JP2003033311A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2003033311A
JP2003033311A JP2001220816A JP2001220816A JP2003033311A JP 2003033311 A JP2003033311 A JP 2003033311A JP 2001220816 A JP2001220816 A JP 2001220816A JP 2001220816 A JP2001220816 A JP 2001220816A JP 2003033311 A JP2003033311 A JP 2003033311A
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connecting rod
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fixing
handle
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JP2001220816A
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Yasuyuki Hiruta
康之 蛭田
Shigehiko Suzuki
成彦 鈴木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトで安全性に優れた接続管の長さ調整
機構を備えた電気掃除機を提供する。 【解決手段】手元ハンドル内に給電用の接触片を配置さ
せた構造においても接続管の長さ調整を可能とし、その
長さを固定することができるトリガスイッチ構造を有す
る電気掃除機を提供する。さらには接続管固定機構部の
略中央に配置することにより、手元ハンドルの端部幅を
接続管とほぼ同じままで対応可能となる。また、接続管
固定機構部の略中央に配置することにより手元ハンドル
の側面に設けることがないことから上カバーの強度も確
保でき薄肉構造を避けることができ複雑な構造をも避け
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡単な操作で接続
管の長さ調整が可能であり、かつ、手元ハンドル部のス
ペースを有効活用できる電気掃除機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この従来例は、例えば、実用新案登録第
3067043号、特許第3124007号公報に記載
されているように本発明と同様な手段を設けて簡単な操
作で接続管の長さ調整が可能で、その長さを固定するこ
とができる電気掃除機を提供していた。しかしながら一
般に普及している掃除機は吸口体まで給電を行い吸口体
に内蔵されている電動機を駆動させブラシ体を回転させ
ゴミを採る構造が多く、手元ハンドル及び接続管の内部
に給電可能な構造としていることから簡単な操作で接続
管の長さ調整が可能な接続管との固定手段を解除するト
リガスイッチ構造を同一スペース内で一緒に構成するこ
とが確立されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、手元ハンドル内に給電用の接触片を配置させた構造
においても簡単な操作で接続管の長さ調整が可能で、そ
の長さを固定することができるトリガスイッチ構造を有
する電気掃除機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、塵埃を集塵室に吸い込むための送風機を
備えた電気掃除機本体と、この電気掃除機本体に接続す
る吸込ホースと、前記吸込ホースの他端部に取り付けら
れた手元ハンドルと、該手元ハンドルに取り付けられ前
記吸込ホースに連通する接続管と、該接続管に取り付け
られた吸口体とからなり、前記接続管は、その一端に形
成された搬送路が前記手元ハンドルと着脱可能に連結さ
れる第1の管体と、該第1の管体の他の一端に摺動可能
に連結され他の一端が前記吸口体に連結される第2の管
体とからなり、前記第1の管体は、前記第2の管体を該
第1の管体に固定する固定手段と該固定手段の固定状態
を解除させる第2の伝達手段を備え、前記手元ハンドル
には、前記接続管と接続固定させるための接続管固定機
構部を設け、さらには前記固定手段を解除するトリガス
イッチと、該トリガスイッチの動作を前記第2の伝達手
段に伝達する第1の伝達手段を備え、前記第1の伝達手
