JPH0531024U - 通信機器用シールド電線 - Google Patents

通信機器用シールド電線

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JPH0531024U
JPH0531024U JP7905991U JP7905991U JPH0531024U JP H0531024 U JPH0531024 U JP H0531024U JP 7905991 U JP7905991 U JP 7905991U JP 7905991 U JP7905991 U JP 7905991U JP H0531024 U JPH0531024 U JP H0531024U
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JP
Japan
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wound
wire
shield wire
conductor
aluminum tape
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Pending
Application number
JP7905991U
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English (en)
Inventor
明徳 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Publication of JPH0531024U publication Critical patent/JPH0531024U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールド効果を低下させないで、圧着端子を
接続したりする端末加工を容易にする。 【構成】 導体と、該導体の上に被覆した絶縁体と、該
絶縁体の上に端末加工に必要な線数の横巻素線を所定間
隔で粗巻した横巻シールド線と、該横巻シールド線の上
に密に巻装したアルミテープと、該アルミテープの上に
被覆したシースとによって構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通信機器間を接続するシールド電線に係わり、特に、端末加工を簡 単に行うことのできる通信機器用シールド電線に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の通信機器用シールド電線は、図2に示す如き構成を有している。すなわ ち、通信機器用シールド電線100は、信号線である導体110の上に絶縁体1 20が押出し被覆されている。この絶縁体120の上には、横巻シールド線13 0が密に巻装されている。この横巻シールド線130は、例えば、0.18mm の線径を有する横巻素線を約50本を集めたものである。この横巻シールド線1 30の上には、シース140が被覆されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような通信機器用シールド電線100は、ピンジャック等の圧着端子を接 続したりする端末加工が行われる。この圧着端子を接続したりする端末加工では 、多数本(50本)の横巻素線の内複数本(10〜20本)を切断し、残った横 巻素線に圧着端子を接続したりする端末加工が施されている。この圧着端子は、 機器組み込み時にアースに落とされる。この圧着端子付けにおいては、横巻素線 の内数本を切断して残りの横巻素線に取り付けなければならず、作業工数が掛か る問題があった。横巻シールド線130の素線数を少なく(例えば、30本)す ることにより横巻素線の内数本を切断する工程をなくすことはできるが、絶縁体 120の上に密に巻装する巻装工程が多くなり、全体として作業工数を減少させ ることはできない。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、シールド効果を著しく低下させることなく、圧着端 子を接続したりする端末加工を容易にすることのできる通信機器用シールド電線 を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の通信機器用シールド電線は、導体と、該 導体の上に被覆した絶縁体と、該絶縁体の上に端末加工に必要な線数の横巻素線 を所定間隔で粗巻した横巻シールド線と、該横巻シールド線の上に密に巻装した アルミテープと、該アルミテープの上に被覆したシースとによって構成したもの である。
【0006】
【作用】
上記構成によって、横巻シールド線を端末加工に必要な線数にしたため、横巻 素線の圧着端子付け加工において横巻素線を切断する工程を省け、容易に加工す ることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 図1には、本考案に係る通信機器用シールド電線の一実施例が示されている。 図において、1は通信機器用シールド電線で、通信機器間の信号授受、微小電 流の供給等を行う場合に用いられるものである。2は導体で、通信機器間の信号 授受に用いられる。3は絶縁体で、導体2の上に被覆され、ポリ塩化ビニル樹脂 、ポリエチレン樹脂等の合成樹脂によって構成されている。この絶縁体3は、走 行する導体2の上に押出機を用いて合成樹脂を連続的に押出して被覆される。
【0008】 4は横巻シールド線で、絶縁体3の上に所定間隔で粗巻されている。この横巻 シールド線4は、例えば、0.12〜0.18mmの線径を有する横巻素線を端 末加工に必要な線数を集めたものである。横巻素線の端末加工に必要な線数とい うのは、通信機器用シールド電線1の端末に圧着端子を接続する際に横巻シール ド線4の端部を容易に剥離しないように圧着端子に接続することのできる素線数 ということで、具体的には、約20〜30本である。この横巻シールド線4は、 例えばアース線として作用する。
【0009】 5はアルミテープで、横巻シールド線4の上に端辺が重なるように密に巻装さ れている。このアルミテープ5は、導体2、横巻シールド線4に影響を与える電 磁誘導からの誘導電圧によるノイズを遮蔽する効果を有している。このアルミテ ープ5は、片面アルミ箔テープであってもよい。
【0010】 6はシースで、アルミテープ5の上に被覆され、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエ チレン樹脂等の合成樹脂によって構成されている。このシース6は、アルミテー プ5を巻装した導体2を走行させて、アルミテープ5の上に押出機を用いて連続 的に押出被覆する。
【0011】 したがって、本実施例によれば、横巻シールド線4を端末加工に必要な線数に したため、横巻素線の圧着端子付け加工において横巻素線を切断する工程を省け 、容易に加工することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、シールド効果を著しく低下させることなく、圧着端子を接続 したりする端末加工を容易にすることができる。
【提出日】平成4年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 5はアルミテープで、横巻シールド線4の上に端辺が重なるように密に巻装さ れている。このアルミテープ5は、導体2、横巻シールド線4に影響を与えるノ イズを遮蔽する効果を有している。このアルミテープ5は、片面アルミ箔テープ であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る通信機器用シールド電線の実施例
を示す一部断面外観構成図である。
【図2】従来の通信機器用シールド電線の一部断面外観
構成図である。
【符号の説明】
1………………………………通信機器用シールド電線 2………………………………導体 3………………………………絶縁体 4………………………………横巻シールド線 5………………………………アルミテープ 6………………………………シース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体と、該導体の上に被覆した絶縁体
    と、該絶縁体の上に端末加工に必要な線数の横巻素線を
    所定間隔で粗巻した横巻シールド線と、該横巻シールド
    線の上に密に巻装したアルミテープと、該アルミテープ
    の上に被覆したシースとからなる通信機器用シールド電
    線。
JP7905991U 1991-09-30 1991-09-30 通信機器用シールド電線 Pending JPH0531024U (ja)

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JPH0531024U true JPH0531024U (ja) 1993-04-23

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009110774A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Junkosha Co Ltd 同軸ケーブル
JP2009146850A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Autonetworks Technologies Ltd シールド電線
WO2013125447A1 (ja) * 2012-02-20 2013-08-29 株式会社 潤工社 同軸多心ケーブル
JP2016509344A (ja) * 2013-01-29 2016-03-24 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイションTyco Electronics Corporation 粗シールドを有するケーブル

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