JPH0354436B2 - - Google Patents

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JPH0354436B2
JPH0354436B2 JP2635383A JP2635383A JPH0354436B2 JP H0354436 B2 JPH0354436 B2 JP H0354436B2 JP 2635383 A JP2635383 A JP 2635383A JP 2635383 A JP2635383 A JP 2635383A JP H0354436 B2 JPH0354436 B2 JP H0354436B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は準備された電線の端末に中空状弾性密
封栓を自動的に装着する装置に関する。
電線の端末に中空状の弾性密封栓を装着し、該
密封栓の一端部を電線と共に電気接続端子の電線
受容部に圧着した構成の電気コネクタは、例え
ば、特許出願公開昭和55年第57276号に開示され
ている。かかるコネクタにおける一つの利点は電
線を接続した端子をハウジングの各端子収容孔内
に挿入する際に密封栓を同時にかつ簡単に嵌着し
得ることである。この作業の容易性から最近この
種密封栓の使用が増大する傾向にある。
しかしながら従来、この種の密封栓の電線への
装着は、電線端部の絶縁被覆を剥取つた後、手作
業により行つていたので、電線の被覆剥取り、密
封栓の装着、端子圧着までの全工程を自動化する
上で問題となつている。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、密
封栓供給源から送られてくる密封栓を順次受け取
りこれを準備された電線端部に自動的に装着する
装置を提供するものである。
以下添付図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
第1図は本発明の密封栓装着装置を含む自動電
線端末処理装置の全体を示す概略平面図で、該端
末処理装置は大別して五つの装置から成り立つて
いる。即ち、電線保持装置100、電線の絶縁被
覆剥取り装置200、密封栓装着装置300、端
子圧着装置400、及び上記各装置を制御するコ
ントロールボツクス500で、それぞれ端末処理
装置基台600上に固定されている。
電線保持装置100は60度の間隔を置いて回動
する回転テーブル101を備え、該テーブルの回
転方向60度毎に六つの電線クランプ102〜10
7が配置されている。
第1電線クランプ102は電線クランプ位置1
08で電線を保持した後、反時計方向に60度回動
し絶縁被覆剥取り装置200がある被覆剥取り位
置109に到達しこゝで電線先端の絶縁被覆が公
知の方法により剥取られる。第1電線クランプ1
02が被覆剥取り位置109に到達した後、電線
クランプ位置108で第2電線クランプ107に
次に端末処理さるべき電線が保持され以下後続の
電線クランプ106,105,104,103も
同様にクランプ位置108で電線を保持し、順
次、次の処理位置へ送られる。
被覆剥取り位置109で処理された前記第1の
電線クランプ102は更に60度回動し密封栓装着
位置110に到達し、後で詳述する密封栓装着装
置300によつて電線の被覆端に密封栓が装着さ
れる。次に密封栓を備えた電線は端子圧着位置1
11に回動しここで圧着装置400によつて密封
栓と共に端子に圧着され、更に圧着端子検出位置
112に回動して検出装置700によつて端子が
確実に圧着されているかどうかのチエツクを受け
た後、電線開放位置113で放出される。そして
再び電線クランプ位置102に戻り一作業工程が
完了する。
次に第2Aから2G図を参照して、前記密封栓
装着位置110で電線の被覆端部に密封栓を装着
する工程を説明する。
第2Aから2C図は、密封栓装着装置300内
の栓受け渡し装置30が、一対の密封栓保持アー
ム82、及び81に保持された密封栓Sを前記ア
ーム82,81から受け取る工程を示し、第2D
から2G図は前記栓受け渡し装置30が受け取つ
た密封栓を前記密封栓装着位置110に到達した
電線の被覆に装着する工程を示している。
第2A図は、栓受け渡し装置30が、一対の密
封栓保持アーム82及び81によつて構成される
栓受容孔80内に準備された密封栓Sと対面する
密封栓受け取り位置にあり、かつガイドピン13
及び第2筒体12が前進位置にあつてガイドピン
13が第2筒体から突出した状態を示している。
第2B図は、第1筒体11がその駆動装置によ
つて第2筒体12及びガイドピン13を伴つて前
