JPS6111856Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6111856Y2 JPS6111856Y2 JP1979168189U JP16818979U JPS6111856Y2 JP S6111856 Y2 JPS6111856 Y2 JP S6111856Y2 JP 1979168189 U JP1979168189 U JP 1979168189U JP 16818979 U JP16818979 U JP 16818979U JP S6111856 Y2 JPS6111856 Y2 JP S6111856Y2
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- Japan
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- metal foil
- ground wire
- sheet
- adhesive layer
- shielding
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、アース線入ケーブルのシールドに
用いるシートに関するものである。
用いるシートに関するものである。
一般に、音響機器や精密機器の配線には、電界
遮蔽や電解不整、部分放電等の発生を防止し、ノ
イズと称される障害電流を遮蔽するようにしたケ
ーブルが使用される。
遮蔽や電解不整、部分放電等の発生を防止し、ノ
イズと称される障害電流を遮蔽するようにしたケ
ーブルが使用される。
このようなケーブルは、導線の周囲をシールド
で遮蔽し、このシールドの一部からアースをとる
ようにしている。
で遮蔽し、このシールドの一部からアースをとる
ようにしている。
従来、上記のようなケーブルのシールドには、
金属箔や金属製のネツトが用いられ、ケーブルの
外被覆樹脂層と接着剤層で固定化されるようにな
つていた。
金属箔や金属製のネツトが用いられ、ケーブルの
外被覆樹脂層と接着剤層で固定化されるようにな
つていた。
しかしシールドそれ自体がアース線の役目を果
すので、充分な強度が必要になり、例えば金属箔
の場合、一般に50〜200μ位の部厚いものを使用
する必要があり、このため材料費が高くつく問題
である。
すので、充分な強度が必要になり、例えば金属箔
の場合、一般に50〜200μ位の部厚いものを使用
する必要があり、このため材料費が高くつく問題
である。
また、ネツトを用た場合は、完全な遮蔽効果に
難点が生じる問題がある。
難点が生じる問題がある。
さらに、シールドの外側にアース線を沿わせ、
金属箔のアース性を良好にして金属箔を薄くしよ
うとすることも考えられるが、金属箔とアース線
の間に、電気絶縁性の接着剤層が介在することに
なり、金属箔とアース線の通電が得られないの
で、採用することができなかつた。
金属箔のアース性を良好にして金属箔を薄くしよ
うとすることも考えられるが、金属箔とアース線
の間に、電気絶縁性の接着剤層が介在することに
なり、金属箔とアース線の通電が得られないの
で、採用することができなかつた。
この考案は、以上の問題点を解決し、アース線
の接触抵抗値が少ない状態で、アース線と金属箔
の通電性が得られる安価なシールド用シートを提
供するものである。
の接触抵抗値が少ない状態で、アース線と金属箔
の通電性が得られる安価なシールド用シートを提
供するものである。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
この考案のシールド用シート1を用いたケーブ
ル2は第1図に示すような断面形状になつてい
る。すなわち、導線3を絶縁体4で包み、その外
側にシート1を巻いた後、シート1の外面にアー
ス線5を沿わせ、シート1及びアース線5の外側
を外被覆樹脂層6で覆つた形状である。
ル2は第1図に示すような断面形状になつてい
る。すなわち、導線3を絶縁体4で包み、その外
側にシート1を巻いた後、シート1の外面にアー
ス線5を沿わせ、シート1及びアース線5の外側
を外被覆樹脂層6で覆つた形状である。
前記シート1は、第2図のように、アルミなど
を用いた金属箔7の表面に導電性付与剤を混入し
た接着剤層8を設け、裏面に接着剤9を介して補
強層10を形成したものである。
を用いた金属箔7の表面に導電性付与剤を混入し
た接着剤層8を設け、裏面に接着剤9を介して補
強層10を形成したものである。
上記接着剤層8は、金属箔7と外被覆樹脂層6
を接着し、金属箔7とアース線5の通電性を保持
するものである。この接着剤層8は、必要な接着
力を維持できる範囲で例えば第3図、第4図に示
すように部分的に設けてもよい。
を接着し、金属箔7とアース線5の通電性を保持
するものである。この接着剤層8は、必要な接着
