JPH0922636A - タッチパネル - Google Patents

タッチパネル

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Publication number
JPH0922636A
JPH0922636A JP18977595A JP18977595A JPH0922636A JP H0922636 A JPH0922636 A JP H0922636A JP 18977595 A JP18977595 A JP 18977595A JP 18977595 A JP18977595 A JP 18977595A JP H0922636 A JPH0922636 A JP H0922636A
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JP
Japan
Prior art keywords
insulating substrate
electrode
circuit
touch panel
long side
Prior art date
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Pending
Application number
JP18977595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
博 山口
Minoru Osada
実 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lincstech Circuit Co Ltd
Original Assignee
Hitachi AIC Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi AIC Inc filed Critical Hitachi AIC Inc
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Publication of JPH0922636A publication Critical patent/JPH0922636A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タッチパネルの信頼性を向上する 【構成】 表面に第1の電極3を形成するとともにこの
第1の電極3に接続した第1の取出し用回路5を形成し
た第1の絶縁基板2と、表面に第2の電極15を形成す
るとともにこの第2の電極15に接続した第2の取出し
用回路16及び前記第2の電極15とを絶縁した第3の
取出し用回路17を各々形成した、前記第1の絶縁基板
2よりも膨張率の大きい第2の絶縁基板9とを、前記第
1の取出し用回路5と前記第3の取出し用回路17とを
接続して積層したタッチパネル1において、第3の取出
し用回路17を第1の取出し用回路5との接続箇所18
の近傍の第2の絶縁基板9の端部に沿って前記接続箇所
18から引出すことを特徴とするタッチパネル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタッチパネルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】タッチパネルは、液晶やプラズマ、エレ
クトロルミネセン等のディスプレイ等の表示体の表面に
載せて情報を入力したり、あるいは図面等の上に載せて
座標を支持するために用いている。
【0003】このタッチパネルは、電極の形状の違いに
よってデジタル型とアナログ型の2種類がある。例えば
前者のタッチパネル40は図3に示す通りの構成になっ
ている。すなわち、一方の絶縁基板41として、図3
(イ)に示す通り、ガラス板やアクリル板を長方形状に
成形したものを用いる。そしてその短辺42に沿ってそ
の表面に、ITO等の透明な長方形状の電極43を4
個、並列に設ける。この電極43の一端には第1の取出
し用回路44を接続している。第1の取出し用回路44
は一端45を絶縁基板41の長辺46に対し直角の向き
にして並列に揃えて配置している。さらに、絶縁基板4
1の表面には、ドット状の絶縁性のスペーサ47を所定
の間隔に設けている。また、他方の指等でタッチする側
の絶縁基板48は、図3(ロ)に示す通り、フレキシブ
ルな高分子フィルムを、ほぼ長方形で、一方の長辺49
に突起50を設けた形状にしている。そしてこの絶縁基
板48に、長辺49に沿ってITO等からなる透明な長
方形状の電極51を3個並列に設けている。電極51の
一端には第2の取出し用回路52を接続し、突起50の
端部にまで設けている。さらに、電極51と絶縁して4
個の第3の取出し用回路53を設け、その一端54を絶
縁基板48の長辺49に対して直角の向きに並列にし、
他端を突起50の端部にまで延長している。そして図3
(ハ)及び(ニ)に示す通り、両絶縁基板42及び48
を、互いに長辺と短辺とを合わせ、各電極43及び51
を直交する向きに対向して積層し、端部で両面テープ5
5により張付けている。また、絶縁基板41に設けた第
1の取出し用回路44の一端45と絶縁基板48に設け
た第3の取出し用回路53の一端54とは導電性接着剤
56により互いに接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一方の絶縁基
板41に用いるガラス板等と、他方の絶縁基板48に用
いる高分子フィルムとではその膨張率が異なり、後者の
方が前者よりも著しく大きな値になっている。そのた
め、タッチパネルが湿気にさらされると、前者絶縁基板