進しガイドピンの案内により第2筒体が密封栓S
の中空内に強制的に嵌入し密封栓をその周面上に
保持した状態を示す。第2筒体12の外径は密封
栓Sの中空部の内径より大に形成されており、し
たがつて第2筒体の前記中空部への強制挿入によ
り中空部は拡開され密封栓は第2筒体の周面にぴ
つたり装着される。この密封栓受け取り過程にお
いて、ガイドピン13の先端が密封栓の中空部中
ほどまで到達すると前記一対の保持アーム82及
び81は相互に離隔しはじめ、密封栓受容孔80
より大なる外径の第2筒体の侵入を許す。
密封栓の後端面に位置する樹脂性管状ストツパ
ー92は拡開可能に四つ割りに形成され、前記第
2筒体12が密封栓内に嵌入した際にガイドピン
の先端部を受容して拡開すると共にその端面が密
封栓の後端面と当接して密封栓の後方移動を制限
する。
第2C図は第2筒体12が密封栓を保持したま
ま第1筒体がその駆動装置によつて後退して元の
位置に戻つた状態を示す。この過程でガイドピン
13もその駆動装置によつて後退し第2筒体内に
収容される。
第2D図は、密封栓を保持した栓受け渡し装置
が、第2C図の位置から反時計方向に90度回動
し、前記電線クランプに保持されて前記密封栓装
着位置11Cに到達した電線と対面した状態を示
す。
第2E図は、第1筒体11が再びその駆動装置
によつて第2筒体及びガイドピンを伴つて前進
し、前記電線の端部を第2筒体内に受容した状態
を示す。第2筒体の内径は電線の絶縁被覆部の外
径よりも大に形成されており、したがつて第2筒
体は容易に被覆電線を受容する。第1筒体11
は、第2筒体12が電線を受容したときに第2筒
体上の密封栓が常に電線の被覆端部に位置するよ
う調整されている。
第2F図は、第2筒体12がその駆動装置によ
つて後退し第1筒体内に収容され、密封栓Sが電
線の被覆端部に装着された状態を示す。第2E図
の状態から第2筒体が後退しはじめると第2筒体
上にぴつたり装着した密封栓も第2筒体と共に後
退しようとするが密封栓は第1筒体の前壁11a
と当接しその移動を阻止され、その結果第2筒体
のみが後退して第1筒体内に入り、密封栓は電線
の被覆端部上に移し変えられる。前述のとうり、
密封栓Sの内径は電線の絶縁被覆の外径よりも小
であり、したがつて密封栓は電線上にぴつたり装
着される。
第2G図は、第1筒体が後退し、第2筒体及び
ガイドピンが前進した状態を示す。この動作の後
時計方向に90度回動し、第2A図の初期位置に戻
り一作業工程が完了する。
次に第1図及び第3図から第7図を参照して前
記密封栓装着装置300について詳細に説明す
る。
第3図は密封栓装着装置の側面図で、左側に電
線保持装置100の一部が示されている。電線保
持装置100は基台600に固定された支柱12
0(中央部が切欠されている)を有し、支柱12
0には平板121が固定されている。この平板1
21には軸受(図示しない)を介して回転テーブ
ル101が取り付けられている。回転テーブル1
01の端部には前記六つの電線クランプが取り付
けられ、同図においては電線Wを保持した電線ク
ランプ103のみが示されている。
密封栓装着装置300は基台600に固定され
た支柱1を含み、支柱1の一側面にブロツク2を
介してシリンダ3が、また他側面に軸受96を内
蔵する箱体10(第4図)がそれぞれ固定されて
いる。
軸受96に受承された軸95の一端は、シリン
ダロツド4の腕5に枢着されたリンク6を介して
シリンダ3に連結されている。リンク6はキーブ
ロツク9により軸95に固定され、したがつて、
軸95はシリンダ3が駆動され、ロツド4が左方
向へ移動するとそれに連動して時計方向に回動す
る。リンク6は延長レバ6aを含み、シリンダ3
が作動すると時計方向に回動し支柱に固定された
リミツトスイツチ7に当接する。リミツトスイツ
チの下方に位置するブロツク8は延長レバ6aの
回動制限するストツパ8aを備えている。
前記軸95の他端(第4図)には回動板97が
一体的に固定され、この回動板97には更に基板
14が固定されている。基板14はその長手方向
左側(第4図において)3の2が、後述するスラ
イダ15を案内する軌道を構成し、そのため基板
14上に回転ローラ16(第7図)を備えてい
る。基板14は、また第5図及び第6図から理解
できるように、その後部(第5,6図において右
側)に空間部18を介して後方に延びる一対の基
板延長部17を包含し、この延長部17の自由端
近傍に一対のブラケツト19が設けられている。
この一対のブラケツト19の上方にはシリンダ2
0が軸21によつて左右に揺動可能にブラケツト
に取り付けられている。またブラケツト19の下
