JPS6026408Y2 - 複合架空地線 - Google Patents
複合架空地線Info
- Publication number
- JPS6026408Y2 JPS6026408Y2 JP7546280U JP7546280U JPS6026408Y2 JP S6026408 Y2 JPS6026408 Y2 JP S6026408Y2 JP 7546280 U JP7546280 U JP 7546280U JP 7546280 U JP7546280 U JP 7546280U JP S6026408 Y2 JPS6026408 Y2 JP S6026408Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- optical transmission
- transmission line
- overhead ground
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は鋼心アルミ撚線に光伝送線を複合させた複合
架空地線に係るものである。
架空地線に係るものである。
近時光伝送線の発展に伴ない、これを電カケープル、制
御ケーブルあるいは架空送電線等と複合させたケーブル
が開発されつつある。
御ケーブルあるいは架空送電線等と複合させたケーブル
が開発されつつある。
しかしながら、架空地線に於ては単に鋼心アルミ撚線の
素線の一部を光伝送線に置き換える程度のことでは撚り
合わされる鋼索線あるいはアルミ撚線とは塑性および強
度に於て異なるために製造上面側であるのみならず、同
撚線に通電した場合の温度上昇或いは四季の温度変化な
どで光伝送線が性能を低下することも充分考えられる。
素線の一部を光伝送線に置き換える程度のことでは撚り
合わされる鋼索線あるいはアルミ撚線とは塑性および強
度に於て異なるために製造上面側であるのみならず、同
撚線に通電した場合の温度上昇或いは四季の温度変化な
どで光伝送線が性能を低下することも充分考えられる。
従って架空地線として鋼心アルミ撚線を用いる場合、中
心に空隙部を有する構造を選定しその空隙部に光伝送線
を配置すれば、光伝送線は一応外傷を受けることなく保
護されるが、電力線と架空地線とが氷雪等が付着して、
風により振動が発生し、相互が短絡したことにより生ず
る異常電流では、架空地線の温度上昇が著るしく光伝送
線に熱的損傷を与えるおそれがあり、又、風力等の外力
による架線した電線の各種運動或は架線作業時の施工ミ
ス等の原因で光伝送線が断線もしくは損傷を受け、これ
を新しく交換（張り替え）する必要が生ずる場合がある
。
心に空隙部を有する構造を選定しその空隙部に光伝送線
を配置すれば、光伝送線は一応外傷を受けることなく保
護されるが、電力線と架空地線とが氷雪等が付着して、
風により振動が発生し、相互が短絡したことにより生ず
る異常電流では、架空地線の温度上昇が著るしく光伝送
線に熱的損傷を与えるおそれがあり、又、風力等の外力
による架線した電線の各種運動或は架線作業時の施工ミ
ス等の原因で光伝送線が断線もしくは損傷を受け、これ
を新しく交換（張り替え）する必要が生ずる場合がある
。
この場合光伝送線をメツセンジャーワイヤとなる芯線と
共に撚合せ、この芯線に張力をかけて引抜きおよび再引
入れを行なうことも考えられるが、光伝送線を挿入しで
ある外部パイプ内面との摩擦あるいは架空地線の鋼撚線
層の内面との摩擦が大きい場合には内側の芯線（光ファ
イバ）のみでは強度的に不充分である。
共に撚合せ、この芯線に張力をかけて引抜きおよび再引
入れを行なうことも考えられるが、光伝送線を挿入しで
ある外部パイプ内面との摩擦あるいは架空地線の鋼撚線
層の内面との摩擦が大きい場合には内側の芯線（光ファ
イバ）のみでは強度的に不充分である。
この考案はこの点を配慮した架空地線にして、内部に空
隙部を有する鋼撚線層の外部にアルミ撚線層が設けられ
た鋼心アルミ撚線の前記空隙部に、摩擦係数の小さい金
属線外装を有する光伝送線を挿入した複合架空地線を提
供するものである。
隙部を有する鋼撚線層の外部にアルミ撚線層が設けられ
た鋼心アルミ撚線の前記空隙部に、摩擦係数の小さい金
属線外装を有する光伝送線を挿入した複合架空地線を提
供するものである。
次にこの考案を図面を参照しつつ説明する。
第１図はこの考案の複合架空地線の実施例を示す横断面
図にして、第２図はこの考案の複合架空地線に用いられ
る光伝送線の一例を示す横断面図である。
図にして、第２図はこの考案の複合架空地線に用いられ
る光伝送線の一例を示す横断面図である。
第１図に於いて、亜鉛メッキ鋼線からなる鋼撚線層１が
その内側に空隙部３を有するように構成され、その外部
にアルミ撚線層２が構成されている。
その内側に空隙部３を有するように構成され、その外部
にアルミ撚線層２が構成されている。
