JPH08280587A - 電気掃除機及び電気掃除機用吸塵ホース - Google Patents

電気掃除機及び電気掃除機用吸塵ホース

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Publication number
JPH08280587A
JPH08280587A JP8364595A JP8364595A JPH08280587A JP H08280587 A JPH08280587 A JP H08280587A JP 8364595 A JP8364595 A JP 8364595A JP 8364595 A JP8364595 A JP 8364595A JP H08280587 A JPH08280587 A JP H08280587A
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JP
Japan
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hose
vacuum cleaner
handle
pipe
length
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Application number
JP8364595A
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English (en)
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Masaru Oda
勝 織田
Morio Ozawa
盛男 小澤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気漏れを軽減して簡単に手元ハンドル部と
床用吸口の長さが調整できる電気掃除機及び電気掃除機
用吸塵ホースを提供する。 【構成】 床用吸口3を備えた接続部5と、該接続部5
と電動送風機を備えた電気掃除機本体1とを連通する柔
軟性のあるホース2と、前記ホース2上を移動可能に設
けられる手元ハンドル4と、前記手元ハンドル4と接続
部5を連結し、該手元ハンドル4と接続部5との長さを
自在に設定して固定する連結部23とを備えるようにす
る。 【効果】 空気漏れが軽減され、しかも簡単な操作で手
元ハンドル部と床用吸口の長さを使用者の体格に合った
長さに自在に設定して使い勝手を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床用吸口を備えた接続
部と電動送風機を備えた電気掃除機本体とを柔軟性のあ
るホースで連結した電気掃除機に係り、特に、前記ホー
スに設けた手元ハンドルと床用吸口までの長さを調節で
きる電気掃除機及び電気掃除機用吸塵ホースに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は、床面を掃除する床
用吸口とそれを立ち姿勢で操作する手元ハンドル部があ
り、その間を固定しつつ吸い取ったごみを電気掃除機本
体に送る延長管を付けたものが一般的である。また、従
来の電気掃除機には、延長管どうしをスライド構造とし
て伸縮自在に構成し、この延長管の連結部を締め付けて
固定することで、手元ハンドル部と床用吸口との長さを
調整可能にしたものがある。前記従来例は、例えば特開
昭62−211032号に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例によれば、
手元ハンドル部と床用吸口との長さを調整可能にしたの
で、利用者の体格に合わせてた立ち姿勢を選択すること
ができ、また収納時には延長管の長さを短くして収納性
を向上することができる。しかし、この従来例では塵埃
を輸送する延長管自身を伸縮する構造としているので、
延長管のスライド部分からの空気漏れによる吸い込み効
率の低下の課題がある。この課題は、前記スライド部分
のパッキンの強化や、スライド部分の締め付けを強固に
することで軽減できるが、この反面、延長管の長さ調整
が容易にできなくなる。また、前記構造では、パッキン
部分に塵埃が付着しやすいために、時間経過とともにス
ライド部分に塵埃が付着して密閉効率や美観を損なって
いた。
【0004】本発明は、前記課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、空気漏れを軽減して簡単
に手元ハンドル部と床用吸口の長さが調整できる電気掃
除機及び電気掃除機用吸塵ホースを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、床用吸口を