方にはブラケツトに支持された軸22にリンク2
3が取り付けられている。リンク23の一端はシ
リンダ20から延びるロツド24に連結された腕
25に枢着されている。
前記基板14の軌道上には、矩形状のスライダ
15が載置され、スライダの前方には前記栓受け
渡し装置30がブロツク26を介して固定されて
いる。
スライダ15の後端部中央には一対の軸受27
(第6図)が突出し軸28を介してリンク29の
一端が取り付けられている。リンク29の他端は
前記シリンダ20から延びるリンク23に軸31
によつて連結されている。
スライダ15の後部にはブロツク32がねじ3
3によつて固定されている。このブロツク32と
前記栓受け渡し装置30を固定するブロツク26
には一対の平行な案内ロツド34が支持されてい
る。
案内ロツド34には該ロツドに沿つて摺動し得
る可動ブロツク35が装架されている。案内ロツ
ド36上に見える部材36は弾性材料で形成され
たクツシヨンで、案内ロツド36上を移動し得る
ようになつている。
固定ブロツク32は案内ロツド34と反対側の
面にねじ42によつて固定されたブロツク41を
有し、該ブロツク41は幅方向に厚みのあるL字
形ブロツク41aを一体的に含む。
L字形ブロツク41aの両側部にはねじによつ
て固定された一対のブラケツト43が取り付けら
れ、このブラケツト43の上部には軸44によつ
てシリンダ40が揺動可能に取り付けられてい
る。シリンダロツド45には腕46が固定され、
この腕46の先端にはリンク47及び48の一端
が枢着されている。
リンク47の他端は前記L字形ブロツク41a
の立上つた部分に形成された凹所49(第5図)
内に軸51によつて支持されている。一方、リン
ク48の他端は前記可動ブロツク35の上部に突
出して形成された一対の軸受53に支持された軸
52に受承されている。
前記案内ロツド34にはまた他の可動ブロツク
37が摺動可能に装架されている。この可動ブロ
ツク37にはシリンダ50(第5図)が固着され
またそのシリンダロツド54は前記ブロツク26
に一対のねじ55によつて固定されている。
前記栓受け渡し装置30は第2図及び第5図か
ら判るように最外部に位置する第1筒体11と第
1筒体中に嵌合された第2筒体12及び第2筒体
内に嵌合されたガイドピン13とから構成されて
いる。第1筒体11はその基部11aをねじ38
によつてブロツク26に固定され、また第2筒体
12はその基部に設けられた鍔12aが前記可動
ブロツク37の内部に形成された凹所に嵌着され
ている。ガイドピン13は後方に延びるロツト1
3aを有し、その自由端部が前記可動ブロツク3
5の中心開孔56(第4図)内に延びてねじ57
によつて可動ブロツク42に固定されている。
前記支柱1の上部には密封栓供給源301(第
1図)から給送管302を通して送られてきた密
封栓Sを前記受け渡し装置30に渡すために密封
栓Sを所定位置に保持する密封栓保持装置60が
載置固定されている。該装置60の基板61上に
は離隔して配置された大小一対のブロツク62及
び63が固定され、このブロツク62及び63に
は一対の平行な案内ロツド64(第9図)が支持
されている。
第9図に示すように、案内ロツド64には略V
字形の摺動ブロツク65及び形状が異なる一対の
栓保持アーム81,82が装架されている。摺動
ブロツク65の部分71にはブラケツト72によ
りシリンダ68が固定されまた固定ブロツク62
には他のシリンダ83が固定されている。シリン
ダ83のロツド84は案内ロツド64に装架され
た摺動ブロツク65の一方の腕67aにねじ85
によつて固定されている。
案内ロツド64に装架された一対の保持アーム
81,82はそれらアームと摺動ブロツクの腕6
6,67との間に配置された一対の圧縮ばね86
によつて常時相互に近接する方向に押圧されてい
る。ばね86はまた保持アーム81,82と摺動
ブロツク66,67との間隔を常に一定に保つ役
目をしている。
シリンダ68のロツド69は先端にローラ70
を枢着したアーム73を有し、前記ローラ70は
前記一対の保持アーム81,82に形成されたV
形凹所88内に延びている。
保持アーム81,82はそれらが接近したとき
に形成される密封栓受容孔80を包含し、また一
方のアーム81は突出部分81aを有し、該部分
81aは前記密封栓給送管302の端面を受ける
(第3図)。
第8図に示すように密封栓保持装置60の基板
61上にはブランケツト90が延び、このブラン
ケツト90には通常前記密封栓受容孔80と対面
する管状ストツパ92がねじ91により固定され
ている。管状ストツパ92は弾性プラスチツク材
