JPS6210903Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210903Y2 JPS6210903Y2 JP1981092066U JP9206681U JPS6210903Y2 JP S6210903 Y2 JPS6210903 Y2 JP S6210903Y2 JP 1981092066 U JP1981092066 U JP 1981092066U JP 9206681 U JP9206681 U JP 9206681U JP S6210903 Y2 JPS6210903 Y2 JP S6210903Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- layer
- metal
- cable
- sheath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアルミニウムをシースとする電力ケー
ブルの改良に関するものである。
ブルの改良に関するものである。
従来高圧および特高圧のアルミニウムシース付
ケーブルにおいては該アルミニウムの内面に銅テ
ープをラツプ巻等により金属遮蔽層を設けた場
合、これら両者間にどうしても間隙部を生ずるた
めこの間隙部に湿気性の空気が浸入するとアルミ
ニウムシースを腐食せしめるものである。又、ア
ルミニウムの内面にカーボンを含有する半導電層
を設けた場合にはカーボン中に含有する湿気及び
カーボンとアルミニウムとの接触により一種の触
媒作用を生じ上記同様アルミニウムが腐食を促進
せしめるものであつた。
ケーブルにおいては該アルミニウムの内面に銅テ
ープをラツプ巻等により金属遮蔽層を設けた場
合、これら両者間にどうしても間隙部を生ずるた
めこの間隙部に湿気性の空気が浸入するとアルミ
ニウムシースを腐食せしめるものである。又、ア
ルミニウムの内面にカーボンを含有する半導電層
を設けた場合にはカーボン中に含有する湿気及び
カーボンとアルミニウムとの接触により一種の触
媒作用を生じ上記同様アルミニウムが腐食を促進
せしめるものであつた。
従つて従来のアルミニウムシース電力ケーブル
は導体の外側に内部導電層、絶縁層、外部導電
層、金属遮蔽層、不織布、紙、布等のテープによ
る非導電層を夫々施した後、その外側にアルミニ
ウムシースを被覆しているものである。
は導体の外側に内部導電層、絶縁層、外部導電
層、金属遮蔽層、不織布、紙、布等のテープによ
る非導電層を夫々施した後、その外側にアルミニ
ウムシースを被覆しているものである。
この金属遮蔽層としては通常銅テープ、細線銅
を使用するものであるが、ケーブルに課電を繰返
すことにより該金属遮蔽層に歪を生じ亀裂を発生
するとか或は折れたりしてケーブルに事故を負わ
せる原因となつていたものである。
を使用するものであるが、ケーブルに課電を繰返
すことにより該金属遮蔽層に歪を生じ亀裂を発生
するとか或は折れたりしてケーブルに事故を負わ
せる原因となつていたものである。
本考案はかかる欠点を改善せんとして鋭意研究
を行つた結果、アルミニウムをシースとする電力
ケーブルにおいてアルミニウムの腐食を防止する
電力ケーブルを見出したものである。即ち本考案
はアルミニウムをシースとするゴム又はプラスチ
ツク電力ケーブルにおいて、アルミニウムシース
の内面に銅等の如くアルミニウムよりイオン化傾
向の小さい金属をメツキ又は貼り合せ等により密
着した腐食保護層を設けたことを特徴とするもの
である。
を行つた結果、アルミニウムをシースとする電力
ケーブルにおいてアルミニウムの腐食を防止する
電力ケーブルを見出したものである。即ち本考案
はアルミニウムをシースとするゴム又はプラスチ
ツク電力ケーブルにおいて、アルミニウムシース
の内面に銅等の如くアルミニウムよりイオン化傾
向の小さい金属をメツキ又は貼り合せ等により密
着した腐食保護層を設けたことを特徴とするもの
である。
本考案においてアルミニウムの内面に設ける該
アルミニウムよりイオン化傾向の小さい金属は該
アルミニウムとよく密着せしめ、僅かな空隙等を
生ぜしめないことが必要である。従つてアルミニ
ウムの片面に予めイオン化傾向の小さい金属を蒸
着、メツキ又は貼着等により設けているものであ
り、その厚さは極めて薄くてよい。
アルミニウムよりイオン化傾向の小さい金属は該
アルミニウムとよく密着せしめ、僅かな空隙等を
生ぜしめないことが必要である。従つてアルミニ
ウムの片面に予めイオン化傾向の小さい金属を蒸
着、メツキ又は貼着等により設けているものであ
り、その厚さは極めて薄くてよい。
なお、イオン化傾向の小さい金属としては安価
にして且つ作業性容易な点から通常銅を使用する
ものである。
にして且つ作業性容易な点から通常銅を使用する
ものである。
本考案の１例を図面にもとづき説明する。導体
１の外側に内部半電導層２、ポリエチレン絶縁層
３、外部半導電層４を設け、その外側に第２図に
示す如く予めアルミニウムシース６の片面に厚さ
10μの銅よりなる腐食保護層５を蒸着せしめたも
のを被覆して本考案電力ケーブルを得た。
１の外側に内部半電導層２、ポリエチレン絶縁層
３、外部半導電層４を設け、その外側に第２図に
示す如く予めアルミニウムシース６の片面に厚さ
10μの銅よりなる腐食保護層５を蒸着せしめたも
のを被覆して本考案電力ケーブルを得た。
本考案電力ケーブルは従来の如く金属遮蔽層を
必要とすることなく、アルミニウムシースが金属
遮蔽層を併用しているものである。従つて製造工
程が極めて簡単である。又銅の腐食保護層は極め
て薄いものでよいからケーブル価格を安価に仕上
げることが出来る。又ケーブルを長期使用するも
内部に金属層がないため歪によつてひび、割れを
当該金属層に発生することがなく安心して使用す
ることが来る。
必要とすることなく、アルミニウムシースが金属
遮蔽層を併用しているものである。従つて製造工
程が極めて簡単である。又銅の腐食保護層は極め
て薄いものでよいからケーブル価格を安価に仕上
げることが出来る。又ケーブルを長期使用するも
内部に金属層がないため歪によつてひび、割れを
当該金属層に発生することがなく安心して使用す
ることが来る。
第１図は本考案電力ケーブルの１例を示す断面
図、第２図は本考案電力ケーブルにおいてアルミ
ニウムシースと腐食保護層との１例を示す断面図
である。 １……導体、２……内部導電層、３……絶縁
層、４……外部導電層、５……腐食保護層、６…
…アルミニウムシース。
図、第２図は本考案電力ケーブルにおいてアルミ
ニウムシースと腐食保護層との１例を示す断面図
である。 １……導体、２……内部導電層、３……絶縁
層、４……外部導電層、５……腐食保護層、６…
…アルミニウムシース。
Claims (1)
- アルミニウムをシースとするゴム又はプラスチ
ツク電力ケーブルにおいて、アルミニウムシース
の内面に銅等の如くアルミニウムよりイオン化傾
向の小さい金属をメツキ又は貼り合せ等により密
着せしめた腐食保護層を設けたことを特徴とする
電力ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9206681U JPS58310U (ja) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | 電力ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9206681U JPS58310U (ja) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | 電力ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58310U JPS58310U (ja) | 1983-01-05 |
| JPS6210903Y2 true JPS6210903Y2 (ja) | 1987-03-14 |
Family
ID=29887118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9206681U Granted JPS58310U (ja) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | 電力ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58310U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4710047U (ja) * | 1971-02-25 | 1972-10-06 |
-
1981
- 1981-06-22 JP JP9206681U patent/JPS58310U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4710047U (ja) * | 1971-02-25 | 1972-10-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58310U (ja) | 1983-01-05 |
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