段と第2の伝達手段は、前記手元ハンドルと接続管を連
結することにより連結され、前記トリガスイッチスイッ
チの操作により前記固定手段の固定状態を解除するよう
に構成されており、前記第1の伝達手段は、リンク機構
により構成されており、該リンク機構は、前記第1の連
結棒、回転連結板、該回転連結板に設けられた一対の連
結棒取付部及び前記第2の連結棒を含み、前記第1の連
結棒は、前記接続管固定機構部を避けて中央よりも一方
の側にずれて前記手元ハンドルに構成される把手部内に
配置されており、前記第2の連結棒は、前記接続管固定
機構部の略中央に配置した。
【0005】本発明によれば、手元ハンドル内に給電用
の接触片を配置させた構造においても簡単な操作で接続
管の長さ調整が可能で、その長さを固定することができ
るトリガスイッチ構造を有する電気掃除機を提供するこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
1〜図10で説明する。図1〜図6は本発明の実施の一
形態になる手元ハンドル構造説明図、図7は手元ハンド
ルの従来構造説明図、図8〜図9は接続管の説明図、図
10は掃除機の通常形態斜視図である。
【0007】先ず、図10を参照して、本発明の一実施
形態に係る電気掃除機の概略構造を説明する。
【0008】塵埃を集塵室に吸い込むための図示しない
機構例えば送風機を備えた電気掃除機本体100と、こ
の電気掃除機本体100のホース取付部101に取り付
けられる本体継手600と、一端が前記本体継手600
に取り付けられ、前記送風機に連通する柔軟性のある吸
引ホース200と、前記吸引ホース200の他端に取り
付けられて前記送風機に連通する手元ハンドル300
と、前記手元ハンドル300に取り付けられて前記吸引
ホース200に連通する接続管400と、前記接続管4
00に取り付けられ、該接続管400に連通する吸口体
500とから構成される。更にまた、接続管400には
接続管伸縮機構402にロック機構部を設け、手元ハン
ドル300には、前記ロック機構を解除したりロックし
たりする操作手段であるトリガースイッチ301を備え
ている。これにより、前記手元ハンドル300での操作
で接続管400の伸縮を調整することができる。電気掃
除機本体100は、その内部に使い捨て集塵袋を備えた
図示しない集塵室を備え、一対の大車輪104と1個の
自在車輪105とで前記移動手段102を構成し、吸引
ホース200を介して移動させることができる。通常の
清掃(走行)姿勢では、大車輪104と自在車輪105
とで清掃面に設置した前後に長い姿勢を取る。
【0009】電気掃除機本体100の長手方向の一方に
前記集塵室を設け、他の一方に図示しない電動送風機と
コードリール部を設けている。そして、集塵室の下方に
自在車輪105を、電動送風機またはコードリールの両
側に一対の大車輪104を設けている。また、集塵室側
の長手方向の端部に、前記長手方向に沿って水平方向に
向いたホース取付部101が形成されている。また、一
対の大車輪104は、ホース取付部101が設けられた
端部と対向する長手方向の他の端部側に設けられてい
る。
【0010】また、前記電気掃除機本体100の上面に
は、この横長の清掃姿勢を維持して搬送することが可能
なメインハンドル部107を設けている。このメインハ
ンドル部107は、回転軸108を中心に回転して電気
掃除機本体100に収納することができる。
【0011】なお、110は、前記電気掃除機本体10
0の上面に設けた運転表示部、111はコードリールボ
タンである。また、106は、前記ホース取付部101
を設けられた集塵室開閉蓋であり、内部に設けた使い捨
て集塵袋を装着するために、前記電気掃除機100の底
面側に設けられる図示しない回転ヒンジを介して開閉可
能することが可能である。また、前記集塵室開閉蓋10
6の前記回転ヒンジと対向する上面側には開閉のための
図示しないロック機構とロックボタンが設けられてい
る。
【0012】次に、前記吸引ホース200は、塵埃を前
記電気掃除機本体100に搬送するための搬送通路とし
ての機能と、前記電気掃除機本体100を移動させるた
めの移動引っ張り手段としての機能を備えている。この
実施の形態では、給電線が内蔵している柔軟性のあるホ
ースを採用している。
【0013】手元ハンドル300は、前記吸引ホース2
00と前記接続管400とを連通させる機能と、前記電
気掃除機本体100の運転制御および電気掃除機本体1
