JPH0531780Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0531780Y2 JPH0531780Y2 JP1986005522U JP552286U JPH0531780Y2 JP H0531780 Y2 JPH0531780 Y2 JP H0531780Y2 JP 1986005522 U JP1986005522 U JP 1986005522U JP 552286 U JP552286 U JP 552286U JP H0531780 Y2 JPH0531780 Y2 JP H0531780Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- core
- core wire
- conductor
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 10
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 238000009954 braiding Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007765 extrusion coating Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
本考案はケーブル、特に伸縮性絶縁線を多数配
置してなるケーブルに係る。
置してなるケーブルに係る。
[考案の技術的背景とその問題点]
多数の絶縁電線を集合したケーブルとしては、
縦添集合のものと、撚合せ集合のものとがある。
その中で、縦添集合のものは撚合せ工程を必要と
しないため、撚合せ工程に使用する回転体が不要
であり、大掛かりな設備を必要とすることなく、
比較的高速度で製造することができる。ところ
が、このような縦添集合のケーブルは、剛性が大
きく撓曲させ難い欠点があつた。それを無理に曲
げるとコア線の配置がくずれ、ケーブル内部の損
傷を生じ、外観不良となるおそれがある。
縦添集合のものと、撚合せ集合のものとがある。
その中で、縦添集合のものは撚合せ工程を必要と
しないため、撚合せ工程に使用する回転体が不要
であり、大掛かりな設備を必要とすることなく、
比較的高速度で製造することができる。ところ
が、このような縦添集合のケーブルは、剛性が大
きく撓曲させ難い欠点があつた。それを無理に曲
げるとコア線の配置がくずれ、ケーブル内部の損
傷を生じ、外観不良となるおそれがある。
[考案の目的]
本考案は上記の事情に基づきなされたもので、
コア線を縦添えしたものであつてしかも容易に撓
曲し得るケーブルを得ることを目的としている。
コア線を縦添えしたものであつてしかも容易に撓
曲し得るケーブルを得ることを目的としている。
[考案の概要]
本考案のケーブルは、ゴム等の弾性材料からな
る長尺の条体に、柔軟性のある導体を含む心線を
螺旋状に巻回してなるコア線を、複数条縦添集合
してケーブルコアを構成し、これに必要な処理を
施してなることを特徴とする。
る長尺の条体に、柔軟性のある導体を含む心線を
螺旋状に巻回してなるコア線を、複数条縦添集合
してケーブルコアを構成し、これに必要な処理を
施してなることを特徴とする。
[考案の実施例]
第2図は本考案のケーブルに使用するコア線の
一例を示す。この図において、ゴムその他の弾性
材料からなる断面円形の長尺条体1の外周には、
小径の導体線を多数並列または編組してなる導体
2が螺旋状に巻回してあり、その外周に前記長尺
条体と同様の材料からなる絶縁被覆3を被覆して
コア線4が構成されている。
一例を示す。この図において、ゴムその他の弾性
材料からなる断面円形の長尺条体1の外周には、
小径の導体線を多数並列または編組してなる導体
2が螺旋状に巻回してあり、その外周に前記長尺
条体と同様の材料からなる絶縁被覆3を被覆して
コア線4が構成されている。
第2図と同一部分には同一符号を付した第3図
は、本考案のケーブルに使用するコア線の他の例
を示す。この図において、長尺条体1に小径の撚
線または単線からなる導体5を、ゴム等の絶縁体
6で被覆してなる心線7が螺旋状に巻回してコア
線4が構成されている。
は、本考案のケーブルに使用するコア線の他の例
を示す。この図において、長尺条体1に小径の撚
線または単線からなる導体5を、ゴム等の絶縁体
6で被覆してなる心線7が螺旋状に巻回してコア
線4が構成されている。
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。この図において、複数のコア線4は縦添して
集合されケーブルコア8を構成し、その外周には
押え巻テープ9が巻回してある。さらに、最外周
には押出被覆等によりシース10が施されてい
る。
る。この図において、複数のコア線4は縦添して
集合されケーブルコア8を構成し、その外周には
押え巻テープ9が巻回してある。さらに、最外周
には押出被覆等によりシース10が施されてい
る。
上記構成の本考案ケーブルは第4図に示すよう
にして製造される。すなわち、コア線4は複数の
サプライドラム11から引出され、円板にコア線
径に見合う径の開口を規則的に設けてなる目板1
2の各開口に挿通した後、集合ダイス13におい
て集合させ、テーピング機14で押え巻テープ9
を巻回する。テープを巻回されて形成されたケー
ブルコアは、引取ドラム15に巻回される。この
図には省略したが、ケーブルコアは引取ドラム毎
押出機のところに運搬されシースの押出被覆がな
される。
にして製造される。すなわち、コア線4は複数の
サプライドラム11から引出され、円板にコア線
径に見合う径の開口を規則的に設けてなる目板1
2の各開口に挿通した後、集合ダイス13におい
て集合させ、テーピング機14で押え巻テープ9
を巻回する。テープを巻回されて形成されたケー
ブルコアは、引取ドラム15に巻回される。この
図には省略したが、ケーブルコアは引取ドラム毎
押出機のところに運搬されシースの押出被覆がな
される。
本考案は上記実施例のみに限定されない。例え
ば最外周を覆うシースのほか必要ならば遮断層そ
の他の処理を施すことができる。
ば最外周を覆うシースのほか必要ならば遮断層そ
の他の処理を施すことができる。
[考案の効果]
上記から明らかなように本考案のケーブルは、
ゴム等の弾性材料からなる長尺の条体に、柔軟性
のある導体または絶縁導体を巻き付けたものをコ
ア線として使用し、複数のコア線を縦添集合して
ケーブルコアを構成しているので、容易に撓曲さ
せることができる。なお、ケーブルの撓曲に際し
てケーブルコアが損傷されることはない。さら
に、撚合せられていないから、ケーブル全長に渡
