JPS6111920Y2 - - Google Patents

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JPS6111920Y2
JPS6111920Y2 JP17172678U JP17172678U JPS6111920Y2 JP S6111920 Y2 JPS6111920 Y2 JP S6111920Y2 JP 17172678 U JP17172678 U JP 17172678U JP 17172678 U JP17172678 U JP 17172678U JP S6111920 Y2 JPS6111920 Y2 JP S6111920Y2
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discharge lamp
pulse
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thyristor
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は放電灯点灯装置に関し、特にたとえ
ば放電ランプの寿命を長くできかつ大きなエネル
ギで放電ランプを始動できるような放電灯点灯装
置に関する。
第1図は従来の放電灯点灯装置の回路図であ
り、特に放電ランプを始動点灯させるためのスタ
ータ回路としてパルス回路を用いた場合の回路図
である。構成において、交流電源1には、限流チ
ヨーク2を介して放電ランプ3が直列接続され
る。この放電ランプ3のフイラメント31,32
の非電源側端には、スタータ回路の一例としてパ
ルス発生回路4が接続される。このパルス発生回
路4は、パルストランス41の2次巻線412と
1次巻線411と発振コンデンサ42を直列接続
し、前記1次巻線411と発振コンデンサ42の
直列回路にブレークオーバ電圧以上の電圧を印加
することによつて導通するサイリスタ43を並列
接続したものである。
動作において、交流電源1を投入すると、限流
チヨーク2−フイラメント31−2次巻線412
−1次巻線411−発振コンデンサ42−フイラ
メント32の経路で電流が流れ、発振コンデンサ
42が充電される。この発振コンデンサ42の端
子電圧がサイリスタ43のブレークオーバ電圧を
越えると、サイリスタ43が導通する。これによ
つて、発振コンデンサ42の充電電荷が発振コン
デンサ42−1次巻線411−サイリスタ43−
発振コンデンサ42の閉回路を放電して、1次巻
線411にパルス電圧を発生し、該パルス電圧が
2次巻線412に昇圧誘起されて放電ランプ3の
両端に印加される。発振コンデンサ42が放電し
終ると、サイリスタ43が非導通状態になり、再
び前記の経路で発振コンデンサ43が充電され、
その端子電圧がサイリスタ43のブレークオーバ
電圧に達すると、サイリスタ43が再び導通し
て、再び2次巻線412にパルス電圧が発生す
る。以下、このような動作を繰返して、電源1か
らの入力電流がサイリスタ43の保持電流以上に
なると、サイリスタ43が導通状態のままとなつ
て、パルス発生回路4の発振動作が停止する。ま
た、前記発振動作中及びサイリスタ43の導通状
態保持後は、電源1−限流チヨーク2−フイラメ
ント31−パルス発生回路4−フイラメント32
−電源1の経路を流れる電流で、フイラメント3
1,32が予熱される。かくして、パルス電圧の
発生およびフイラメント予熱を行なううちに、フ
イラメント31,32が十分予熱されると、前記
パルス発生回路4の出力パルスによつて放電ラン
プ3が始動点灯するものである。
第2図は発振電圧Vcおよび予熱電流ifと時間
との関係を表わす特性図である。ところで、前述
の第1図に示す放電灯点灯装置は、電源1を接続
した直後から、すなわち、フイラメント31,3
2が未だ十分に予熱されていないのに、パルス発
生回路4の発振電圧(すなわち発振パルスのピー
ク値)は非常に高くなる。このため、スパツタを
生じ、放電ランプ3の寿命が短くなるという欠点
があつた。そこで、理想的には第2図の一点鎖線
Vcで示すように、電源投入後一定時間は発振電
圧を零ないし制限しておき、一定時間経過後すな
わちフイラメントが十分に予熱されたのちに発振
電圧を増大させて放電ランプを始動点灯させるこ
とが望ましい。
そこで、実開昭53−37284号公報には、放電ラ
ンプのフイラメントの非電源側に、パルス回路と
フイラメント予熱回路とを並列接続して、電源投
入直後からフイラメント予熱回路を作動させてフ
イラメント予熱を開始するとともに、電源投入か
ら所望の時間だけ遅れてパルスを発生して放電ラ
ンプを始動点灯するようにした放電灯点灯回路が
開示されている。この放電灯点灯回路によれば、
フイラメントが予熱されてからパルス電圧が発生
