JPS6117679Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117679Y2 JPS6117679Y2 JP8455580U JP8455580U JPS6117679Y2 JP S6117679 Y2 JPS6117679 Y2 JP S6117679Y2 JP 8455580 U JP8455580 U JP 8455580U JP 8455580 U JP8455580 U JP 8455580U JP S6117679 Y2 JPS6117679 Y2 JP S6117679Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- layer
- center electrode
- plastic
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特に水中において他の船舶あるいは暗
礁等の危険物を検知する水中マイクロフオン等に
適した可撓性、長尺の圧電ピツクアツプに関する
ものである。
礁等の危険物を検知する水中マイクロフオン等に
適した可撓性、長尺の圧電ピツクアツプに関する
ものである。
この種の圧電ピツクアツプとして中心電極とな
る芯線を、ゴムまたはプラスチツクス中に圧電磁
器の粉末を分散してなる圧電体によつて被覆し、
その外周にアルミニウム等からなるテープ状の金
属薄板、銅等からなる金属細線の単線またはメツ
シユを単層に巻回するか、あるいはこれら銅等の
金属細線またはメツシユを上記アルミニウム等の
金属テープの上に積層して複層に巻回して外側電
極となる導電層を形成し、更にその外周にゴムま
たはプラスチツクスの絶縁保護層を設けたものが
知られているが、圧電層の材質としてはゴムまた
はプラスチツクスに対して圧電磁器の粉末を容量
比で50〜70％程度が配合される関係から流動性に
乏しく、しかもこれを被覆する中心電極は要求さ
れる可撓性に応じて金属細線の多数を撚り合せて
撚線として使用する関係からその外周面には無数
の複雑な小凹凸が形成されるので、このような複
雑な凹凸を有する中心電極の外周とこれを被覆す
る流動性の乏しい圧電層との間には空気層が残存
し、これによつて音波の伝達が著しく阻害される
欠点が避けられなかつた。
る芯線を、ゴムまたはプラスチツクス中に圧電磁
器の粉末を分散してなる圧電体によつて被覆し、
その外周にアルミニウム等からなるテープ状の金
属薄板、銅等からなる金属細線の単線またはメツ
シユを単層に巻回するか、あるいはこれら銅等の
金属細線またはメツシユを上記アルミニウム等の
金属テープの上に積層して複層に巻回して外側電
極となる導電層を形成し、更にその外周にゴムま
たはプラスチツクスの絶縁保護層を設けたものが
知られているが、圧電層の材質としてはゴムまた
はプラスチツクスに対して圧電磁器の粉末を容量
比で50〜70％程度が配合される関係から流動性に
乏しく、しかもこれを被覆する中心電極は要求さ
れる可撓性に応じて金属細線の多数を撚り合せて
撚線として使用する関係からその外周面には無数
の複雑な小凹凸が形成されるので、このような複
雑な凹凸を有する中心電極の外周とこれを被覆す
る流動性の乏しい圧電層との間には空気層が残存
し、これによつて音波の伝達が著しく阻害される
欠点が避けられなかつた。
本考案は以上の欠点を解消し優れた受波感度を
有する可撓性、長尺の圧電ピツクアツプを提供す
るもので、以下図面の実施例について説明する。
有する可撓性、長尺の圧電ピツクアツプを提供す
るもので、以下図面の実施例について説明する。
第１図は本考案の基本的態様を示し１は中心電
極となる芯線で銅等からなる多数の金属細線の撚
線、（図面は多数の金属細線を直線状の集合体と
して示した）２は該中心電極の外周を被覆する導
電性のゴムまたはプラスチツクスからなる補助
層、３は該補助層の外周を被覆するゴムまたはプ
ラスチツクス中に圧電磁器の粉末を分散してなる
圧電層、４は該圧電層の外周を被覆する導電層か
らなる外側電極で、前記２と同様導電性のゴムま
たはプラスチツクスを積層することよつて形成さ
れる。５は中心電極１の外周に積層された補助層
２、圧電層３、外側電極４の外周及び末端、ここ
では中心電極１及び外側電極４に接続したリード
線Ｌを外方に突出させた側の反対面を気密に保護
する絶縁保護層を示し、上記の外方へ突出させた
中心電極１とリード線ＬはFETトランジスタ等
のインピーダンス変換素子を介して送電ケーブル
（いずれも図示省略）に接続されるが、その前に
おいて上記中心電極１と外側電極Ｌの間に高電圧
を印加して圧電体２を分極する。
極となる芯線で銅等からなる多数の金属細線の撚
線、（図面は多数の金属細線を直線状の集合体と
して示した）２は該中心電極の外周を被覆する導
電性のゴムまたはプラスチツクスからなる補助
