JPH0229617Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0229617Y2 JPH0229617Y2 JP1984096303U JP9630384U JPH0229617Y2 JP H0229617 Y2 JPH0229617 Y2 JP H0229617Y2 JP 1984096303 U JP1984096303 U JP 1984096303U JP 9630384 U JP9630384 U JP 9630384U JP H0229617 Y2 JPH0229617 Y2 JP H0229617Y2
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- Japan
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- spacer
- optical fiber
- groove
- cable
- outer periphery
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- Expired
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Landscapes
- Communication Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（考案の技術分野）
本考案は、例えばエレベータケーブルとして使
用する場合に有用な耐屈曲性光フアイバー複合ケ
ーブルに関する。
用する場合に有用な耐屈曲性光フアイバー複合ケ
ーブルに関する。
（考案の技術的背景とその問題点）
従来、複合型の耐屈曲性、耐張力性移動用ケー
ブルとしては、第２図に示すように、スプリツト
紐等から成る介在物１の外周に相互間に介在物１
を介在させて光フアイバー２をより合わせ、この
上にビニルやポリエチレン等の外層３を設けて成
る光フアイバーケーブル４と、この外側に横巻き
した多数本の絶縁線心５と、この上に綿糸等の粗
巻（図示せず）を介して設けたビニル等の保護シ
ート６とで構成されて成るものが知られている。
ブルとしては、第２図に示すように、スプリツト
紐等から成る介在物１の外周に相互間に介在物１
を介在させて光フアイバー２をより合わせ、この
上にビニルやポリエチレン等の外層３を設けて成
る光フアイバーケーブル４と、この外側に横巻き
した多数本の絶縁線心５と、この上に綿糸等の粗
巻（図示せず）を介して設けたビニル等の保護シ
ート６とで構成されて成るものが知られている。
しかしながら、かかる構成の移動用ケーブルに
おいては、金属導体７を有する絶縁線心５の横巻
時の締付力により、光フアイバー２にマイクロベ
ンデングが生じて光フアイバーの伝送特性が低下
する難点がある。
おいては、金属導体７を有する絶縁線心５の横巻
時の締付力により、光フアイバー２にマイクロベ
ンデングが生じて光フアイバーの伝送特性が低下
する難点がある。
このため、第３図に示すように、直径約1.0mm
程度の鋼線８のより線等から成るテンシヨンメン
バー９が埋設されたスペーサ１０の外周に長さ方
向に添つて凹溝１１を形成し、この凹溝に光フア
イバー２を収納して絶縁線心５からの側圧から光
フアイバー２を保護することも試みられている
が、かかる構成の移動用ケーブルにおいては、ケ
ーブルの屈曲や捻回運動によりテンシヨンメンバ
ー９が断線したりキンクを起こしたりする難点が
ある。
程度の鋼線８のより線等から成るテンシヨンメン
バー９が埋設されたスペーサ１０の外周に長さ方
向に添つて凹溝１１を形成し、この凹溝に光フア
イバー２を収納して絶縁線心５からの側圧から光
フアイバー２を保護することも試みられている
が、かかる構成の移動用ケーブルにおいては、ケ
ーブルの屈曲や捻回運動によりテンシヨンメンバ
ー９が断線したりキンクを起こしたりする難点が
ある。
しかしてテンシヨンメンバー９が断線した状態
で更にケーブルが屈曲、捻回されると鋼線８がス
ペーサ１０を突き破り、ひいては絶縁線心５に悪
影響を与える難点がある。
で更にケーブルが屈曲、捻回されると鋼線８がス
ペーサ１０を突き破り、ひいては絶縁線心５に悪
影響を与える難点がある。
また、スペーサ１０の凹溝１１の中で光フアイ
バー２が数ピツチから数十ピツチにわたつて移動
すると、ケーブルが繰り返し屈曲運動を受けてい
る間に所定個所に光フアイバーが集中し、該部で
応力集中を起こし光フアイバー２がキンクする恐
れがあり、キンクが生じると伝送損失が増加する
難点がある。
バー２が数ピツチから数十ピツチにわたつて移動
すると、ケーブルが繰り返し屈曲運動を受けてい
る間に所定個所に光フアイバーが集中し、該部で
