JPH1083252A - タッチパネル - Google Patents
タッチパネルInfo
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- JPH1083252A JPH1083252A JP25751296A JP25751296A JPH1083252A JP H1083252 A JPH1083252 A JP H1083252A JP 25751296 A JP25751296 A JP 25751296A JP 25751296 A JP25751296 A JP 25751296A JP H1083252 A JPH1083252 A JP H1083252A
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- circuit
- electrode
- touch panel
- insulating
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
- H05K1/144—Stacked arrangements of planar printed circuit boards
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
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- Position Input By Displaying (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造が容易で自動化し易く、製造時間を短縮
できるタッチパネルを提供すること。 【解決手段】 表面に電極2,8とこの電極2,8に接
続した引出し用回路3,9とを設けた絶縁基板1,7ど
うしを前記電極2,8を対向して張付けるとともに、取
出し用回路13,15を設けた端子用絶縁基板12の前
記取出し用回路13,15を前記引出し用回路3,9に
接続したタッチパネル16において、異方導電性接着剤
により絶縁基板1,7どうしを張付けるとともに、取出
し用回路13,15と引出し用回路3,9とを接続する
ことを特徴とするタッチパネル16。
できるタッチパネルを提供すること。 【解決手段】 表面に電極2,8とこの電極2,8に接
続した引出し用回路3,9とを設けた絶縁基板1,7ど
うしを前記電極2,8を対向して張付けるとともに、取
出し用回路13,15を設けた端子用絶縁基板12の前
記取出し用回路13,15を前記引出し用回路3,9に
接続したタッチパネル16において、異方導電性接着剤
により絶縁基板1,7どうしを張付けるとともに、取出
し用回路13,15と引出し用回路3,9とを接続する
ことを特徴とするタッチパネル16。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタッチパネルに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】タッチパネルは、液晶やプラズマ、エレ
クトロルミネセンス等のディスプレイ等の表示体の表面
に載せて情報を入力したり、あるいは図面等の上に載せ
て座標を指示するために用いている。
クトロルミネセンス等のディスプレイ等の表示体の表面
に載せて情報を入力したり、あるいは図面等の上に載せ
て座標を指示するために用いている。
【0003】このタッチパネル20は、例えば、図3に
示す通りの構成になっている。すなわち、下方のガラス
板等の第1の絶縁基板21にITO等の透明導電膜から
なる第1の電極22を設ける。また、この第1の電極2
2に接続して導電性インクからなる第1の引出し用回路
23を設ける。そして第1の絶縁基板21と第1の電極
22の表面に、UV硬化性絶縁樹脂等からなるドット状
のスペーサ24を設ける。さらに、第1の絶縁基板2
1、第1の電極22及び第1の引出し用回路23の表面
に絶縁性レジストインクからなる第1の絶縁層25を設
けている。この第1の絶縁層25の表面には両面テープ
26を張付けている。また、第1の絶縁層25を設けた
のとは反対側の第1の引出し用回路23の表面に異方導
電性接着剤からなる第1の接着剤層27を設けている。
そして、上方の高分子フィルム等からなる第2の絶縁基
板28にもITO等の透明導電膜からなる第2の電極2
9を設ける。この第2の電極29には導電性インクから
なる第2の引出し用回路30を接続して設ける。また、
第2の絶縁基板28、第2の電極29及び第2の引出し
用回路30の表面に絶縁性レジストインクからなる第2
の絶縁層31を設けている。さらに、この第2の絶縁層
31を設けたのとは反対側の第2の引出し用回路30の
表面に異方導電性接着剤からなる第2の接着剤層32を
設けている。そして第1の絶縁基板21と第2の絶縁基
