JPH0127567Y2 - - Google Patents
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- JPH0127567Y2 JPH0127567Y2 JP9996784U JP9996784U JPH0127567Y2 JP H0127567 Y2 JPH0127567 Y2 JP H0127567Y2 JP 9996784 U JP9996784 U JP 9996784U JP 9996784 U JP9996784 U JP 9996784U JP H0127567 Y2 JPH0127567 Y2 JP H0127567Y2
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- Japan
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- electrical conductor
- cable
- wire
- shielding layer
- grounding wire
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- Expired
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Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は電力ケーブルから接地線を引出すた
めの接地線引出し具に関する。
めの接地線引出し具に関する。
従来、電力ケーブルから接地線を引出すには、
第４図及び第５図に示すように、ケーブルＡの遮
蔽テープ巻回層（遮蔽層）１に電気用錫メツキ軟
銅線２をバインドして半田付けし、その上に絶縁
テープ３を巻回して絶縁被覆し、軟銅線２露出端
に接地線４を接続した構造としている。
第４図及び第５図に示すように、ケーブルＡの遮
蔽テープ巻回層（遮蔽層）１に電気用錫メツキ軟
銅線２をバインドして半田付けし、その上に絶縁
テープ３を巻回して絶縁被覆し、軟銅線２露出端
に接地線４を接続した構造としている。
しかしなが、前記従来の引出し構造では、遮蔽
層１及びケーブル外被（シース）に沿つて突出し
た軟銅線２上に絶縁テープ３を巻回するため、第
４図及び第５図に示すように、絶縁テープ３が遮
蔽層１又は外被から軟銅線２に至る部分に空隙Ｓ
が生じ、この空隙Ｓは、絶縁テープ３で被覆した
軟銅線２の全長に亘る。
層１及びケーブル外被（シース）に沿つて突出し
た軟銅線２上に絶縁テープ３を巻回するため、第
４図及び第５図に示すように、絶縁テープ３が遮
蔽層１又は外被から軟銅線２に至る部分に空隙Ｓ
が生じ、この空隙Ｓは、絶縁テープ３で被覆した
軟銅線２の全長に亘る。
このため、この空隙Ｓが水の侵入経路となつて
ケーブルシース内に水が侵入し、各種電気特性を
低下させる問題が生じている。
ケーブルシース内に水が侵入し、各種電気特性を
低下させる問題が生じている。
この考案は、以上の点に留意し、接地線の引出
し部分から水が侵入しない引出し具を提供するこ
とを課題とする。
し部分から水が侵入しない引出し具を提供するこ
とを課題とする。
上記課題を達成するため、この考案にあつて
は、断面三日月状でその内面がケーブルの遮蔽層
面に当てがわれる弾性電気絶縁材料からなるパツ
トと、このパツトの表面から裏面又は端面に貫通
する引出し用電気導体とから成り、前記パツト
は、前記電気導体を埋込みモールド成形して接地
線引出し具としたものである。
は、断面三日月状でその内面がケーブルの遮蔽層
面に当てがわれる弾性電気絶縁材料からなるパツ
トと、このパツトの表面から裏面又は端面に貫通
する引出し用電気導体とから成り、前記パツト
は、前記電気導体を埋込みモールド成形して接地
線引出し具としたものである。
この引出し具でもつてケーブルから接地線を引
出すには、パツトを遮蔽層に嵌めるとともに、電
気導体を遮蔽層にバインドして半田付けし、その
上及びパツトを絶縁テープを巻回することにより
被覆し、電気導体を接地線に接続して行なう。
出すには、パツトを遮蔽層に嵌めるとともに、電
気導体を遮蔽層にバインドして半田付けし、その
上及びパツトを絶縁テープを巻回することにより
被覆し、電気導体を接地線に接続して行なう。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第１図に示すように、引出し具Ｂは、弾性電気
絶縁材料のパツト５と、パツト５の表面から端面
に貫通する引出し用電気導体６とから成る。導体
６はパツト５裏面に貫通してもよい。パツト５
は、表裏面が円弧面でその曲率が表面側が小さい
断面三日月状のもので、エチレンプロピレンゴム
（EPR）を主体とする混和物、塩化ビニール混和
物など弾性があり且つ自己融着テープとの接着性
良好な樹脂混和物により製作する。パツト５の長
さは80mm程度と適宜に設定すればよく、内面円弧
の半径はケーブルＡの遮蔽層１外径の1/2以下、
その円弧長さは遮蔽層１周囲の1/2程度、最大厚
さは５mm程度が好ましい。
絶縁材料のパツト５と、パツト５の表面から端面
に貫通する引出し用電気導体６とから成る。導体
６はパツト５裏面に貫通してもよい。パツト５
は、表裏面が円弧面でその曲率が表面側が小さい
断面三日月状のもので、エチレンプロピレンゴム
（EPR）を主体とする混和物、塩化ビニール混和
物など弾性があり且つ自己融着テープとの接着性
良好な樹脂混和物により製作する。パツト５の長
さは80mm程度と適宜に設定すればよく、内面円弧
の半径はケーブルＡの遮蔽層１外径の1/2以下、
その円弧長さは遮蔽層１周囲の1/2程度、最大厚