料で形成され長さ方向周面に四つの割溝93が設
けられ前記ガイドピン13を受容した際に外方向
に拡開するようになつている。管状ストツパ92
に隣接して、密封栓供給源から延びる密封栓供給
管302が配置され、その端面は通常、前記一方
の保持アーム81の突出部分81aと対面してい
る。
次に密封栓装着装置300の作用について説明
する。
密封栓Sは密封栓供給源301(第1図参照)
から給送管302を通して所定の方向性をもたせ
て連続的に密封栓保持装置へ送られ、前記保持ア
ーム81の突出部分81aに受け止められる。
次にシリンダ83(第9図)が作動し、摺動ブ
ロツク65及び該摺動ブロツクにばね86によつ
て連結された一対の保持アーム81,82が案内
ロツド64に沿つて一定距離だけ左方向(第9図
において)に移動する。この結果前記一対の保持
アーム81,82に形成された密封栓受容孔80
が給送管302の直下に到達し、給送管から一つ
の密封栓Sを受け取る。密封栓は給送管から自然
落下して受容孔内に収まる。密封栓を受け取ると
前記シリンダ83が作動して摺動ブロツク65及
び保持アーム81,82は元の位置へ復帰する。
このとき給送管内の次の密封栓が前記同様前記保
持アーム81の突出部分81aに受け止められ、
次の工程に備える。
密封栓保持装置の前記作業の間、密封栓受け渡
し装置30は、前工程で受け取つた密封栓を密封栓
装着位置110で電線端部に装着し、密封栓保持
装置が次に処理されるべき密封栓を受容孔内に受
け取り元の位置に復帰すると同時に、密封栓受け
取り位置に戻り、密封栓受け取り工程に入る。
第3図に破線で示す栓受け渡し装置30の位置
は第2A図に対応するもので、この位置における
該装置の各部の動きを次に第4図及び第5図を参
照して説明する。尚、栓受け渡し装置30が密封
栓保持装置60と対面する前記位置においては、
第3図には示されていないが、シリンダ3が作動
してロツド4が伸長し、リンク6は第3図の状態
から時計方向に90度回動した位置にある。
第4図及び第5図はガイドピン13が第2筒体
12内に収容された状態を示しており、第2A図
に対応させるため先ずガイドピンを前進させるこ
とから説明する。
ガイドピン13はシリンダ40によつて駆動さ
れる。すなわち、シリンダ40が作動しロツド4
5が伸長するとくの字状に連結されたリンク4
7,48は直線状になり(第4図に破線で図示)、
ガイドピンの後端を支持する可動ブロツク35を
案内ロツト34に沿つて栓受け渡し装置30に向
けて移動せしめ、この結果、ガイドピン13の先
端部は第2筒体12の先端から突出し、第2A図
の位置をとる。
この状態で次に栓受け渡し装置全体が搭載され
たスライダ15がシリンダ20によつて駆動され
る。第4図にはシリンダ20が作動する前のリン
ク23,29の状態が破線で示されている。
シリンダ20が作動し、ロツド24が伸長する
とリンク23が軸22を中心として時計方向に回
動し、ほぼL字状に連結されたリンク23及び2
9が直線状になり、リンク29に連結されたスラ
イダ15を左方向(第4図において)に移動せし
める。この結果、ガイドピン13の案内により第
2筒体12は密封栓Sの中空部内に挿入され、密
封栓をその周面上に支持し、ガイドピンの先端部
は前記管状ストツパー92内に入り、四つ割りの
部分を外方向に押し拡げる。この過程において、
密封栓保持装置60のシリンダ68が作動し、ロ
ツド69の先端に取り付けられたローラ70が一
対の保持アームのV溝88の壁面を押圧し、ばね
86に抗して保持アーム81,82を相互に離隔
し、密封栓受容孔80を開き第2筒体12の侵入
を許す。この状態は第2B図に対応する。
第2筒体12への密封栓Sの装着が完了すると
スライダ15はシリンダ20の作動により後退位
置に戻りまたガイドピン13はシリンダ40の作
動により後退し、第2筒体内に収容される。この
状態は第2C図に対応する。
栓受け渡し装置30の密封栓受け取り作業が完
了すると、シリンダ3が作動しロツド4が後退す
る。この結果、腕5を介してロツド4に連結され
たリンク6が反時計方向に90度回動し、したがつ
て軸95、回動板97、基板14及び栓受け渡し
装置を搭載したスライダ15が同時に同方向に回
動し、栓受け渡し装置を密封栓受け取り位置から
準備された電線と対面する密封栓装着位置に転換
する。この状態は第2D図に対応する。
位置転換作業が完了すると同時に、前記シリン
ダ20が作動しスライダ25を前進させ、準備さ
れた電線Wを第2筒体12内に受け入れる。第3
図に実線で示される栓受け渡し装置30は電線を
受け入れた時のこの状態を示し、これは第2E図
に対応する。