00を移動させる機能、さらに前記吸口体500の動き
を操作する機能と、接続管400の伸縮を固定または解
除する機能を備えている。
【0014】該手元ハンドル300は、前記接続管40
0とも着脱自在に取り付けられることで、前記吸引ホー
ス200と前記接続管400とを連通させて塵埃の搬送
路を形成している。
【0015】更に該手元ハンドル300は、前記接続管
400の長手方向、すなわち、前記接続管400の中心
軸A1の延長線上の上端に、前記中心軸A1と90度以
上160度以下、好ましくは100度から120度前後
の角度(図10中のα)を持って、その長手方向A2が
吸引ホース200と前記接続管400の接続方向と略一
致する位置にハンドル部302を備えている。このハン
ドル部302により、前記吸引ホース200を介して前
記電気掃除機本体100を移動させることができ、更
に、前記吸口体500の動きを操作することができる。
【0016】特に、このハンドル部302によれば、ひ
ねり動作、即ち中心軸A1を中心とした回転P1を容易
に行うことができる。しかも、このひねり動作では、前
記手元ハンドル300に対して前記吸引ホース200が
重力により常に前記ハンドル部302の下方に位置する
ように回転可能に取付けられているので、ハンドル部3
02のひねり動作で吸引ホース200を引き上げないの
で、手首に係る負担を軽減できる。この際、ハンドル部
302を上部に設けているので、下方に設けた吸引ホー
ス200が前記ひねり動作を邪魔することがない。これ
により、後述の如く吸口体500を床面(清掃面)上で
90度以上回転させることができる(図10中のP
2)。
【0017】また、上述したハンドル部302の形状に
より、吸口体500の回転操作を比較的容易に行なうこ
とができる。この理由は、ハンドル部302に角度(図
10中のα)をつけることで、ハンドル部302をひね
った際に回転モーメントが生じるためである。
【0018】更に、前記ハンドル部302の近傍には前
記電気掃除機本体100の運転を操作する操作部303
が設けられている。該操作部303には制御基板304
が設けられており前記電気掃除機本体100の電源のO
N、OFFや各種の制御を行なうことができる。またハ
ンドル部302には前記ホースから供給する電圧を接続
管に送るため接触片が接続管固定機構部の両側に配置さ
れている。
【0019】また、この前記ハンドル部302の近傍に
は、接続管400の伸縮を固定又は解除するトリガスイ
ッチ301が設けられている。この実施の形態では、前
記トリガスイッチ301がハンドル部302の根元付近
の下部に設けられ、ハンドル部302を持った際に拳銃
の引き金を引くように人差し指で操作できるように設け
ている。この機構により、使用者はハンドル302を保
持しながら接続管400の伸縮の固定と解除操作を片手
で操作することができる。
【0020】前記接続管400は、前記手元ハンドル3
00と前記吸口体500とを連通させ、さらに該手元ハ
ンドル300と該吸口体500とを所定の位置で固定す
ることで、該手元ハンドル300の動き(移動や回転)
を前記吸口体500の動き(移動や回転)とするように
伝達する機能を備えている。この実施の形態では、大き
さの異なる2つの管体、即ち第1の管体420と第2の
管体440とを組み合わせることにより、前記接続管4
00を所定の長さで固定できるように伸縮自在に構成
し、一方に前記手元ハンドル300を、他方に前記吸口
体500を着脱自在に取り付けるようにしている。
【0021】そして、この実施の形態では、この接続管
400の伸縮の固定または解除を前記手元ハンドル30
0に設けた前記トリガスイッチ301で操作できるとと
もに、前記手元ハンドル300と分離されても、接続管
400の伸縮が可能なように、前記接続管伸縮機構40
2に第2のロックスイッチ403を備えている。
【0022】このように、前記手元ハンドル300を介
して、前記電気掃除機本体100の運転制御及び電気掃
除機本体100を移動させる機能と前記吸口体500の
動きを操作する機能を備えるとともに、接続管400の
伸縮を固定または解除する機能を備えることで、前記手
元ハンドル300を保持する立ち姿勢の使用者が大きく
姿勢を変えることなく、運転操作や掃除及び収納を行う
ことができる。
【0023】次に、図1〜図7を参照して、手元ハンド
ル300の具体的な構造を更に詳細に説明する。図1は
本発明における手元ハンドルの断面図である。図2は手
