JPS6255365B2 - - Google Patents
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- JPS6255365B2 JPS6255365B2 JP9091482A JP9091482A JPS6255365B2 JP S6255365 B2 JPS6255365 B2 JP S6255365B2 JP 9091482 A JP9091482 A JP 9091482A JP 9091482 A JP9091482 A JP 9091482A JP S6255365 B2 JPS6255365 B2 JP S6255365B2
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- JP
- Japan
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- layer
- fibers
- fiber rope
- covering layer
- rope
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- Expired
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/02—Ropes built-up from fibrous or filamentary material, e.g. of vegetable origin, of animal origin, regenerated cellulose, plastics
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2083—Jackets or coverings
- D07B2201/2092—Jackets or coverings characterised by the materials used
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2207/00—Rope or cable making machines
- D07B2207/40—Machine components
- D07B2207/404—Heat treating devices; Corresponding methods
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2401/00—Aspects related to the problem to be solved or advantage
- D07B2401/20—Aspects related to the problem to be solved or advantage related to ropes or cables
- D07B2401/205—Avoiding relative movement of components
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は通信ケーブルや電線などをけん引して
それを所定区間に渡つて張りめぐらす場合などに
使用する繊維ロープに関するものである。
それを所定区間に渡つて張りめぐらす場合などに
使用する繊維ロープに関するものである。
この種の繊維ロープは通常、リードロープと呼
ばれるもので、その使用に際しては把持したり、
各種のシープを通過したり、既設の電線を横切つ
たりする。
ばれるもので、その使用に際しては把持したり、
各種のシープを通過したり、既設の電線を横切つ
たりする。
ところが従来の市販されている繊維ロープは単
に繊維を撚合わせたに過ぎないのでロープを把持
したり、シープを通過する際に形崩れを起しやす
く、この形崩れによつて円滑な走行が妨げられて
しまう難点があつた。また、この種のロープは水
分を含み易く、水分を含むと重量が増し、また既
設の電線を横切る際にその水分を通して電線から
の電流がロープに漏れ不測の事故を招来するおそ
れがあるからである。
に繊維を撚合わせたに過ぎないのでロープを把持
したり、シープを通過する際に形崩れを起しやす
く、この形崩れによつて円滑な走行が妨げられて
しまう難点があつた。また、この種のロープは水
分を含み易く、水分を含むと重量が増し、また既
設の電線を横切る際にその水分を通して電線から
の電流がロープに漏れ不測の事故を招来するおそ
れがあるからである。
本発明は従来の欠点を除去するため、繊維の撚
合体で構成した芯の外周に繊維を編組した中層を
設けた内層索の外周に溶融した熱溶融性樹脂の被
覆層と前記被覆層外周に熱収縮性樹脂繊維の編組
を前記被覆層が前記熱収縮性樹脂繊維の間にくい
込ましたことを特徴とし、その目的とするところ
は、形崩れを起しにくく、かつ水分を含みにくい
構成にするにある。
合体で構成した芯の外周に繊維を編組した中層を
設けた内層索の外周に溶融した熱溶融性樹脂の被
覆層と前記被覆層外周に熱収縮性樹脂繊維の編組
を前記被覆層が前記熱収縮性樹脂繊維の間にくい
込ましたことを特徴とし、その目的とするところ
は、形崩れを起しにくく、かつ水分を含みにくい
構成にするにある。
本発明を図面に基いて説明する。
第1図は本発明の繊維ロープ素子の一実施例の
断面図、第2図は本発明の繊維ロープ素子を加熱
して構成した本発明の繊維ロープの断面図、を示
す。
断面図、第2図は本発明の繊維ロープ素子を加熱
して構成した本発明の繊維ロープの断面図、を示
す。
図において、1は内層索で、これはポリエチレ
ン繊維の撚合体で構成した芯2とその外周に、ポ
リアラミド繊維を編組した中層3から構成され
る。この内層索1の外周に熱溶融性樹脂、例えば
ポリエチレンのテープを巻付けてその外周を覆う
被覆層4を形成し、さらにこの被覆層4の外周
に、熱収縮性樹脂例えばポリエステルの繊維を編
組もしくは撚合してその外周を被う外被層5を形
成する。
ン繊維の撚合体で構成した芯2とその外周に、ポ
リアラミド繊維を編組した中層3から構成され
る。この内層索1の外周に熱溶融性樹脂、例えば
ポリエチレンのテープを巻付けてその外周を覆う
被覆層4を形成し、さらにこの被覆層4の外周