つてコア線の位置関係が保持される。従つて、例
えば電話線ケーブル等としての使用に適する。ま
た、撚り合せをしていないからそのための回転体
を必要とせず、比較的小規模な設備で高速で製造
することができる。
ゴム等の弾性材料からなる長尺の条体に、柔軟性
のある導体または絶縁導体を巻き付けたものをコ
ア線として使用し、複数のコア線を縦添集合して
ケーブルコアを構成しているので、容易に撓曲さ
せることができる。なお、ケーブルの撓曲に際し
てケーブルコアが損傷されることはない。さら
に、撚合せられていないから、ケーブル全長に渡
つてコア線の位置関係が保持される。従つて、例
えば電話線ケーブル等としての使用に適する。ま
た、撚り合せをしていないからそのための回転体
を必要とせず、比較的小規模な設備で高速で製造
することができる。
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図はそ
れに使用するコア線の一例の斜視図、第3図は同
様なコア線の他の例の斜視図、第4図は前記実施
例を製造する設備の一例を示す模式図である。 1……条体、2,5……導体、3……シース、
4……コア線、6……絶縁被覆、7……心線、8
……ケーブルコア、9……押え巻テープ、10…
…シース。
れに使用するコア線の一例の斜視図、第3図は同
様なコア線の他の例の斜視図、第4図は前記実施
例を製造する設備の一例を示す模式図である。 1……条体、2,5……導体、3……シース、
4……コア線、6……絶縁被覆、7……心線、8
……ケーブルコア、9……押え巻テープ、10…
…シース。
Claims (1)
- ゴム等の弾性材料からなる長尺の条体に、柔軟
性のある導体を含む心線を螺旋状に巻回してなる
コア線を、複数条縦添集合してケーブルコアを構
成し、その外周に押え巻きテープを巻回し、さら
にその外周にシースを施したことを特徴とするケ
ーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986005522U JPH0531780Y2 (ja) | 1986-01-18 | 1986-01-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986005522U JPH0531780Y2 (ja) | 1986-01-18 | 1986-01-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62118307U JPS62118307U (ja) | 1987-07-27 |
JPH0531780Y2 true JPH0531780Y2 (ja) | 1993-08-16 |
Family
ID=30787183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986005522U Expired - Lifetime JPH0531780Y2 (ja) | 1986-01-18 | 1986-01-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531780Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH048817U (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-27 |
-
1986
- 1986-01-18 JP JP1986005522U patent/JPH0531780Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH048817U (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62118307U (ja) | 1987-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5953764B2 (ja) | 多心ケーブルとその製造方法 | |
US4313645A (en) | Telephone cord having braided outer jacket | |
JPH0531780Y2 (ja) | ||
USRE31197E (en) | Telephone cord having braided outer jacket | |
FI69529C (fi) | Flerledarstarkstroemskabel och dess framstaellningsfoerfarande | |
WO1999052116A1 (fr) | Cable coaxial, cable multiconducteur, et composants electroniques utilisant ceux-ci | |
JPS6031127Y2 (ja) | 多相多線式線路用ケ−ブル | |
JPH10223071A (ja) | 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの製造方法 | |
CN217444130U (zh) | 一种高抗扭抗干扰机器人电缆 | |
JP2586487Y2 (ja) | 多心ケーブル | |
JPH0113168B2 (ja) | ||
JPS585293Y2 (ja) | ケ−ブル | |
JPH035047Y2 (ja) | ||
KR100232542B1 (ko) | 고압 전력 케이블의 수밀 도체 형성 방법 및 그 케이블 | |
EP0567903B1 (en) | A method and arrangement for the manufacture of an electric multi-conductor cable | |
JPS62256314A (ja) | ワイヤ−シ−ルドケ−ブルの製造方法 | |
US3247036A (en) | Method of producing communications cable | |
JPH0429445Y2 (ja) | ||
CN2267514Y (zh) | 四芯阻燃塑料绝缘软电缆 | |
GB489007A (en) | Improvements in concentric electric conductors | |
JPH0320976Y2 (ja) | ||
JPH066422Y2 (ja) | 海底ケ−ブル | |
CN2267512Y (zh) | 二芯阻燃塑料绝缘软电缆 | |
CN2271017Y (zh) | 五芯阻燃塑料绝缘软电缆 | |
JPS5916212A (ja) | 電気ケ−ブル及びその製造方法 |