元ハンドルの動作を説明する図であり、図3は手元ハン
ドルの外観図であり、(a)が前方斜視図、(b)図が
平面図、(c)図が正面図、(d)図が右側面図であ
る。図4は手元ハンドルの第1の管体の部品展開図であ
る。図5は手元ハンドルの右側面図の詳細図である。図
6は手元ハンドルの動作を説明する横断面図である。
【0024】先ず、図6において、この手元ハンドル3
00は、前記接続管400に着脱可能に取り付けられる
第1の管体310と、曲り部を有し前記吸引ホース20
0が着脱可能に取り付けられる第2の管体350とから
構成される。そして前記第1の管体310と第2の管体
350は前記接続管400の中心軸A1に対して前記吸
引ホース200を旋回可能とするように回転可能に取り
付けられている。このため、例えば前記手元ハンドル3
00のハンドル部302を矢印M1方向(時計回り)に
ひねることで、第2の管体350が前記ひねり動作にと
もなって矢印M2方向(反時計回り)に回転し、常に吸
引ホース200が下方となるように作用する。
【0025】なお、本実施の形態では前記第1の管体3
10と第2の管体350が2部材として構成されている
がこれらを、略くの字型の1個の曲り管として一体に構
成してもよい。
【0026】また、図3に示すように、第1の管体31
0の上面には、前記操作部303と、前記接続管400
との着脱を可能にする接続管固定機構部370のロック
スイッチ371が設けられている。前記操作部303
は、各種の操作スイッチが設けられている。
【0027】前記第1の管体310は、その長手方向を
前記接続管400の中心軸A1の延長線とほぼ一致させ
るように搬送路311を設け、この搬送路311の一端
を備えた第1の管体310の一端に接続管連結部305
を形成し、この接続管連結部305を前記接続管400
の端部に嵌め合わせて接続されるようになっている。
【0028】前記第1の管体310の他の一端にはハン
ドル部302が一体化されて設けられている。このハン
ドル部302は、前記搬送路311の他の一端(上側の
端部)の上部に空間S1を設けるように前記第1の管体
310の長手方向を前記接続管400の中心軸線A1の
延長線からずらすようにして形成され、その先端部を屈
曲させて、この端部が前記接続管400の中心軸線A1
の延長線上に位置し、かつ前記中心軸線A1と所定の角
度αをなすようにしている。これにより、前記ハンドル
部302の図1、図4において、前記第1の管体310
は、下側に形成された搬送路311と、その上側内部に
形成された部品配置部312を備えている。前記搬送路
311は、その一端を、前記接続管連結部305に連通
し、他の一端を前記第2の管体350と連通するととも
に、この他の一端側に前記第2の管体350が回転可能
に取付られて、吸口体500から空気流とともに吸い込
んだ塵埃を搬送する。つまり、この搬送路311を介し
て、前記第2の管体350は、前記接続管400の中心
軸A1の延長線上に位置され、この中心軸A1の延長線
を中心にして、吸引ホース200が回転可能に取付けら
れている。
【0029】また、図1に示すように、第1の管体31
0は、その下部を構成する樹脂形成品の下ケース313
と、その上部を構成する樹脂形成品の上ケース314と
から構成される。前記搬送路311は、前記下ケース3
13に設けられ、前記部品配置部312は、前記接続管
連結部305からハンドル部302の先端まで設けられ
るよう、下ケース313と上ケース314とが前記接続
管連結部305の上下を構成するように形成される。そ
して、前記部品配置部312の内部には、第1の管体3
10に強度を持たせるとともに、内部実装品を固定する
ための図示しないリブが形成され、このリブに操作基板
315と、接続管伸縮スイッチ機構部380、接続管4
00の接続管固定機構部370が設けられている。ま
た、この実施の形態では、操作基板315の前部に接続
管伸縮スイッチ機構部380、前記操作基板315の後
部にトリガスイッチ301を設けることで、前記操作部
303の周辺に操作周りを集約できるとともに、内部の
実装効率を向上させている。
【0030】また、接続管固定機構部370の前記ロッ
クスイッチ371は、長手方向の中央を回転可能に軸支
され、一端に前記上ケース314に設けた開口部319
から露出するスイッチ部372が形成され、他の一端に
固定爪373が形成される。
【0031】そして、バネ(図示せず)により、常に前
記固定爪373が下ケース313に形成した開口部から