備えた接続部と、該接続部と電動送風機を備えた電気掃
除機本体とを連通する柔軟性のあるホースと、前記ホー
ス上を移動可能に設けられる手元ハンドルと、前記手元
ハンドルと接続部を連結し、該手元ハンドルと接続部と
の長さを自在に設定して固定する連結部とを備えた電気
掃除機用吸塵ホースと電気掃除機で前記目的を達成す
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、床用吸口を備えた接続部とホ
ースとの連通部分を伸縮や変更することなく、ホース上
を移動可能な手元ハンドルと吸口との長さを連結部を介
して自在に設定して固定することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜図1
3を参照しながら説明する。
【0008】(第1実施例)図1〜図6は本発明に係る
電気掃除機の第1実施例を示している。図1は電気掃除
機の側面図、図2は接続部とスライド調節クランプ部の
上面断面図、図3は接続部とホース周りの側面断面図、
図4は手元ハンドルの側面断面図、図5は同収納状態の
側面図、図6はホース先端を外した状態の斜視図であ
る。
【0009】先ず、図1において、本実施例に係る電気
掃除機の概略構造を説明する。図において、符号100
で総括的に示すのは電気掃除機であり、図示しない電動
送風機と集塵室を備えた電気掃除機本体1と、床用吸口
3を備えた接続部5と、前記接続部5の他方の端部に取
付けられる接続管6と、前記接続管6と電気掃除機本体
1を連通する柔軟性のあるホース2と、前記ホース2上
を移動可能に設けられる手元ハンドル4と、前記手元ハ
ンドル4と接続管6を連結し、手元ハンドルと接続管6
との長さを自在に設定して固定する固定パイプ7とから
構成される。前記ホース2、床用吸口3、接続部5及び
接続管6は、それぞれの接合部が勘合して着脱自在に取
付けられている。固定パイプ7の一端はホース2上を移
動可能に設けられる手元ハンドル4に固定され、固定パ
イプ7の他の端部はスライド調節クランプ8を介して接
続管6に摺動自在に取付けられる。手元ハンドル4は、
ホース2が出入りするホース貫通孔21が形成されてい
る。更に手元ハンドル4には電気掃除機100の運転操
作を行う操作部22と該操作部22からの操作信号を赤
外線信号で発信する赤外線発信部18が配置され、電気
掃除機本体1の上面には、電気掃除機本体1に設けた電
源・切替えスイッチ20と赤外線受光部19が設けられ
ている。このように、本実施例では、接続管6と固定パ
イプ7とで手元ハンドル4と接続部5を連結し、手元ハ
ンドル4と接続部5との長さを自在に設定して固定する
連結部23を構成する。
【0010】次に、図2〜図4にて、手元ハンドル4の
摺動機構について詳細に説明する。図2において、固定
パイプ7は、接続管6に設けられる取付孔24に貫通す
るように挿入されている。ここで固定パイプ7の大きさ
(直径)と、取付孔24の大きさ(直径)及び取付孔2
4の長さは、固定パイプ7の摺動に支障がなく、かつス
ライド調節クランプ8にて、固定パイプ7を固定した際
に、手元ハンドル4がぐらつかない程度の大きさに設定
されている。スライド調節クランプ8は、一端8aを取
付孔24に露出させ、他端8bを接続管6から露出する
ように回転軸8cを介して揺動自在に取付けられる。そ
して、コイルバネ10にて、常に、スライド調節クラン
プ8の端部8a、8bが取付孔24側と接続管6の外側
に突出するようになっている。この構造により、取付孔
24に挿入された固定パイプ7はスライド調節クランプ
8の端部8aにより押しつけられるので、任意の位置で
固定することができる。なお、図示しないが、スライド
調節クランプ8の端部8aを受ける段部を、固定パイプ
7の側面に連続して、あるいは、任意の位置に設けるこ
とにより、固定パイプ7の固定を堅固にすることができ
る。この構造によりスライド調節クランプ8の端部8b
を押すことで、固定されていた固定パイプ7と接続管6
の固定が解除されて、固定パイプ7が接続管6に設けら
れている取付孔24を通してスライド移動してハンドル
4と接続管6の間の長さを調節できる。必要な長さに調
節してからスライド調節クランプ8を離せば、接続管6
の取付孔24の中でコイルバネ10によって固定パイプ
7がスライド調節クランプ8の端部8aに当たり、固定
パイプ7が固定される。
【0011】図3において、ホース2の先端には、ホー
スホルダー11が取付けられており、該ホースホルダー
11が接続管6の端部に形成される連結凹部25に勘合
することで、ホース2が接続管6に着脱自在に取付けら
れる。ホースホルダー11の先端には、接続管6に接続
した時の気密を取るためのゴムパッキン12が取付けら
