JPS6114095Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6114095Y2 JPS6114095Y2 JP16116380U JP16116380U JPS6114095Y2 JP S6114095 Y2 JPS6114095 Y2 JP S6114095Y2 JP 16116380 U JP16116380 U JP 16116380U JP 16116380 U JP16116380 U JP 16116380U JP S6114095 Y2 JPS6114095 Y2 JP S6114095Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- insulator
- cable
- audio equipment
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ステレオ、パブリツクアドレス等の
オーデイオ機器用として使用されるケーブルの改
良に関するものである。
オーデイオ機器用として使用されるケーブルの改
良に関するものである。
近年オーデイオ機器には、ノイズや歪を少くし
て音質を改善する、即ち良い音を求める傾向が非
常に強くなつてきている。
て音質を改善する、即ち良い音を求める傾向が非
常に強くなつてきている。
そして、「オーデイオ機器の配線材を変えると
音質が変わる」という問題が良く話題として取り
上げられているところである。
音質が変わる」という問題が良く話題として取り
上げられているところである。
そのため、本願出願人はオーデイオ機器の内部
配線材、スピーカーコード、マイクロホンコー
ド、ヘツドホン用コード等の導体として、純度の
高い銅線、即ち無酸素銅を使用したケーブルを提
案し、確実に音が良くなつたという評価を得てい
る。
配線材、スピーカーコード、マイクロホンコー
ド、ヘツドホン用コード等の導体として、純度の
高い銅線、即ち無酸素銅を使用したケーブルを提
案し、確実に音が良くなつたという評価を得てい
る。
又、非常に優れたナチユラルで広域をカバーす
るスピーカーコードとしては、電流の近接効果を
考慮して、極細銅線の大量集合撚線を導体として
使用すること、あるいはさらにその素線の一本一
本にエナメル被覆をしたいわゆるリツツ線として
表皮効果を防止することも行われている。
るスピーカーコードとしては、電流の近接効果を
考慮して、極細銅線の大量集合撚線を導体として
使用すること、あるいはさらにその素線の一本一
本にエナメル被覆をしたいわゆるリツツ線として
表皮効果を防止することも行われている。
これらの工夫は、それぞれ低音域のレベルを向
上させる、高音域の歪が減る、硬さが減る、中高
域の音がどつしりする。定位が良くなる等の専門
的な言葉で表わされる効果を与えるものである
が、これらの効果はあくまでも人間のきわめて繊
細な聴感レベルでの効果であるため、現在の電気
電子測定機器上の測定値で表現することはできな
いものである。
上させる、高音域の歪が減る、硬さが減る、中高
域の音がどつしりする。定位が良くなる等の専門
的な言葉で表わされる効果を与えるものである
が、これらの効果はあくまでも人間のきわめて繊
細な聴感レベルでの効果であるため、現在の電気
電子測定機器上の測定値で表現することはできな
いものである。
従つて、音質の改善の程度、良否は全く人間の
耳の判断によらなければならず、多くの経験によ
る必要がある。
耳の判断によらなければならず、多くの経験によ
る必要がある。
本考案者は過去の長い経験から、配線材の導体
を改良するばかりではなく、その外周に施される
絶縁体によつても音質が変化することを見い出し
本考案を提案するに至つたものである。
を改良するばかりではなく、その外周に施される
絶縁体によつても音質が変化することを見い出し
本考案を提案するに至つたものである。
即ち、本願は鋭い、とうりの良い音を引き出す
オーデイオ機器用ケーブルの提供を目的とするも
ので、その要旨とするところは、導体とその外周
に施された絶縁体とより成り、該絶縁体が常に導
体中心方向に収縮圧力を有する圧力定在型絶縁体
であることを特徴とするオーデイオ機器用ケーブ
ルにある。
オーデイオ機器用ケーブルの提供を目的とするも
ので、その要旨とするところは、導体とその外周
に施された絶縁体とより成り、該絶縁体が常に導
体中心方向に収縮圧力を有する圧力定在型絶縁体
であることを特徴とするオーデイオ機器用ケーブ
ルにある。
次に添付図面を参照して、本考案のケーブルの
一実施例をさらに説明する。
一実施例をさらに説明する。
第１図は従来のスピーカーコードの一例を示す
もので、１は極細銅線を集合撚した導体にして、
２はその外周に施されたプラスチツク絶縁体であ
る。
もので、１は極細銅線を集合撚した導体にして、
２はその外周に施されたプラスチツク絶縁体であ
る。
しかし、従来のこのスピーカーコードは、絶縁
体２が導体１上に密接して存在しているのみであ
り、絶縁体２が導体１を締付ける働きはない。
体２が導体１上に密接して存在しているのみであ
