JPS6317239Y2 - - Google Patents

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JPS6317239Y2
JPS6317239Y2 JP8601280U JP8601280U JPS6317239Y2 JP S6317239 Y2 JPS6317239 Y2 JP S6317239Y2 JP 8601280 U JP8601280 U JP 8601280U JP 8601280 U JP8601280 U JP 8601280U JP S6317239 Y2 JPS6317239 Y2 JP S6317239Y2
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JP
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layer
capacitance
capacitor
conductor layer
lower conductor
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JP8601280U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンデンサなどを形成した回路基板に
関するものである。
従来基板上に配線パターン、コンデンサなどを
形成した回路基板として、例えばセラミツク基板
上に配線パターン、コンデンサの一方の電極など
の下部導体層を形成し、この一方の電極上に誘電
体層を形成し、さらにこの誘電体層上にコンデン
サの他方の電極を形成した三層構成のものがあ
る。これは下層の一方の電極と連続する引出し電
極を必要とし、また回路は浮遊容量などの影響を
受けやすく、製造も煩雑であつた。
また絶縁基板上に例えば櫛歯状の2つの電極を
形成し、この2つの電極の上部に誘電体層を形成
した二層構成のものもあるが、これはコンデンサ
の電気容量が小さく、浮遊容量の影響も受けやす
かつた。
本考案は基板の一面に下部導体層を形成し、こ
の下部導体層をコンデンサの一方の電極とすると
ともに、回路を電気的にシールドし、上記欠点を
除去するものである。
以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1,2図において、1はコンデンサを形成し
た回路基板であり、下部導体層を兼ねる導体基板
であるアルミニウム板2と、このアルミ板の一面
に形成した誘電体層であるアルマイト層3と、こ
のアルマイト層の上部に形成した配線パターンお
よびコンデンサを構成する上部導体層とからな
る。配線パターンおよび上部導体層は、金属を真
空蒸着、スパツタリングなどにより形成してあ
る。またこれらのものは銀パラジウムなどの導電
ペーストを印刷などにより層膜形成してもよい。
配線パターンはVDD端子4、VSS端子5、XT
端子6、XT端子7、出力端子8,9、リセツト
端子10、ICチツプのパツド部11などからな
り、上部導体層はコンデンサ12を構成する2つ
の上部導体層13,14、コンデンサ15を構成
する2つの上部導体層16,17よりなる。上部
導体層13と14とは、また上部導体層15と1
6とは互いに櫛歯状で近接しており、近接対向部
分を多くしている。パツド部11にはICチツプ
18が導電ペーストなどにより接着してあり、端
子部と配線パターンとがワイヤボンデイングされ
ている。XT端子6、XT端子7には水晶振動子
(図示せず。)が接続される。
ここでコンデンサ12,15によいて詳細に説
明するが略同一構成のためコンデンサ15につい
て説明する。コンデンサ15は下部導体層である
アルミニウム板2と、誘電体層3と、上部導体層
16,17とから構成される。コンデンサ15の
上部導体層16,17はともに櫛歯状であるが説
明のため第3,4図示のように簡略化した形状の
コンデンサとして説明する。同図において、上部
導体層16とアルミニウム板2との間の層厚方向
の電気容量をC1とし、上部導体層17とアルミ
ニウム板2との間の層厚方向の電気容量をC2
し、2つの上部導体層間の層面方向の電気容量を
C3とする。C1とC2とは下部導体層であるアルミ
ニウム板2により直列に接続され、この直列接続
された電気容量にC3が並列に接続されている。
すなわち第4図示のように接続され、コンデンサ
15の電気容量Cは C=1/1/C1+1/C2+C3となる。
そして電気容量Cを大きくするため、2つの上
部導体層16,17を櫛歯状とし、近接させてい
る。すなわち2つの上部導体層16,17の間隙
を小さくし、対向部分を多くしてC3を増加させ、
Cを大きくしている。
このコンデンサ12,15を形成した回路基板
は、下部導体層であるアルミニウム板2上に誘電
体層であるアルマイト層を形成し、さらにその上
に配線パターンとコンデンサ12,15を構成す
る2つの上部導体層13,14および16,17
を形成した二層構成である。またアルマイト層3
を形成したアルミニウム板2を使用すれば、配線
パターンと上部導体層13,14および16,1
7を形成するだけで製造でき、極めて容易であ
る。また二層構成であるがコンデンサは大容量が
