JPH0416322Y2 - - Google Patents

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JPH0416322Y2
JPH0416322Y2 JP16335087U JP16335087U JPH0416322Y2 JP H0416322 Y2 JPH0416322 Y2 JP H0416322Y2 JP 16335087 U JP16335087 U JP 16335087U JP 16335087 U JP16335087 U JP 16335087U JP H0416322 Y2 JPH0416322 Y2 JP H0416322Y2
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core
insulated
core wires
wires
insulated core
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JP16335087U
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Description

【考案の詳細な説明】
〔考案の対象〕 本考案は、漏話減衰量特性と生産効率に優れた
電話機用直線コードに関する。 〔従来技術とその問題点〕 従来の4心カツド撚りケーブルは、理論的には
優れた漏話特性を有する構造であるが実際にはケ
ーブルの曲がり等によつて部分的にカツド構造が
崩れ特性低下の原因となつていた。 これらを防止する方法としてカツド撚りした
絶縁心線の外周に和紙テープを巻き付けてカツド
形を固定する方法撚りピツチを細かくしてカツ
ド形が崩れにくい構造にする方法外被をシース
状から充実にしてカツド形を固定する方法 等が行なわれていた。しかしながら、これらの方
法はいずれも作業性が低下し、コスト上昇の原因
になつていた。 というのは、の絶縁心線を和紙テープで巻き
付け固定する方法は、和紙テープの縦添えや巻き
付けピツチの大きい横巻きではカツド構造の崩れ
防止に大きな効果が得られず、テープの巻き付け
ピツチを細かくするとそれだけ線速が遅くなり生
産効率が悪くケーブルの可撓性も失われてしまつ
ていた。 の絶縁心線の撚りピツチを細かくするのも同
様に線速が遅くなり生産効率が悪かつた。 の外被をシース状から充実する方法は、ケーブ
ル端末にモジユラープラグを付ける場合にケーブ
ル端末の外被を切り取り絶縁心線を順番にフラツ
トに整列しモジユラープラグを取り付ける端末処
理の際にケーブルの端末をつぶしにくくなり端末
処理作業が非常に困難であつた。 〔考案の目的〕 本考案は、これらの欠点を解決する為漏話減衰
量特性と生産効率に優れた電話機用直線コードの
提供を目的としてなされたもので、その要旨とす
るところは、2心並列絶縁心線を二本の単心絶縁
心線ではさみ込むように配置し撚り合わせたこと
を特徴とする電話機用直線コードである。 〔実施例の構成〕 以下、本考案の実施例を、添付図面を参照して
詳細に説明する。 第1図は本考案の実施例であつて、1は導体で
撚り線又は箔巻導体で構成されている。導体1の
外周には絶縁体2が被覆されている。この絶縁体
材質としてはPVC、ポリエステルエラストマー、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン
−ポリエチレン共重合体等が使用されている。4
本の絶縁心線3,4,5,6のうち3と4は互い
に融着又は接着された2心並列絶縁心線である。
絶縁心線5と6は、夫々絶縁心線3,4の2心並
列線と接しているだけで融着や接着はされておら
ず独立している。この2心並列線を2本の単心線
5,6ではさみ込んだように配置された絶縁心線
3,4,5,6の導体1はカツド形になるよう菱
形構造に配列されている。この2心並列線と2本
の単心線5,6からなる4心の絶縁心線3,4,
5,6を撚り合わせ、その外周に和紙テープ7を
横巻きした後、その外周に外被3でシース状に被
覆し、丸形コードを形成している。 前述のように構成することにより、絶縁心線
5,6は、2心並列絶縁心線3,4と和紙テープ
7によつて2方向から押さえつけられる為、ケー
ブルの曲がり等が生じてもカツド形が保持され
る。従つて、カツド撚りピツチをそれほど細かく
しなくてもカツド形が保持されるので漏話減衰量
特性に優れた電話機用直線コードを提供すること
が出来る。更に、本考案の電話機用直線コードの
端末にモジユラープラグを取り付ける場合、ケー
ブルの端末の外被を切りとり絶縁心線の配列を行
なう時に、外被と絶縁心線との間に空〓がある為
ケーブルをつぶしやすく、而も2心並列線が入つ
ている為に2心並列線は分岐処理をせずにそのま
まモジユラープラグに取り付けられる為に配列が
極めて容易になり配列ミスも起こしにくくなる。 漏話減衰量特性について、本考案と従来構造で
比較した結果を表1に示す。
〔考案の効果〕
以上説明の様に、本考案の電話機用直線コード
によればケーブルを結束した場合に生じる曲がり
等によつても漏話減衰量は低下せず、而も生産効
率に優れた効果を奏することが出来るので、その
工業的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の電話機用直線コードの断面
図、第2図は従来のカツド撚りタイプの絶縁電線
の断面図、第3図は、漏話減衰量の測定回路であ
る。 1……導体、2……絶縁体、3,4……2心並
列絶縁心線、5,6……単心絶縁心線、7……和
紙テープ、8……外被、9,10……単心絶縁心
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導体に熱可塑性樹脂を被覆し4心の絶縁心線を
    撚り合わせシースを施した絶縁電線において、2
    心並列絶縁心線を2本の単心絶縁心線ではさみ込
    むように配置し撚り合わせたことを特徴とする電
    話機用直線コード。
JP16335087U 1987-10-26 1987-10-26 Expired JPH0416322Y2 (ja)

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JP16335087U JPH0416322Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

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JP16335087U JPH0416322Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0168622U JPH0168622U (ja) 1989-05-02
JPH0416322Y2 true JPH0416322Y2 (ja) 1992-04-13

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JPH0168622U (ja) 1989-05-02

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