JPH0112341Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112341Y2 JPH0112341Y2 JP3890583U JP3890583U JPH0112341Y2 JP H0112341 Y2 JPH0112341 Y2 JP H0112341Y2 JP 3890583 U JP3890583 U JP 3890583U JP 3890583 U JP3890583 U JP 3890583U JP H0112341 Y2 JPH0112341 Y2 JP H0112341Y2
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- JP
- Japan
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- cable
- linear object
- core power
- object storage
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- Expired
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Landscapes
- Communication Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（考案の技術分野）
本考案は、例えば電力ケーブルと光フアイバー
とを確実に一体化しうる複合ケーブルに関するも
のである。
とを確実に一体化しうる複合ケーブルに関するも
のである。
（考案の背景技術とその問題点）
近時、光フアイバーの無誘導、無漏話および低
損失等の特徴を最大限に生かしたいわゆる光フア
イバー複合電力ケーブルが実用化されている。
損失等の特徴を最大限に生かしたいわゆる光フア
イバー複合電力ケーブルが実用化されている。
この光フアイバー複合電力ケーブルを設計する
に際しては、ケーブルに曲げや張力あるいはネジ
レやキンク等の外力が加わつても光フアイバー自
体に許容限度以上のひずみが加わらないようにし
なければならない。
に際しては、ケーブルに曲げや張力あるいはネジ
レやキンク等の外力が加わつても光フアイバー自
体に許容限度以上のひずみが加わらないようにし
なければならない。
従来、３条の単心電力ケーブルをより合わせた
いわゆるトリプレツクス形ケーブルと光フアイバ
ーとを複合化した複合ケーブルとしては、トリプ
レツクス形ケーブルのより合わせ間隙に光フアイ
バーを配設したものが知られているが、かかる構
成においては、トリプレツクス形ケーブルの全体
外周を覆う一括シースがないので、光フアイバー
が電力線心のより合わせ間隙に安定して配置して
いないことになる。従つてこの種のケーブルにお
いてはケーブルを曲げたりすると光フアイバーが
飛び出し、この結果飛び出した光フアイバーが輸
送時や布設時に損傷を受ける難点がある。
いわゆるトリプレツクス形ケーブルと光フアイバ
ーとを複合化した複合ケーブルとしては、トリプ
レツクス形ケーブルのより合わせ間隙に光フアイ
バーを配設したものが知られているが、かかる構
成においては、トリプレツクス形ケーブルの全体
外周を覆う一括シースがないので、光フアイバー
が電力線心のより合わせ間隙に安定して配置して
いないことになる。従つてこの種のケーブルにお
いてはケーブルを曲げたりすると光フアイバーが
飛び出し、この結果飛び出した光フアイバーが輸
送時や布設時に損傷を受ける難点がある。
このため、第１図に示すように光フアイバー１
の外表面に接着剤２を塗布し、これを電力線心３
の外表面に接着させることにより、一体化した複
合ケーブルが提案されている。
の外表面に接着剤２を塗布し、これを電力線心３
の外表面に接着させることにより、一体化した複
合ケーブルが提案されている。
しかしながら、この種の複合ケーブルにおいて
は、接着力を長期にわたつて維持できない難点が
あつた。
は、接着力を長期にわたつて維持できない難点が
あつた。
また、トリプレツクス形ケーブルの外周にラツ
シングワイヤーを巻回しこれによつて光フアイバ
ーを拘束する方法も試用されているが、かかる方
法においては上記ラツシングワイヤーが、延線中
に断線する難点があつた。
シングワイヤーを巻回しこれによつて光フアイバ
ーを拘束する方法も試用されているが、かかる方
法においては上記ラツシングワイヤーが、延線中
に断線する難点があつた。
（考案の目的）
本考案はこのような点に着目してなされたもの
で、トリプレツクス形ケーブルと光フアイバーと
を長期間にわたつて一体化しうる複合ケーブルを
提供せんとするものである。
で、トリプレツクス形ケーブルと光フアイバーと
を長期間にわたつて一体化しうる複合ケーブルを
提供せんとするものである。
（考案の概要）
本考案においては、両縁側を中央部より厚く
し、厚くされた一縁側に光フアイバーを埋設して
なる帯状の光フアイバー収納体を用いることによ
り前記目的を達成している。
し、厚くされた一縁側に光フアイバーを埋設して
なる帯状の光フアイバー収納体を用いることによ
り前記目的を達成している。
（考案の実施例）
以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明
する。第１図と同一部分に同一番号を付した第２
図において、単心電力ケーブル３は、導体４上に
必要により内部半導電層（図示せず）を介して架
橋ポリエチレン等の絶縁層５を設けこの上に必要
により外部半導電層（図示せず）、しやへい層
（図示せず）を介してビニル等のシース６を設け
たもので構成されている。
する。第１図と同一部分に同一番号を付した第２
図において、単心電力ケーブル３は、導体４上に
必要により内部半導電層（図示せず）を介して架
橋ポリエチレン等の絶縁層５を設けこの上に必要
により外部半導電層（図示せず）、しやへい層
（図示せず）を介してビニル等のシース６を設け
たもので構成されている。
帯状の線状物収納体７は、第３図に示すように
両縁側が中央部より厚くされ、厚くされた一縁側
に光フアイバーや銅線あるいは制御線等からなる
線状物８が埋設されている。
両縁側が中央部より厚くされ、厚くされた一縁側