れている。このゴムパッキン12は、ホース2を接続管
6から外してそのまま使用する時には、ゴムパッキン1
2が家具などを傷めないバンパーとしての機能を持てい
る。また、前記ホース2の先端には、付属の隙間用吸口
やブラシ付吸口を接続することができる。
【0012】図4において、ホース貫通穴21には、ホ
ース2が円滑に出入りするように、その内壁面にボール
ベアリングやローラーといったホース2を送る回転部1
3が組み込まれている。この構造により、固定パイプ7
の摺動にともなう手元ハンドル4と接続管6間のホース
2の長さA(図1にて図示)は、前記ホース貫通穴21
を介して供給または吸収されるので、固定パイプ7の摺
動操作に支障をきたすことがない。更に、ホース貫通穴
21は側方からみて大きなアールで屈折して形成されて
いる。このため、ホース2はその弾性によりホース貫通
穴21に保持されるから、スライド調節クランプ8の固
定を解除した際の手元ハンドル4の急激な落下を防ぐと
ともに、床用吸口3から手元ハンドル4とを直線的に連
結したホース2を後方にゆるやかに案内することができ
るので、ホース2による電気掃除機本体1の引き回し走
行を向上させ、更に前記走行による手元ハンドル4後部
でのホースの破損を軽減することができる。
【0013】また、固定パイプ7の一端は、ハンドル4
の下部に形成される取付孔26に挿入され、着脱レバー
14により着脱自在に固定されている。このため、固定
パイプ7を外したい時は、ハンドル4に組み込まれてい
る着脱用レバー14を回すことで、固定パイプ7を外す
ことができる。手元ハンドル4には、操作回路と赤外線
送信回路を備えた基板17が内蔵され、該基板17に電
池蓋15を介して着脱自在に設けたバッテリーまたは電
池16により電源を供給することで、手元ハンドル4か
らのワイヤレス操作を可能にしている。
【0014】次に、図1及び図5、図6において、本実
施例に係る電気掃除機100の操作方法を説明する。先
ず、本実施例に係る電気掃除機100によれば、手元ハ
ンドル4に設けた操作部22にて電源をONすると、そ
の信号は赤外線発信部18と赤外線受光部19を介して
電気掃除機本体1にコードレスで伝えられ電動送風機を
動作させることができる。また同様な操作で各種の運転
の切り換えを行うこともできる。なお、手元ハンドル4
にワイヤレス送信機能がない時、またはバッテリーや電
池16が切れてワイヤレス送信ができない場合は、電気
掃除機本体1に設けた電源・切替えスイッチ20を操作
して運転させる。起動した電動送風機は、床用吸口3か
ら塵埃を含んだ空気を吸い込み、吸口継手5、接続管
6、ホース2を介して電気掃除機本体1の図示しない集
塵室に吸い込み、集塵室内に設けた使い捨ての紙袋フイ
ルタ等の塵埃フイルタにより塵埃を取り除かれた空気を
電気掃除機本体1外に排気する。
【0015】さて、電気掃除機100では、スライド調
節クランプ8の操作で固定パイプ7の長さAを調節して
手元ハンドル4から床用吸口3までの長さを調節する。
例えば、左手で接続管6を保持しながらスライド調節ク
ランプ8の一端8bを押して固定パイプ7の固定を解除
し、右手で保持した手元ハンドル4をホース軸に沿って
移動させて任意の長さAを設定した後に、スライド調節
クランプ8の一端8bから手を離せば手元ハンドル4を
所定の位置に固定することができる。図1は接続管6か
ら固定パイプ7を電気掃除機本体1側へ伸ばし切って手
元ハンドル4から床用吸口3までの長さを最も伸ばした
状態を示し、図5は縮めた収納状態を示している。図1
の状態では、接続管6と手元ハンドル4の間にホース2
の長さA、手元ハンドル4から電気掃除機本体1の間の
ホース2の長さBが確保され、図5の状態の時には、ホ
ース2の長さAは無くなり、ホース2の長さBに長さA
が移行する。つまり、接続管6と手元ハンドル4の間の
ホース2の長さAは、図1の固定パイプ7を伸ばし切っ
た状態Aから図5の完全に縮めた状態A=0の間を固定
パイプ7のスライド調節クランプ8の無段階調節または
段階的調節に合わせて調整できる。このため、利用者
は、電気掃除機本体1から床用吸口3までの塵埃の連通
部分を伸縮や変更することなく、自分の体格に合わせて
手元ハンドル4から床用吸口3までの長さを簡単な操作
で自由に調整することができる。また、本実施例では固
定パイプ7の長さを、図5の収納状態で示すように、接
続管6と吸口継手5及び床用吸口3の直線的な長さの合
計と一致させるように設定し、更に、固定パイプ7の先
端に軟質ゴム9を設けている。このため、図5に示すよ
うに、固定パイプ7を接続管6側にスライドし切った状
態では、固定パイプ7の先端は床用吸口3と同じく床に
接する位置まで下がり、この固定パイプ7の先端と床用
