JPS6140019Y2 - - Google Patents

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JPS6140019Y2
JPS6140019Y2 JP7016781U JP7016781U JPS6140019Y2 JP S6140019 Y2 JPS6140019 Y2 JP S6140019Y2 JP 7016781 U JP7016781 U JP 7016781U JP 7016781 U JP7016781 U JP 7016781U JP S6140019 Y2 JPS6140019 Y2 JP S6140019Y2
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JP
Japan
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tape
lead
double
cable
sheath
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JP7016781U
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JPS57182826U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鉛ラミネートシースケーブルに関す
るものである。
鉛ラミネートシースケーブルは、鉛ラミネート
テープでケーブルコアを覆うことによつて耐水
性、耐薬品性、電磁遮蔽性などを高めたものであ
る。
第1図は、この鉛ラミネートシースケーブルの
従来構造を示すもので、ケーブルコア1の表面に
ドレンワイヤ2をその長さ方向に沿わせておい
て、この上に鉛ラミネートテープ3を縦沿えする
とともに、鉛ラミネート3の両縁部を重ねてケー
ブルコア1を包み、さらにこの鉛ラミネートテー
プ3の外側をポリエチレン、ポリ塩化ビニールな
どの熱可塑性プラスチツク材料からなるシース
(外部被覆)4で覆つたものである。
また、前記鉛ラミネートテープ3は第2図に示
すように、鉛テープ(または鉛合金テープ)5の
片面に、シース4を押出す際の熱で溶融すること
なく、かつ鉛よりも引張強度の大きい樹脂(例え
ばポリエステル樹脂)からなる補強用樹脂テープ
6を貼付し、さらにその上にシース4に対して接
着性の良い樹脂(例えばアイオノマー)からなる
接着用樹脂テープ7を貼付して一体化し、シース
4を押出し成形する際の熱で接着用樹脂テープ7
とシース4とを熱融着させるようにしたものであ
つた。
しかしながら、鉛ラミネートテープ3の鉛テー
プ5の部分は、塑性変形がし易くかつ熱や張力に
対する抵抗力が低いために、シース4を形成する
場合、押出された熱可塑性プラスチツクの冷却の
際の収縮作用によつて、鉛ラミネートテープ3が
変形を受け、ケーブルコア1の撚り目に入り込も
うとして、第1図に示すように多くのしわが発生
する。このしわはケーブルの屈曲特性に悪影響を
及ぼすとともに、ケーブルを屈曲させた際に鉛テ
ープ5の弱点に歪み応力が集中して亀裂が生じ、
シールド作用が不十分となるおそれがある。
この考案は前記背景を考慮してなされたもの
で、シースの収縮力を受ける鉛ラミネートテープ
の下に、両面導電性テープを設けて、鉛ラミネー
トテープにしわが発生することを防止し、シース
の厚さを均一にしてケーブルの耐屈曲性と機械的
強度とを向上させることを目的とするものであ
る。
以下、この考案を第3図ないし第5図に示す一
実施例に基づいて説明する。
この考案に係る鉛ラミネートケーブルは、ケー
ブルコア1と、その被覆部の上に平行に沿わせた
ドレンワイヤ2と、これらの上に縦沿え被覆され
た両面導電性テープ8と、ドレンワイヤ2および
両面導電性テープ8を緊密に接触させ、かつ両面
導電性テープ8の表面の一部を露出させるために
一定間隔でらせん巻きされた締付紐9と、これら
の上に縦沿え被覆された鉛ラミネートテープ3
と、さらにこの上を覆うシース(外部被覆)4と
から構成されるものである。
この鉛ラミネートシースケーブルについて、製
造工程例とともにさらに詳述する。
第5図に示すようにコア送出ドラム10からケ
ーブルコア1を送り出し、このケーブルコア1に
その長さ方向に平行にドレンワイヤ2を沿わせる
とともに、これらに沿つて両面導電性テープ(全
体または両面が導電性を有するテープ、例えば
0.05〜0.3mm程度のカーボン紙)8を送り出し、
縦添え成形器11によつて両面導電性テープ8を
縦添え成形してその両側縁部をオーバーラツプさ
せ、ケーブルコア1およびドレンワイヤ2の全周
をおおう。
続いて、巻付機12によつて縦添え成形された
両面導電性テープ8の上に締付紐9をらせん状に
巻き付け、ケーブルコア1、ドレンワイヤ2、両
面導電性テープ8を相互に緊密に接触させる。次
いで、これらの外側に鉛テープ5を内側にした鉛
ラミネートテープ3を沿わせて、他の縦添え成形