するので、スパツタが少なく、放電ランプが長寿
命になるという利点を有する。
しかし、パルス回路が、パルストランス、コン
デンサ、抵抗、ダイオードおよびサイリスタの5
点の部品で構成され、一方フイラメント予熱回路
が、コンデンサ、ダイオードおよびサイリスタの
3点の部品で構成されており、総部品点数が8点
にもなり、原価高になるという改善すべき余地が
あつた。
それゆえに、この考案の主たる目的は、電源投
入直後からフイラメント予熱を開始するととも
に、電源投入から所望の時間だけ遅れてパルスを
発生し、かつパルス発生出力のエネルギが大き
く、放電ランプの種類にもかかわらず確実に始動
点灯でき、しかも総部品点数が少なくて、より安
価な放電灯点灯装置を提供することである。
この考案の他の目的は、比較的少ない部品数で
回路構成でき、極めて安価な放電灯点灯装置を提
供することである。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特
徴は図面を参照して行なう以下の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
第3図はこの考案の一実施例の放電灯点灯装置
の回路図である。構成において、交流電源1に
は、限流装置の一例としての限流チヨーク2を介
して放電ランプ3が直列接続される。この放電ラ
ンプ3のフイラメント31,32の非電源側端に
は、この考案の特徴となるパルス発生回路4′と
フイラメント予熱回路5が並列接続される。前記
フイラメント予熱回路5はパルス阻止手段の一例
としてのパルストランス41の2次巻線412と
第1のスイツチング素子の一例としての2方向性
2端子サイリスタ51の直列回路で構成される。
前記パルス発生回路4′は前記パルストランス4
1の2次巻線412と、発振コンデンサ42とダ
イオード44と抵抗45の直列回路と、発振コン
デンサ42に対して並列にパルストランス41の
1次巻線411と第2のスイツチング素子の一例
としてのサイリスタ43の直列回路を接続して構
成される。第1のサイリスタ51のブレークオー
バ電圧VBO1は電源電圧eの最大値以下でありか
つ点灯中の管電圧VTのピーク値よりも大きな値
に選ばれる。また、第2のサイリスタ43のブレ
ークオーバ電圧VBO2も前記第1のサイリスタ5
1と同様の値に選ばれる。
第4図は第3図の動作を説明するための波形図
であり、特にたとえばaは電源電圧eと管電圧V
Tの波形を示し、bはフイラメント31,32の
予熱電流ifの波形を示し、cは第1のサイリス
タ51の端子電圧Vs′と発振コンデンサ42の充
電電圧Vcoの波形を示す。次、第4図を参照して
この実施例の具体的な動作を説明する。
交流電源1が投入されると、限流チヨーク2お
よびパルストランス41の2次巻線412を介し
て、電源電圧eがサイリスタ51の両端に印加さ
れる。電源電圧eがサイリスタ51のブレークオ
ーバ電圧VBO1を越えると、サイリスタ51が導
通する。応じて、交流電源1から限流チヨーク2
−フイラメント31−2次巻線412−サイリス
タ51−フイラメント32を介してフイラメント
予熱電流ifが流れ、該フイラメント31,32
を予熱する。このフイラメント予熱電流ifがサ
イリスタ51の保持電流IH以下になると、該サ
イリスタ51がターンオフし、サイリスタ51の
両端には電源電圧が印加されて、端子電圧Vsが
生じる。このようにして、サイリスタ51は電源
電圧eの各半サイクル毎に前述の動作を繰返す。
一方、交流電源1が図示極性で、かつサイリスタ
51のオフ状態において、交流電源1から限流チ
ヨーク2−フイラメント31−2次巻線412−
発振コンデンサ42−ダイオード44−抵抗45
−フイラメント32を介して電流が流れ、発振コ
ンデンサ42が図示極性に充電される。この充電
時定数は発振コンデンサ42の容量と抵抗45の
抵抗値とで決まるが、サイリスタ51のオフ期間
は電源電圧の半サイクルにおけるごく短期間であ
るため、該発振コンデンサ42の充電電圧Vcoが
サイリスタ43のブレークオーバ電圧VBO2に達
する時間は電源電圧の数十サイクルという非常に
長い期間となる。このように、電源電圧eの各半
サイクル毎にサイリスタ51が導通することによ
り、フイラメント31,32は十分予熱される。
そして、電源投入から所望の一定時間遅れて、
フイラメント31,32が十分予熱された状態に
おいて、発振コンデンサ42の充電電圧Vco(す
なわち端子電圧)がサイリスタ43のブレークオ
ーバ電圧VBO2を越えると、該サイリスタ43が
導通し、発振コンデンサ42−1次巻線411−
サイリスタ43の閉回路で波高値の高に比較的短
期間のパルス電圧を発生し、該パルス電圧が2次
巻線412で昇圧されて放電ランプ3の両端に印
