JPH06342339A - タッチパネル - Google Patents

タッチパネル

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Publication number
JPH06342339A
JPH06342339A JP15301193A JP15301193A JPH06342339A JP H06342339 A JPH06342339 A JP H06342339A JP 15301193 A JP15301193 A JP 15301193A JP 15301193 A JP15301193 A JP 15301193A JP H06342339 A JPH06342339 A JP H06342339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating substrate
electrode
touch panel
root
tail part
Prior art date
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Pending
Application number
JP15301193A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Matsuzaki
壮一 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lincstech Circuit Co Ltd
Original Assignee
Hitachi AIC Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi AIC Inc filed Critical Hitachi AIC Inc
Priority to JP15301193A priority Critical patent/JPH06342339A/ja
Publication of JPH06342339A publication Critical patent/JPH06342339A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テール部付近において絶縁基板が剥がれるの
を防止する。 【構成】 表面に電極6,11を設けた絶縁基板1,1
0どうしを対向して配置したタッチパネル15におい
て、根本4に孔5または切れ目25を有するテール部3
を絶縁基板1に設けることを特徴とするタッチパネル1
5。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ型のタッチパネ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ型のタッチパネルは、CRTデ
ィスプレイや液晶ディスプレイ等の表示体の表面に配置
して、情報入力装置や座標指示装置として利用されてい
る。
【0003】このタッチパネルは、例えば、ガラス板や
アクリル板等に電極を形成した絶縁基板と、フレキシブ
ルな高分子フィルムに電極を形成した絶縁基板とを積層
した構成になっている。そして電極と外部回路とを接続
するために電極に取出し回路を接続するが、この取出し
回路は、前者のガラス板等に設けると外部回路に接続す
る作業が高コストになるため、通常、後者の高分子フィ
ルムの方に設けている。
【0004】それ故、高分子フィルムをベースとする絶
縁基板30は図7に示す通りの構成になっている。すな
わち、絶縁基板30は長方形状の本体部31と、この本
体部31の一の長辺のほぼ中央部に設けた突起状のテー
ル部32とからなり、全体としてT字形になっている。
本体部31には短辺の一方から他方まで延長した長方形
状の電極33を設けている。そして電極33の両短辺に
は集電電極34を設けている。この集電電極34には第
1の取出し回路35を接続し、これをテール部32まで
延長して設けている。また、電極33の長辺に沿ってこ
れと絶縁してテール部32まで第2の取出し回路36を
設けている。
【0005】そしてこの絶縁基板30と、ガラス板等か
らなる絶縁基板とを端に設けた両面テープ等の粘着剤に
よって互いに張り付け、積層してタッチパネルとする。
【0006】ところで、タッチパネルは、信号を入力し
易くするために、大型化する傾向にあり、電極33を形
成している部分に対応するタッチ面を広く、集電電極3
3や第1の取出し回路34、第2の取出し回路35、両
面テープ等の各部分の占有面積を小さくしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、両面テープ等
の粘着剤の占有面積を小さくするためにこれを細くする
と、絶縁基板30が剥がれ易くなる。特に、テール部3
2は、外部回路に接続するために用いる箇所であり、接
続し易いように曲げられることがある。この場合、テー
ル部32に近い本体部31が粘着剤から剥がれ易くなる
欠点がある。タッチパネルを湿度の高い雰囲気中で使用
するとこの傾向がより著しくなる。