器13によつて鉛ラミネートテープ3を縦添え成
形してその両側縁部をオーバーラツプさせ、両面
導電性テープ8および締付紐9の全周をおおう。
さらに、その上にシース成形機14から熱可塑性
プラスチツク材料を押出してシース4を施すこと
により、鉛ラミネートシースケーブル15が製造
される。
このように構成された鉛ラミネートシースケー
ブル15は、第3図に示すように、ドレンワイヤ
2が、締付紐9を巻きつけた際の張力でケーブル
コア1の被覆部などにくい込んで、締付紐9に押
えられた部分では、ケーブルコア1の表面からド
レンワイヤ2がわずかに突出する程度に押えられ
る。また、締付紐9に直接押えられていない部
分、すなわち、らせん巻きされた締付紐9の間で
は、ドレンワイヤ2自身が折曲抵抗力を有してお
り、ケーブルコア1の被覆などの弾性抵抗力を受
けても、直接押さえられている部分よりわずかに
突出する程度に抑制される。
そして、ドレンワイヤ2と、鉛ラミネートテー
プ3の鉛テープ5との間は、両面導電性テープ8
が介在させられて、ドレンワイヤ2−両面導電性
テープ8の内面−オーバーラツプ部−両面導電性
テープ8の外面−鉛テープ5の経路によつて電気
的に導通されている。したがつて両面導電性テー
プ8は、少なくとも両面が導電層で形成されてお
ればよい。
以上のように鉛ラミネートシースケーブルは、
両面導電性テープ8がケーブルコア1の表面を緊
密に覆うとともに締付紐9の巻きつけによつて張
力が与えられた状態となつているから、シース4
の収縮力が鉛ラミネートテープ3に加わつた際に
は、両面導電性テープ8の張力によつて鉛テープ
5の変形(ケーブルコア1の撚り目の方向への変
形)がはばまれ、かつ、両面導電性テープ8の表
面に沿つてすべつて、鉛テープ5の変形が接触面
の各方向に分散する作用が生じて、しわなどの局
部的な変形が発生することが抑制され、シース4
の厚さを均一にしてケーブルの機械的強度を向上
させることができる。また、鉛ラミネートテープ
3と両面導電性テープ8との間で若干のすべり現
象が生ずるからケーブルの屈曲特性を向上させる
ことができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構造例を示す要部の横断面図、
第2図は鉛ラミネートテープの構造を説明する斜
視図、第3図ないし第5図はこの考案の一実施例
を示すもので、第3図は横断面図、第4図は一部
切欠斜視図、第5図は製造工程説明図である。 1……ケーブルコア、2……ドレンワイヤ、3
……鉛ラミネートテープ、4……シース(外部被
覆)、8……両面導電性テープ、15……鉛ラミ
ネートシースケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブルコア1とその上に沿わせたドレンワイ
    ヤ2とを縦沿えした両面導電性テープ8で覆い、
    この両面導電性テープ8の上を内面に鉛テープま
    たは鉛合金テープを貼り合わせた鉛ラミネートテ
    ープ3で覆い、かつこの鉛ラミネートテープ3の
    上にシース4を施して構成した鉛ラミネートシー
    スケーブル。
JP7016781U 1981-05-15 1981-05-15 Expired JPS6140019Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7016781U JPS6140019Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

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JP7016781U JPS6140019Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

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Publication Number Publication Date
JPS57182826U JPS57182826U (ja) 1982-11-19
JPS6140019Y2 true JPS6140019Y2 (ja) 1986-11-15

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ID=29866002

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JP7016781U Expired JPS6140019Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

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JPS57182826U (ja) 1982-11-19

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