次に第2筒体12が第2筒体上の密封栓Sを電
線Wの被覆端部に装着するために第1筒体内に後
退する第2F図に対応する工程を第5図を参照し
て説明する。
第2筒体12はその鍔12aを介して可動ブロ
ツク37に固定されこの可動ブロツク37はシリ
ンダ50を一体的に有している。一方シリンダロ
ツド54は固定ブロツク26に一体的に取り付け
られている。このためシリンダ50がシリンダ作
動の指令信号を受け、ロツド54が伸長するとシ
リンダ50と一体の可動ブロツク37が第2筒体
を伴つて案内ロツト34に沿つて固定ブロツク2
6から遠ざかる方向、すなわち右方向に移動し、
第2筒体12を第1筒体11内に後退せしめる。
電線に密封栓を装着する作業が完了すると、スラ
イダ15がシリンダ20によつて後退せしめられ
同時にシリンダ40及び50によりガイドピン1
3及び第2筒体12が前進し元の位置に復帰す
る。これらシリンダ20,40及び50の作動と
同時にあるいは少し遅れてシリンダ3が作動して
栓受け渡し装置30を時計方向に90度回動し密封
栓受取り位置に転換し、密封栓装着装置の一工程
が完了する。
本発明は上述のように人手によらず密封栓を電
線の被覆端部に装着することができるので、作業
能率の向上をはかることができるばかりでなく、
電線の被覆剥ぎ取りから端子圧着までの工程を自
動化する上で極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の密封栓装着装置を含む電線端
末処理装置の概略平面図、第2A図〜第2G図は
密封栓装着装置によつて密封栓を電線に装着する
工程を順次説明するための図、第3図は密封栓装
着装置の側面図、第4図は第3図の平面図、第5
図は第4図の−線に沿つて見た図、第6図は
第5図に類似する一部省略した図、第7図は第5
図の−線に沿つた断面図、第8図は第3図に
示される密封栓保持装置の側面図、第9図は第8
図の平面図である。 11……第1筒体、12……第2筒体、13…
…案内部材、30……栓受け渡し装置、20,4
0,50……駆動装置、60……密封栓保持装
置、80……密封栓受容孔、S……密封栓。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電線の外径より僅かに小さい通常内径の開口
    を有する弾性密封栓を保持する保持手段と、 前端にテーパ部を有し前記電線の外径より僅か
    に大きい外径の棒状案内部材と、 該案内部材の外周に同心状且つ摺動可能に配置
    され前端にテーパ部が形成された中空筒体と、 該筒体及び前記案内部材を前記密封栓の前記開
    口に一体として圧入すると共に前記案内部材を前
    記筒体から後退するよう駆動する駆動手段と を具え、前記案内部材が後退した前記筒体の前記
    中空部に前記電線の端部を挿入し、前記筒体を抜
    くことにより電線端部に密封栓を装着するように
    した密封栓装着装置。 2 電線の一端部外周に中空状の密封栓を装着す
    る方法において、 前記密封栓の前記中空部にアクセス可能に前記
    密封栓を保持することと、 前記密封栓の前記中空部の一端から前端にテー
    パ部を有し前記電線の外径より大きい外径の案内
    部材及び該案内部材の外側に配置された中空筒体
    を圧入し前記密封栓の前記中空部の内径を拡大す
    ることと、 前記案内部材を前記筒体から後退させ該筒体の
    中空部に前記電線の端部を挿入することと、 前記密封栓から前記筒体を抜き前記電線外周に
    装着することと より成る密封栓の装着方法。
JP2635383A 1983-02-21 1983-02-21 密封栓装着装置及び装着方法 Granted JPS59154783A (ja)

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JP2635383A JPS59154783A (ja) 1983-02-21 1983-02-21 密封栓装着装置及び装着方法

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JPS59154783A JPS59154783A (ja) 1984-09-03
JPH0354436B2 true JPH0354436B2 (ja) 1991-08-20

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ID=12191101

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