吸口3とで接続管6を保持・安定させ、自立させること
ができる。この時に固定パイプ7の先端には軟質ゴム9
が設けてあるので床を傷つけることがない。
【0016】また、図6で示すように、本実施例の電気
掃除機100では、床用吸口3にて床の掃除を行ってい
る最中に、ホース2の先端を接続管6から取り外して、
この先端に設けたホースホルダー11を介して戸棚の掃
除や床用吸口3では届かない隙間の掃除を行うことがで
きる。この際、接続管6とハンドル4の間のホース2の
長さAは、手元ハンドル4を通してホース2長さBから
必要な長さαを引き出したり、戻したりすることができ
るので、ホース2の長さが必要な高所の掃除や遠くの掃
除性を向上させることができる。一方、手元ハンドル4
は固定パイプ7にて保持されるので、ホース2の先端に
よる掃除作業の邪魔になることがなく、高所あるいは長
いホース2を使用する場合では、手元ハンドル4により
ホース2が保持されるので、ホース2の先端を保持する
手に係るホース2の重量を軽減させることができる。ま
た、必要により、手元ハンドル4からホース2を引く抜
いてホース2単独での掃除を行うこともできる。このよ
うにすれば、手元ハンドル4等を持つ必要がないので、
手に係る重量を軽減して狭い部分の清掃性を向上させる
ことができる。また、前記したように、ホース2の先端
に付属の隙間用吸口やブラシ付吸口を接続して清掃作業
をより向上させることができる。
【0017】以上述べたように、本実施例に係る電気掃
除機100によれば、手元ハンドル4が電気掃除機本体
1に取付けられるホース2から分離し、床用吸口3につ
ながる固定パイプ7によって手元ハンドル4がホース2
上を固定できたり動かせることで、手元ハンドル4から
床用吸口3までの長さを身長差がある多くの使用者が、
自分たちの使い易い長さに自由に調整することができ
る。使用後の収納時にはワンタッチで縮められるので、
延長管を分解するなどといった手間がかからない。
【0018】また、床用吸口3につながる固定パイプ7
と塵埃を吸うホース2が分離しているので、床面を掃除
している途中でテーブルや棚を掃除する時でも、床用吸
口3や手元ハンドル4につながる支持体ごと外す手間が
かけることなく、塵埃を吸うホース2を床用吸口3側の
接続部から外すだけで容易にテーブルなどを掃除するこ
とができる。この際、ホース2の長さが足りない場合
は、手元ハンドル4を貫通している電気掃除機本体1側
のホースを引き出すことでホース2の長さを自由に調整
できるので、ハンドルから離れた場所も容易に対応でき
る。更に、固定パイプ7をスライドさせて床面まで降ろ
すことで手元ハンドル4から床用吸口3まで構成部材が
自立するので、掃除作業を一時的に中断する時には、今
までのように床に寝かせて場所を取ることや壁に立て掛
けて倒れるような心配がなくなる。
【0019】また、従来の電気掃除機では、ホースが手
元ハンドルに直接取付けられているために、ホースの接
続部ホース自身の弾性やホースによる電気掃除機本体引
き回し走行による応力などから、前記接続部が傷み易
く、ひどい時には切れてしまうことがあったが、本実施
例によれば、手元ハンドル4とホース2が直接取付けら
れておらず、更に、手元ハンドル4とホース2の接触部
を適宜変更するなど、ホース2の応力がかかり易い部分
を常に固定させないことで、ホース2が切れる心配を軽
減することができる。
【0020】また、本実施例では、電気掃除機100を
構成する電気掃除機本体1と床用吸口3と吸口継手5と
接続管6とホース2と手元ハンドル4と固定パイプ7を
それぞれに着脱自在に構成しているので、適宜分離した
り結合することで収納性や梱包の取扱を向上させ、更
に、廃棄時の解体が簡単にできる。
【0021】(第2実施例)図7及び図8は本発明の第
2実施例を示したものである。図7は第2実施例に係る
電気掃除機200の側面図、図8は開閉レバー部上面断
面図である。この電気掃除機200は伸縮する連結部2
7により、手元ハンドル4を支持したものである。
【0022】図において、電気掃除機200は、電気掃
除機本体1と、床用吸口3を備えた接続部28と、前記
接続部28と電気掃除機本体1を連通する柔軟性のある
ホース2と、前記ホース2上を移動可能に設けられる手
元ハンドル4と、前記手元ハンドル4と接続部28を連
結し、手元ハンドル4と接続部28との長さCを自在に
設定して、両部材がぐらつかないように固定する連結部
27とから構成される。前記ホース2、床用吸口3、及
び接続部28は、それぞれの接続個所が勘合して着脱自
在に取付けられている。連結部27は、パイプ支柱29
と、該パイプ支柱29の一端と連結されて、該パイプ支
柱29の伸縮自在に収納する収納パイプ30から構成さ