板28とを第1の電極22と第2の電極29とを対向し
て重ね合せ、両面テープ26により互いに張付けてい
る。また、高分子フィルム等からなるフレキシブルな端
子用絶縁基板33の一端を屈曲して折り返し、導電性イ
ンクからなる第1の取出し用回路34を屈曲部35の手
前までに設けるとともに、同じ導電性インクからなる第
2の取出し用回路36を屈曲部35の端までに設けてい
る。そして第1の取出し用回路34を第1の接着剤層2
7に接続するとともに、第2の取出し用回路36を第2
の接着剤層32に接続している。
示す通りの構成になっている。すなわち、下方のガラス
板等の第1の絶縁基板21にITO等の透明導電膜から
なる第1の電極22を設ける。また、この第1の電極2
2に接続して導電性インクからなる第1の引出し用回路
23を設ける。そして第1の絶縁基板21と第1の電極
22の表面に、UV硬化性絶縁樹脂等からなるドット状
のスペーサ24を設ける。さらに、第1の絶縁基板2
1、第1の電極22及び第1の引出し用回路23の表面
に絶縁性レジストインクからなる第1の絶縁層25を設
けている。この第1の絶縁層25の表面には両面テープ
26を張付けている。また、第1の絶縁層25を設けた
のとは反対側の第1の引出し用回路23の表面に異方導
電性接着剤からなる第1の接着剤層27を設けている。
そして、上方の高分子フィルム等からなる第2の絶縁基
板28にもITO等の透明導電膜からなる第2の電極2
9を設ける。この第2の電極29には導電性インクから
なる第2の引出し用回路30を接続して設ける。また、
第2の絶縁基板28、第2の電極29及び第2の引出し
用回路30の表面に絶縁性レジストインクからなる第2
の絶縁層31を設けている。さらに、この第2の絶縁層
31を設けたのとは反対側の第2の引出し用回路30の
表面に異方導電性接着剤からなる第2の接着剤層32を
設けている。そして第1の絶縁基板21と第2の絶縁基
板28とを第1の電極22と第2の電極29とを対向し
て重ね合せ、両面テープ26により互いに張付けてい
る。また、高分子フィルム等からなるフレキシブルな端
子用絶縁基板33の一端を屈曲して折り返し、導電性イ
ンクからなる第1の取出し用回路34を屈曲部35の手
前までに設けるとともに、同じ導電性インクからなる第
2の取出し用回路36を屈曲部35の端までに設けてい
る。そして第1の取出し用回路34を第1の接着剤層2
7に接続するとともに、第2の取出し用回路36を第2
の接着剤層32に接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のタ
ッチパネル20は、第1の絶縁基板21と第2の絶縁基
板28とを張り付けるのに両面テープ26を用いるとと
もに、第1の取出し用回路34と第1の引出し用回路2
3及び第2の取出し用回路36と第2の引出し用回路3
0を接続するのに両面テープ26と異なる材質である異
方導電性接着剤を用いている。そのため、製造作業が困
難になる欠点がある。特に、両面テープ26は自動化の
妨げとなり、製造時間を短縮し難い欠点がある。
ッチパネル20は、第1の絶縁基板21と第2の絶縁基
板28とを張り付けるのに両面テープ26を用いるとと
もに、第1の取出し用回路34と第1の引出し用回路2
3及び第2の取出し用回路36と第2の引出し用回路3
0を接続するのに両面テープ26と異なる材質である異
方導電性接着剤を用いている。そのため、製造作業が困
難になる欠点がある。特に、両面テープ26は自動化の
妨げとなり、製造時間を短縮し難い欠点がある。
【0005】本発明は、以上の欠点を改良し、製造が容
易で、自動化し易く、製造時間を短縮できるタッチパネ
ルを提供することを課題とするものである。
易で、自動化し易く、製造時間を短縮できるタッチパネ
ルを提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、表面に電極とこの電極に接続した引出
し用回路とを設けた絶縁基板どうしを前記電極を対向し
て張付けるとともに、取出し用回路を設けた端子用絶縁
基板の前記取出し用回路を前記引出し用回路に接続した
タッチパネルにおいて、異方導電性接着剤により絶縁基
板どうしを張付けるとともに、取出し用回路と引出し用
回路とを接続することを特徴とするタッチパネルを提供
するものである。
解決するために、表面に電極とこの電極に接続した引出
し用回路とを設けた絶縁基板どうしを前記電極を対向し
て張付けるとともに、取出し用回路を設けた端子用絶縁
基板の前記取出し用回路を前記引出し用回路に接続した
タッチパネルにおいて、異方導電性接着剤により絶縁基
板どうしを張付けるとともに、取出し用回路と引出し用
回路とを接続することを特徴とするタッチパネルを提供
するものである。
【0007】本発明は、絶縁基板どうしを異方導電性接
着剤により張り付けるとともに、取出し用回路と引出し