層、３は該補助層の外周を被覆するゴムまたはプ
ラスチツクス中に圧電磁器の粉末を分散してなる
圧電層、４は該圧電層の外周を被覆する導電層か
らなる外側電極で、前記２と同様導電性のゴムま
たはプラスチツクスを積層することよつて形成さ
れる。５は中心電極１の外周に積層された補助層
２、圧電層３、外側電極４の外周及び末端、ここ
では中心電極１及び外側電極４に接続したリード
線Ｌを外方に突出させた側の反対面を気密に保護
する絶縁保護層を示し、上記の外方へ突出させた
中心電極１とリード線ＬはFETトランジスタ等
のインピーダンス変換素子を介して送電ケーブル
（いずれも図示省略）に接続されるが、その前に
おいて上記中心電極１と外側電極Ｌの間に高電圧
を印加して圧電体２を分極する。
本考案の圧電ピツクアツプは以上のように構成
され、特に外周面に多数の凹凸条が形成される撚
線を用いた中心電極の前記外周面を導電性のゴム
またはプラスチツクスの補助層で被覆した後、圧
電層を被覆するようにしたから、中心電極との密
着性を高めて空気層の存在を皆無とし、従来の中
心電極の外周に直接圧電層を被覆したものに比し
て受波感度を著しく改善する大きな効果がある。
され、特に外周面に多数の凹凸条が形成される撚
線を用いた中心電極の前記外周面を導電性のゴム
またはプラスチツクスの補助層で被覆した後、圧
電層を被覆するようにしたから、中心電極との密
着性を高めて空気層の存在を皆無とし、従来の中
心電極の外周に直接圧電層を被覆したものに比し
て受波感度を著しく改善する大きな効果がある。
なお、中心電極を被覆する導電性のゴムまたは
プラスチツクスからなる補助層の抵抗値は一般の
金属に比して大きいため該補助層の厚さによつて
は受波感度に悪影響をもたらす場合もあるが、こ
れは第２図に示すように中心電極１を被覆する補
助層２の外周に金属の導線２ａを巻回することに
よつて改善することができる。
プラスチツクスからなる補助層の抵抗値は一般の
金属に比して大きいため該補助層の厚さによつて
は受波感度に悪影響をもたらす場合もあるが、こ
れは第２図に示すように中心電極１を被覆する補
助層２の外周に金属の導線２ａを巻回することに
よつて改善することができる。
第１図は本考案の圧電ピツクアツプの基本的態
様を示し同図Ａは要部を縦断した側面図、同図Ｂ
は絶縁保護層によつて被覆された末端を除く任意
の部分における横断面図、また第２図は他の実施
例を示す要部を縦断した側面図である。 １……中心電極、２……補助層、３……圧電
層、４……外側電極、５……絶縁保護層。
様を示し同図Ａは要部を縦断した側面図、同図Ｂ
は絶縁保護層によつて被覆された末端を除く任意
の部分における横断面図、また第２図は他の実施
例を示す要部を縦断した側面図である。 １……中心電極、２……補助層、３……圧電
層、４……外側電極、５……絶縁保護層。
Claims (1)
- 中心電極となる撚線からなる芯線の外周に、ゴ
ムまたはプラスチツク中に圧電磁器の粉末を分散
してなる圧電層と、外側電極となる導電層及び絶
縁保護層を逐次環状に積層してなるものにおい
て、上記中心電極と圧電層との間に両者の密着性
を高める導電性のゴムまたはプラスチツクスから
なる補助層を設けたことを特徴とする可撓性、長
尺の圧電ピツクアツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8455580U JPS6117679Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8455580U JPS6117679Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5710193U JPS5710193U (ja) | 1982-01-19 |
| JPS6117679Y2 true JPS6117679Y2 (ja) | 1986-05-29 |
Family
ID=29446847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8455580U Expired JPS6117679Y2 (ja) | 1980-06-17 | 1980-06-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6117679Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-17 JP JP8455580U patent/JPS6117679Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5710193U (ja) | 1982-01-19 |
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