そして前記空隙部３内にはピアノ線の如き摩擦係数の小
さい金属線外装（図示せず）を有する光伝送線５が挿入
されている。
さい金属線外装（図示せず）を有する光伝送線５が挿入
されている。
第２図は前述の光伝送線５のより詳細な一例を示す横断
面図で、ピアノ線１０を中心に光ファイバ１１を撚り合
せ、その周囲にガラスウール断熱層１２、ポリエチレン
テレフタレートテープ巻層１３、シリコンポリマー被覆
１４、アルミシース１５および亜鉛メッキピアノ線撚線
層４を順次設けである。
面図で、ピアノ線１０を中心に光ファイバ１１を撚り合
せ、その周囲にガラスウール断熱層１２、ポリエチレン
テレフタレートテープ巻層１３、シリコンポリマー被覆
１４、アルミシース１５および亜鉛メッキピアノ線撚線
層４を順次設けである。
この考案は以上のように光伝送線５の外周に摩擦係数の
小さい（対金属０．２以下）金属線外装４が設けられて
いる光伝送線５を鋼撚線層１の内部の空隙部３に挿入す
るものであるからその挿入、引抜きに際し鋼撚線層２の
内面もしくは光伝送線挿入用の金属パイプ内面と、ピア
ノ線４の如き摩擦係数が小さい光伝送線５の外周の金属
線外装４は、相互にすべり易いため光伝送線の挿入、引
抜作業が容易であり、かつ内部の光伝送線を金属線外装
４で絞るような状態で引張ることができるためスムース
な引抜き、再引入れができる。
小さい（対金属０．２以下）金属線外装４が設けられて
いる光伝送線５を鋼撚線層１の内部の空隙部３に挿入す
るものであるからその挿入、引抜きに際し鋼撚線層２の
内面もしくは光伝送線挿入用の金属パイプ内面と、ピア
ノ線４の如き摩擦係数が小さい光伝送線５の外周の金属
線外装４は、相互にすべり易いため光伝送線の挿入、引
抜作業が容易であり、かつ内部の光伝送線を金属線外装
４で絞るような状態で引張ることができるためスムース
な引抜き、再引入れができる。
又、金属線外装４自体が光伝送線のいろいろな機械的特
性面で補強体としても効果を奏するものである。
性面で補強体としても効果を奏するものである。
第１図はこの考案の複合架空地線の一例を示す横断面図
にして第２図はこの考案で使用されている光伝送線の一
例を示す拡大横断面図である。 １・・・・・・鋼撚線層、２・・・・・・アルミ撚線層
、３・・・・・・空隙部、５・・・・・・光伝送線、４
・・・・・・摩擦係数中なる金属線外装。
にして第２図はこの考案で使用されている光伝送線の一
例を示す拡大横断面図である。 １・・・・・・鋼撚線層、２・・・・・・アルミ撚線層
、３・・・・・・空隙部、５・・・・・・光伝送線、４
・・・・・・摩擦係数中なる金属線外装。
Claims (1)
- 内部に空隙部を有する鋼撚線層の外部にアルミ撚線層が
設けられた鋼心アルミ撚線の前記空隙部に、摩擦係数の
小さい（対金属０．２以下）金属線外装を有する光伝送
線を挿入してなる複合架空地線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7546280U JPS6026408Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | 複合架空地線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7546280U JPS6026408Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | 複合架空地線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56176413U JPS56176413U (ja) | 1981-12-26 |
| JPS6026408Y2 true JPS6026408Y2 (ja) | 1985-08-09 |
Family
ID=29438138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7546280U Expired JPS6026408Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | 複合架空地線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6026408Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-30 JP JP7546280U patent/JPS6026408Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56176413U (ja) | 1981-12-26 |
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