用回路も異方導電性接着剤により接続している。従っ
て、従来、絶縁基板どうしを張り付ける物質と、取出し
用回路と引出し用回路とを接続する物質とを異なる種類
のものを用いていたのに比較して、製造が容易になる。
また、両面テープを使用しないで済むため、自動化し易
く、製造時間を短縮できる。
着剤により張り付けるとともに、取出し用回路と引出し
用回路も異方導電性接着剤により接続している。従っ
て、従来、絶縁基板どうしを張り付ける物質と、取出し
用回路と引出し用回路とを接続する物質とを異なる種類
のものを用いていたのに比較して、製造が容易になる。
また、両面テープを使用しないで済むため、自動化し易
く、製造時間を短縮できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1においては、1は厚さ1〜2
mm程度のガラス板等からなる第1の絶縁基板である。2
は、この第1の絶縁基板1の表面に設けたITO(酸化
インジウム−酸化スズ)やSnO2,ZnO等からな
る、抵抗値数100Ω/□の透明導電膜からなる第1の
電極である。3はこの第1の電極2に接続して第1の絶
縁基板1の表面に設けたAgインク等の導電性インクか
らなる第1の引出し用回路である。4は、第1の絶縁基
板1及び第1の電極2の各表面に設けた、底部の直径が
数10μm、高さが5〜10μmのドット状のスペーサ
であり、UV硬化性や熱硬化性のエポキシ−ウレタン系
樹脂やエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂等か
らなる。5は、第1の絶縁基板1、第1の電極2及び第
1の引出し用回路3の表面に設けた、エポキシ樹脂やポ
リエステル樹脂、アクリル樹脂、塩ビ等からなるUV硬
化性や熱硬化性の絶縁性レジストインクからなる第1の
絶縁層である。6は、図2にも示す通り、第1の引出し
用回路3の端部及び第1の絶縁層5の端部の表面に設け
た、異方導電性接着剤からなる第1の接着剤層である。
この、異方導電性接着剤は、導電材料と接着剤とを混合
したものであり、厚さ方向の比較的短い距離の間では導
電性を示し、平面方向の長い距離間では絶縁性を示す性
質を有している。そして導電性材料としては、AgやN
i、はんだ等の金属粒子、粒子状や繊維状のカーボン、
ポリスチレンやエポキシ樹脂からなる粒子をAuやNi
で被覆した金属膜被覆プラスチック粒子、Ni粒子をポ
リウレタンに混合した導電粒子複合プラスチックス等を
用いる。また、接着剤には、クロロプレン等の合成ゴム
系やポリエステル、SBS、SEBS、ポリビニルブチ
ラール等の熱可塑系や、エポキシ樹脂やポリウレタン、
アクリル樹脂等の熱硬化系の物質を用いる。
に基づいて説明する。図1においては、1は厚さ1〜2
mm程度のガラス板等からなる第1の絶縁基板である。2
は、この第1の絶縁基板1の表面に設けたITO(酸化
インジウム−酸化スズ)やSnO2,ZnO等からな
る、抵抗値数100Ω/□の透明導電膜からなる第1の
電極である。3はこの第1の電極2に接続して第1の絶
縁基板1の表面に設けたAgインク等の導電性インクか
らなる第1の引出し用回路である。4は、第1の絶縁基
板1及び第1の電極2の各表面に設けた、底部の直径が
数10μm、高さが5〜10μmのドット状のスペーサ
であり、UV硬化性や熱硬化性のエポキシ−ウレタン系
樹脂やエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂等か
らなる。5は、第1の絶縁基板1、第1の電極2及び第
1の引出し用回路3の表面に設けた、エポキシ樹脂やポ
リエステル樹脂、アクリル樹脂、塩ビ等からなるUV硬
化性や熱硬化性の絶縁性レジストインクからなる第1の
絶縁層である。6は、図2にも示す通り、第1の引出し
用回路3の端部及び第1の絶縁層5の端部の表面に設け
た、異方導電性接着剤からなる第1の接着剤層である。
この、異方導電性接着剤は、導電材料と接着剤とを混合
したものであり、厚さ方向の比較的短い距離の間では導
電性を示し、平面方向の長い距離間では絶縁性を示す性
質を有している。そして導電性材料としては、AgやN
i、はんだ等の金属粒子、粒子状や繊維状のカーボン、
ポリスチレンやエポキシ樹脂からなる粒子をAuやNi
で被覆した金属膜被覆プラスチック粒子、Ni粒子をポ
リウレタンに混合した導電粒子複合プラスチックス等を
用いる。また、接着剤には、クロロプレン等の合成ゴム
系やポリエステル、SBS、SEBS、ポリビニルブチ
ラール等の熱可塑系や、エポキシ樹脂やポリウレタン、
アクリル樹脂等の熱硬化系の物質を用いる。
【0009】また、7は厚さ100〜200μmのポリ
エステルフィルム等の高分子フィルムからなる第2の絶
縁基板である。8は、この第2の絶縁基板7の表面に設
けたSnO2,ZnO等からなる、抵抗値数100Ω/