前記搬送路311の内側に張り出して、接続管400と
の固定状態を維持するように作用している。 また、前
記接続管伸縮スイッチ機構部380は、前記したように
接続管400の長さを所定の長さに固定または、この固
定を解除するものである。この実施の形態では、前記手
元ハンドル300から離れた位置にある前記接続管伸縮
機構部402を遠隔操作するためにリンク機構を採用し
ている。
【0032】即ち、この実施の形態では、前記接続管伸
縮スイッチ機構部380を、下ケース313のハンドル
部302の根元近傍に設けたトリガスイッチ301と、
このトリガスイッチ301と接続管400との間に設け
られる回転連結板381と、前記回転連結板381に取
付けられるバネ382と、前記トリガスイッチ301と
前記回転連結板381とを連結する第1の連結棒383
と、前記回転連結板381にその一端を取付けられ他の
一端を前記接続管400との接続管連結部305に支持
される第2の連結棒384とから構成している。
【0033】図9の横断面図に示すように、上ケース3
14の接続管400側端中央に接続管固定機構部370
が設けられている。第1の連結棒383は上ケース31
4の長手方向に平行に伸びる部分と連結棒取付部381
aに向けて斜外側に伸びる部分とを有する全体として略
くの字型をなし、接続管固定機構部370を避けて中央
よりも左側にずれて上ケース314内に配置されてい
る。一方、第2の連結棒384は、全体が直線部分から
なり先端に径大部384aを有し接続管固定機構部37
0を避けて中央よりも右側にずれて上ケース314内に
配置されている。トリガスイッチ301を操作しない様
態では、径大部384aの端面が上ケース314の端面
よりも後退した位置にある。なお、第1の連結棒38
3、第2の連結棒384は、他の形状としてもよい。、
たとえば、第1の連結棒383は、外側に伸びる部分と
上ケース314の長手方向に平行に伸びる部分とからな
る全体として略L字型としてもよい。
【0034】回転連結板381と連結棒取付部381
a、第1の連結棒383、連結棒取付部381b及び第
2の連結棒384により、リンク機構が構成され、トリ
ガスイッチ301の直線運動が第1の連結棒383を介
して回転連結板381の回転に変換され、さらに第2の
連結棒384の直線運動に変換される。連結棒取付部3
81a及び連結棒取付部381bは、第1の連結棒38
3の先端及び第2の連結棒384の先端の各々の直線動
を可能にする曲面の溝として形成されている。
【0035】回転連結板381は、上ケース314内で
かつ操作基板315の下側に設けられており、操作基板
315の下側の空間を利用してリンク機構が自在に回動
しうる構成になっている。回転連結板381が設けられ
る位置は、搬送路311と上ケース314とが平行に伸
びている部分でかつ、搬送路311が上ケース314か
ら分岐する少し手前の曲り部上の位置である。換言する
と、回転連結板381が設けられる位置は、トリガスイ
ッチ301と接続管固定機構部370の中間の位置であ
る。
【0036】この前記第2の管体350の曲り部の上側
の位置は、回転連結板381を含むリンク機構の回動ス
ペースを確保し易く、接続管の長さ調整機構をコンパク
トなものとすることができる。また、上ケース314が
下ケース313と略平行に伸びている部分であり回転連
結板381を安定して保持するのに適している。
【0037】この実施の形態では、下ケース313のハ
ンドル部302の根元近傍にスイッチ取付穴385を形
成し、このスイッチ取付穴385に前記トリガスイッチ
301を前記接続管400の長手方向にスライド可能に
取付けている。前記トリガスイッチ301は、下ケース
303の内側に取り付けられる内板部386と、前記下
ケース303の外側に取り付けられて、前記スイッチ取
付穴385を挟むように前記内板部386と連結される
スイッチ板387とから構成される。
【0038】前記回転連結板381は、前記上下ケース
313,314を取付けるネジ台座318に、両ケース
を取付ける図示しないネジを介して回転可能に取付けら
れる。前記回転連結板381は、両側にそれぞれ前記第
1、第2の連結棒383,384を取付けるための連結
棒取付部381a,381bが設けられている。そし
て、前記連結棒取付部の一方381aに前記第1の連結
棒383の一端が設けられ、この第1の連結棒383の
他端が前記内板部386に設けられた連結棒取付部38
6aに取付けられる。また、前記回転連結板381の他