加される。これによつて、放電ランプ3は始動点
灯する。放電ランプ3が一旦始動点灯すると、交
流電源1から限流チヨーク2および放電ランプ3
を介して管電流iTが流れ、放電ランプ3の両端
には管電圧VTが生じるが、この管電圧VTはサイ
リスタ51のブレークオーバ電圧VBO1よりも低
いため、以後サイリスタ51および43が共に非
導通状態のままとなりかつ従つてパルス発生回路
4′の発振動作およびフイラメント予熱回路5に
よるフイラメント予熱動作を停止し、放電ランプ
3は電源電圧eによつて点灯維持される。
なお、パルス発生回路4′の動作によつて、パ
ルストランス41の2次巻線412に得られるパ
ルス電圧は電源電圧と逆極性であり、両電圧の差
電圧がサイリスタ51に印加されるので、パルス
発生回路4′のパルス電圧でサイリスタ51が導
通することはない。
上述のように、この実施例によれば、電源投入
直後から電源電圧の半サイクルの比較的長い期間
で放電ランプのフイラメントを予熱するための予
熱電流を流し、電源電圧の一方極性の半サイクル
の比較的短期間に発振コンデンサを充電し、数十
サイクルを経て該発振コンデンサが所定の電位ま
で充電されたときパルス発振動作するようにして
いるため、予熱電流が十分にとれ、しかも交流電
源投入直後から高電圧をフイラメントに印加する
のを防止でき、放電ランプの長寿命化を図かれる
利点がある。また、サイリスタ51の短かい非導
通期間に発振コンデンサ42を徐々に充電するよ
うにしているので、電源投入からパルス発振動作
を開始するまでの一定期間の遅延時間を持たせる
ために必要な抵抗45の抵抗値を極めて小さくで
き、かつ従つて発振コンデンサ42の容量を大き
く選べ、パルス発振回路4′の発振エネルギが極
めて大きくなり、ランプの種類にかかわらず確実
に始動点灯できるという利点がある。しかも総部
品点数が6点で少なく、安価な放電灯点灯装置が
得られる利点がある。
なお、上記実施例においては、パルス阻止手段
としてパルストランス41の2次巻線412を用
いる場合について説明したが、独立したパルス阻
止用コイルを用いてもよい。
また、パルストランス41の1次巻線411は
発振コンデンサ42と直列に接続してもよい。
以上のように、この考案によれば、予熱電流を
十分にとれかつパルス発振時におけるエネルギを
増大でき、確実に放電ランプを始動点灯できて、
しかも総部品点数が少なくて安価な放電灯点灯装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の放電灯点灯装置の回路図であ
る。第2図は放電灯を始動点灯させるための特性
を示す図である。第3図はこの考案の一実施例の
放電灯点灯装置の回路図である。第4図は第3図
の動作を説明するための波形図である。 図において、1は交流電源、2は限流チヨーク
(限流装置)、3は放電ランプ、4′パルス発生回
路、41はパルストランス、42は発振コンデン
サ、43は第2のスイツチング素子(サイリス
タ)、44はダイオード、45は抵抗、5はフイ
ラメント予熱回路、51は第1のスイツチング素
子(サイリスタ)を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 交流電源と、 限流装置と、 前記限流装置を介して前記交流電源が供給さ
    れるフイラメントを有する放電ランプとを備
    え、前記放電ランプのフイラメントの非電源側
    に、フイラメント予熱回路とパルス発生回路と
    を並列接続してなる放電灯点灯装置において、 前記フイラメント予熱回路は、パルストラン
    スの2次巻線と第1のスイツチング素子との直
    列回路で構成され、 前記パルス発生回路は、前記パルストランス
    の2次巻線と発振コンデンサとダイオードと抵
    抗の直列回路と、前記発振コンデンサに並列接
    続された第2のスイツチング素子と、前記発振
    コンデンサと第2のスイツチング素子の並列回
    路内に接続されたパルストランスの1次巻線と
    で構成され、かつ 前記パルス発生回路が電源の数十サイクル以
    後にパルス発生するように発振コンデンサと抵
    抗の充電時定数を設定したことを特徴とする放
    電灯点灯装置。 (2) 前記第1のスイツチング素子が2方向性素子
    である実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の放
    電灯点灯装置。
JP17172678U 1978-12-12 1978-12-12 Expired JPS6111920Y2 (ja)

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