□の透明導電膜からなる第2の電極である。9はこの第
2の電極8に接続して第2の絶縁基板7の表面に設け
た、導電性インクからなる第2の引出し用回路である。
10は、第2の絶縁基板7、第2の電極8及び第2の引
出し用回路9の表面に設けた絶縁レジストインクからな
る、厚さ数10μmの第2の絶縁層である。11は、第
2の引出し用回路9の端部及び第2の絶縁層10の端部
の各表面に設けた異方導電性接着剤からなる第2の接着
剤層である。そして第1の絶縁基板1と第2の絶縁基板
7とは、第1の電極2と第2の電極8とを対向して、第
1の接着剤層6及び第2の接着剤層11の箇所で互いに
接着している。
エステルフィルム等の高分子フィルムからなる第2の絶
縁基板である。8は、この第2の絶縁基板7の表面に設
けたSnO2,ZnO等からなる、抵抗値数100Ω/
□の透明導電膜からなる第2の電極である。9はこの第
2の電極8に接続して第2の絶縁基板7の表面に設け
た、導電性インクからなる第2の引出し用回路である。
10は、第2の絶縁基板7、第2の電極8及び第2の引
出し用回路9の表面に設けた絶縁レジストインクからな
る、厚さ数10μmの第2の絶縁層である。11は、第
2の引出し用回路9の端部及び第2の絶縁層10の端部
の各表面に設けた異方導電性接着剤からなる第2の接着
剤層である。そして第1の絶縁基板1と第2の絶縁基板
7とは、第1の電極2と第2の電極8とを対向して、第
1の接着剤層6及び第2の接着剤層11の箇所で互いに
接着している。
【0010】12は、厚さ数10μmで、幅が狭く細長
いポリエステルフィルム等の高分子フィルムからなるフ
レキシブルな端子用絶縁基板であり、先端部を屈曲して
折り返している。13は、この端子用絶縁基板12の外
側表面の一端から屈曲部14の手前までにAgインク等
を塗布して設けた第1の取出し用回路である。この第1
の取出し用回路13は、第1の接着剤層6を介して第1
の引出し用回路3に電気的に接続している。15は、端
子用絶縁基板12の外側表面の一端から他端までに第1
の取出し用回路13に並行して設けた、Agインク等か
らなる第2の取出し用回路である。この第2の取出し用
回路15は、第2の接着剤層11を介して第2の引出し
用回路9に電気的に接続している。なお、端子用絶縁基
板は、第1の取出し用回路と第2の取出し用回路とを併
設しないで、第1の取出し用回路を設けたものと、第2
の取出し用回路を設けたものに分けてもよい。
いポリエステルフィルム等の高分子フィルムからなるフ
レキシブルな端子用絶縁基板であり、先端部を屈曲して
折り返している。13は、この端子用絶縁基板12の外
側表面の一端から屈曲部14の手前までにAgインク等
を塗布して設けた第1の取出し用回路である。この第1
の取出し用回路13は、第1の接着剤層6を介して第1
の引出し用回路3に電気的に接続している。15は、端
子用絶縁基板12の外側表面の一端から他端までに第1
の取出し用回路13に並行して設けた、Agインク等か
らなる第2の取出し用回路である。この第2の取出し用
回路15は、第2の接着剤層11を介して第2の引出し
用回路9に電気的に接続している。なお、端子用絶縁基
板は、第1の取出し用回路と第2の取出し用回路とを併
設しないで、第1の取出し用回路を設けたものと、第2
の取出し用回路を設けたものに分けてもよい。
【0011】次に、上記タッチパネル16の製造方法を
説明する。先ず、スパッタリング法やイオンプレーティ
ング法、真空蒸着法等によりガラス板等からなる第1の
絶縁基板1の表面に、ITOやSnO2の物質を付着し
て、透明導電膜を形成する。透明導電膜を形成後、HC
l等のエッチング液によりこの透明導電膜をエッチング
処理して、第1の電極2を形成する。第1の電極2を形
成後、導電性インクをスクリーン印刷法等により第1の
絶縁基板1及び第1の電極2の表面端部に塗布し、第1
の引出し用回路3を形成する。第1の引出し用回路3を
形成後、第1の絶縁基板1の表面端部、第1の電極2の
表面及び第1の引出し用回路3の表面に、スクリーン印
刷法やフォトレジスト法等により絶縁レジストインクを
塗布して、第1の絶縁層5を形成する。第1の絶縁層5
を形成後、第1の引出し用回路3及び第1の絶縁層5の
表面に、異方導電性接着剤をスクリーン印刷法等により
塗布して第1の接着剤層6を形成する。次に、第1の接
着剤層6を形成後、エポキシ−ウレタン系樹脂やエポキ
シ樹脂等を、スクリーン印刷法やフォトレジスト法等に
よって、第1の絶縁基板1と第1の電極2の表面に所定
の間隔でドット状に塗布して、スペーサ4を設ける。
説明する。先ず、スパッタリング法やイオンプレーティ
ング法、真空蒸着法等によりガラス板等からなる第1の
絶縁基板1の表面に、ITOやSnO2の物質を付着し
て、透明導電膜を形成する。透明導電膜を形成後、HC
l等のエッチング液によりこの透明導電膜をエッチング