応力集中を起こし光フアイバー２がキンクする恐
れがあり、キンクが生じると伝送損失が増加する
難点がある。
（考案の目的）
本考案はこのような点に着目してなされたもの
で、絶縁線心の横巻時に生ずる側圧から光フアイ
バーを保護し、かつ光フアイバーのキンク現象を
防止しうる耐屈曲性光フアイバー複合ケーブルを
提供せんとするものである。
で、絶縁線心の横巻時に生ずる側圧から光フアイ
バーを保護し、かつ光フアイバーのキンク現象を
防止しうる耐屈曲性光フアイバー複合ケーブルを
提供せんとするものである。
（考案の概要）
本考案の耐屈曲性光フアイバー複合ケーブル
は、それ自身の中心に芳香族ポリアミド系合成繊
維から成るテンシヨンメンバーが埋設され、外周
に長さ方向に添つて螺旋状の凹溝が形成されたス
ペーサの前記凹溝に、粘性液体と共に光フアイバ
ーが収納され、前記スペーサの外周に前記凹溝の
螺旋方向と逆方向に絶縁線心が横巻されて成るこ
とを特徴としている。
は、それ自身の中心に芳香族ポリアミド系合成繊
維から成るテンシヨンメンバーが埋設され、外周
に長さ方向に添つて螺旋状の凹溝が形成されたス
ペーサの前記凹溝に、粘性液体と共に光フアイバ
ーが収納され、前記スペーサの外周に前記凹溝の
螺旋方向と逆方向に絶縁線心が横巻されて成るこ
とを特徴としている。
（考案の実施例）
以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明
する。
する。
第１図において、１０は、ポリエチレン、ビニ
ルあるいは軟質ビニル等のゴム、プラスチツク材
料の成形物から成るスペーサを示しており、この
スペーサ１０の中心には、芳香族ポリアミド系合
成繊維例えばKeVlar（登録商標）から成るテンシ
ヨンメンバー９′が長さ方向に添つて埋入され、
またスペーサ１０の外周には、例えば４個の凹溝
１１が長さ方向に添つて螺旋状に形成されてい
る。
ルあるいは軟質ビニル等のゴム、プラスチツク材
料の成形物から成るスペーサを示しており、この
スペーサ１０の中心には、芳香族ポリアミド系合
成繊維例えばKeVlar（登録商標）から成るテンシ
ヨンメンバー９′が長さ方向に添つて埋入され、
またスペーサ１０の外周には、例えば４個の凹溝
１１が長さ方向に添つて螺旋状に形成されてい
る。
しかして、各凹溝１１には、光フアイバー芯１
２とこの外周に設けたナイロン被覆層１３とから
成る光フアイバー２が収納され、この光フアイバ
ー２と凹溝１１間には凹溝１１の長さ方向に添つ
て粘性液体１４が充填されている。
２とこの外周に設けたナイロン被覆層１３とから
成る光フアイバー２が収納され、この光フアイバ
ー２と凹溝１１間には凹溝１１の長さ方向に添つ
て粘性液体１４が充填されている。
この粘性液体１４は、ケーブルに曲げが加わつ
た時の光フアイバー２の移動を均一にしかつその
応力集中を防止する作用がある。
た時の光フアイバー２の移動を均一にしかつその
応力集中を防止する作用がある。
光フアイバー２を収納したスペーサ１０外周に
は、導体７とこの上に押出被覆されたゴム、プラ
スチツク材料から成る絶縁体１５とで構成される
絶縁線心５が凹溝１１の螺旋方向と逆方向に横巻
きされている。
は、導体７とこの上に押出被覆されたゴム、プラ
スチツク材料から成る絶縁体１５とで構成される
絶縁線心５が凹溝１１の螺旋方向と逆方向に横巻
きされている。
横巻きされた絶縁線心５上には綿糸の粗巻（図
示せず）を介してゴム、プラスチツク材料の押出
被覆により形成される保護シース６が設けられて
いる。
示せず）を介してゴム、プラスチツク材料の押出
被覆により形成される保護シース６が設けられて
いる。
なお、図中１６はポリエステル等からなる抑え
テープを示している。
テープを示している。
（考案の効果）
以上述べたように本考案においては、スペーサ
の外周に長さ方向に添つて凹溝を形成し、この凹
溝に光フアイバーを収納しているので、スペーサ
上に絶縁線心を横巻きしても横巻時に生ずる側圧
が光フアイバーに作用しないことになる。
の外周に長さ方向に添つて凹溝を形成し、この凹
溝に光フアイバーを収納しているので、スペーサ
上に絶縁線心を横巻きしても横巻時に生ずる側圧
が光フアイバーに作用しないことになる。
従つて、本考案においては、光フアイバーのマ
イクロベンデイングを防止できるので、その伝送
特性の良好な耐屈曲性光フアイバー複合ケーブル
を提供できる。
イクロベンデイングを防止できるので、その伝送
特性の良好な耐屈曲性光フアイバー複合ケーブル
を提供できる。
また、本考案においては、スペーサの凹溝内に
粘性液体を充填してスペーサと光フアイバーの相
対的移動を困難にしているので、ケーブルに屈曲
運動が生じても光フアイバーの長距離にわたる移
動を防止できもつて光フアイバーのキンク現象を
防止できる。