力を維持できる範囲で例えば第3図、第4図に示
すように部分的に設けてもよい。
この接着剤層8に用いる樹脂としては、外被覆
樹脂層6と接着性の良いものを選べばよく、ま
た、導電性付与剤としては、導電性カーボンや各
種金属粉末を使用することができる。
樹脂層6と接着性の良いものを選べばよく、ま
た、導電性付与剤としては、導電性カーボンや各
種金属粉末を使用することができる。
ちなみに、導電性カーボンの混合量は、接着性
と導電性から判断して、接着剤としての樹脂固型
分に対して10%以下が好ましい。
と導電性から判断して、接着剤としての樹脂固型
分に対して10%以下が好ましい。
前記金属箔7の裏面に設けられる補強層10と
しては、ポリエステルフイルム等が好ましく、こ
の補強層10によつて金属箔7の強度は大幅に向
上するので、使用する金属箔7は遮蔽効果のある
厚みのものでよくなり、例えば5〜15μ程度の薄
い厚みの金属箔で充分である。
しては、ポリエステルフイルム等が好ましく、こ
の補強層10によつて金属箔7の強度は大幅に向
上するので、使用する金属箔7は遮蔽効果のある
厚みのものでよくなり、例えば5〜15μ程度の薄
い厚みの金属箔で充分である。
以上のような構造を特徴とするこの考案のシー
ルド用シートは、次の挙げるような優れた利点を
有する。
ルド用シートは、次の挙げるような優れた利点を
有する。
(1) 金属箔の表面に設けられた接着剤層が導電性
付与剤を混入されているので、金属箔と外被覆
樹脂層の接着と同時に、金属箔とアース線とを
電気的に接続でき、アース線の接触抵抗値が少
なく、充分なアース効果が得られる。
付与剤を混入されているので、金属箔と外被覆
樹脂層の接着と同時に、金属箔とアース線とを
電気的に接続でき、アース線の接触抵抗値が少
なく、充分なアース効果が得られる。
(2) 接着剤層の導電性により、アース線を使用し
て金属箔を有効にアースすることができ、金属
箔は遮蔽効果を有する程度に薄くできるので、
材料費が安くなり経済的である。
て金属箔を有効にアースすることができ、金属
箔は遮蔽効果を有する程度に薄くできるので、
材料費が安くなり経済的である。
第1図はこの考案のシートを使用したケーブル
の断面図、第2図はシートの拡大断面図であり、
第3図及び第4図は平面図である。 1……シールド用シート、7……金属箔、8…
…接着剤層。
の断面図、第2図はシートの拡大断面図であり、
第3図及び第4図は平面図である。 1……シールド用シート、7……金属箔、8…
…接着剤層。
Claims (1)
- 金属箔のアース線を添設する面側に、導電性付
与剤を混入した接着剤層を設け、反対面側に補強
層を設けたアース線入ケーブルのシールド用シー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979168189U JPS6111856Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979168189U JPS6111856Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5684221U JPS5684221U (ja) | 1981-07-07 |
JPS6111856Y2 true JPS6111856Y2 (ja) | 1986-04-14 |
Family
ID=29679009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979168189U Expired JPS6111856Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6111856Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010186722A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Yazaki Corp | シールド電線 |
JP6081819B2 (ja) | 2013-02-28 | 2017-02-15 | 藤森工業株式会社 | Fpc用電磁波シールド材 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5625123Y2 (ja) * | 1978-04-07 | 1981-06-13 |
-
1979
- 1979-11-30 JP JP1979168189U patent/JPS6111856Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5684221U (ja) | 1981-07-07 |
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