り、絶縁体２が導体１を締付ける働きはない。
本考案者の長い体験的な経験によれば、導体１
が外部より強固に中心方向に抑圧されるほど、鋭
い、とうりの良い音をオーデイオ機器から引き出
せることがわかつた。
が外部より強固に中心方向に抑圧されるほど、鋭
い、とうりの良い音をオーデイオ機器から引き出
せることがわかつた。
特に導体１が極細線集合撚線のように軟弱な場
合、定在的に締付力を与えれば効果の大きいこと
が明らかとなつた。
合、定在的に締付力を与えれば効果の大きいこと
が明らかとなつた。
第２図は本考案ケーブルの一実施例を示すもの
で、３は導体にして、その外周には定在的に導体
３を締付ける収縮圧力を有する圧力定在型極絶縁
体４が施されている。
で、３は導体にして、その外周には定在的に導体
３を締付ける収縮圧力を有する圧力定在型極絶縁
体４が施されている。
圧力定在型絶縁体４としては、例えば架橋ポリ
エチレンテープを、まず数十％〜数百％の長さに
延伸し、導体３の外周に巻付ける。
エチレンテープを、まず数十％〜数百％の長さに
延伸し、導体３の外周に巻付ける。
次に架橋ポリエチレンの結晶転移点付近又はそ
れ以上に加熱する。
れ以上に加熱する。
その結果、架橋ポリエチレンの弾性記憶性能に
よつて、延伸方向とは逆に収縮を起すが、導体３
上に同心円状に巻付けられているため、収縮力
は、導体３の中心方向の締付力として、常時働く
ようになり、導体３は常に強固に締めあげられ、
所期のオーデイオ効果が得られるものである。
よつて、延伸方向とは逆に収縮を起すが、導体３
上に同心円状に巻付けられているため、収縮力
は、導体３の中心方向の締付力として、常時働く
ようになり、導体３は常に強固に締めあげられ、
所期のオーデイオ効果が得られるものである。
延伸テープ４の枚数は必要に応じ、何枚巻いて
も良く、又巻付ピツチは任意で良いものである。
導体３としては、無酸素銅極細線を、同心撚、集
合撚、複合撚等したもののいずれでも良く、又、
各素線をエナメル被覆したリツツ線でも良い。
も良く、又巻付ピツチは任意で良いものである。
導体３としては、無酸素銅極細線を、同心撚、集
合撚、複合撚等したもののいずれでも良く、又、
各素線をエナメル被覆したリツツ線でも良い。
本実施例ケーブルは、必要によりさらに絶縁体
を設けても良いものであり、本考案が本実施例に
より限定的に解釈されるものではない。
を設けても良いものであり、本考案が本実施例に
より限定的に解釈されるものではない。
以上のようにして成る本考案ケーブルは、圧力
定在型絶縁体の存在により導体が常に締付けられ
ているため鋭い、とうりの良い音をオーデイオ機
器から引き出すことが可能なものである。
定在型絶縁体の存在により導体が常に締付けられ
ているため鋭い、とうりの良い音をオーデイオ機
器から引き出すことが可能なものである。
第１図は従来のスピーカーコードの一例を示す
横断面説明図、第２図は本考案ケーブルの一実施
例を示す斜視説明図である。 １：導体、２：絶縁体、３：導体、４：圧力定
在型絶縁体。
横断面説明図、第２図は本考案ケーブルの一実施
例を示す斜視説明図である。 １：導体、２：絶縁体、３：導体、４：圧力定
在型絶縁体。
Claims (1)
- 導体とその外周に施された絶縁体とより成り、
該絶縁体が常に導体中心方向に収縮圧力を有する
圧力定在型絶縁体であることを特徴とするオーデ
イオ機器用ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16116380U JPS6114095Y2 (ja) | 1980-11-11 | 1980-11-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16116380U JPS6114095Y2 (ja) | 1980-11-11 | 1980-11-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5783611U JPS5783611U (ja) | 1982-05-24 |
| JPS6114095Y2 true JPS6114095Y2 (ja) | 1986-05-01 |
Family
ID=29520075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16116380U Expired JPS6114095Y2 (ja) | 1980-11-11 | 1980-11-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6114095Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-11 JP JP16116380U patent/JPS6114095Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5783611U (ja) | 1982-05-24 |
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