JPS602702Y2 - 電話機の配線コ−ド固定構造 - Google Patents

電話機の配線コ−ド固定構造

Info

Publication number
JPS602702Y2
JPS602702Y2 JP11509779U JP11509779U JPS602702Y2 JP S602702 Y2 JPS602702 Y2 JP S602702Y2 JP 11509779 U JP11509779 U JP 11509779U JP 11509779 U JP11509779 U JP 11509779U JP S602702 Y2 JPS602702 Y2 JP S602702Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring cord
cord
housing
fixing structure
telephone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11509779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5631751U (ja
Inventor
紀夫 河村
Original Assignee
アイホン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイホン株式会社 filed Critical アイホン株式会社
Priority to JP11509779U priority Critical patent/JPS602702Y2/ja
Publication of JPS5631751U publication Critical patent/JPS5631751U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS602702Y2 publication Critical patent/JPS602702Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電話機の配線コード固定構造に関する。
従来から、電話機の送受話器または本体のハウジング内
に配線コードを引き入れてこれを固定する場合には、止
め金具をプレスによりコードに締め固めし、これをハウ
ジングのコード引き入れ目端縁近傍においてビス等によ
り固定する形式のものが多用されている。
しかしながら、プレスにより止め金具をコードに締め付
けるに当って、もしその締め付は方が強すぎるときは、
コードの心線が断線したり、損傷を受けたりし、逆に締
め付は方が弱いと、コード外周を押え付けることができ
ても心線自体は固定されないから、コードに引張力が加
えられたときにはハウジング内で電気器具等にハンダ付
けされた心線自体にその張力が加わって断線してしまう
おそれがある。
このように、止め金具を用いてコードを固定する場合に
は、止め金具のプレス締めの強度を微妙に調整する必要
があり、その作業において難宜が強いられるものである
また、電話機はその取扱いの性質上、頻繁にコードが折
曲作用を受けるので、このような止め金具を用いる固定
方法では、前記プレス打ちにおいて心線が断線しないま
でも、損傷を受けており、或いは常時無理な押圧力が加
えられているので、心線がその固定箇所近傍において疲
労し、ついには断線してしまうという難点を有していた
さらに、成上に止め金具を用いる固定方法では、部品点
数も多く要し、プレス打ちも面倒であり、コストの上昇
、製造時の作業能率の低下を招いていたのである。
本考案は、以上の従前技術の難点を解消すべく鋭意研究
の結果案出されたもので、止め金具を用いることなく、
コードを固定する手段を提供することをその目的とし、
その要旨とするところは、電話機のハウジング内に配線
コードを引き入れてこれを固定するにあたり、配線コー
ドの延線方向に沿って該延線方向に直交するリブを互い
に対向して並設せしめると共に、前記リブに前記配線コ
ードをジグザグ状に巻回したことを特徴とする電話機の
配線コード固定構造に存する。
以下、図面を参照して本考案の好ましい一実施例を詳述
する。
第1図において、電話機としてのインターホン1は、本
体2とこれに載置される送受話機3とから構成されてい
る。
本体2と送受話機3とはカールコード4によって配線接
続されるものである。
図示の実施例において、本体2のハウジング5は分割ラ
イン6において上半ハウジング5′と下半ハウジング5
″とに、送受話機3のハウジング7は分割ライン8にお
いて上半ハウジング7′と下半ハウジング7#とに、そ
れぞれ分割される筐体構造となっている。
ハウジング5,7内にそれぞれ配線コード4′を引き入
れて固定する手段について第2図を参照して説明する。
図示の実施例において、固定手段は下半ハウジング5’
、7”に設けられている。
各下半ハウジング内に収容される電気部品等については
説明の便宜上省略して図示していない。
下半ハウジング5″には、配線コード4′の延線方向9
に沿って該延線方向に直交するリブ10at bt
ct dt et fが並設されている。
リブ10b、C,ctt e、fは互い違いに対向し
て並置されている。
リブ10a、 b、 d、 fは、例えば電池(図示
せず)の収納部の立上り壁11に接して植立され、リブ
10c、10eは外壁18に接して植立される。
リブ、例えばリブ10avbの各端縁と外壁18との間
隙、リブ10cの端縁と立上り壁11との間隙およびリ
ブ10b、10C端縁間の延線方向の間隙は、それぞれ
配線コードの直径よりも若干大きい程度である。
下半ハウジング7#における配線コード4′の固定手段
も下半ハウジング5′におけるものと同じにしてもよい
が、ボス19 a、 be cを延線方向9′に沿って
並設し、その隣接するボスの外周に、延線方向9′に対
して傾斜し、かつ互いに平行となる切片20a、bを付
設し、配線コード4′をボスにジグザグ状に巻回して構
成してもよい。
ハウジングの入口端縁12,12’には、配線コード押
え用のブッシング13が固設されている。
ブッシング13は、入口端縁12,12’におけるブラ
ケット14.14’に挾持される溝を有する本体部15
と、この本体部からハウジング外方へ伸びている延長部
16とから威る。
ブッシング13は例えば塩化ビニル樹脂等の軟質弾性成
形品から成るもので、その長手方向中心に貫通孔が設け
られ、この貫通孔を通って配線コード4′が延線してい
るものである。
ただし、配線コード4′は貫通孔内でブッシング13に
対しその長手方向に摺動自在とされるように、貫通孔の
径が寸法法めされて成形される。
配線コード4′は、複数本の心線17を、例えば塩化ビ
ニル樹脂で被覆した軟質弾性の電線であって、各心線1
7は、例えば、細銅線を数本撚り合わせてこれに銅フオ
イルを横巻きしたものの上にポリエチレン樹脂で被覆し
た電線によって構成される。
配線コードをこのように構成することによって、可撓性
をより高めることができるものである。
下半ハウジング5“において、配線コード4′は、ブッ
シング13の貫通孔を通って、リブ10aに当接し、外
壁18に接しながらリブ10b。
Cをジグザグ状に巻回し、外壁18と立上り壁11間の
空間を通って再びリブ10d、e、fをジグザグ状に巻
回し、最終的に、増幅器、スイッチ等(図示せず)に接
続された端子(図示せず)に配線される。
なお、リブ10d、e、fは、配線コード4′を保持す
るためのものである。
一方、下半ハウジング7″において、配線コード4′は
、ブッシング13の貫通孔を通って、側壁21と横壁2
2の端部とに当接した後に、ボス19 at bt c
をジグザグ状に巻回し、最終的に、受話器位置24およ
び送話器位置25に設けられる受話器、送話器(図示せ
ず)にそれぞれ配線される。
以上の実施例において延線方向9はハウジングの長手方
向にした場合について説明したが、本考案はかかる例に
限定されるものではなく、ハウジングの長手方向と異な
る方向へ延線方向を配位することもできる。
本考案による配線コード固定構造によれば、コードをリ
ブにジグザグ状に巻回した後にコードをハウジングから
離反する方向へ引張った場合を想定すると、コードはリ
ブに蛇行して巻き付けられると共に、リブがその蛇行し
たコードの湾曲部において軟質弾性のコードに食い込む
こととなり、コードはハウジングに極めて簡便に固定さ
れ、また、従前技術の如き止め金具を用いていないから
、プレス打ちによって心線が断線、或いは損傷したり、
無理な押圧力を受けることもないから、信頼性が著しく
向上する。
そして、この食い込み度は、コードの張力に応じてます
ます大きくなる。
また、リブはハウジングと共に、合成樹脂により一体威
形できるから、コストも低減され、製造の際にもコード
を単にリブに巻回すればよいから従来のように止め金具
を用いるものに比べて作業効率も一段と向上する。
さらに、配線コードが摺動自在となる軟質弾性のブッシ
ングを、ハウジングの入口端縁に固設した場合には、コ
ードが折曲運動を受けても、その張力によって折曲中心
点が変動すると共に、折曲する場合にブッシングとコー
ドとが相対的に偏位できるから、心線に無理な折曲作用
が加わることはなく、断線のおそれは回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における電話機の斜視図、第2図は第1
図に示す電話機の配線コード固定構造を示す平面図であ
る。 1・・・・・・インターホーン、4′・・・・・・配線
コード、5.5′・・・・・・ハウジング、10a、b
、c・・・・・・リブ、12・・・・・・入口端縁、1
3・・・・・・ブッシング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 電話機のハウジング5内に配線コード4′を引き入
    れてこれを固定するにあたり、配線コードの延線方向9
    に沿って該延線方向に直交するリブ10を互いに対向し
    て並設せしめると共に、前記リブに前記配線コードをジ
    グザグ状に巻回したことを特徴とする電話機の配線コー
    ド固定構造。 2 ハウジングの入口端縁12′に、配線コードが摺動
    自在となる配線コード押え用のブッシング13を固定し
    て成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の電話機の配
    線コード固定構造。
JP11509779U 1979-08-21 1979-08-21 電話機の配線コ−ド固定構造 Expired JPS602702Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11509779U JPS602702Y2 (ja) 1979-08-21 1979-08-21 電話機の配線コ−ド固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11509779U JPS602702Y2 (ja) 1979-08-21 1979-08-21 電話機の配線コ−ド固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5631751U JPS5631751U (ja) 1981-03-27
JPS602702Y2 true JPS602702Y2 (ja) 1985-01-25