処理して、第1の電極2を形成する。第1の電極2を形
成後、導電性インクをスクリーン印刷法等により第1の
絶縁基板1及び第1の電極2の表面端部に塗布し、第1
の引出し用回路3を形成する。第1の引出し用回路3を
形成後、第1の絶縁基板1の表面端部、第1の電極2の
表面及び第1の引出し用回路3の表面に、スクリーン印
刷法やフォトレジスト法等により絶縁レジストインクを
塗布して、第1の絶縁層5を形成する。第1の絶縁層5
を形成後、第1の引出し用回路3及び第1の絶縁層5の
表面に、異方導電性接着剤をスクリーン印刷法等により
塗布して第1の接着剤層6を形成する。次に、第1の接
着剤層6を形成後、エポキシ−ウレタン系樹脂やエポキ
シ樹脂等を、スクリーン印刷法やフォトレジスト法等に
よって、第1の絶縁基板1と第1の電極2の表面に所定
の間隔でドット状に塗布して、スペーサ4を設ける。
【0012】同様に、ポリエステルフィルム等の高分子
フィルムからなる第2の絶縁基板7の表面に、ITOや
SnO2等の透明導電膜からなる第2の電極8を形成す
る。そしてこの第2の電極8を形成後、Agインク等か
らなる第2の引出し用回路9、UV硬化性や熱硬化性の
絶縁レジストインクからなる第2の絶縁層10、異方導
電性接着剤からなる第2の接着剤層11を順次形成す
る。
フィルムからなる第2の絶縁基板7の表面に、ITOや
SnO2等の透明導電膜からなる第2の電極8を形成す
る。そしてこの第2の電極8を形成後、Agインク等か
らなる第2の引出し用回路9、UV硬化性や熱硬化性の
絶縁レジストインクからなる第2の絶縁層10、異方導
電性接着剤からなる第2の接着剤層11を順次形成す
る。
【0013】また、ポリエステルフィルム等の端子用絶
縁基板12の表面に、Agインク等をスクリーン印刷法
やフォトレジスト法によって塗布して、第1の取出し用
回路13及び第2の取出し用回路15を形成する。
縁基板12の表面に、Agインク等をスクリーン印刷法
やフォトレジスト法によって塗布して、第1の取出し用
回路13及び第2の取出し用回路15を形成する。
【0014】そして、この端子用絶縁基板12の一端
を、この一端まで延長して設けた第2の取出し用回路1
5が外側に向くようにして折り曲げる。次に、第1の取
出し用回路13を第1の引出し用回路3の表面に設けた
第1の接着剤層6に接続するとともに、第2の取出し用
回路15を第2の引出し用回路9の表面に設けた第2の
接着剤層11に接続する。また、第1の絶縁基板1と第
2の絶縁基板7とを第1の接着剤層6及び第2の接着剤
層11の位置で重ねて張付け、タッチパネル16を形成
する。
を、この一端まで延長して設けた第2の取出し用回路1
5が外側に向くようにして折り曲げる。次に、第1の取
出し用回路13を第1の引出し用回路3の表面に設けた
第1の接着剤層6に接続するとともに、第2の取出し用
回路15を第2の引出し用回路9の表面に設けた第2の
接着剤層11に接続する。また、第1の絶縁基板1と第
2の絶縁基板7とを第1の接着剤層6及び第2の接着剤
層11の位置で重ねて張付け、タッチパネル16を形成
する。
【0015】このタッチパネル16は、第1の絶縁基板
1と第2の絶縁基板7とを異方導電性接着剤からなる第
1の接着剤層6及び第2の接着剤層11により張付ける
とともに、第1の取出し用回路13と第1の引出し用回
路3及び第2の取出し用回路15と第2の引出し用回路
9を各々第1の接着剤層6及び第2の接着剤層11によ
り電気的に接続しているため、製造が容易になる。
1と第2の絶縁基板7とを異方導電性接着剤からなる第
1の接着剤層6及び第2の接着剤層11により張付ける
とともに、第1の取出し用回路13と第1の引出し用回
路3及び第2の取出し用回路15と第2の引出し用回路
9を各々第1の接着剤層6及び第2の接着剤層11によ
り電気的に接続しているため、製造が容易になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。第1の絶
縁基板は厚さ1.8mmのガラス板からなる。この第1の
絶縁基板の表面に抵抗値500Ω/□のITOからなる
第1の電極を設ける。また、Agインクからなる厚さ8
〜10μmの第1の引出し用回路をこの第1の電極に接
続して設ける。スペーサは、UV硬化性のエポキシ−ウ
レタン系樹脂をスクリーン印刷法により塗布して底部の
直径が50μmのドット状に設ける。第1の絶縁層はエ
ポキシ樹脂を厚さ20μmにスクリーン印刷して設け
る。第1の接着剤層はAgの金属粒子とポリエステルの
接着剤を混合した異方導電性接着剤を厚さ10μmにス
クリーン印刷して設ける。また、第2の絶縁基板は厚さ
125μmのポリエステルフィルムからなる。この第2
の絶縁基板には抵抗値500Ω/□のITOからなる第
2の電極を設ける。そして、第2の引出し用回路、第2
の絶縁層及び第2の接着剤層を各々第1の引出し用回
