。延長管2は、直接掃除機本体80に取り付けられるが、手元管1は延長管2に取り付けられる。手元管1の延長ホース81は、掃除機本体80に接続されている。
ここでは、延長管2と一体の吸込口体3に、図9に示すように、フック82が設けられる。フック82は、連結パイプ52の下側に形成される。掃除機本体80の底面に、U字状のポケット(図示せず)が形成される。ポケットにフック82が入れられて、吸込口体4が掃除機本体80に引っ掛けられ、延長管2は掃除機本体80に取り付けられる。なお、フック82を延長管2の接続パイプ25に形成してもよい。
図6に示すように、延長管2の接続パイプ25にポケット83が設けられる。U字状のポケット83は、接続パイプ25の横側に形成される。図4に示すように、手元管1に、フック84が設けられる。フック84は、把持パイプ10の下側に形成される。手元管1のフック84が延長管2のポケット83に入れられて、手元管1は延長管2に引っ掛けられる。すなわち、手元管1は、延長管2を介して掃除機本体80に取り付けられる。ハンドル部14は、外側に向かう横向きとなり、延長管2の方向には向かない。また、掃除機本体80に対して前後方向にも向かない。
このように、手元管1から出っ張るハンドル部14およびアタッチメント4は、横方向に突出するが、掃除機本体80の横方向の幅内に納まる。延長管2と手元管1を左右に並べることにより、吸込口体4の吸込口本体50と掃除機本体80との間にできる隙間に、手元管1の先端を入れることができ、手元管1を極力下げて取り付けることができる。その結果、折り曲がった延長ホース81の高さを低くできる。
また、延長管2および手元管1をそれぞれ伸縮可能とすることにより、各管1,2の全長を短くでき、収納状態において、高さを抑えることができる。手元管1を直接掃除機本体80に取り付けず、延長管2に取り付けることにより、手元管1を掃除機本体80から離すことができ、延長ホース81の取り回しが楽になり、しかも、延長管2とハンドル部14を左右の手でそれぞれ持って、手元管1を嵌めたり、取り外したりすることができ、掃除機本体80とハンドル部14とをそれぞれ持って着脱の操作をする場合に比べて、容易に操作を行える。
したがって、電気掃除機を収納するとき、前後左右および上下の各方向の突出を少なくでき、コンパクトな収納状態にできる。これによって、邪魔にならないように電気掃除機を収納できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。延長管は1本に限らず、複数本接続してもよい。
アタッチメントは、隙間ノズル、ブラシノズルであってもよい。このアタッチメントの後端側に、雌型接続部が設けられ、手元管あるいは延長管の雄型接続部が差し込まれる。吸込口体の代わりに、アタッチメントを吸込用ノズルとして使用することができる。
本発明の電気掃除機の吸込管の斜視図 吸込管の側面図 分割した吸込管の側面図 伸びた状態の手元管の側面図 伸びた状態の手元管の断面図 伸びた状態の延長管の側面図 伸びた状態の延長管の断面図 延長管と手元管との接続部分の断面図 吸込口体の断面図 延長管と吸込口体との接続部分の断面図 斜め上から見たアタッチメントの斜視図 斜め下から見たアタッチメントの斜視図 アタッチメントの正面図 アタッチメントの断面図 アタッチメントを取り付けた手元管の断面図 収納状態の電気掃除機の正面図
符号の説明
1 手元管
2 延長管
3 吸込口体
4 アタッチメント
10 把持パイプ
11 先端パイプ
14 ハンドル部
15 伸縮部
17 係合体
18 伸縮ボタン
25 接続パイプ
26 先端パイプ
30 雄型接続部
31 雌型接続部
32 係止部
37 係止体
38 操作ボタン
70 取付部
71 ガイド部
80 掃除機本体

Claims (5)

  1. 掃除機本体に着脱可能に接続された手元管と、前記手元管の先端側に着脱可能に接続された延長管と、前記延長管の先端側に着脱可能に接続された吸込口体とを備え、前記手元管の先端側に雄型接続部が設けられ、前記延長管の後端側に雌型接続部、先端側に雄型接続部が設けられ、前記吸込口体の後端側に雌型接続部が設けられ、前記雌型接続部は、外パイプと内パイプを有する2重管とされ、先端側に位置する前記雄型接続部が後端側に位置する前記外パイプと前記内パイプとの間に嵌め込まれて、前記雌型接続部と前記雄型接続部とが係止され、前記雌型接続部に、この係止を解除する操作体が設けられ、前記操作体が操作されると、前記雄型接続部と前記雌型接続部とが離脱可能とされたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 手元管あるいは延長管に接続されるアタッチメントを備え、前記アタッチメントの後端側に前記操作体を有する前記雌型接続部が設けられ、前記アタッチメントは、前記手元管あるいは前記延長管に嵌められることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記雌型接続部の前記外パイプは、前記内パイプの外周を覆うとともに、前記内パイプよりも突出していることを特徴とする請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 前記手元管の先端側および前記延長管の先端側が伸縮可能とされたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の電気掃除機。
  5. 前記雌型接続部に、差し込まれた前記雄型接続部を係止する係止体が前記操作体と一体的に形成され、前記雄型接続部の外周に、軸線方向に平行な突条が形成され、前記雌型接続部の内周面に、前記突条が嵌る溝が形成され、前記突条に、前記係止体が入り込む凹みが形成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気掃除機。
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