【0008】本発明の目的は、以上の欠点を改良し、テ
ール部付近における剥がれを防止できるタッチパネルを
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
の目的を達成するために、表面に電極を設けた絶縁基板
どうしを対向して配置したタッチパネルにおいて、根本
に孔または切れ目を有するテール部を絶縁基板に設ける
ことを特徴とするタッチパネルを提供するものである。
【0010】また、請求項2の発明は、根本の幅が狭い
テール部を絶縁基板に設けることを特徴とするタッチパ
ネルを提供するものである。
【0011】
【作用】テール部の根本に孔や切れ目を設けて実質的な
幅を狭くしたり、あるいは、そのまま根本の幅を狭くす
ることによって、テール部を曲げても、本体部が粘着剤
から剥がれ難くなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は第1の絶縁基板1の平面図を示す。この第1の絶
縁基板1は、厚さ125μmのポリエステルフィルム
を、20×10cmの長方形状の本体部2と、この本体部
2の長辺の中央部に設けた1×2cmの長方形状のテール
部3とからなる形状に成形している。特に、テール部3
には根本4に5×8mmの長方形状の孔5を設けている。
6は、本体部2の短辺の一方の近傍から他方の近傍に渡
って設けた長方形状の第1の電極であり、厚さ400オ
ングストロームのITOの透明導電膜からなる。7及び
7´はこの第1の電極6の両端に設けた、Agからなる
第1の集電電極である。8及び8´は、この第1の集電
電極7及び7´に接続した第1の取出し回路であり、テ
ール部3の先端まで引き出して設けている。9及び9´
は、第2の取出し回路であり、第1の電極6の長辺の両
側からテール部3まで引き出し、第1の電極6と絶縁し
て設けていて、特に、第1の電極6の長辺に沿った部分
の幅が広くなっている。
【0013】また、図2は第2の絶縁基板10の平面図
を示す。この第2の絶縁基板10は20×10cmの長方
形状で厚さ1.1mmのガラス板からなる。11は、この
第2の絶縁基板10の両短辺間に設けた長方形状の第2
の電極であり、厚さ400オングストロームのITOの
透明導電膜からなる。12及び12´はこの第2の電極
11の両側の長辺に設けた、Agからなる第2の集電電
極である。13及び13´は各々第2の集電電極12及
び12´の表面に塗布した導電性接着剤層である。14
は、第2の絶縁基板10の周辺部に設けた粘着剤層であ
り、幅4mmの両面粘着テープからなる。
【0014】図3は、第1の絶縁基板1と第2の絶縁基
板10とを粘着剤層14により張り合わせたタッチパネ
ル15を示す。なお、第2の取出し回路9及び9´は、
各々導電性接着剤層13及び13´により、第2の集電
電極12及び12´に接続される。
【0015】なお、第1の絶縁基板1を製造するには、
先ず、ポリエステルフィルムの表面にITOをスパッタ
リング法や真空蒸着法等により蒸着して透明導電膜を形
成する。この第1の電極6として残したい部分にエッチ
ングレジストを印刷する。印刷後、酸性溶液等のエッチ
ング液によりエッチング処理をしてエッチングレジスト
を印刷した以外の透明導電膜を除去する。この後、アル
カリ溶液によりエッチングレジストを除去し、第1の電
極6を形成する。第1の電極6を形成後、Agをスクリ
ーン印刷し、第1の集電電極7及び7´、第1の取出し
回路8及び8´並びに第2の取出し回路9及び9´を形
成する。そして、ポリエステルフィルムを所定の形状に
打ち抜いて、本体部2、テール部3及び孔5を形成す
る。
【0016】また、第2の絶縁基板10は、先ずガラス
板に第1の電極6と同様な方法によって、第2の電極1
1を形成する。次に、Agをスクリーン印刷して第2の
集電電極12及び12´を形成する。この後、導電性接
着剤を第2の集電電極12及び12´の表面に塗布して
導電性接着剤層13及び13´を形成する。導電性接着
剤層13及び13´を形成後、ガラス板を所定の形状に
切断する。切断後、粘着剤層14をガラス板の周辺に張
り付ける。
【0017】そして第1の絶縁基板1と第2の絶縁基板
10とを形成後、両者を張り合わせ、タッチパネル15
にする。
【0018】上記実施例によれば、テール部3に孔5を
設けて、実質的な幅を狭くしているため、テール部3を
曲げても、根本4の箇所で第1の絶縁基板1が粘着剤層
14から剥離するのを防止できる。
【0019】また、図4は他の実施例に用いる第1の絶
縁基板16を示し、第1の電極、第1の集電電極、第1
の取出し回路及び第2の取出し回路を省略した平面図で
ある。この第1の絶縁基板16では、特に、テール部1
7が根本18に孔19を形成するとともに、根本18全
体の幅を先端部20よりも広くした形状になっている。
そのため、本体部21の周辺に張り付く接着剤層に接す
るテール部17の幅がより広くなり、第1の絶縁基板1
6がより剥がれ難くなる。
【0020】図5も他の実施例に用いる第1の絶縁基板
22を示し、第1の電極、第1の集電電極、第1の取出
し回路及び第2の取出し回路を省略した平面図である。