路、第1の絶縁層及び第1の接着剤層と同一の物質によ
り同様な方法によって設ける。さらに、端子用絶縁基板
は厚さ25μmのポリエステルフィルムからなる。この
端子用絶縁基板にAgインクからなる厚さ8〜10μm
の第1の取出し用回路及び第2の取出し用回路を設け
る。そして、第1の絶縁基板と第2の絶縁基板とを、第
1の接着剤層及び第2の接着剤層の箇所で重ね合せ、互
いに押し付けて張付ける。このとき、第1の接着剤層及
び第2の接着剤層とを合せた厚さは10μmになり、幅
の方が張付け前よりも広がる。また、この張付け作業を
同時に、端子用絶縁基板も、第1の取出し用回路及び第
2の取出し用回路の箇所で第1の接着剤層及び第2の接
着剤層に押し付けて張付ける。
縁基板は厚さ1.8mmのガラス板からなる。この第1の
絶縁基板の表面に抵抗値500Ω/□のITOからなる
第1の電極を設ける。また、Agインクからなる厚さ8
〜10μmの第1の引出し用回路をこの第1の電極に接
続して設ける。スペーサは、UV硬化性のエポキシ−ウ
レタン系樹脂をスクリーン印刷法により塗布して底部の
直径が50μmのドット状に設ける。第1の絶縁層はエ
ポキシ樹脂を厚さ20μmにスクリーン印刷して設け
る。第1の接着剤層はAgの金属粒子とポリエステルの
接着剤を混合した異方導電性接着剤を厚さ10μmにス
クリーン印刷して設ける。また、第2の絶縁基板は厚さ
125μmのポリエステルフィルムからなる。この第2
の絶縁基板には抵抗値500Ω/□のITOからなる第
2の電極を設ける。そして、第2の引出し用回路、第2
の絶縁層及び第2の接着剤層を各々第1の引出し用回
路、第1の絶縁層及び第1の接着剤層と同一の物質によ
り同様な方法によって設ける。さらに、端子用絶縁基板
は厚さ25μmのポリエステルフィルムからなる。この
端子用絶縁基板にAgインクからなる厚さ8〜10μm
の第1の取出し用回路及び第2の取出し用回路を設け
る。そして、第1の絶縁基板と第2の絶縁基板とを、第
1の接着剤層及び第2の接着剤層の箇所で重ね合せ、互
いに押し付けて張付ける。このとき、第1の接着剤層及
び第2の接着剤層とを合せた厚さは10μmになり、幅
の方が張付け前よりも広がる。また、この張付け作業を
同時に、端子用絶縁基板も、第1の取出し用回路及び第
2の取出し用回路の箇所で第1の接着剤層及び第2の接
着剤層に押し付けて張付ける。
【0017】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、絶縁基板
どうしを異方導電性接着剤により張付けるとともに、取
出し用回路と引出し用回路も異方導電性接着剤により接
続しているため、製造が容易で、自動化し易く、製造時
間を短縮できるタッチパネルが得られる。
どうしを異方導電性接着剤により張付けるとともに、取
出し用回路と引出し用回路も異方導電性接着剤により接
続しているため、製造が容易で、自動化し易く、製造時
間を短縮できるタッチパネルが得られる。
【図1】本発明の実施例の形態の断面図を示す。
【図2】本発明の実施の形態に用いる第1の絶縁基板に
端子用絶縁基板を接続した状態の平面図を示す。
端子用絶縁基板を接続した状態の平面図を示す。
【図3】従来のタッチパネルの断面図を示す。
1…第1の絶縁基板、 2…第1の電極、 3…第1の
引出し用回路、6…第1の接着剤層、 7…第2の絶縁
基板、 8…第2の電極、9…第2の引出し用回路、
11…第2の接着剤層、 12…端子用絶縁基板、 1
3…第1の取出し用回路、 15…第2の取出し用回
路、16…タッチパネル。
引出し用回路、6…第1の接着剤層、 7…第2の絶縁
基板、 8…第2の電極、9…第2の引出し用回路、
11…第2の接着剤層、 12…端子用絶縁基板、 1
3…第1の取出し用回路、 15…第2の取出し用回
路、16…タッチパネル。
Claims (1)
- 【請求項1】 表面に電極とこの電極に接続した引出し
用回路とを設けた絶縁基板どうしを前記電極を対向して
張付けるとともに、取出し用回路を設けた端子用絶縁基
板の前記取出し用回路を前記引出し用回路に接続したタ
ッチパネルにおいて、異方導電性接着剤により絶縁基板
どうしを張付けるとともに、取出し用回路と引出し用回
