JPS6111872Y2 - - Google Patents

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JPS6111872Y2
JPS6111872Y2 JP1980150846U JP15084680U JPS6111872Y2 JP S6111872 Y2 JPS6111872 Y2 JP S6111872Y2 JP 1980150846 U JP1980150846 U JP 1980150846U JP 15084680 U JP15084680 U JP 15084680U JP S6111872 Y2 JPS6111872 Y2 JP S6111872Y2
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JP
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transparent
transparent electrode
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switch
electrode
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は重層しないで並設状態に対向する透明
電極がそれぞれ対をなして複数個所に形成される
透明スイツチの改良に係る。
光透過性の基板上に、透明導体の薄膜を並設状
態に対向被着せしめてスイツチとなるべき電極対
を構成した複数対の透明電極を、並列でマトリツ
クス状に回路を形成したもののある一対の電極を
指圧すると、指圧時だけその電極間の静電容量が
変化するを検知するか、あるいはその電極に人体
が拾う電源ハムを誘導するを検知することでスイ
ツチさせる透明スイツチにおいては、電極部は勿
論であるが、これら電極部をそれぞれ接続する接
続回路部も透明であることが切望されている。
従来の透明スイツチの斜視図を第1図に、第1
図の鎖線で示す枠部Bの回路パターンの拡大図を
第2図に示す。
2は透明基板(例えばガラス、プラスチツク
等)1上に蒸着形成された一方の透明電極(例え
ば酸化インジウム、酸化錫等の薄膜)、3は透明
電極2に並設して対向する透明基板1に蒸着形成
された他方の透明電極で電極2,3がスイツチ電
極対をなしている。21は下面に不透明な良導体
(例えば導体ペースト、導体インキ、銅箔テープ
等)22を貼着或いはそのような被着層を有する
絶縁テープで接続面23で透明電極2にそれぞれ
接続されている。1つは絶縁テープ21が縦に並
んだ3個の透明電極2を接続して3本あり、おの
おのその一端は図示してない外部回路に接続され
る。他方の絶縁テープ31は上記絶縁テープ21
と同様に下面に不透明良導体32が形成されて接
続面33で透明電極3に接続されており、3つの
絶縁テープ31はおのおの横に並んだ3つの透明
電極3にそれぞれ接続され、おのおのその一端は
図示してない外部回路に接続される。このように
して透明電極2と3は並列でマトリクス状に回路
パターンが形成されている。
このような従来の構造では回路パターンのうち
電極を接続している接続用絶縁テープの部分が不
透明であることと、絶縁テープに不透明な良導体
を形成しさらに透明電極に接続するという製作工
程上の複雑さがあつた。
上記問題点に鑑み本考案の目的は、製作工程が
簡易で不透明部分のない透明スイツチを提供する
ことにある。
このため本考案は透明電極の蒸着形成時に、同
時に透明な接続部が形成出来るように回路パター
ンを、透明電極と同一材質の透明良導体とし、一
方の回路パターンと他方の回路パターンとの間に
透明な絶縁膜を設けて、回路の交叉部が絶縁され
た透明スイツチであり、以下図面を参照して実施
例につき詳細に説明する。
第3図は本考案の一実施例の斜視図、第4図は
第3図のA−A断面の斜視断面図である。
6は透明電極(例えば酸化インジウムの薄膜)
で9個所に3×3に所定間隔で透明基板(例えば
ガラス)5の上面51に蒸着形成されている。
61は透明電極と同材質の巾の狭い透明な接続
回路パターンでおのおの横に並んだ3個の透明電
極6を縦続に接続して、それらの一端は図示して
ない外部回路に接続される。なお、この接続パタ
ーン61は透明電極6と同時に形成される。8は
透明な絶縁膜(例えば無水硅酸)で透明電極6部
分の要部を除いて、透明基板5の上面51全面に
蒸着被覆されている。7は透明電極6に重層しな
いよう並設して対向する透明電極で透明電極6に
重層しない9個が絶縁膜8の上面81にそれぞれ
対となるよう蒸着形成されている。
71は透明電極と同材質の巾の狭い透明な接続
回路パターンで、おのおの縦に並んだ3個の透明
電極7を縦続に接続して、それらの一端は図示し
てない外部回路に接続される。なお、この接続パ