に光フアイバーや銅線あるいは制御線等からなる
線状物８が埋設されている。
線状物収納体７の一縁側９から他縁側１０に添
う部分は電力ケーブル３の半径と略等しい曲率で
湾曲され、他縁側１０の肉厚は、0.8〜1.0mm程度
とされた中央部分１１の肉厚より厚くされ、かつ
トリプレツクス形ケーブルのより合わせ中心部に
配設しうる寸法とされている。
う部分は電力ケーブル３の半径と略等しい曲率で
湾曲され、他縁側１０の肉厚は、0.8〜1.0mm程度
とされた中央部分１１の肉厚より厚くされ、かつ
トリプレツクス形ケーブルのより合わせ中心部に
配設しうる寸法とされている。
なお、線状物収納体７は、ビニルやポリエチレ
ン等のゴム、プラスチツク材料により断面略三角
状に押出しすることにより形成されている。
ン等のゴム、プラスチツク材料により断面略三角
状に押出しすることにより形成されている。
次に、複合ケーブルを製造する方法について述
べる。すなわち、３条の単心電力ケーブル３と、
線状物収納体７とを、線状物収納体の一縁側９す
なわち光フアイバー等の線状物を収納した部分が
より合わせ間隙に、他縁側１０がトリプレツクス
形ケーブルのより合わせ中心に、中央部分１１が
２条の電力ケーブル３間に挟まるごとく位置する
ようにして共により合わせられることにより製造
される。
べる。すなわち、３条の単心電力ケーブル３と、
線状物収納体７とを、線状物収納体の一縁側９す
なわち光フアイバー等の線状物を収納した部分が
より合わせ間隙に、他縁側１０がトリプレツクス
形ケーブルのより合わせ中心に、中央部分１１が
２条の電力ケーブル３間に挟まるごとく位置する
ようにして共により合わせられることにより製造
される。
（考案の効果）
以上述べたように、本考案においては、線状物
収納体の中央部分が２条の電力ケーブルに挟ま
れ、かつその他縁側がトリプレツクス形ケーブル
のより合わせ中心に常に存在しているので、電力
ケーブルと光フアイバー等の線状物とを全長にわ
たつて確実に一体化できる。従つて、本考案にお
いては、ケーブルを曲げても従来のように光フア
イバー等の線状物が飛び出すことがなく、ひいて
は線状物の外傷防止を図りうる複合ケーブルを提
供できる。
収納体の中央部分が２条の電力ケーブルに挟ま
れ、かつその他縁側がトリプレツクス形ケーブル
のより合わせ中心に常に存在しているので、電力
ケーブルと光フアイバー等の線状物とを全長にわ
たつて確実に一体化できる。従つて、本考案にお
いては、ケーブルを曲げても従来のように光フア
イバー等の線状物が飛び出すことがなく、ひいて
は線状物の外傷防止を図りうる複合ケーブルを提
供できる。
第１図は従来の複合ケーブルの概略横断面図、
第２図は本考案の複合ケーブルの概略横断面図、
第３図は本考案の要部を示す線状物収納体の斜視
図である。 ３……単心電力ケーブル、７……線状物収納
体、８……線状物、９……一縁側、１０……他縁
側、１１……中央部分。
第２図は本考案の複合ケーブルの概略横断面図、
第３図は本考案の要部を示す線状物収納体の斜視
図である。 ３……単心電力ケーブル、７……線状物収納
体、８……線状物、９……一縁側、１０……他縁
側、１１……中央部分。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 両縁側を中央部より厚くし、厚くされた一縁
側に線状物を埋設してなる帯状の線状物収納体
と、３条の単心電力ケーブルとを、前記線状物
収納体の一縁側が単心電力ケーブルのより合わ
せ間隙に、他縁側が単心電力ケーブルのより合
わせ中心に、中央部が２条の単心電力ケーブル
間に挟まれるごとく配置して共により合わせて
なることを特徴とする複合ケーブル。 ２ 線状物収納体の一縁側から他縁側に添う部分
が湾曲されていることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第１項記載の複合ケーブル。 ３ 線状物収納体の湾曲部分の曲率半径が単心電
力ケーブルの半径と略等しくされていることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項また
は第２項記載の複合ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3890583U JPS59144813U (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 複合ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3890583U JPS59144813U (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 複合ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59144813U JPS59144813U (ja) | 1984-09-27 |
| JPH0112341Y2 true JPH0112341Y2 (ja) | 1989-04-11 |
Family
ID=30169567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3890583U Granted JPS59144813U (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 複合ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59144813U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NO323941B1 (no) * | 2005-09-05 | 2007-07-23 | Nexans | Kraftkabel |
-
1983
- 1983-03-17 JP JP3890583U patent/JPS59144813U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59144813U (ja) | 1984-09-27 |
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