路とを接続することを特徴とするタッチパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25751296A JPH1083252A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | タッチパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25751296A JPH1083252A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | タッチパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1083252A true JPH1083252A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17307338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25751296A Pending JPH1083252A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | タッチパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1083252A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005011312A (ja) * | 2003-05-29 | 2005-01-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 透明タッチパネル |
JP2011248667A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 静電容量センサ |
US9808241B2 (en) | 2001-10-01 | 2017-11-07 | Medos International Sarl | Suturing apparatus and method |
US10869662B2 (en) | 2015-08-06 | 2020-12-22 | DePuy Synthes Products, Inc. | Methods, systems, and devices for surgical suturing |
US11446413B2 (en) | 2014-01-06 | 2022-09-20 | Yeda Research And Development Co. Ltd. | Attenuation of encrustation of medical devices using coatings of inorganic fullerene-like nanoparticles |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP25751296A patent/JPH1083252A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10034665B2 (en) | 2001-10-01 | 2018-07-31 | Medos International Sarl | Suturing apparatus and method |
JP2005011312A (ja) * | 2003-05-29 | 2005-01-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 透明タッチパネル |
JP4622249B2 (ja) * | 2003-05-29 | 2011-02-02 | パナソニック株式会社 | 透明タッチパネル |
JP2011248667A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 静電容量センサ |
US11446413B2 (en) | 2014-01-06 | 2022-09-20 | Yeda Research And Development Co. Ltd. | Attenuation of encrustation of medical devices using coatings of inorganic fullerene-like nanoparticles |
US10869662B2 (en) | 2015-08-06 | 2020-12-22 | DePuy Synthes Products, Inc. | Methods, systems, and devices for surgical suturing |
US11712240B2 (en) | 2015-08-06 | 2023-08-01 | Depuy Synthes Products, Inc | Methods, systems, and devices for surgical suturing |
US12076003B2 (en) | 2015-08-06 | 2024-09-03 | DePuy Synthes Products, Inc. | Methods, systems, and devices for surgical suturing |
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