JPH069382Y2 - スピーカーコード - Google Patents

スピーカーコード

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Publication number
JPH069382Y2
JPH069382Y2 JP1988016929U JP1692988U JPH069382Y2 JP H069382 Y2 JPH069382 Y2 JP H069382Y2 JP 1988016929 U JP1988016929 U JP 1988016929U JP 1692988 U JP1692988 U JP 1692988U JP H069382 Y2 JPH069382 Y2 JP H069382Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
speaker
cord
outer braided
inner conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988016929U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01121218U (ja
Inventor
肇 木村
康夫 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH01121218U publication Critical patent/JPH01121218U/ja
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Publication of JPH069382Y2 publication Critical patent/JPH069382Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願考案は、アンプとスピーカー間の接続に使用される
スピーカーコードに関するものである。
[従来の技術] スピーカーコードは、アンプで増幅されたオーディオ信
号の出力信号をスピーカーにドライブするのに用いら
れ、オーディオシステムの機器類の中では比較的高い電
流が流されることから、抵抗減衰を小さくするため断面
積の大きい導体を使用することが望ましい。最近、オー
ディオ機器の性能向上により、導体断面積の大きいスピ
ーカーコードについての関心がユーザーにおいて増々高
まる傾向にある。
このようなスピーカーコードとしては、単線または撚線
が導体として一般に使用されている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、前記した従来の導体を使用し、断面積を大きく
したスピーカーコードでは、スピーカーおよびアンプ等
のオーディオ機器のターミナルに導体をそのまま直接接
続することができない。このため、スピーカーコードを
機器に接続するためには、その導体の一部を減線した
り、導体に端子を取付ける方法が行われている。
しかし、前者では、作業が面倒で処理の仕方によっては
コードの特性を著しく劣化させる場合があり、後者では
結局、接続点が1ケ所増えるため音質が劣化することは
まぬがれない。
本願考案は前記した従来技術の欠点を解消し、導体断面
積を大きくした場合でも、導体を厳選したり、導体に端
子を取付けなくてもオーディオ機器に簡単に接続するこ
とができるスピーカーコードの提供を目的とするもので
ある。
〔考案を解決するための手段〕
本願考案のスピーカーコードは、単線又は撚線から成る
内部導体外周に、外部編組導体を設けてなり、内部導体
と外部編組導体とは電気的に接続状態にするとともに、
コード端末部では、外部編組導体が引き伸ばされて、内
部導体の先端部よりも突出して構成されたものである。
内部導体としては単線、撚線、横巻線、編組線等が使用
される。
また、内部導体外周には直接、外部編組導体を設けても
よいが、間にセパレータを介してもよい。このセパレー
タを設けることにより、スピーカーコードの端末処理時
に外部編組導体をスムーズに押し縮めることができ、端
末処理を簡単に行うことができる。更に、セラレータで
内部導体を押さえつけることから、優れた音質を実現す
ることができる。
[作用] 本願考案のスピーカーコードでは、内部導体と外部編組
導体で導体が形成されることから、外部編組導体でオー
ディオ機器に接続でき、導体断面積が大きい場合でも接
続が容易となる。
[実施例] 第1図は本願考案に使用されるスピーカーコードの一実
施例を示すものである。1は内部導体、2はセパレー
タ、3は外部編組導体、4は絶縁体、5は絶縁心線、6
はジャケット、7はスピーカーコードである。セパレー
タ2としてポリエチレン、ポリ塩化ビニル、フッ素樹脂
等のプラスチックが使用される。内部導体1は軟銅撚線
からなり、この内部導体1の外周にはポリエチレンのセ
パレータ2が押出し被覆される。外部編組導体3は軟銅
線を編組してなり、セパレータ2の外周に施される。こ
の外部編組導体3の外周には、ポリエチレン等のプラス
チックの絶縁体4が押出し被覆され、絶縁心線5が形成
される。ジャケット6はポリ塩化ビニル等のプラスチッ
クからなり、2本の絶縁心線5の外周に押出し被覆して
設けられる。
このスピーカーコード7をスピーカーのターミナルに接
続する場合は、第2図の(1)〜(5)に示すような端
末処理が行われる。なお、第2図には2本の絶縁心線の
うち1本のみを図示したが、他の1本も同様にして端末
処理が行われる。
初めに、スピーカーコード7の端末部のジャケット6は
切断、剥ぎ取られ(1)に示すように絶縁心線5が露出
される。この露出された絶縁心線5の絶縁体4は切断し
取り除かれて(2)に示すように外部編組導体3を露出
し、その外部編組導体3の端末部は(3)に示すように
絶縁体4のある方に押し縮められるので、セパレータ2
が現れる。次に、このセパレータ2と内部導体1はスピ
ーカー端子の穴の長さに合わせて切断されると共に、更
にセパレータ2が切断し剥ぎ取られ(4)に示すように
内部導体1が露出される。そして、露出された内部導体
1の外周には押し縮められていた外部編組導体3が
(5)に示すように引き伸ばされて接触するように被覆
される(この状態が本願考案のスピーカーケーブルであ
る)。この時、外部編組導体3は内部導体1よりも長い
ので内部導体1の先端に設けられることになる。この外
部編組導体3の先端部分はスピーカー端子版の穴に挿入
され簡単に接続されることになる。
このように、内部導体外周に外部編組導体を設けて導体
を形成したことにより、外部編組導体でスピーカーのタ
ーミナルに簡単に接続することができる。また、導体に
端子を使用していないことから、接続部での歪を抑える
ことができ、良好なオーディオ信号を得ることができ
る。
なお、本願考案の実施例では、セパレーターを内部導体
外周に押出し被覆して設けたが、ポリエチレン、ポリ塩
化ビニル、フッ素樹脂等のプラスチックテープを横巻
き、あるいは縦添えに設けても良い。
[考案の効果] 以上説明してきたように本願考案のスピーカーコード
は、導体を内部導体と外部編組導体で形成したことか
ら、外部編組導体でオーディオ機器と簡単に接続するこ
とができ、導体断面積を大きくできるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案に使用されるスピーカーコードの一実
施例を示す横断面説明図であり、第2図は第1図のスピ
ーカーコードを端末処理する手順を示した概略説明図で
ある。(第2図(5)が本願考案の一実施例の側面図と
なる)。 1:内部導体、2:セパレータ、 3:外部編組導体、4:絶縁体、 5:絶縁心線、6:ジャケット、 7:スピーカーコード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】単線又は撚線から成る内部導体外周に、外
    部編組導体を設けてなり、内部導体と外部編組導体とは
    電気的に接続状態にするとともに、コード端末部では、
    外部編組導体が引き伸ばされて、内部導体の先端部より
    も突出していることを特徴とするスピーカーコード。
JP1988016929U 1988-02-10 1988-02-10 スピーカーコード Expired - Lifetime JPH069382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988016929U JPH069382Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 スピーカーコード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988016929U JPH069382Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 スピーカーコード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01121218U JPH01121218U (ja) 1989-08-17
JPH069382Y2 true JPH069382Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31230285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988016929U Expired - Lifetime JPH069382Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 スピーカーコード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH069382Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524884Y2 (ja) * 1973-11-26 1980-06-14
JPS553618Y2 (ja) * 1975-11-21 1980-01-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01121218U (ja) 1989-08-17

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