方の連結棒取付部381bには第2の連結棒384の他
端が取付けられ、第2の連結棒384の他端は前記接続
管連結部305に露出するように設けられる。そして、
前記バネ382は前記回転連結板381の一方の連結棒
取付部381aと下ケース313との間に取付けられ、
前記トリガスイッチ301を引っ張る力(接続管伸縮機
構部402を固定する力)が作用する。
【0039】この構造によれば、ハンドル部302を握
る利用者は、親指、中指、薬指、小指でグリップをしっ
かり保持し、残った人差し指で前記トリガスイッチ30
1を拳銃の引き金を引くように無理なく操作することが
できる。そして、前記トリガスイッチ301により接続
管400から離れる方向に働く力は、前記回転連結板3
81によって、反対方向、即ち接続管400に近づく方
向の力に変換され、前記第2の連結棒384の接続管連
結部305側の端部を突き出すように作用し、後で述べ
る接続管400の接続管固定機構部402の固定状態を
解除する方向の力に変換される。更に、前記バネ382
により、前記トリガスイッチ301を引かない状態(操
作しない状態)では常に固定状態となるようにしてい
る。
【0040】なお、上記実施例では、回転連結板381
の支持軸を下ケース313に縦(垂直)方向に設けている
が、この支持軸を上ケース314と下ケース313の間
に、横(水平)方向に設けてもよい。
【0041】このように、この実施の形態では、ハンド
ル部301を持つ手での片手操作において力が入り易
く、その力が前記接続管伸縮機構部402の解除、ある
いは固定がしやすい力となるような機構としている。
【0042】また、第1の管体310の搬送路311と
回転可能に連結される前記第2の管体350は、曲り部
を有し、図6に示すように、前記接続管400の中心軸
A1の延長線と合致する中心軸A4をもつ第1接続部3
51と、この第1接続部の中心軸線A4、即ち、前記接
続管400の中心軸A1の延長線と略合致する前記搬送
路311の中心軸A3と、所定の角度をなす中心軸A5
を備えた第2接続部352を、第1接続部351から下
方に屈曲させて形成している。そして、第2の管体35
0の第1接続部351が、搬送路311に相対回転可能
であるように挿入されて、かつ、第1の管体310の搬
送路311と第2の管体350の第1接続部351とが
結合手段353によって外れぬように連結されて、これ
によって、第2の管体350が、接続管400の中心軸
A1の延長線を中心に回転できるように構成されてい
る。
【0043】また、390は給電用の接触片であり、3
91は前記接触片390に溶接等で接続されているリー
ド線である。
【0044】また、図5に示すように、この実施の形態
では、第1の管体310と第2の管体350とを組み付
けて、手元ハンドル300を完成し、手元ハンドル30
0に吸引ホース200と接続管400を取り付けた状態
では、前記接続管400の中心軸A1の延長線上にある
搬送路311の中心軸A3と第1接続部351の中心軸
線A4と、前記第2接続部352とのなす角度βを、9
0度〜150度となるように設定してある。このように
する意味は、掃除の際に手元ハンドル300のハンドル
部302のホールド部位302aを手に持って使用者が
立ったときに、吸引ホース200が斜め下に必ずぶらさ
がる形となって、電気掃除機本体100を容易に引っ張
って移動させ得るようにするためと、また、ハンドル部
302のホールド部位302aを持ち、かつ前記トリガ
スイッチ301を操作する手の邪魔にならないようにす
るためである。
【0045】次に、図2により手元ハンドルの動作を説
明する。トリガスイッチ301を操作していない様態で
は、図2(a)に示したように、径大部384aの端面
が上ケース314の端面よりも後退した位置にある。次
に、トリガスイッチ301を操作した様態では、図2
(b)に示したように、回転連結板381と第1の連結
棒383及び第2の連結棒384からなるリンク機構の
作用で、第2の連結棒384が端面側に押し出される。
これに伴って端面に接している接続管400の第3の連
結棒426を押し出す。本実施形態では、トリガスイッ
チ301を操作した場合でも、第2の連結棒384の先
端面は上ケース314の端面より後退した位置にある。
トリガスイッチ301を操作したときに、第2の連結棒
384の先端面が上ケース314の端面より突出する
と、誤操作により目などを傷つける可能性もありうる
が、この実施の形態では突出することがないので、安全