に、熱収縮性樹脂例えばポリエステルの繊維を編
組もしくは撚合してその外周を被う外被層5を形
成する。
このようにして繊維ロープ素子6を構成し、こ
の繊維ロープ素子6を炉中に通し被覆層4および
外被層5を150〜300℃程度の温度で加熱して第2
図の繊維ロープ10を製造する。この加熱により
被覆層4が溶融し、また外被層5が収縮する。
の繊維ロープ素子6を炉中に通し被覆層4および
外被層5を150〜300℃程度の温度で加熱して第2
図の繊維ロープ10を製造する。この加熱により
被覆層4が溶融し、また外被層5が収縮する。
第2図において11は熱処理前、12は熱処理
後の外被層5の位置を示す。被覆層4の溶融およ
び外被層5の収縮により、内層索1と外被層5と
を強固に接着して繊維ロープ10となる。繊維ロ
ープ10の被覆層4の樹脂の一部は外被層5の繊
維間にくい込む。
後の外被層5の位置を示す。被覆層4の溶融およ
び外被層5の収縮により、内層索1と外被層5と
を強固に接着して繊維ロープ10となる。繊維ロ
ープ10の被覆層4の樹脂の一部は外被層5の繊
維間にくい込む。
このような繊維ロープ10によれば内層索1と
外被層5をが被覆層4を介して強固に接着しかつ
その被覆層4の樹脂の一部が外被層5の繊維間に
くい込んでいるから、内層索1と外被層5との間
におけるずれ動きが確実に防止され、したがつて
この繊維ロープ10は両側から把持したりシーブ
を通過する際などにおける形崩れを起すようなこ
とがない。
外被層5をが被覆層4を介して強固に接着しかつ
その被覆層4の樹脂の一部が外被層5の繊維間に
くい込んでいるから、内層索1と外被層5との間
におけるずれ動きが確実に防止され、したがつて
この繊維ロープ10は両側から把持したりシーブ
を通過する際などにおける形崩れを起すようなこ
とがない。
また、内層索1が樹脂の被覆層4で被われてお
り、このため内層索1には水分が浸透するような
ことがなく、僅か外被層5に浸透するのみであ
り、したがつて重量の増大を抑制でき、また電気
絶縁上有利となる。
り、このため内層索1には水分が浸透するような
ことがなく、僅か外被層5に浸透するのみであ
り、したがつて重量の増大を抑制でき、また電気
絶縁上有利となる。
なお、この発明の繊維ロープはリードロープと
して使用する場合に限るものでなく、他の用途に
も使用可能であることは言うまでもない。
して使用する場合に限るものでなく、他の用途に
も使用可能であることは言うまでもない。
以上説明したように本発明の繊維ロープは前記
構成を具備するので、形崩れを起しにくい、水分
を含みにくい、などの作用効果を生ずる。
構成を具備するので、形崩れを起しにくい、水分
を含みにくい、などの作用効果を生ずる。
第1図は本発明の繊維ロープ素子の一実施例の
断面図、第2図は本発明の繊維ロープ素子を加熱
して構成した本発明の繊維ロープの断面図、を示
す。 1:内層索、2:芯、3:中層、4:被覆層、
5:外被層、6:繊維ロープ素子、10:繊維ロ
ープ。
断面図、第2図は本発明の繊維ロープ素子を加熱
して構成した本発明の繊維ロープの断面図、を示
す。 1:内層索、2:芯、3:中層、4:被覆層、
5:外被層、6:繊維ロープ素子、10:繊維ロ
ープ。
Claims (1)
- 1 繊維の撚合体で構成した芯の外周に繊維を編
組した中層を設けた内層索の外周に溶融した熱溶
融性樹脂の被覆層と前記被覆層外周に熱収縮性樹
脂繊維の編組を、前記被覆層が繊維間にくい込ま
して収縮して外被層とした繊維ロープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57090914A JPS58207806A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 繊維ロ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57090914A JPS58207806A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 繊維ロ−プ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58207806A JPS58207806A (ja) | 1983-12-03 |
JPS6255365B2 true JPS6255365B2 (ja) | 1987-11-19 |
Family
ID=14011676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57090914A Granted JPS58207806A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 繊維ロ−プ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58207806A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62289688A (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-16 | 帝人株式会社 | ヨット用ロ−プ |
JPS639513U (ja) * | 1986-07-07 | 1988-01-22 | ||
JPH0116798Y2 (ja) * | 1987-02-28 | 1989-05-17 | ||
JPH0441200Y2 (ja) * | 1987-09-03 | 1992-09-28 | ||
JPH01239182A (ja) * | 1988-03-14 | 1989-09-25 | Kuraray Co Ltd | 複合紐状品 |
-
1982
- 1982-05-28 JP JP57090914A patent/JPS58207806A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58207806A (ja) | 1983-12-03 |
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