れ、パイプ支柱29の他の一端を手元ハンドル4に、収
納パイプ30の他の一端を接続部28に取付けられる。
31は収納パイプ30のパイプ支柱29側に開閉自在に
取付けられるレバーホルダーであり、該レバーホルダー
31の開閉により、支柱パイプ29が締め付けられるこ
とで中に入ったパイプ支柱29が収納パイプ30に固定
される。図8で示すように、レバーホルダー31を開く
ことで中で締め付けられていた支柱パイプ29の固定が
解除され、収納パイプ30の延長上を無段階にスライド
伸縮し調整できるようになっている。
【0023】このような構造をとることにより、手元ハ
ンドル4と接続部28の長さCは、収納パイプ30の長
さaと、収納パイプ30から引出されるパイプ支柱29
の長さAとの合計、つまり、伸縮自在な連結部27の長
さCにより決定される。したがって、手元ハンドル4と
吸込継手の長さCは、収納パイプ30から引出されるパ
イプ支柱29の長さAの長さ分だけ伸縮するさせること
ができる。また、連結部27を最も縮めた場合は、第1
実施例のようにホース2の長さAは手元ハンドル4を通
してホース2長さBへ移るが、連結部27と並行するホ
ース2の長さaは残るので、連結部27を縮めながらも
図6で示すような使い方ができる。また、本実施例によ
れば、第1実施例で使用した連結管6を使用する必要が
ないので部品点数を少なくすることができる。
【0024】なお、本実施例では連結部を1段収納とし
たが収納パイプ30を複数にして2〜3段収納方式にし
てもよい。この際、収納パイプ30の1本の長さと支柱
パイプ29を合わせることにより、伸縮できる長さを広
くすることができる。
【0025】(第3実施例)図9〜図11は本発明の第
3実施例を示したものである。図9は電気掃除機300
の側面図、図10は角度調節部上面断面図、図11は同
電気掃除機300の収納状態の側面図である。この電気
掃除機300は、固定パイプ7と手元ハンドル4との連
結を回転自在な構造としたものである。
【0026】図9で示すように、固定パイプ7一端は手
元ハンドル4の下部に設けた回転ヒンジ部32に回転自
在に取付けられている。前記回転ヒンジ部32は、図1
0で示すように、固定パイプ7の一端に設けられる固定
パイプ回転軸33と、手元ハンドル4に設けられ、前記
固定パイプ回転軸33を挾み付ける回転受部34と、回
転受部34により挾まれた固定パイプ回転軸33をその
両側から回転軸を介して挾み付ける角度調節レバー35
とから構成される。また、36は固定パイプ回転軸33
と回転受部34との間に設けたゴムパッキンであり、固
定パイプ回転軸33と回転受部34を滑らないように固
定する。この構造により、角度調節レバー35を回して
締め付けたり、開放したりすることにより、回転ヒンジ
部32の固定を制御して手元ハンドル4と固定パイプ7
の角度を自在に設定することができる。このように本実
施例によれば、手元ハンドル4の角度を調整できるの
で、床面を掃除する際に使用者の手首に負担を軽減させ
て、それぞれの使用者に合わせて理想の手元ハンドル4
の保持姿勢を得ることができる。なお、手元ハンドル4
の角度を大きくする場合は、手元ハンドル4から適宜ホ
ースを床用吸口3側に引出してゆとりを持たせることが
できるから、ホース2の曲げ応力が加わってホース2を
破損したり、ホース2の復元力による回転ヒンジ部の大
型化を軽減することができる。
【0027】また、図11で示すように、手元ハンドル
4を回転しない状態では、接続管6と吸口継手5と床用
吸口3と手元ハンドル4の合計の高さDだけ必要である
が、手元ハンドル4を回転させることにより、手元ハン
ドル4の高さを小さくして図示する前記高さDより更に
短くした高さEにすることができるので、押し入れ等の
高さの低い収納スペースに分解せずにそのまま収納する
ことができる。更に、本実施例では、固定パイプ7の先
端に折りたたみ自在なスタンド用パイプ37を設けてい
る。このため、手元ハンドル4から床用吸口3までの構
成部材を自立した際に、スタンド用パイプ37を開いて
共に床に接することで、自立を助けることができる。
【0028】図12は本発明の第4実施例を示した手元
ハンドルの斜視図である。この第4実施例では、手元ハ
ンドル4とホース2の連結を、ホース2と連結管6ある
いは電気掃除機本体1の連通を外すことなく着脱自在に
設けたものである。
【0029】図において、図に示す手元ハンドル4で
は、図1で示す手元ハンドル4のホース貫通孔38の片
方の壁に切欠部39を設けることでホース貫通孔38の
一部を開放し、該切欠部39からホース2を容易に着脱
できるようにしたものである。ここで、手元ハンドル4
のホース貫通孔38は弾性のある樹脂材料で形成し、該
樹脂材料の弾性を利用してホース2の着脱を容易にして