41の方はほとんど寸法の変化がないが、後者の絶縁基
板48は寸法が顕著に延びる。それ故、絶縁基板48は
膨らんだり、弛んだりし、両面テープ54で絶縁基板4
1に張付けた箇所の外方向に延びようとする。そして絶
縁基板48の表面に設けた第3の取出し用回路53は、
図4に示す通り、第1の取出し用回路44との接続箇所
57から、絶縁基板48が延びようとする方向と同様の
方向に引出ているため、その引出た箇所で切断し易い欠
点がある。なお、アナログ型のタッチパネルにおいて
も、主として電極の形状が異なるだけで、上記と同様の
欠点がある。
【0005】本発明の目的は、以上の欠点を改良し、信
頼性の高いタッチパネルを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、表面に第1の電極を形成するとともに
この第1の電極に接続した第1の取出し用回路を形成し
た第1の絶縁基板と、表面に第2の電極を形成するとと
もにこの第2の電極に接続した第2の取出し用回路及び
前記第2の電極と絶縁した第3の取出し用回路を各々形
成した、前記第1の絶縁基板よりも膨張率の大きい第2
の絶縁基板とを、前記第1の取出し用回路と前記第3の
取出し用回路とを接続して積層したタッチパネルにおい
て、第3の取出し用回路を第1の取出し用回路との接続
箇所の近傍の第2の絶縁基板の端部に沿って前記説族箇
所から引出すことを特徴とするタッチパネルを提供する
ものである。
【0007】なお、第1の絶縁基板には、ガラス板やア
クリル板を用いる。そしてこの第1の絶縁基板よりも膨
張率の大きい第2の絶縁基板にはポリエステルフィルム
等の高分子フィルムを用いる。
【0008】また、第1の電極及び第2の電極は、IT
O等をスパッタリング法やイオンプレーティング法、真
空蒸着法、塗布法等により積層して形成する。
【0009】
【作用】本発明では、膨張率の大きい第2の絶縁基板に
設けた第3の取出し用回路を、第1の取出し用回路との
接続箇所の近傍の第2の絶縁基板の端部に沿って前記接
続箇所から引出している。すなわち、タッチパネルが湿
気にさらされると高分子フィルム等からなる第2の絶縁
基板が膨張する。しかし、第3の取出し用回路は、第2
の絶縁基板が延びようとする方向とは異なる方向に、第
1の取出し用回路との持続箇所から引出ているため、切
断することがなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例のデジタル型のタッチパネル1
を示す。すなわち図1(イ)において、2はガラス板か
らなる第1の絶縁基板であり、長方形状に成形してあ
る。3は、この第1の絶縁基板2の表面に設けた透明な
第1の電極である。この第1の電極3は、ITOをスパ
ッタリング法等により積層し、エッチングして長方形状
に成形したもので、第1の絶縁基板2の短辺4に沿って
4個、並列に設けてある。5は第1の電極3の一端に接
続して第1の絶縁基板2の表面に形成したAgペースト
からなる第1の取出し用回路である。この第1の取出し
用回路5は先端部6を第1の絶縁基板2の長辺7に沿っ
て、2個づつ並列に設けてある。8は、第1の絶縁基板
2の表面に所定の間隔に設けたドット状の絶縁性のスペ
ーサである。
【0011】また、図1(ロ)において、9は、ポリエ
ステルフィルムからなる第2の絶縁基板であり、ほぼ長
方形で、一方の長辺10に突起11を設けた形状に形成
してある。突起11は、幅の広い根本部分12と幅の狭
い先端部分13とをテーパー部14により連結した形状
になっている。15は第2の絶縁基板9の表面に形成し
た第2の電極である。この第2の電極15は、ITOを
スパッタリング法等により積層し、エッチングして長方
形状に成形したもので、第2の絶縁基板9の長辺10に
沿って3個、並列に設けたものである。16は第2の電
極15の一端に接続して第2の絶縁基板9の表面に形成
したAgペーストからなる第2の取出し用回路であり、
突起11の端部にまで延長して設けてある。17は第2
の電極15と絶縁して4個設けた第3の取出し用回路で
ある。この第3の取出し用回路17は、一端を第1の取
出し用回路5の先端部6に対向して配置するとともに、
第1の取出し用回路5との接続箇所18から、この接続
箇所18の近傍の第2の絶縁基板9の端部である長辺1
0にほぼ並行に沿って引出し、途中で屈曲し他端を突起
11の端部まで延長して設けてある。
【0012】そして図1(ハ)及び(ニ)に示す通り、
両絶縁基板2及び9を、互いに長辺と短辺とを合わせ、
第1の電極3と第2の電極15とを直行する向きに対向
して積層し、端部を両面テープからなるスペーサ19で
張付けている。20は第1の取出し用回路5と第3の取
出し用回路18とを接続している導電性接着剤である。
【0013】上記実施例によれば、膨張率の大きいポリ
エステルフィルムからなる第2の絶縁基板9に設けた第
3の取出し用回路17を、第1の取出し用回路5との接
続箇所18の近傍の第2の絶縁基板9の端部である長辺
10に沿って接続箇所18から平行に引出しているた
め、タッチパネル1が湿気にさらされても、第3の取出
し用回路17が切断するのを防止できる。
【0014】なお、図1の実施例において、第3の取出
し用回路17を第2の絶縁基板9の長辺10に平行に沿
って引出しているが、多少傾斜して長辺10に沿って引
出してもよい。
【0015】また、図1の実施例において、第1の取出
し用回路5の先端部6を第1の絶縁基板2の長辺7に平
行に沿って設けてあるが、この先端部6は長辺7と直角
方向の向きに設けてもよい。すなわち、本発明の効果を
生じるためには、膨張率の大きい方の第2の絶縁基板9
