JP2538250Y2 - ツイストフラットケーブル - Google Patents

ツイストフラットケーブル

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JP2538250Y2
JP2538250Y2 JP1990088892U JP8889290U JP2538250Y2 JP 2538250 Y2 JP2538250 Y2 JP 2538250Y2 JP 1990088892 U JP1990088892 U JP 1990088892U JP 8889290 U JP8889290 U JP 8889290U JP 2538250 Y2 JP2538250 Y2 JP 2538250Y2
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flat
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JP1990088892U
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Inventor
幸一 宮口
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昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電線長手方向に沿ってツイスト部とフラッ
ト部とを交互に設け、コネクタ付けを容易にしたツイス
トフラットケーブルに関する。
(従来の技術) 機器間のデータ伝送等に使用されるケーブルは、隣接
回線間の漏話を防止するため、一般に対撚りされる。し
かしながら、その両端末には、機器との接続あるいはケ
ーブル相互間の接続のために、多数の端子をもった一括
コネクタを接続する。この一括コネクタの接続作業が容
易になるように、ケーブル長手方向に周期的にフラット
部を設けたものがある。このようなケーブルを、ツイス
トフラットケーブルと呼んでいるが、その構成を第2図
により説明する。
第2図は、従来のツイストフラットケーブル要部斜視
図である。
図において、このケーブルは、その長手方向に沿って
隣接する心線10を相互に撚り合わせたツイスト部11と、
隣接する心線10を互いに平行に配列したフラット部12を
交互に設けた構成とされている。
このフラット部12には、一括コネクタを接続し易いよ
うに、心線を相互に所定ピッチで配列した後、一体に結
束する結束材13が取付けられている。この結束材13は、
例えば心線を上下から挟み込むプラスチックテープ等か
ら構成される。
コネクタ付けの際には、よく知られた一括コネクタを
図の結束材13の上下に配置し、結束材13及び心線10の絶
縁体を貫通するように、電気接続用のピンを差込む。図
示しない電気接続用のピンは、ちょうど結束材13で結束
された心線10のピッチと同一ピッチで、図示しない一括
コネクタに配列されている。このため、結束材13で結束
する心線10の配列ピッチは、十分高い精度が要求され
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、第2図に示すようなケーブルの対数が増加
すれば、一括コネクタは大型化する。一方、心線径をよ
り細いものにし、コネクタの大型化を防止しつつ、多数
対の一括接続をしようする場合、心線間の配列ピッチは
極めて短くなる。このような場合、十分な絶縁距離が確
保できず、あるいは漏話を効果的に防止することができ
ない。
そこで、第3図(a)に示すような断面構成の一括コ
ネクタに変わって、第3図(b)に示すような、2段構
成のいわゆるハーフピッチコネクタが採用されるように
なった。
即ち、これまでは、2つのハウジング1,2によって、
同一平面上に配列された心線10を挟み込むようにしてい
たが、心線を上下2つの平行な平面上に配列し、3分割
されたハウジング3,4,5によってこれらの心線を挟み込
み、電気接続するようにしている。これによって、心線
間の絶縁距離や漏話防止のための距離が確保できる。
ところが、第3図(b)に示すような構成の一括コネ
クタの場合、図の上の段が信号線、下の段がその接地線
というように、上下に交互に心線を配列しなければなら
ない。従って、第2図に示すような結束材13で心線を配
列したまま、第3図(b)に示すようなコネクタを取付
けるようなことはできない。このため、一旦、結束材13
を取外し、各心線をばらばらにしてコネクタ付けする等
の必要が生じた。これでは、結束材13を設けた価値が半
減する。
本考案は以上の点に着目してなされたもので、2段構
成のいわゆるハーフピッチコネクタを用いて、心線とコ
ネクタを一括接続できるツイストフラットケーブルを提
供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案のツイストフラットケーブルは、ケーブル長手
方向に沿って、隣接する心線を相互に撚り合わせたツイ
スト部と、隣接する心線を互いに平行に配列したフラッ
ト部とを交互に設けたものにおいて、前記ツイスト部
は、信号線と接地線とが相互に撚り合わされて成り、前
記各フラット部に着目したとき、所定の周期で、何れか
のフラット部は、全心線が一体に結束材で結束され、残
りのフラット部は、信号線と接地線とがそれぞれ別々の
結束材で一体に結束されていることを特徴とするもので
ある。
(作用) 以上のケーブルは、従来、周期的に全心線を一体に結
束材で結束したフラット部を設けると共に、そのフラッ