いる。本実施例によれば、手元ハンドル4をホース2か
ら容易に分離できるので、接続管6から外したホース2
の先を使う時は重いハンドル4を持たずにホース2自身
をそのまま握って、細かな掃除場所を掃除することがで
きる。
【0030】図13は本発明の第5実施例を示した手元
ハンドルの斜視図である。この第5実施例では、手元ハ
ンドル4のホース貫通孔38を着脱自在なリング39で
構成したものである。
【0031】図において、本実施例に係る手元ハンドル
4では、ホース2の摺動を手元ハンドル4の下部に形成
される凹状のホースガイド40と、該ホースガイドに着
脱自在に取付けられるリング39で構成する。リング3
9はホースガイド40の前後に設けてあり、ホース2を
ホースガイド40に保持する。この構造により、ハンド
ル4の軽量化を図ることができる。この場合、固定パイ
プ7と手元ハンドル4との固定部はホースの上部に位置
する手元ハンドル4の上面に設けている。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、吸口を備えた接続部と
ホースとの連通部分を伸縮や変更することなく、ホース
上を移動可能な手元ハンドルと吸口との長さを連結部を
介して自在に設定して固定することができるので、空気
漏れが軽減され、しかも簡単な操作で手元ハンドル部と
床用吸口の長さを使用者の体格に合った長さに自在に設
定して使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の電気掃除機の側面
図。
【図2】同電気掃除機の接続部とスライド調節クランプ
部の上面断面図。
【図3】同電気掃除機の接続部とホース周りの側面断面
図。
【図4】同電気掃除機の手元ハンドルの側面断面図。
【図5】同電気掃除機の収納状態の側面図。
【図6】同電気掃除機のホース先端を外した状態の斜視
図。
【図7】第2実施例の電気掃除機の側面図。
【図8】同電気掃除機の開閉レバー部上面断面図。
【図9】第3実施例の電気掃除機の側面図。
【図10】同電気掃除機の角度調節部上面断面図。
【図11】同電気掃除機の収納状態の側面図。
【図12】第4実施例の電気掃除機の手元ハンドルの斜
視図。
【図13】第5実施例の電気掃除機の手元ハンドルの斜
視図。
【符号の説明】
1…電気掃除機本体、2…ホース、3…床用吸口、4…
手元ハンドル、5…接続部、6…接続管、7…固定パイ
プ、8…スライド調節クランプ、21…ホース貫通孔、
23…連結部、24…取付孔100…電気掃除機。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機を備えた電気掃除機本体と、床
    用吸口を備えた接続部と、前記接続部と電気掃除機本体
    を連通する柔軟性のあるホースと、前記ホース上を移動
    可能に設けられる手元ハンドルと、前記手元ハンドルと
    接続部を連結し、手元ハンドルと接続部との長さを自在
    に設定して固定する連結部とからなることを特徴とする
    電気掃除機。
  2. 【請求項2】接続部とホースとを着脱自在にしたことを
    特徴とする請求項1の電気掃除機。
  3. 【請求項3】手元ハンドルに電気掃除機本体の運転制御
    を遠隔操作する操作部と、該操作信号を電気掃除機本体
    に送信する赤外線発信部を設け、電気掃除機本体に前記
    赤外線発信部から信号を受信する赤外線受信部を備えた
    ことを特徴とする請求項1、2の電気掃除機。
  4. 【請求項4】床用吸口を備えた接続部と、該接続部と電
    動送風機を備えた電気掃除機本体とを連通する柔軟性の
    あるホースと、前記ホース上を移動可能に設けられる手
    元ハンドルと、前記手元ハンドルと接続部を連結し、該
    手元ハンドルと接続部との長さを自在に設定して固定す
    る連結部とからなることを特徴とする電気掃除機用吸塵
    ホース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100774509B1 (ko) * 2001-10-23 2007-11-08 엘지전자 주식회사 진공청소기의 손잡이
JP2016030060A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 アイリスオーヤマ株式会社 電気掃除機
JP2016030062A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 アイリスオーヤマ株式会社 電気掃除機

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