である。
【0046】また、第2の連結棒384が手元ハンドル
300の上ケース314のの端面よりも突出していない
ため、第2の連結棒384を受ける構造になっていない
吸口等にも接続できる。
【0047】次に、図8〜図9を基に接続管400の構
成を更に詳細に説明する。
【0048】前記したように、前記接続管400は、前
記手元ハンドル300側に配置される第1の接続管42
0と、吸口体500側に配置される第2の接続管440
とから構成される。前記第2の接続管440は前記第1
の接続管420より細く形成され、その一端を第1の接
続管420の一端の連通部421(開口部)に挿入さ
れ、この第2の接続管440が第1の接続管420内を
移動することにより、接続管400の長さを調整するこ
とができる。
【0049】前記部品配置部424には、接続管伸縮機
構部402と第3の連結棒426が設けられている。前
記接続管伸縮機構部402は前記部品配置部424の吸
口体500側の端部に設けられ、第3の連結棒426
は、その一端を前記接続管伸縮機構部402に取付けら
れ、他の一端は、手元ハンドル300側の端部に取付け
られる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、手元ハンドル内に給電
用の接触片を配置させた構造においても簡単な操作で接
続管の長さ調整が可能で、その長さを固定することがで
きるトリガスイッチ構造を有する電気掃除機を提供する
ことができ、さらには接続管固定機構部の略中央に配置
することにより、手元ハンドルの端部幅を接続管とほぼ
同じままで対応可能となる。また、接続管固定機構部の
略中央に配置することにより手元ハンドルの側面に設け
ることがないことから上カバーの強度も確保でき薄肉構
造を避けることができ複雑な構造をも避けることができ
る。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る手元ハンドルの横断
面図である。
【図2】前記手元ハンドルの動作を説明する図である。
【図3】図1に示す手元ハンドルの外観図である。
【図4】図1の電気掃除機の手元ハンドルの第1の管体
の部品展開図である。
【図5】図1の電気掃除機の手元ハンドルの右側面図の
詳細図である。
【図6】図1の電気掃除機の手元ハンドルの後方斜視図
である。
【図7】従来構造手元ハンドルの動作を説明する図であ
る。
【図8】本発明の一実施形態に係る一実施例接続管の動
作説明図であり、(a)は接続管を縮めた状態の上面部
分断面図であり、(b)は接続管を縮めた状態の平面図
である。
【図9】本発明の一実施形態に係る別接続管の動作説明
図であり、(a)は接続管を縮めた状態の上面部分断面
図であり、(b)は接続管を縮めた状態の平面図であ
る。
【図10】電気掃除機の斜視図である。
【符号の説明】
100…電気掃除機本体、101…ホース取付部、10
4…大車輪、105…自在車輪、106…集塵室開閉
蓋、107…メインハンドル部、108…回転軸、20
0…吸引ホース、300…手元ハンドル、301…トリ
ガスイッチ、302…ハンドル部、304…制御基板、
305…接続管連結部、310…第1の管体、350…
第2の管体、370…接続管固定機構部、371…ロッ
クスイッチ、380…接続管伸縮スイッチ機構部、38
3…第1の連結棒、384…第2の連結棒、400…接
続管、401…取付部、402…接続管伸縮機構部、4
03…第2のロックスイッチ、410…取付突起部、4
20…第1の管体、440…第2の管体、500…吸口
体、600…連結体(サブハンドル部)、601…パイ
プ構造体601、602…接続管取付構造体、603…
主連結体、604…サブ連結体605、空間…605、
610…本体取付機構部、620…ホース取付機構部、
630…塵埃通路、640…接続管取付機構部、660
…ハンドル部、1000…吸口本体、1500…自在連
結部、A1…接続管の中心軸、A2…ハンドルの長手方
向、A3…搬送路の中心軸、A4…中心軸、A5…中心
軸、A6…中心軸、A7…中心軸、B1…大車輪の回転
軸。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵埃を集塵室に吸い込むための送風機を
    備えた電気掃除機本体と、この電気掃除機本体に接続す
    る吸込ホースと、前記吸込ホースの他端部に取り付けら
    れた手元ハンドルと、該手元ハンドルに取り付けられ前