粘性液体を充填してスペーサと光フアイバーの相
対的移動を困難にしているので、ケーブルに屈曲
運動が生じても光フアイバーの長距離にわたる移
動を防止できもつて光フアイバーのキンク現象を
防止できる。
更に、スペーサの中心には、KeVlar（登録商
標）繊維等から成るテンシヨンメンバーが埋入さ
れているので、テンシヨンメンバーがケーブルの
屈曲や捻回により断線したとしてもそれ自身が可
撓性があるので、従来のようにテンシヨンメンバ
ーがスペーサを突き破り絶縁線心に悪影響を与え
る恐れがない。
標）繊維等から成るテンシヨンメンバーが埋入さ
れているので、テンシヨンメンバーがケーブルの
屈曲や捻回により断線したとしてもそれ自身が可
撓性があるので、従来のようにテンシヨンメンバ
ーがスペーサを突き破り絶縁線心に悪影響を与え
る恐れがない。
第１図は本考案にかか耐屈曲性光フアイバー複
合ケーブルの概略横断面図、第２図および第３図
は、従来における耐屈曲、耐張力性移動用ケーブ
ルの概略横断面図である。 ２……光フアイバー、５……絶縁線心、９′…
…テンシヨンメンバー、１０……スペーサ、１１
……凹溝、１４……粘性液体。
合ケーブルの概略横断面図、第２図および第３図
は、従来における耐屈曲、耐張力性移動用ケーブ
ルの概略横断面図である。 ２……光フアイバー、５……絶縁線心、９′…
…テンシヨンメンバー、１０……スペーサ、１１
……凹溝、１４……粘性液体。
Claims (1)
- それ自身の中心に芳香族ポリアミド系合成繊維
から成るテンシヨンメンバーが埋設され、外周に
長さ方向に添つて螺旋状の凹溝が形成されたスペ
ーサの前記凹溝に、粘性液体と共に光フアイバー
が収納され、前記スペーサの外周に前記凹溝の螺
旋方向と逆方向に絶縁線心が横巻されて成ること
を特徴とする耐屈曲性光フアイバー複合ケーブ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9630384U JPS6111222U (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 耐屈曲性光フアイバ−複合ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9630384U JPS6111222U (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 耐屈曲性光フアイバ−複合ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6111222U JPS6111222U (ja) | 1986-01-23 |
| JPH0229617Y2 true JPH0229617Y2 (ja) | 1990-08-09 |
Family
ID=30655727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9630384U Granted JPS6111222U (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 耐屈曲性光フアイバ−複合ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6111222U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02285069A (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-22 | Tokyo Electron Ltd | スパッタ装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573211B2 (ja) * | 1974-03-06 | 1982-01-20 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573211U (ja) * | 1980-06-04 | 1982-01-08 |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP9630384U patent/JPS6111222U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573211B2 (ja) * | 1974-03-06 | 1982-01-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6111222U (ja) | 1986-01-23 |
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