ターン71も透明電極7と同時に形成される、こ
のように接続回路パターン61と71は絶縁膜8
によつて絶縁され、縦横のマトリツク状に形成さ
れた電極を上下に絶縁されてクロスオーバする構
造である。例えば、このような構造の接続回路パ
ターン61と71に図示してない高周波信号源を
接続し、任意の一対の透明電極6と7を指圧する
と、その電極間は指をとおして静電容量回路の変
化が生じ、この変を検出したスイツチ性能(スイ
ツチONのときとスイツチOFFのときとの出力
比)の高いスイツチ機能が得られる。
なお絶縁膜8は透明電極6と回路パターン61
を例えば透明導電膜を蒸着形成しパターンエツチ
グ等により同時に形成したのちに、透明電極6と
回路パターン61を含めて透明基板5の上面51
の全面を透明な絶縁膜(例えば無水硅酸)を蒸着
形成する。ついて透明電極6の要部上面の絶縁膜
をエツチンング除去することによつて得られる絶
縁膜8の上面81の窓穴に電極7と回路パターン
71を同時に形成するため、例えば透明導電膜を
蒸着形成し所定にパターンエツチング等すること
によつて透明電極6の上面も透明電極材が蒸着
し、窓穴を埋めて透明電極6の要部は厚くなり、
スイツチ操作に際して指が透明電極6部分に接触
し易くなる。
このように本考案は従来のような接続のための
特別の回路パターン製作工程の必要がなく一貫し
た電極形成工程によつて透明スイツチが構成され
る。一対の透明電極の形状、関係位置及び個数は
第3図以外に適宜実施可能で、重層しなければ、
スイツチ機能は同様な効果を期待出来る。また透
明電極6の上面の絶縁膜を除去しなくても、ほヾ
同じ程度のスイツチ性能で、絶縁膜除去の工程が
必要ない、さらに簡易な製作工程の透明スイツチ
構造となる。
以上説明したように本考案は、一対の透明電極
と同一材料で形成された透明なそれぞれの接続回
路パターン間に、透明な絶縁膜を設けることによ
り、製作工程が簡易化され、しかも透明基板全面
が均一に透明となる、優れた実用上の効果を奏す
る透明スイツチである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の透明スイツチの斜視図、第2図
は従来の回路パターンの拡大斜視図、第3図は本
考案の一実施例の透明スイツチの斜視図、第4図
は第3図の一部の拡大斜視断面図である。 図中1は透明基板、2は透明電極、21は絶縁
テープ、22は不透明な良導体、23は接続面、
3は透明電極、31は絶縁テープ、32は不透明
な良導体、33は接続面、5は透明基板、51は
透明基板の上面、6は透明電極、61は透明な接
続回路パターン、7は透明電極、71は透明な接
続回路パターン、8は透明絶縁膜、81は絶縁膜
の上面を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明基板上に積層形成される第1のスイツチ素
    子透明電極の層と、該第1のスイツチ素子透明電
    極層の上面に形成される透明な絶縁層と、該絶縁
    層の上面に前記第1のスイツチ素子透明電極と対
    向しかつ重ならないように偏位形成した第2のス
    イツチ素子透明電極からなる透明スイツチにおい
    て、上記第1のスイツチ素子透明電極並びに該電
    極のリードパターン及び第2のスイツチ素子透明
    電極並びに該電極のリードパターンがそれぞれ同
    一の透明導電層で一体に形成され、かつ第1のス
    イツチ素子透明電極を覆つている絶縁層の要部が
    除去され該第1のスイツチ素子透明電極を露出せ
    しめられてなることを特徴とする透明スイツチ。
JP1980150846U 1980-10-22 1980-10-22 Expired JPS6111872Y2 (ja)

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JPS5773844U JPS5773844U (ja) 1982-05-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE29920733U1 (de) * 1999-11-26 2001-04-05 Platz, Karl-Otto, 51580 Reichshof Kapazitive Sensoren auf Glasbasis

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53111911A (en) * 1977-03-10 1978-09-29 Japanese National Railways<Jnr> Device for clamping and unclamping rail coupling bolts

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