に設けた第3の取出し用回路17を接続箇所18から第
2の絶縁基板9の長辺10に沿って引出せばよく、第1
の取出し用回路5の配置方向にはよらない。
【0016】さらに、図2は本発明の他の実施例を示
し、アナログ型のタッチパネル21を示す。この実施例
では、図2(イ)に示す通り、長方形状のガラス板から
なる第1の絶縁基板22の中央部に、ITOからなる長
方形状の第1の電極23を形成している。そして第1の
電極23の両側の長辺24に沿って、Agペーストから
なる第1の取出し用回路25を形成し、これらに接続し
ている。また、図2(ロ)に示す通り、第2の絶縁基板
26は、高分子フィルムからなり、長方形状で長辺27
の一方に長方形状の突起28を設けている。第2の電極
29はITOからなり、第2の絶縁基板26の中央部に
設けてある。そして第2の取出し用回路30を第2の電
極29の両側の短辺31に接続し、突起28の端部にま
で延長して設けている。さらに、第3の取出し用回路3
2は、図2(ハ)に示す通り、第2の電極29と絶縁し
て、一端を両方の第1の取出し用回路25に対向して配
置するとともに、第1の取出し用回路25との接続箇所
33の幅を広くし、この接続箇所33の近傍の第2の絶
縁基板26の端部である両側の長辺27にほぼ平行に沿
って接続箇所33から引出し、途中で屈曲して他端を突
起28の端部にまで延長して設けている。
【0017】この実施例においても、図1の実施例と同
様に、第3の取出し用回路32の断線等の不良を防止す
る。
【0018】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、膨張率の
大きい第2の絶縁基板に設けた第3の取出し用回路を、
第1の取出し用回路との接続箇所の近傍の第2の絶縁基
板の端部に平行等にして沿って接続箇所から引出してい
るため、湿気等により第3の取出し用回路が切断等する
不良を防止でき、信頼性の高いタッチパネルが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の平面図及びA−A断面図を示
す。
【図2】本発明の他の実施例の平面図を示す。
【図3】従来のタッチパネルの平面図及びA−A断面図
を示す。
【図4】従来のタッチパネルの一部の断面図を示す。
【符号の説明】
1,21…タッチパネル、 2,22…第1の絶縁基
板、3,23…第1の電極、 5,25…第1の取出し
用回路、9,26…第2の絶縁基板、 10,27…長
辺、 15,29…第2の電極、 16,30…第2の
取出し用回路、 17,32…第3の取出し用回路、1
8,33…接続箇所。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の第1の絶縁基板と第2の絶縁
基板、タッチパネルの各平面図及びタッチパネルのA−
A断面図を示す。
【図2】本発明の他の実施例の第1の絶縁基板と第2の
絶縁基板、タッチパネルの各平面図を示す。
【図3】従来の絶縁基板及びタッチパネルの各平面図並
びにタッチパネルのA−A断面図を示す。
【図4】従来のタッチパネルの一部の断面図を示す。
【符号の説明】 1,21…タッチパネル、2,22…第一の絶縁基板、
3,23…第1の電極、5,25…第1の取出し用回
路、9,26…第2の絶縁基板、10,27…長辺、1
5,29…第2の電極、16,30…第2の取出し用回
路、17,32…第3の取出し用回路、18,33…接
続箇所。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に第1の電極を形成するとともにこ
    の第1の電極に接続した第1の取出し用回路を形成した
    第1の絶縁基板と、表面に第2の電極を形成するととも
    にこの第2の電極に接続した第2の取出し用回路及び前
    記第2の電極と絶縁した第3の取出し用回路を各々形成
    した、前記第1の絶縁基板よりも膨張率の大きい第2の
    絶縁基板とを、前記第1の取出し用回路と前記第3の取
    出し用回路とを接続して積層したタッチパネルにおい
    て、第3の取出し用回路を第1の取出し用回路との接続
    箇所の近傍の第2の絶縁基板の端部に沿って前記接続箇
    所から引出すことを特徴とするタッチパネル。
JP18977595A 1995-07-03 1995-07-03 タッチパネル Pending JPH0922636A (ja)

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JP18977595A JPH0922636A (ja) 1995-07-03 1995-07-03 タッチパネル

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009110423A1 (ja) * 2008-03-03 2009-09-11 ホシデン株式会社 タッチパネル
JP2011159271A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 J Touch Corp タッチパネル構造
JP2011227740A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Hitachi Displays Ltd タッチパネル、および表示装置
WO2015129661A1 (ja) * 2014-02-26 2015-09-03 京セラ株式会社 電子機器

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