JPS5932146Y2 - ケ−ブル形圧電変換素子 - Google Patents
ケ−ブル形圧電変換素子Info
- Publication number
- JPS5932146Y2 JPS5932146Y2 JP1979008161U JP816179U JPS5932146Y2 JP S5932146 Y2 JPS5932146 Y2 JP S5932146Y2 JP 1979008161 U JP1979008161 U JP 1979008161U JP 816179 U JP816179 U JP 816179U JP S5932146 Y2 JPS5932146 Y2 JP S5932146Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- piezoelectric transducer
- type piezoelectric
- conductive
- outer layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は機械的エネルギーを電気的信号に変換する圧電変
換器、特に外形状がケーブル形をなす圧電変換器の改良
に関するものである。
換器、特に外形状がケーブル形をなす圧電変換器の改良
に関するものである。
従来のケーブル形圧電変換器について第１図を参照して
説明すると、１は撚線等で構成された一方の電極となる
導電芯、２は該導電芯１の外周に被着された高分子圧電
材料もしくは高分子複合物圧電材料よりなる圧電層、３
は該圧電層２の外周ｔ、−柚差さハｒ−柿、方の電橋ど
なる導電外層で・あって、Ａ図のようにＡＩ 、Ｃｕ等
の金属をメッキ、蒸着等によって付着したもの、又はＢ
図のように金属編組を装着したもので構成される。
説明すると、１は撚線等で構成された一方の電極となる
導電芯、２は該導電芯１の外周に被着された高分子圧電
材料もしくは高分子複合物圧電材料よりなる圧電層、３
は該圧電層２の外周ｔ、−柚差さハｒ−柿、方の電橋ど
なる導電外層で・あって、Ａ図のようにＡＩ 、Ｃｕ等
の金属をメッキ、蒸着等によって付着したもの、又はＢ
図のように金属編組を装着したもので構成される。
４は前記導電外層３の外周に被覆された樹脂、ゴム等絶
縁エラストマーよりなる保護外層である。
縁エラストマーよりなる保護外層である。
而してかかるケーブル形圧電変換器は導電芯１と導電外
層３との間に直流電界を印加９分極処理して使用せられ
るが、導電外層３がＡ図のようにメッキ、蒸着等によっ
て形成された金属層であるときには、該金属層の機械的
強度が小さいために使用中、外的応力や屈曲変形が加わ
った時に金属層が容易に破断し耐久性に乏しい欠点があ
り、また導電外層３がＢ図のように金属編組よりなる場
合は機械的強度が高くなり前記金属層の場合のような欠
点はないが、保護外層４の押出成形時の圧力によって編
組の線部分が柔軟な圧電層２に深く喰い込み、この喰い
込み部分で分極時に絶縁破壊を来たし不良品を多発し、
またこの金属編組よりなる導電外層３は多孔質のためシ
ールド効果が乏しく雑音を誘起し易い欠点がある。
層３との間に直流電界を印加９分極処理して使用せられ
るが、導電外層３がＡ図のようにメッキ、蒸着等によっ
て形成された金属層であるときには、該金属層の機械的
強度が小さいために使用中、外的応力や屈曲変形が加わ
った時に金属層が容易に破断し耐久性に乏しい欠点があ
り、また導電外層３がＢ図のように金属編組よりなる場
合は機械的強度が高くなり前記金属層の場合のような欠
点はないが、保護外層４の押出成形時の圧力によって編
組の線部分が柔軟な圧電層２に深く喰い込み、この喰い
込み部分で分極時に絶縁破壊を来たし不良品を多発し、
またこの金属編組よりなる導電外層３は多孔質のためシ
ールド効果が乏しく雑音を誘起し易い欠点がある。
本案はこのような欠点のないケーブル形圧電変換器を提
供するためになされたもので、大部分の構成は前述した
第１図Ｂと同じくするが、本案は第２図に示したように
強度のある金属編組より構成された導電外層３と圧電層
２との間に、絶縁基材の片面又は両面に金属箔を添着し
たテープによる巻着層５を介在せしめたものである。
供するためになされたもので、大部分の構成は前述した
第１図Ｂと同じくするが、本案は第２図に示したように
強度のある金属編組より構成された導電外層３と圧電層
２との間に、絶縁基材の片面又は両面に金属箔を添着し
たテープによる巻着層５を介在せしめたものである。
前記巻着層５として使用するテープは第３図Ａ、Ｈに示
したようにポリエステルフィルム等の合成樹脂よりなる
絶縁薄膜を補強基材５ａとして、その片面（Ａ図）又は
両面（Ｂ図）にＡＩ 、Ｃｕ等の金属箔５ｂを添着した
もので、このように構成されたテープは基材５ａによっ
て金属箔５ｂの強度が高められるために圧電層の外周に
強く密接に巻付けることができ、また金属編組の喰い込
