JPS6111931Y2 - - Google Patents

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JPS6111931Y2
JPS6111931Y2 JP10952379U JP10952379U JPS6111931Y2 JP S6111931 Y2 JPS6111931 Y2 JP S6111931Y2 JP 10952379 U JP10952379 U JP 10952379U JP 10952379 U JP10952379 U JP 10952379U JP S6111931 Y2 JPS6111931 Y2 JP S6111931Y2
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JP
Japan
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enameled wire
probe
wire
slide plate
predetermined
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JP10952379U
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JPS5627815U (ja
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Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば電動機等の巻線から引出さ
れたリード線の一部を除去すると共に、被覆を除
去した所から通電を行なうようにしたエナメル線
被覆剥離通電装置に関するものである。
電動機等の製造工程中に、巻線から引出された
リード線を利用して、巻線の抵抗値あるいは断線
の有無などの電気的な試験を行なう工程がある。
このような工程では、巻線から引出されたリー
ド線の巻線の一部を除去すると共に、通電して必
要な項目の試験を行なつている。そして、前記リ
ード線がエナメル線や自己融着線(以下単にエナ
メル線という)である場合には、被覆の一部を除
去し通電を行なう装置として、第1図ないし第4
図に示すような各装置が提案されている。
すなわち、第1図に示す装置は、試験装置に電
気的に接続され、かつ外周面にローレツトが切ら
れたローラ1を偏心軸2に固定すると共に、アー
ム3を介してシリンダ4で回転させるようにした
もので、支持台5上に置かれたエナメル線6に対
し、ローラ1を圧接回転させて外周面のローレツ
トによつて被覆を除去すると共に、ローラ1を介
して通電を行うように構成されている。
また、第2図に示す装置は、試験径路に電気的
に接続されたクランパ7に、ヤスリ面8が対向す
るようにブロツク9を固定し、ヤスリ面8間でエ
ナメル線6を所定の圧力で挾んで、エナメル線6
に対しクランパ7を移動させることにより、ヤス
リ面でエナメル線6の被覆を除去すると共に、ブ
ロツク9を介して通電するように構成されてい
る。
これらの装置においては、エナメル線6の被覆
とエナメル線の芯線をローレツト面やヤスリ面で
削り取るため、ローレツト面やヤスリ面が目づま
りを起し易い。特に自己融着線の場合には、頻繁
に目立てを行なう必要があり、作業性が極めて悪
い欠点がある。
一方、第3図および第4図に示す装置は、支持
台5上に引出されたエナメル線6に対し、試験装
置に電気的に接続されたナイフエツジ状のプロー
ブ10を所要の圧力で押付け、プローブ10の先
端をエナメル線6にくい込ませることにより被覆
を破りプローブ10とエナメル線6とを導通させ
るように構成されている。
このような装置においては、プローブ10の押
付力によつて、エナメル線6の被覆の破壊が不十
分になつたり、エナメル線6を切断してしまうな
ど安定した接続を得ることが難しい欠点があつ
た。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、作業性が良く、かつ確実な導通が得られる
ようにしたエナメル線の被覆剥離通電装置を提供
するにある。
上記目的を達成するため、本考案は、ナイフエ
ツジ状のプローブを所定の力でエナメル線に押圧
した状態で、プローブをエナメル線の軸心方向に
移動させることによりエナメル線の被覆を除去す
ると共に、プローブをエナメル線に押圧した状態
で若干戻し、被覆の除去された位置で導通を行な
わせるようにしたことを特徴とする。
以下本考案の一実施例を図面にしたがつて説明
する。
第5図は本考案の一実施例を示すもので、同図
において、絶縁材料で形成されたベース11上に
は、エナメル線6を案内し支持するガイド12
と、一対のピン13が固定されている。スライド
板14には、前記ピン13と摺動自在に嵌合する
クランク状の長穴15が形成され、ベース11に
摺動自在に支持されている。そして、スライド板
14に植設されたピン16と前記ピン13の間に
掛渡されたスプリング17によつて、一方向に付
勢されている。このスライド板14に支持された
ケース18には、ナイフエツジ状のプローブ19
が摺動自在に支持され、かつ、スプリング20の
抗圧力によつてケース18から突出する方向に付
勢されている。スプリング20の抗圧力は、ケー
ス18の後端に設けられたねじ21によつて調節
し得るようになつている。前記プローブ19の一
端には、図示していない試験装置に接続されたリ
ード線22の一端が結合されている。前記スライ
ド板14の一端と対向するようにエアシリンダ2
3が配置され、エアシリンダ23の作動によつ
て、スライド板14を、スプリング17の抗張力
に抗してスライドさせるようになつている。前記
ベース11に植設されたピン24に回転自在に支
持されたロツク板25は、前記ピン24に挿着さ
れたトーシヨンバネ26によつて、ストツパ27
に当接するように回動力が付加されている。そし
て、前記スライド板14に植設されたロツクピン
28と係合して、スライド板14をプローブ19