ト部の一部は、所定の周期で信号線と接地線が別々の結
束材で結束される。これにより、信号線を結束した結束
材を上の段に、接地線を結束した結束材を下の段に配置
して、第3図(b)に示したようなハーフピッチコネク
タを一括接続できる。
(実施例) 以下、本考案を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本考案のツイストフラットケーブル実施例
を示す要部斜視図である。
図のケーブルは、その長手方向に沿って、ツイスト部
11、フラット部12を交互に設けた構成のものである。ツ
イスト部11においては、隣接する心線が相互に対撚りさ
れている。また、フラット部12においては、隣接する心
線を互いに平行に配列するようにしている。尚、各心線
の対は、一方が心線、他方は接地線となる。
通常、漏話等の防止のために、フラット部12において
は、信号線と接地線が交互に隣合うように配列される。
一方、これらの各フラット部に着目したとき、従来通
りのフラット部である図の左右2つのフラット部12は、
このピッチでケーブル長手方向に周期的に設けられる。
一方、図のほぼ中央に示すフラット部12は、本考案によ
り新たに設けられたもので、信号線10aと接地線10bが、
それぞれ別々の結束材13a及び13bによって、一体に結束
された構成とされている。
即ち、結束材13aにより、互いに所定ピッチで平行に
一体に配列された心線をここでは信号線10aとし、結束
材13bによって平行に配列され所定ピッチで一体に結束
された心線を接地線10bとする。
以上の構成の本考案のツイストフラットケーブルは、
若し、従来通りの第3図(a)に示すような一括コネク
タを接続する場合には、全心線が一体に結束された結束
材13の部分でその接続作業を行なう。
これに対し、第3図(b)に示すような2段構成のハ
ーフピッチコネクタを一括接続する場合には、第1図に
示した信号線10aを結束した結束材13aを上の段に、接地
線10bを結束した結束材13bを下の段に挟んで、一括接続
するようにする。このようにすれば、何れの場合におい
ても、結束材13や13a,13b等により、所定ピッチで配列
された心線を一括してコネクタに装着できるので、その
コネクタ付け作業を、容易に迅速に正確に行なうことが
できる。
尚、上記実施例においては、結束材13をプラスチック
フィルム状のものとして説明したが、このプラスチック
フィルムは、心線の両面又は片面にのみ設けるようにし
てよく、又、紐状の結束材であってもよい。更に、心線
間を相互に直接接続する接着剤のようなものであっても
よい。また、心線の絶縁体が熱融着可能なものであれ
ば、相互に融着された絶縁体の一部を結束材としても差
し支えない。
尚、上記周期は、一定の長さである必要はなく、又、
全心線が一体に結束材で結束された部分と、信号線と接
地線がそれぞれ別々に結束された部分とを設ける周期
は、任意の周期で差し支えない。
また、上記ツイストフラットケーブルは、図示したま
まの構成であっても、又、その外周にプラスチックシー
スを被覆した断面丸形の構成であっても差し支えない。
(考案の効果) 以上説明した本考案のツイストフラットケーブルは、
ケーブル長手方向に所定の周期で全心線が一体に結束材
で結束された部分と、信号線と接地線とがそれぞれ別々
の結束材で一体に結束された部分を設けるようにしたの
で、通常の一括コネクタであっても、又、いわゆるハー
フピッチコネクタであっても、容易にその一括接続を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のツイストフラットケーブルを示す要部
斜視図、第2図は従来のツイストフラットケーブル要部
斜視図、第3図はツイストフラットケーブルに接続する
一括コネクタの端面図である。 10a……信号線、10b……接地線、11……ツイスト部、12
……フラット部、13,13a,13b……結束材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル長手方向に沿って、隣接する心線
    を相互に撚り合わせたツイスト部と、隣接する心線を互
    いに平行に配列したフラット部とを交互に設けたものに
    おいて、前記ツイスト部は、信号線と接地線とが相互に
    撚り合わされて成り、前記各フラット部に着目したと
    き、所定の周期で、何れかのフラット部は、全心線が一
    体に結束材で結束され、残りのフラット部は、信号線と
    接地線とがそれぞれ別の結束材で一体に結束されている
    ことを特徴とするツイストフラットケーブル。
JP1990088892U 1990-08-24 1990-08-24 ツイストフラットケーブル Expired - Lifetime JP2538250Y2 (ja)

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JPH0446320U JPH0446320U (ja) 1992-04-20
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JPS5353787A (en) * 1976-10-27 1978-05-16 Hitachi Cable Ltd Non-peel connecting multi-paired cables
JPS5799313U (ja) * 1980-12-11 1982-06-18

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