みや外的応力によって破断するようなことはない。
したようにポリエステルフィルム等の合成樹脂よりなる
絶縁薄膜を補強基材５ａとして、その片面（Ａ図）又は
両面（Ｂ図）にＡＩ 、Ｃｕ等の金属箔５ｂを添着した
もので、このように構成されたテープは基材５ａによっ
て金属箔５ｂの強度が高められるために圧電層の外周に
強く密接に巻付けることができ、また金属編組の喰い込
みや外的応力によって破断するようなことはない。
又前記テープを圧電層の外周に巻きつけるときには、金
属箔を互いに接触するようオーバラップ巻きにすること
によって巻着層Ｃ片面又は両面側に一様なシールド用導
電層を形成する。
属箔を互いに接触するようオーバラップ巻きにすること
によって巻着層Ｃ片面又は両面側に一様なシールド用導
電層を形成する。
なお、図中、６ａ、６ｂは圧電変換器の末端にて露出せ
しめた導電芯１と導電外層３に各々接続せしめたリード
線で、圧電変換器に機械的応力が加えられたときに誘起
される電気信号を外部に抽出するものである。
しめた導電芯１と導電外層３に各々接続せしめたリード
線で、圧電変換器に機械的応力が加えられたときに誘起
される電気信号を外部に抽出するものである。
以上述べた構成の本案ケーブル形圧電変換器によれば金
属編組で構成された導電外層の圧電層への喰い込みがテ
ープ巻着層によって確実に防止されるために分極時の絶
縁破壊による不良品発生を皆無にすることができる他、
テープ巻着層の一面又は両面が一様な導電面で形成され
るためにシールド効果が著しく高められる等の効果をも
たらす。
属編組で構成された導電外層の圧電層への喰い込みがテ
ープ巻着層によって確実に防止されるために分極時の絶
縁破壊による不良品発生を皆無にすることができる他、
テープ巻着層の一面又は両面が一様な導電面で形成され
るためにシールド効果が著しく高められる等の効果をも
たらす。
第１図Ａ、Ｂは従来によるケーブル形圧電変換器の斜視
図、第２図は本案によるケーブル形圧電変換器の斜視図
、第３図Ａ、Ｂは本案に使用するテープの一部拡大斜視
図である。 １・・・・・・導電芯、２・・・・・・圧電層、３・・
・・・・導電外層、４・・・・・・絶縁保護外層、５・
・・・・・テープ巻付層。
図、第２図は本案によるケーブル形圧電変換器の斜視図
、第３図Ａ、Ｂは本案に使用するテープの一部拡大斜視
図である。 １・・・・・・導電芯、２・・・・・・圧電層、３・・
・・・・導電外層、４・・・・・・絶縁保護外層、５・
・・・・・テープ巻付層。
Claims (1)
- 一方の電極となる導電芯の外周に圧電層と他方の電極と
なる′導電外層及び絶縁保護外層を順次被着形成してな
るケーブル形圧電変換素子において、前記導電外層を金
属編組により構成し、かつこの金属編組と圧電層との間
に、絶縁基材−面又は両面に金属箔を添着したテープに
よる巻着層を介在せしめたことを特徴とするケーブル形
圧電変換素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979008161U JPS5932146Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | ケ−ブル形圧電変換素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979008161U JPS5932146Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | ケ−ブル形圧電変換素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55108769U JPS55108769U (ja) | 1980-07-30 |
| JPS5932146Y2 true JPS5932146Y2 (ja) | 1984-09-10 |
Family
ID=28816792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979008161U Expired JPS5932146Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | ケ−ブル形圧電変換素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932146Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-24 JP JP1979008161U patent/JPS5932146Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55108769U (ja) | 1980-07-30 |
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