の通電位置に止めるようになつている。前記ロツ
ク板25の一端と対向するように配置されたエア
シリンダ29は、ロツク板25とロツクピン28
の係合を解除し、前記スライド板14の復帰を可
能にするものである。エナメル線6は、ガイド1
2に沿つて引出され、その一端をワイヤクランパ
30によつて保持され、かつ所定の力で引張られ
ている。
上記の構成において、エナメル線6をガイド1
2に沿つて引出し、その一端をワイヤクランパ3
0で保持し、所定の力で引張り、エナメル線の所
要の張力を付加する。そして、エアシリンダ23
を作動させスライド板14をスライドさせる。す
ると、スライド板14は、長穴15の形状に沿つ
て移動するため、プローブ19の先端は、二点鎖
線で示すような軌跡Eを画くように移動する。す
なわち、待機位置Aからエナメル線6と平行に移
動したのち、エナメル線6に向けて進み、Bの位
置でエナメル線6にくい込み、BからCの位置ま
で移動する間に、エナメル線6の被覆を除去す
る。このとき、ロツクピン28はロツク板25を
押のけて前進する。プローブ19がCの位置まで
達すると、シリンダ23は後退する。すると、ス
ライド板14もスプリング17の抗張力によつて
ロツクピン28がロツク板25に当るまで後退す
る。したがつて、プローブ19も、Cの位置から
通電位置Dまで戻り、通電状態になる。このと
き、プローブ19で剥離されたエナメル線6の被
覆は、Cの位置まで送られているため、剥離され
た被覆による接続不良が発生することはない。ま
た、プローブ19を移動させてエナメル線6の被
覆を剥離させるようにしたのでエナメル線6に対
するプローブ19のくい込み量を小さくすること
ができ、プローブ19でエナメル線6を切断する
こともない。そして、所要の通電試験が終つたの
ち、エアシリンダ29が作動して、ロツク板25
を押すと、ロツク板25とロツクピン28の係合
が解除され、スライド板14はスプリング17の
抗張力で待機位置まで戻される。
以上述べた如く、本考案によれば、ナイフエツ
ジ状のプローブをエナメル線に所定の圧力で押圧
接触させ、所定の位置まで移動させてエナメル線
の被覆を剥離したのち、通電位置まで戻して通電
するようにしたので、エナメル線との接続不良や
断線をなくし確実な導通を得ることができる。ま
た目づまり等の心配がなく、作業性を大幅に向上
させることができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエナメル線の被覆剥離通電装置
の要部を示す側面図、第2図は従来の他のエナメ
ル線の被覆剥離通電装置の要部を示す側面図、第
3図は従来の他のエナメル線被覆剥離通電装置の
要部を示す側面図、第4図は第3図の正面図、第
5図は本考案によるエナメル線の被覆剥離通電装
置の平面図である。 11……ベース、12……ガイド、13……ピ
ン、14……スライド板、15……長穴、19…
…プローブ、23,29……エアシリンダ、25
……ロツク板、28……ロツクピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材で形成され、かつエナメル線を所定の径
    路に沿つて案内し、支持する支持部材を備えたベ
    ースと、前記エナメル線に所定の張力を付加する
    ワイヤクランパと、前記ベースに、予め設定され
    たクランク状の径路に従つてベース上に引かれた
    エナメル線の軸方向および半径方向に移動可能に
    支持されたスライド板と、このスライド板に、前
    記エナメル線に向けて突出するように摺動自在に
    支持され、かつ所定の圧力で突出方向に付勢され
    たナイフエツジ状のプローブと、このプローブが
    待機位置から通電位置を越えた所定の位置まで移
    動するように前記スライド板を移動させる駆動手
    段と、この駆動手段によつて移動されたスライド
    板をプローブの通電位置に停止させるロツク手段
    とを設けたことを特徴とするエナメル線剥離通電
    装置。
JP10952379U 1979-08-10 1979-08-10 Expired JPS6111931Y2 (ja)

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JP10952379U JPS6111931Y2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10

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JP10952379U JPS6111931Y2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10

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Publication Number Publication Date
JPS5627815U JPS5627815U (ja) 1981-03-16
JPS6111931Y2 true JPS6111931Y2 (ja) 1986-04-15

Family

ID=29342104

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JP10952379U Expired JPS6111931Y2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0216698Y2 (ja) * 1985-07-20 1990-05-09
JP2560714Y2 (ja) * 1990-10-24 1998-01-26 三洋電機株式会社 ショーケースの棚装置

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JPS5627815U (ja) 1981-03-16

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