得られる。さらにアルミニウム板2はコンデンサ
12,15の一方の導体層となるともにコンデン
サ、回路を電気的にシールドする効果を持つ。こ
のため回路は浮遊容量などの影響を受けにくくな
る。
なお本実施例ではアルミニウム板などの導体基
板を用いて下部導体層を兼用させたが、セラミツ
クなどの絶縁基板に下部導体層を印刷などにより
形成してもよい。この場合下部導体層は基板全面
に形成しても、また回路の高周波部分に対応させ
て形成してもよい。
つぎに本考案の他の実施例を第5,6図にもと
づいて説明する。
第5図において、21はホウロウ基板であり、
下部導体層を兼ねる鉄板22などの金属基板の両
面に、誘電体層としてホウロウ23を融着形成し
たものである。そしてホウロウ23の上面に配線
パターンとともに2つの上部導体層24,25を
形成し、コンデンサ26を構成する。コンデンサ
26の電気容量は前記実施例と同様、鉄板22と
上部導体層24との間の層厚方向の電気容量と鉄
板22と上部導体層25との間の層厚方向の電気
容量を直列接続し、さらにこれと2つの上部導体
層24,25間の電気容量とを並列接続したもの
であり、二層構成であり大きな電気容量が得られ
る。そしてこの鉄板22は回路を電気的にシール
ドし、浮遊容量などの影響は受けにくい。この例
もホウロウ基板を使用すれば、ホウロウの上に配
線パターンおよび上部導体層を形成するだけでよ
い。
つぎに第6図において、回路基板27は、導体
基板28上に接着剤により金属箔を貼着したもの
であり、接着層29が誘電体層であり、金属箔3
0が導体層である。そして金属箔30をエツチン
グ処理などにより配線パターンを形成するととも
に2つの導体層31,32を形成する。これによ
りコンデンサ33が構成され、この電気容量は導
体層31、接着層29、導体基板28により構成
されるコンデンサの電気容量と、導体層32、接
着層29、導体基板28により構成されるコンデ
ンサの電気容量とを直列に接続した電気容量と、
2つの導体層31,32により構成されるコンデ
ンサの電気容量とを並列接続した電気容量が得ら
れる。この例の場合もコンデンサは大容量がとれ
るとともに回路は電気的にシールドされ、浮遊容
量などの影響は受けにくい。
以上述べたように本考案によれば、構成が簡単
で構造が容易なコンデンサを形成した回路基板が
提供できる。またコンデンサは電気容量が大きく
とれ、回路は電気的にシールドされ浮遊容量など
の影響を受けにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
第1図−線要部拡大断面図、第3,4図はコ
ンデンサの説明図であり、第3図は概略断面図、
第4図は接続図、第5,6図はそれぞれ本考案の
他の実施例のコンデンサの概略断面図である。 12,15,26,33……コンデンサ、2,
22,28……下部導体層、3,23,29……
誘電体層、16,17,24,25,31,32
……上部導体層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基板の少なくとも一面に形成した下部導体層
    と、上記下部導体層の上部に形成した誘電体層
    と、この誘電体層の上部に形成した配線パター
    ンおよび2つの上部導体層とからなり、上記2
    つの上部導体層の一方と上記下部導体層との間
    の層厚方向の電気容量と上記2つの上部導体層
    の他方と上記下部導体層との間の層厚方向の電
    気容量とを上記下部導体層により直列接続した
    電気容量と、上記2つの上部導体層の間の層面
    方向の電気容量とを並列接続した電気容量を上
    記2つの電極より得るとともに上記下部導体層
    が回路を電気的にシールドすることを特徴とす
    るコンデンサを形成した回路基板。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、基
    板は導体であり、この基板が下部導体層を兼ね
    ることを特徴とするコンデンサを形成した回路
    基板。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項において、下
    部導体層は回路の高周波部分に対応して形成し
    てあることを特徴とする回路基板。
JP8601280U 1980-06-19 1980-06-19 Expired JPS6317239Y2 (ja)

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JPS5710733U JPS5710733U (ja) 1982-01-20
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JPH083398Y2 (ja) * 1990-05-25 1996-01-31 ニスカ株式会社 自動原稿送り装置

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JPS5710733U (ja) 1982-01-20

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