この第1の絶縁基板22では、テール部23の根本24
にコ字状の切れ目25を設けている。この場合には、孔
を設けるとその部分に屑ができて除去作業が必要になる
のに比較して、そのような作業が必要なくなり、製造が
容易になる。
【0021】図6は、請求項2の発明の実施例に用いる
第1の絶縁基板26を示し、図1と同一あるいは近似す
るものは同一の符号で示している。この第1の絶縁基板
26は、特に、テール部27の根本28の幅が狭くなっ
ていて、粘着剤層から剥がれ難くなっている。
【0022】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、テール部
の根本に孔や切れ目を設けたり、根本の幅を狭くするこ
とによって、テール部付近における剥がれを防止できる
タッチパネルが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例に用いる第1の絶縁基
板の平面図を示す。
【図2】請求項1の発明の実施例に用いる第2の絶縁基
板の平面図を示す。
【図3】請求項1の発明の実施例の断面図を示す。
【図4】請求項1の発明の他の実施例に用い、第1の電
極、第1の集電電極、第1の取出し回路及び第2の取出
し回路を省略した第1の絶縁基板の平面図を示す。
【図5】請求項1の発明の他の実施例に用い、第1の電
極、第1の集電電極、第1の取出し回路及び第2の取出
し回路を省略した第1の絶縁基板の平面図を示す。
【図6】請求項2の発明の実施例に用いる第1の絶縁基
板の平面図を示す。
【図7】従来のタッチパネルに用いる絶縁基板の平面図
を示す。
【符号の説明】
1,16,22,26…第1の絶縁基板、 3,17,
23,27…テール部、4,18,24,28…根本、
5,19…孔、 6…第1の電極、10…第2の絶縁
基板、 11…第2の電極、 15…タッチパネル、2
5…切れ目。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に電極を設けた絶縁基板どうしを対
    向して配置したタッチパネルにおいて、根本に孔または
    切れ目を有するテール部を絶縁基板に設けることを特徴
    とするタッチパネル。
  2. 【請求項2】 表面に電極を設けた絶縁基板どうしを対
    向して配置したタッチパネルにおいて、根本の幅が狭い
    テール部を絶縁基板に設けることを特徴とするタッチパ
    ネル。
JP15301193A 1993-05-31 1993-05-31 タッチパネル Pending JPH06342339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15301193A JPH06342339A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 タッチパネル

Applications Claiming Priority (1)

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JP15301193A JPH06342339A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 タッチパネル

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Publication Number Publication Date
JPH06342339A true JPH06342339A (ja) 1994-12-13

Family

ID=15553010

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15301193A Pending JPH06342339A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 タッチパネル

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JP (1) JPH06342339A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100472364B1 (ko) * 2001-12-26 2005-03-08 엘지.필립스 엘시디 주식회사 터치패널 및 그의 제조방법
JP2013145517A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Dainippon Printing Co Ltd タッチパネルセンサおよびフレキシブルプリント配線板付タッチパネルセンサ

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KR100472364B1 (ko) * 2001-12-26 2005-03-08 엘지.필립스 엘시디 주식회사 터치패널 및 그의 제조방법
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