さは５mm程度が好ましい。
電気導体６は、例えば厚さ0.6mm幅６mmの平線
をＬ字状に屈曲したものであり、この導体６をモ
ールド金型に収めてパツト素材を注入して埋込み
成形する。導体６の各部分の長さは例えばａ：20
mm、ｂ：45mmとする。導体６は平線でなく丸線で
もよく、その場合にはパツト５の端面から導出す
る部分（ａ部分）を偏平とするとよい。
をＬ字状に屈曲したものであり、この導体６をモ
ールド金型に収めてパツト素材を注入して埋込み
成形する。導体６の各部分の長さは例えばａ：20
mm、ｂ：45mmとする。導体６は平線でなく丸線で
もよく、その場合にはパツト５の端面から導出す
る部分（ａ部分）を偏平とするとよい。
実施例の引出し具Ｂは以上のように構成されて
おり、つぎに、この引出し具Ｂを用いて接地線を
引出す手段について述べる。
おり、つぎに、この引出し具Ｂを用いて接地線を
引出す手段について述べる。
第２図及び第３図に示すように、ケーブルＡの
外被を剥ぎ取り遮蔽層１を露出させ、この上にパ
ツト５を被せ、電気導体６の端部６ａをバインド
し、必要に応じ半田付けして遮蔽層１に固定し、
この上に絶縁テープ３を巻回して絶縁処理を行な
う。
外被を剥ぎ取り遮蔽層１を露出させ、この上にパ
ツト５を被せ、電気導体６の端部６ａをバインド
し、必要に応じ半田付けして遮蔽層１に固定し、
この上に絶縁テープ３を巻回して絶縁処理を行な
う。
この引出し具Ｂの取付け状態は、弾性によりパ
ツト５が遮蔽層１にぴつたり沿い、パツト５の周
縁は絶縁テープ３により完全に被われているとと
もに、電気導体６はパツト５内に空隙なく埋込ま
れ、かつ、パツト５は絶縁テープ３とよくなじむ
ため、水の侵入が十分阻止されたものとなる。
ツト５が遮蔽層１にぴつたり沿い、パツト５の周
縁は絶縁テープ３により完全に被われているとと
もに、電気導体６はパツト５内に空隙なく埋込ま
れ、かつ、パツト５は絶縁テープ３とよくなじむ
ため、水の侵入が十分阻止されたものとなる。
この考案は以上のように構成したので、接地線
の引出しを、容易にして水の侵入を完全に阻止し
た状態で行なうことができる。
の引出しを、容易にして水の侵入を完全に阻止し
た状態で行なうことができる。
第１図はこの考案の引出し具の一実施例の斜視
図、第２図は第１図の実施例の施工時の断面図、
第３図は第２図のＸ−Ｘ線断面図、第４図は従来
の引出し構造の断面図、第５図は第４図のＹ−Ｙ
線断面図である。 Ａ……ケーブル、Ｂ……引出し具、１……遮蔽
層、３……絶縁テープ、４…接地線、５……パツ
ト、６……電気導体。
図、第２図は第１図の実施例の施工時の断面図、
第３図は第２図のＸ−Ｘ線断面図、第４図は従来
の引出し構造の断面図、第５図は第４図のＹ−Ｙ
線断面図である。 Ａ……ケーブル、Ｂ……引出し具、１……遮蔽
層、３……絶縁テープ、４…接地線、５……パツ
ト、６……電気導体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 断面三日月状でその内面がケーブルの遮蔽層
面に当てがわれる弾性電気絶縁材料からなるパ
ツトと、このパツトの表面から裏面又は端面に
貫通する引出し用電気導体とから成り、前記パ
ツトは、前記電気導体を埋込みモールド成形し
たものであることを特徴とするケーブルの接地
線引出し具。 (2) 上記電気導体が平線であることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載のケーブ
ルの接地線引出し具。 (3) 上記電気導体が丸線であり、パツト裏面又は
端面から導出する部分は偏平として成ることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項に記
載のケーブルの接地線引出し具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9996784U JPS6114470U (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | ケ−ブルの接地線引出し具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9996784U JPS6114470U (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | ケ−ブルの接地線引出し具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6114470U JPS6114470U (ja) | 1986-01-28 |
| JPH0127567Y2 true JPH0127567Y2 (ja) | 1989-08-18 |
Family
ID=30659447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9996784U Granted JPS6114470U (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | ケ−ブルの接地線引出し具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6114470U (ja) |
-
1984
- 1984-06-30 JP JP9996784U patent/JPS6114470U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6114470U (ja) | 1986-01-28 |
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