    記吸込ホースに連通する接続管と、該接続管に取り付け
    られた吸口体とからなり、前記接続管は、その一端に形
    成された搬送路が前記手元ハンドルと着脱可能に連結さ
    れる第1の管体と、該第1の管体の他の一端に摺動可能
    に連結され他の一端が前記吸口体に連結される第2の管
    体とからなり、前記第1の管体は、前記第2の管体を該
    第1の管体に固定する固定手段と該固定手段の固定状態
    を解除させる第2の伝達手段を備え、前記手元ハンドル
    には、前記接続管と接続固定させるための接続管固定機
    構部を設け、さらには前記固定手段を解除するトリガス
    イッチと、該トリガスイッチの動作を前記第2の伝達手
    段に伝達する第1の伝達手段を備え、前記第1の伝達手
    段と第2の伝達手段は、前記手元ハンドルと接続管を連
    結することにより連結され、前記トリガスイッチスイッ
    チの操作により前記固定手段の固定状態を解除するよう
    に構成されており、前記第1の伝達手段はリンク機構に
    より構成されており、該リンク機構は、前記第1の連結
    棒、回転連結板、該回転連結板に設けられた一対の連結
    棒取付部及び前記第2の連結棒を含み、前記第1の連結
    棒は、前記接続管固定機構部を避けて中央よりも一方の
    側にずれて前記手元ハンドルに構成される把手部内に配
    置されており、前記第2の連結棒は、前記接続管固定機
    構部の略中央に配置されていることを特徴とする電気掃
    除機。
  2. 【請求項2】 塵埃を集塵室に吸い込むための送風機を
    備えた電気掃除機本体と、この電気掃除機本体に接続す
    る給電線が内蔵された吸込ホースと、前記吸込ホースの
    他端部に取り付けられた手元ハンドルと、該手元ハンド
    ルに取り付けられ前記吸込ホースに連通する接続管と、
    該接続管に取り付けられた吸口体とからなり、前記接続
    管は、その一端に形成された搬送路が前記手元ハンドル
    と着脱可能に連結される第1の管体と、該第1の管体の
    他の一端に摺動可能に連結され他の一端が前記吸口体に
    連結される第2の管体とからなり、前記第1の管体は、
    前記第2の管体を該第1の管体に固定する固定手段と該
    固定手段の固定状態を解除させる第2の伝達手段を備
    え、前記手元ハンドルには、前記接続管と接続固定させ
    るための接続管固定機構部を設け、さらには前記接続管
    固定機構部の両側に前記吸込ホースの給電線から供給さ
    れる電圧を前記接続管へ送るための接続片を配置させ、
    また、前記固定手段を解除するトリガスイッチと、該ト
    リガスイッチの動作を前記第2の伝達手段に伝達する第
    1の伝達手段を備え、前記第1の伝達手段と第2の伝達
    手段は、前記手元ハンドルと接続管を連結することによ
    り連結され、前記トリガスイッチスイッチの操作により
    前記固定手段の固定状態を解除するように構成されてお
    り、前記第1の伝達手段は、リンク機構により構成され
    ており、該リンク機構は、前記第1の連結棒、回転連結
    板、該回転連結板に設けられた一対の連結棒取付部及び
    前記第2の連結棒を含み、前記第1の連結棒は、前記接
    続管固定機構部を避けて中央よりも一方の側にずれて前
    記手元ハンドルに構成される把手部内に配置されてお
    り、前記第2の連結棒は、前記接続管固定機構部の略中
    央に配置されていることを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】 請求項1若しくは2記載の電気掃除機に
    おいて、前記第2の連結棒を接続管と手元ハンドルを接
    続固定するロックスイッチの内部を貫通させて設けたこ
    とを特徴とする電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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EP1875849A2 (en) 2006-07-08 2008-01-09 Hoover Limited Wand arrangement for vacuum cleaner
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