Family

ID=29347333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11509779U Expired JPS602702Y2 (ja) 1979-08-21 1979-08-21 電話機の配線コ−ド固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS602702Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60147167U (ja) * 1984-03-12 1985-09-30 日本電池株式会社 蓄電池過放電警報装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5631751U (ja) 1981-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2888511A (en) Electric cord
JPH02123075U (ja)
JPS62122012A (ja) ケ−ブル
JPS59125996U (ja) スチ−ルコ−ド
JPS602702Y2 (ja) 電話機の配線コ−ド固定構造
JPS602703Y2 (ja) 電話機の配線コ−ド固定構造
JPH07312126A (ja) ケーブル圧接ハーネスの製造方法
JPH10106538A (ja) バッテリポスト用カバー
JPH01119114U (ja)
JPH069382Y2 (ja) スピーカーコード
JPH0590737U (ja) 信号伝送用ケーブル
JP3645019B2 (ja) 情報伝達用複合ケ−ブル
JPH0134819Y2 (ja)
JPH0412569Y2 (ja)
JPS6041644Y2 (ja) 電気コネクタ用長尺絶縁スリ−ブ帯
JPH0416322Y2 (ja)
JP3949323B2 (ja) 撚り線製造装置
JPS5848744Y2 (ja) 高電圧コ−ドの絶縁取付板
JPS6041645Y2 (ja) ケ−ブルコネクタ
JPH0136661Y2 (ja)
KR200183927Y1 (ko) 전선 고정캡
JPS6015264Y2 (ja) プラグにおけるア−ス端子
JPH0382513U (ja)
JPH0432039U (ja)
JP2004014276A (ja) ワイヤハーネスの防水処理方法及び防水処理装置